Codexは無料で使える?Freeプランでできる範囲と制限・有料との違い【2026年10月】
この記事でわかること
- Codexを無料のFreeプランで使えるのか、何ができるのか
- Freeでは使えないもの(モデル・クラウド連携・画像生成)
- 無料で試す手順
- Go・APIキー・Plusとの違い
- OSS向けなどの特別な枠
- 有料に切り替える目安
目次
「Codexを使ってみたいが、まず無料で試せないか」「無料のままどこまで使えるのか」と考えている方は多いのではないでしょうか。
Codexは、OpenAIが提供するプログラミング用のAIエージェントです。結論から言うと、ChatGPTの無料のFreeプランでも、Codexを試すことはできます。ただし、使えるモデルや機能は有料プランより限られています。
この記事では、2026年10月15日時点のOpenAI公式情報をもとに、Freeプランでできること、使えないもの、無料で試す手順、APIキーで使う場合の費用、OSS(オープンソース)の開発者向けなどの特別な枠、有料に切り替える目安を解説します。無料の範囲は変わることがあるため、使い始める前に公式の料金ページもあわせて確認してください。
結論:無料で試せるが範囲は限られる

OpenAIの公式の料金ページでは、Codexは「ChatGPT WorkとCodexは、FreeやGoなどのChatGPTのプランに含まれる」と案内されています。Freeは月0ドルのプランで、公式のカードには「短いプログラミング作業でCodexの機能を試す」と書かれています。
ここで押さえておきたいのは、無料で使えるのは「試す」ための範囲だという点です。公式の料金ページに載っているFreeとGoの内容を、Plusと並べて整理します。
| Free | Go | Plus | |
|---|---|---|---|
| 月額 | 0ドル | 8ドル | 20ドル |
| 位置づけ | 短い作業でCodexを試す | 軽い作業に使う | 週に数回の集中した作業に使う |
| 使えるモデル | GPT-6 Luna(デスクトップアプリ。提供は順次) | GPT-6 Luna(デスクトップアプリ。提供は順次) | GPT-6.1 Sol・GPT-6 Luna |
| Web・CLI・IDE拡張・iOS | 料金ページに記載なし | 料金ページに記載なし | ○ |
| クラウド連携(自動コードレビュー・Slack) | 料金ページに記載なし | 料金ページに記載なし | ○ |
| 追加のクレジット | 料金ページに記載なし | 料金ページに記載なし | 購入できる |
表のとおり、公式の料金ページがFreeとGoで使えるものとして挙げているのは、デスクトップアプリでのGPT-6 Luna(標準の速さ)だけです。「提供は順次」とあるため、アカウントによっては、すぐに使えない場合もあります。日本の利用者への提供時期については、公式に案内がありません。
以前の記事や解説では「期間限定で無料」と書かれたものも見かけます。2026年10月15日時点の公式の料金ページには、Freeの提供期限は書かれていません。ただし、内容は変わることがあるので、契約や導入の前に最新の案内を確認してください。
Freeプランでできること

Freeプランで使えるのは、ChatGPTのデスクトップアプリの中のCodexです。モデルはGPT-6 Lunaが対象になっています。
使えるモデルはGPT-6 Luna
GPT-6 Lunaは、公式のモデルの説明で「要約・抽出・絞った範囲のプログラミングなど、数の多い定型的な作業に向いた、もっとも効率のよいモデル」とされています。性能の高いモデルではなく、範囲がはっきりした作業を軽く片づけるためのモデルと考えると分かりやすいでしょう。
なお、2026年10月14日には、以前のモデルのGPT-5.5が、ChatGPTでサインインしたCodexから退役しました。Free・Goでは、GPT-6 Lunaへの切り替えが公式に案内されています。設定ファイルやスクリプトでgpt-5.5と指定している場合は、書き換えが必要です。
向いている作業
公式の説明をもとにすると、Freeで試す作業は、次のように「内容がはっきりしていて、範囲が狭いもの」が向いています。
- 1つのファイルの中身を読んで、何をしているかを説明してもらう
- 短い関数や、決まった形の処理を書いてもらう
- エラーメッセージの意味を教えてもらい、直し方の案をもらう
- データの形式を変える、項目を抜き出すといった定型の変換をする
反対に、たくさんのファイルをまたぐ大きな変更や、長時間かかる作業は、Freeで試す範囲の外と考えておいた方がよいでしょう。そうした作業は、推奨モデルのGPT-6.1 Solを使えるPlus以上が前提になります。
まずは「小さな作業」で相性を見る
Freeの目的は、Codexが自分の仕事に合うかを確かめることです。自分で書いた小さなスクリプトの説明や、社内で使っているExcelの処理の書き換えなど、失敗しても困らない作業で試すと、有料にする価値があるかを判断しやすくなります。
Freeの制限

無料で使えることの裏側として、Freeには制限があります。公式の料金ページとモデルのページに書かれている内容を整理します。
| 項目 | Freeでの扱い | 根拠 |
|---|---|---|
| GPT-6.1 Sol(推奨モデル) | 提供開始時の対象外 | モデルのページ |
| 画像の生成 | 使えない | 料金ページ |
| GPT-6 Luna以外のモデル | 料金ページに記載なし | 料金ページ |
| 使用量の具体的な数字 | 公式に載っていない | 料金ページ |
| クラウドでの作業・Slack連携 | Plusの特典として記載。Freeの記載なし | 料金ページ |
使用量の数字は公式にない
公式の料金ページには、5時間あたりのメッセージ数の目安が表で載っていますが、対象はPlusと標準のBusinessだけです。Freeの数字は載っていません。インターネット上の体験談は、人や作業によって差が大きく、公式の数字ではありません。
公式は、使える量について「メッセージ数の固定の上限ではなく、モデルや作業の内容、設定によって変わる」と説明しています。同じように見える作業でも、読み込むファイルの量や、考えさせる深さによって、使用量は大きく変わります。
自分の残りを確認する方法
現在の上限や、リセットされる時刻は、公式の使用量のページ(Codexの設定の「Usage」)で確認できます。ターミナルでCodex CLIを使っているときは、/statusと入力すると、セッション中の残りを確認できます。
使用量の見方は、「Codexの使用量を確認する方法」の記事でも詳しく解説しています。
社内のデータを入れる前に確認する
個人のFreeアカウントで、顧客の情報や社外秘のソースコードを扱うのは避けましょう。公式の料金ページでは、「学習に使わない」といった扱いがBusinessなどの法人向けのプランの特徴として書かれています。会社の仕事で使うなら、プランごとのデータの扱いを確認してからにしてください。
無料で試す手順

公式のドキュメントをもとに、デスクトップアプリで始めるまでの流れをまとめます。Codexはいまは、ChatGPTのデスクトップアプリの中に統合されています。
- ChatGPTのアカウントを用意するメールアドレスなどで、無料のChatGPTアカウントを作ります。すでにFreeのアカウントがあれば、そのまま使えます。
- デスクトップアプリを入れる公式のダウンロードページから、macOSまたはWindows用のChatGPTアプリを入れます。Linux版は別のインストールの手順が案内されています。
- サインインするアプリを開いて、ChatGPTのアカウントでサインインします。ブラウザが開くので、案内に従って進めます。
- Codexを選び、作業する場所を決めるアプリでCodexを選び、フォルダなどの作業する場所を指定します。最初は、試すための新しいフォルダを作るのが安全です。
- モデルを確認して、依頼を送る入力欄の下のモデルの選択で、GPT-6 Lunaになっているかを確認します。そのうえで、小さな作業を日本語で頼んでみます。
表示が違う場合は、アプリの更新や、提供の順番が原因のことがあります。FreeでCodexが見当たらないときは、アプリを最新版にしてから、もう一度確認してください。
Codex CLIは無料のソフト、使うにはサインインが必要
ターミナルで使うCodex CLIは、GitHubでソースコードが公開されています。ただし、ソースが公開されていることと、無料で使えることは別の話です。使うには、ChatGPTのアカウントか、APIキーでのサインインが必要になります。IDE拡張とCodexのクラウドの機能は、公式の説明でソースが公開されていないとされています。
Go・APIキー・Plusとの違い

無料のFreeで足りないとき、次の選択肢は大きく3つあります。FreeのままGoにする、Plusにする、APIキーで使った分だけ払う、です。
| Go | Plus | APIキー | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 月8ドル | 月20ドル | 使ったトークンの量に応じて |
| 使えるモデル | GPT-6 Luna | GPT-6.1 Sol・GPT-6 Luna | APIで使えるモデル |
| 使える場所 | デスクトップアプリ | Web・CLI・IDE拡張・iOSなど | CLI・SDK・IDE拡張・デスクトップアプリ |
| クラウドの機能 | 料金ページに記載なし | 使える | 使えない |
| 上限に達したとき | 料金ページに記載なし | クレジットを購入できる | 使った分だけ課金 |
Goは、Freeと同じくGPT-6 Lunaが対象で、公式の位置づけは「軽いプログラミング作業に使う」です。Freeより使える量の余裕を求める人向けと考えられますが、Goが何倍の使用量になるかは、公式に数字が載っていません。
APIキーで使う場合の費用
APIキーでサインインすると、ChatGPTのプランとは関係なく、使ったトークン(AIが読み書きする文字の単位)の量に応じて、OpenAIのAPI料金が課金されます。デスクトップアプリ、Codex CLI、IDE拡張のどれでも、APIキーでサインインできます。
公式のAPI料金のページでは、GPT-6 Lunaの料金(短い入力・標準の処理)は、100万トークンあたり、入力が0.10ドル、キャッシュされた入力が0.01ドル、出力が0.50ドルです。ほかのモデルより安い設定です。
一方で、次の点に注意が必要です。
- APIキーで使う場合は、クラウドの機能(GitHubのコードレビュー、Slack連携など)は使えません
- 公式の料金ページには、「APIの料金はプランに含まれる使用量とは別。含まれる作業量の見積もりには使わないこと」と書かれています
- 今回確認した公式のページには、APIキーでの無料枠や、無料のクレジットについての記載は見当たりませんでした
Freeの使用量が足りなくなったとき、公式の料金ページでは、すべての利用者が、追加のローカルの作業をAPIキーで行えると案内されています。必要なときだけ、少額をAPIで払う使い方もできます。
無料に近い形で使える特別な枠

一般の利用者向けの無料枠とは別に、特定の人を対象にした枠が公式に用意されています。対象に当てはまる場合は、確認しておくとよいでしょう。
OSSの開発者向け:Codex for Open Source
広く使われているオープンソースのソフトの中心的なメンテナー(保守担当者)向けのプログラムです。公式のページによると、次の内容があります。
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| ChatGPT Pro with Codex | 6か月間。開発・レビュー・メンテナンスの作業向け |
| APIクレジット | Codex Open Source Fundを通じて提供。ページには「100万ドル」の基金と書かれているが、1件あたりの金額は記載なし |
| Codex Security | 条件つき。書き込み権限のあるメンテナーが対象で、個別に審査 |
申し込みはページのフォームから行います。ページに申し込みの期限の記載はありませんが、プログラムの規約に同意する必要があります。プロジェクトが明確に当てはまらなくても、重要性を説明して申し込むことはできるとされています。
学生向け:Codex for Students
公式には、学生向けの案内ページもあります。ただし、対象は米国とカナダの大学の学生と説明されており、日本の大学生向けの案内は確認できませんでした。日本の学生の方は、対象外の可能性が高い点に注意してください。
招待の機能
公式の料金ページによると、対象のアカウントでは、アプリの左下のプロフィールのメニューから「Invite a friend(友人を招待)」を選んで、友人に招待を送れます。招待した側・された側の特典の内容や条件は、招待の画面に表示されるとされています。内容は時期やプランで変わるため、画面の表示を確認してください。
有料に切り替える目安

Freeで試して「使える」と感じたら、次は有料プランを検討する段階です。切り替えの目安を、状況別に整理します。
| こんな状況なら | おすすめ | 考え方 |
|---|---|---|
| 簡単な作業で、たまに使うだけ | Freeのまま | 範囲を絞った作業なら、無料で足りる場合がある |
| 上限にたびたび達する | Go、またはAPIキー | 軽い作業中心ならGo。使う日が不定ならAPIキーで使った分だけ |
| 推奨モデルのGPT-6.1 Solを使いたい | Plus | Free・Goは対象外。月20ドルから |
| クラウドでの作業や、GitHub・Slack連携を使いたい | Plus | クラウド連携はPlusの特典に載っている |
| 毎日、長時間使う | Pro | Proは月100・200・500ドルの3段階。5時間ごとの上限がない |
| 会社で数人が使う | Business | 1人あたり月20ドル(年払い・2人以上)。学習に使わない設定が既定 |
料金の全体像や、使用量の目安、クレジットの仕組みは、料金の記事で詳しく解説しています。
会社の仕事で使う場合は、Freeで試したあとに、そのまま個人のアカウントで業務を始めてしまうことがよくあります。顧客の情報や社内のコードを扱う前に、会社としてどのプランで契約するか、誰が管理するかを決めておくと、あとで困りません。
よくある質問
Codexは完全に無料で使えますか?
FreeプランのChatGPTアカウントで、デスクトップアプリのCodexを試せると、公式の料金ページに案内されています。ただし、使えるモデルや機能は限られ、使える量にも上限があります。本格的に使う場合は、有料のプランかAPIキーが必要になります。
無料はいつまで続きますか?
2026年10月15日時点の公式の料金ページには、Freeの提供期限は書かれていません。ただし、提供内容は変わることがあるため、公式の料金ページで最新の内容を確認してください。
Freeで何回まで使えますか?
公式には、Freeの具体的な回数や数字は載っていません。使える量はモデルや作業の内容で変わるため、使用量のページで残りを確認するのが確実です。
Freeでクラウドの機能やSlack連携は使えますか?
公式の料金ページでは、クラウド連携(自動コードレビューやSlack連携)はPlusの内容として書かれています。Freeの欄には記載がないため、使える前提では考えない方がよいでしょう。
Freeで画像の生成はできますか?
できません。公式の料金ページで、画像の生成はFreeプランでは使えないとされています。
日本でもFreeでCodexを使えますか?
公式の料金ページには「提供は順次」とあり、日本での提供状況についての案内はありません。お使いのアカウントでアプリにCodexが表示されるかを確認してください。
Codex CLIだけなら完全に無料ですか?
いいえ。Codex CLIのソースコードは公開されていますが、使うにはChatGPTのアカウントかAPIキーでのサインインが必要です。APIキーなら、使った分のAPI料金がかかります。
上限に達したらどうなりますか?
公式の料金ページでは、上限に達したときにクレジットを購入できるのはPlusとProの利用者と案内されています。そのほか、すべての利用者が、追加のローカルの作業をAPIキーで続けられます。Freeでの扱いの詳細は、公式の料金ページには書かれていません。
仕事のデータを無料のアカウントで扱ってもいいですか?
会社の方針と、プランごとのデータの扱いを確認してから判断してください。公式の料金ページでは、Businessで「業務のデータは既定で学習に使われない」と案内されています。顧客の情報や社外秘の内容は、法人向けのプランでの利用をおすすめします。
ChatGPTのWorkとCodexで、使用量は別々ですか?
別々ではありません。公式の料金ページでは、ChatGPT WorkとCodexは使用量を共有し、同じ料金・クレジット・上限の仕組みで動くと案内されています。
まとめ
この記事のまとめ
- Codexは、ChatGPTのFreeプランでも試せる。公式の料金ページでは、デスクトップアプリでGPT-6 Lunaが使えるとされている(提供は順次)
- Freeでは、推奨モデルのGPT-6.1 Solや画像生成は使えない。クラウド連携はPlusの内容として書かれている
- Freeの使用量の具体的な数字は公式にない。残りは使用量のページや、CLIの
/statusで確認する - 足りなくなったら、Go(月8ドル)、Plus(月20ドル)、またはAPIキーで使った分だけ払う方法がある
- OSSのメンテナー向けには、6か月のChatGPT Pro with Codexなどのプログラムがある
- 会社の仕事で使うなら、顧客の情報や社外秘を入れる前に、法人向けのプランとデータの扱いを確認する
Freeは、Codexが自分の仕事に合うかを確かめる入口です。小さな作業で試して、使えそうなら有料のプランやAPIキーに移る、という順番がおすすめです。
社内でCodexを使い始めるときは、プランの選び方、扱ってよい情報の範囲、使い方の説明など、決めることが多くなります。INTERCREATE JAPANでは、Claude CodeやCodexの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。
参考・出典
INTERCREATE JAPAN