Codex

Codexの料金を解説|プラン別の価格・使用量の上限・クレジット・API料金【2026年10月】

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • Codexの2つの払い方(ChatGPTのプラン/APIキー)
  • 個人向け(Free・Go・Plus・Pro)と法人向け(Business・Enterprise)の料金と違い
  • 5時間あたりの使用量の目安と、使用量が増える条件
  • クレジットの仕組みと、モデルごとの消費量
  • APIキーで使う場合のモデル別の料金
  • プランの選び方と、使用量を長持ちさせるコツ
目次
  1. Codexの料金の全体像
  2. Codexとは
  3. ChatGPTのアプリの中での位置づけ
  4. 使える端末
  5. 払い方は2つ
  6. ChatGPT Workと使用量を共有する
  7. 料金ページを読むときの注意
  8. プラン一覧
  9. プランごとに使える場所と機能
  10. 料金でよくある誤解
  11. 個人向けプランの料金
  12. Free・Go:まず触ってみる
  13. Plus:個人で本格的に使う入り口
  14. Pro:毎日たくさん使う人向け
  15. Plusで足りるかの目安
  16. 友だち・同僚の招待の特典
  17. Sites・音声など、ほかの機能の料金
  18. スマホから使う場合
  19. 日本での支払いと消費税
  20. 法人向けプランの料金
  21. Business:中小企業・チーム向け
  22. Businessの申し込みと席の増減
  23. Enterprise・Edu:大きな組織向け
  24. プランごとの管理機能の違い
  25. 管理者が決めておくこと
  26. 利用状況の分析
  27. 旧Codex席について
  28. 使用量の上限
  29. 5時間あたりの目安
  30. 使用量が増える条件
  31. 速度モードによる違い
  32. 推論の強さによる違い
  33. コードレビューの使用量
  34. 安全のための設定はどのプランでも使える
  35. クラウドの作業と使用量
  36. 画像生成・音声の消費
  37. 上限に達したらどうなるか
  38. 上限に早く達するときの見直し
  39. 使用量の確認方法
  40. クレジットの仕組み
  41. トークンとクレジット
  42. トークンの量の感覚をつかむ
  43. モデルごとのクレジット単価
  44. 計算例
  45. Plus・Proでクレジットを買う
  46. クレジットが使える範囲
  47. Businessでクレジットを買う・上限を決める
  48. 月の費用のシミュレーション
  49. Enterpriseの柔軟な料金
  50. APIキーで使う場合の料金
  51. モデル別のAPI料金
  52. 割引と割増の種類
  53. 計算例
  54. 長いコンテキストの料金
  55. APIキーでサインインする方法
  56. プランとAPIキーを併用する
  57. プランとAPIのどちらが安いか
  58. CIで使う場合の費用の目安
  59. APIの利用額に上限をかける
  60. APIキーで使えないもの
  61. プランの選び方
  62. モデルの選び方で費用を抑える
  63. GPT-6.1 Solの提供状況
  64. 使用量を長持ちさせるコツ
  65. 長い作業は「完了の条件」を決めて任せる
  66. AGENTS.mdを整理して読み込む量を減らす
  67. サブエージェントは便利だが多く使う
  68. 定期実行の作業も使用量を使う
  69. 費用に見合っているかを確かめる
  70. 設定ファイルで使い方を固定する
  71. 退役したモデルに注意
  72. ほかのアプリでもプランの使用量を使える
  73. オープンソースの開発者向けの制度
  74. Plusから始めて見直す流れ
  75. 個人事業主・フリーランスの場合
  76. 会社でのコスト管理チェックリスト
  77. Claude Codeとの比較
  78. よくある質問
  79. まとめ

「Codexを使ってみたいが、ChatGPTのどのプランなら使えるのか」「Plusで足りるのか、Proにした方がいいのか」「会社で使う場合や、APIキーで使う場合はいくらかかるのか」と迷っている方は多いのではないでしょうか。

Codexは、OpenAIが提供するプログラミング用のAIエージェントです。料金の仕組みは、ChatGPTのプランに含まれる使用量で使う方法と、APIキーで使った分だけ払う方法の2つがあり、さらに上限を超えたときの「クレジット」や、モデル・速度による消費量の違いもあります。仕組みを知らないまま使うと、すぐに上限に達したり、思わぬ費用がかかったりします。

この記事では、2026年10月15日時点のOpenAI公式情報をもとに、プランごとの料金、使用量の上限の目安、クレジットの仕組み、API料金、プランの選び方までを順に解説します。2026年10月14日にはGPT-5.5がCodexから退役するなど、モデルと料金は短い間隔で変わっています。契約の前には、公式の料金ページもあわせて確認してください。

Codexの料金の全体像

会社員がノートPCで複数の料金プランの表を見比べている様子を肩越しに見た場面

まずは、Codexの料金がどのような仕組みになっているかを整理します。

Codexとは

Codexは、プログラムを読ませたり、書かせたり、直させたりできるOpenAIのAIエージェントです。ChatGPTのデスクトップアプリ、ターミナルで使うCodex CLI、VS Codeなどのエディタ向けの拡張機能(IDE拡張)、クラウドで作業を任せるCodex cloud、GitHubでのコードレビューなど、いくつもの場所から使えます。

2026年7月からは、CodexアプリがChatGPTのデスクトップアプリに統合され、ChatGPTの中で「Codex」を選んで使う形になりました。プログラミング以外の仕事を任せる「ChatGPT Work」と同じアプリの中にあります。

ChatGPTのアプリの中での位置づけ

いまのChatGPTのデスクトップアプリでは、最初に「ChatGPT」か「Codex」かを選びます。ChatGPTを選ぶと、入力欄の上の切り替えで、ふつうの会話の「Chat」か、仕事を任せる「Work」かを選べます。Codexを選ぶと、「New chat」からプログラミングの作業を始めます。チャット・プロジェクト・フォルダのどれかを選ぶと、その場所のファイルや内容を使って作業します。

料金の面では、ChatのほかWorkとCodexが同じアプリの中にあり、WorkとCodexは使用量を共有する、という点を押さえておけば十分です。プログラミングをしない社員がWorkで資料づくりを任せる場合も、Codexと同じ使用量の仕組みで考えられます。

使える端末

Codexを使う中心になるのは、ChatGPTのデスクトップアプリです。公式のドキュメントによると、Windows版は、作業用のブランチ(worktree)、定期実行、Gitの機能、内蔵のブラウザ、ファイルのプレビュー、プラグイン、スキルなどの主な機能に対応しており、PowerShellとWindowsのサンドボックスで動くほか、WSL2で動かす設定もできます。Linux版はプレビューとして提供されており、Ubuntu 24.04 LTS・26.04 LTS、Debian 13、Fedora 43・44、Arch Linuxのデスクトップ版で使えます。

デスクトップアプリのほかに、ターミナルで使うCodex CLI、VS Codeなどのエディタで使うIDE拡張、ブラウザで使うWeb版、iOSのアプリがあります。どれを使っても、料金はプランに含まれる使用量から差し引かれる点は同じで、端末ごとに別の料金がかかることはありません。デスクトップアプリ・CLI・IDE拡張は同じ設定ファイルを使うため、モデルの指定などの設定も共通です。

払い方は2つ

Codexの料金は、どうやってサインインするかで決まります。

ChatGPTでサインインAPIキーでサインイン
払い方ChatGPTのプランの月額。上限を超えたらクレジットで追加使ったトークンの量に応じてAPI料金を払う
使える場所デスクトップアプリ・CLI・IDE拡張・Web・クラウド・GitHub・SlackなどCLI・SDK・IDE拡張・デスクトップアプリでのローカル作業
クラウドの機能使える使えない(GitHubのコードレビュー、Slack連携など)
使えるモデルプランごとに決まるAPIキーで使えるモデル
向いている使い方人が対話しながら使う自動化(CIなど共有の環境で動かす)

公式の料金ページでも、APIキーは「CIのような共有の環境での自動化に向く」と案内されています。ふつうに人が使う場合は、ChatGPTのプランでサインインする方法が基本です。また、どちらでサインインするかで、適用される管理者の設定やデータの扱いも変わります。ChatGPTでサインインした場合はChatGPTのワークスペースの設定が、APIキーの場合はAPIの組織の設定が適用されます。

ChatGPT Workと使用量を共有する

公式の料金ページには、「ChatGPT WorkとCodexは使用量を共有する」と明記されています。ChatGPTの中でWork(調べものや資料づくりを任せる機能)を使うと、Codexと同じ料金・クレジット・使用量の上限から差し引かれます。PlusとProでは、ChatGPT for Excelも同じ上限を共有します。

「Codexはほとんど使っていないのに上限に達した」という場合は、WorkやExcel連携での使用が原因になっていることがあります。なお、ふつうのチャット(Chat)は、この共有の対象として料金ページに挙げられていません。

料金ページを読むときの注意

Codexの公式の料金ページは、2026年10月時点で、ChatGPTとCodexの利用者向けのドキュメントサイト(learn.chatgpt.com)にあります。以前の開発者向けサイトのURL(developers.openai.com/codex/pricing)を開くと、こちらに転送されます。ページは「個人(Individual)」と「Business / Enterprise」の切り替え式になっていて、切り替えないと法人向けのプランが表示されません。

また、ページの冒頭には、モデルの退役などの重要なお知らせが載ります。料金やモデルは短い間隔で変わるため、ブログなどの解説記事より、公式のページの日付と内容を優先して確認してください。この記事の内容も、2026年10月15日時点のものです。

プラン一覧

Codexが使えるプランと料金を一覧にしました(税別・ドル建て、2026年10月時点)。

プラン月額おもな対象Codexでできること
Free0ドルまず試したい個人デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを使った簡単な作業(順次提供)
Go8ドル軽い作業をしたい個人デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを使った軽い作業(順次提供)
Plus20ドル週に数回、集中して使う個人Web・CLI・IDE・iOS、コードレビュー、Slack連携、GPT-6.1 Sol
Pro100・200・500ドル毎日たくさん使う個人Plusのすべて+多い使用量。500ドルはUltrafastも使える
Business1人20ドル(年払い)/25ドル(月払い)2人以上の会社管理機能・SAML SSO、業務データを初期設定で学習に使わない
Enterprise・Edu営業に問い合わせ大きな組織・教育機関SCIM・監査ログ・データ保存期間の設定など
APIキー使った分だけ自動化したい開発者CLI・SDK・IDEでの作業。API料金で課金

プランごとに使える場所と機能

同じCodexでも、プランやサインインの方法によって使える場所が違います。公式の料金ページの機能一覧から、使える場所をまとめました。

使う場所PlusProBusinessEnterprise・EduAPIキー
Codex cloud(クラウドで作業を任せる)○○○○×
Web版のChatGPT Work○○○○×
デスクトップアプリでのローカル作業○○○○○
Codex CLI○○○○○
IDE拡張(VS Codeなど)○○○○○
Codex SDK・codex execでの自動化○○○○○
自動化用のアクセストークン××○○×
ChatGPT for Excel○○○○×

クラウドや外部サービスとの連携の機能は、ChatGPTでサインインした場合に限られます。

連携の機能Plus・Pro・Business・EnterpriseAPIキー
GitHubのプルリクエストのレビュー・自動レビュー○×
GitHubのissueやプルリクエストで@codexに依頼○×
Slack・Linearとの連携○×
クラウドの作業環境とセットアップ○×
Sites(ChatGPTで作るWebサイト)○×
スマホからのリモート操作○×
コネクタ○×

一方、モデルの切り替え、Fastモード、画像の生成と編集、Web検索、ローカルでのコードレビュー(/review)、サンドボックス(作業できる範囲の制限)、定期実行、AGENTS.md、スキル、MCP、サブエージェントなどは、APIキーを含むすべての方法で使えます。

料金でよくある誤解

Codexの料金について、よく見かける誤解を整理しておきます。

  • 「Codexは別料金のサービス」:個人向けでは、Codexは単独の商品ではなく、ChatGPTのプランに含まれています。追加の月額はかかりません
  • 「Plusなら使い放題」:Plusにも5時間ごとと週ごとの上限があります。上限に達したら、待つかクレジットを買い足します
  • 「API料金で、プランの使える回数を計算できる」:公式の料金ページでは、APIの料金はプランの使用量とは別のもので、プランで何回使えるかの見積もりに使わないよう注意書きがあります
  • 「チャットとCodexは別の枠」:ChatGPT WorkとCodexは同じ使用量を共有します
  • 「古い記事の料金が今も正しい」:2026年にはモデルの名前も、Proの価格帯も変わりました。記事の日付を必ず確認してください

次の章から、それぞれのプランを詳しく見ていきます。

個人向けプランの料金

自宅の机でノートPCに向かい、個人向けプランの料金を見比べている人を肩越しに見た場面

個人で契約するプランは、Free・Go・Plus・Proの4つです。

Free・Go:まず触ってみる

無料のFreeと、月8ドルのGoでも、Codexを試せます。公式の料金ページでは、どちらも「デスクトップアプリでGPT-6 Luna(標準の速さ)を使える。提供は順次」とされています。Freeは「短いプログラミング作業でCodexの機能を試す」、Goは「軽いプログラミング作業に使う」という位置づけです。

GPT-6 Lunaは、要約・抽出・決まった形のプログラミングなど、範囲がはっきりした作業向けの効率のよいモデルです。複雑な開発には向かないため、Codexが自分の仕事に合うかを確かめる入り口と考えるとよいでしょう。画像生成はFreeでは使えません。また、推奨モデルのGPT-6.1 Solは、提供開始時点でFree・Goには含まれていません。

提供は「順次」とされているため、すべての地域・アカウントで同時に使えるとは限りません。自分のアカウントで使えるかは、デスクトップアプリで確認してください。

あわせて読みたいCodexは無料で使える?Freeプランでできる範囲と制限・有料との違い【2026年10月】OpenAIのCodexを無料で使えるのかを、2026年10月時点の公式情報でまとめました。FreeプランとGoプランでできること、使えないもの、使用量の考え方、APIキーで使う場合の費用、OSS向けなどの特別な枠、有料に切り替える目安を解説します。

Plus:個人で本格的に使う入り口

月20ドルのPlusからは、Codexのほとんどの機能が使えます。料金ページに載っている内容は次のとおりです。

  • Web、CLI、IDE拡張、iOSでCodexを使える
  • 自動のコードレビューやSlack連携など、クラウドの機能を使える
  • GPT-6.1 SolとGPT-6 Lunaを使える
  • 上限に達したら、ChatGPTのクレジットで使用量を追加できる
  • ChatGPT Plusのそのほかの機能も使える

Plusでは、ローカルの作業もクラウドの作業も、同じ使用量から差し引かれます。iOSのアプリからクラウドの作業を任せ、あとでパソコンで結果を確認する、といった使い方もできます。

公式の説明は「週に数回の集中したプログラミングの作業をまかなえる」です。毎日長時間使うと上限に達しやすいので、使い方によってはクレジットの追加やProへの切り替えが必要になります。5時間あたりの使用量の目安は、後の章で説明します。

Pro:毎日たくさん使う人向け

Proは「使用量に合わせて選べる」プランで、月100ドル・200ドル・500ドルの3段階があります。OpenAIのヘルプセンターでは、それぞれPro 100・Pro 200・Pro 500と呼ばれています。

Pro 100Pro 200Pro 500
月額100ドル200ドル500ドル
5時間ごとの上限なしなしなし
週の上限あることがあるあることがあるあることがある
使える量3つの中で少なめ中間3つの中でもっとも多い
Ultrafast(超高速モード)××○

Proの大きな特徴は、2026年10月時点で5時間ごとの上限がないことです。Plusのように「数時間使ったら次の回復まで待つ」ということが起きにくくなります。ただし、週の上限がかかることはあると案内されています。

Pro 500で使えるUltrafastは、プランに含まれる使用量を先に使い、それを使い切ったら手持ちのクレジットから差し引かれる仕組みです。GPT-6 AstraとGPT-6.1 Solで使え、GPT-6 Astraでは標準の最大8倍の速さで文字を生成するとされています。ただし、プランの使用量は8倍の速さで減るため、普段使いには向きません。

各段階で具体的に何倍使えるかは、公式の料金ページには数字で示されていません。Ultrafastは、Pro 500だけで使える機能で、Pro 100やPro 200でクレジットを買っても使えるようにはなりません。どの段階にするか迷う場合は、まずPro 100で始め、週の上限に達するようなら上の段階に変える進め方が無駄がありません。

Plusで足りるかの目安

Plusで足りるかどうかは、どのモデルで、どのくらいの大きさの作業を頼むかで決まります。公式の目安では、PlusでGPT-6.1 Solを使う場合、5時間あたり15〜160回のローカルメッセージを送れます。

たとえば、1回ごとに小さなファイルを1つ直してもらうような使い方なら、回数の多い側に近くなります。反対に、大きなプロジェクト全体を読ませて機能を追加させるような使い方では、1回で多く消費し、回数の少ない側に近くなります。GPT-6 Astraを選ぶと、目安は5〜45回まで下がります。

次のような使い方なら、Plusで始めるのが現実的です。

  • 平日の数時間だけ、自分の作業を手伝ってもらう
  • 小さな修正や、テストの追加、説明書づくりが中心
  • GPT-6.1 SolやGPT-6 Lunaを使い分けられる

反対に、毎日朝から晩まで使う、クラウドで複数の作業を並行して任せる、GPT-6 Astraを多用する、といった使い方では、Plusの上限にすぐ達します。その場合はProか、法人ならBusinessの上位席を検討してください。

友だち・同僚の招待の特典

公式の料金ページによると、対象のユーザーは、アプリの左下のプロフィールメニューからCodexの招待を送れます。個人向けプランでは「Invite a friend」、Businessのワークスペースでは「Invite a coworker」を選び、相手のメールアドレスを入れて送ります。特典の内容、相手の条件、招待できる数、特典の期限は、招待の画面に表示されます。個人向けとBusinessでは特典と条件が別で、Enterpriseでは招待の特典は使えません。

Sites・音声など、ほかの機能の料金

Codexと同じアプリで使えるほかの機能にも、料金の決まりがあります。

機能料金の扱い(公式の料金ページ)
Sites(ChatGPTでWebサイトを作って公開する)公開ベータの間は、対象のプランに含まれる。プランごとの上限あり
デスクトップアプリの音声1分あたり0.05ドルとしてCodexの使用量から差し引く。クレジット制では1分1.25クレジット
画像の生成同じ上限から差し引く。画像なしの作業より平均3〜5倍速く消費。Freeでは使えない
ChatGPT for ExcelPlus・Proでは、Codexと同じ使用量の上限を共有

スマホから使う場合

料金ページの一覧では、Plus・Pro・Business・Enterpriseで、スマホからのリモート操作が使えるとされています。Plusの説明には、iOSでCodexを使えることも明記されています。外出先からクラウドの作業を任せたり、パソコンで動いている作業の様子を確かめたりできますが、スマホから頼んだ作業も同じ使用量から差し引かれます。スマホ用に別の料金がかかることはありません。APIキーでは、スマホからのリモート操作は使えません。

日本での支払いと消費税

料金ページの価格はドルで表示されています。OpenAIのヘルプセンターによると、日本の利用者には10%の消費税がかかり、OpenAIは適格請求書発行事業者として、税額を円で表示した適格請求書を発行するとされています。なお、Enterpriseのような個別に交渉した法人契約では、リバースチャージ方式が適用され、消費税は請求されないのが一般的とされています。

日本円でいくら請求されるかは、為替や通貨の設定によって変わります。公式の料金ページに円の固定価格は示されていないため、この記事では円での金額は載せていません。経理上の扱いは、顧問の税理士に確認してください。

月額だけで比べない

Codexの費用は、月額のほかに、上限を超えたときのクレジット代がかかることがあります。Plusで毎月クレジットを買い足しているなら、Proにした方が安くなる場合もあります。数か月使ったら、月額とクレジット代の合計で見直すのがおすすめです。

法人向けプランの料金

会議室で担当者がノートPCに映した法人向けプランの比較表を上司に説明している場面

会社でCodexを使う場合は、BusinessかEnterpriseが選択肢になります。

Business:中小企業・チーム向け

ChatGPT Businessは、2人以上で使う会社向けのプランです。席(シート)には標準席と上位席があり、同じワークスペースの中で混ぜて使えます。

席の種類月払い年払い(1か月あたり)使える量
標準席(Standard)1人25ドル1人20ドル5時間あたりの目安はPlusと同じ
上位席(Premium)1人125ドル1人100ドル標準席の5倍。5時間ごとの上限なし

料金ページに載っているBusinessの内容は次のとおりです。

  • デスクトップアプリ・スマホアプリでChatGPTとCodexを使える
  • クラウドの作業を速く動かすための大きな仮想マシン
  • 上限を超えたらクレジットで追加できる
  • 管理機能・SAML SSO・多要素認証(MFA)を備えた専用のワークスペース
  • 業務データを初期設定で学習に使わない

Codexを毎日使う開発担当者には上位席、ときどき使う人には標準席、と分けると費用を抑えられます。上位席は5時間ごとの上限がないため、長時間の開発でも途中で止まりにくくなります。

Businessの標準席には、ChatGPTのほかの機能(チャット、ChatGPT Work、Excel連携など)も含まれています。Codexを使わない社員にとっても、ChatGPTを業務で安全に使うための席になります。逆に言えば、Codexを使う人も使わない人も同じ席料なので、「開発担当者だけCodexのために契約する」場合でも、ChatGPTの業務利用の環境が一緒に整う、と考えると費用の見え方が変わります。

なお、WorkとCodexは使用量を共有するため、同じ人がChatGPT Workで大量に資料づくりを任せ、Codexでも開発をしていると、標準席の上限に早く達します。誰がどの機能をよく使っているかを見ながら、席の種類を調整してください。

Businessの申し込みと席の増減

OpenAIのヘルプセンターに載っている、Businessの申し込みと席の管理のおもな決まりは次のとおりです。

項目内容
申し込み支払い画面で月払いか年払いかと、最初の席数を選ぶ。新しく作るときは有料の席が2つ以上必要
席の種類席ごとに標準席か上位席を選ぶ。標準席を買い足しても、自分の席が上位席になるわけではない
席の追加ワークスペースのオーナーだけが「Workspace settings」から行う。今の請求期間の終わりまでの日割りで、すぐに請求される
支払い済みの席の割り当て割り当て・付け替えに追加の料金はかからない
メンバーを外したとき席が空くだけで、支払う席数は自動では減らない
席数を減らすオーナーが「Manage seats」で減らす予約をすると、次の請求期間から反映。日割りの返金はない
席数の上限2026年8月24日以降に作ったワークスペースは、標準席と上位席を合わせて200席まで

「メンバーを外したのに請求が減らない」というのは、よくあるつまずきです。退職や異動でメンバーが減ったら、席数を減らす予約まで忘れずに行いましょう。なお、ヘルプセンターには、席の追加を翌月の請求にまとめるとする古い記事も残っています。実際の扱いは、管理画面の「Billing」で確認してください。

Enterprise・Edu:大きな組織向け

EnterpriseとEdu(教育機関向け)は、営業経由で契約するプランです。料金ページでは、Businessのすべてに加えて、次の機能が使えるとされています。

  • リクエストの優先処理
  • SCIM(社内のアカウント管理との自動連携)、EKM(暗号鍵の管理)、利用者ごとの分析、ドメインの確認、役割ごとのアクセス管理(RBAC)
  • Compliance APIによる監査ログと利用状況の監視
  • データの保存期間と、データを置く地域の設定

Enterprise・Eduで「柔軟な料金(flexible pricing)」の契約をしている場合は、固定の使用量の上限がなく、使った分がクレジットで計算されます。柔軟な料金でない場合は、ほとんどの機能でPlusと同じ1席あたりの上限になります。

プランごとの管理機能の違い

機能Plus・ProBusinessEnterprise・Edu
SAML SSO・MFA・メンバー管理×○○
クラウドで管理する設定ポリシー×○○
自動化用のアクセストークン×○○
役割ごとの権限(RBAC)××○
SCIM・EKM・ドメインの確認××○
保存期間・データ所在地の設定××○
分析ダッシュボード・分析API××○
監査ログ(Compliance API)××○
Codex Security(GitHubのリポジトリの脆弱性の調査)××○
業務データを初期設定で学習に使わない×○○

この表は、公式の料金ページの機能一覧をもとにしています。中小企業で数人から使うならBusiness、監査ログや社内のアカウント管理との連携が必要ならEnterprise、という区分けです。

BusinessとEnterpriseの違いは、使える量よりも、管理と記録の細かさにあります。Businessでも、SAML SSOによるログインの管理、メンバーの管理、クラウドで管理する設定ポリシー、自動化用のアクセストークンなど、会社で使うための基本はそろっています。一方、「誰がいつ何をしたか」を監査の目的で外部のシステムに送る、社員のアカウントを社内のディレクトリと自動で連携する、データを置く地域を指定する、といった要件があるならEnterpriseが必要です。

公式のドキュメントでは、Enterpriseの記録の仕組みを目的ごとに分けています。社内でどのくらい使われているかを見るならワークスペースの分析、Codexの利用状況を画面で確認するならCodexの分析、ほかのシステムに集計を取り込むなら分析API、監査や調査のための記録を出すならCompliance API、という使い分けです。ダッシュボードの画面は監査用の記録ではないので、監査が目的ならCompliance APIを使うよう案内されています。

管理者が決めておくこと

BusinessやEnterpriseでは、管理者の設定によって、社員がどのくらい使用量を消費するかが大きく変わります。公式のドキュメントでは、次のような設定が紹介されています。

設定内容費用への影響
WorkとCodexの初期のモデル「Workspace settings」→「Models」で、新しく始めるときのモデル・推論の強さ・速さを決める初期値を効率のよいモデルにすると、全体の消費を抑えやすい
Fastモードを使えるかワークスペースやrequirements.tomlの設定で、Fastモードの可否を決めるFastモードは使用量を多く消費する
利用者ごとの上限ワークスペース全体の初期値、グループごと、個人ごとに月の上限を決める1人の使いすぎを防ぐ
超過の上限共有のクレジットを使い切ったあと、どこまで使えるかを決める想定外の請求を防ぐ
利用額の通知使用量が一定を超えたら通知する気づくのが早くなる。ただし利用は止まらない

初期のモデルの設定は、あくまで「始めるときの初期値」で、権限ではありません。社員は使える範囲のモデルに切り替えられます。また、ワークスペースのモデルの設定は、APIキーで使うCodexには適用されません。費用を確実に管理したい場合は、初期値だけでなく、上限の設定もあわせて行ってください。

Enterpriseでは、新しいモデルが出ても、初期設定では使えない状態になっているものがあります。公式のドキュメントでは、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Sol、GPT-6 Luna、GPT-6 AstraはいずれもEnterpriseでは初期設定でオフになっており、管理者が有効にする必要があるとされています。GPT-6 Astraは、2週間たっても自動ではオンになりません。

利用状況の分析

Enterpriseでは、管理画面(Admin Console)の「Analytics」で、ChatGPT WorkとCodexの利用状況と、クレジットの消費を確認できます。「Insights」の画面では、利用を「ソフトウェア開発」などのカテゴリと作業に分けて、メッセージ数、クレジットの割合、利用者数を表示します。カテゴリごとに、どのモデル・推論の強さ・速さでクレジットを使ったかの内訳も見られます。

あるカテゴリでクレジットの消費が多い場合は、作業の内容やモデルの選び方を確認し、その作業が費用に見合う成果を出しているかをチームと一緒に確かめるよう案内されています。GitHubのコードレビューについては、レビューしたプルリクエストの数や、見つかった問題の数も確認できます。なお、料金ページの機能一覧では、分析ダッシュボードと分析APIはEnterprise・Eduの機能で、Businessには含まれていません。

旧Codex席について

以前のBusinessには、月額の席料がなく使った分だけクレジットで払う「Codex席」がありました。OpenAIのヘルプセンターによると、2026年6月24日以降、新しくセルフサービスで作ったBusinessのワークスペースでは、Codex席を追加できません。それより前に追加したワークスペースでは、引き続き使えます。いまは標準席・上位席のどちらにもCodexが含まれているため、新しく始める場合は標準席か上位席を選びます。

入力したデータの学習の扱い

料金ページの機能一覧では、「API・業務データを初期設定で学習に使わない」はBusiness・Enterprise・APIキーで○、Plus・Proでは×になっています。個人向けプランでは、ChatGPTのデータコントロール(学習に使うかどうかの設定)がCodexにも適用されます。会社のコードを個人のプランで扱う場合は、設定を必ず確認してください。業務で使うなら、Business以上かAPIキーにしておくと安心です。

使用量の上限

開発者がノートPCで使用量のグラフと残りの回数を確認している様子を肩越しに見た場面

ChatGPTのプランで使う場合、使える量には上限があります。ここでは、上限の目安と、使用量が増える条件を説明します。

5時間あたりの目安

公式の料金ページには、PlusとBusinessの標準席で、5時間あたりに送れるローカルメッセージ(自分のパソコンで動かす作業の指示)の目安が載っています。

モデルPlusBusiness(標準席)
GPT-6 Astra5〜45回5〜45回
GPT-6.1 Sol15〜160回15〜160回
GPT-6 Sol15〜150回15〜150回
GPT-6 Luna350〜3,000回350〜3,000回

幅が大きいのは、作業の大きさで消費量が大きく変わるためです。公式の説明では、小さなスクリプトや決まった処理なら少ししか使わない一方、大きなプロジェクト、長時間の作業、たくさんの内容を覚えておく必要がある長い会話では、1回あたりの消費がはるかに多くなるとされています。これは決まった回数の上限ではなく、あくまで目安です。

ローカルの作業とクラウドの作業は同じ上限を共有し、クラウドの作業の方が多く消費することがあります。また、週の上限がかかることもあります。Proと、Businessの上位席には、5時間ごとの上限がありません。

使用量が増える条件

公式の説明では、同じように見える作業でも、次の条件によって消費量が変わるとされています。依頼文の長さだけでは見積もれません。

条件消費量が増える例
モデル上位のモデル(GPT-6 Astraなど)ほど多く消費する
コンテキスト(読ませる量)大きなファイルや長い会話、たくさんのファイルを読ませる
推論(考える量)考える量をHighやExtra Highに上げる
ツールの使用コマンドの実行や検索を何度も繰り返す
情報の取得MCPサーバー(外部の道具)を多くつなぐ
キャッシュ同じ内容を読み直すときにキャッシュが効かない
実行場所ローカルよりクラウドで動かす

速度モードによる違い

Codexには、速く答える代わりに使用量を多く消費する「速度モード」があります。標準(Standard)を1としたときの消費の倍率は次のとおりです。

速度モードプランに含まれる使用量購入したクレジット・Enterpriseの従量課金
Fast2.5倍2倍
GPT-6 Astra Ultrafast8倍6倍
GPT-6.1 Sol Ultrafast8倍6倍

Fastモードは、GPT-6.1 Sol・GPT-6 Astra・GPT-6 Sol・GPT-6 Lunaなどで使え、CLIでは/fastで切り替えます。Ultrafastは、GPT-6 Astraの場合、標準より最大8倍速く文字を生成するとされていますが、プランの使用量は8倍の速さで減ります。Ultrafastを使えるのは、Pro 500と、条件を満たすEnterprise・Eduだけです。急ぎの作業以外は、標準の速さで使うのが基本です。

推論の強さによる違い

Codexでは、モデルと一緒に「推論の強さ(reasoning effort)」を選べます。推論の強さを上げるほど、AIは答える前に長く考え、複雑な作業の結果がよくなることがありますが、時間がかかり、トークンも多く使います。公式のモデルのページでは、次のように説明されています。

推論の強さ向いている作業
Light(CLIではLow)範囲のはっきりした、すぐ終わる作業
Medium少し計画が必要な作業。速さと深さのバランス
High・Extra High手順・情報源・判断が多い難しい作業
Max1つの作業に、選んだモデルでさらに長く考えさせる。もっとも難しい問題向け
Ultraサブエージェント(手分けして動く別のAI)で、複雑な作業の各部分を並行して進める

公式には、ほとんどの作業にMaxやUltraは必要ないと書かれています。まずは初期値で始め、結果が物足りないときだけ上げるのが、使用量を無駄にしないコツです。GPT-6 LunaはMaxまで対応し、Ultraには対応していません。

ChatGPTのデスクトップアプリとWeb版のChatGPT Workでは、入力欄の下に「Power」という調整があり、Smarter(より深く考える)からFaster(速く・費用を抑える)までを選べます。「Advanced」を開くと、モデル・推論の強さ・速さを個別に選べます。初期値は、アカウントで使える標準の設定から始めるよう案内されています。

コードレビューの使用量

GitHubと連携すると、プルリクエストで@codex reviewとコメントしたり、自動レビューをオンにしたりして、Codexにコードレビューを任せられます。公式の料金ページによると、「コードレビューの使用量」として扱われるのは、GitHubを通してCodexがレビューした場合だけです。自分のパソコンで/reviewを使ったレビューや、GitHub以外でのレビューは、ふつうの使用量として数えられます。

レビューの観点は、リポジトリのAGENTS.mdに「## Code Review Rules」という見出しを作って書けます。公式のドキュメントでは、まずは2〜3個の短いルールから始め、書式やリントのような機械的なチェックはCI(自動テスト)に任せるようすすめられています。観点を絞っておくと、関係の薄い指摘が減り、レビューの手間も使用量も抑えやすくなります。

GitHubのレビューでは、Codexは重要度の高い問題(P0・P1)だけを指摘し、レビューのコメントが多くなりすぎないようにしています。より深くセキュリティの問題を調べる「Security Review」(研究段階の機能)もあり、@codex security reviewで依頼できます。自動レビューをすべてのプルリクエストでオンにすると、そのぶん使用量も増えるので、最初は大事なリポジトリだけで試すと安心です。

安全のための設定はどのプランでも使える

料金ページの機能一覧では、サンドボックス(Codexが触れるファイルやネットワークの範囲を制限する仕組み)と権限の設定、承認の依頼を自動で確認する「Auto-review」は、Plus・Pro・Business・Enterprise・APIキーのすべてで使えるとされています。安い方のプランだから安全の設定が使えない、ということはありません。

使用量の面では、Codexが何度も承認を求めて作業が止まると、やりとりが増えて会話が長くなり、そのぶんトークンも増えます。最初から作業してよいフォルダや許可するコマンドを決めておくと、安全と使用量の両方に効果があります。

クラウドの作業と使用量

Codex cloudでは、GitHubのリポジトリと必要な道具を用意した「クラウドの作業環境」を作り、そこで作業を任せます。作業ごとに独立した作業場所が用意され、自分のパソコンがスリープしていても作業が進みます。Web・スマホ・デスクトップアプリのどこからでも結果を確認できます。

便利な反面、公式の料金ページでは、クラウドの作業はローカルのメッセージより多くの使用量を使うことがあると注意されています。また、ローカルとクラウドの作業は同じ使用量を共有します。複数の作業をクラウドで同時に動かすと、上限に早く達することがあるので、最初は1つずつ任せて、どのくらい使うかを確かめるのがおすすめです。なお、クラウドの機能はChatGPTでサインインした場合にだけ使え、APIキーでは使えません。

画像生成・音声の消費

画像の生成も、ローカルの作業やクラウドの作業と同じ上限から差し引かれます。公式の説明では、画像を生成する場合は、画像なしの同じような作業に比べて、平均で3〜5倍速く使用量を消費します(画質やサイズによる)。上限に達したあとは、クレジットから差し引かれます。

デスクトップアプリの音声機能は、1分あたり0.05ドルとしてCodexの使用量から差し引かれます。クレジット制のBusiness・Edu・Enterpriseでは、1分あたり1.25クレジットです。

上限に達したらどうなるか

公式の説明では、作業の途中で上限に達した場合でも、その回の作業は最後まで続けられるとされています(公正な利用の範囲内)。その後の作業については、プランによって次の方法があります。

  • Plus・Pro:クレジットを買い足して、プランを変えずに作業を続ける
  • Business・Edu・Enterprise(柔軟な料金):ワークスペースのクレジットを追加して続ける
  • すべての利用者:APIキーでサインインし、API料金でローカルの作業を追加で行う

もちろん、5時間ごとの上限なら、時間がたてば回復するのを待つこともできます。急ぎでない作業なら、回復を待つ間に依頼文や渡すファイルを整理しておくと、次の作業で使う量を減らせます。週の上限に達した場合は回復までの時間が長くなるので、ダッシュボードで回復の時刻を確認し、クレジットを買うか、待つかを判断してください。

上限に早く達するときの見直し

「思ったより早く上限に達する」ときは、次の表で原因を探してみてください。どれも公式の料金ページや関連のドキュメントで、使用量を増やす要因として挙げられているものです。

考えられる原因見直し方
GPT-6 Astraを常に使っている普段はGPT-6.1 Sol、定型の作業はGPT-6 Lunaにする
Fastモードがオンのまま標準の速さに戻し、急ぎのときだけ使う
推論の強さを高くしたまま初期値に戻し、難しい作業のときだけ上げる
Ultraやサブエージェントを多用している手分けする意味のある作業だけに使う
1つの会話を長く続けている作業が変わったら新しい会話を始める
AGENTS.mdが長い・MCPサーバーを多くつないでいる指示書をフォルダごとに分け、使わないMCPサーバーを止める
ChatGPT WorkやExcel連携もよく使っている同じ使用量を共有しているので、合計で考える
画像の生成をよく使っている画像の生成は3〜5倍速く消費するので、必要なときに絞る

それでも足りない場合は、クレジットの購入か、プランの変更を検討します。使い方を見直してから判断すると、必要以上に上のプランを選ばずに済みます。会社で使っている場合は、同じ原因に当てはまる社員がほかにもいないか、あわせて確認するとよいでしょう。

使用量の確認方法

いまの使用量と回復の時刻は、ChatGPTの「使用量のダッシュボード」(Codexの設定の「Usage」)で確認できます。Codex CLIで作業しているときは、/statusと入力すると、残りの使用量を確認できます。公式には、1〜2週間に一度ダッシュボードを見て、自分の使うペースと残りの量をつかむことがすすめられています。

あわせて読みたいCodexの使用量を確認する方法|上限・リセットの仕組みと節約のコツCodexの使用量(残り・リセットまでの時間)を確認する方法を、使用量ダッシュボード、ChatGPTデスクトップアプリ、Codex CLI、IDE拡張の場所別にまとめました。5時間と週の上限の仕組み、上限に達したときの選択肢、使用量を長持ちさせるコツまで、2026年10月時点の公式情報で解説します。

クレジットの仕組み

担当者がノートPCでクレジットの残高の画面を見ながら、電卓で費用を計算している様子を肩越しに見た場面

プランの上限を超えて使いたいときに使うのが「クレジット」です。ここでは、クレジットの考え方と、モデルごとの消費量を説明します。

トークンとクレジット

公式の説明では、トークンは、AIが読み書きする情報の小さな単位です。依頼文、ファイル、会話の履歴、ツールの結果、AIの答えのすべてがトークンとして数えられます。

クレジットは、クレジット制のプランで、対象の利用に支払うための単位です。プランに含まれる使用量を使い切ったあと、クレジットが残っていれば作業を続けられます。プランに含まれる使用量が先に使われ、そのあとでクレジットの残高が使われます。

注意したいのは、クレジットを何ドルで買えるかは、プランや契約によって違うと公式に書かれている点です。料金ページでは、1クレジットあたりの価格は一律には示されていません。

トークンの量の感覚をつかむ

トークンという単位は、なじみがないと量の感覚がつかみにくいものです。Codexでは、次のようなものがすべてトークンとして数えられます。

  • 自分が書いた依頼文
  • Codexが読んだプログラムのファイルや資料
  • それまでの会話の履歴
  • コマンドを実行した結果や、検索の結果
  • AGENTS.md(プロジェクトの指示書)や、つないだMCPサーバーの情報
  • Codexが書いた答えやプログラム

つまり、依頼文が短くても、Codexがたくさんのファイルを読んだり、コマンドを何度も実行したりすると、使うトークンは大きく増えます。公式の料金ページで「依頼文の長さだけでは見積もれない」と書かれているのはこのためです。キャッシュは、同じ内容を繰り返し読むときに安くなる仕組みで、長い会話や大きなプロジェクトでは「キャッシュされた入力」の割合が大きくなります。

モデルごとのクレジット単価

公式の料金ページに載っている、標準の速さでのクレジット単価(100万トークンあたり)は次のとおりです。

モデル入力キャッシュされた入力出力
GPT-6 Astra250251,250
GPT-6.1 Sol502.5250
GPT-6 Sol505250
GPT-6 Luna2.50.2512.5
GPT-5.6 Sol10010500
GPT-5.6 Terra505300
GPT-5.6 Luna50.530

表を見ると、推奨モデルのGPT-6.1 Solは、最上位のGPT-6 Astraの5分の1のクレジットで使えます。GPT-6 Lunaは、GPT-6.1 Solのさらに20分の1です。また、GPT-6.1 Solは、キャッシュされた入力がGPT-6 Solの半分になっています。同じファイルを何度も読み直す長い作業では、この差が効いてきます。

Codexのクレジットの計算では、キャッシュの書き込みに別の料金はかかりません。料金ページには、GPT-5.6 Solの典型的な作業で1回あたり2〜15クレジットほどという目安も載っています。なお、GPT-5.6 Solの宣伝用の価格は、少なくとも2026年11月21日まで続くとされています。

計算例

具体的に計算してみます。1回の作業で10万トークンを読ませ(キャッシュなし)、1万トークンを書かせた場合のクレジットは次のとおりです。

モデル入力(10万トークン)出力(1万トークン)合計
GPT-6 Astra25クレジット12.5クレジット37.5クレジット
GPT-6.1 Sol5クレジット2.5クレジット7.5クレジット
GPT-6 Luna0.25クレジット0.125クレジット0.375クレジット

実際の作業では、AIが考える過程で使うトークンやツールの結果も数えられるため、この計算どおりにはなりません。それでも、同じ作業をGPT-6 Astraで行うと、GPT-6.1 Solの5倍のクレジットを使うという関係は変わりません。まずGPT-6.1 Solを使い、どうしても足りない作業だけGPT-6 Astraにするのが、費用を抑える基本です。

なお、OpenAIの発表では、Businessの上位席の特典として「100ドル相当(2,500クレジット)」のワークスペースクレジットが紹介されています。この説明の範囲では、1クレジットはおよそ0.04ドルにあたります。ただし、クレジットの購入価格はプランや契約によって違うとされているため、実際の金額は購入画面で確認してください。

Plus・Proでクレジットを買う

PlusとProでは、上限に達したときにクレジットを買い足して、プランを変えずに作業を続けられます。OpenAIのヘルプセンターに載っている内容は次のとおりです。

  • 購入したクレジットは、購入から12か月間有効。使わなかった分は失効し、繰り越せない
  • Codexの設定の「Usage」から、自動補充を設定できる。残高が決めた最低額を下回ると、目標額まで自動で買い足す
  • 月の上限額は、自動補充にだけ適用され、1回ずつの購入には適用されない
  • クレジットは、Codexのほか、ChatGPT Work、Word・Excel・PowerPoint向けのChatGPTなどの対象の利用に使える

自動補充を使うと作業が止まらず便利ですが、使いすぎに気づきにくくなります。最初は自動補充を使わずに必要な分だけ買い、どのくらいのペースで減るかをつかんでから設定するのがおすすめです。

クレジットが使える範囲

使い道クレジットを使えるか
Codex(ローカル・クラウド)使える
ChatGPT Work使える
Word・Excel・PowerPoint向けのChatGPT使える
上限に達したあとの画像の生成使える
Ultrafast(Pro 500で含まれる使用量を使い切ったあと)使える
APIキーでの利用使えない(APIの料金で別に請求)

この表は、公式の料金ページとヘルプセンターの説明をもとにまとめたものです。ChatGPTのクレジットとAPIの料金は別の仕組みで、お互いに移したり、まとめたりはできません。

Businessでクレジットを買う・上限を決める

Businessでは、クレジットはワークスペース全体で共有され、購入や自動補充の管理ができるのはワークスペースのオーナーだけです。ヘルプセンターの案内をもとに、流れをまとめます。

  1. クレジットを購入するオーナーが「Workspace settings」→「Billing」からクレジットを購入します。購入したクレジットは12か月間有効で、原則として返金されません。
  2. 自動補充を設定する残高が最低額を下回ったら、登録したカードで自動的に買い足す設定ができます。月にいくらまで自動で買うかの上限も決められます。
  3. 席の種類ごとの上限を決めるオーナーと管理者は、標準席・上位席ごとに、1か月に使えるクレジットの上限を設定できます。
  4. 人ごとの上限を決める特定のメンバーだけ上限を変えることもできます。人ごとの設定は、席の種類ごとの設定より優先されます。

初期設定では、どの席・どの人にも上限は設定されていません。そのままにしておくと、1人が大量に使ったときに、ワークスペースのクレジットが一気に減ることがあります。導入したら、まず上限を決めておきましょう。なお、OpenAIのAPIのクレジットや利用枠は、ChatGPT Businessのワークスペースには引き継がれません。

月の費用のシミュレーション

プランの料金をもとに、よくある使い方で月の費用を計算してみます。消費税(10%)とクレジットの追加購入は含めていません。

使い方構成月払いの月額年払いの月額
個人で週に数回使うPlus20ドル-
個人で毎日長時間使うPro 100100ドル-
5人の会社(開発担当1人)Business 標準席4+上位席1225ドル180ドル
10人の会社(開発担当2人)Business 標準席8+上位席2450ドル360ドル
20人の会社(全員が軽く使う)Business 標準席20500ドル400ドル

個人の場合、Plusで毎月クレジットを買い足しているなら、その合計がPro 100の月額(100ドル)に近づいた時点で、Proへの切り替えを考える目安になります。Proには5時間ごとの上限がないので、待ち時間がなくなるという利点もあります。

会社の場合、全員を上位席にする必要はありません。毎日Codexで開発する人だけを上位席にし、ほかの人は標準席にすると、費用を抑えながら、使う人の待ち時間を減らせます。上位席が本当に必要かは、標準席で1〜2か月使い、上限に達する頻度を見てから決めると無駄がありません。

クレジットの予算も月額と一緒に決める

Businessでは、標準席の上限に達したメンバーがクレジットを使うと、ワークスペースの残高から差し引かれます。月額の予算だけでなく、「クレジットは月にいくらまで」という上限もあわせて決めておくと、請求額が読みやすくなります。

Enterpriseの柔軟な料金

Enterpriseで柔軟な料金の契約をしている場合は、ワークスペースで共有するクレジットの枠から、WorkやCodexの利用分が差し引かれます。公式のドキュメントでは、次のように整理されています。

状態どうなるか
契約したクレジットが残っている残高が減るだけで、それだけで新たな請求は発生しない
クレジットがなく、超過の利用が認められている設定した超過の上限まで使え、契約した超過料金で請求される
クレジットがなく、超過の利用が認められていないクレジットが追加されるか上限が変わるまで、対象の機能が止まる

管理者は、利用者ごとの月の上限、ワークスペースの超過の上限、利用額の通知などを設定できます。ただし、通知はお知らせするだけで、利用を止めるものではないと明記されています。費用を確実に抑えたい場合は、通知だけでなく上限も設定する必要があります。

また、Enterpriseの契約が「ドル建ての従量課金」の場合は、クレジットの計算ではなく、Enterprise向けのドル建ての料金表と契約に従うと料金ページに書かれています。クレジットの計算をそのままドル建ての契約に当てはめないよう注意が必要です。

公式のドキュメントには、Workを初めて使ったマーケティング部門の社員の例として、年間に換算したクレジットの利用額が中央値で1人約53ドル、平均で約309ドル、上位10%では約1,154ドルという数字も載っています。平均が中央値よりかなり高いのは、一部の人が多く使うためです。社内で広げるときは、全員に同じ予算を割り当てるより、多く使う人を把握して上限を調整する方が現実的です。

APIキーで使う場合の料金

開発者がノートPCでAPIの管理画面と料金の表を見比べている様子を肩越しに見た場面

CodexをAPIキーでサインインして使う場合は、ChatGPTのプランの上限やクレジットは使わず、OpenAIのAPI料金で使った分だけ請求されます。

モデル別のAPI料金

OpenAIのAPI料金ページに載っている、おもなモデルの料金(100万トークンあたり、標準・短いコンテキスト)は次のとおりです。短いコンテキストは、入力が27.2万トークン以下の場合です。

モデル入力キャッシュされた入力出力
gpt-6-astra10.00ドル1.00ドル50.00ドル
gpt-6.1-sol2.00ドル0.10ドル10.00ドル
gpt-6-sol2.00ドル0.20ドル10.00ドル
gpt-6-luna0.10ドル0.01ドル0.50ドル
gpt-5.6-sol4.00ドル0.40ドル20.00ドル
gpt-5.55.00ドル0.50ドル30.00ドル

入力が27.2万トークンを超える長いコンテキストでは、gpt-6.1-solの場合で入力4.00ドル・出力15.00ドルのように単価が上がります。キャッシュの書き込みには別の単価(gpt-6.1-solなら2.50ドル)があります。ChatGPTのクレジットとは違い、APIではキャッシュの書き込みにも料金がかかる点に注意してください。

割引と割増の種類

処理の種類gpt-6.1-solの入力・出力標準との比較
標準(Standard)2.00ドル・10.00ドル基準
バッチ(Batch)1.00ドル・5.00ドル半額。急がない処理をまとめて送る
フレックス(Flex)1.00ドル・5.00ドル半額。処理を待てる場合
高速(Fast)4.00ドル・20.00ドル2倍
超高速(Ultrafast)12.00ドル・60.00ドル6倍

Codexでの対話的な作業は標準の料金で計算されるのが基本です。バッチやフレックスは、APIを直接使って大量の処理を流す場合の選択肢です。APIキーで使う場合、ChatGPTのクレジットの倍率(Fastで2倍など)は適用されず、APIの料金表のとおりに計算されます。

計算例

先ほどと同じ、10万トークンを読ませて1万トークンを書かせる作業を、APIの標準料金で計算すると次のようになります。

モデル入力の費用出力の費用合計(1回)100回なら
gpt-6-astra1.00ドル0.50ドル1.50ドル150ドル
gpt-6.1-sol0.20ドル0.10ドル0.30ドル30ドル
gpt-6-luna0.01ドル0.005ドル0.015ドル1.50ドル

Codexの作業では、プログラムのファイルを何度も読み直すため、実際の入力トークンは想像より多くなりがちです。キャッシュが効けば入力の費用は大きく下がりますが、毎日何時間も対話しながら使うなら、月額のプランの方が費用を読みやすく、結果的に安く済むことが多いでしょう。

長いコンテキストの料金

APIでは、1回に読ませる量(入力)が27.2万トークンを超えると「長いコンテキスト」の料金になり、単価が上がります。おもなモデルの標準の料金は次のとおりです。

モデル入力(短い → 長い)出力(短い → 長い)
gpt-6-astra10.00ドル → 20.00ドル50.00ドル → 75.00ドル
gpt-6.1-sol2.00ドル → 4.00ドル10.00ドル → 15.00ドル
gpt-6-luna0.10ドル → 0.20ドル0.50ドル → 0.75ドル

大きなリポジトリ全体を一度に読ませると、長いコンテキストの料金になりやすくなります。必要なファイルだけを読ませる、AGENTS.mdを小さく保つといった工夫は、プランの使用量だけでなく、APIの費用を抑えるのにも役立ちます。

APIキーでサインインする方法

APIキーは、OpenAIのAPIの管理画面(platform.openai.com)で作成します。公式のドキュメントにある、道具ごとのサインインの方法は次のとおりです。

  1. APIキーを作るOpenAIのAPIの管理画面でAPIキーを作成します。キーは他人に見せないように保管します。
  2. デスクトップアプリの場合サインアウトした画面で「Sign in another way」を選び、キーを入力して「Continue」を選びます。
  3. Codex CLIの場合環境変数に入れたキーを、printenv OPENAI_API_KEY | codex login --with-api-keyのようにcodex loginへ渡します。
  4. IDE拡張の場合サインアウトした画面で「Use API Key」を選び、キーを入力して「OK」を選びます。

APIキーでの利用は、OpenAIのAPIのアカウントで、標準のAPI料金で請求されます。データの保存や共有の扱いも、ChatGPTのワークスペースではなく、APIの組織の設定に従います。

APIキーとChatGPTのサインインは管理の範囲が違う

公式のドキュメントでは、ChatGPTでサインインした場合は、ワークスペースの権限・役割ごとのアクセス管理・Enterpriseの保存期間などの設定が適用され、APIキーの場合はAPIの組織の保存やデータ共有の設定が適用されると説明されています。会社で両方を使う場合は、それぞれの管理画面で設定を確認し、誰がどちらを使うかを決めておくと、費用とデータの管理が混ざらずに済みます。

プランとAPIキーを併用する

公式の料金ページでは、すべての利用者が、APIキーを使って追加のローカル作業を行えると案内されています。たとえば、ふだんはPlusの使用量で使い、上限に達した日だけAPIキーに切り替えて作業を続ける、といった使い方です。

ただし、APIキーに切り替えている間は、クラウドの機能やGitHubの連携は使えません。また、PlusやProでクレジットを買い足す方法と、APIキーで続ける方法のどちらが安いかは、使うモデルや作業によって変わります。APIキーで続ける場合は、使った分の金額をAPIの管理画面で確認できるので、まずは小さな作業で金額の感覚をつかんでおくと判断しやすくなります。

プランとAPIのどちらが安いか

「月額のプランと、APIキーで使った分だけ払うのと、どちらが安いか」はよくある疑問です。公式の料金ページでは、APIのトークンの料金はプランの使用量とは別のもので、プランで何回使えるかの見積もりに使わないよう注意されています。そのため、単純な計算で比べることはできません。

考え方としては、毎日人が対話しながら使うなら、月額が決まっていて上限で止まるプランの方が、費用を読みやすく安心です。クラウドの機能やGitHubのレビューを使いたい場合も、プランが必要です。一方、月に数回しか使わない、あるいは自動化の処理だけに使うなら、APIキーで使った分だけ払う方が安く済むことがあります。迷ったら、まずプランで始め、APIキーは自動化や上限に達したときの補助として使う、という組み合わせが現実的です。

CIで使う場合の費用の目安

APIキーが向いているのは、CIなどで人が介さずにCodexを動かす使い方です。たとえば、変更のたびにCodexにチェックさせる仕組みで、1回あたり10万トークンを読ませて5,000トークンを書かせる場合、APIの標準料金では次のようになります。

モデル1回あたり月200回なら
gpt-6.1-sol0.25ドル(入力0.20ドル+出力0.05ドル)50ドル
gpt-6-luna0.0125ドル(入力0.01ドル+出力0.0025ドル)2.50ドル

同じ指示や設定を毎回読ませる場合は、キャッシュが効いて入力の費用が下がります。急がない処理なら、APIのバッチ(半額)を使う方法もあります。決まった形のチェックはGPT-6 Luna、判断が必要なチェックはGPT-6.1 Sol、と分けると費用を大きく抑えられます。

APIの利用額に上限をかける

APIキーで使う場合は、OpenAIのAPIの管理画面で、使いすぎを防ぐ設定ができます。公式のドキュメントでは、次の2つの仕組みが案内されています。

仕組み設定した金額に達すると向いている使い方
利用額の通知(Spend alert)通知が届く。APIの利用は続く止めずに、使い方を見守りたい
利用額の上限(Hard spend limit)APIの利用が止まる(エラーが返る)月の上限を確実に守りたい

上限は、組織全体と、プロジェクトごとに設定できます。組織の場合は「Organization limits」の「Spend」で「Edit spend limit」を選び、月の上限額を入力して「Enforce a hard limit」をオンにします。上限に達すると、翌月になるか上限を変えるまで、APIの利用が止まります。止まるまでに少し時間差があるため、実際の利用額が設定額をわずかに超えることがあると注意されています。

Codexを自動化で使う場合は、Codex専用のプロジェクトを作り、そのプロジェクトに上限をかけておくと、ほかのシステムのAPI利用に影響を与えずに費用を管理できます。

APIキーで使えないもの

料金ページの機能一覧では、APIキーでサインインした場合、次の機能は使えないとされています。

  • Codex cloud(クラウドで作業を任せる機能)とクラウドの作業環境
  • GitHubでの@codexへの依頼や、自動のプルリクエストのレビュー
  • Slack・Linearとの連携
  • Web版のChatGPT Work
  • 音声の入力・ChatGPT Voice
  • コネクタ、スマホからのリモート操作

一方で、CLI、IDE拡張、デスクトップアプリでのローカル作業、SDKやcodex execを使った自動化、MCP、スキル、サブエージェントなどは使えます。APIキーは、CI(変更のたびに自動でテストやチェックを動かす仕組み)でCodexを動かすなど、人が画面の前にいない自動化に向いています。

APIキーは使った分だけ請求される

APIキーで使うと、上限で止まることがない代わりに、使った分だけ請求が増えます。自動化の設定を誤って同じ処理を繰り返すと、短い時間で大きな金額になることもあります。OpenAIのAPIの管理画面で利用額の上限を設定し、最初は小さな金額で動作を確かめてから本番に使ってください。

プランの選び方

二人の社員が一台のノートPCを並んでのぞき込み、プランの比較表を見ながら相談している場面。PCは二人の方を向いている

ここまでの内容をもとに、使い方ごとにおすすめのプランを整理します。

こんな使い方ならおすすめ考え方
Codexがどんなものか触ってみたいFree・GoGPT-6 Lunaで簡単な作業を試せる(順次提供)。本格的な開発には物足りない
週に数回、個人で開発に使うPlusGPT-6.1 Solとクラウドの機能が使える。足りない週だけクレジットで補う
毎日長時間、個人で開発に使うPro 100から5時間ごとの上限がない。週の上限に達するなら上の段階へ
超高速モードが必要Pro 500Ultrafastを使えるのは個人向けではPro 500だけ
会社で数人が使うBusiness(標準席)管理機能とSSO、業務データを初期設定で学習に使わない
会社の開発担当者が毎日使うBusiness(その人だけ上位席)上位席は標準席の5倍で、5時間ごとの上限がない
監査ログや社内のアカウント管理との連携が必要EnterpriseSCIM・RBAC・監査ログ・保存期間の設定が使える
CIなどで自動で動かしたいAPIキー使った分だけ払う。クラウドの機能は使えない

モデルの選び方で費用を抑える

同じプランでも、どのモデルを使うかで、使用量の減り方は大きく変わります。公式のモデルのページでは、次のように使い分けが案内されています。

モデル公式の位置づけ向いている作業
GPT-6 Astraもっとも高性能。複雑な仕事にコード・アプリ・調査をまたぐ、もっとも難しい一連の作業
GPT-6.1 SolAstraに近い性能を、Astraより低い費用で繰り返し行う、長時間の作業。迷ったらこれ
GPT-6 Lunaもっとも効率がよい要約・抽出・分類・決まった形の変換など、結果の形がはっきりした作業

公式には、複雑なプログラミングやエージェントの作業にはGPT-6.1 Sol、範囲がはっきりした繰り返しの作業にはLunaを使うようすすめられています。考える量(推論の強さ)も、まずは初期値で始め、計画や分析が必要な作業のときだけ上げるよう案内されています。Lunaなら「High」、Astraなら「Light」から始めるのが目安です。

なお、GPT-5.5は2026年10月14日に、ChatGPTでサインインしたCodexから退役しました。Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduではgpt-6.1-sol、Free・Goではgpt-6-lunaへの切り替えが案内されています。設定ファイルや自動化のスクリプトでgpt-5.5を指定している場合は、書き換えが必要です。APIキーで使う場合は、引き続きGPT-5.5を使えます。

GPT-6.1 Solの提供状況

推奨モデルのGPT-6.1 Solは、2026年9月のOpenAIの発表で登場した新しいモデルで、「Astraに近い性能を、より低い費用で」使えると紹介されています。公式のモデルのページによると、提供開始時の対象は、Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduの、デスクトップアプリとCLIのCodex、WebとスマホのChatGPT Workです。Free・Goは提供開始時の対象に含まれていません。

EnterpriseとEduでは、管理者が有効にするまでオフになっています。速さは標準とFastを選べ、UltrafastはPro 500と条件を満たすEnterprise・Eduで使えます。推論の強さはLightからUltraまでで、MaxとUltraは設定によって使えるかが変わります。自分の画面にGPT-6.1 Solが出てこない場合は、プランと、管理者の設定を確認してください。

使用量を長持ちさせるコツ

公式の料金ページでは、使用量を長持ちさせるために、次の工夫が紹介されています。

  • 依頼文の大きさを抑える:指示は正確に書きつつ、不要な情報は入れない
  • 読ませる資料を絞る:関係のあるファイルだけを渡し、できれば範囲や期間も絞る
  • 求める結果を決める:誰向けか、形式、長さを伝え、必須の作業と任意の改善を分けて頼む
  • AGENTS.mdを小さくする:大きなプロジェクトでは、指示書をフォルダごとに分けて、毎回読み込む量を減らす
  • MCPサーバーを絞る:つないでいるMCPサーバーは、それぞれ毎回の依頼に情報を足すので、使わないときは止める

このほか、ふだんは標準の速さで使い、Fastモードは急ぎのときだけにする、作業が変わったら新しい会話を始めて長い履歴を引きずらない、といった使い方も効果があります。

長い作業は「完了の条件」を決めて任せる

使用量を無駄にしやすいのが、ゴールがあいまいなまま長い作業を任せることです。AIが何をもって終わりとするか分からないと、必要以上に作業を続けたり、方向がずれたまま進んだりします。

公式のドキュメントでは、何段階もの作業を任せるときは、次の3つを依頼文に含めるようすすめられています。

含めること内容例
結果(Outcome)やってほしい作業ではなく、ほしい結果を書くこの機能をTypeScriptに書き換えた状態にする
条件(Constraints)使う道具、守る範囲、避けたいやり方今の動きを変えない。外部のライブラリは増やさない
確認方法(Verification)完了したと判断できるテストや基準すべてのテストが通ること

デスクトップアプリ、CLI、IDE拡張では、/goalと入力すると、書いた目標をそのまま完了の条件として作業を進める「Goal mode」を使えます。ゴールがまだはっきりしない場合は、先に/planで進め方を相談し、測れる完了の条件に直してから/goalで始めるよう案内されています。作業の途中では、目標の一時停止や編集もできます。

ChatGPT Workについても、公式には「最初は確認できる結果を1つ頼む」「必須の作業と任意の仕上げを分ける」「やり方が大事なときは計画を出させる」「必要のない作業を始めたら範囲を絞るか止める」といった使い方がすすめられています。いずれも、使用量を成果につながる作業に集中させるための工夫です。

AGENTS.mdを整理して読み込む量を減らす

AGENTS.mdは、Codexが作業を始める前に必ず読む指示書です。公式のドキュメントによると、Codexは、自分のホームフォルダにある全体用のAGENTS.mdと、プロジェクトの一番上から作業中のフォルダまでの各フォルダにあるAGENTS.mdを順に読み、1つにつなげて使います。つなげた内容は、初期設定では32KiBまでで打ち切られます。

この指示書は毎回の作業で読み込まれるため、長く書くほど、すべての依頼でトークンを使います。プロジェクト全体の決まりは一番上のAGENTS.mdに短くまとめ、特定のフォルダだけの決まりはそのフォルダのAGENTS.mdに分けて書くと、関係のない作業で余計な指示を読まずに済みます。公式の料金ページでも、大きなプロジェクトではAGENTS.mdをフォルダごとに分けて、読み込む量を調整するようすすめられています。

サブエージェントは便利だが多く使う

サブエージェントは、大きな作業を分けて、別のAIに同時に進めさせる仕組みです。推論の強さの「Ultra」も、このサブエージェントを使います。公式のドキュメントでは、サブエージェントはそれぞれが自分でモデルとツールを動かすため、同じ作業を1つのエージェントで行うより多くのトークンを使うと明記されています。

そのため、サブエージェントは、調査・テスト・不具合の切り分け・要約など、読むことが中心で、手分けすると速くなる作業に絞って使うのがおすすめです。公式にも、複雑なサブエージェントにはGPT-6.1 Sol、範囲のはっきりした軽い作業のサブエージェントにはGPT-6 Lunaを使うと、速く安くできると案内されています。何でもUltraで頼むのではなく、分ける意味のある作業だけに使いましょう。

定期実行の作業も使用量を使う

Codexでは、決まった時間に作業を動かす「定期実行(Scheduled tasks)」も使えます。料金ページの機能一覧では、定期実行はPlus・Pro・Business・Enterprise・APIキーのすべてで使えます。便利ですが、設定した回数だけ作業が動くので、そのたびに使用量やクレジットを使います。

公式のドキュメントでは、繰り返しの作業は、まずふつうの会話で依頼文を磨き、結果が安定してから定期実行にするようすすめられています。結果が安定しないまま毎日動かすと、使えない結果のために使用量を消費することになります。また、GPT-5.5を指定したままの定期実行は、退役に合わせてモデルを切り替える必要があります。

費用に見合っているかを確かめる

公式のドキュメントには、クレジットを多く使う作業でも、時間の節約や品質の向上、大事な判断の助けになるなら価値がある、という考え方が示されています。費用だけを見て使用を減らすのではなく、成果とあわせて判断することが大切です。

公式のドキュメントで紹介されている確かめ方は、次のような流れです。

  1. 対象の作業を1つ決める不具合の修正、テストの追加、プログラムの整理など、くり返し発生する作業を1つ選びます。
  2. 以前の手間を記録する同じくらいの難しさの作業に、これまでどれくらいの時間がかかっていたかを記録します。
  3. Codexで行ったときの使用量を見る同じ期間に使ったクレジットや使用量を確認します。
  4. 結果の質を確かめるテストが通るか、やり直しや手直しがどれくらい発生したかを、作業した人と一緒に確認します。
  5. 効果があれば広げ、なければ進め方を見直す手間が減っていれば同じ進め方をほかの作業にも広げます。手直しが多い場合は、指示や渡す情報を見直して試し直します。

Enterpriseでは、管理画面のInsightsで、カテゴリや作業ごとのクレジットの使い方を確認しながら、この確かめ方を進められます。BusinessやPlusでも、使用量のダッシュボードとチームの作業記録を突き合わせれば、同じ考え方で判断できます。

設定ファイルで使い方を固定する

Codexのデスクトップアプリ、CLI、IDE拡張は、同じ設定ファイル(config.toml)を使います。いつも使うモデルを決めておきたい場合は、設定ファイルにmodel = "gpt-6.1-sol"のように書きます。モデルを指定しない場合は、推奨のモデルが使われます。

Fastモードを毎回の初期設定にすることもできますが、使用量を2.5倍の速さで消費するため、普段は標準の速さにしておき、急ぎのときだけCLIの/fastで切り替える方が使用量を節約できます。会社で使う場合は、管理者がrequirements.tomlという管理用の設定で、Fastモードの可否などを固定することもできます。

退役したモデルに注意

Codexでは、古いモデルが短い間隔で退役しています。古い記事や、以前に作った設定ファイルにこれらの名前が残っていると、動かなくなったり、思ったモデルで動かなかったりします。公式のモデルのページに載っている、2026年の主な変更は次のとおりです(ChatGPTでサインインした場合)。

モデル状態代わりのモデル
gpt-5.52026年10月14日に退役Plus以上はgpt-6.1-sol、Free・Goはgpt-6-luna
gpt-5.3-codex-spark2026年9月14日に退役提供中のモデル
gpt-5.4・gpt-5.4-mini2026年8月31日に退役gpt-6-sol・gpt-6-luna
gpt-5.2・gpt-5.3-codex非推奨提供中のモデル
GPT-5.6 Sol・Terra・Luna移行期間中は利用可-

APIキーでサインインした場合は、APIで提供されている限り、これらのモデルも使えます。料金の比較記事を読むときは、記事に出てくるモデル名がいまも使えるものかを確認してください。

ほかのアプリでもプランの使用量を使える

2026年9月のOpenAIの発表で、「Sign in with ChatGPT」という仕組みが紹介されました。対応しているアプリでChatGPTのアカウントでサインインし、対象のPlus・Proの利用者は、そのアプリのAIの利用にChatGPTのプランを使えるようになります。公式のページでは、Amp Code、Conductor、Devinなどが、プランの使用量を使えるアプリとして挙げられています。

サインインと、プランの使用量を使うことは、別々に許可する仕組みです。ほかのアプリでプランを使うと、そのぶん自分の使用量も減ると考えられるので、Codexの上限に早く達するようになったら、こうしたアプリの利用も確認してみてください。

オープンソースの開発者向けの制度

OpenAIは、オープンソースのプロジェクトの管理者向けに「Codex for Open Source」という制度を案内しています。公式の案内では、審査を通った管理者は、APIのクレジット、Codexを含むChatGPT Proの6か月分、Codex Securityを申し込めるとされています。詳しい条件は、OpenAIの開発者向けサイトで確認してください。

Plusから始めて見直す流れ

どのプランにするか決めきれない場合は、次の流れで進めると、使い方に合ったプランに落ち着きやすくなります。

  1. Plusで始めるまずは月20ドルのPlusで、ふだんの作業にCodexを使ってみます。モデルは推奨のGPT-6.1 Solを基本にします。
  2. 2週間ほど使用量を記録する使用量のダッシュボードで、5時間ごとと週ごとの上限にどのくらい近づいたかを確認します。
  3. 使い方を見直す上限に達しやすい場合は、モデル・推論の強さ・Fastモード・会話の長さを見直します。
  4. それでも足りなければ追加の方法を選ぶ足りない週が少なければクレジットの購入、毎週足りなければPro 100への切り替えを選びます。
  5. 仕事で本格的に使うならデータの扱いも見直すお客様や会社のコードを扱うなら、BusinessやAPIキーの利用も含めて検討します。

個人事業主・フリーランスの場合

個人で仕事にCodexを使う場合は、まずPlusで始めるのが現実的です。1〜2か月使って、使用量のダッシュボードで上限に達する頻度を確認し、次のように見直します。

  • 上限にほとんど達しない:Plusのまま。GPT-6.1 Solを中心に使う
  • ときどき上限に達する:Plusのまま、必要な週だけクレジットを買い足すか、簡単な作業をGPT-6 Lunaに回す
  • 毎日のように上限に達する:Pro 100に切り替える。5時間ごとの上限がなくなり、待ち時間が減る

お客様のコードを扱う場合は、個人向けプランではデータコントロールの設定を確認しておきましょう。料金ページの一覧では、業務データを初期設定で学習に使わないのはBusiness・Enterprise・APIキーです。取引先との契約で、AIに学習させないことが求められている場合は、APIキーやBusinessの利用も検討してください。なお、Businessは2人以上が条件です。

会社でのコスト管理チェックリスト

会社でCodexを導入するときに、最初に決めておきたいことをまとめました。

  1. 使う人と席の種類を決める毎日開発する人は上位席、ときどき使う人は標準席、と分けます。まずは標準席で始め、上限に達する頻度を見て変えても構いません。
  2. 初期のモデルと速さを決めるワークスペースのモデルの設定で、初期のモデルをGPT-6.1 Solなど費用のバランスのよいものにし、Fastモードの扱いを決めます。
  3. クレジットの上限を決めるワークスペースの月の自動補充の上限、席の種類ごとの上限、必要なら人ごとの上限を設定します。
  4. APIキーの扱いを決める社員が個人でAPIキーを使う場合の決まり(誰のアカウントで払うか、上限額)を決めます。
  5. 月に一度、使用量を見直す使用量のダッシュボードやクレジットの残高を見て、席の種類や上限を調整します。

Claude Codeとの比較

同じような道具として、AnthropicのClaude Codeがあります。どちらも月額のプランに含まれる使用量で使う形で、料金の構成はよく似ています。個人向けの入り口の価格を並べると次のとおりです(税別・ドル建て)。

Codex(ChatGPT)Claude Code(Claude)
無料プランFree・Goで、GPT-6 Lunaを使った簡単な作業(順次提供)無料プランでは使えない
個人の入り口Plus 月20ドルPro 月20ドル(年払いなら月17ドル相当)
たくさん使う個人Pro 月100・200・500ドルMax 月100ドルから
法人(標準)Business 1人25ドル(年払い20ドル)Team 標準席 1人25ドル(年払い20ドル)
法人(上位)Business 上位席 1人125ドル(年払い100ドル)Team 上位席 1人125ドル(年払い100ドル)

価格帯はほぼ同じなので、料金よりも、使い慣れた道具や、社内で使っているサービスとの相性で選ぶのが現実的です。両方を目的ごとに使い分ける会社もあります。違いは次の記事で詳しく比べています。

あわせて読みたいCodex vs Claude Code徹底比較|料金・機能・安全性の違いと選び方OpenAIのCodexとAnthropicのClaude Codeを、料金・使える場所・機能・安全性・社内での使いやすさで比べました。2026年10月時点の公式情報をもとに、違いの一覧表、目的別の選び方、両方を使い分けるときの考え方まで、非エンジニアにも分かる言葉でまとめています。

よくある質問

Codexは無料で使えますか?

FreeプランとGoプランでも、デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを使った簡単な作業ができると公式に案内されています(順次提供)。ただし、推奨モデルのGPT-6.1 Solやクラウドの機能は使えません。本格的に使うならPlus以上が必要です。

Codexだけを契約することはできますか?

個人向けでは、Codexだけの単独のプランはなく、ChatGPTのプランに含まれる形です。使った分だけ払いたい場合は、APIキーでサインインしてAPI料金で使う方法があります。

PlusとProはどちらを選べばいいですか?

週に数回使う程度ならPlus、毎日長時間使うならProが向いています。Plusでクレジットを毎月買い足しているなら、合計の金額でProと比べてみてください。Proには5時間ごとの上限がありません。

5時間で何回使えますか?

PlusとBusinessの標準席では、GPT-6.1 Solで15〜160回、GPT-6 Lunaで350〜3,000回が目安です。作業の大きさで大きく変わるため、決まった回数ではありません。

上限に達したらどうなりますか?

作業の途中なら、その回の作業は最後まで続けられます。そのあとは、回復を待つか、Plus・Proならクレジットを買い足す、またはAPIキーで続けることができます。

クレジットに有効期限はありますか?

OpenAIのヘルプセンターでは、個人向けプランで購入したクレジットは購入から12か月間有効で、使わなかった分は失効するとされています。Businessで購入したクレジットも12か月間有効です。

ChatGPT Workを使うとCodexの使用量も減りますか?

減ります。公式の料金ページで、ChatGPT WorkとCodexは料金・クレジット・使用量の上限を共有すると明記されています。

GPT-5.5はもう使えませんか?

ChatGPTでサインインしたCodexでは、2026年10月14日に退役しました。APIキーでサインインしたCodexや、OpenAIのAPIでは引き続き使えます。

会社で使うならどのプランがいいですか?

数人から使うならBusinessがおすすめです。業務データを初期設定で学習に使わず、SSOやメンバー管理も使えます。監査ログや社内のアカウント管理との自動連携が必要ならEnterpriseを検討してください。

日本円ではいくらですか?

公式の料金ページはドル表示で、日本円の固定価格は示されていません。為替や通貨の設定で変わるため、申し込み画面で確認してください。日本の利用者には消費税10%がかかります。

Businessは1人から契約できますか?

Businessは2人以上が条件です。年払いの1人20ドルという価格も、2人以上・年払いの場合の価格として料金ページに書かれています。1人で使う場合はPlusかProを選びます。

クラウドの作業は使用量を多く使いますか?

公式の料金ページでは、クラウドの作業はローカルのメッセージより多くの使用量を使うことがあるとされています。ローカルとクラウドは同じ使用量を共有します。

GitHubのコードレビューも使用量に含まれますか?

含まれます。GitHubを通したレビューは「コードレビューの使用量」として扱われ、自分のパソコンでの/reviewなどはふつうの使用量として数えられます。

ProのUltrafastはどのくらい使用量を使いますか?

Ultrafastは、プランに含まれる使用量を標準の8倍の速さで消費します。購入したクレジットでは6倍です。Pro 500と、条件を満たすEnterprise・Eduだけで使えます。

APIキーで使うと、クラウドの機能は使えますか?

使えません。Codex cloud、GitHubのレビュー、Slack連携などは、ChatGPTでサインインした場合だけ使えます。APIキーでは、CLI・IDE拡張・デスクトップアプリでのローカル作業や、SDKでの自動化が中心になります。

会社のコードを個人のPlusで扱っても大丈夫ですか?

料金ページの機能一覧では、業務データを初期設定で学習に使わないのはBusiness・Enterprise・APIキーで、Plus・Proは対象外です。個人のプランで扱う場合はデータコントロールの設定を確認し、業務で本格的に使うならBusiness以上にすることをおすすめします。

使用量はどこで確認できますか?

Codexの設定の「Usage」(使用量のダッシュボード)で、いまの使用量と回復の時刻を確認できます。Codex CLIでは/statusで残りの使用量を確認できます。

WindowsやLinuxでも使えますか?

使えます。ChatGPTのデスクトップアプリにWindows版があり、Linux版はプレビューとして提供されています。CLIやIDE拡張も使えます。どの端末でも、料金はプランの使用量から差し引かれます。

APIキーで使いすぎを防ぐ方法はありますか?

OpenAIのAPIの管理画面で、組織やプロジェクトごとに月の利用額の上限(Hard spend limit)を設定できます。上限に達するとAPIの利用が止まります。通知だけの設定(Spend alert)もあります。

サブエージェントを使うと使用量は増えますか?

増えます。公式のドキュメントでは、サブエージェントはそれぞれがモデルとツールを動かすため、1つのエージェントで行うより多くのトークンを使うとされています。手分けする意味のある作業に絞って使いましょう。

メンバーを外せば、Businessの請求は減りますか?

自動では減りません。ヘルプセンターによると、メンバーを外しても席が空くだけで、支払う席数を減らすにはオーナーが席数を減らす予約をする必要があります。減らした分は次の請求期間から反映され、日割りの返金はありません。

クレジットは返金できますか?

Businessで購入したクレジットは、原則として返金されないとヘルプセンターに書かれています。最初は必要な分だけ購入し、使うペースをつかんでから自動補充を設定するのがおすすめです。

Pro 100とPro 200の違いは何ですか?

どちらも5時間ごとの上限はなく、使える量が違います。公式の料金ページには、何倍使えるかの具体的な数字は示されていません。Pro 500がもっとも多く使え、Ultrafastも使えます。

GitLabでもコードレビューを使えますか?

公式のドキュメントには、GitLabのマージリクエストでCodexにレビューさせる機能(ベータ版)の案内があります。料金ページで「コードレビューの使用量」として明記されているのはGitHubを通したレビューなので、GitLabでの扱いは公式の最新情報を確認してください。

Codex cloudはAPIキーで使えますか?

使えません。公式のドキュメントでは、Codex cloudにはChatGPTでのサインインが必要とされています。

推論の強さを上げると料金は上がりますか?

月額は変わりませんが、推論の強さを上げるほど長く考えてトークンを多く使うため、使用量の減りが早くなります。公式には、まず初期値で始め、計画や分析が必要な作業のときだけ上げるようすすめられています。

Freeプランで画像の生成はできますか?

できません。公式の料金ページで、画像の生成はFreeプランでは使えないとされています。Plus以上では使えますが、画像なしの作業より平均3〜5倍速く使用量を消費します。

Businessの上位席にする利点は何ですか?

上位席は標準席の5倍の使用量があり、5時間ごとの上限がありません。毎日長時間Codexで開発する人に向いています。月払いで1人125ドル、年払いで1人100ドルです。

Fastモードを使うと料金は上がりますか?

月額は変わりませんが、プランの使用量は標準の2.5倍の速さで減ります。購入したクレジットでは2倍です。急ぎの作業以外は標準の速さで使うのがおすすめです。

まとめ

この記事のまとめ

  • Codexの払い方は、ChatGPTのプラン(上限を超えたらクレジット)か、APIキーでの従量課金の2つ
  • 個人向けはFree・Go(順次提供)、Plus 月20ドル、Pro 月100・200・500ドル。Proは5時間ごとの上限がない
  • 法人向けはBusiness(標準席1人25ドル、上位席1人125ドル。年払いは20ドル・100ドル)とEnterprise
  • 5時間あたりの目安は、PlusでGPT-6.1 Solが15〜160回。モデル・読ませる量・速度モードで大きく変わる
  • 推奨はGPT-6.1 Sol。GPT-6 Astraはクレジットを5倍使うので、難しい作業だけに使う
  • ChatGPT WorkとCodexは使用量を共有する。数か月使ったら、月額とクレジット代の合計でプランを見直す

Codexの料金は、プランの月額だけでなく、モデルや速度の選び方で実際の使い方が大きく変わります。まずはPlusかBusinessの標準席で始めて、使用量のダッシュボードで自分の使うペースを確かめてから、必要に応じてプランを調整するのがおすすめです。

社内でCodexやClaude Codeを使い始めるときの、プラン選びや使い方のルールづくりで迷ったら、INTERCREATE JAPANのClaude Code・Codex導入支援でお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典