CodexをVS Codeで使う方法|拡張機能の入れ方・使い方・設定を解説
この記事でわかること
- VS Code拡張・CLI・デスクトップアプリの違いと、対応しているエディタ
- 使えるプランと、インストール・サインインの手順
- 開いているファイルや選んだ範囲を使った依頼の出し方と、変更の確認
- 権限モードとスラッシュコマンド、クラウドへの引き渡し
- 設定とショートカット、Windows・WSLでの注意、動かないときの対処
- 会社で使うときに決めておくこと
目次
- CodexのVS Code拡張とは
- エディタの横で使えるCodex
- CLI・デスクトップアプリとの違い
- 対応しているエディタ
- 使えるプランと料金
- インストールとサインイン
- VS Codeに入れる手順
- CursorやWindsurfに入れる場合
- サインインの方法
- 似た名前の拡張機能に注意
- macOSのChatGPTアプリとの連携
- 基本の使い方
- 最初の依頼を試す流れ
- 開いているファイルが自動で材料になる
- 選んだ範囲やファイルを追加する
- 画像を渡す
- 変更を確認する
- 権限モードを選ぶ
- 依頼文の書き方
- 便利な機能
- スラッシュコマンドの一覧
- 計画を立ててから進める
- 変更をレビューさせる
- 作業を分けて進める
- クラウドに作業を渡す
- 決まりごとをAGENTS.mdに書いておく
- 設定とショートカット
- 設定は2種類ある
- Codex Settingsとconfig.toml
- エディタの設定項目
- コマンドとショートカット
- うまく動かないとき
- 症状と対処
- Windowsでインストールしたのに反応しないとき
- WSLで使う場合
- 会社で使うときの注意
- 渡す情報と権限を決める
- 変更はGitで戻せるようにしておく
- 決めておきたいルール
- 社内で試す進め方
- よくある質問
- まとめ
「VS Codeの中でCodexを使えると聞いたけれど、どうやって入れるのか分からない」「ターミナルで使うCLIやデスクトップアプリと、何が違うのか知りたい」と探している方も多いのではないでしょうか。
CodexはOpenAIのAIエージェントで、プログラムを読み、書き、直し、動かして確かめるところまでを任せられます。VS Code(Visual Studio Code)では拡張機能を入れるだけで、エディタの横にCodexの画面を開いて使えます。いま開いているファイルや、選んだ部分のコードがそのまま依頼の材料になるので、説明し直す手間がかかりません。
この記事では、拡張機能でできることと使えるプラン、インストールとサインインの手順、基本の使い方、便利なスラッシュコマンド、設定とショートカット、動かないときの対処、会社で使うときの注意までを順に説明します。内容は2026年10月時点のOpenAIの公式ドキュメントをもとにしています。画面の表示や機能は変わることがあるので、使う前に公式ページもあわせて確認してください。
CodexのVS Code拡張とは

エディタの横で使えるCodex
Codexの拡張機能は、VS Codeの画面の横(サイドバー)にCodexのチャット欄を表示します。公式のドキュメントでは、この拡張機能でできることとして次の3つが挙げられています。
- エディタの情報を渡せる:開いているファイル、選んだコード、最近の会話を、依頼にそのまま添えられます
- 変更を確認できる:作業のまとめと、変更された行がエディタの中に表示されます。残したい変更を選び、続けて指示を出せます
- 作業を手元かクラウドかで選べる:すぐ直したい作業は手元で進め、時間のかかる作業はクラウドに渡せます
公式は向いている使い方として、「ちょっとした修正」「見慣れないコードを理解する」「変更をその場で確認する」「大きめの作業を任せる」を挙げています。
CLI・デスクトップアプリとの違い
Codexは、拡張機能のほかに、ターミナルで使うCodex CLIと、ChatGPTのデスクトップアプリからも使えます。どれも中身は同じCodexで、入口が違うだけです。
| VS Code拡張 | Codex CLI | デスクトップアプリ | |
|---|---|---|---|
| 操作の場所 | エディタの横のサイドバー | ターミナル(文字で操作する画面) | アプリの画面 |
| 得意なこと | 開いているファイルや選んだ部分を使った修正と確認 | スクリプトへの組み込みや、細かい設定 | 作業を並べて進める、成果物を画面で確認する |
| 向いている人 | VS Codeでコードや文書を編集している人 | ターミナルに慣れている人 | エディタやターミナルを使わない人 |
| 設定 | 拡張機能とCLIは、同じ設定ファイル(config.toml)とサインインの情報を共有する | ||
公式の拡張機能の設定のページでは、モデル・権限・サンドボックスなどのCodexの設定は、CLIと共有していると案内されています。一度決めておけば、拡張機能からもCLIからも同じように動きます。
対応しているエディタ
公式ドキュメントでは、次のエディタ向けにCodexの使い方が案内されています。VS Codeとその仲間のエディタでは、同じ拡張機能を使います。
| エディタ | 入れ方 | Codexの開き方 |
|---|---|---|
| VS Code・VS Code Insiders | 拡張機能として入れる | Codexのアイコンを選ぶ。見当たらないときはコマンドパレットで「Codex: Open Codex Sidebar」を実行 |
| Cursor・Windsurf | 同じ拡張機能を入れる | VS Codeと同じ |
| Xcode | Xcode側の機能として用意されている | コーディングアシスタントを開き、新しいチャットでエージェントとしてCodexを選ぶ |
| JetBrains系のIDE | JetBrains側の機能として用意されている | 「AI Chat」を開き、Codexを選ぶ |
この記事では、利用者がいちばん多いVS Codeを中心に説明します。XcodeとJetBrainsは、それぞれの製品側の機能からCodexを選ぶ形で、入れ方や設定の細かい画面はこの記事の範囲外です。
使えるプランと料金
拡張機能を使うには、ChatGPTの有料プランか、OpenAIのAPIキーが必要です。公式の料金ページとVisual Studio Marketplaceの拡張機能のページを整理すると、次のようになります。
| プラン | 料金(2026年10月時点) | 拡張機能の扱い |
|---|---|---|
| Free・Go | Freeは無料、Goは月8ドル | 料金ページに拡張機能の記載はない。Marketplaceのページは、Plus以上のプランを要件としている |
| Plus | 月20ドル | 料金ページに「IDE拡張」で使えると記載あり |
| Pro | 月100ドル・200ドル・500ドル | Plusの内容に加えて、使える量が増える |
| Business | 1人あたり月20ドル(年払い)、月払いは25ドル | Marketplaceのページが対象のプランとして記載 |
| Enterprise・Edu | 問い合わせ | Marketplaceのページが対象のプランとして記載 |
| APIキー | API料金で従量課金 | CLI・SDK・IDE拡張で使える。クラウドの機能は使えない |
拡張機能そのものは無料で、料金はプランに含まれる使用量から差し引かれます。使用量は5時間ごとの枠などで管理されていて、プランによって仕組みが異なります。上限の考え方や確認方法は「Codexの使用量の確認方法」の記事で詳しく説明しています。
まずはPlusかAPIキーで試す
FreeやGoで拡張機能が使えるかは、公式の料金表に書かれていません。確実に試したいなら、月20ドルのPlusか、使った分だけ払うAPIキーが現実的です。APIキーはクラウドの機能が使えない点だけ覚えておきましょう。
インストールとサインイン

VS Codeに入れる手順
拡張機能は、VS Codeの拡張機能の画面から探して入れます。拡張機能のIDはopenai.chatgptで、Marketplaceでの名前は「Codex – OpenAI's coding agent」、発行元はOpenAIです。
- VS Codeを開く最新版のVS Codeを起動します。バージョンの条件は公式ドキュメントには書かれていないので、更新できる場合は更新しておくと安心です。
- 拡張機能の画面で「Codex」を検索する左端の拡張機能のアイコンを選び、検索欄に「Codex」と入力します。発行元が「OpenAI」で、IDが
openai.chatgptのものを選びます。 - 「インストール」を選ぶインストールが終わると、サイドバーにCodexのアイコンが表示されます。
- Codexを開くアイコンを選びます。見当たらないときは、コマンドパレット(WindowsとLinuxはCtrl+Shift+P、MacはCmd+Shift+P)を開き、「Codex: Open Codex Sidebar」を実行します。
- サインインするサインインしていない画面が表示されるので、次の項の方法でサインインします。
公式のページには、ブラウザからVS Codeを直接開いてインストールできるリンクも載っています。VS Codeはvscode:extension/openai.chatgpt、Cursorはcursor:extension/openai.chatgpt、Windsurfはwindsurf:extension/openai.chatgptです。
CursorやWindsurfに入れる場合
CursorとWindsurfでは、同じ拡張機能を入れます。上のリンクを使うか、各エディタの拡張機能の画面で同じIDのものを探します。開き方もVS Codeと同じです。会社でCursorを使っている場合でも、ふだんの画面にCodexを足す形で使えます。
サインインの方法
サインインには、ChatGPTのアカウントを使う方法と、APIキーを使う方法があります。公式ドキュメントによると、デスクトップアプリ・CLI・IDE拡張のどれでも、ローカルでの作業は両方に対応しています。
| 方法 | 拡張機能での操作 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ChatGPTでサインイン | サインインしていない画面で「Sign in with ChatGPT」を選ぶ。ブラウザが開くので、ログインを終えるとCodexに戻る | ChatGPTの有料プランを契約している人。クラウドの機能も使える |
| APIキー | サインインしていない画面で「Use API Key」を選び、キーを入力して「OK」を選ぶ | 使った分だけ払いたい人。会社で費用を分けて管理したい人 |
APIキーは、パスワードと同じように扱う情報です。メールやチャットに貼り付けたり、他の人に渡したりしないでください。サインインの情報は、既定ではホームフォルダの~/.codex/auth.jsonか、OSの資格情報の保管場所に保存されます。公式ドキュメントでも、auth.jsonはアクセストークンを含むのでパスワードと同じ扱いにするよう案内されています。
CLIとサインインを共有している
CLIと拡張機能は、サインインの情報を共有しています。どちらか一方でログアウトすると、もう一方でもサインインし直しが必要になります。「急にサインインを求められた」ときは、別の場所でログアウトしていないかを確認してください。
似た名前の拡張機能に注意
エディタの拡張機能には、「Codex」を含む名前のものがほかにもあります。名前やアイコンが似ていても、発行元がOpenAIでなければ公式の拡張機能ではありません。入れるときは、発行元がOpenAIであること、IDがopenai.chatgptであることの2点を確認してください。
APIキーやログインを入力する前に確認する
公式以外の拡張機能にAPIキーを入力すると、そのキーを第三者に渡すことになります。検索結果の上位に出たものを選ぶのではなく、発行元とIDで確かめてから入れましょう。
macOSのChatGPTアプリとの連携
Marketplaceのページには、macOS限定の機能として、ChatGPTのmacOSアプリとVS Codeをつなぐ機能が紹介されています。アプリで「Work with VS Code」を選ぶと、ChatGPTがVS Codeの内容を見て、質問に答えたり簡単な修正をしたりします。拡張機能の基本の使い方とは別の機能です。
基本の使い方

最初の依頼を試す流れ
最初は、大事なファイルを変更しない依頼から始めると安心です。公式のドキュメントでも、プロジェクトを開いて「コードを説明させる」「小さな修正を頼む」「不具合を調べさせる」ことから始めるよう案内されています。
- プロジェクトのフォルダを開くVS Codeで、作業したいフォルダを開きます。
- Gitで状態を保存しておく公式は、作業の前後にGitのチェックポイント(コミットなど)を作ると、あとで元に戻せると案内しています。Gitを使っていない場合は、フォルダのコピーを取っておきます。
- 関係するファイルを開く直したいファイルと、その近くのファイルを開いておきます。
- 依頼を書く入力欄に、やってほしいことを日本語で書いて送ります。
- 変更を確認するCodexの報告と、エディタに表示される変更箇所を見て、残すか、直してもらうかを決めます。
開いているファイルが自動で材料になる
公式の説明では、拡張機能は、開いているファイルを自動で文脈(Codexが参考にする情報)として含めます。そのため、「このファイルの処理の流れを説明して」「いま開いているページの見出しの文言を直して」のように、ファイル名を書かなくても伝わります。
入力欄には、「Ask Codex anything, @ to add files, / for commands」という案内が表示されます。@を入力するとファイルを追加でき、/を入力するとスラッシュコマンドの一覧が出ます。
開いているファイルを自動で渡したくないときは、/ide-contextで、自動のIDEコンテキストをオン・オフできます。社外秘のファイルを開いたまま別の作業を頼む場合などに、切っておくと安心です。
選んだ範囲やファイルを追加する
特定の部分だけを見てほしいときは、コードを選んでから、コマンドパレットで「Add to Codex Thread」を実行します。選んだ行が、依頼の範囲として追加されます。公式のIDEコマンドの一覧では、次の2つが用意されています。
- 選んだ範囲を追加(
chatgpt.addToThread):選択しているテキストの範囲を、いまのチャットに追加します - ファイル全体を追加(
chatgpt.addFileToThread):開いているファイル全体を、いまのチャットに追加します
公式のおすすめは、依頼の前に関係するファイルを開き、対象のコードを選んでおくことです。範囲を絞って渡せるので、依頼の内容が伝わりやすくなり、確認する変更も小さくなります。
画像を渡す
画像は、Codexのチャット欄にドラッグ&ドロップするか、貼り付けて渡せます。公式は使い方の例として、画面の見本の画像を渡し、「この画面のように新しい設定ページを作って。既存の見た目のルールに合わせて」と頼む方法を紹介しています。Webサイトの修正で、「この見本のようなレイアウトにして」と伝えたいときに役立ちます。
変更を確認する
Codexが作業を終えると、変更のまとめと、変更された行がエディタの中に表示されます。公式のドキュメントには、影響を受けたファイルを1つずつ確かめ、残したい変更を選んで、続けて指示を出せると書かれています。画面の例には、変更を取り消す「Undo」と、内容を確かめる「Review」が表示されています。
確認するときは、次の点を見ます。
- 頼んだファイル以外が変更されていないか
- 見た目や表示される文言が、意図したとおりか
- Codexが「確かめた」と報告した内容(テストの実行など)が、実際に動いたか
- 設定ファイルや、お客様の情報を含むファイルに手が入っていないか
公式も、プロンプトの書き方のコツとして、「確認の手順を報告させる」ことをすすめています。「どのファイルを変更したか、どう確かめたかを最後に報告して」と添えておくと、確認が楽になります。
権限モードを選ぶ
Codexがどこまで確認なしで動くかは、入力欄の下にある権限の切り替えで選びます。公式ドキュメントでは、次の4つのモードが案内されています。
| モード | 動き方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Ask for approval | 作業フォルダの外のファイルを編集するときや、インターネットを使うときに確認を求める。公式が最初のおすすめとしているモード | 使い始め、ふだんの作業 |
| Approve for me | 同じサンドボックス(作業できる範囲を囲う仕組み)のまま、確認を自動の審査に回す。危険と判断された操作だけ、確認を求める | 確認の手間を減らしたいとき |
| Full access | インターネットの利用や、パソコン内のあらゆるファイルへのアクセスの制限をなくす | 中身を完全に把握している作業だけ |
| Custom (config.toml) | 設定ファイルに書いた権限に従う | 管理者がルールを決めている場合 |
モードの名前は、使っているバージョンや、組織の設定によって表示が変わることがあります。「Approve for me」が見当たらない場合は、組織の設定で無効になっている可能性があります。切り替えたあとは、いまのチャットで選ばれているモードがどれかを毎回確かめてください。
別のドキュメントでは、ネットワークへのアクセスは既定で止まっていると案内されています。また、Gitで管理されていないフォルダでは読み取り専用を推奨し、信頼するまで読み取り専用で始まることがあると書かれています。
「Full access」は最初に選ばない
Full accessは、パソコンの中のどのファイルにも、インターネットにも、確認なしで触れる状態です。公式でも推奨されていません。間違えたときの影響が大きいので、慣れないうちは選ばないでください。
依頼文の書き方
公式は、よい依頼の条件として「やってほしい動きを書く」「関係するコードや再現手順を示す」「守ってほしい制約を伝える」「確かめ方を書く」の4点を挙げています。
| 伝わりにくい頼み方 | 伝わりやすい頼み方 |
|---|---|
| このサイトを直して | 開いているcontact.htmlの、送信ボタンの文言を「送信する」に変えて。ほかのページは変更しないで |
| エラーが出る | 「保存しました」と表示されるのに、値が保存されない。原因を調べて、直し方と、画面での確かめ方を教えて |
| テストを書いて | 選んだ関数の単体テストを、既存のテストと同じ書き方で追加して。APIの形は変えないで |
| 全部きれいにして | このファイルだけ、変数名を分かりやすく直して。動作が変わらないことを、テストで確かめて |
範囲を絞って、確かめ方まで頼む
最初は「1つのファイルの、1つの修正」くらいの小さな依頼から始めてください。変更を確認しやすく、Codexの進め方のくせも分かります。慣れたら、少しずつ範囲を広げていきましょう。
便利な機能

スラッシュコマンドの一覧
入力欄に/と入力すると、スラッシュコマンドの一覧が表示されます。続けて文字を入力すると絞り込め、Enterで実行します。公式のIDE向けの一覧は次のとおりです。使えるコマンドは、環境や権限によって変わります。
| コマンド | できること |
|---|---|
/status | チャットID、コンテキストの使用量、使用量の上限を表示する |
/model | いまのチャットで使うモデルを選ぶ |
/reasoning | 考える深さ(推論の強さ)を選ぶ |
/plan | 計画モードの切り替え。複数の手順がある作業の進め方を先に相談する |
/goal | Codexに続けて取り組ませる目標を設定する |
/review | 未コミットの変更や、ほかのブランチとの差分をレビューさせる |
/init | プロジェクト用のAGENTS.mdのひな形を作る |
/compact | 長くなった会話の内容を圧縮する |
/side | 本題を止めずに、一時的な別チャットで質問する |
/fork | 手元のチャットを複製して、新しいチャットにする |
/worktree | 新しいGitのworktree(作業用のコピー)でチャットを動かす |
/local | 手元の作業フォルダでチャットを動かす |
/cloud | クラウドでチャットを動かす(使える場合) |
/cloud-environment | クラウドの環境を選ぶ |
/project | 新しいチャットで使うプロジェクトを選ぶ |
/ide-context | IDEの文脈(開いているファイルなど)の自動共有をオン・オフする |
/mcp | つないでいるMCPサーバー(外部のツールとの接続)の状態を見る |
/memories | チャットが記憶を使う・作るかどうかを設定する(使える場合) |
/personality | 返答の話し方を選ぶ(モデルが対応している場合) |
/fast | 高速な提供枠をオン・オフする(用意されている場合) |
/approve | 自動審査で止められた操作を、1回だけやり直させる(自動審査が有効なとき) |
/feedback | フィードバックの画面を開く。ログも添えられる |
全部を覚える必要はありません。最初は/status、/plan、/review、/initの4つを知っていれば十分です。
計画を立ててから進める
変更の範囲が大きい作業や、進め方がはっきりしない作業は、いきなり実装させるより、/planで先に計画を相談します。公式のプロンプトの案内でも、大きなリファクタリング(動作を変えずに中身を整理すること)では、まず手元で計画を立ててから進める流れが紹介されています。
計画に納得できたら、そのまま実装を頼みます。続けて取り組ませたい目標があるときは、/goalで目標を設定します。公式は、目標があいまいなときは先に/planで整理するようすすめています。
変更をレビューさせる
/reviewを使うと、まだコミットしていない変更や、別のブランチとの差分をCodexにレビューさせられます。自分で直した部分や、Codexが作った変更の見落としを減らすのに役立ちます。
レビューを動かす場所は、設定のchatgpt.reviewDeliveryで選べます。inline(既定)では、いまのチャットの中でレビューが動き、detachedにすると、別のレビュー用のチャットで動きます。
作業を分けて進める
Codexに作業を頼んでいる最中に、別のことを質問したくなる場面があります。/sideで一時的な別チャットを開けば、本題を止めずに質問できます。いまのチャットの内容を引き継いで別の案を試したいときは、/forkで複製します。
同じプロジェクトで、複数の作業を同時に進めたいときは、Gitのworktreeを使います。公式のドキュメントによると、worktreeは「同じプロジェクトの別の作業用コピー」で、手元の作業フォルダを邪魔せずに、Codexに別の作業を進めさせられます。ただし、同じブランチを複数の場所で開くことはできない、といった制限もあります。Gitに慣れていない場合は、無理に使わなくて構いません。
クラウドに作業を渡す
時間のかかる作業は、パソコンではなくクラウドで動かせます。拡張機能から渡す流れは、公式のプロンプトの案内では次のとおりです。
- 現在の作業を保存する手元の変更は、コミットするか、退避(stash)しておきます。
- 必要なら計画を立てる手元で
/planを使い、進め方を相談しておきます。 - クラウドを選ぶ入力欄の下にあるクラウドのアイコンを選び、クラウドの環境を選びます。
- 依頼を送るあとから、同じチャットで結果を確認できます。
クラウドを使うには、ChatGPTのアカウントでサインインしている必要があります。APIキーでは使えません。また、GitHubとつないだ環境を、WebかデスクトップアプリのCodexで先に作って公開しておく必要があります。環境の作り方は「Codexの使い方」の記事で説明しています。
決まりごとをAGENTS.mdに書いておく
AGENTS.mdは、Codexが作業を始める前に読む、プロジェクトの説明書のようなファイルです。「テストはnpm testで動かす」「見た目の変更は既存のCSSのルールに合わせる」「このフォルダは触らない」のように、毎回伝えていることを書いておけます。
公式ドキュメントによると、読み込む場所は次の順です。後から読み込まれる、作業場所に近いファイルの内容が優先されます。
| 場所 | 効く範囲 |
|---|---|
ホームの~/.codexにあるAGENTS.md | すべてのプロジェクト(自分の好みなど) |
プロジェクトの一番上のフォルダのAGENTS.md | そのプロジェクト全体 |
下のフォルダにあるAGENTS.md | そのフォルダでの作業 |
プロジェクトにAGENTS.mdがまだない場合は、/initでひな形を作れます。読み込まれる量には上限があり、既定では合計32KiBまでです。長くなりすぎないよう、守ってほしいことを短く書くのがコツです。
決まりごとは1回書けば、毎回効く
「です・ます調で書く」「商品名は正式名称で書く」など、毎回の依頼で伝えていることは、AGENTS.mdに移すと、依頼文が短くなり、担当者によるぶれも減ります。
設定とショートカット

設定は2種類ある
公式ドキュメントでは、設定が2つの層に分かれています。
| 種類 | 決められること | 設定する場所 |
|---|---|---|
| Codexの設定 | モデル、推論の強さ、権限、サンドボックス、MCPサーバー、話し方 | config.toml。CLIやデスクトップアプリと共通 |
| エディタの設定 | 拡張機能の動き方(送信キー、レビューの動かし方など) | VS Codeの設定。chatgpt.*という名前の項目 |
chatgpt.*の項目は、config.tomlには書きません。VS Codeの設定画面で、@ext:openai.chatgptや「Codex」、項目名で検索して値を変えます。
Codex Settingsとconfig.toml
Codexの設定は、サイドバーの歯車のアイコンから「Codex Settings」を開くと、画面から変更できます。設定ファイルを直接編集したいときは、同じ画面の「Open config.toml」を選びます。
config.tomlはCLIと共通です。拡張機能で決めた権限やモデルは、CLIでも同じように使われます。設定ファイルの場所や、プロジェクトごとの設定については「Codexの設定」の記事で詳しく解説します。
エディタの設定項目
公式に載っているエディタ向けの設定は、次の10項目です。
| 項目 | 既定値 | 内容 |
|---|---|---|
chatgpt.commentCodeLensEnabled | true | TODOコメントの上に、Codexに任せる表示を出す |
chatgpt.openOnStartup | false | 拡張機能が起動したあと、Codexのサイドバーを自動で開く |
chatgpt.followUpQueueMode | queue | 作業中に送ったメッセージを、次の実行まで待たせる(queue)か、いまの作業に割り込ませる(steer)か |
chatgpt.composerEnterBehavior | enter | 送信のキー。Enterで常に送信(enter)、複数行のときはCmd/Ctrl+Enterで送信(cmdIfMultiline)、常にCmd/Ctrl+Enterが必要(cmdAlways) |
chatgpt.reviewDelivery | inline | /reviewを、いまのチャット(inline)か別のチャット(detached)のどちらで動かすか |
chatgpt.localeOverride | 自動 | 画面の表示言語。空のままなら自動で判定する |
chatgpt.runCodexInWindowsSubsystemForLinux | false | Windowsのみ。WSLが使える場合に、Codexをその中で動かす。変更するとVS Codeが再読み込みされる |
chatgpt.cliExecutable | 未設定 | 開発用。CLIの実行ファイルの場所を指定する。変更すると拡張機能の一部が動かなくなることがある |
chat.fontSize | エディタの既定 | チャットの文字の大きさ(VS Code共通の設定) |
chat.editor.fontSize | エディタの既定 | チャット内のコードや差分の文字の大きさ(VS Code共通の設定) |
日常で触ることが多いのは、chatgpt.composerEnterBehaviorです。途中で誤って送信してしまうのが心配な場合は、cmdAlwaysにすると、Cmd(Windowsでは Ctrl)+ Enterを押すまで送信されません。
コマンドとショートカット
拡張機能のコマンドは、コマンドパレット(MacはCmd+Shift+P、WindowsとLinuxはCtrl+Shift+P)から実行できます。標準でショートカットが割り当てられているのは、新しいチャットだけです。
| コマンドID | 内容 | 標準のショートカット |
|---|---|---|
chatgpt.newChat | 新しいチャットを作る | Mac:Cmd+N/Windows・Linux:Ctrl+N |
chatgpt.addToThread | 選んだ範囲を、いまのチャットに追加する | なし |
chatgpt.addFileToThread | ファイル全体を、いまのチャットに追加する | なし |
chatgpt.openSidebar | Codexのサイドバーを開く | なし |
chatgpt.newCodexPanel | 新しいCodexのパネルを開く | なし |
chatgpt.openCommandMenu | Codexのコマンドメニューを開く | なし |
よく使うコマンドにショートカットを付けるには、コマンドパレットで「Preferences: Open Keyboard Shortcuts」を実行し、「Codex」やコマンドIDで検索して、鉛筆のアイコンから割り当てます。また、作業中のメッセージの送り方は、chatgpt.followUpQueueModeの設定に従いますが、Cmd/Ctrl+Shift+Enterを使うと、そのメッセージだけ設定と逆の動きになります。
うまく動かないとき

症状と対処
つまずきやすい点を、症状別にまとめました。公式ドキュメントに書かれている内容と、この記事で示した使い方から整理しています。
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| サイドバーにCodexのアイコンが出ない | コマンドパレットで「Codex: Open Codex Sidebar」を実行する。拡張機能が有効になっているか、発行元がOpenAIのopenai.chatgptかを確認する |
| サインインを求められ続ける | CLIなど別の場所でログアウトしていないかを確認する。CLIと拡張機能は、サインインの情報を共有している |
| クラウドを選べない | APIキーでサインインしていないかを確認する。クラウドはChatGPTのアカウントが必要。環境を公開済みかも確認する |
| 「Approve for me」が選べない | バージョンや、組織の設定で無効になっていることがある。管理者に確認する |
| 送信するつもりがないのに送信される | chatgpt.composerEnterBehaviorをcmdAlwaysなどに変える |
| 開いているファイルを渡したくない | /ide-contextで自動のIDEコンテキストをオフにする |
| Windowsでインストールしたのに反応しない | 次の項のC++のビルドツールを確認する |
| 変更を取り消したい | 画面の「Undo」を使うか、Gitで作業前の状態に戻す |
| 原因が分からない | /feedbackでログを添えて送る。社内ネットワークの問題が疑われるときは、情報システムの担当者に確認する |
Windowsでインストールしたのに反応しないとき
公式のWindowsのドキュメントでは、WindowsではネイティブのWindowsのサンドボックスを既定で使うと案内されています。WSLは、Linux用のツールが必要な場合や、すでにWSL2で作業している場合の選択肢という位置づけです。
拡張機能については、「インストールしたのに反応しない」ときの対処として、C++のビルドツールを入れる方法が紹介されています。必要なのは、Visual Studio Build ToolsのC++ワークロードと、x64のMicrosoft Visual C++ Redistributableです。公式に載っているコマンドは次のとおりです。
winget install --id Microsoft.VisualStudio.2022.BuildTools -e
入れたあとは、VS Codeを完全に終了してから、もう一度起動します。会社のPCで管理者の許可が必要な場合は、情報システムの担当者に依頼してください。
そのほか、Windowsでは、Windows 11が推奨で、Windows 10は1809以降が必要とされています。また、最新のWindows 11の一部のビルドでは、新しい方式のサンドボックス(MXC)が使えます。会社のPCでは、OSの条件を満たしていても、セットアップの一部が社内の設定で止められることがあります。
WSLで使う場合
WSL(Windows上でLinuxを動かす仕組み)の中のプロジェクトで作業している場合は、chatgpt.runCodexInWindowsSubsystemForLinuxをオンにすると、CodexをWSLの中で動かせます。変更するとVS Codeが再読み込みされます。
公式のWSLのドキュメントでは、次の点が案内されています。
- WSLのシェルでプロジェクトのフォルダに移動して
code .を実行すると、VS CodeがWSLに接続した状態で開く - プロジェクトは、
/mnt/c/...ではなく、Linux側のホームの下(例:~/code/my-app)に置く。Windows側のフォルダは遅くなったり、権限の問題が出たりすることがある - VS CodeがCodexを見つけられないときは、WSLの中で
which codexを実行し、場所を確認する - WSL1は、Codex 0.115以降ではサポートされない。WSL2を使う
Windowsでの導入の全体像は、「Codex Windows」の記事でも説明しています。
会社で使うときの注意

拡張機能は、手元のファイルを読み、書き換え、コマンドも実行します。便利な反面、会社のPCや業務のデータで使うときは、先に決めておきたいことがあります。
渡す情報と権限を決める
開いているファイルは、既定ではCodexに自動で渡ります。お客様の情報や、未公開の資料を開いたまま別の作業を頼むと、意図せず内容を渡してしまうことがあります。作業用のフォルダを分ける、/ide-contextで自動共有を切る、といった対策を決めておきましょう。
権限は、最初は「Ask for approval」にしておくのが基本です。「Full access」は、使ってよい人と場面を決めてからにします。ネットワークへのアクセスも、既定では止まっています。必要なときだけ設定で許可してください。
変更はGitで戻せるようにしておく
AIが書き換えた内容は、人が確認してから反映するのが原則です。作業の前後でGitのコミットを作っておけば、問題があったときに元に戻せます。Webサイトの文言など、Gitを使っていない場合は、作業前のコピーを残してから始めましょう。
決めておきたいルール
| 項目 | 決める内容 |
|---|---|
| 使ってよいプロジェクト | 社外秘や個人情報を含むものは、最初は対象外にする |
| サインインの方法 | 個人のアカウントではなく、会社が契約したプランやAPIキーを使う。APIキーの保管と共有の方法も決める |
| 権限モード | 使ってよいモードと、Full accessを使ってよい条件 |
| 確認の担当 | 変更を誰が確認してから反映するか。社外に出す資料やコードは、必ず担当者が中身を見る |
| AGENTS.md | プロジェクトごとに誰が書いて、更新するか |
| 拡張機能のインストール | 誰が入れるか。発行元とIDの確認方法を共有する |
APIキーは共有しない
1つのAPIキーを複数の人でメモやチャットで回すと、誰がどれだけ使ったかが分からなくなり、漏れたときの影響も大きくなります。費用を分けたい場合は、人ごと、またはプロジェクトごとにキーを分け、管理する人を決めておきましょう。
社内で試す進め方
- 試す人とプロジェクトを決める2〜3人が、社外秘を含まない小さなプロジェクトで試します。
- 権限とルールをそろえる権限モード、AGENTS.md、確認の手順を決めます。
- うまくいった依頼文を共有する効果のあった頼み方を、AGENTS.mdや社内のメモにまとめます。
- 広げるかを判断する作業時間がどれだけ減ったか、確認の手間はどうだったかを振り返ります。
入力した内容の扱い(学習への利用など)は、プランや設定によって変わることがあります。会社のデータを入れる前に、公式のページで確認しておきましょう。
よくある質問
CodexのVS Code拡張は無料で使えますか?
拡張機能そのものは無料ですが、使うにはChatGPTの有料プラン(Plus以上)かAPIキーが必要です。公式の料金ページでは、Plusの項目に「IDE拡張」で使えると書かれています。FreeとGoについては、料金ページに拡張機能の記載がありません。
ターミナル(CLI)は入れなくても使えますか?
拡張機能だけで使えます。CLIを別に入れる必要はありません。ただし、CLIと拡張機能は同じ設定とサインインの情報を共有します。両方入れて使い分けることもできます。
日本語で指示しても大丈夫ですか?
依頼文は日本語で書いて構いません。ただし、日本語での利用について公式ドキュメントに個別の案内は見つからなかったので、最初は短い依頼で確かめてください。画面の表示言語は、chatgpt.localeOverrideで変更できます。
Cursorでも使えますか?
使えます。公式ドキュメントでは、CursorとWindsurfも、VS Codeと同じ拡張機能で使えると案内されています。Cursorではリンクcursor:extension/openai.chatgptから入れられます。
JetBrainsやXcodeでも使えますか?
使えます。ただし、VS Codeのような拡張機能ではなく、それぞれの製品の機能の中からCodexを選びます。JetBrainsでは「AI Chat」、Xcodeではコーディングアシスタントのエージェントとして選びます。
開いているファイルは勝手にCodexに送られますか?
公式の説明では、拡張機能は開いているファイルを自動で文脈に含めます。渡したくない場合は、/ide-contextで自動のIDEコンテキストをオフにできます。機密のファイルは、閉じてから依頼するのも確実な方法です。
変更が気に入らないとき、元に戻せますか?
画面の「Undo」で取り消せるほか、Gitで管理している場合は、作業前の状態に戻せます。公式も、作業の前後にGitのチェックポイントを作ることをすすめています。
クラウドに作業を渡せますか?
渡せます。入力欄の下のクラウドのアイコンを選び、クラウドの環境を選びます。ChatGPTのアカウントでのサインインと、GitHubとつないだ環境の準備が必要です。APIキーでは使えません。
モデルは選べますか?
選べます。/modelでいまのチャットのモデルを、/reasoningで考える深さを選べます。いつも使うモデルは、config.tomlに書いておけます。使えるモデルは変わりやすいので、画面に表示される一覧を確認してください。
使用量はどこで確認できますか?
入力欄で/statusと入力すると、チャットID、コンテキストの使用量、使用量の上限が表示されます。プランごとの詳しい確認方法は、「Codexの使用量の確認方法」の記事で解説しています。
Claude CodeのVS Code拡張と何が違いますか?
どちらも、エディタの横でAIに作業を任せる拡張機能です。提供元、プラン、権限モードの名前、使えるコマンドが異なります。Claude Code側の使い方は「Claude CodeをVS Codeで使う方法」の記事で解説しています。
アンインストールするには?
今回確認した公式ページには、拡張機能のアンインストール手順は書かれていませんでした。一般的なVS Codeの操作として、拡張機能の画面でCodexを選び、アンインストールします。サインインの情報を消したいときは、先にサインアウトしておくと安心です。
まとめ
この記事のまとめ
- CodexはVS Codeの拡張機能(ID:openai.chatgpt)として使える。Cursor・Windsurfにも入れられ、XcodeとJetBrainsは各製品の機能から選ぶ
- 使うにはChatGPTのPlus以上かAPIキーが必要。FreeとGoは公式の料金表に拡張機能の記載がない
- 開いているファイルは自動で依頼の材料になる。選んだ範囲や画像も渡せる。渡したくないときは
/ide-contextで切る - 最初の権限は「Ask for approval」にして、Full accessは避ける。作業の前後でGitのコミットを作っておく
- 設定はconfig.tomlとVS Codeの
chatgpt.*の2種類。CLIとは設定とサインインの情報を共有している - 会社で使うときは、渡す情報、権限、確認の担当、APIキーの管理を先に決める
Codexの拡張機能は、ふだんの編集画面から離れずにAIに作業を頼めるのが強みです。まずは小さな修正と、コードの説明から試して、確認のしかたに慣れながら、任せる範囲を広げていくのがおすすめです。
社内に広げる段階では、権限のルール、AGENTS.mdの整備、APIキーの管理など、決めることが増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude CodeやCodexの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。
参考・出典
- Codex IDE extension(OpenAI ChatGPT Learn)
- IDE commands(OpenAI ChatGPT Learn)
- Developer commands(OpenAI ChatGPT Learn)
- IDE settings(OpenAI ChatGPT Learn)
- Authentication(OpenAI ChatGPT Learn)
- Permission modes(OpenAI ChatGPT Learn)
- Prompting(OpenAI ChatGPT Learn)
- Pricing(OpenAI ChatGPT Learn)
- Windows sandbox(OpenAI ChatGPT Learn)
- WSL(OpenAI ChatGPT Learn)
- Codex cloud(OpenAI ChatGPT Learn)
- Worktrees(OpenAI ChatGPT Learn)
- AGENTS.md(OpenAI ChatGPT Learn)
- Codex – OpenAI's coding agent(Visual Studio Marketplace)
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