Claude Codeのアカウント切り替え方法|ログアウト・複数アカウントの使い分け
この記事でわかること
- ログアウトして別のアカウントでログインし直す手順
- 今ログインしているアカウントの確認方法
- 仕事用と個人用を同時に使い分ける設定(CLAUDE_CONFIG_DIR)
- 切り替えたのに前のアカウントのままになる原因
- VS Code拡張・デスクトップアプリ・会社アカウントでの注意点
- ログインできないときのエラー別の対処
目次
- アカウント切り替えの基本
- 今のアカウントを確認する
- /statusで確認する
- claude auth statusで確認する
- 使用量の確認も合わせて
- ログアウトして別のアカウントで入る
- コマンドからログインする
- ブラウザが開かない・コードが表示されるとき
- 複数アカウントを同時に使い分ける
- 設定フォルダを分けるとどうなるか
- macOS・Linuxでの設定例
- Windows(PowerShell)での設定例
- 分けても残る点・注意
- 会社のアカウントを使うときの注意
- 切り替わらないとき
- 認証の優先順位
- ANTHROPIC_API_KEYが残っている場合
- 長期トークンが残っている場合
- ほかに確認すること
- VS Code・デスクトップアプリでの切り替え
- VS Code拡張機能
- デスクトップアプリ
- ログインできないとき
- よくある質問
- まとめ
「個人のアカウントで始めたけれど、会社のアカウントに入れ替えたい」「仕事用と個人用を、毎回ログインし直さずに使い分けたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
Claude Codeのアカウントの切り替えは、基本的にいまのアカウントからログアウトして、別のアカウントでログインし直すだけです。ただし、仕事用と個人用を行き来する場合は、毎回ログインし直すより、設定フォルダを分けて同時にログインしておく方が楽です。また、ログインし直したのに前のアカウントのままになる場合は、環境変数が優先されていることがよくあります。
この記事では、アカウントの切り替え方を状況別に整理したうえで、今のアカウントの確認方法、複数アカウントの使い分け、切り替わらないときの原因、エラー別の対処までを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式ドキュメントをもとにしています。コマンドや画面の表示は、バージョンによって変わることがあります。
アカウント切り替えの基本

Claude Codeは、起動した時点でログインしているアカウントの権限と使用量で動きます。別のアカウントに変えたいときは、やりたいことに合わせて次の3つから選びます。
| やりたいこと | 方法 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| アカウントを完全に入れ替える | /logoutのあと/loginで別のアカウントに入る | 退職・異動・プラン変更などで、もう元のアカウントを使わない |
| 2つのアカウントを同時に使い分ける | アカウントごとに設定フォルダを分けて起動する(CLAUDE_CONFIG_DIR) | 仕事用と個人用を毎日行き来する |
| サブスクリプションとAPI課金を切り替える | /loginでログイン方法を選び直す、または環境変数を整理する | 定額プランとAPI課金のどちらで使うかを変えたい |
公式ドキュメントでは、ログインできるアカウントの種類を次のように案内しています。切り替えるときは、まず自分がどの種類のアカウントから、どの種類へ移りたいのかを確認しておきましょう。
| アカウントの種類 | ログインの方法 | 課金のしくみ |
|---|---|---|
| Claude Pro・Max | claude.aiのアカウントでログイン | 月額のサブスクリプション |
| Claude Team・Enterprise | 管理者から招待されたclaude.aiのアカウントでログイン | 組織のプランに含まれる |
| Claude Console | 管理者から招待されたConsoleのアカウントでログイン | APIの従量課金 |
| クラウドプロバイダー(Amazon Bedrockなど) | 環境変数を設定して起動。ブラウザでのログインは不要 | 各クラウドの契約に含まれる |
「アカウントの切り替え」ボタンはない
Claude Codeには、claude.aiのようなアカウント一覧から選んで切り替える画面はありません。切り替えは、ログアウトとログインの組み合わせか、設定フォルダを分ける方法で行います。
今のアカウントを確認する

切り替える前に、いまどのアカウントで動いているかを確かめておきます。違うアカウントで作業してしまうと、使用量が意図しない側に積み上がってしまうからです。
/statusで確認する
Claude Codeの入力欄で/statusと入力すると、バージョン・モデル・アカウント・接続状況が表示されます。公式ドキュメントでは、ログイン方法の行(Login method)や、組織(Organization)・メールアドレス(Email)の行で、使われているアカウントを確認できると案内されています。
サブスクリプションのログインとAPIキーの両方が設定されている場合は、使われていない方の認証情報に印が付くので、どちらが有効かも見分けられます。
claude auth statusで確認する
ターミナルからは、セッションを開かずに次のコマンドでも確認できます。
claude auth status --text
--textを付けると人が読みやすい形で表示されます。付けない場合はJSON形式です。ログインしていれば終了コード0、していなければ1を返すので、スクリプトからの判定にも使えます。JSONのauthMethodという項目には、ログインの方法が次のいずれかで入ります。
| authMethodの値 | 意味 |
|---|---|
| claude.ai | claude.aiのアカウントでログインしている |
| oauth_token | 環境変数のOAuthトークンで認証している |
| api_key | APIキーで認証している |
| api_key_helper | APIキーを返すスクリプトで認証している |
| third_party | Amazon Bedrockなど、クラウドプロバイダー経由 |
| none | 認証されていない |
v2.1.268以降では、JSONに使用中の設定フォルダを示すconfigDirectoryも入ります。複数アカウントを使い分けているときに、いまどちらのフォルダで動いているかを確かめられます。
使用量の確認も合わせて
/usageでは、セッションの費用やプランの使用量の上限を確認できます。切り替えた直後に開いて、想定したアカウントの使用量が表示されているかを見ておくと安心です。使用量の見方は、別の記事で詳しく解説しています。
ログアウトして別のアカウントで入る

アカウントを完全に入れ替えたいときの基本の手順です。
- 今のアカウントを確認する
/statusで、切り替え前のアカウントを控えておきます。作業中のセッションがあれば、先に区切りをつけておきましょう。 - ログアウトするClaude Codeの入力欄で
/logoutと入力します。ターミナルからならclaude auth logoutでも同じです。 - Claude Codeを閉じて、開き直す公式のトラブルシューティングでは、ログアウトのあとにいったんClaude Codeを閉じてから、
claudeで起動し直す手順が案内されています。 - 別のアカウントでログインする起動するとブラウザが開くので、入りたいアカウントでログインします。ログインが終わると、ターミナルに
Login successfulと表示されます。 - 切り替わったか確認する
/statusで、組織やメールアドレスが新しいアカウントになっていれば完了です。
公式ドキュメントでは、/logoutで初回起動時のセットアップの状態もリセットされると説明されています。次にclaudeを起動すると、ログインと初期設定をもう一度案内されます。
ログアウトで消えるもの
公式のトラブルシューティングには、ログアウトすると保存されている認証情報がすべて削除され、保存済みのMCPサーバーへのログインやプラグインの機密値も消えるため、あとで再設定が必要になると書かれています。MCPを使っている場合は、ログインし直したあとに接続を確認してください。
コマンドからログインする
ターミナルから直接ログインしたいときは、claude auth loginを使います。次のオプションが用意されています。
| コマンド | 動き |
|---|---|
claude auth login | Anthropicのアカウントでログインする |
claude auth login --email | メールアドレスをあらかじめ入力した状態でログインする |
claude auth login --sso | SSO(会社のシングルサインオン)での認証を強制する |
claude auth login --console | Claudeのサブスクリプションではなく、Anthropic Console(API課金)でログインする |
会社のアカウントがSSOの場合は--ssoを付けると、入り口を間違えにくくなります。
ブラウザが開かない・コードが表示されるとき
WSL2・SSH接続・コンテナの中で使っている場合は、ブラウザが別のマシンで開くため、ログイン後に自動で戻ってこないことがあります。そのときは、ブラウザに表示されたログインコードを、ターミナルのPaste code here if promptedのところに貼り付けます。ブラウザが開かないときは、cキーでログイン用のURLをコピーして、手元のブラウザに貼り付けてください。
ブラウザ側のアカウントに注意
ログイン画面はブラウザで開くため、ブラウザ側で別のアカウントにログイン済みだと、そのアカウントで進んでしまうことがあります。これは公式の手順ではなく、ブラウザの一般的な動きにもとづく注意点です。別のアカウントで入りたいときは、cキーでコピーしたURLをシークレットウィンドウに貼り付けると、入るアカウントを選びやすくなります。
複数アカウントを同時に使い分ける

仕事用と個人用を毎日行き来するなら、そのたびにログアウトしてログインし直すのは手間です。公式ドキュメントには、アカウントごとに専用の設定フォルダを用意して、環境変数CLAUDE_CONFIG_DIRで使い分ける方法が載っています。
設定フォルダを分けるとどうなるか
Claude Codeは、設定・会話の履歴・プラグインなどを、既定では~/.claudeのフォルダに保存します(Windowsでは%USERPROFILE%\.claude)。CLAUDE_CONFIG_DIRでこの場所を変えると、公式ドキュメントのとおり、フォルダごとに次のものが別々になります。
| 項目 | 設定フォルダを分けた場合 |
|---|---|
| claude.aiのログイン・APIキー | フォルダごとに別。別々のアカウントのまま同時に残せる |
| 設定 | フォルダごとに別。片方で変えても、もう片方は変わらない |
| セッションの履歴 | フォルダごとに別 |
| プラグイン | フォルダごとに別 |
つまり、仕事用のフォルダには仕事のアカウントと設定、個人用には個人のアカウントと設定が入り、互いに干渉しません。
macOS・Linuxでの設定例
公式ドキュメントの例は、Bashやzshのエイリアス(別名)です。~/.bashrcか~/.zshrcに次の1行を追加します。
alias claude-work='CLAUDE_CONFIG_DIR=~/.claude-work claude'
新しいターミナルを開いてclaude-workと入力すると、初回はその設定フォルダ用のログインと初期設定が始まります。ふつうのclaudeは、これまでどおりの個人アカウントのまま使えます。
Windows(PowerShell)での設定例
公式ドキュメントに載っているのはBash・zsh向けの例のみです。PowerShellで同じことをするには、次のような関数をプロファイルに書く方法が考えられます。以下は同じ考え方で書いた一例で、公式の記載そのものではありません。
function claude-work {
$env:CLAUDE_CONFIG_DIR = "$HOME\.claude-work"
claude @args
Remove-Item Env:CLAUDE_CONFIG_DIR
}
プロファイルの場所は、PowerShellで$PROFILEと入力すると分かります。関数を追加して新しいウィンドウを開き、claude-workと入力すれば、仕事用の設定フォルダで起動します。
設定ファイルのenvにCLAUDE_CONFIG_DIRを書く場合は、~を使わず絶対パスで書くよう公式ドキュメントに注意書きがあります。
分けても残る点・注意
Consoleのキーなしログインは分かれない
公式ドキュメントによると、APIキーを作らずにClaude Consoleにサインインする方法では、認証情報が設定フォルダの外に保存されます。そのため、設定フォルダを分けても、2つのConsoleのサインインは区別されません。Consoleのアカウントを2つ使い分けたい場合は、別の方法を検討してください。
- 設定フォルダを分けると、
~/.claudeに置いてある自分用の設定やプラグインは、新しいフォルダには引き継がれません。必要なものは新しいフォルダで入れ直します。 - 認証情報の保存先もフォルダごとに変わります。macOSでは、キーチェーンの項目も設定フォルダごとに別になると案内されています。
- どちらのフォルダで動いているかは、
claude auth statusのconfigDirectory(v2.1.268以降)で確かめられます。
何を共有し、何を分けるかを決めておくと、あとで迷いません。
| 使い方 | おすすめの分け方 |
|---|---|
| 仕事用と個人用を日常的に行き来する | 設定フォルダを分けて、同時にログインしておく |
| たまにだけ別のアカウントに入る | /logoutと/loginで入れ替える |
| スクリプトや自動処理だけ別のアカウントにしたい | 設定フォルダを分けるか、長期トークンを環境変数で渡す(次の章で説明) |
会社のアカウントを使うときの注意
Claude Codeを会社の業務で使う場合は、個人のアカウントではなく、会社が契約したTeamやEnterpriseのアカウントを使うのが基本です。管理者が利用者の追加や権限を管理でき、データの扱いも組織の設定で統一できます。
組織によっては、管理者が設定で、ログインできるアカウントを会社の組織のものに限定していることがあります。その場合、個人のアカウントでログインしようとするとエラーになります。公式ドキュメントでは、この制限が有効だと、組織に属さない claude.ai のログインはエラーになり、起動時に終了すると説明されています。思うようにログインできないときは、まず管理者に設定を確認してください。
切り替わらないとき

ログインし直したのに、前のアカウントのままになる。あるいは、サブスクリプションのつもりがAPI課金になっていた。こうした場合の多くは、ログインよりも優先される認証情報が、別の場所に設定されていることが原因です。
認証の優先順位
複数の認証情報が存在するとき、Claude Codeは次の順番で使うものを決めます。上にあるものほど優先されます。
| 優先順位 | 認証情報 | よくある原因 |
|---|---|---|
| 1 | クラウドプロバイダー(Bedrock・Vertex・Foundry)の設定 | CLAUDE_CODE_USE_BEDROCKなどが設定されている |
| 2 | ANTHROPIC_AUTH_TOKEN | 社内のゲートウェイ(中継サーバー)用に設定されている |
| 3 | ANTHROPIC_API_KEY | 以前の仕事やプロジェクトで入れたキーが残っている |
| 4 | apiKeyHelperの出力 | 設定ファイルにスクリプトが登録されている |
| 5 | CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN | claude setup-tokenで作ったトークンが残っている |
| 6 | Anthropicプロファイル・フェデレーションの認証情報 | ANTHROPIC_PROFILEなどを使っている |
| 7 | /loginで入ったサブスクリプションのログイン | Pro・Max・Team・Enterpriseの通常のログイン |
サブスクリプションのログインは、リストでは最後です。つまり、ANTHROPIC_API_KEYなどが設定されていれば、/loginで何度ログインし直してもAPIキーの方が使われます。
ANTHROPIC_API_KEYが残っている場合
もっとも多いのがこのケースです。公式のトラブルシューティングでは、有効なサブスクリプションがあるのにThis organization has been disabledというエラーが出る場合、以前の職場やプロジェクトのAPIキーが、シェルの設定に残っていることが原因として紹介されています。
対処は、環境変数を外して、サブスクリプションに戻すことです。
| 環境 | そのセッションだけ外す | 確認する場所(恒久的に外す) |
|---|---|---|
| macOS・Linux | unset ANTHROPIC_API_KEY | ~/.zshrc・~/.bashrc・~/.profileのexport ANTHROPIC_API_KEY=...の行を削除 |
| Windows(PowerShell) | Remove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEY | PowerShellのプロファイル($PROFILE)と、ユーザー環境変数を確認 |
外したあとは、/statusでどの認証方法が有効になっているかを確かめてください。
対話モードでは承認した場合にだけ使われる
公式ドキュメントによると、対話モードではANTHROPIC_API_KEYを使うかどうかを一度だけ確認され、その選択が記憶されます。あとから変えたいときは、/configの「Use custom API key」で切り替えます。この項目は、環境変数が設定されているときだけ表示されます。一方、-pを付けた非対話モードでは、キーがあれば常にそれが使われます。
長期トークンが残っている場合
claude setup-tokenは、CIやスクリプト用に1年間有効なOAuthトークンを作るコマンドです。このトークンを環境変数CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENに入れていると、/loginで別のアカウントに入っても、新しいセッションを開くたびにトークンの方が読まれます。公式ドキュメントでは、/loginを実行するとそのセッションだけは新しいログインに切り替わるものの、シェルのプロファイルや設定ファイルのenvから外すまで、新しいセッションでは再びトークンが使われると説明されています。
トークンの有効期限が切れたときは、新しいトークンを作り直して、Claude Codeを再起動します。
ほかに確認すること
- ログイン方法が違う:Claude ProやMaxのつもりで、Console(API課金)に入っていないか。
/loginの画面で選んだ方法を確かめます。 - 設定ファイルに認証の指定がある:設定ファイルの
envにANTHROPIC_API_KEYやCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENが書かれていないか。 - 別のターミナルのセッションが残っている:同じパソコンの並行セッションは、保存されたログインを共有します。切り替えたあとは、古いセッションを閉じて開き直します。
- 別の設定フォルダで起動している:
claudeとclaude-workを取り違えていないか。claude auth statusでconfigDirectoryを確認します。
VS Code・デスクトップアプリでの切り替え

ターミナル以外の入り口でも、考え方は同じです。サインアウトして、もう一度サインインします。
VS Code拡張機能
公式ドキュメントによると、拡張機能のパネルを初めて開くとサインイン画面が表示され、Sign inを押してブラウザで認可します。アカウントを変えたいときは、次の方法でサインアウトできます。
- パネルのSettingsの項目からSign outを選ぶ(v2.1.277以降)
- 入力欄に
/logoutと入力する
サインアウトしたあとは、サインイン画面からもう一度ログインします。Not logged in · Please run /loginと表示された場合も、拡張機能は自動でサインイン画面を開き直します。出てこないときは、コマンドパレットからDeveloper: Reload Windowを実行します。
VS Codeの拡張機能で、拡張機能のenvironmentVariables設定にCLAUDE_CONFIG_DIRを書く場合は、絶対パスで書きます。公式ドキュメントでは、拡張機能は~を展開せず、相対パスは無視されると説明されています。
環境変数を引き継げないことがある
シェルでANTHROPIC_API_KEYを設定しているのにサインイン画面が出る場合、VS Codeがシェルの環境変数を引き継いでいないことがあります。公式ドキュメントでは、ターミナルからcode .でVS Codeを起動すると環境変数が引き継がれると案内されています。
なお、VS Code拡張機能とターミナルのClaude Codeで、ログインが共通になるかどうかは、公式ドキュメントでは確かめられませんでした。切り替えたあとは、それぞれの画面で/statusを実行して、アカウントを確認してください。
デスクトップアプリ
Claudeのデスクトップアプリは、起動してサインインしたあと、CodeタブからClaude Codeを使います。サインインに使うのはclaude.aiのアカウントです。公式ドキュメントによると、ターミナルのClaude Codeでも、同じアカウントでサインインしていれば、claude.aiのアカウントで有効にしているスキルやプラグインが読み込まれます。
デスクトップアプリのサインインが、ターミナルの設定フォルダの使い分け(CLAUDE_CONFIG_DIR)とどう連動するかは、公式ドキュメントでは確かめられませんでした。アカウントを変えたいときは、アプリ上でサインアウトしてサインインし直し、切り替わったかを画面で確認してください。
リモートコントロール中は注意
リモートコントロールで接続しているときに、アプリ側が別のアカウントでサインインしていると、公式のメッセージで警告が出ます。/loginで入り直したあと、/remote-controlをもう一度実行します。
ログインできないとき

切り替えようとして、ログインそのものが失敗する場合の対処です。公式のトラブルシューティングにある代表的なエラーを、症状別に整理しました。
| 症状・メッセージ | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
OAuth error: Invalid code | ログインコードの有効期限が切れたか、コピーの途中で欠けた | Enterキーで再試行し、ブラウザが開いたらすぐに完了させる。cキーでURL全体をコピーする |
API Error: 403 Request not allowed | サブスクリプションが有効でない、Consoleの役割が足りない、プロキシの影響 | Pro・Maxはclaude.aiの設定でサブスクリプションを確認。ConsoleはClaude CodeかDeveloperの役割があるか確認。社内プロキシがある場合はネットワーク設定を確認 |
This organization has been disabled | 古いANTHROPIC_API_KEYが優先されている | 環境変数を外して/statusで確認する(前の章を参照) |
Login expired · Please run /login | 保存されたログインの有効期限が切れ、更新もできなかった | /loginで入り直す |
Not logged in · Please run /login | ログインしていない、またはトークンが失効した | /loginで入り直す。頻発するならパソコンの時計のずれを確認 |
Claude Code access has not been granted for this account | Enterpriseの組織で、役割がカスタムになっており、Claude Codeを使える権限がない | 組織のオーナーに、Claude Codeを使えるカスタムの役割を割り当てるか、標準の役割に変えてもらう |
原因がはっきりしないときは、公式に載っている「ログインのリセット」が有効です。
- 完全にログアウトする
/logoutを実行します。 - Claude Codeを閉じる実行中のセッションをすべて閉じます。
- もう一度起動してログインする
claudeで起動し、ログインを最初からやり直します。
macOSで、キーチェーンがロックされているなどの理由で書き込めない場合、Claude Codeはログイン情報を~/.claude/.credentials.jsonに保存する動きになります。公式では、claude doctorで警告を確認し、キーチェーンを書き込める状態に戻してから、/logoutと/loginで入り直す手順を案内しています。
ログインの有効期限が3日以内に迫ると、起動時にYour login expires in 3 days · run /login to renewと表示されます。この警告は、/loginで更新すれば消えます。バックグラウンドで長く動かすセッションがある場合は、期限が切れる前に更新しておくと止まりません。
それでも解決しない場合、たとえばログインのループや、サブスクリプションが認識されない、組織が無効になっているといった症状は、アカウント側の問題の可能性があります。公式では、claude.aiにサインインして画面左下のイニシャルからGet helpを選び、Anthropicのサポートに問い合わせる流れを案内しています。
よくある質問
アカウントを切り替えると、会話の履歴や設定は消えますか?
会話の履歴や設定は設定フォルダ(既定では~/.claude)に保存されます。公式ドキュメントで案内されているログアウトの影響は、保存済みの認証情報(MCPサーバーへのログインやプラグインの機密値を含む)が消えることと、初回セットアップの状態がリセットされることです。履歴が残るかどうかを公式で確かめられていないので、大事な会話はログアウトの前に控えておくと安心です。設定フォルダを分けた場合は、フォルダごとに履歴と設定が別になります。
仕事用と個人用を、ログアウトせずに切り替えられますか?
できます。CLAUDE_CONFIG_DIRで設定フォルダを分け、アカウントごとに別のコマンド(たとえばclaudeとclaude-work)で起動すれば、ログアウトせずに使い分けられます。
サブスクリプションからAPI課金に切り替えたいときはどうしますか?
/logoutのあと、ログイン画面でConsoleのアカウントを選ぶか、claude auth login --consoleを使います。環境変数のANTHROPIC_API_KEYを設定する方法もあります。設定した場合は、サブスクリプションよりキーが優先されます。
ログインし直しても、前のアカウントのままです。
多くの場合は、ANTHROPIC_API_KEYやCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENなどの環境変数が優先されています。/statusで現在の認証方法を確認し、環境変数を外してから入り直してください。
ログイン中のアカウントのメールアドレスは、どこで見られますか?
/statusの画面に、組織とメールアドレスが表示されます。ターミナルからはclaude auth status --textでも確認できます。
ログアウトすると、使用量や課金はどうなりますか?
ログアウトしても、アカウント自体や契約は変わりません。使用量はアカウントに紐づいて数えられるため、ログインし直したアカウントの分として積み上がります。確認は/usageでできます。
1人で複数のアカウントを持ってもよいですか?
この記事の範囲では、利用規約上の扱いまでは公式ドキュメントで確かめられていません。会社の契約と個人の契約を分けて使う場合は、各契約の規約と社内のルールを確認してください。
ログインするとき、メールアドレスを毎回入力する必要がありますか?
claude auth login --emailでメールアドレスを入力済みの状態で始められます。
長期トークン(setup-token)で、別のアカウントを使えますか?
使えます。claude setup-tokenは、ログインしたアカウントのトークンを作ります。そのトークンを環境変数CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENに設定したところでは、そのアカウントで認証されます。ただし、このトークンはモデルへのリクエストにしか使えず、リモートコントロールやclaude.aiのコネクタには使えません。
会社のアカウントに招待されたのに、ログインできません。
招待を承認したか、組織で許可された方法(SSOなど)でログインしているかを確認してください。Enterpriseでは、役割の設定でClaude Codeが許可されていない場合もあります。管理者に、組織の設定とあなたの役割を確認してもらいましょう。
まとめ
この記事のまとめ
- Claude Codeのアカウント切り替えは、
/logoutでログアウトし、/loginで別のアカウントに入り直す - 切り替える前後に、
/statusやclaude auth statusで、使われているアカウントを確認する - 仕事用と個人用を同時に使うなら、
CLAUDE_CONFIG_DIRで設定フォルダを分けて起動する - 切り替わらないときは、
ANTHROPIC_API_KEYなどの環境変数が、ログインより優先されていないか確認する - VS Code拡張やデスクトップアプリは、それぞれのサインアウトとサインインで切り替える
- 業務では会社が契約したTeamやEnterpriseのアカウントを使い、ログインの制限があれば管理者に確認する
アカウントの切り替えは、ログインの手順だけでなく、環境変数や設定フォルダの扱いまで含めて整理しておくと、あとで迷いません。特に、仕事用と個人用を混ぜない運用は、使用量やデータの扱いを分けておくうえで大切です。
社内でClaude Codeを使い始めるときは、アカウントの種類、権限、使ってよい情報の範囲など、決めることが増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude Codeの導入から、社内で使い続けられるルールと環境づくりまでをお手伝いしています。
参考・出典
INTERCREATE JAPAN