Claude CodeをVS Codeで使う方法|拡張機能のインストール・使い方・設定
この記事でわかること
- VS Code版(拡張機能)とターミナル版の違い
- 使うために必要なもの(VS Codeの版・プラン)
- 拡張機能のインストールとログインの手順
- ファイルの指定・選択範囲・変更の確認などの基本の使い方
- 計画モード・チェックポイント・会話の履歴などの便利な機能
- ショートカット・設定・うまく動かないときの対処
目次
- VS Code版Claude Codeとは
- 拡張機能でできること
- ターミナル版との違い
- 必要なもの
- インストール手順
- Cursorなどほかのエディタ
- ログインと最初の設定
- 権限モードを選ぶ
- 画面の位置を変える
- 基本の使い方
- 質問する・作業を頼む
- 最初に試したい依頼の例
- ファイルやフォルダを指定する
- 選択した範囲を渡す
- 画像やファイルを添付する
- 変更を確認して取り込む
- 計画モードで進め方を確かめる
- モデルを切り替える
- 便利な機能
- チェックポイントで巻き戻す
- 過去の会話を再開する
- 複数の会話を同時に進める
- 会話の一覧を整理する
- ターミナルの出力を見せる
- Gitのコミットやプルリクエスト
- ブラウザを操作させる
- 外部の道具とつなぐ(MCP)
- プラグインを入れる
- Web版の作業をVS Codeで続ける
- 使用量を確認する
- ショートカットと設定
- コマンドメニューでできること
- 拡張機能の設定
- うまく動かないとき
- 安全に使うために
- 会社のクラウドを通して使う場合
- アンインストールする
- よくある質問
- まとめ
「Claude Codeを使いたいが、黒い画面(ターミナル)は慣れていない」「いつも使っているVS Codeの中で、AIにコードを直してもらいたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
Claude Codeには、VS Code(Visual Studio Code)の拡張機能があります。拡張機能を入れると、VS Codeの画面の横にClaudeとのチャット欄が開き、ファイルを指定して質問したり、Claudeが提案した変更を見比べてから取り込んだりできます。Anthropicの公式ドキュメントでも、VS CodeでClaude Codeを使うときのおすすめの方法とされています。
この記事では、VS Code版を使うために必要なもの、インストールとログインの手順、基本の使い方、便利な機能、ショートカットと設定、うまく動かないときの対処までを順に解説します。内容は2026年10月15日時点の公式ドキュメントをもとにしています。拡張機能は更新が多いので、画面の細かな表示は変わることがあります。
VS Code版Claude Codeとは

Claude Codeは、Anthropic社のAI「Claude」に、プログラムを読ませたり、書かせたり、直させたりする道具です。もともとはターミナルで動く道具(CLI)として始まりましたが、いまはVS Codeの拡張機能、デスクトップアプリ、Web版など、いくつかの使い方があります。
拡張機能でできること
VS Code版は、ターミナル版のClaude Codeを、VS Codeの画面で操作できるようにしたものです。公式ドキュメントでは、次のようなことができると紹介されています。
- Claudeが立てた作業の計画を、取りかかる前に確認・修正する
- Claudeが提案した変更を、元のコードと左右に並べて見比べてから取り込む
- エディタで選んだ範囲や、特定のファイルを指定して質問する
- 過去の会話の続きから再開する
- 複数の会話を、別々のタブやウィンドウで同時に進める
ターミナルのコマンドを覚えなくても、ボタンやメニューで操作できるのが大きな利点です。プログラミングに詳しくない方が、社内ツールの小さな修正やWebサイトの更新をClaudeに頼むときにも使いやすい形です。
ターミナル版との違い
VS Code版とターミナル版は、中身は同じClaude Codeです。設定ファイル(~/.claude/settings.json)や会話の履歴も共通で、片方で始めた会話をもう片方で続けられます。ただし、一部の機能はターミナル版にしかありません。
| 機能 | ターミナル版 | VS Code版 |
|---|---|---|
| 操作の方法 | 文字で入力する | チャット欄とボタンで操作する |
| 変更の確認 | ターミナルに差分が表示される | VS Codeの比較画面で左右に並べて確認できる |
| コマンド・スキル | すべて使える | 一部(/を入力すると使えるものが出る) |
| MCPサーバー(外部の道具とつなぐ仕組み) | 使える | 使える |
| チェックポイント(巻き戻し) | 使える | 使える |
!で始めるコマンドの実行 | 使える | 使えない |
| Tabキーでの入力補完 | 使える | 使えない |
ふだんはVS Code版を使い、ターミナル版にしかない機能が必要なときだけ、VS Codeの中のターミナルでclaudeを起動する、という使い分けができます。
必要なもの
| 必要なもの | 内容 |
|---|---|
| VS Code | バージョン1.94.0以降 |
| Anthropicのアカウント | Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)か、Claude Consoleのアカウント。APIキーは不要 |
| インターネット接続 | Claudeとのやりとりに必要 |
Claudeの無料プランでは、Claude Codeは使えません。まず試すなら、月20ドルのProが入り口になります。会社のAWSやGoogle Cloudを通してClaudeを使っている場合は、そちらの設定で使う方法もあります(後で説明します)。VS Codeのバージョンは、メニューの「Help」→「About」で確認できます。
インストール手順

拡張機能のインストールは、VS Codeの中で数クリックで終わります。
- 拡張機能の画面を開くVS Codeで
Cmd+Shift+X(Mac)またはCtrl+Shift+X(Windows・Linux)を押すと、左側に拡張機能の一覧が開きます。 - 「Claude Code」で検索する検索欄に「Claude Code」と入力します。提供元が「Anthropic」になっているものを選んでください(拡張機能のIDは
anthropic.claude-code)。 - インストールする「Install」をクリックします。数秒でインストールが終わります。
- 表示されなければ再読み込みするインストール後にアイコンが出てこない場合は、VS Codeを再起動するか、コマンドパレット(
Cmd+Shift+P/Ctrl+Shift+P)で「Developer: Reload Window」を実行します。
名前の似た拡張機能もあるため、提供元がAnthropicであることを必ず確認しましょう。公式のMarketplaceのページから入れることもできます。
拡張機能のバージョンの数字は、中に入っているClaude Codeのバージョンと同じです。新しい機能の中には「Claude Code v2.1.2xx以降が必要」といった条件があるので、拡張機能はこまめに更新しておくと、記事の説明どおりに使えます。
Cursorなどほかのエディタ
VS Codeをもとにした別のエディタでも使えます。公式ドキュメントでは、CursorのほかDevin DesktopやKiroなどでも、拡張機能の画面で「Claude Code」と検索すれば入れられると案内されています。Open VSXという拡張機能の配布サイトからも入手できます。拡張機能を入れられないエディタでは、ターミナル版をインストールして、そのエディタのターミナルでclaudeを起動します。
拡張機能を入れても、ターミナルの claude は使えない
拡張機能には、チャット欄で使うためのClaude Codeが入っていますが、VS Codeのターミナルでclaudeと入力して使えるようにはなりません。ターミナルでも使いたい場合は、別にターミナル版のインストールが必要です。「拡張機能を入れたのに、ターミナルでcommand not foundと出る」のはこのためです。
ログインと最初の設定

インストールが終わったら、Claude Codeの画面を開いてログインします。
- Claude Codeの画面を開くファイルを1つ開くと、エディタの右上に「Spark」と呼ばれるClaude Codeのアイコンが表示されます。これをクリックすると、Claudeの画面が開きます。ファイルを開いていないときは、ウィンドウ右下のステータスバーにある「✻ Claude Code」をクリックしても開けます。
- ログインする初めて開くとログイン画面が出ます。「Sign in」をクリックすると、ブラウザが開くので、Claudeのアカウントでログインして承認します。
- 使い方のチェックリストを見るログインすると「Learn Claude Code」というチェックリストが表示されます。各項目の「Show me」を押すと、基本の操作を順に試せます。不要ならXで閉じられます。
- 最初の質問を送る入力欄に「このフォルダの中身を説明して」などと書いて送ります。Claudeが開いているフォルダを読み、答えてくれます。
左端のアクティビティバー(縦に並んだアイコンの列)にもSparkのアイコンが常に表示されていて、ここからは会話の一覧を開けます。コマンドパレットで「Claude Code」と入力し、「Open in New Tab」などを選んで開く方法もあります。
なお、ターミナルでAPIキー(ANTHROPIC_API_KEY)を設定しているのにログイン画面が出る場合は、VS Codeがターミナルの設定を引き継いでいない可能性があります。ターミナルからcode .でVS Codeを起動するか、Claudeのアカウントでログインしてください。
権限モードを選ぶ
Claude Codeは、ファイルを書き換えたり、コマンドを実行したりできます。どこまで確認なしで任せるかを決めるのが「権限モード」です。入力欄の下にいまのモードが表示されていて、クリックすると切り替えられます。
| モード | 動き方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Auto | 仕組みが操作の安全性を判定し、多くの操作を確認なしで進める | 慣れてきて、作業を速く進めたいとき |
| Manual | ファイルの編集やほとんどのコマンドの前に、許可を求める | 最初に使うとき、大事なファイルを扱うとき |
| Plan | 何をするかの計画を示し、承認されるまで変更しない | 大きめの修正を頼む前に、進め方を確かめたいとき |
| Edit automatically | ファイルの編集を確認なしで行う | 変更をあとでまとめて確認するとき |
公式ドキュメントでは、新しいバージョン(v2.1.283以降)では、最初のモードはAutoとされています。慣れないうちは、Manualにして、Claudeが何をしようとしているかを1つずつ確認しながら使うのがおすすめです。
信頼できないコードでは自動のモードを避ける
自動で編集できるモードでは、Claudeがsettings.jsonやtasks.jsonなど、VS Codeが自動で実行することのある設定ファイルを書き換える可能性があります。公式ドキュメントでは、他人から受け取ったコードなど信頼できないフォルダでは、VS Codeの「制限モード(Restricted Mode)」を使い、Manualモードで変更を確認しながら使うよう案内されています。
画面の位置を変える
Claudeの画面は、タブやタイトルの部分をドラッグして好きな場所に動かせます。右側のサイドバー(セカンダリサイドバー)に置けば、コードを書きながらClaudeを常に表示しておけます。左のサイドバーや、ファイルと並ぶタブとして開くこともできます。一度決めた位置は覚えておいてくれます。
基本の使い方

ここからは、ふだんの作業で使う基本の操作を紹介します。
質問する・作業を頼む
入力欄に、日本語でそのまま書いて送ります。「この関数が何をしているか説明して」「ログインできない不具合を直して」「お問い合わせフォームに電話番号の欄を足して」のように、やってほしいことを具体的に書くほど、狙いどおりの結果になりやすくなります。改行したいときはShift+Enterを押します。
最初に試したい依頼の例
何を頼めばよいか迷ったら、次のような依頼から試すと、Claude Codeでできることがつかみやすくなります。
| やりたいこと | 依頼の例 |
|---|---|
| 全体を把握する | このフォルダの構成と、それぞれのファイルの役割を説明して |
| コードを読む | @contact.js のフォームの送信処理が何をしているか、順番に説明して |
| 小さく直す | トップページの見出しの文字を少し大きくして |
| 不具合を直す | @terminal:zsh に出ているエラーの原因を調べて直して |
| 説明書を作る | このツールの使い方を、社内向けにREADMEにまとめて |
最初は「説明して」「調べて」のような、ファイルを書き換えない依頼から始めると安心です。慣れてきたら、小さな修正を頼み、比較画面で変更を確認する流れを覚えていきましょう。
ファイルやフォルダを指定する
入力欄で@に続けてファイル名やフォルダ名を入力すると、Claudeにそのファイルを読ませられます。名前の一部だけでも候補が出るので、@authと入力すれば、auth.jsやAuthService.tsなどが候補に表示されます。フォルダを指定するときは、@src/components/のように最後に「/」を付けます。
また、Claudeは、エディタでいま開いているファイルの名前も自動で受け取ります。入力欄にもそのファイル名が表示されます。
選択した範囲を渡す
エディタでコードを選択すると、Claudeはその範囲を自動で読み取ります。入力欄の下に、何行を選択しているかが表示されます。さらにOption+K(Mac)/Alt+K(Windows・Linux)を押すと、@app.ts#5-10のような「ファイル名と行番号」の指定が入力欄に入ります。「この5〜10行目をもっと短く書いて」のように、場所を正確に伝えたいときに便利です。
選択した範囲を渡したくないときは、表示の横のXをクリックします。なお、.gitignoreなどで除外しているファイルでは、選択した中身は渡されず、ファイルの場所だけが伝わる仕組みになっています。
画像やファイルを添付する
画面のスクリーンショットなどの画像は、コピーして入力欄に貼り付けるだけで添付できます。ファイルは、Shiftキーを押しながら入力欄にドラッグします。「このデザインの見本のとおりにボタンを直して」と画像を添えて頼む、といった使い方ができます。
変更を確認して取り込む
Manualモードでは、Claudeがファイルを書き換えようとすると、元のコードと変更後のコードが左右に並んだ比較画面が開き、許可を求められます。内容を見て、取り込む・取り込まない・別の指示を出す、のいずれかを選びます。比較画面の中で自分で書き直してから取り込むこともでき、その場合はClaudeにも「人が修正した」と伝わります。
変更が多いときは、変更ごとに表示される「Accept this change」「Reject this change」のボタンで、1か所ずつ取り込むかどうかを決められます(変更が100か所を超える場合はファイル全体で判断します)。
計画モードで進め方を確かめる
大きめの作業を頼むときは、Planモードが役に立ちます。Planモードでは、Claudeがまず「何を、どの順番で、どう変えるか」の計画を書き、VS Codeがその計画を文書として開きます。計画の気になる部分にコメントを書き込んでから承認すると、その指示を反映して作業が始まります。
入力欄で/planと入力してもPlanモードに切り替わります。/plan ログインの不具合を直してのように続けて書けば、切り替えと同時にその作業の計画づくりが始まります。
モデルを切り替える
入力欄の下に表示されているモデル名をクリックすると、使うモデルを選べます。/modelと入力しても同じ画面が開きます。モデルによっては、考える量(Effort)もここで変えられます。Pro・Max・Team・Enterpriseでは、初期設定のモデルはOpus 5.5です。速さを重視したい簡単な作業ではSonnetに切り替えると、使用量も抑えられます。
便利な機能

基本の操作に慣れたら、次の機能も使ってみてください。作業の安全性と効率が上がります。
チェックポイントで巻き戻す
Claudeが行ったファイルの変更は記録されていて、前の状態に戻せます。会話の中のメッセージにマウスを合わせると巻き戻しのボタンが出て、次の3つから選べます。
| 選択肢 | 何が起きるか |
|---|---|
| Fork conversation from here | コードの変更はそのままで、このメッセージから会話を枝分かれさせる |
| Rewind code to here | 会話の履歴は残したまま、ファイルの変更をこの時点に戻す |
| Fork conversation and rewind code | 会話を枝分かれさせ、ファイルの変更もこの時点に戻す |
「思っていた方向と違う修正をされた」ときも、この機能ですぐに元に戻せます。ただし、大事な作業の前には、Gitでコミットしておくなど、別の方法でも元に戻せるようにしておくと安心です。
過去の会話を再開する
Claudeの画面の上にある「Session history」ボタンから、過去の会話の一覧を開けます。キーワードで探したり、日付でたどったりでき、クリックするとその会話の続きから再開できます。新しい会話には、最初のメッセージをもとにした題名が自動で付きます。マウスを合わせると、題名の変更やアーカイブもできます。
VS Code版とターミナル版は会話の履歴を共有しているので、ターミナルでclaude --resumeを実行すれば、VS Codeで始めた会話をターミナルで続けることもできます。
複数の会話を同時に進める
コマンドパレットの「Open in New Tab」や「Open in New Window」で、別の会話を開けます。会話ごとに履歴は分かれているので、「片方で不具合を直しながら、もう片方で説明書を書かせる」といった並行作業ができます。タブのアイコンに青い点が付いたら許可待ち、オレンジの点は見ていない間に作業が終わったという合図です。
会話の一覧を整理する
会話が増えてきたら、アクティビティバーの会話の一覧でグループにまとめられます。会話を右クリックして新しいグループを作るか、既存のグループに移します。Cmd(WindowsはCtrl)を押しながらクリックすれば、複数の会話をまとめて動かせます。グループはフォルダごとに保存され、再読み込みしても残ります。
一覧の上にある「Active」をオンにすると、返事待ち・作業中・未読の会話だけに絞り込めます。じょうごのアイコンからは「Needs input(入力待ち)」「Working(作業中)」「Completed(完了)」などの状態で絞り込めます。14日間使わなかった会話は、初期設定で自動的にアーカイブされます。
1つの会話に1つの作業
1つの会話でいろいろな作業を続けると、Claudeが読む量が増えて、使用量が増えたり、前の話に引きずられたりします。作業が変わったら新しい会話を始め、会話には分かりやすい題名を付けておくと、あとから探しやすくなります。
ターミナルの出力を見せる
エラーの内容をClaudeに伝えたいときは、コピーして貼り付けなくても、@terminal:名前と書けば、そのターミナルに出ている内容をClaudeが読めます(名前はターミナルの題名)。「@terminal:zsh のエラーを直して」のように使います。
Gitのコミットやプルリクエスト
Claudeは、変更内容をもとにコミットのメッセージを書いてコミットしたり、プルリクエスト(変更の取り込み依頼)を作ったりもできます。「変更をコミットして」「この機能のプルリクエストを作って」と頼むだけで、実際の変更内容から説明文を作ってくれます。
ブラウザを操作させる
Chromeの拡張機能「Claude in Chrome」(バージョン1.0.36以降)を入れておくと、VS Codeから離れずに、Claudeにブラウザを操作させられます。入力欄に@browserと書いて、続けてやってほしいことを書きます。たとえば「@browser localhost:3000を開いて、コンソールにエラーが出ていないか確認して」と頼むと、作ったWebページを実際に開いて確かめてくれます。
Claudeはブラウザのログイン状態を共有するので、すでにログインしているサイトにもアクセスできます。便利な反面、社内システムなど大事なサイトにログインしたまま使うと、意図しない操作が起きる可能性もあります。慣れないうちは、確認が必要な操作で許可を求める設定のまま使いましょう。
外部の道具とつなぐ(MCP)
MCP(Model Context Protocol)は、Claudeを外部の道具やデータベース、サービスとつなぐ仕組みです。VS Code版では、入力欄に/mcpと入力すると管理画面が開き、つなぐ先(MCPサーバー)の追加・削除、有効・無効の切り替え、再接続、ログインの管理ができます。VS Codeのターミナルでclaude mcp addを使って追加することもでき、どちらで追加しても同じ設定に保存されます。
たとえばGitHubとつないでおけば、「プルリクエスト#456を確認して」と頼むだけで、Claudeがその内容を読んでレビューしてくれます。追加したら、新しい会話で/mcpを開き、「Connected」と表示されるかを確かめてください。「Failed」なら、ログイン情報などの設定を見直します。
プラグインを入れる
プラグインは、スキルやコマンド、MCPサーバーなどをまとめて追加できるパッケージです。入力欄で/pluginsと入力すると「Manage plugins」の画面が開き、入っているプラグインのオン・オフ、追加できるプラグインの検索とインストールができます。インストールするときは、次の3つから使う範囲を選びます。
| 選択肢 | 使える範囲 |
|---|---|
| Install for you | 自分のすべてのプロジェクトで使える |
| Install for this project | このプロジェクトを共有しているメンバー全員で使える |
| Install locally | 自分だけ、このプロジェクトでだけ使える |
チームで同じ道具を使いたいときは「Install for this project」、まず自分で試したいときは「Install locally」を選ぶと、ほかのメンバーに影響を与えずに済みます。
Web版の作業をVS Codeで続ける
claude.aiのWeb版で動かしたClaude Codeの作業(クラウドの作業)も、VS Codeで続きから開けます。「Session history」を開くと「Local」と「Web」の2つのタブがあり、「Web」を選ぶとWeb版の作業が一覧で表示されます。Claudeのプラン(Claude.ai Subscription)でログインしている場合に使える機能です。開くと会話の履歴がVS Codeに複製され、VS Codeで続けた内容はWeb版には反映されません。
使用量を確認する
入力欄で/usageと入力すると、ログイン中のアカウントと使用量が表示されます。Claudeのプランでログインしている場合は、5時間ごとや週ごとの上限に対してどれくらい使ったか、いつ回復するかが分かります。どの機能が使用量を多く使っているかの内訳も表示されるので、上限によく達する場合は確認してみてください。
入力欄には、いまの会話がClaudeの読める量(コンテキスト)のどれくらいを使っているかも表示されます。会話が長くなると自動で要約されますが、/compactで自分から要約させることもできます。
ショートカットと設定

よく使うショートカットを表にまとめました。コマンドパレットで「Claude Code」と入力すると、ほかのコマンドも一覧で確認できます。
| 操作 | Mac | Windows・Linux |
|---|---|---|
| エディタとClaudeの入力欄を行き来する | Cmd+Esc | Ctrl+Esc |
| 新しいタブで会話を開く | Cmd+Shift+Esc | Ctrl+Shift+Esc |
| 選択範囲をファイル名と行番号で入力欄に入れる | Option+K | Alt+K |
| 閉じた会話のタブを開き直す | Cmd+Shift+T | Ctrl+Shift+T |
| 道具の動きを隠して、やりとりだけ表示する | Ctrl+Option+F | Ctrl+Alt+F |
| 改行する(送信しない) | Shift+Enter | Shift+Enter |
| 拡張機能の一覧を開く | Cmd+Shift+X | Ctrl+Shift+X |
| コマンドパレットを開く | Cmd+Shift+P | Ctrl+Shift+P |
コマンドメニューでできること
入力欄で/を入力するか、/のボタンを押すと、コマンドメニューが開きます。ファイルの添付、モデルの切り替え、考える時間(Extended thinking)のオン・オフのほか、「Customize」の欄からClaude Codeの細かな設定を画面で確認・変更できます。
| 項目 | できること |
|---|---|
| Instructions | Claudeが毎回読む指示書(CLAUDE.md)を開いて編集する |
| Memory | Claudeが自動で覚えた内容を見る・直す・消す。自動で覚える機能のオン・オフ |
| Permissions | 許可・確認・禁止にしているコマンドやファイルの決まりを確認し、追加・削除する |
| Hooks | 特定のタイミングで自動で動く処理(フック)を確認・追加する |
Status(/status) | Claude Codeのバージョン、ログイン中のアカウント、モデルなどを確認する |
Export conversation(/export) | 会話をテキストとしてコピー、またはファイルに保存する |
特に「Instructions」は、使い始めたら早めに整えておきたい項目です。CLAUDE.mdに「回答は日本語で」「このフォルダは触らない」「テストを実行してから終える」などを書いておくと、毎回同じ説明をしなくても、プロジェクトに合った動きをしてくれます。
拡張機能の設定
設定は、Cmd+,(Mac)/Ctrl+,(Windows・Linux)で開き、「Extensions」→「Claude Code」から変えられます。入力欄で/を入力して「General config…」を選んでも開けます。よく使う設定は次のとおりです。
| 設定 | 初期値 | 内容 |
|---|---|---|
| useTerminal | オフ | チャット画面ではなく、ターミナル版の見た目で起動する |
| initialPermissionMode | なし | 新しい会話を始めるときの権限モード(default・plan・acceptEditsなど) |
| preferredLocation | panel | Claudeを開く場所(右のサイドバーか、タブか) |
| autosave | オン | Claudeが読み書きする前に、ファイルを自動保存する |
| useCtrlEnterToSend | オフ | Enterではなく、Ctrl(Cmd)+Enterで送信する |
| attachOpenFile | オン | 開いているファイルをメッセージに添える。オフにすると選択範囲だけを渡す |
| respectGitIgnore | オン | .gitignoreで除外したファイルを、検索や選択範囲の対象から外す |
| archiveInactiveSessions | 14 | この日数使わなかった会話を自動でアーカイブする |
日本語を入力するとき、変換の確定でEnterを押して意図せず送信してしまう場合は、useCtrlEnterToSendをオンにすると防げます。
許可するコマンドやつなぐ外部の道具(MCPサーバー)など、Claude Code自体の設定は、~/.claude/settings.jsonに書きます。こちらはVS Code版とターミナル版で共通です。
うまく動かないとき

よくあるつまずきと、公式ドキュメントにある対処をまとめました。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 拡張機能がインストールできない | VS Codeが1.94.0以降か確認する。拡張機能を入れる権限があるか確認する。Marketplaceのページから直接入れる |
| Sparkのアイコンが出ない | フォルダだけでなくファイルを1つ開く。「Developer: Reload Window」で再読み込みする。ほかのAI系の拡張機能を一時的に止める。制限モードでは動かないので、フォルダを信頼する |
| macOSでCmd+Escが効かない | macOS Tahoe以降では、システムの「Game Overlay」がCmd+Escを使っている。システム設定で、Keyboard → Keyboard Shortcuts → Game Controllers の順に開き、Game Overlayのチェックを外すか(公式ドキュメントの英語表記)、VS Codeで別のキーに割り当てる |
| ターミナルで claude が見つからない | 拡張機能とは別に、ターミナル版をインストールする |
| 何度もログインを求められる | コマンドパレットで「Developer: Reload Window」を実行する。続く場合は公式のトラブルシューティングのページを確認する |
| 再開した会話が最初は空白 | Claude Codeの起動待ち。数秒〜最大20秒ほどで表示されるので待つ |
| 返事が返ってこない | インターネット接続を確認する。新しい会話を始める。ターミナルで claude を起動して、詳しいエラーを確認する |
安全に使うために
公式ドキュメントでは、Claude Codeはコードを処理しても、それをモデルの学習には使わないと案内されています。ただし、会社のコードを扱う場合は、契約しているプランのデータの扱いと、社内のルールを事前に確認しておきましょう。
あわせて、次の点を守ると、思わぬ変更や情報の漏れを防げます。
- 慣れないうちはManualモードで使い、変更を1つずつ確認する
- 大事な作業の前にはGitでコミットし、いつでも戻せるようにしておく
- パスワードやAPIキーが書かれたファイルは、
.gitignoreや設定で読ませないようにする - 他人から受け取ったコードは、VS Codeの制限モードで開いて確認してから使う
会社のクラウドを通して使う場合
会社でAmazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundryを通してClaudeを使っている場合は、Anthropicのアカウントでログインせずに使えます。拡張機能の設定で「Disable Login Prompt」にチェックを入れ、~/.claude/settings.jsonに各クラウドの設定を書きます。この場合、プランの使用量の表示など、Claudeのアカウントが必要な一部の機能は使えません。
アンインストールする
拡張機能の一覧(Cmd+Shift+X/Ctrl+Shift+X)で「Claude Code」を検索し、「Uninstall」をクリックします。ただし、VS Codeのターミナルでclaudeを起動すると、拡張機能が自動で入り直します。入れ直したくない場合は、ターミナル版の/configで「Auto-install IDE extension」をオフにします。
よくある質問
VS Code版のClaude Codeは無料で使えますか?
拡張機能そのものは無料で入れられますが、使うにはClaudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)か、利用量に応じて支払うClaude Consoleのアカウントが必要です。無料プランではClaude Codeは使えません。
APIキーは必要ですか?
Claudeの有料プランでログインすれば、APIキーは不要です。APIキーで使う場合は、使った分だけAPI料金がかかります。
ターミナル版とVS Code版は、どちらを使えばいいですか?
ターミナルの操作に慣れていない方や、変更を画面で見比べながら進めたい方にはVS Code版が向いています。ターミナル版にしかないコマンドを使いたいときは、VS Codeのターミナルでターミナル版を起動して使い分けられます。
日本語で指示しても大丈夫ですか?
日本語の指示で問題なく使えます。日本語入力の変換中にEnterで送信されてしまう場合は、設定の「useCtrlEnterToSend」をオンにしてください。
Cursorでも使えますか?
使えます。公式ドキュメントでは、CursorなどVS Codeをもとにしたエディタでも、拡張機能の画面で「Claude Code」と検索して入れられると案内されています。
Claudeが勝手にファイルを書き換えないか心配です
権限モードをManualにすると、ファイルを書き換える前に毎回許可を求められます。変更は比較画面で確認でき、取り込んだあとでもチェックポイントの機能で元に戻せます。
VS Codeで始めた会話をターミナルで続けられますか?
公式ドキュメントでは、VS Code版とターミナル版が会話の履歴を共有し、ターミナルでclaude --resumeを実行すると続きを開けると案内されています。別のパソコンとの共有については、このページには案内がありません。
VS CodeでCodexも使えますか?
OpenAIのCodexにも、VS Code向けの拡張機能があります。使い方は別の記事で解説しています。
まとめ
この記事のまとめ
- Claude CodeはVS Codeの拡張機能として使え、チャット欄とボタンで操作できる
- 必要なのはVS Code 1.94.0以降と、Claudeの有料プランかClaude Consoleのアカウント
- 拡張機能の一覧で「Claude Code」を検索して入れ、Sparkのアイコンから開いてログインする
@でファイルを指定し、Option+K/Alt+Kで選択範囲を渡すと、場所を正確に伝えられる- 慣れないうちはManualモードで変更を確認し、大きな作業はPlanモードで計画を確かめてから任せる
- ターミナルで claude を使うには、拡張機能とは別にターミナル版のインストールが必要
VS Code版を使えば、ターミナルに慣れていない方でも、画面で確認しながらClaude Codeに作業を任せられます。まずは小さなフォルダで、ファイルの説明や簡単な修正から試してみてください。慣れてきたら、CLAUDE.mdにプロジェクトの決まりを書き、計画モードで少し大きな作業を任せていくと、使える場面が広がります。
社内でClaude Codeを使える人を増やしたい、社内ツールづくりに取り入れたいといった場合は、INTERCREATE JAPANのClaude Code・Codex導入支援でお手伝いしています。
参考・出典
INTERCREATE JAPAN