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Claudeのモデル比較|Opus・Sonnet・Haiku・Fableの違いと選び方【2026年10月】

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • 2026年10月時点のClaudeの最新モデルと、旧モデルの扱い
  • Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5の性能・速さ・料金の違い
  • SonnetとOpusの違いと使い分け
  • 業務の内容別に、どのモデルを選べばよいか
  • プランごとに使えるモデル
  • Claudeアプリ・Claude Code・APIでのモデルの切り替え方
目次
  1. Claudeのモデル一覧
  2. 現行の4モデル
  3. 最近のモデルの流れ
  4. 名前のしくみ
  5. Mythos 5.1は一般には使えない
  6. 旧モデルの扱い
  7. 性能・速さ・料金の比較
  8. 読める量・書ける量の目安
  9. API料金の比較
  10. 料金の目安を計算してみる
  11. ベンチマークで見る違い
  12. 各モデルの特徴
  13. Claude Fable 5.1:最上位。長く難しい仕事向け
  14. Claude Opus 5.5:迷ったらまずこれ
  15. Claude Sonnet 5.5:速さと賢さのバランス
  16. Claude Haiku 5.5:大量の処理を安く速く
  17. 前の世代から変わったこと
  18. アプリ・Cowork・Claude Codeで共通
  19. SonnetとOpusの違い
  20. 判断が続く仕事はOpus
  21. 形が決まった仕事はSonnet
  22. モデルを変える前に、考える量を変える
  23. 用途別の選び方
  24. 複数のモデルを組み合わせる
  25. よくある失敗
  26. 社内でモデルを決める手順
  27. プラン別に使えるモデル
  28. 使い方に合わせたプランの選び方
  29. 切り替え方と注意点
  30. Claudeアプリで切り替える
  31. Claude Codeで切り替える
  32. APIではモデルIDで指定する
  33. AWS・Google Cloud経由で使う場合
  34. 会話の途中でモデルが切り替わることがある
  35. 社内ツールは提供終了日を管理する
  36. よくある質問
  37. まとめ

「Claudeを使い始めたら、Opus・Sonnet・Haikuと名前がいくつも出てきて、どれを選べばいいか分からない」「調べた記事に載っているモデル名と、いま画面に出ている名前が違う」と迷っている方は多いのではないでしょうか。

Claudeには、賢さ・速さ・料金のバランスが違う複数のモデルがあり、2026年9月から10月にかけて最新世代が出そろいました。いまの中心はFable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5の4つです。少し前の記事では「Opus 4.5」「Sonnet 4.5」などが最新として紹介されているため、名前が合わずに混乱しやすい状況です。

この記事では、4つのモデルの違いを表で比べたうえで、SonnetとOpusの使い分け、業務の内容別の選び方、プランごとに使えるモデル、切り替え方までを順に解説します。内容は2026年10月15日時点のAnthropic公式情報をもとにしています。料金や提供状況は変わることがあるので、契約や開発の前には公式ページもあわせて確認してください。

Claudeのモデル一覧

会社員がノートPCでモデルの一覧表を見比べている様子を肩越しに見た場面

Claudeは、Anthropic(アンソロピック)社が開発しているAIです。「Claude」はサービス全体の名前で、実際に文章を考えて答えているのは、その中で選ぶ「モデル」です。同じClaudeでも、どのモデルを選ぶかで答えの質、返ってくるまでの速さ、使用量の減り方が変わります。

現行の4モデル

2026年10月時点で、Anthropicが一般向けに提供している最新モデルは次の4つです。公式ドキュメントでは、どれにするか迷ったらまずOpus 5.5から始めるよう案内されています。

モデル公開日公式の位置づけ速さ
Claude Fable 5.12026年9月1日難しい推論や、長時間続く作業向け。一般向けでもっとも高性能遅め
Claude Opus 5.52026年9月22日長く続くプログラミングや知的作業向け。迷ったらまずこれ中くらい
Claude Sonnet 5.52026年9月28日速さと賢さの組み合わせがもっともよいモデル速い
Claude Haiku 5.52026年10月7日分類・抽出・振り分けなど、大量で速さが必要な処理向けもっとも速い

4つとも、文字と画像を読み込んで文章で答えることができ、多言語に対応しています。どれを選んでも日本語で質問して日本語で答えてもらえます。違うのは、考える深さ、速さ、そして料金です。

最近のモデルの流れ

ここ1年ほどで、モデルは短い間隔で入れ替わってきました。公式ドキュメントの公開日をもとに、おもなモデルを並べると次のようになります。

時期出来事
2025年9月Sonnet 4.5が登場(モデルIDの日付による)
2026年6月9日新しい最上位シリーズのFable 5が登場
2026年6月30日Sonnet 5が登場
2026年9月1日Fable 5.1が登場
2026年9月22日Opus 5.5が登場
2026年9月28日Sonnet 5.5が登場
2026年10月7日Haiku 5.5が登場し、5.5世代がそろう

このように、数か月で「最新」が入れ替わります。ネットの記事を読むときは、記事の日付と、書かれているモデルの番号を必ず確認してください。半年前の記事でも、すでに古い情報になっていることがあります。

名前のしくみ

モデルの名前は「シリーズ名+世代の番号」でできています。シリーズ名はモデルの大きさや性格を表し、番号が大きいほど新しい世代です。

  • Fable(フェイブル):一般向けで最上位のシリーズ。2026年6月に登場した新しい系統です
  • Opus(オーパス):賢さを重視した上位のシリーズ
  • Sonnet(ソネット):速さと賢さのバランスを取った中間のシリーズ
  • Haiku(ハイク):小さく速く、料金が安いシリーズ

「Opus 5.5」と「Sonnet 5.5」のように番号が同じなら、同じ時期に出た同じ世代のモデルです。古い記事で「Sonnet 4.5が最新」と書かれていても、いまは5.5が最新なので、番号を見れば新旧を判断できます。

Mythos 5.1は一般には使えない

モデル一覧には「Claude Mythos 5.1」という名前も出てきます。公式の説明では、Mythos 5.1はFable 5.1と同じ能力を持つモデルで、Anthropicの認証プログラム(サイバーセキュリティの検証プログラムなど)で審査を通った組織だけが使えるものです。仕様と料金はFable 5.1と同じです。一般の会社が業務で使う場合は、Fable 5.1までを比べれば十分です。

旧モデルの扱い

新しい世代が出ても、古いモデルがすぐに使えなくなるわけではありません。Anthropicは、モデルの状態を「Active(推奨)」「Legacy(更新されない)」「Deprecated(非推奨。終了日が決まっている)」「Retired(提供終了)」の4段階で管理しています。API(社内ツールなどに組み込む使い方)でのおもなモデルの状態は次のとおりです。

モデル状態(2026年10月時点)提供終了の予定
Opus 5・Sonnet 5・Fable 5旧モデルとして利用可2027年6〜7月より前には終了しない
Opus 4.8・4.7・4.6、Sonnet 4.6旧モデルとして利用可2027年2〜5月より前には終了しない
Opus 4.5旧モデルとして利用可2026年11月24日より前には終了しない
Sonnet 4.5非推奨(2026年9月30日)2026年11月30日に終了予定。後継はSonnet 5.5
Haiku 4.5旧モデルとして利用可2026年10月15日より前には終了しない
Sonnet 4・Opus 4・Opus 4.1提供終了2026年6月・8月に終了済み

この日付は、AnthropicのAPIなどAnthropicが運営する環境での予定です。Amazon BedrockやGoogle Cloud経由で使っている場合は、それぞれの事業者が別に日付を決めています。社内ツールでSonnet 4.5を使っている場合は、11月30日までに切り替えが必要です。

性能・速さ・料金の比較

担当者がノートPCで比較表とグラフを確認している様子を肩越しに見た場面

ここからは、4つのモデルを数字で比べます。まずは基本的な仕様です。

Fable 5.1Opus 5.5Sonnet 5.5Haiku 5.5
一度に読める量100万トークン100万トークン100万トークン100万トークン
一度に書ける量12.8万トークン12.8万トークン12.8万トークン12.8万トークン
考える時間常にオン常にオン自動で調整自動で調整
考える量(API初期値)highmediumhighmedium
知識の範囲2026年6月まで2026年6月まで2026年6月まで2026年6月まで
速さ遅め中くらい速いもっとも速い

「トークン」は、AIが文章を数える単位です。公式の説明では、100万トークンは英語でおよそ55万語にあたります。長い契約書や、数百ページの資料をまとめて読み込める量だと考えてください。今回の世代では、4モデルとも読める量・書ける量・知識の範囲がそろいました。違いは、どれだけ深く考えるかと、速さ・料金です。

「考える量」は、答える前にどれだけ時間をかけて考えるかの設定で、英語では「effort(エフォート)」と呼ばれます。low・medium・high・xhigh・maxの段階があり、上げるほど丁寧になりますが、時間と使用量が増えます。

読める量・書ける量の目安

公式の説明では、100万トークンは英語でおよそ55万語、文字数にするとおよそ250万文字(Unicodeの文字単位)にあたります。この数え方はOpus 4.7から使われている新しい方式によるもので、それより前のモデルとは同じ文章でもトークン数が変わります。

書ける量の12.8万トークンは、1回の返事で出せる長さの上限です。急がない処理をまとめて送るバッチ処理では、Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5などが、ベータ版の設定を使うと最大30万トークンまで出力できます。ふだんのチャットでこの上限を気にすることはほとんどありませんが、長い報告書や大量のデータを一度に作らせる社内ツールでは知っておくと役立ちます。

API料金の比較

社内ツールなどに組み込んで使うときの料金(API料金)は、読み込ませた量(入力)と、書かせた量(出力)で決まります。料金はいずれも100万トークンあたりのドル建て(税別)です。

モデル入力出力キャッシュ読み込み
Fable 5.110ドル50ドル0.25ドル
Opus 5.54ドル20ドル0.20ドル
Sonnet 5.52ドル10ドル0.10ドル
Haiku 5.5(10万トークン以下)0.10ドル0.50ドル0.01ドル
Haiku 5.5(10万トークン超)0.50ドル2.50ドル0.05ドル

出力の単価で比べると、Fable 5.1はSonnet 5.5の5倍、Opus 5.5はSonnet 5.5の2倍です。Haiku 5.5は、1回に読み込ませる量が10万トークン以下ならSonnet 5.5の20分の1で使えます。キャッシュは、同じ資料や指示を何度も読み込ませるときに、2回目以降を安くする仕組みです。

料金の目安を計算してみる

単価だけでは実感がわきにくいので、例で計算してみます。1件あたり入力5,000トークン(日本語の資料で数ページほど)を読ませ、1,000トークンの答えを書かせる処理を、1万件行う場合の費用です。入力は合計5,000万トークン、出力は合計1,000万トークンになります。

モデル入力の費用出力の費用合計(1万件)
Fable 5.1500ドル500ドル1,000ドル
Opus 5.5200ドル200ドル400ドル
Sonnet 5.5100ドル100ドル200ドル
Haiku 5.55ドル5ドル10ドル

これはキャッシュやバッチ処理の割引を使わない、単純な計算です。実際には、考える時間に使われるトークンも出力として数えられるため、同じ依頼でも答えの長さや考える量によって費用は上下します。それでも、件数が多い処理ではモデル選びで費用が数十倍変わることが分かります。大量の処理をAIに任せるなら、まずHaiku 5.5で質が足りるかを試す価値があります。

このほか、急がない処理をまとめて送る「バッチ処理」は入力・出力とも半額になります。Opus 5.5には、出力を最大2.5倍速くする「高速モード」(研究段階の機能)もあり、こちらは通常の2倍の料金です。

ベンチマークで見る違い

ベンチマークは、決められた問題を解かせて点数で比べるテストです。Anthropicの発表ページから、4モデルが同じ条件で並んでいる指標だけを抜き出しました。

指標(何を測るか)Fable 5.1Opus 5.5Sonnet 5.5Haiku 5.5
Terminal-Bench 4.0(コマンド操作を伴う開発作業)55.8%66.4%70.6%39.2%
GDPval-AA v2.1(さまざまな職種の実務の出来。Elo)1735184618401620
Humanity's Last Exam(専門分野の難問。ツールあり)65.6%67.7%64.5%57.4%

意外に見えるのは、最上位のFable 5.1が、この表ではOpus 5.5やSonnet 5.5を下回っている点です。Anthropicは、Opus 5.5とFable 5.1の差は実際の利用ではこの点数ほど大きくないと説明しています。Fable 5.1が力を発揮するのは、何時間も続く調査や、資料・表・スライドを最後まで仕上げるような長い作業だとされています。

ベンチマークだけで決めない

ベンチマークは、決められた条件での比較です。点数は発表ページごとに出典が分かれており、測り方の細かな条件も違います。公式ドキュメントでも、自分の業務の実際の依頼文とデータで試して比べることが、もっとも大事な手順とされています。点数は目安として見て、最後は自社の仕事で試してから決めてください。

各モデルの特徴

会社員が机の上に4つの書類の束を並べ、ノートPCを見ながらどれを使うか選んでいる場面

4つのモデルそれぞれの特徴と、向いている仕事を説明します。公式の「モデルの選び方」のページに載っている用途の例も合わせて紹介します。

Claude Fable 5.1:最上位。長く難しい仕事向け

Fable 5.1は、一般の利用者が使えるモデルの中でもっとも高性能なモデルです。2026年6月に出たFable 5の改良版で、入力・出力の料金はそのままに、長く続くプログラミング、何段階もの調査、文書・表計算・スライドの仕上げが強くなったと案内されています。キャッシュ読み込みの料金はFable 5の4分の1に下がりました。

公式の用途例は、何時間も続くエージェント(自分で手順を考えて進めるAI)の作業、何段階にもわたる調べもの、分析から完成した文書・表・スライドまで仕上げる仕事です。一方で、料金はOpus 5.5の2.5倍で、速さも遅めです。公式ドキュメントでも、ほとんどの仕事はOpus 5.5から始め、Opus 5.5で考える量を上げても足りないときにFable 5.1へ移るよう案内されています。

あわせて読みたいClaude Fable 5とは?Fable 5.1との違い・料金・使えるプランを解説Claude Fable 5(フェイブル)は、Anthropicが2026年6月に公開した上位モデルです。いまは後継のFable 5.1が出ています。Fable 5の特徴、Mythos 5との違い、料金と使えるプラン、定額で使えた期間、5.1との違い、仕事で使うときの注意点を公式情報でまとめました。

Claude Opus 5.5:迷ったらまずこれ

Opus 5.5は、2026年9月22日に公開された上位モデルです。公式に「どのモデルにするか迷ったら、まずOpus 5.5から」と案内されている、いわば標準のモデルです。Claude Codeでも、Pro・Max・Team・Enterpriseの初期設定のモデルはOpus 5.5になっています。

発表によると、前の世代のOpus 5に比べて、1つの作業あたりのトークン消費が少なく、普段の作業で約40%安く、出力は30%以上速くなりました。文章も、大事な情報を先に書く分かりやすい書き方になったとされています。API料金も入力5ドル→4ドル、出力25ドル→20ドルに下がっています。

公式の用途例は、何時間も自分で進めるプログラミング、大規模なプログラムの整理、複雑なシステムの設計、画像を多く扱う作業、画面操作(コンピューター操作)です。考える時間は常にオンで、オフにはできません。

Claude Sonnet 5.5:速さと賢さのバランス

Sonnet 5.5は、2026年9月28日に公開された中間のモデルです。公式の説明は「速さと賢さの組み合わせがもっともよいモデル」です。前の世代のSonnet 5に比べて出力が30%以上速くなり、作業あたりの費用は最大30%下がったと発表されています。10月のHaiku 5.5の発表にあわせて、キャッシュ読み込みの料金も半額の0.10ドルになりました。

公式の用途例は、プログラムの作成、データ分析、文章づくり、画像の読み取り、ツールを使う作業です。毎日の資料づくりや、決まった範囲のプログラム修正など、速く答えてほしい仕事に向いています。Claudeの無料プランで使えるのも、SonnetとHaikuです。

Sonnetがコマンド操作の点数でOpusを上回る理由

先ほどの表で、Terminal-Bench 4.0はSonnet 5.5(70.6%)がOpus 5.5(66.4%)を上回っています。ただし、Sonnet 5.5の発表でも、長く判断が続く複雑な仕事ではOpus 5.5の方がはっきり強いと書かれています。短い作業はSonnet、長く込み入った作業はOpus、と考えるとずれにくくなります。

Claude Haiku 5.5:大量の処理を安く速く

Haiku 5.5は、2026年10月7日に公開されたもっとも小さいモデルです。Anthropicは「これまでで一番安く、速く、賢い小型モデル」と紹介しています。Haikuシリーズで初めて考える量を調整できるようになり、標準の速さではAnthropicのモデルの中でもっとも速いとされています。

料金は、前の世代のHaiku 4.5より平均で約75%安くなりました。ただし、新しい数え方(トークナイザー)を使っているため、同じ文章でもHaiku 4.5より約30%多くトークンを数えます。Haiku 4.5から切り替える場合は、この点も含めて費用を試算してください。

向いているのは、問い合わせの分類、書類からの項目の抜き出し、要約、大量のデータの振り分けなど、件数が多く1件ずつは単純な処理です。上位のモデルの下で、手分けして作業する「サブエージェント」としても使われます。一方、発表でも、複雑なプログラミングにはSonnet 5.5やOpus 5.5の方が向いているとされています。

前の世代から変わったこと

すでにClaudeを使っている方向けに、前の世代から何が変わったかを公式の発表をもとにまとめます。どのシリーズも、性能が上がっただけでなく、費用や速さの面でも改善されています。

移り変わりおもな変化(公式発表)
Fable 5 → Fable 5.1料金は同じ。長い作業・調査・資料の仕上げが強くなり、キャッシュ読み込みは4分の1に
Opus 5 → Opus 5.5普段の作業で約40%安く、出力は30%以上速い。API単価も入力5→4ドル、出力25→20ドルに値下げ
Sonnet 5 → Sonnet 5.5出力が30%以上速く、作業あたりの費用は最大30%下がる。API単価は同じ
Haiku 4.5 → Haiku 5.5平均で約75%安い。考える量を調整できるようになった。ただしトークンの数え方が変わり、同じ文章で約30%多く数える

旧モデルから最新モデルに変えると、多くの場合は質が上がり、費用も下がります。アプリで古いモデルを選んだままにしている場合は、一度最新のモデルに切り替えて試してみてください。

アプリ・Cowork・Claude Codeで共通

モデルは、ClaudeのチャットやCowork(仕事を任せる機能)、プログラミング用のClaude Code、APIのどこでも共通です。同じ「Opus 5.5」なら、どの道具から使っても中身は同じモデルです。ただし、考える量の初期値は道具によって違うことがあります。たとえばFable 5.1は、Claude Codeでは初期値がhigh、ClaudeアプリやCoworkではmediumと案内されています。

SonnetとOpusの違い

二人の会社員が一台のノートPCを並んでのぞき込み、二つの案を比べて相談している場面

モデル選びでいちばん迷いやすいのが、SonnetとOpusのどちらを使うかです。最新のSonnet 5.5とOpus 5.5を並べると、次のようになります。

Sonnet 5.5Opus 5.5
公式の位置づけ速さと賢さの組み合わせがもっともよい長く続くプログラミングや知的作業向け。迷ったらまずこれ
速さ速い中くらい
API料金(入力・出力)2ドル・10ドル4ドル・20ドル
考える時間自動で調整常にオン
得意な仕事短めの作業、決まった形の資料、日常のプログラム修正判断が何段階も続く仕事、大きなプログラムの整理、画面操作
無料プラン使える使えない(Pro以上)

料金はOpusがSonnetの2倍ですが、Opus 5.5は1つの作業で使うトークンが少なくなるよう改良されています。単価だけで「Sonnetの方が半額で済む」とは言い切れず、作業によっては差が縮まります。

判断が続く仕事はOpus

「複数の資料を読んで、矛盾する点を洗い出し、対応方針の案を3つ出す」のように、読む・考える・比べる・決めるが何段階も続く仕事では、Opus 5.5の方が安定します。途中で前提を取り違えると最後の答えが大きくずれるため、考える力の差が結果に出やすいからです。

形が決まった仕事はSonnet

一方、「この議事録を要点5つにまとめて」「この表をもとにお知らせ文を書いて」のように、何をすればよいかがはっきりしている仕事なら、Sonnet 5.5で十分なことが多くあります。返事が速いぶん、何度もやりとりして直していく使い方にも向いています。

迷ったときの考え方

まずはOpus 5.5で始め、仕上がりに満足できた作業から順にSonnet 5.5で試してみる方法がおすすめです。Sonnetでも同じ質で仕上がる作業はSonnetに切り替え、物足りない作業はOpusのままにします。公式ドキュメントでも、強いモデルで始めて、うまくいったら効率のよいモデルや低い考える量に下げていく進め方が紹介されています。

モデルを変える前に、考える量を変える

公式ドキュメントでは、モデルを変えるより、考える量(effort)を調整する方がよい手段になることが多いと案内されています。同じモデルのまま、簡単な依頼はlowやmedium、難しい依頼はhighやxhighにすることで、賢さと速さ・費用のバランスを変えられるからです。

考える量向いている場面
low短い返事でよい質問、決まった形の変換
mediumふだんの依頼。Opus 5.5・Haiku 5.5のAPIでの初期値
high少し込み入った依頼。Sonnet 5.5・Fable 5.1のAPIでの初期値
xhigh長く続くプログラミングやエージェントの作業
maxもっとも丁寧に考えさせたいとき。時間と使用量は最大

たとえば「Sonnet 5.5では少し物足りない」と感じたとき、すぐOpus 5.5に変える前に、Sonnet 5.5の考える量を上げて試してみる方法もあります。反対に、Opus 5.5で考える量を下げれば、速さと使用量を抑えられます。

あわせて読みたいClaude Sonnetとは?最新5.5の性能・料金と、5・4.5との違いを解説Claude Sonnetは、速さと賢さのバランスを重視したClaudeのモデルです。2026年9月公開の最新版Sonnet 5.5の特徴、Sonnet 5・4.5との違い、Opus・Haikuとの使い分け、料金、アプリとAPIでの使い方、業務での活用例までをまとめました。

用途別の選び方

会議室で担当者がノートPCの業務一覧を上司に見せ、使うモデルを相談している場面

ここでは、中小企業でよくある仕事を例に、どのモデルから試すとよいかを表にまとめました。公式の用途例をもとに、当てはめやすい形に言い換えています。あくまで出発点の目安なので、実際に試して決めてください。

やりたい仕事まず試すモデル理由
メール・議事録の要約Sonnet 5.5形が決まっていて、速さが大事
お知らせ文・ブログの下書きSonnet 5.5何度か直しながら仕上げるので、返事が速い方が楽
提案書・企画書のたたき台Opus 5.5資料を読み、構成を考え、筋の通った案にする判断が続く
契約書・規程の読み比べOpus 5.5長い文書の細かな違いを取りこぼさないことが大事
Excelの集計・分析Sonnet 5.5(複雑ならOpus 5.5)集計の形が決まっていればSonnetで足りる
問い合わせの分類・振り分けHaiku 5.5件数が多く、1件ずつは単純。速さと安さが効く
書類からの項目の抜き出しHaiku 5.5請求書・申込書などの決まった項目を大量に処理する
社内ツールの修正(小さめ)Sonnet 5.5範囲が決まった修正は速く回せる方がよい
社内ツールの新規開発・大きな改修Opus 5.5設計の判断が多く、長時間の作業になる
何時間もかかる調査・報告書づくりFable 5.1長い作業を最後まで仕上げる力がもっとも強い

表を見ると分かるように、ふだんの仕事の多くはSonnet 5.5とOpus 5.5で足ります。Fable 5.1は料金が高いので、Opus 5.5で試してどうしても足りない仕事に絞って使うのが現実的です。Haiku 5.5は、人がチャットで使うよりも、社内ツールに組み込んで大量の処理を任せる場面で力を発揮します。

複数のモデルを組み合わせる

1つの仕事を1つのモデルだけで行う必要はありません。公式ドキュメントでは、安いモデルと上位のモデルを組み合わせて、トークンの大部分を安い単価で処理する方法が紹介されています。代表的な形は次の2つです。

  • 相談役の形:ふだんの作業は安いモデルが進め、難しい判断のときだけ上位のモデルに相談する
  • まとめ役の形:上位のモデルが全体の段取りを決め、大量の細かい作業は安いモデルに手分けして任せる

Claude Codeには、計画を立てる段階ではOpusを使い、実際の作業に入るとSonnetに切り替えるopusplanという設定も用意されています。社内ツールを作る場合も、「問い合わせの振り分けはHaiku、返信案の作成はSonnet」のように、工程ごとにモデルを分けると費用を抑えやすくなります。

よくある失敗

モデル選びでつまずきやすいのは、次のような使い方です。

  • 何でも最上位のモデルで頼む:簡単な依頼でも使用量を多く消費し、大事な仕事のときに上限で止まってしまう
  • 安さだけでHaikuを選ぶ:判断が必要な仕事では答えがずれ、直す手間が増えて結局高くつく
  • 古い記事のおすすめをそのまま使う:半年前の「最新モデル」は、すでに旧モデルになっていることがある
  • 一度決めたら見直さない:新しいモデルが出ると、同じ料金で質が上がることが多い。数か月に一度は試し直す

どれも、「仕事ごとに試して決める」「新しいモデルが出たら試し直す」の2つを守れば防げます。特に、使用量の上限に何度も達して困っている場合は、プランを上げる前に、簡単な依頼をSonnetやHaikuに回すだけで解決することがあります。

社内でモデルを決める手順

部署やチームで使うモデルを決めるときは、次の流れで進めると、感覚ではなく結果で判断できます。

  1. よく頼む仕事を3〜5個書き出す「週報の要約」「見積書の確認」「問い合わせメールの返信案」など、実際によく発生する仕事を選びます。
  2. 同じ依頼文と資料を用意する比べやすくするため、モデルごとに依頼文や資料を変えないようにします。社外秘の情報は、ダミーに置き換えておくと安心です。
  3. Opus 5.5とSonnet 5.5で試す同じ依頼を両方に出し、仕上がり、かかった時間、直しの回数を記録します。件数が多い処理はHaiku 5.5も試します。
  4. 仕事ごとに使うモデルを決めるSonnetで同じ質になる仕事はSonnet、差が出る仕事はOpus、と決めて一覧にします。
  5. 社内の手順書に書いておく「この仕事はこのモデル」と決めたものを共有しておくと、人によって使い方がばらつきません。新しいモデルが出たら、同じ手順で試し直します。

プラン別に使えるモデル

経営者と担当者がノートPCの料金表を見ながら相談している場面。PCは二人の方を向いている

Claudeのアプリ(Web・デスクトップ・スマホ)で使えるモデルは、契約しているプランによって変わります。料金ページに載っている内容を表にまとめました(料金は税別のドル建て)。

プラン月額Haiku・SonnetOpusFable
Free0ドル○××
Pro20ドル(年払いなら月17ドル相当)○○使用クレジット(追加料金)で利用
Max100ドルから○○週の上限の50%まで
Team(標準席)1人25ドル(年払いなら20ドル)○○使用クレジットで利用
Team(上位席)1人125ドル(年払いなら100ドル)○○週の上限の50%まで
Enterprise1人20ドル(年払い・20席から)+利用量○○○

無料プランで使えるのはSonnetとHaikuだけです。Opusを使いたい場合は、Pro以上の有料プランが必要になります。どのプランにも使用量の上限があり、5時間ごとの上限と、有料プランでは週の上限があります。上のモデルほど1回の依頼で使用量を多く消費するので、同じプランでもOpusばかり使うと早く上限に達します。

Fableはプランによって扱いが違う

Fableは、ProやTeamの標準席では月額の範囲に含まれず、使用クレジット(API料金で追加購入する使用量)で支払う形です。MaxやTeamの上位席では、週の上限の50%までは追加料金なしで使えます。Fableを日常的に使いたい場合は、MaxかTeamの上位席を検討してください。

Enterpriseでは、管理者が役割ごとに使えるモデルを制限したり、新しい会話の初期モデルを決めたりできます。社内で「どの部署がどのモデルを使えるか」を決めたい場合は、この機能が役に立ちます。

使い方に合わせたプランの選び方

どのモデルを使いたいかで、選ぶプランもおおよそ決まります。

  • SonnetとHaikuで足りる、まず試したい:Freeで始めて、使用量が足りなくなったらPro
  • Opusを日常的に使いたい:Pro。上限に何度も達するならMax
  • Fableも日常的に使いたい:Max、または会社ならTeamの上位席
  • 部署で使い、モデルの使い方も管理したい:Team。より細かく管理したいならEnterprise

会社の業務で使う場合は、社員が個人でProを契約するより、Team以上で契約しておく方が、データの扱いや退職時のアカウント管理がしやすくなります。料金の詳しい比較は、次の記事でまとめています。

あわせて読みたいClaudeの料金プランを比較|無料・Pro・Max・Team・Enterpriseの違いと選び方Claudeの料金プランを、2026年10月時点の公式情報でまとめました。Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの月額と使える機能、使用量の上限と使用クレジット、API料金、消費税や請求書の扱い、個人と会社それぞれの選び方まで解説します。

切り替え方と注意点

会社員がノートPCで入力欄の横のメニューを開き、モデルを選んでいる様子を肩越しに見た場面

モデルは、会話の途中でも切り替えられます。使っている道具ごとに方法を説明します。

Claudeアプリで切り替える

  1. 会話を開く新しい会話を始めるか、続きの会話を開きます。送信ボタンの横に、いま選んでいるモデルの名前と考える量が表示されています。
  2. モデル名をクリックするメニューが開くので、使いたいモデルを選びます。一覧にないモデルは「More models」から表示できます。
  3. 必要なら考える量を変える同じメニューの「Effort」から、Low・Medium・High・Extra high・Maxを選べます。初期値には「Default」と表示されています。
  4. そのまま送信する切り替えは、次のClaudeの返事から反映されます。会話をやり直す必要はありません。

考える量を上げるほど丁寧に答えますが、トークンを多く使うので、使用量の上限に早く達します。ふだんは初期値のまま使い、難しい依頼のときだけ上げるのがおすすめです。なお、Haiku 5.5・Sonnet 5.5・Opus 5.5・Fable 5.1では、考える機能をオフにすることはできません。

Claude Codeで切り替える

プログラミング用のClaude Codeでは、作業中に/modelと入力すると、モデルを選ぶメニューが開きます。/model sonnetのように名前を続けて入力すれば、その場で切り替わります。起動するときにclaude --model opusのように指定することもできます。

Claude Codeでは、opus・sonnet・haiku・fableという短い名前(エイリアス)を使えます。AnthropicのAPIでは、opusはOpus 5.5、sonnetはSonnet 5.5、haikuはHaiku 5.5を指します。ただし、Amazon BedrockやGoogle Cloud経由では、同じsonnetでも古い版を指す場合があるので注意してください。考える量は/effortで変えられ、Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5の初期値はmediumです。

APIではモデルIDで指定する

社内ツールに組み込む場合は、モデルIDで指定します。現行モデルのIDはclaude-fable-5-1、claude-opus-5-5、claude-sonnet-5-5、claude-haiku-5-5です。公式の説明では、これらのIDはそれぞれ固定の版を指しており、勝手に新しい版へ入れ替わることはありません。新しいモデルに移るときは、自分でIDを書き換えます。

前の世代から移る場合は、動きが変わる点に注意が必要です。たとえばOpus 5.5では、考える機能をオフにする指定や、特定のツールを必ず使わせる指定がエラーになります。切り替える前に、公式の移行ガイドで変更点を確認してください。

AWS・Google Cloud経由で使う場合

Claudeは、AnthropicのAPIのほか、Amazon Bedrock(AWS)、Google Cloud、Microsoft Foundryからも使えます。現行の4モデルは、いずれの環境でも提供されています。ただし、次の点がAnthropicのAPIと違います。

  • モデルIDの書き方:Amazon Bedrockではanthropic.claude-opus-5-5のように頭に「anthropic.」が付く
  • 提供終了の日付:Amazon BedrockとGoogle Cloudは、それぞれ独自に日付を決める
  • Claude Codeの短い名前:Bedrock・Google Cloud経由では、sonnetがSonnet 4.5、haikuがHaiku 4.5を指すなど、最新版にならない場合がある

会社のクラウド環境の都合でBedrockなどを使っている場合は、短い名前に頼らず、モデルIDをはっきり指定しておくと、意図しない古いモデルで動き続けることを防げます。

会話の途中でモデルが切り替わることがある

Sonnet 5.5を使っているとき、安全確認の仕組みが一部の依頼(攻撃につながるおそれのあるサイバーセキュリティの依頼など)を検知すると、会話の途中でSonnet 5に切り替わって答えることがあります。そのときは画面にお知らせが表示され、答えにも答えたモデルの名前が付きます。確認の対象は最後のメッセージだけでなく、つないだサービスの内容や添付ファイル、Web検索の結果も含まれます。

この自動の切り替えは、「設定」→「Capabilities」の「Switch models when a message is flagged」で止められます(初期設定はオン)。止めると、検知された会話は切り替わる代わりに一時停止し、依頼文を直して送り直すか、自分で別のモデルを選んで送ることになります。社内で「急にモデルが変わった」と問い合わせがあったら、この仕組みを確認してください。

社内ツールは提供終了日を管理する

APIで特定のモデルを使っている社内ツールは、そのモデルの提供が終わると動かなくなります。Anthropicは、一般公開されたモデルの提供終了の少なくとも60日前に、利用している顧客へメールで知らせると案内しています。Claude Consoleの「Usage」ページから利用状況をCSVで書き出すと、どのAPIキーでどのモデルを使っているかを確認できます。

Sonnet 4.5を使っているツールは早めに切り替える

Sonnet 4.5(claude-sonnet-4-5-20250929)は、APIで2026年11月30日に提供終了の予定です。推奨の後継はSonnet 5.5です。ただし、Sonnet 5.5は考える機能をオフにできないなど、指定の仕方が変わる点があります。切り替えたあとに動作を確かめる時間も見込んで、早めに対応してください。

モデルの切り替えは、ID を書き換えるだけで終わらないことがあります。答えの長さや書き方が変わると、その後の処理(表への書き込みなど)がうまく動かなくなる場合もあるからです。新しいモデルでいくつかの実例を流し、結果を前のモデルと比べてから本番に切り替えると安全です。

よくある質問

Claudeの最新モデルはどれですか?

2026年10月時点では、Fable 5.1(9月1日)、Opus 5.5(9月22日)、Sonnet 5.5(9月28日)、Haiku 5.5(10月7日)の4つが最新です。一般向けでもっとも高性能なのはFable 5.1ですが、公式には「迷ったらOpus 5.5」と案内されています。

無料プランではどのモデルが使えますか?

料金ページでは、無料プランで使えるのはSonnetとHaikuとされています。OpusはPro以上、Fableは有料プランでプランごとに扱いが違います。

SonnetとOpusはどちらを使えばいいですか?

判断が何段階も続く仕事や長い作業はOpus 5.5、形が決まった仕事や速さが大事な仕事はSonnet 5.5が向いています。迷ったらOpus 5.5で始め、Sonnet 5.5でも同じ質になる仕事から切り替えるのがおすすめです。

Fable 5.1とOpus 5.5、どちらが賢いですか?

公式の位置づけではFable 5.1が最上位です。ただし発表されたベンチマークでは、Opus 5.5がFable 5.1を上回る項目もあり、Anthropicも実際の利用では差は点数ほど大きくないと説明しています。料金はFable 5.1の方が2.5倍高いので、まずOpus 5.5で試すのが現実的です。

日本語が得意なモデルはどれですか?

公式には、現行の4モデルとも多言語に対応していると案内されています。日本語の性能をモデルごとに比べた数値は、公式には示されていません。日本語の文章の仕上がりは、実際の依頼で試して比べてください。

古いモデルを使い続けることはできますか?

提供終了日までは使えます。ただしAnthropicは、非推奨になったモデルは推奨モデルより安定性が下がる可能性があるとして、早めの移行をすすめています。Sonnet 4.5はAPIで2026年11月30日に終了予定です。

会話の途中でモデルを変えると、それまでの内容は引き継がれますか?

Claudeアプリでは、会話の途中でモデルを変えても、そのまま続けて質問できます。変更は次の返事から反映されます。

Claude Codeでは、最初はどのモデルが使われますか?

公式ドキュメントでは、Pro・Max・Team・EnterpriseとAnthropicのAPIでは、初期設定のモデルはOpus 5.5とされています。Fableはどのプランでも初期設定にはなりません。/modelでいつでも切り替えられます。

アプリとAPIで、使えるモデルは同じですか?

現行の4モデルは、どちらでも使えます。ただしアプリでは、プランによって使えるモデルが限られます(無料プランはSonnetとHaikuのみ)。APIでは、利用量に応じた料金を払えば、旧モデルも含めて提供中のモデルを選べます。

Opus 5とOpus 5.5は何が違いますか?

公式の発表では、Opus 5.5はOpus 5より普段の作業で約40%安く、出力は30%以上速くなっています。API単価も入力4ドル・出力20ドルに下がりました。Opus 5は旧モデルとして使えますが、新しく使うならOpus 5.5がおすすめです。

画像やPDFを読み込ませるなら、どのモデルがよいですか?

現行の4モデルとも、画像の読み取りに対応しています。図表が多い資料を細かく読ませたい場合は、公式の用途例で画像を多く扱う作業に挙げられているOpus 5.5から試すとよいでしょう。

Haiku 4.5はまだ使えますか?

2026年10月時点では、APIで旧モデルとして使えます。提供終了の表では「2026年10月15日より前には終了しない」とされており、今後終了日が決まる可能性があります。新しく使うなら、より安く速いHaiku 5.5を選んでください。

Opusの「高速モード」とは何ですか?

Opus 5.5などで使える、出力を最大2.5倍速くする研究段階の機能です。APIとClaude Codeで使え、料金は通常の2倍(Opus 5.5なら入力8ドル・出力40ドル)です。急いで結果がほしい場面に限って使うとよいでしょう。

社員にモデルの使い分けをどう説明すればいいですか?

「迷ったらOpus、決まった形の仕事はSonnet」の2つだけ伝えると、多くの人が迷わず使えます。そのうえで、部署でよく頼む仕事ごとに使うモデルを一覧にして共有しておくと、使い方のばらつきが減ります。

モデルによって使用量の減り方は変わりますか?

変わります。上のモデルほど、また考える量を上げるほど、1回の依頼で多くの使用量を消費します。使用量の上限に何度も達する場合は、簡単な仕事をSonnetやHaikuに任せると、上限に達しにくくなります。

まとめ

この記事のまとめ

  • 2026年10月時点の最新モデルは、Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5の4つ
  • 公式の方針は「迷ったらOpus 5.5」。足りないときだけFable 5.1に上げる
  • Sonnet 5.5は速さと賢さのバランス型で、API料金はOpus 5.5の半分。形が決まった仕事に向く
  • Haiku 5.5は、問い合わせの分類や書類の項目の抜き出しなど、大量の処理を安く速くこなす
  • 無料プランはSonnetとHaikuのみ。OpusはPro以上、Fableはプランによって扱いが違う
  • APIのSonnet 4.5は2026年11月30日に提供終了予定。社内ツールは早めに切り替える

モデル選びは、表の数字だけで決めるより、自社のよくある仕事で試して決めるのが確実です。まずはOpus 5.5とSonnet 5.5で同じ依頼を比べるところから始めてみてください。

社内でのモデルの使い分けのルールづくりや、社内ツールのモデルの切り替えで手が回らない場合は、INTERCREATE JAPANのClaude Code・Codex導入支援でお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典