Claude

Claude Sonnetとは?最新5.5の性能・料金と、5・4.5との違いを解説

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15 / 更新 2026.10.16

この記事でわかること

  • Claude Sonnetの位置づけと、最新版Sonnet 5.5の特徴
  • Sonnet 5・Sonnet 4.5からの変化と、4.5の提供終了日
  • Opus・Haiku・Fableとの違いと使い分け
  • アプリのプラン・APIでの料金
  • Claudeアプリ・Claude Code・APIでの選び方
  • 業務で使うときの注意点(モデルの自動切り替えなど)
目次
  1. Claude Sonnetとは
  2. 速さと賢さのバランスを取ったモデル
  3. 最新はClaude Sonnet 5.5
  4. 名前の読み方
  5. Sonnetが向いている人・会社
  6. Sonnet 5.5で変わったこと
  7. 速く、安くなった
  8. プログラミングが大きく伸びた
  9. 資料・表・スライドの仕上がり
  10. やりとりしやすくなった
  11. 画像・図表の読み取りとパソコン操作
  12. 既定の設定のままでも差が大きい
  13. Opus 5.5との差
  14. 早期に試した企業の評価
  15. 安全性の評価
  16. Sonnet 5・4.5との違い
  17. Sonnet 4.5
  18. Sonnet 5
  19. 古い記事を読むときの注意
  20. 旧版から切り替えるときに確かめること
  21. Opus・Haiku・Fableとの使い分け
  22. Opus 5.5:迷ったらまずこれ
  23. Sonnet 5.5:速さが欲しい日々の仕事
  24. Haiku 5.5:大量の処理を速く安く
  25. OpusとSonnetを組み合わせる
  26. Fable 5.1:特に難しい推論や長い作業
  27. 料金
  28. Claudeアプリで使う場合
  29. APIで使う場合
  30. 件数の多い処理での費用の比べ方
  31. 費用を抑えるコツ
  32. Sonnetの使い方
  33. Claudeアプリで選ぶ
  34. Claude Codeで選ぶ
  35. CoworkやMicrosoft 365でも使える
  36. APIで使う
  37. うまく使うための依頼の書き方
  38. 業務で使うときの注意点
  39. 会話の途中でモデルが切り替わることがある
  40. 自動の切り替えを止める設定
  41. 止められた依頼の料金
  42. 社内ツールに組み込むとき
  43. 生命科学の仕事で止まりやすい場合
  44. 入力するデータの扱い
  45. 仕上がりを確かめるときのポイント
  46. 社内で決めておくこと
  47. よくある質問
  48. まとめ

「Claude Sonnetという名前はよく見るけれど、5・5.5・4.5と種類が多くて、どれを使えばいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。ネットで調べると、Sonnet 4.5やSonnet 5のころの記事もたくさん残っていて、いま何が最新なのかが分かりにくくなっています。

2026年10月時点の最新版は、2026年9月28日に公開されたClaude Sonnet 5.5です。Sonnet 5より速く、多くの仕事で安く済むようになり、プログラミングや資料づくりの性能も大きく上がりました。

この記事では、Claude Sonnetの位置づけ、Sonnet 5.5で変わったこと、旧版との違い、Opusなどほかのモデルとの使い分け、料金、使い方、業務で使うときの注意点までを順に解説します。内容は2026年10月時点のAnthropicの公式情報をもとにしています。料金や提供状況は変わることがあるので、契約の前には公式ページもあわせて確認してください。

Claude Sonnetとは

会社員がPCでClaudeのモデル選択メニューを開いて、Sonnetを選んでいる様子を肩越しに見た構図

まずは、Claudeの中でSonnetがどんな位置にあるモデルなのかを整理します。ここでいう「モデル」とは、Claudeの中で実際に考えて答えを作るAIの本体のことです。

速さと賢さのバランスを取ったモデル

Anthropic社のAI「Claude」には、用途に合わせて複数のモデルがあります。2026年10月時点で、Anthropicが「現行」としているのは、上からFable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5の4つです。

Sonnetはこの中で真ん中にあたるモデルです。Anthropicのモデル一覧では、Sonnet 5.5は「速さと賢さの最良の組み合わせ」と説明されています。上位のOpusほど料金は高くなく、Haikuより賢い、という位置づけです。毎日の文書づくりや、範囲のはっきりしたプログラムの修正など、幅広い仕事を速く安くこなしたいときに向いています。

最新はClaude Sonnet 5.5

最新のSonnetは、2026年9月28日に公開されたClaude Sonnet 5.5です。Anthropicの発表では「Claude 5.5ファミリーの2番目のモデル」と紹介されています。1番目は2026年9月に公開されたOpus 5.5で、10月7日にはHaiku 5.5も加わりました。

発表によると、Sonnet 5.5はOpus 5.5を補う、より速く低コストのモデルです。Opus 5.5が慎重な判断の必要な複雑な仕事向けなのに対し、Sonnet 5.5は範囲のはっきりした日々の仕事、不具合の修正、仕上がりのきれいな文書・スライド・表計算づくりが得意とされています。

2026年9月から10月にかけて、現行のモデルが相次いで公開されました。公開日を並べると次のとおりです。

モデル公開日提供終了(API)
Fable 5.12026年9月1日2027年9月1日より前には終了しない
Opus 5.52026年9月22日2027年9月22日より前には終了しない
Sonnet 5.52026年9月28日2027年9月28日より前には終了しない
Haiku 5.52026年10月7日2027年10月7日より前には終了しない

名前の読み方

Sonnetは「ソネット」と読みます。英語のsonnetは、14行で書かれる短い詩の形式を指す言葉です。Claudeのモデルには、Opus(オーパス)、Sonnet(ソネット)、Haiku(ハイク)のように、作品や詩の形に関わる名前が付けられています。名前に込めた意味について、Anthropicの公式な説明は確認できませんでした。

項目Claude Sonnet 5.5
公開日2026年9月28日
モデルID(API)claude-sonnet-5-5
一度に扱える長さ100万トークン
一度に書き出せる長さ12.8万トークン(バッチ処理ではベータ版で30万トークン)
API料金100万トークンあたり 入力2ドル・出力10ドル
読み取れるもの文章と画像(答えは文章)
知識の範囲2026年6月まで
提供終了2027年9月28日より前には終了しない
提供先Claudeのアプリ、Claude API、Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundryなど

トークンとは、AIが文章を処理するときの単位のことです。Anthropicのモデル一覧によると、100万トークンは現在の数え方でおよそ250万文字(Unicodeの文字数)にあたります。この目安は英語などを含めた全体のもので、日本語でどうなるかは公式には案内がありませんが、数百ページ分の資料をまとめて読ませられる長さだと考えてよいでしょう。

Sonnetが向いている人・会社

Sonnetは、次のような使い方をしたい人に向いています。

  • まずは無料でClaudeを試してみたい(FreeプランでもSonnetが使える)
  • メールや議事録、報告書など、毎日の文書づくりを速く進めたい
  • Excelの集計やスライドづくりを、手直しの少ない形で任せたい
  • 社内ツールにAIを組み込みたいが、APIの費用はできるだけ抑えたい

反対に、何時間もかけて大きな調査を任せたい、答えの決まっていない難しい判断を任せたい、という場合は、OpusやFableの方が向いています。

Sonnet 5.5で変わったこと

担当者がPCで仕上がったスライドと表を確認している様子を肩越しに見た構図

Anthropicの発表で紹介されている、Sonnet 5.5の主な変化を順に見ていきます。

速く、安くなった

発表によると、Sonnet 5.5はSonnet 5より30%以上速く文章を出力し、1つの作業あたりの費用は最大30%安くなるとされています。API料金の単価はSonnet 5と同じですが、同じ仕事をするのに必要なトークンがずっと少なくて済むためです。Sonnetのモデルの中では、これまでで一番速いモデルとされています。

また、考える量(effort)を低め(Low)や中くらい(Medium)にしたSonnet 5.5が、いくつかの評価でSonnet 5の最高の成績を、1作業あたり約10分の1の費用で上回ったとも書かれています。

プログラミングが大きく伸びた

コマンドを使いながら複数の手順の仕事をこなす力を測る評価(Terminal-Bench 4.0)で、Sonnet 5.5は70.6%でした。Sonnet 5は10.3%だったので、大きな伸びです。実際のCursorでの作業から作られた評価(CursorBench)でも、最高の成績がOpus 5.5の約2ポイント差まで近づいたとされています。

早期に試した人たちからは、プログラム全体を理解するのが速い、ツールの呼び出しをまとめて行うので手順が少なく費用も安い、といった声が紹介されています。

資料・表・スライドの仕上がり

発表では、Sonnet 5.5は「デザインの感覚が鋭い」と紹介されています。画面の見た目に磨きをかけたり、スライドのテンプレートに沿って、ほとんど手直しのいらない資料を作ったりできるとされています。

Anthropic社内のテストでは、ある上場企業の決算資料と説明会の書き起こし、スライドのテンプレートを渡して10枚の業績報告を作らせたところ、2人の専門家が「最初の下書きのまま送れる」と判断したと書かれています。また、Opus 5.5と同じように、前の世代のモデルより分かりやすい文章を書くとされています。

やりとりしやすくなった

発表では、早期に試した人たちが、Sonnet 5.5はSonnet 5より一緒に仕事を進める相手として良い、と評価したと紹介されています。速さもあるので、それほど複雑でない仕事を何度も手直ししながら仕上げていく使い方に向いているとされています。早期利用企業からは、Sonnet 5にあった「Web検索に頼りすぎる」「トークンを使いすぎる」くせがなくなった、という声も紹介されています。

画像・図表の読み取りとパソコン操作

図表を読み取る力を測る評価(Chartography)では61.6%で、Sonnet 5の15.6%から大きく上がりました。画面を見ながらパソコンを操作する力を測る評価(OSWorld 2.1)でも80.1%と、Opus 5.5(81.8%)に近い成績です。画面の画像だけを見てゲーム「ポケットモンスター 赤」をクリアした、初めてのSonnetモデルとも紹介されています。

既定の設定のままでも差が大きい

発表では、考える量ごとの成績と費用も比べられています。Claudeのアプリでの既定であるMediumのSonnet 5.5は、Terminal-Bench 4.0で、Sonnet 5の最高の成績を大きく上回り、しかも1作業あたりの費用は10分の1未満だったとされています。APIでの既定であるHighでは、プログラムの変更がそのまま採用されるかを測る評価(FrontierCode)で、Sonnet 5より10ポイント高く、費用は約15分の1でした。設定を細かく調整しなくても、切り替えるだけで効果が出やすいモデルだといえます。

Opus 5.5との差

いくつかの評価では、考える量を最大にしたSonnet 5.5がOpus 5.5と同じくらいの成績を出しています。それでも発表では、長く判断を続ける必要がある複雑で答えの決まっていない仕事では、Opus 5.5の方がはっきり強いと明記されています。ベンチマーク(性能を測る評価)の点数は能力の一面にすぎない、という注意書きも添えられています。

評価(何を測るか)Sonnet 5.5Sonnet 5Opus 5.5
Terminal-Bench 4.0(コマンドを使った複数手順の仕事)70.6%10.3%66.4%
CursorBench 4.0(実際の開発作業に近いプログラミング)55.5%34.1%57.8%
OSWorld 2.1(画面を見ながらのパソコン操作)80.1%57.0%81.8%
Chartography(図表の読み取り)61.6%15.6%64.4%
Humanity's Last Exam(幅広い分野の難問・ツールあり)64.5%54.9%67.7%
GDPval-AA v2.1(44職種の実務に近い仕事。点数制)184414491846

表の数字は、Anthropicの発表に載っている値です。Opus 5.5のTerminal-Bench 4.0は、最も高い成績が出た設定(Xhigh)での値とされています。

早期に試した企業の評価

発表には、公開前に試した企業の声も載っています。いずれも各社が自社の基準で行ったテストの結果ですが、どんな仕事で差が出やすいかの参考になります。

試した内容報告された結果
118件の実際のアプリづくりOpus 5と同じ水準のアプリを、平均3.6回のやりとりで完成(Opus 5は7.7回)
数百件のサポート対応(返信・上位への引き継ぎ)判断の誤りが減り、問い合わせの処理が20%速くなった
2,441件の金融の業務(質問・抽出・分析・予測)Sonnet 5より高い成績で、1回の答えに使うトークンは約12.1万(Sonnet 5は約49.7万)
社内チャットのアシスタントの評価指示文を変えずに、ほぼすべての評価でSonnet 5を上回り、出力トークンは約14%減った

共通しているのは、同じ品質の仕事を、より少ない手順とトークンで終わらせるという点です。大量の問い合わせ対応や定型の分析など、件数の多い仕事ほど費用の差が大きくなります。

安全性の評価

発表によると、約1,850の場面でClaudeのふるまいを確かめる自動の評価で、Sonnet 5.5はほとんどの項目でSonnet 5と同じかそれ以上の結果でした。サイバーセキュリティの能力がOpus 5と同程度まで上がったため、Sonnetとして初めて、上位モデルと同じようなサイバー分野の安全の仕組み(危険な依頼は別のモデルが答える仕組み)を付けて公開されています。生物分野の安全の仕組みは、Sonnet 5と同じです。

ベンチマークは条件つきの比較

ベンチマークの点数は、決まった問題と条件で測った結果です。自社の業務でも同じ差が出るとは限りません。モデルを切り替えるときは、実際の仕事で使う資料や依頼文で試し、仕上がりと費用を見比べてから判断しましょう。

Sonnet 5・4.5との違い

会社員がPCで新旧のモデルの比較表を見比べている様子を肩越しに見た構図

「claude sonnet 5」「claude sonnet 4.5」で調べている方のために、旧版との違いを整理します。

Sonnet 4.5

Sonnet 4.5は、2025年9月29日に公開されたモデルです。APIでは2026年9月30日に非推奨(まだ動くが勧められない状態)となり、2026年11月30日に提供終了の予定です。後継として、Sonnet 5.5が推奨されています。一度に扱える長さは20万トークン、API料金は入力3ドル・出力15ドル(100万トークンあたり)で、いまのSonnet 5.5より高い設定でした。

ここで書いた非推奨と提供終了の日付は、APIでの予定です。Claudeのアプリ(claude.ai)でSonnet 4.5がいつまで選べるかは、公式の情報を確認できませんでした。

Sonnet 5

Sonnet 5は、2026年6月30日に公開されたモデルです。いまはレガシー(使えるが、今後は更新されない旧版)扱いになっています。API料金はSonnet 5.5と同じ入力2ドル・出力10ドルで、知識の範囲は2026年1月までです。提供終了は「2027年6月30日より前には終了しない」とされています。

なお、Sonnet 5.5の安全の仕組みで依頼が判定されたときには、Sonnet 5が代わりに答えることがあります(詳しくは後の「業務で使うときの注意点」で説明します)。

古い記事を読むときの注意

AIのモデルは数か月ごとに新しくなり、料金や得意なことも変わります。ネットの記事を読むときは、記事の日付と、どのバージョンについて書かれているかを必ず確かめましょう。「Sonnetは長い文章が読めない」「Opusより大幅に劣る」といった評価は、古いバージョンについての話であることがあります。

Sonnet 4.5Sonnet 5Sonnet 5.5
公開日2025年9月29日2026年6月30日2026年9月28日
状態非推奨(APIは2026年11月30日に提供終了予定)レガシー最新
一度に扱える長さ20万トークン100万トークン100万トークン
知識の範囲―2026年1月まで2026年6月まで
API料金(入力・出力)3ドル・15ドル2ドル・10ドル2ドル・10ドル
モデルIDclaude-sonnet-4-5-20250929claude-sonnet-5claude-sonnet-5-5

旧版から切り替えるときに確かめること

APIでSonnet 4.5やSonnet 5を使っている社内ツールを切り替えるときは、次の点を確かめておくと安心です。

  • ツールの中で、どのモデルIDを指定しているか(設定ファイルやプログラムの中を探す)
  • 温度(temperature)などの設定を初期値以外にしていないか(Sonnet 5.5ではエラーになる)
  • 特定のツールを強制的に使わせる指定をしていないか(Sonnet 5.5ではエラーになる)
  • いつも使う依頼文で、仕上がりがこれまでと同じか、それ以上か
  • 1回あたりの費用がどう変わったか

Sonnet 4.5からSonnet 5.5に移ると、一度に扱える長さが20万トークンから100万トークンに増え、API料金の単価も下がります。長い資料を扱うツールでは、これまで分けて送っていた資料をまとめて送れるようになる場合もあります。

APIでSonnet 4.5を使っている社内ツールは切り替えが必要

社内ツールや外部のサービスに、APIでSonnet 4.5(claude-sonnet-4-5-20250929)を組み込んでいる場合は、2026年11月30日までに別のモデルへの切り替えが必要です。Anthropicは後継にSonnet 5.5を勧めています。制作会社に作ってもらったツールの場合は、どのモデルを使っているかを早めに確認しておきましょう。

Opus・Haiku・Fableとの使い分け

会議室で担当者が自分のPCの比較表を上司に見せ、使うモデルを相談している

Sonnet以外の現行モデルと、どう使い分ければよいかを整理します。

Opus 5.5:迷ったらまずこれ

Anthropicのモデル一覧では、「どのモデルを使うか迷ったら、まずOpus 5.5から始める」と案内されています。長時間のエージェント的な作業や、知的な仕事全般に向いたモデルです。判断が何度も必要な仕事や、答えの決まっていない仕事はOpus 5.5に任せると安心です。

あわせて読みたいClaude Opusとは?最新Opus 5.5の特徴・料金・Opus 5や4.8との違いClaude Opus(クロード オーパス)は、Anthropicの上位モデルのシリーズです。2026年9月公開の最新版Opus 5.5の特徴、Opus 5・4.8との違い、使えるプランとAPI料金、Fable・Sonnetとの使い分け、アプリやClaude Codeでの使い方を公式情報で解説します。

Sonnet 5.5:速さが欲しい日々の仕事

Sonnet 5.5は、範囲のはっきりした毎日の仕事に向いています。文書や資料づくり、問い合わせへの返答の下書き、決まった範囲のプログラムの修正などです。Opus 5.5の半分の料金で、応答も速いので、何度もやりとりしながら仕上げていく作業に使いやすいモデルです。

Haiku 5.5:大量の処理を速く安く

Haiku 5.5は、モデル一覧で「分類・抽出・振り分けなど、量が多く速さが求められる処理向け」と説明されています。料金は入力0.10ドル・出力0.50ドル(100万トークンあたり)からと、現行モデルで一番安い設定です。大量の問い合わせを種類ごとに振り分ける、書類から決まった項目を抜き出す、といった処理に向いています。

OpusとSonnetを組み合わせる

1つの仕事の中で、OpusとSonnetを組み合わせる使い方もあります。発表では、ゲーム開発の担当者が「Opus 5.5が全体の設計と枠組みを決めれば、実装はSonnet 5.5に任せられる」と話した例が紹介されています。

Claude Codeには、この考え方をそのまま使える opusplan という設定があります。ドキュメントによると、計画を立てる段階ではOpusを使い、実際に手を動かす段階ではSonnetに切り替わります。考える部分にはOpusの判断力を、作業の部分にはSonnetの速さと安さを使える組み合わせです。

Fable 5.1:特に難しい推論や長い作業

Fable 5.1は、現行モデルで最も性能が高いモデルです。モデル一覧では、難しい推論や長時間のエージェント作業、またOpus 5.5で考える量を上げても足りないときに使うよう案内されています。料金は入力10ドル・出力50ドルと高く、Claudeのアプリではプランによって追加の料金(使用クレジット)がかかります。

モデル向いている仕事速さAPI料金(入力・出力/100万トークン)個人向けプランでの扱い
Fable 5.1特に難しい推論、長時間の大きな作業遅め10ドル・50ドルFreeは不可。Proは使用クレジット、Maxは週の上限の50%まで
Opus 5.5判断が多い仕事、長い作業。迷ったらこれ中くらい4ドル・20ドルPro以上
Sonnet 5.5日々の文書・資料、範囲のはっきりした修正速い2ドル・10ドルFreeから
Haiku 5.5大量の分類・抽出・振り分け最も速い0.10ドル・0.50ドルからFreeから
あわせて読みたいClaudeのモデル比較|Opus・Sonnet・Haiku・Fableの違いと選び方【2026年10月】Claudeのモデルを比較します。2026年10月時点の最新モデル(Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5)の性能・速さ・料金の違い、SonnetとOpusの使い分け、業務別の選び方、プランごとに使えるモデル、切り替え方までをまとめました。

迷ったら「Sonnetで足りるか」を先に試す

ふだんの仕事は、まずSonnet 5.5で試し、仕上がりに満足できないものだけOpus 5.5に切り替えると、費用と品質のバランスがつかみやすくなります。逆に、最初からOpusで進めている仕事も、一度Sonnetで同じ依頼を試してみると、Sonnetで十分なものが見つかることがあります。

業務の例ごとに、目安になるモデルをまとめると次のようになります。あくまで出発点なので、実際に試して仕上がりを見ながら調整してください。

業務の例目安のモデル理由
メール・議事録の要約Sonnet 5.5速く安い。ふだんの文章なら十分な品質
提案書のたたき台Sonnet 5.5 → 必要ならOpus 5.5型が決まっていればSonnetで十分。論点の整理から任せるならOpus
Excelの集計・表づくりSonnet 5.5表計算やスライドの仕上がりが強化されている
問い合わせ対応の下書きSonnet 5.5/件数が多ければHaiku 5.5大量に振り分けるだけならHaikuが安い
社内ツールの小さな修正Sonnet 5.5範囲のはっきりした修正が得意
社内システム全体の見直しOpus 5.5 → 足りなければFable 5.1長く判断が続く仕事はOpus以上が強い

料金

経営者と担当者がPCの料金表を見ながら相談している(PCは二人に向いている)

Sonnetの料金は、Claudeのアプリで使うか、APIで使うかで考え方が違います。

Claudeアプリで使う場合

料金ページのプラン比較によると、Freeプランで使えるモデルはSonnetとHaikuです。Opusは使えません。つまり、Sonnetは無料でも試せるモデルです。Pro以上の有料プランでは、Opus・Sonnet・Haikuが使え、使える量も増えます。

プラン料金(税抜・ドル建て)Sonnetほかに使えるモデル
Free0ドル使えるHaiku
Pro月20ドル(年払いなら月17ドル相当)使えるOpus・Haiku、Fable(使用クレジット)
Max 5x月100ドル使えるOpus・Haiku、Fable(週の上限の50%まで)
Max 20x月200ドル使えるOpus・Haiku、Fable(週の上限の50%まで)
Team1席 月25ドル(年払いなら月20ドル)から使えるOpus・Haiku、Fable(プレミアム席は週の上限の50%まで)

Sonnetを中心に使う場合のプランの選び方は、次のように考えると分かりやすいでしょう。

  • Free:まず試したい人。Sonnetで文書や要約を任せてみて、使い勝手を確かめる
  • Pro:毎日使う人。使える量が増え、Opusも使えるので、仕事に合わせて選べる。Claude Codeも使える
  • Max:一日中使う人、Claude Codeで長い作業を任せる人
  • Team:会社で数人以上が使う場合。管理機能があり、既定で学習に使わない
あわせて読みたいClaudeの料金プランを比較|無料・Pro・Max・Team・Enterpriseの違いと選び方Claudeの料金プランを、2026年10月時点の公式情報でまとめました。Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの月額と使える機能、使用量の上限と使用クレジット、API料金、消費税や請求書の扱い、個人と会社それぞれの選び方まで解説します。

APIで使う場合

APIでは、使った量に応じた従量課金です。Sonnet 5.5の料金は、入力(AIに渡す文章)100万トークンあたり2ドル、出力(AIが書く文章)100万トークンあたり10ドルです。急がない処理をまとめて送るバッチ処理では、入力・出力とも半額になります。

同じ資料を何度も読ませる場合は、プロンプトキャッシュ(一度読み込んだ文章をAI側に一時的に保存して、次から安く読み込む仕組み)で入力の費用を下げられます。Sonnet 5.5のキャッシュの読み込みは100万トークンあたり0.10ドル(入力料金の5%)です。2026年10月7日に0.20ドルから値下げされました。キャッシュに書き込むときは、保存時間に応じて別の料金(5分なら2.50ドル、1時間なら4ドル)がかかります。

たとえば、10万トークン分の資料を読ませて1万トークンの文章を書かせる作業を1回行うと、単価から計算すると入力0.2ドル+出力0.1ドルで0.3ドルです。同じ作業をOpus 5.5で行うと0.6ドル、Fable 5.1では1.5ドルになります。実際には考える過程の分の出力なども加わるので、あくまで比べるための目安です。

件数の多い処理での費用の比べ方

APIで社内ツールに組み込む場合、モデルの違いは件数が多いほど大きく効いてきます。たとえば、1件あたり2,000トークンの問い合わせを読み、500トークンの返信案を書く処理を、月に1,000件行うとします。公式の単価から計算すると、次のようになります。

モデル入力(200万トークン)出力(50万トークン)月の合計
Opus 5.58ドル10ドル18ドル
Sonnet 5.54ドル5ドル9ドル
Haiku 5.50.2ドルから0.25ドルから0.45ドルから

実際には、共通の指示文やお手本の分の入力、考える過程の分の出力なども加わるため、この計算より多くなるのが普通です。それでも、モデルを1段階変えるだけで費用が大きく変わることは分かります。まずSonnet 5.5で品質を確かめ、単純な振り分けだけならHaiku 5.5、難しい判断が混じるならOpus 5.5、と処理ごとに分けるのが効率的です。

費用を抑えるコツ

  • 考える量(effort)を調整する:考える量を下げるほど、速く安くなる。Sonnet 5.5は、APIでは既定がHigh、Claude Codeとアプリでは既定がMedium
  • キャッシュを使う:同じ資料や指示を何度も送る場合は、キャッシュで入力の費用を下げる
  • バッチ処理を使う:急がない大量の処理は、バッチ処理で半額にする
  • Haikuと使い分ける:単純な分類や抜き出しはHaiku 5.5に任せる

料金はドル建て。最新の金額は公式ページで確認

料金はすべてドル建て・税抜で、日本円の請求額は為替と消費税で変わります。料金は変わることがあるので、費用を見積もるときは最新の料金ページを確認してください。

Sonnetの使い方

会社員がPCでClaudeアプリとClaude Codeの画面を切り替えながら作業している様子を肩越しに見た構図

Sonnetは、Claudeのアプリ、Claude Code、APIのどれからでも使えます。

Claudeアプリで選ぶ

Claudeのアプリ(Web・デスクトップ・スマホ)では、入力欄のモデル選択からSonnetを選びます。

  1. Claudeを開くWeb版(claude.ai)、デスクトップアプリ、スマホアプリのどれかでログインします。
  2. モデル選択を開く入力欄の近くに表示されているモデル名をクリック(タップ)します。
  3. Sonnetを選ぶ一覧から「Sonnet 5.5」を選びます。
  4. 依頼を書いて送るいつもどおり依頼を書いて送ります。会話の途中でもモデルを変えられます。

画面の文言や位置は、アプリの更新で変わることがあります。Sonnet 5.5が見当たらない場合は、アプリを最新版にしてみてください。

Claude Codeで選ぶ

Claude Code(Claudeにファイルの読み書きやコマンドの実行まで任せる開発ツール)では、/model と入力してモデルを選びます。/model sonnet のように指定すると、AnthropicのAPIでは最新のSonnet(Sonnet 5.5)が使われます。ドキュメントによると、Sonnet 5.5を使うにはClaude Codeのバージョン2.1.284以降が必要です。考える量は /effort で変えられます。

Claude Codeのドキュメントでは、考える量の目安が次のように説明されています。

考える量向いている場面
lowアイデア出しや最初のたたき台、名前の変更などの小さな修正。結果を毎回見ながら進めるやりとり
mediumSonnet 5.5の既定。範囲のはっきりした日々の開発作業(新しい機能を作るなど)
high確認が大事な作業や、例外が起きやすい作業(既存のプログラムの不具合の修正など)
xhigh・maxより深く考えさせたい難しい問題。maxは考えすぎることもあるので、試してから使う

Claude Codeの既定のモデルはOpus 5.5です。日々の小さな修正はSonnet 5.5、設計や難しい不具合の調査はOpus 5.5、と使い分けると、使用量を抑えながら作業を進められます。

CoworkやMicrosoft 365でも使える

ヘルプによると、Sonnet 5.5は、Claudeのアプリ(Web・デスクトップ・スマホ)のほか、Claude Cowork(仕事を任せてファイル作成まで進めてもらう機能)、Claude Code、Claude Design、Claude for Microsoft 365、Claude Tag、Claude Scienceでも使えます。Coworkで資料づくりや集計を任せるときも、作業の重さに合わせてSonnetとOpusを選び分けられます。

APIで使う

APIでは、モデルIDに claude-sonnet-5-5 を指定します。Amazon Bedrockでは anthropic.claude-sonnet-5-5 です。

Sonnet 5から切り替える場合は注意が必要です。モデルのページでは、Sonnet 5で動いているプログラムに影響する変更が5つあると案内されています。たとえば、特定のツールを強制的に使わせる指定がエラーになる、考える過程の記録(思考ブロック)が作ったモデルと会話に結びつく、といった変更です。また、temperatureなどの設定を初期値以外にすると、エラー(400)が返ります。切り替える前に移行ガイドを確認し、テスト用の環境で動きを確かめましょう。

開発者向けの細かい点として、Sonnet 5.5では考える過程(思考)が初期設定でオンになっています。最初に考える段階を省きたい場合は、between_tools という一番低い設定を使います(考える量がHigh以下のときに使えます)。また、キャッシュに保存できる指示文の最小の長さは512トークンです。ツールの呼び出しの間に出る文章が思考ブロックとして返る変更もあるので、利用者に途中の文章を見せているツールでは表示の設定を確認しましょう。

Sonnet 4.5から切り替える場合も、モデルの世代が変わるので、同じように移行ガイドの確認とテストが欠かせません。

うまく使うための依頼の書き方

Sonnet 5.5は、範囲のはっきりした仕事が得意です。依頼するときは、何を、誰向けに、どんな形で作ってほしいのかをはっきり書くと、やり直しが少なくなります。

添付した9月の店舗別売上の表をもとに、部長会向けの報告スライドを作ってください。
・枚数は5枚まで。1枚目に全体の結論を書く
・前月から10%以上下がった店舗は色を変えて目立たせる
・添付のテンプレートの書式に合わせる

業務で使うときの注意点

担当者がPCに表示された「モデルが切り替わりました」という通知を確認している様子を肩越しに見た構図

Sonnet 5.5を業務で使うときに、知っておきたい点をまとめます。

会話の途中でモデルが切り替わることがある

Sonnet 5.5は、すべての依頼に自動の安全チェックをかけています。ヘルプによると、チェックの結果によって次のように扱われます。

  • サイバーセキュリティ:攻撃コードの作成、実行ファイルを調べて弱点を探す作業、侵入テストなど、危険の大きい依頼はSonnet 5に切り替わって答える。自分のプログラムの弱点を調べるような安全なコーディングには、そのまま使える
  • 最先端のAI開発:一部の特殊なAI開発の作業は、Sonnet 5に切り替わる
  • 生物:深刻な被害につながりうる依頼は、別のモデルに切り替わらずに止まる
  • 考え方の抜き出し(蒸留):Claudeの内部の推論をそのまま書き出させるような依頼は、止まる

ヘルプでは、こうした仕組みは危険の大きい一部の依頼を対象にしたもので、ふつうのソフトウェア開発や、ほとんどの生命科学の仕事は影響を受けないと説明されています。ただし、チェックの対象は最後のメッセージだけでなく、メモリ、コネクタで読み込んだ内容、Web検索の結果、ファイルなど、モデルが読むものすべてです。自分で書いていない内容がきっかけになることもあります。

切り替わると、画面にその旨が表示され、答えにはどのモデルが答えたかが示されます。切り替わった後は、その会話ではモデル選択がSonnet 5のままになるので、戻したいときは自分でSonnet 5.5を選び直します。

自動の切り替えを止める設定

自動の切り替えは、「設定」→「Capabilities」(Claude Codeでは Config → MODEL & OUTPUT)の「Switch models when a message is flagged」をオフにすると止められます。止めた場合、判定された依頼は別のモデルに切り替わらず、会話が一時停止します。その後は、メッセージを直してSonnet 5.5で送り直すか、別のモデルを自分で選んで送ります。

止められた依頼の料金

ヘルプによると、生物・蒸留・AI開発の判定で答えの前に止まった依頼には料金がかかります。それ以外の分野で答えの前に止まった依頼には料金はかかりません。答えの途中で止まった場合は、そこまでの分の料金がかかり、Sonnet 5に切り替わった答えはSonnet 5の料金で別に請求されます。

社内ツールに組み込むとき

APIでは、アプリと違って自動の切り替え(フォールバック)は初期設定では動きません。設定していない場合、判定された依頼は正常な応答(ステータス200)として返り、止まった理由が付いてきます。業務で使うツールでは、止まったときに別のモデルで再実行するのか、担当者に知らせるのかを決めて組み込んでおきましょう。

あわせて、使っているモデルの提供終了日を管理しておくことも大切です。Sonnet 4.5のように、APIのモデルには提供終了の予定日が決まります。Anthropicのモデルの提供終了の一覧を定期的に確認し、切り替えの時期を計画しておきましょう。

生命科学の仕事で止まりやすい場合

ヘルプでは、生物分野の安全の仕組みはほとんどの研究・教育・臨床の仕事には影響しないとしつつ、微生物学やウイルス学の一部の依頼は誤って判定されることがあると書かれています。正当な生命科学の研究を行う組織は、こうした制限を緩めるための審査制度(Life Sciences Verification Program)に申し込めると案内されています。

入力するデータの扱い

入力した内容の扱いは、プランによって違います。料金ページでは、Free・Pro・Maxの個人向けプランは、会話を学習に使うかどうかを自分で選べる形(オプトアウト)とされています。Teamは既定で学習に使わないとされています。Sonnet 5.5は、データを保存しない契約(ゼロデータ保持)にも対応していると案内されています。会社のデータを扱うなら、法人向けプランと社内のルールを確認しておきましょう。

注意点起きること対応
モデルの自動切り替えサイバーセキュリティなどの依頼で、Sonnet 5が代わりに答えるどのモデルが答えたかを確認する。必要ならメッセージを直して送り直す
生物・蒸留の判定切り替わらずに止まる依頼の内容を見直す。業務上必要なら審査制度を検討する
APIでのフォールバック初期設定では切り替わらず、止まった理由つきで返る止まったときの処理をツールに組み込む
旧モデルの提供終了Sonnet 4.5はAPIで2026年11月30日に終了予定使っているモデルを洗い出し、Sonnet 5.5などへ切り替える
データの扱い個人向けプランは設定次第で学習に使われることがある会社のデータは法人向けプランで扱い、渡してよい情報を決める

仕上がりを確かめるときのポイント

Sonnet 5.5の仕上がりは良くなっていますが、そのまま使う前に次の点は人が確かめましょう。

  • 数字や日付が、元の資料と合っているか
  • 資料に書かれていないことを、推測で書き足していないか
  • 社名・人名・商品名が正しいか
  • どのモデルが答えたか(途中でSonnet 5に切り替わっていないか)

特に、資料が長いときや、依頼の条件が多いときは、条件の一部が抜けることがあります。依頼文に箇条書きで条件を書き、できあがったものと1つずつ照らし合わせると確実です。

社内で決めておくこと

部署やチームでSonnetを使う場合は、次のような決まりを先に作っておくと、使う人による差を小さくできます。

  • 仕事ごとに使うモデルの目安(要約はSonnet、企画はOpus、など)
  • Claudeに渡してよい情報と、渡してはいけない情報
  • 別のモデルに切り替わったときの扱い(そのまま使ってよいか、担当者が確認するか)
  • APIで組み込んだツールの担当者と、モデルの更新を確認する時期
  • 社外に出す文書は、必ず人が中身を確かめてから出すこと

よくある質問

Claude Sonnetは無料で使えますか?

使えます。料金ページによると、FreeプランではSonnetとHaikuが使えます。使える量には上限があり、たくさん使う場合や、Opusも使いたい場合は、Pro以上の有料プランが必要です。

Sonnet 5.5とOpus 5.5はどちらを使えばいいですか?

範囲のはっきりした日々の仕事ならSonnet 5.5、長く判断が続く複雑な仕事ならOpus 5.5が向いています。Anthropicは、迷ったらまずOpus 5.5から始めるよう案内しています。速さや費用を重視したい仕事から、Sonnet 5.5に切り替えて試すとよいでしょう。

Sonnet 4.5はいつまで使えますか?

APIでは、2026年11月30日に提供終了の予定です(2026年9月30日に非推奨になりました)。後継にはSonnet 5.5が勧められています。Claudeのアプリでいつまで選べるかは、公式の情報を確認できませんでした。

Sonnet 5とSonnet 5.5で料金は変わりましたか?

APIの単価は同じで、入力2ドル・出力10ドル(100万トークンあたり)です。ただしSonnet 5.5は同じ仕事に使うトークンが少ないため、発表では1作業あたり最大30%安くなるとされています。

会話の途中で「Sonnet 5」に変わったのはなぜですか?

Sonnet 5.5の安全チェックが、サイバーセキュリティなどに関わる依頼だと判定したためです。会話の中のファイルや検索結果がきっかけになることもあります。メッセージを直してSonnet 5.5で送り直すか、設定で自動の切り替えを止めることもできます。

日本語の文章も得意ですか?

Anthropicのモデル一覧では、現行のモデルはすべて多言語に対応していると案内されています。日本語の性能についての具体的な数字は公式には示されていないので、実際の業務の文章で試して確かめるのがおすすめです。

Sonnet 5はまだ使えますか?

使えます。Sonnet 5はレガシー(今後は更新されない旧版)扱いですが、APIでは「2027年6月30日より前には提供を終了しない」とされています。料金はSonnet 5.5と同じなので、新しく使うならSonnet 5.5を選ぶのがおすすめです。

Haiku 5.5とはどう違いますか?

Haiku 5.5は、Sonnetより速く、料金も安いモデルです。大量の分類や抜き出しなど、単純で件数の多い処理に向いています。文章の質や、判断が必要な仕事ではSonnet 5.5の方が向いています。

Sonnet 5.5を選んだのに、ほかのモデルの名前が表示されました。

安全チェックによる自動の切り替えで、Sonnet 5が答えた可能性があります。答えにはどのモデルが答えたかが表示されます。切り替わった後はモデル選択がSonnet 5のままになるので、Sonnet 5.5に戻したいときは選び直してください。

スマホでも使えますか?

使えます。Claudeのスマホアプリでも、入力欄のモデル選択からSonnetを選べます。Freeプランでも使えます。

Claude CodeでSonnet 5.5を使うには?

Claude Codeで /model sonnet と入力するか、/model の一覧から選びます。Claude Codeのバージョン2.1.284以降が必要なので、古い場合は claude update で更新してください。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude Sonnetは、Claudeのモデルの中で速さと賢さのバランスを取った中位のモデル。最新は2026年9月28日公開のSonnet 5.5
  • Sonnet 5.5はSonnet 5より30%以上速く、1作業あたり最大30%安い。プログラミング、資料・スライドづくり、図表の読み取りが大きく伸びた
  • Sonnet 4.5はAPIで2026年11月30日に提供終了予定。Sonnet 5はレガシー扱い
  • 迷ったらOpus 5.5、日々の仕事はSonnet 5.5、大量の処理はHaiku 5.5、特に難しい仕事はFable 5.1
  • FreeプランでもSonnetは使える。APIは入力2ドル・出力10ドル(100万トークンあたり)
  • 安全チェックでSonnet 5に切り替わることがある。APIでは止まったときの処理を組み込んでおく

Sonnet 5.5は、ふだんの仕事を速く安く進めたいときの中心になるモデルです。仕事の種類ごとにOpusやHaikuと使い分けると、品質と費用のバランスが取りやすくなります。

社内でのモデルの使い分けのルールづくりや、APIで組み込んだ社内ツールのモデル更新で迷ったときは、INTERCREATE JAPANのClaude導入支援もご活用ください。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典