Codex

Codex Cloudとは?クラウドでの使い方・環境の作り方・料金と制限を解説

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • Codex Cloudとは何か、新しいクラウドと旧クラウド(Legacy)の違い
  • 手元(Local)・worktreeとの使い分けと、クラウドに渡らないもの
  • 使えるプランと、使用量・VMの大きさ
  • 環境を作って公開し、最初のタスクを動かすまでの手順
  • 環境変数・ネットワークシークレット・インターネットアクセスの設定
  • CLI・スマホ・GitHub・Slack・Linear・GitLabからの使い方と、現在の制限
目次
  1. Codex Cloudとは
  2. 新しいクラウドと旧クラウド(Legacy)
  3. 旧クラウドの仕組み
  4. クラウドでできること
  5. 手元の作業との違い
  6. クラウドには渡らないもの
  7. 向いている仕事・向かない仕事
  8. 使えるプランと使用量
  9. 使用量の考え方
  10. クラウドの作業場所(VM)の大きさ
  11. プランの選び方の目安
  12. 始め方
  13. 最初のタスクは小さく、確かめやすいものから
  14. 結果を受け取る
  15. 環境の準備がうまくいかないとき
  16. 環境の設定
  17. インストールスクリプトとStartスキル
  18. 環境変数とネットワークシークレット
  19. インターネットアクセス
  20. 保存される状態と、更新のしかた
  21. 共有・VPN・OIDC
  22. いろいろな入口から使う
  23. CLIからクラウドを使う
  24. スマホから使う
  25. GitHubから使う
  26. Slackから使う
  27. Linearから使う
  28. GitLabから使う(ベータ)
  29. 安全に使うために
  30. インターネットアクセスは必要最小限に
  31. 認証情報の扱い
  32. 現在の制限
  33. できあがった変更を確認する観点
  34. 会社で使うときに決めておくこと
  35. よくある質問
  36. まとめ

「Codexのクラウドは、手元で使うのと何が違うのか」「パソコンを閉じても作業が進むと聞いたが、どう始めるのか」「旧クラウドと書かれた画面があるが、どちらを見ればいいのか」と迷っている方は多いのではないでしょうか。

Codex Cloudは、Codexの作業をOpenAIが用意するクラウド上の環境で動かす使い方です。タスクごとに独立した作業場所が用意され、手元のパソコンがスリープしていても作業が進みます。結果はWeb・スマホ・デスクトップアプリから確認でき、よければコミットやプルリクエスト(変更を取り込んでもらうための依頼)に進めます。

この記事では、Codex Cloudの全体像と新旧の違いから、手元の作業との使い分け、プランと使用量、環境の作り方と設定、CLI・GitHub・Slackなどの入口、安全に使うための注意と現在の制限までを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式ドキュメントをもとにしています。クラウドは2026年9月末に仕組みが刷新されたばかりで、画面や名称が変わりやすい部分です。実際に使う前には、公式ページもあわせて確認してください。

Codex Cloudとは

ノートPCで、クラウドで進んでいる作業の状況を確認する会社員

Codex Cloudは、公式ドキュメントで「コーディング作業をクラウドで動かす」機能と説明されています。バグの調査から機能の追加まで、プログラムに関する作業を任せられます。作業が進む場所はあなたのパソコンではなく、OpenAIが用意した仮想マシン(VM)です。

公式の説明を、流れに沿って整理すると次の3つになります。

  1. プロジェクトを選ぶ作業の対象にするリポジトリ(ソースコードの保管場所)を選びます。Codexがプロジェクトの中身を調べ、準備を進め、足りない情報やアクセス権があれば尋ねてきます。
  2. 作業を進めてもらう公開した環境からタスクを開始します。タスクごとに専用の作業場所があり、パソコンがスリープしていても動き続けます。
  3. 結果を確認する変更されたファイルとテストの結果を見て、追加の修正を頼み、問題がなければコミットやプルリクエストの作成に進みます。

手元で動かすCodexとの大きな違いは、作業の前に「環境」を一度用意しておく点です。環境とは、リポジトリ・必要なツール・設定などをひとまとめにした、再利用できる作業の土台です。新しいタスクを始めるたびに、この環境から独立した作業場所が作られます。

新しいクラウドと旧クラウド(Legacy)

公式ドキュメントを読むと、「Codex Cloud」と「Codex Cloud (Legacy)」という2つの名前が出てきます。ここで混乱しやすいので、先に整理しておきます。

Codex Cloud(新しいクラウド)Codex Cloud (Legacy)(旧クラウド)
使う場所Web・スマホ・デスクトップアプリ。CLIからも始められる公式の説明では、コードレビューとLinear・GitHubの連携で引き続き使われる
作業の土台公開して再利用できる「環境」。インストールスクリプトとStartスキルで準備を記録するコンテナ(既定のイメージは「universal」)にリポジトリを取り込み、セットアップスクリプトを実行する
状態の保存新しいタスクは公開済みの環境から開始。保存された状態は、最後の操作から7日間は復元できるコンテナの状態を最大12時間キャッシュする
今後現行の仕組み公式ページに、廃止を予定しているという注記がある

OpenAIの更新履歴では、2026年9月28日からの週に「再利用できるCodex Cloudの環境を用意する」機能が追加されたと案内されています。環境を一度用意して公開し、そのファイルシステムを新しいタスクごとの独立した作業場所で再利用する仕組みです。

ここで大切なのは、新旧が混在している期間があることです。たとえばGitHubのプルリクエストに@codexとコメントしてクラウドで作業させる流れは、公式のGitHubのページでは旧クラウドのチャットとして案内されています。画面の名称が記事と違って見えるときは、どちらの仕組みの画面かを確認してください。

旧クラウドの仕組み

GitHubの@codexやコードレビューを使っていると、旧クラウドの仕組みで動いていることがあります。公式の旧クラウドのページによると、1回のチャットは次のように進みます。

段階内容
1. コンテナの作成コンテナを作り、選んだブランチまたはコミットでリポジトリを取り込む
2. セットアップセットアップスクリプトを実行する。キャッシュしたコンテナを再開するときは、任意の保守スクリプトも実行する。この間はインターネットに接続できる
3. 作業エージェントが、ターミナルのコマンドを繰り返して、コードの編集と確認を行う。この間のインターネットは、既定ではオフ
4. 結果回答と、変更したファイルの差分が表示される。プルリクエストの作成や追加の依頼に進める

旧クラウドでは、環境変数はチャットの間ずっと使えますが、シークレットは、エージェントの作業が始まる前に取り除かれ、セットアップの間だけ使えます。コンテナのキャッシュは最大12時間保たれ、セットアップスクリプトや環境変数を変えると、自動的に無効になります。BusinessとEnterpriseでは、キャッシュはアクセスできる全員で共有されるため、1人がリセットすると全員に影響します。

あわせて読みたいCodexとGitHubを連携する方法|PRレビュー・@codexの使い方を解説CodexとGitHubをつなぐと、プルリクエストの自動レビューや「@codex」での修正依頼ができます。連携の設定、使えるプラン、レビューの依頼、AGENTS.mdでの基準づくり、GitHub Actionsの使い方、動かないときの対処までを、2026年10月時点の公式情報で解説します。

クラウドでできること

公式のCodex Cloudのページでは、クラウドを使う場面として次のような例が挙げられています。

場面内容
作業を手元の外で動かしたいパソコンを閉じても、タスクが進む。あとから結果だけを確認する
同じ準備で複数のタスクを動かしたい同じ環境から、タスクごとに別の作業状態で始められる
外部サービスの認証情報が必要許可したHTTPSのサービスに限って使える「ネットワークシークレット」で扱える
ターミナルから始めたいCLIでクラウドのタスクを開始し、最近のタスクの一覧と状況を確認できる

手元の作業との違い

手元のパソコンとクラウドの作業を見比べて、どちらに任せるか考える会社員

Codexには、作業を動かす場所の違いとして「モード」があります。ChatGPTのデスクトップアプリで「Codex」を選ぶと、Local・Worktree・Cloudの3つから選べます。

モード動く場所特徴
Local自分のパソコンいま開いているプロジェクトのフォルダを、そのまま直接編集する
Worktree自分のパソコンGitのworktree(作業用の別の置き場)に変更を分けて、いまの作業に影響させない。ローカルのGitプロジェクトで使える
Cloudクラウドの作業場所公開済みの再利用できる環境から、タスクごとに専用の作業場所を作って動かす

LocalとWorktreeは、どちらも自分のパソコンで動きます。違いは、いまのフォルダを直接書き換えるか、分けた置き場で作業するかです。Cloudは、そもそも別の場所で動きます。

クラウドには渡らないもの

公式の説明で押さえておきたいのは、手元のものが自動ではクラウドに移らない点です。クラウドのタスクは、環境に含まれるファイルとサービスだけを使って動きます。

手元にあるものクラウドでの扱い
パソコンの中のファイル自動では渡らない。環境に取り込んだリポジトリだけが対象
動いているプロセス自動では引き継がれない
ブラウザのログイン状態引き継がれない
VPNの接続自動では使えない。クラウドの環境側でVPNを設定する(後述)
個人用のスキル手元のスキルは同期されない。リポジトリの中に置いたスキルは使える

また、クラウドの1つのタスクで加えた変更は、環境そのものには反映されません。次のタスクの出発点を変えたいときは、環境を更新して公開し直します。

向いている仕事・向かない仕事

公式のモードのページには「どの仕事にクラウドを使うべきか」という明確な指針は書かれていません。ただ、上の違いから考えると、次のように分けられます。

こんな仕事向いている場所理由
GitHubにあるリポジトリのバグ調査・小さな修正Cloudリポジトリだけで完結し、パソコンを閉じても進む
同じ準備で、複数の依頼を並べて動かしたいCloudタスクごとに独立した作業場所で動く
外出中に、スマホから依頼して結果を確認したいCloud手元のパソコンが起動していなくても進む
手元にしかないファイル・ツールが必要な仕事Local / Worktreeクラウドにはパソコンの中身が渡らない
社内ネットワークの中のシステムにつなぐ仕事Local(またはVPNを設定したCloud)VPNの接続は自動では使えない
ブラウザやアプリの画面操作が必要な仕事Localクラウドの環境では、コンピューターとブラウザの操作は現在対応していない

迷ったら、「その作業にパソコンの中のファイルや、手元でログインしたものが必要か」で決めると分かりやすくなります。必要なければ、クラウドに任せて結果だけを確認する運用ができます。

使えるプランと使用量

料金プランの一覧を見ながら、どれにするか相談する会社員

Codex Cloudは、ChatGPTのアカウントでサインインして使う機能です。単独の商品ではなく、ChatGPTのプランに含まれています。公式の料金ページの内容を表にまとめます(2026年10月時点)。

プラン月額(公式表記)クラウドの扱い
Free0ドル公式の機能一覧に列がなく、案内がない
Go8ドル公式の機能一覧に列がなく、案内がない
Plus20ドル使える(Web・CLI・IDE拡張・iOS、クラウドの連携)
Pro100ドルから(100・200・500ドルの3段階)使える。Plusの機能に加えて、使用量が多い
Business1人あたり月20ドル(年払い。月払いは25ドル)使える。ワークスペースの管理機能が加わる
Enterprise・Edu営業に問い合わせ使える。より大きな組織向けの管理機能
APIキーAPI料金での従量課金クラウドの機能は使えない(公式の表に明記)

FreeとGoは、公式の料金ページの機能一覧にクラウドの列がなく、使えるかどうかは公式には案内がありません。確実に使うなら、Plus以上を前提にしてください。また、APIキーでサインインして使う場合は、GitHubのコードレビューやSlackなどと同じく、クラウドの機能は使えません。

使用量の考え方

クラウドの作業も、ChatGPTのプランに含まれる使用量の枠の中で動きます。公式の料金ページでは、次のように案内されています。

  • 手元のメッセージとクラウドのチャットは、プランの使用量の枠を共有する。週ごとの上限が別にかかることもある
  • クラウドのタスクは、ローカルのメッセージより多く使う場合がある。使用量はモデルとタスクの内容によって変わる
  • Proは、現在5時間ごとの上限はない
  • 使用量の枠を使い切ったあとは、クレジットを追加して作業を続けられる

公式の料金ページには、PlusとBusinessの「手元のメッセージ」が5時間あたり何回ほど送れるかの目安が、モデル別に載っています。たとえばGPT-6.1 Solで15〜160回、GPT-6 Lunaで350〜3,000回と、モデルによって大きく開きます。ただしこれは手元のメッセージの目安で、クラウドのタスクだけの上限や単価は公式に案内がありません。実際の使用量は、ChatGPTの使用量の画面で確認します。確認方法は、別の記事で解説しています。

あわせて読みたいCodexの使用量を確認する方法|上限・リセットの仕組みと節約のコツCodexの使用量(残り・リセットまでの時間)を確認する方法を、使用量ダッシュボード、ChatGPTデスクトップアプリ、Codex CLI、IDE拡張の場所別にまとめました。5時間と週の上限の仕組み、上限に達したときの選択肢、使用量を長持ちさせるコツまで、2026年10月時点の公式情報で解説します。

クラウドの作業場所(VM)の大きさ

クラウドの各タスクは、プランに応じた大きさのVMで動きます。公式の環境のページに載っている標準の大きさは次のとおりです。

プランvCPUメモリディスク
Plus・Edu Plus28 GiB8 GiB
Pro・Business・Enterprise416 GiB32 GiB
Edu・Edu Pro416 GiB32 GiB

Enterpriseでは、より大きなVMや、細かく指定した構成も用意されていると案内されています。テストの実行やビルドが重いプロジェクトでは、Plusの標準の大きさでは足りない場合があります。

プランの選び方の目安

公式の表から読み取れる範囲で、選び方の目安をまとめます。クラウドだけの使用量の上限は公開されていないため、実際に使って様子を見るのが確実です。

こんな場合目安理由
まず個人で、クラウドの使い勝手を試したいPlusクラウドが使え、費用も月20ドル。VMは2 vCPU・メモリ8 GiBが標準
毎日クラウドに任せて、上限で止まるのが困るPro5時間ごとの上限がなく、VMも大きい。週ごとの上限がかかることはある
チームで同じ環境を使いたいBusinessワークスペースの管理機能がある。環境を共有して使える
全社で、アクセス権や制限を管理したいEnterprise・EduAgent Securityによる組織全体の制限、大きなVM、OIDCなどが選べる

GitHub上のレビューは別の数え方

公式の料金ページによると、コードレビューの使用量の数え方は、GitHubを通して実行したときだけ別になります。プルリクエストで@codexと書く、自動レビューを有効にする、といった場合です。手元やGitHub以外で動かしたレビューは、通常の使用量として数えられます。

あわせて読みたいCodexの料金を解説|プラン別の価格・使用量の上限・クレジット・API料金【2026年10月】OpenAIのCodexの料金を、2026年10月時点の公式情報でまとめました。Free・Go・Plus・Pro・Business・Enterpriseの価格と違い、5時間あたりの使用量の目安、上限に達したときのクレジット、APIキーで使う場合の料金、モデルごとのコスト、プランの選び方まで解説します。

始め方

ノートPCでリポジトリを選び、環境の準備を進める会社員

ここでは、公式のクイックスタートに沿って、環境を作って最初のタスクを動かすまでの流れを説明します。環境の新規作成は、WebかデスクトップアプリのChatGPTから行います。

  1. ChatGPTを開いてサインインするChatGPTのWeb版、スマホアプリ、デスクトップアプリのどれかを開き、ChatGPTのアカウントでサインインします。
  2. 環境を作る、または選ぶWebかデスクトップアプリでCodexの新しいタスクを開き、「Work in」から「Cloud」を選びます。「Select environment」を開いて、「Create environment」を選びます。「Settings」→「Codex Cloud」→「Environments」からも作れます。
  3. プロジェクトを準備させるチェックアウトするGitHubのリポジトリを選び、「Get started」を押します。求められたらGitHubを接続します。Codexがリポジトリを調べ、依存関係やツールを入れ、動かして確かめます。足りない情報やアクセスを尋ねられたら答えます。
  4. 内容を確認して公開するセットアップの報告、設定、ファイルを見て、「Save draft」か「Publish」を選びます。「Environment published」と表示されれば完了です。
  5. 最初のタスクを始める新しい環境なら「Start a new task」を選びます。すでにある環境なら、すぐに始められます。やりたいことを書いて送り、変更とテスト結果を確認します。

手順3では、リポジトリを1つだけでなく、複数選ぶこともできます。環境の設定画面では、リポジトリ・インストールスクリプト・Startスキル・ネットワーク・環境変数・「Who can use」(使える人)・VPNやOIDCといった項目を、あとから見直せます。

スマホからは、公開済みの環境を選んでタスクを始めることはできますが、環境を新しく作ることはできません。先にWebかデスクトップアプリで作って公開しておきます。

最初のタスクは小さく、確かめやすいものから

最初から大きな機能追加を頼むより、結果がすぐ確かめられる依頼から始めるのがおすすめです。環境がきちんと動くかどうかの確認にもなります。

依頼の例確かめられること
「READMEを読んで、このプロジェクトの構成を説明して」リポジトリを正しく読めているか
「テストを実行して、失敗しているものを一覧にして」テストが環境の中で動くか
「このファイルの誤字と、古い説明を直して」変更の内容と差分の見え方
「このバグの原因を調べて、直す方針を書いて。まだ直さなくていい」調べる力と、報告の分かりやすさ

結果を受け取る

タスクが終わると、Codexの回答と、変更されたファイルの差分が表示されます。内容を確認して、追加の修正を同じタスクの中で頼めます。納得できたら、コミットを作るか、プルリクエストを開きます。

CLIを使っている場合は、クラウドのタスクの最新の差分を手元のリポジトリに反映するコマンドも用意されています。

コマンド内容
codex apply <TASK_ID>クラウドのチャットの最新の差分を、手元のリポジトリに適用する。反映したファイルが表示される。git applyが失敗すると(変更が衝突した場合など)、終了コードが0以外になる

公式のコマンド一覧では、codex applyは「安定版」の扱いで、別名はcodex aです。

環境の準備がうまくいかないとき

環境のセットアップに失敗したときは、画面の「Try again」で再実行するか、失敗したコマンドを直して再実行するようCodexに頼みます。環境の画面に「Unpublished」と表示されているときは、まだ公開されておらず、タスクでは使えません。

環境づくりは会話で進める

公式では、インストールのためのスクリプトを自分で書く必要はないと説明されています。Codexがランタイム・パッケージのバージョン・ツール・サービスを見つけ、変えたいところは会話で伝えて整えていきます。テストで確かめられたセットアップが、記録として残ります。

環境の設定

設定画面を見ながら、環境の設定項目を確認する担当者

環境は、一度作れば終わりではありません。接続するサービスや、使える範囲を、あとから調整していくものです。公式の環境のページで説明されている項目を順に紹介します。

インストールスクリプトとStartスキル

環境の準備で、Codexは次の2つの項目に、確かめたセットアップを記録します。

項目役割
Install script(インストールスクリプト)依存関係を入れ、開発に必要なものを準備する
Start skill(Startスキル)サービスを起動し、動く状態になったかを確かめる

公式のページには、新しいクラウドの標準のコンテナイメージの内容は載っていません。旧クラウドでは「universal」という既定のイメージが使われると説明されていますが、新しいクラウドでも同じかどうかは公式には案内がありません。

環境変数とネットワークシークレット

環境の設定には、プログラムに渡す値を登録する場所が2種類あります。「Environment variables」または「Network secrets」の横の「Manage」から設定します。

環境変数ネットワークシークレット
使いどころプログラムが読む値をそのまま渡す特定のHTTPSサービスの認証情報(APIキーなど)
設定する内容名前と値Key・Value・Allowed domains(使ってよい接続先)
プログラムに渡るもの値そのもの仮の値(プレースホルダー)。許可した接続先に出ていくときに、プロキシが本物に置き換える
条件特になし置き換えはHTTPSのポート443のみ。セットアップとタスクの間で有効
インターネット許可への影響ドメインは追加されない保存すると、そのドメインが許可リストに加わる

ネットワークシークレットは、本物の認証情報がローカルのプロセスやファイルに書き出されない作りになっています。APIキーのように「外に出したくない値」は、環境変数ではなくこちらで扱うのが基本です。

自分専用の変数やシークレットは、「Settings」→「Codex Cloud」→「Personal vault」に保存できます。すべての環境に適用するか、特定の環境だけに適用するかを選べます。環境ごとの値は、共通の既定値より優先されます。共有された環境では、環境の持ち主が「各自の値」を要求でき、使う人がそれぞれのアカウントから入れる形にもできます。

インターネットアクセス

クラウドのタスクが外のサイトに接続できるかは、環境ごとに決めます。設定は「Allow Codex to access internet」を有効にするところから始まります。

「Allow domains」の選択肢内容
Package managersnpm・PyPI・crates.io・Goのプロキシ・Maven/Gradle・Ubuntu/Debianのリポジトリ・GitHubなど、一般的なパッケージの配布元だけを許可する
Custom domains only自分で指定したドメインだけを許可する
All (unrestricted)制限なし

「Additional allowed domains」には、追加で許可するホストを入れられます。注意したいのは、ドメインを許可しても、そのサービスの認証情報までは渡らない点です。認証が必要なサービスには、前の項目のネットワークシークレットを使います。接続元のIPアドレスで制限しているサービスには、公式が公開しているエージェントの送信元IPのリストを使えます。

Enterpriseのワークスペースでは、「Agent Security」で組織全体の制限が設定されている場合もあります。その場合は、環境の設定とあわせて両方が適用されます。

保存される状態と、更新のしかた

環境とタスクの状態は、次のように扱われます。

対象扱い
新しいタスク公開済みの環境の、用意済みのファイルシステムから始まる
続きのタスクそのタスクで保存されたファイル・未コミットの変更・入れたツールから続く
リポジトリの更新バックグラウンドで自動的に行われ、インストールなどを再実行せずに依存関係のキャッシュが保たれる
状態の保存期間最後にターンを始めた、またはタスクを再開してから最大7日間、復元できる

公式のページには、「保存された状態は、ソースコード管理の代わりにはならない」と明記されています。大事な変更は、必ずコミットしてください。

環境の内容を変えたいときは、環境の「…」メニューから「Edit」を選び、変更したいことを伝えます。Codexが試したあと、「Republish」で公開し直します。新しいタスクには更新が反映され、すでに動いているタスクは、それまでの状態のままです。

共有・VPN・OIDC

項目設定する場所内容
共有「Privacy」→「Who can use」「Only me」か、ワークスペースの全員かを選ぶ。共有されるのはセットアップで、タスクのファイルや編集権限は共有されない。共有前に、準備されたファイルと認証情報の中身を確認する
VPN「Advanced」→「VPN」→「Add」対応するのはTailscaleだけ。認証キーは「Reusable」と「Ephemeral」の両方を選ぶ。プライベートIPv4のサブネットルート・スプリットDNS・MagicDNSに対応。接続先は、VPN側のアクセス規則と環境のインターネット設定の両方で許可する
OIDC「Advanced」→「OIDC」タスクが短期間だけ有効なクラウドの認証情報を得られるようにする。Enterpriseのワークスペースで、依頼により有効化される。アクセスできる範囲は、接続したID自身の権限で決まる

共有された環境を使う人は、環境を「使える」だけで、編集はできません。部署で同じ環境を使いたいときは、環境を作る人と使う人の役割をあらかじめ分けておくと運用しやすくなります。

いろいろな入口から使う

CLI・スマホ・チャットなど、いくつかの画面からクラウドの作業を見ている担当者

クラウドのタスクは、ChatGPTのWeb・デスクトップアプリ以外からも始められます。公式ドキュメントで確認できた入口を表にまとめます。

入口できることおもな条件
Web・デスクトップアプリ環境の作成・公開、タスクの開始と確認ChatGPTアカウント、GitHubの接続
CLIタスクの開始、一覧、状況の確認、差分の取り込み設定済みの環境、CLIにサインイン済み
スマホ(iOS)公開済みの環境からタスクを開始、進み具合の確認、追加の指示、結果の確認環境の新規作成はできない
GitHubプルリクエストで@codexと書いて依頼するGitHubの接続。旧クラウドのチャットで動く
Slack@ChatGPTと書いて、リポジトリの作業をクラウドに任せる管理者がクラウドへの委任を有効化。ワークスペースに共有された公開済みの環境
LinearIssueの担当にCodexを指定、または@Codexとコメント有料プラン、GitHubの接続と環境、コネクタの導入
GitLab(ベータ)マージリクエストで@codex reviewなどGitLabの接続、プロジェクトの環境

どの入口でも、動いているのは同じクラウドの環境とタスクです。普段の作業の場所に近い入口を選ぶのが、いちばん続けやすい選び方です。開発の中心がGitHubならプルリクエスト、課題の管理がLinearならIssue、チームの相談がSlackならスレッド、という具合です。

CLIからクラウドを使う

CLIのcodex cloudは、ターミナルからクラウドのチャットを探したり、タスクを送ったりするコマンドです。公式のコマンド一覧では「実験的(Experimental)」とされ、別名はcodex cloud-tasksです。

コマンド内容
codex cloud対話式の選択画面を開く(環境の一覧もここで確認できる)
codex cloud exec --env ENV_ID "依頼の内容"タスクを直接送る。依頼を省略すると、対話式で内容を尋ねられる。--envは必須
codex cloud exec --attempts 3同じ依頼に対する試行回数(best-of-N)を1〜4で指定する
codex cloud list最近のクラウドのチャットを一覧する。--limit(1〜20)、--cursor、--env、--jsonが使える

認証は、通常のCLIと同じ認証情報を使います。タスクの送信に失敗すると、終了コードが0以外になります。--jsonを付けると、tasksの配列に、id・url・title・status・updated_at・environment_id・summaryなどが入った形で返ってくるので、スクリプトから扱えます。

スマホから使う

ChatGPTのスマホアプリ(iOS)の「Codex」から、クラウドの環境を選んでタスクを始められます。進み具合を見る、追加の指示を送る、変更されたファイルと差分・テスト結果を確認する、といった使い方ができます。Androidについては、公式のページには案内がありません。

あわせて読みたいCodexをスマホで使う方法|ChatGPTアプリでの接続手順とできることCodexは、ChatGPTのスマホアプリからパソコンの作業を見守り、承認し、指示を足せます。使える条件、QRコードでの接続手順、スマホでできること、つながらないときの対処、会社で使うときの注意を、2026年10月時点の公式情報で解説します。

GitHubから使う

プルリクエストのコメントで@codexに続けて「review」以外の内容を書くと、そのプルリクエストを文脈にしたクラウドのチャットが始まります。公式の例は@codex fix the CI failuresです。権限があれば、Codexは修正をそのプルリクエストのブランチに送れます。

公式のGitHubのページでは、この流れは「旧クラウドのチャット」として案内され、環境の設定は旧クラウドのページを参照する形になっています。GitHub連携の設定やレビューの使い方は、別の記事で詳しく解説しています。

Slackから使う

公式のSlackのページでは、Slackのチャンネルで@ChatGPTにメンションして依頼を始めると案内されています。クラウドへの委任が有効なワークスペースでは、リポジトリの作業を別のクラウドのタスクとして実行し、結果をスレッドに返します。

  • 使うには、ワークスペースに共有された公開済みの環境が必要。管理者がCodex Cloudを有効にする
  • ChatGPTは、アクセスできる共有環境から選ぶ。個人用の環境は選択肢に入らない。リポジトリ名や環境名を依頼に書くと選びやすい
  • 依頼者には、アクセスの許可・拒否を選ぶ承認カードが非公開で表示される
  • タスクが始まると、投稿でお知らせされる。「Follow along」と「Cancel」は、デプロイで有効にされていれば依頼者が使える
  • 同じスレッドで追加の依頼をすると、作業が続く

注意点として、他の組織と共有している「Slack Connect」のチャンネルには対応していません。また、承認カードは非公開でも、チャンネルの返信は、そのチャンネルを見られる人なら誰でも読めます。秘密情報は、依頼文に書かないでください。以前に@Codexを使っていた場合は、ChatGPTのアプリが有効になったあとは@ChatGPTで依頼します。

Linearから使う

Linearでは、Issueの担当者にCodexを指定するか、コメントで@Codexとメンションすると、クラウドのチャットが始まります。進み具合と結果は、Issueに投稿されます。

  1. GitHubとクラウドの環境を用意するCodexに、対象のリポジトリのGitHubを接続し、クラウドの環境を作ります。
  2. Codex for Linearを入れるCodexのコネクタの設定から、「Codex for Linear」を導入します。
  3. LinearのアカウントをつなぐIssueのコメントで@Codexとメンションすると、アカウントを連携するリンクが表示されます。

Codexは、Linearが示すリポジトリか、直前に使った環境を選びます。チャットは、環境のリポジトリの対応表にある先頭のリポジトリの、デフォルトブランチで動きます。特定のリポジトリを指定したいときは、コメントに「openai/codexでこれを直して」のように書きます。有料プランが必要で、Enterpriseでは管理者がクラウドのチャットとコネクタを有効にします。

GitLabから使う(ベータ)

GitLabのマージリクエストに対するコードレビューは、ベータ版として案内されています。公式のGitLabのページでは、すべてのChatGPTプランで利用でき、Codex cloudで動くとされています。マージリクエストに@codex reviewとコメントすると、Codexが目のリアクションを付けてレビューを投稿します。@codex fix the CI failuresのような依頼には、プロジェクトの環境が必要です。

GitLabの扱いが、ページによって違う

公式の環境のページの「制限」には、GitLabは未対応と書かれています。一方で、GitLabの連携は、別のページでベータ版として案内されています。更新履歴でも2026年8月に追加されたとされているため、GitLabで使いたい場合は、GitLabのページに書かれた条件を確認してください。

安全に使うために

盾と鍵のアイコンの横で、権限の設定内容を確認する担当者

クラウドは「パソコンの外」で動く分、手元のファイルが勝手に書き換わる心配は小さくなります。一方で、外のサービスにつなぐ設定や、認証情報の扱いを間違えると、別の種類のリスクが出てきます。

インターネットアクセスは必要最小限に

公式の旧クラウドのページでは、エージェントがインターネットにアクセスできるようにすると、次のようなリスクが増えると説明されています。

  • 信頼できないWebの内容による、不正な指示(プロンプトインジェクション)
  • コードや秘密情報の外部への流出
  • マルウェアや脆弱性のある依存関係の取り込み
  • ライセンス上の制限があるコンテンツの取り込み

公式の例では、GitHubのIssueに隠された指示で、直前のコミットの内容が外部のサーバーに送られる場面が紹介されています。許可するドメインは必要なものだけにし、信頼できる情報源だけを参照させてください。旧クラウドの設定では、使えるHTTPメソッドをGET・HEAD・OPTIONSに限る設定もあり、これにするとPOSTなどは止められます。

「All (unrestricted)」は最後の手段

新しいクラウドの環境では、インターネットの許可を「Package managers」だけにしておけば、パッケージの取得に必要な範囲に収まります。外部のAPIを使いたいときは、まず「Custom domains only」で、必要なドメインだけを足す方法を検討してください。

認証情報の扱い

  • 外部サービスのAPIキーは、環境変数ではなくネットワークシークレットで登録し、許可する接続先を絞る
  • 旧クラウドでは、シークレットはセットアップの間だけ使え、エージェントの作業が始まる前に取り除かれる
  • 環境を共有する前に、準備されたファイルと認証情報の中身を確認する
  • Slackのチャンネルに書いた依頼は、見られる人全員に読まれる。秘密情報は書かない

環境の共有は、使うことだけを許す仕組みで、リポジトリへのアクセスは付きません。Slackのページにも「環境を共有しても、リポジトリへのアクセス権は与えられない」と書かれています。

現在の制限

公式の環境のページには、現在の制限として次の点が挙げられています。

制限内容代わりの方法
コンピューターとブラウザの操作クラウドの環境では未対応手元(Local)で動かす
GitLab・自社運用のGitHub Enterprise Server環境のページでは未対応と記載(GitLabは別ページでベータ)GitHub.comのリポジトリを使う、またはGitLabのページの条件を確認する
個人用のスキル手元のスキルは同期されないスキルをリポジトリの中に置く
VPNTailscaleだけ対応Tailscaleでつなぐ、または手元で動かす
OIDCEnterpriseのワークスペースで、依頼により有効化管理者に相談する

できあがった変更を確認する観点

クラウドのタスクは、手元から離れた場所で動くため、結果を受け取るときに確認の漏れが起きやすくなります。公式のLinearのページにも「Codexは間違えることがあるので、回答と差分は確認する」と書かれています。取り込む前に、次の点を見てください。

  • 変更されたファイルが、頼んだ範囲に収まっているか(関係のないファイルが変わっていないか)
  • テストの結果が、環境の中で実際に実行されたものか
  • 設定ファイルや認証情報に関わる部分に、意図しない変更が入っていないか
  • 新しく追加された依存関係(外部のパッケージ)に、必要性と安全性の確認が取れているか

プルリクエストにしておけば、人のレビューや自動のテストを通してから取り込めます。クラウドに任せる範囲が広がるほど、この「取り込む前の確認」を決まった手順にしておくことが大切です。

会社で使うときに決めておくこと

チームで使う場合は、使い始める前に次の点を決めておくと、運用が安定します。

  1. 環境を作る人を決める環境の公開・更新は、少人数の担当者に絞ります。使う人には「使える」権限だけを渡します。
  2. つなぐリポジトリを絞るGitHubでCodexに見せるリポジトリは、必要なものだけにします。
  3. インターネットの許可と秘密情報のルールを決める許可するドメインの基準と、認証情報の登録場所(ネットワークシークレット)をそろえます。
  4. 結果は人が確認してから取り込む差分とテスト結果を見て、コミットやプルリクエストを作る担当者を決めます。
  5. 使用量を定期的に見るクラウドのタスクは、手元より多く使う場合があります。月に一度は使用量の画面を確認します。
あわせて読みたいCodexでできること一覧|コードの修正・並行作業・自動化・連携を機能別に解説Codexでできることを、2026年10月時点の公式情報で機能別にまとめました。コードの調査・修正、並行作業とクラウド、予定タスク、GitHub・Slack連携、スキル・MCP、ブラウザと画像まで。プラン別の範囲、向き不向き、始め方も解説します。

よくある質問

Codex Cloudとは何ですか?

Codexの作業を、OpenAIが用意するクラウド上の環境で動かす使い方です。タスクごとに独立した作業場所が作られ、パソコンがスリープしていても進みます。結果はWeb・スマホ・デスクトップアプリから確認できます。

パソコンを閉じても作業は進みますか?

進みます。公式のページでも、各タスクは独立した作業場所を持ち、パソコンがスリープしていても動き続けると説明されています。手元(Local)やworktreeの作業は、パソコンが使える状態でないと進みません。

無料プランでも使えますか?

公式の料金ページの機能一覧には、FreeとGoのクラウドの列がなく、使えるかどうかは公式には案内がありません。Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduの表では、クラウドが対応として載っています。確実に使うなら、Plus以上を前提にしてください。

APIキーでも使えますか?

使えません。公式の料金ページでは、APIキーで使う場合は、GitHubのコードレビューやSlackなどのクラウドの機能は使えないと明記されています。クラウドを使うには、ChatGPTのアカウントでサインインします。

環境とは何ですか?

リポジトリ・依存関係・ツール・アクセスの設定をまとめた、再利用できる作業の土台です。一度作って公開しておくと、新しいタスクのたびに、その環境から独立した作業場所が作られます。

環境は誰が作れますか?スマホからも作れますか?

環境の新規作成は、WebかデスクトップアプリのChatGPTから行います。スマホでは、すでに公開されている環境を選んでタスクを始めるところまでです。共有された環境は、使うことはできますが、編集はできません。

手元のファイルをクラウドで使えますか?

自動では渡りません。クラウドのタスクは、環境に取り込んだリポジトリと、設定したサービスだけを使います。手元のパソコンにしかないファイルが必要な作業は、Localやworktreeで動かします。

クラウドでの変更は、すぐにリポジトリに反映されますか?

タスクの中の変更は、そのタスクの作業場所に保存されます。リポジトリに反映するには、コミットやプルリクエストの作成に進みます。CLIのcodex applyで、クラウドのチャットの最新の差分を手元のリポジトリに適用することもできます。

作業の状態は、どのくらい保存されますか?

タスクの保存された状態は、最後にターンを始めた、またはタスクを再開してから、最大7日間復元できると公式の環境のページに書かれています。ただし、ソースコード管理の代わりにはならないため、大事な変更は早めにコミットしてください。

クラウドのタスクは、どのくらい使用量を消費しますか?

公式の料金ページでは、クラウドのタスクはローカルのメッセージより多く使う場合があり、使用量はモデルとタスクの内容で変わると案内されています。クラウドだけの上限や単価は、公式には案内がありません。使用量の画面で確認してください。

旧クラウド(Legacy)と、新しいクラウドのどちらを使えばいいですか?

Web・スマホ・デスクトップアプリから新しくクラウドを使うなら、新しいクラウドの環境を作ります。旧クラウドは、コードレビューやLinear・GitHubの連携で引き続き使われており、公式ページには廃止を予定している旨の注記があります。画面の名称が違って見えるときは、公式の最新ページを確認してください。

Slackやスマホから依頼できますか?

できます。Slackでは、クラウドへの委任を管理者が有効にしたワークスペースで、@ChatGPTに依頼します。スマホはiOSのChatGPTアプリのCodexから、公開済みの環境を選んで始めます。Androidは、公式のページに案内がありません。

会社のコードを入れても大丈夫ですか?

クラウドでは、選んだリポジトリがクラウド側の作業場所に取り込まれて動きます。公式のクラウドのページには、データの扱いや学習への利用についての記載がありません。会社のコードで使う前には、プランごとのデータの扱いを、公式のプライバシーに関する案内で確認してください。

まとめ

この記事のまとめ

  • Codex Cloudは、Codexの作業をクラウド上の環境で動かす使い方。パソコンがスリープしていても、タスクが進む
  • 2026年9月末に、公開して再利用できる環境を使う新しいクラウドに刷新された。コードレビューやLinear・GitHubの連携には、旧クラウド(Legacy)が使われる場面がある
  • 手元のファイル・ブラウザのログイン・VPNは、クラウドに自動では渡らない。リポジトリだけで完結する仕事から任せる
  • 使えるのは、ChatGPTのPlus以上のプラン。APIキーでは使えない。使用量は、手元の作業と枠を共有し、クラウドは多く使う場合がある
  • 始めるには、WebかデスクトップアプリでGitHubのリポジトリを選んで環境を作り、公開してからタスクを始める
  • インターネットの許可は必要最小限にし、認証情報はネットワークシークレットで扱う。大事な変更は必ずコミットする

Codex Cloudは、リポジトリが整っているほど、任せられる仕事が増える機能です。まずは小さなタスクで、環境がきちんと動くかを確かめるところから始めてみてください。

会社で使うには、環境を作る担当者、つなぐリポジトリの範囲、認証情報の置き場所、使用量の見方といった決めごとが一気に増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude CodeやCodexの導入から、社内で使い続けられる運用ルールづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典