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Codex vs Claude Code徹底比較|料金・機能・安全性の違いと選び方

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • CodexとClaude Codeがそれぞれ何か、どこが同じでどこが違うか
  • 月額料金・無料で使える範囲・会社向けプランの違い
  • デスクトップアプリ・ターミナル・エディタ・スマホなど使える場所の違い
  • 指示ファイル・モデル・並行作業・定期実行など機能の違い
  • 権限・データの扱いなど、社内で使うときに確認したい違い
  • 目的別のおすすめと、両方を使い分ける方法
目次
  1. CodexとClaude Codeとは
  2. Codex(OpenAI)
  3. Claude Code(Anthropic)
  4. ふつうのチャットとの違い
  5. 共通点
  6. 違いを一覧で比較
  7. 料金体系はほぼ同じ形
  8. 違いが出るのは「入口」と「周りのサービス」
  9. 古い比較記事を読むときの注意
  10. 料金・プランの違い
  11. 個人向けのプラン
  12. 会社向けのプラン
  13. 上限に達したとき
  14. プラン選びで見落としやすい点
  15. 少人数の会社での費用の目安
  16. APIキーで使う場合
  17. 使える場所・画面の違い
  18. デスクトップアプリ
  19. ターミナル
  20. エディタ
  21. Windowsで使うとき
  22. Web・スマホ
  23. 機能・使い勝手の違い
  24. 決まりごとを書くファイル
  25. モデルの選び方
  26. 並行作業
  27. 定期実行・ブラウザ・画面操作
  28. 計画を立ててから作業する
  29. 拡張の仕組み
  30. 変更の確認・元に戻す方法
  31. 連携できるサービス
  32. 非エンジニアの仕事にも使えるか
  33. 安全性・社内で使うときの違い
  34. 権限の仕組み
  35. データの扱い
  36. 外部の情報に紛れた指示に注意
  37. 管理機能
  38. 社内ルールで決めておくこと
  39. 目的別のおすすめと選び方
  40. すでに使っているAIで選ぶ
  41. 使う人で選ぶ
  42. 作業別の使い分けの例
  43. 両方を使い分ける
  44. まず1か月試すときの進め方
  45. よくある質問
  46. まとめ

「CodexとClaude Code、どちらを入れればいいのか分からない」「比較記事を読んでも、記事ごとに言っていることが違う」と迷っている方は多いのではないでしょうか。どちらも「AIにファイルの読み書きやコマンドの実行まで任せる道具」なので、外から見ると違いが分かりにくいのは当然です。

先に結論を書くと、どちらも月20ドルの有料プランから使えて、できることの大枠はほぼ同じです。違いが出るのは、どのアプリから使うのか、周りにどんなサービスがあるのか、権限や管理の仕組みをどう作っているのか、といった部分です。すでに社内でChatGPTを使っているならCodexから、Claudeを使っているならClaude Codeから考えると、決めるのが早くなります。

この記事では、料金・使える場所・機能・安全性の4つの面で両者を比べ、目的別の選び方と、両方を使い分けるときの考え方までをまとめます。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。料金や機能は変わることが多いので、契約の前には公式ページもあわせて確認してください。

CodexとClaude Codeとは

ノートPCを2台並べて、AIの作業結果を見比べる会社員

まずは、それぞれが何なのかを短く整理します。どちらも「AIエージェント(指示を受けて、自分で手順を考えて作業を進めるAI)」と呼ばれる種類の道具です。

Codex(OpenAI)

Codex(コーデックス)は、ChatGPTを提供しているOpenAIの開発用AIエージェントです。ChatGPTの有料プランに含まれていて、ChatGPTのデスクトップアプリ、ターミナル用のCodex CLI、VS Codeなどのエディタ拡張、Web、スマホから使えます。

2026年7月9日に、それまで単独のアプリだった「Codexアプリ」がChatGPTのデスクトップアプリに統合されました。いまはChatGPTのアプリを開いて、ChatGPT(Chat・Work)とCodexを切り替えて使う形です。会話や資料づくりはChatGPT、プログラムの作業はCodex、という分け方になっています。

あわせて読みたいCodexとは?OpenAIのAIエージェントでできること・料金・始め方を解説Codex(コーデックス)は、OpenAIのAIエージェントです。ChatGPTのプランで使え、ファイルの編集やコマンドの実行まで任せられます。ChatGPTとの違い、使える場所、できること、料金、始め方、会社で使うときの注意点までを、2026年10月時点の公式情報でまとめました。

Claude Code(Anthropic)

Claude Code(クロード コード)は、AI「Claude」を提供しているAnthropicの開発用AIエージェントです。Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)に含まれていて、ターミナル、Claudeのデスクトップアプリの「Code」タブ、Web(claude.ai/code)、VS CodeやJetBrainsのエディタ、スマホアプリから使えます。

もともとターミナル(文字で命令を打つ黒い画面)から使う道具として始まったため、ターミナルでの機能がいちばん充実しています。いまはデスクトップアプリやWebからも同じClaude Codeを使えるので、黒い画面に慣れていない人でも始められます。

ふつうのチャットとの違い

ChatGPTやClaudeのチャットでもプログラムを書いてもらうことはできます。ただしチャットでは、AIが書いたコードを自分でコピーしてファイルに貼り、動かして、エラーが出たらまた貼り直す、という往復が必要です。

CodexやClaude Codeは、この往復をAI自身が進めます。指定したフォルダの中のファイルを開き、書き換え、コマンドを実行して結果を確かめ、うまくいかなければ自分で直します。人が見るのは、最初の依頼と、最後にできあがった変更の確認が中心になります。「相談相手」から「作業を任せる相手」に変わるのが、チャットとのいちばん大きな違いです。

共通点

細かい違いに入る前に、共通していることを押さえておくと比較が楽になります。どちらも、次のような動きをします。

  • 指定したフォルダの中のファイルを読み、内容を理解したうえで書き換える
  • テストやビルドなどのコマンドを実行して、結果を見ながら直す
  • 何をどう変えたのか(差分)を見せて、人が確認できるようにする
  • どこまで自動で進めてよいか(権限)を、使う人や管理者が選べる
  • プロジェクトごとの決まりごとを、専用のファイルに書いておける

つまり「片方にしかできない大きな仕事がある」というより、同じ種類の仕事を、別々の会社がそれぞれのやり方で作っていると考えると分かりやすくなります。

CodexClaude Code
提供元OpenAIAnthropic
含まれるプランChatGPTのプランClaudeの有料プラン
いちばん手軽な入口ChatGPTのデスクトップアプリClaudeのデスクトップアプリ・Web
決まりごとを書くファイルAGENTS.mdCLAUDE.md(AGENTS.mdも読める)
隣にあるサービスChatGPT(Chat・Work)Claude(チャット・Cowork)

違いを一覧で比較

会議室のホワイトボードに比較表を書きながら話し合う2人の社員

主な違いを1つの表にまとめました。細かい説明は、このあとの節で順に補足します。

項目CodexClaude Code
個人向けの入口Plus 月20ドルPro 月20ドル(年払いなら月17ドル相当)
無料プランFree・Goはデスクトップアプリで一部のモデルを利用可(順次提供)使えない
上位の個人プランPro 月100・200・500ドルMax 月100・200ドル
会社向けBusiness(年払い1人月20ドル、月払い25ドル)、Enterprise・EduTeam(標準席20ドル〜)、Enterprise(1席20ドル+利用料)
使用量の枠ChatGPT Workと共通Claudeのチャット・Coworkと共通
デスクトップアプリChatGPTアプリ(Mac・Windows・Linuxはプレビュー)Claudeアプリ(Mac・Windows、Linuxはベータ)
エディタVS Code・Cursor・Windsurf・JetBrains・XcodeVS Code・Cursor・JetBrains
スマホChatGPTアプリ(iOS)Claudeアプリ(iOS・Android)
おすすめモデルGPT-6.1 Sol(Plus以上)Opus 5.5・Sonnet 5.5、重い仕事はFable 5.1
権限の仕組みサンドボックス(触れる範囲)+承認権限モード(6種類)+サンドボックス
並行作業ワークツリー・クラウドタスク・サブエージェント複数セッション・Web・サブエージェント
乗り換えの補助Claude Codeなどから設定を取り込めるAGENTS.mdをそのまま読める

料金体系はほぼ同じ形

表を見ると分かるとおり、料金の組み立ては両者でよく似ています。月20ドルの入口のプラン、たくさん使う人向けの上位プラン、会社向けのプラン、そしてAPIキーを使った従量課金の4つです。会社向けのプランも、年払いで1人月20ドル、月払いで25ドルと、入口の価格はそろっています。

はっきり違うのは無料で触れる範囲です。Codexは、ChatGPTのFreeとGoでもデスクトップアプリから一部のモデルを使えます(順次提供)。Claude Codeは無料プランの対象外で、試すにはPro以上の契約が必要です。

違いが出るのは「入口」と「周りのサービス」

実際に使ってみて差を感じやすいのは、性能よりも入口の違いです。CodexはChatGPTのアプリの中にあるので、ふだんChatGPTで調べものや資料づくりをしている人なら、同じアプリのまま開発の作業に移れます。Claude Codeも同じで、Claudeのアプリから「Code」タブに切り替えるだけです。

そのため、社内でどちらのAIを使っているかが、選ぶときのいちばん大きな材料になります。アカウントの管理、請求、データの扱いのルールを一本にまとめられるからです。

「どちらが賢いか」はこの記事では断定しません

海外のブログやSNSでは「コードの質はClaude Code、速さはCodex」といった比較をよく見かけます。ただ、両社とも数か月ごとに新しいモデルを出しており、評価は作業の内容と時期で入れ替わります。公式に横並びで比べた資料はないため、この記事では確かめられる違い(料金・使える場所・権限・管理機能)で比べています。性能が気になる場合は、自社の実際の作業で両方を試すのがいちばん確実です。

古い比較記事を読むときの注意

CodexとClaude Codeは変化が速く、半年前の比較記事でも前提が変わっていることがよくあります。2026年に入ってからの大きな変更だけでも、次のようなものがあります。

  • 2026年7月9日に、単独の「Codexアプリ」がChatGPTのデスクトップアプリに統合された
  • 2026年10月14日に、ChatGPTでサインインしたCodexからGPT-5.5が使えなくなった(おすすめはGPT-6.1 Sol)
  • Claude側も、Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5、長時間の作業向けのFable 5.1が出ている
  • Claude Codeは、最近のバージョンでターミナルとVS Codeの最初の権限モードが「auto」になった

比較記事を読むときは、公開日と、記事に出てくるモデル名を確かめてください。GPT-5系やClaude 4系のモデル名で比べている記事は、いまの状態とは違う可能性が高いと考えた方が安全です。

料金・プランの違い

電卓と料金表を前に、月の費用を計算する経営者

ここからは、料金を個人向けと会社向けに分けて見ていきます。金額はすべて公式の料金ページに載っているドル建て・税抜の価格です。日本円での請求額は、為替や消費税で変わります。

個人向けのプラン

Codexは、ChatGPTのプランによって使える範囲が変わります。OpenAIの料金ページでは、FreeとGo(月8ドル)は「デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを使える(順次提供)」とだけ書かれています。Web・CLI・エディタ拡張・iOSで使えると書かれているのはPlus(月20ドル)からです。Proは月100ドル・200ドル・500ドルの3つから選べます。

Claude Codeは、Claudeの有料プランでだけ使えます。Proは月20ドル(年払いなら年200ドル、月17ドル相当)、MaxはProの5倍の「Max 5x」が月100ドル、20倍の「Max 20x」が月200ドルです。

価格帯Codex(ChatGPTのプラン)Claude Code(Claudeのプラン)
0ドルFree:デスクトップアプリで一部のモデル(順次提供)Free:使えない
月8ドルGo:デスクトップアプリで一部のモデル(順次提供)該当なし
月20ドルPlus:Web・CLI・エディタ拡張・iOS、自動コードレビューPro:Claude Codeが使える(年払いなら月17ドル相当)
月100ドルPro(3段階の一番下)Max 5x(Proの5倍の使用量)
月200ドルProMax 20x(Proの20倍の使用量)
月500ドルPro(Ultrafastモードが使える)該当なし

会社向けのプラン

Codexの会社向けは、ChatGPTのBusinessとEnterprise・Eduです。Businessは2人以上で、年払いなら1人月20ドル、月払いなら25ドルです。管理画面、SAML SSO(会社のアカウントでまとめてログインする仕組み)、多要素認証がつき、業務データは既定で学習に使われません。Enterprise・Eduは営業窓口での相談になり、監査ログやデータの保存場所の管理などが加わります。

Claude Codeの会社向けは、Claudeの TeamとEnterpriseです。Teamは2〜150人向けで、標準席が年払い月20ドル(月払い25ドル)、使用量が標準席の5倍のプレミアム席が年払い月100ドル(月払い125ドル)です。どちらの席でもClaude Codeが使え、席の種類は人ごとに混ぜられます。Enterpriseは1席あたり月20ドル(年払い・20席から)に、使った分をAPI料金で払う形です。

両社とも「年払い1人月20ドル」が会社向けの入口なので、価格だけで差はつきません。たくさん使う人だけ上位の席にできるか、監査ログなどの管理機能がどのプランから使えるかで比べるのが現実的です。

上限に達したとき

どちらも、定額プランには使用量の上限があります。Claudeは5時間ごとの枠と週ごとの上限があり、Web・デスクトップ・スマホ・Claude Codeのどれで使っても同じ枠から減ります。Codexも同じで、ChatGPT Work(ChatGPTに仕事を任せる機能)とCodexは使用量を共有します。

上限に達したあとの選択肢も似ています。Codexは、PlusとProなら「ChatGPTクレジット」を買い足して続けられます。Claudeは「使用量クレジット」を有料プランに追加できます。どちらも、上限がリセットされるまで待つか、上のプランに変えるか、追加で払うかの3択です。

上限の量について、OpenAIは目安を公開しています。たとえばPlusでGPT-6.1 Solを使う場合、5時間あたりのローカルのメッセージ数は15〜160回が目安とされています。ただし作業の大きさで大きく変わるため、固定の回数ではないと明記されています。Anthropicは具体的な回数を公開していません。

プラン選びで見落としやすい点

料金表だけを見ていると気づきにくい条件がいくつかあります。契約の前に確認しておきたい点をまとめます。

  • CodexのFree・Goはデスクトップアプリだけ:料金ページでは、FreeとGoの説明はデスクトップアプリでの利用に限られています。ターミナルやエディタで使いたいならPlus以上を選びます。
  • ClaudeのProでは最上位モデルが別料金:Fableは、Proではプランの枠に含まれず、使用量クレジットでの支払いになります。Maxなら週の上限の50%まで追加料金なしで使えます。
  • ClaudeのMaxに付くAPIクレジットはClaude Codeの対話には使えない:Maxには月100〜200ドル分のAPIクレジットが付きますが、これはClaude Platformで自分のアプリを作るためのもので、ふだんのClaude Codeの利用分には充てられません。
  • 使用量はほかの機能と共通:CodexはChatGPT Work、Claude Codeはチャットや旧Coworkと同じ枠を使います。資料づくりで使い切ると、開発の作業も止まります。

少人数の会社での費用の目安

3人の会社で、会社向けのプランを年払いで契約した場合を、公式の価格で計算してみます。ここでは定額の席料金だけを比べており、上限を超えたときの追加料金は含めていません。

契約のしかたCodex(ChatGPT Business)Claude Code(Claude Team)
3人とも標準の席月60ドル(20ドル×3人)月60ドル(標準席20ドル×3人)
3人とも月払い月75ドル(25ドル×3人)月75ドル(標準席25ドル×3人)
1人だけたくさん使う月60ドル+必要に応じてクレジットを追加月140ドル(プレミアム席100ドル+標準席20ドル×2人)

標準の席だけで比べると、両者の金額は同じです。違いが出るのは「たくさん使う人がいる場合」の考え方で、Claudeは席の種類を上げる、Codexはクレジットを足す(フレキシブル料金の場合)という形になります。開発をよく任せる人が社内に1人だけいる、という会社は多いので、その人の使い方に合う方を選ぶと無駄が出にくくなります。

APIキーで使う場合

どちらも、定額プランの代わりにAPIキー(プログラムからAIを呼び出すための鍵)で使うこともできます。この場合は使った量に応じた従量課金です。Codexの場合、APIキーで使うとCLI・SDK・エディタ拡張では使えますが、GitHubのコードレビューやSlack連携などのクラウドの機能は使えません。

API料金で定額プランの回数は見積もれない

OpenAIの料金ページには、「APIのトークン単価は定額プランの使用量とは別物なので、含まれる作業量の見積もりに使わないように」という注意書きがあります。Claudeも同様に、定額プランの使用量は会話の長さやモデルで変わるとしています。「API単価で計算すると月何回使える」という比較記事の数字は、参考程度にとどめてください。

あわせて読みたいClaude Codeの料金プランを比較|Pro・Max・Team・APIの選び方Claude Codeの料金を、Pro・Max・Team・Enterpriseのプラン別と、API(従量課金)に分けて解説します。利用上限のしくみ、上限を超えたときの使用量クレジット、APIのモデル別料金、会社で使うときの費用の考え方、プランの選び方まで、2026年10月時点の公式情報でまとめました。

使える場所・画面の違い

デスクでノートPCとスマホを持ち替えながら作業の進み具合を確認する人

どちらも「ひとつの道具を、いくつもの場所から使える」作りになっています。ここでは場所ごとの違いを見ていきます。

デスクトップアプリ

Codexは、ChatGPTのデスクトップアプリの中にあります。アプリの上部でChatGPTとCodexを切り替え、Codexを選ぶと開発用の画面になります。作業する場所は、自分のパソコンのフォルダで直接作業する「Local」、Gitのワークツリー(同じプロジェクトの作業用コピー)で分けて作業する「Worktree」、クラウドで動かす「Cloud」から選べます。対応OSはMacとWindowsで、Linuxはプレビュー版です。

Claude Codeは、Claudeのデスクトップアプリの「Code」タブから使います。アプリにClaude Codeが入っているので、別にインストールする必要はありません。変更点を画面で確認したり、複数の作業を並べて動かしたり、定期的な作業を予約したり、クラウドでの作業を始めたりできます。対応OSはMacとWindowsで、UbuntuとDebianはベータ版です。デスクトップアプリで使うには有料プランが必要です。

ターミナル

どちらにもターミナル版があります。Codex CLIは、Mac・Linuxなら公式のインストール用コマンド1行、WindowsならPowerShellのコマンド、ほかにnpmでも入れられます。Codex CLIはオープンソースとして公開されているのも特徴です。

Claude Codeも、Mac・Linux・WSLならコマンド1行、WindowsならPowerShellかコマンドプロンプトのコマンドで入れられます。HomebrewやWinGetにも対応しています。公式のインストール方法で入れた場合は、自動で最新版に更新されます。

エディタ

Codexは、VS Code・Cursor・Windsurf向けに拡張機能があり、XcodeとJetBrainsのIDEでは各社の機能からCodexを選んで使えます。Claude Codeは、VS Code(Cursorにも入れられる)の拡張機能と、JetBrains向けのプラグインがあります。JetBrains版はClaude CodeのCLIを別に入れる必要があります。

Windowsで使うとき

Windowsのパソコンで使う会社も多いので、違いを補足します。ChatGPTのデスクトップアプリは、Windowsでは標準でPowerShellを使って動き、Windows用のサンドボックス(触れる範囲を区切る仕組み)が使えます。WSL2(Windowsの中でLinuxを動かす仕組み)で動かす設定もあります。WSL1は、Codexのバージョン0.115以降は使えなくなっています。

Claude Codeは、WindowsではGit for Windowsを入れておくことが推奨されています。入っていない場合は、PowerShellを使って作業します。WSLで使う場合は、Git for Windowsは不要です。どちらも、Gitを入れておくと変更の確認や取り消しがしやすくなるので、使い始める前に入れておくと安心です。

Web・スマホ

Codexは、Webやスマホからクラウドで作業を動かせます。クラウドで動かすには、先に「環境」(リポジトリや必要な道具をまとめた作業場所)を作って公開しておきます。スマホではChatGPTアプリ(iOS)からCodexを開き、クラウドの作業や、つないだパソコンでの作業を確認・承認できます。

Claude Codeは、ブラウザで claude.ai/code を開くと、手元に何も入れずに使えます。長い作業を任せて後で結果を見る、手元にないリポジトリで作業する、複数の作業を同時に動かす、といった使い方ができ、iOS・AndroidのClaudeアプリからも使えます。

使う場所CodexClaude Code
デスクトップアプリChatGPTアプリ(Mac・Windows、Linuxはプレビュー)Claudeアプリ(Mac・Windows、Linuxはベータ)
ターミナルCodex CLI(オープンソース)Claude Code CLI
VS Code系エディタVS Code・Cursor・WindsurfVS Code・Cursor
その他のエディタJetBrains・Xcode(各社の統合)JetBrains(CLIが別に必要)
WebChatGPTのWeb(クラウド環境が必要)claude.ai/code
スマホChatGPTアプリ(iOS)Claudeアプリ(iOS・Android)

非エンジニアの方が始めるなら、どちらもデスクトップアプリから入るのがおすすめです。ターミナルの操作を覚えなくても、フォルダを選んで、やりたいことを書くだけで始められます。

機能・使い勝手の違い

エンジニアと事務担当がモニターに表示された変更点を一緒に確認している

機能の名前は違っても、中身が似ているものが多くあります。ここでは、選ぶときに差を感じやすい点に絞って比べます。

決まりごとを書くファイル

Codexでは、プロジェクトの決まりごと(使う言語、テストの動かし方、触ってはいけないファイルなど)をAGENTS.mdというファイルに書きます。Claude CodeではCLAUDE.mdに書きます。どちらも、作業を始めるときにAIが読み込む「引き継ぎメモ」のようなものです。

Claude Codeは、プロジェクトにCLAUDE.mdがなくAGENTS.mdだけがある場合、AGENTS.mdを読み込みます。両方を使う会社なら、決まりごとをAGENTS.mdにまとめておくと、どちらでも同じ指示が効きます(CLAUDE.mdもある場合は、Claude CodeはCLAUDE.mdの方を読みます)。

モデルの選び方

Codexでは、ChatGPTでサインインしている場合、PlusからEnterpriseまでのプランではGPT-6.1 Solがおすすめとされています。決まった作業を速く安く進めたいときはGPT-6 Luna、難しい作業には最上位のGPT-6 Astraも選べます。2026年10月14日に、ChatGPTでサインインしたCodexからはGPT-5.5が使えなくなったので、古い記事のモデル名には注意してください。

Claude Codeでは、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5を切り替えて使います。長時間かかる大きな作業向けにはFable 5.1もあります。FableはProでは別料金のクレジット払い、Maxでは週の上限の50%まで追加料金なしで使える、という扱いです。

どちらも、作業中に「/model」と打てばモデルを切り替えられます。最初は既定のモデルのまま使い、遅い・物足りないと感じたら切り替える、という使い方で十分です。

並行作業

複数の作業を同時に進める方法は、少しずつ違います。Codexはデスクトップアプリの「Worktree」で、同じプロジェクトの中で互いに邪魔しない作業用コピーを作って並行で動かせます。クラウドに任せれば、パソコンを閉じても作業が進みます。

Claude Codeは、デスクトップアプリで複数のセッションを並べて動かしたり、Webで複数の作業を同時に走らせたりできます。どちらにも、大きな仕事を小分けにして別のAIに手分けさせる「サブエージェント」の仕組みがあります。

定期実行・ブラウザ・画面操作

Codexは、ChatGPTのデスクトップアプリで定期的な作業(Scheduled tasks)を作れます。手元のファイルを使う場合は、パソコンとアプリを起動したままにしておく必要があります。画面を見てマウスやキーボードを操作する「Computer Use」はMacとWindowsで使え、Linuxのプレビュー版ではまだ使えません。

Claude Codeも、デスクトップアプリで定期的な作業を予約できます。どちらも、作っているWebサイトをブラウザで開いて動きを確かめる機能を持っています。

計画を立ててから作業する

いきなりファイルを書き換えさせるのが不安なときは、先に作業の計画だけを立てさせる方法があります。Codexでは「/plan」と打つと計画モードに切り替わり、実装に入る前に進め方を提案させられます。Claude Codeでは権限モードの「plan」を選ぶと、計画を承認するまでファイルの編集が止まります。

大きな変更や、初めて触るプロジェクトでは、まず計画を出させて人が確認し、納得してから作業に進むと、やり直しが減ります。非エンジニアの方でも、計画の文章を読めば「何をしようとしているか」が分かるので、確認の手間が小さくなります。

拡張の仕組み

両方とも、作業手順をまとめた「スキル」、外部のサービスとつなぐ「MCP」(AIとツールをつなぐ共通の規格)、それらを束ねた「プラグイン」、決まったタイミングで処理を差し込む「フック」に対応しています。名前も考え方もほぼ同じなので、片方で作ったスキルの考え方は、もう片方にも持っていきやすくなっています。

変更の確認・元に戻す方法

AIに作業を任せるときに大事なのが、間違ったときに元へ戻せるかどうかです。Claude Codeにはチェックポイントという仕組みがあり、依頼を送るたびにその時点のファイルの状態を自動で記録します。「/rewind」と打つか、入力欄が空のときにEscキーを2回押すと、前の状態にファイルや会話を戻せます。

Codexは、Gitを使って変更を確認・取り消す作りです。デスクトップアプリの変更点を確認する画面はGitを使って動いていて、公式も作業の前後にGitで状態を保存しておくことをすすめています。どちらを使う場合でも、大事なファイルはGitで管理しておくと安心です。

連携できるサービス

チームで使うときは、ふだんの道具から頼めるかどうかも便利さを左右します。Codexは、Plus以上でGitHubの自動コードレビューやSlack連携が使え、Linearという課題管理ツールからCodexに作業を頼むこともできます。

Claude Codeは、GitHub ActionsやGitLab CI/CD(変更のたびに自動で処理を動かす仕組み)に組み込んで、コードレビューや課題の振り分けを自動化できます。Slackで「@Claude」とバグの報告を送ると、修正の提案(プルリクエスト)が返ってくる使い方もあります。

非エンジニアの仕事にも使えるか

どちらも開発向けの道具ですが、隣に事務・企画向けのサービスがあります。Codexの隣には、資料づくりや調べものを任せるChatGPT Workがあり、同じアプリで切り替えられます。OpenAIの説明では、ChatGPT Workは技術的な細かい表示を隠して完成品を返し、Codexは差分やコマンドなどの細かい情報を見せる、という違いです。

Claude Codeの隣には、同じく仕事を任せるClaude(旧Cowork)があります。どちらの会社も「プログラムの作業は開発用、資料や集計は事務向け」と分けているので、非エンジニアが業務に使うなら、まずは隣のサービスから試すのが近道です。

機能CodexClaude Code
決まりごとのファイルAGENTS.mdCLAUDE.md(AGENTS.mdだけならそれを読む)
モデルの切り替え/model、アプリの切り替えボタン/model、アプリの切り替えボタン
作業用コピーで並行Worktree(アプリ)複数セッション(アプリ・Web)
クラウドで動かすCodex Cloud(環境の公開が必要)Web版(claude.ai/code)
定期実行○(ChatGPTアプリ・Web)○(デスクトップアプリ)
スキル・MCP・プラグイン・フック○○
事務向けの隣のサービスChatGPT WorkClaude(旧Cowork)

安全性・社内で使うときの違い

情報システム担当が上司と並んで権限設定の画面を確認している

会社で使うなら、機能より先に確かめておきたいのが、権限とデータの扱いです。考え方は似ていますが、言葉や細かい作りが違います。

権限の仕組み

Codexの権限は、2つの組み合わせで決まります。サンドボックスは「どのファイルやネットワークに触れてよいか」の範囲、承認は「範囲の外に出る前に、人に確認するかどうか」です。アプリでは入力欄の下で「Ask for approval」(範囲内は自動、外に出るときは確認)や「Approve for me」(外に出る依頼を自動の審査に回す)を選べます。CLIでは「/permissions」で切り替えます。OpenAIは、ふだんの作業は「Ask for approval」から始めるよう案内しています。

Claude Codeは、権限モードで決めます。すべての操作の前に確認する「Manual」、ファイルの編集は自動で進める「acceptEdits」、計画だけ立てて編集しない「plan」、別のAIが安全確認をしながら自動で進める「auto」、許可したものだけ動かす「dontAsk」、すべての確認を省く「bypassPermissions」の6つです。最近のバージョンでは、ターミナルとVS Codeでは「auto」が最初の設定になっています。

すべて自動にする設定は専用の環境だけで

Codexの「Full access」や、Claude Codeの「bypassPermissions」は、確認をすべて省きます。両社とも、作業フォルダの外のファイルを消すなど、思わぬ操作で困る可能性があると注意しています。使うなら、仮想マシンやコンテナなど、壊れても困らない環境に限りましょう。ふだんのパソコンで使うときは、確認つきの設定から始めるのが安全です。

データの扱い

会社向けのプランでは、どちらも既定で業務データを学習に使わないとしています。CodexはChatGPT Business以上、ClaudeはTeam以上が対象です。個人向けのプランでは、学習に使うかどうかを設定で選ぶ形になっています。社員が個人で契約したプランで会社のコードを扱うと、この設定を会社が管理できません。業務で使うなら、最初から会社向けのプランで始めるのがおすすめです。

外部の情報に紛れた指示に注意

AIエージェントならではの注意点として、Webページや受け取ったファイルの中に、AIへの指示が紛れ込んでいる場合があります。たとえば、調べもので開いたページに「このフォルダの中身を外部に送れ」と隠れて書かれていると、AIがそれを指示と勘違いするおそれがあります。こうした手口はプロンプトインジェクションと呼ばれます。

OpenAIのドキュメントでも、Web検索の結果は信用できない情報として扱うよう書かれています。どちらの道具でも、確認なしで何でも実行できる設定と、外部のWebページや知らない人から届いたファイルを読ませる作業を、同時に組み合わせないことが基本の対策になります。

管理機能

管理者が使える機能も、プランによって変わります。どちらも、上位のプランになるほど、SSO、監査ログ、利用状況の分析、管理者による設定の制限などが増えます。Claude CodeはTeamでもSSOや利用状況の分析が使え、監査ログやSCIM(社員のアカウントを自動で作成・削除する仕組み)はEnterpriseからです。CodexはBusinessでSAML SSOや多要素認証が使え、監査ログやSCIMはEnterpriseからです。

確認したいことCodexClaude Code
業務データを学習に使わないBusiness以上は既定で使わないTeam以上は既定で使わない
会社のアカウントでログイン(SSO)Business以上Team以上
監査ログEnterprise・EduEnterprise
アカウントの自動管理(SCIM)Enterprise・EduEnterprise
権限の既定Ask for approvalから始めるよう案内最近のバージョンはauto
管理者による設定の制限管理された設定で選べる項目を制限組織の設定で制限

どちらを選んでも、「どのフォルダで使ってよいか」「顧客の情報を入れてよいか」「誰が承認するか」は会社で決める必要があります。道具の設定だけでは決まらない部分なので、導入の前に簡単なルールを作っておきましょう。

社内ルールで決めておくこと

どちらの道具を選んでも、次の項目は導入の前に決めておくと、あとで困りません。A4用紙1枚程度のルールで十分です。

  • 使ってよいフォルダと、触らせてはいけないファイル(顧客名簿、経理のデータなど)
  • 確認なしで進めてよい作業と、必ず人が確認する作業(公開、送信、削除など)
  • 契約するプランと、誰がアカウントを管理するか
  • パスワードやAPIキーをどこに保管し、AIに読ませないようにするか
  • 作業の前後をGitで保存するなど、元に戻せる状態を保つ方法

目的別のおすすめと選び方

社内の打ち合わせで、導入する道具を決めながらノートPCを指さす3人

ここまでの違いを踏まえて、選び方を整理します。迷ったときは、上から順に当てはめてみてください。

すでに使っているAIで選ぶ

いちばん大きな判断材料は、社内でどちらのAIを使っているかです。ChatGPTのBusinessを契約しているなら、追加の契約なしでCodexを試せます。ClaudeのTeamを使っているなら、Claude Codeがすでに使える状態です。アカウント、請求、データの扱いを1社にまとめられるのは、少人数の会社ほど大きな利点です。

使う人で選ぶ

エンジニアがターミナル中心で使うなら、どちらでも大きな差はありません。細かい好みの差は、実際に1週間ほど使ってみると分かります。Codex CLIがオープンソースであることや、Claude Codeのフックや権限モードの細かさなど、こだわりたい点で選ぶ人もいます。

非エンジニアが中心なら、隣のサービスとあわせて考えます。資料づくりや集計が中心ならChatGPT WorkやClaude(旧Cowork)から始め、社内の小さなツールを作りたくなったら開発用のCodexやClaude Codeに進む、という順番が無理のない流れです。

こんな会社・人ならおすすめ理由
ChatGPTを全社で使っているCodex同じアプリ・同じ契約のまま使える
Claudeを全社で使っているClaude Code同じアプリ・同じ契約のまま使える
まず無料で触ってみたいCodexFree・Goでもデスクトップアプリで一部のモデルを試せる(順次提供)
スマホはAndroidが中心Claude CodeClaudeアプリ(iOS・Android)から使える
権限を細かく決めたいどちらでもどちらも段階的な権限と管理者の制限がある
エンジニアが両方を比べたい両方を1か月ずつ実際の作業で比べるのがいちばん確実

作業別の使い分けの例

両方を契約している場合や、どちらかを選ぶ前に試している場合は、作業の種類で分けて考えると整理しやすくなります。次の表は、それぞれの道具の作りから考えた使い分けの一例です。

作業向いている使い方理由
社内の資料づくり・集計ChatGPT Work か Claude(旧Cowork)完成したファイルを返すことに向いた画面になっている
Webサイトの文言や小さな修正Codex・Claude Codeのどちらでも差分を確認しながら直せる。デスクトップアプリから始めやすい
パソコンを閉じても進めたい作業Codex Cloud か claude.ai/codeクラウドで動くので、端末の電源に左右されない
毎朝決まった時間の作業どちらの定期実行でも手元のファイルを使う場合は、パソコンとアプリを起動したままにする
書いたプログラムの見直しもう片方に見せる別の会社のAIに見せると、見落としに気づきやすい

両方を使い分ける

開発の現場では、両方を使い分ける人も増えています。たとえば、片方で書いたプログラムを、もう片方にレビューさせる使い方です。同じ問題を別の会社のAIに見せると、見落としに気づきやすくなります。

使い分けるときは、決まりごとをAGENTS.mdにまとめておくと、どちらでも同じ指示が効きます。また、ChatGPTのデスクトップアプリには、Claude CodeやClaude Cowork、Cursorから設定やプロジェクトを取り込む機能があります。Codex CLIでも「/import」でClaude CodeやCursorの設定と、直近30日の会話を最大50件まで取り込めます。取り込んでも元の設定は変わらないので、試しに移してみることもできます。

あわせて読みたいClaude CodeとCodexを併用する方法|設定の共通化と役割分担の例Claude CodeとCodexを両方使うときのやり方を整理しました。契約と費用、指示ファイル(AGENTS.md・CLAUDE.md)の共通化、書く側とレビューする側の役割分担、Claude Codeから呼べる公式プラグイン、設定の取り込み、並行作業の注意点を2026年10月時点の公式情報でまとめています。

まず1か月試すときの進め方

  1. 任せる作業を3つ決める「社内のExcel集計をスクリプトにする」「Webサイトの文言を直す」「既存のプログラムの説明を書かせる」など、失敗しても困らない作業を選びます。
  2. 会社向けのプランで1〜2人分だけ契約するChatGPTのBusinessかClaudeのTeamを、最小の人数で始めます。業務データを扱うなら、個人向けのプランは避けます。
  3. 決まりごとをAGENTS.mdに書く使ってよいフォルダ、触ってはいけないファイル、テストの動かし方を書いておきます。両方試すなら、同じファイルを使い回せます。
  4. 確認つきの権限で動かすCodexならAsk for approval、Claude CodeならManualやplanなど、確認が入る設定で始め、慣れたら範囲を広げます。
  5. 結果を記録して比べるかかった時間、やり直しの回数、上限に達した回数をメモしておくと、どちらを本格的に入れるか判断しやすくなります。

比べるときは同じ作業で

片方には簡単な作業、もう片方には難しい作業を任せると、正しく比べられません。同じ作業、同じ指示文、同じAGENTS.mdで両方を試すと、違いがはっきり見えます。

よくある質問

結局、どちらが賢いですか?

公式に両者を横並びで比べた資料はなく、第三者の評価は作業の内容や時期によって入れ替わります。両社とも数か月ごとに新しいモデルを出しているため、「どちらが上」と言い切ることはできません。自社の実際の作業で、同じ指示を両方に出して比べるのがいちばん確実です。

無料で試せますか?

Codexは、ChatGPTのFreeとGoでもデスクトップアプリから一部のモデルを使えます(順次提供)。ただしCLIやエディタ拡張などが使えると料金ページに書かれているのはPlusからです。Claude Codeは無料プランでは使えず、Pro(月20ドル)以上が必要です。

日本語で使えますか?

Anthropicは、Claudeが日本語を含む多くの言語で英語に近い性能を出すと公式ドキュメントで案内しています。Codexについては、日本語対応を明記した公式ページは確認できませんでした。どちらも公式ドキュメントや一部の画面表示は英語なので、最初は日本語で短い作業を頼んでみて、返答や作業の進め方に問題がないかを確かめてから本格的に使うのがおすすめです。

両方契約する必要はありますか?

ありません。できることの大枠は同じなので、どちらか1つで十分です。社内で使っているAIに合わせて1つ選び、物足りなくなったときにもう片方を試す順番で問題ありません。

途中で乗り換えられますか?

乗り換えはしやすくなっています。ChatGPTのデスクトップアプリやCodex CLIには、Claude Codeの設定や最近の会話を取り込む機能があります。Claude Codeは、Codex用のAGENTS.mdをそのまま読めます。決まりごとをAGENTS.mdにまとめておけば、どちらに移っても困りません。

プログラミングができなくても使えますか?

デスクトップアプリから使えば、ターミナルの操作を覚えなくても始められます。ただ、AIが作ったものが正しく動いているかを確かめる場面はあるので、最初は失敗しても困らない作業から試してください。資料づくりや集計が中心なら、ChatGPT WorkやClaude(旧Cowork)の方が向いています。

定額プランとAPIの従量課金、どちらが安いですか?

使い方によります。毎日のように使う人は、上限の範囲で使い放題になる定額プランの方が費用を読みやすくなります。たまにしか使わない、または夜間の自動処理などに組み込む場合は、APIの従量課金が向いています。なお、CodexはAPIキーで使うとGitHubのコードレビューなどクラウドの機能が使えない点に注意してください。

会社のパソコンに入れても大丈夫ですか?

入れること自体は問題ありませんが、AIが触れてよいフォルダと、確認なしで進めてよい操作は決めておきましょう。最初は作業用のフォルダを1つ作り、必要なファイルだけをコピーして使うと安全です。情報システムの担当者がいる会社では、会社向けのプランで管理者が設定を制限できるようにしておくと安心です。

スマホだけで使えますか?

どちらもスマホから作業を頼んだり、進み具合を確認したりできます。ただしスマホで使うのは、クラウドでの作業か、つないだパソコンでの作業を操作する形です。Codexは、ChatGPTアプリ(iOS)からクラウドの環境か、つないだMac・Windowsのパソコンを選びます。Claude Codeは、Claudeアプリ(iOS・Android)からWeb版と同じクラウドの作業を使えます。最初の設定はパソコンで済ませておくとスムーズです。

まとめ

  • CodexとClaude Codeは、どちらもAIにファイルの読み書きやコマンドの実行を任せる道具で、できることの大枠はほぼ同じ
  • 料金はどちらも月20ドルから。会社向けも年払い1人月20ドルが入口で、無料で触れるのはCodexだけ(デスクトップアプリ・順次提供)
  • 使える場所はどちらも広い。CodexはChatGPTアプリの中、Claude CodeはClaudeアプリの「Code」タブが手軽な入口
  • 権限はCodexが「サンドボックス+承認」、Claude Codeが「権限モード」。すべて自動の設定は専用の環境だけで使う
  • 迷ったら社内で使っているAIに合わせる。両方使うならAGENTS.mdで決まりごとを共通にする

どちらを選ぶにしても、効果が出るかどうかは「どの作業を任せるか」と「社内のルールをどう決めるか」で決まります。INTERCREATE JAPANでは、CodexやClaude Codeの選定から、最初の設定、社内ルールづくりまでをお手伝いしています。どちらにするか迷っている段階でも、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典