Claude Code

Claude CodeのLSPとは?設定方法・対応言語・動かないときの対処

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • LSPを入れると、Claude Codeの何が変わるのか
  • 公式プラグインがある言語と、必要な言語サーバー
  • プラグインと言語サーバーの入れ方、動いているかの確認方法
  • 「LSP plugin recommendation」ダイアログの選択肢
  • 動かないとき・重いときの対処
  • 公式プラグインがない言語を .lsp.json で足す方法
目次
  1. Claude CodeのLSPとは
  2. 編集のたびに、エラーを自動で受け取る
  3. 文字の検索ではなく、シンボルで調べる
  4. 対応言語と必要な言語サーバー
  5. 言語サーバーの入れ方の例
  6. 設定の手順
  7. インストールの範囲(スコープ)を選ぶ
  8. VS Codeやデスクトップアプリで使う場合
  9. 動いているかの確認と推薦ダイアログ
  10. 診断の表示で確かめる
  11. 「LSP plugin recommendation」ダイアログ
  12. 公式にない言語を足す
  13. .lsp.jsonの書き方
  14. 読み込み方と、つまずきやすい点
  15. うまくいかないとき
  16. メモリを多く使うとき
  17. モノレポで、存在するはずのimportが警告される
  18. チームや会社で使うときの注意
  19. 全員に同じプラグインを使わせる
  20. クラウドのセッションでは動かない
  21. 権限とセキュリティ
  22. ネットワークが制限された環境
  23. よくある質問
  24. まとめ

「Claude CodeでLSPを使うと、何が良くなるのか」「LSPのプラグインを入れたのに動いているか分からない」と迷っている方もいるのではないでしょうか。

LSP(Language Server Protocol)は、エディタが持っている「定義へ移動」「エラーの表示」といった機能を、プログラミング言語ごとの言語サーバーから受け取るための共通の決まりです。Claude Codeでは、この言語サーバーにつなぐと、Claudeがコードを直した直後に型のエラーや読み込みの間違いを自分で見つけ、シンボル(関数名や変数名)をたどってコードを調べられるようになります。

この記事では、LSPで何が変わるのかを最初に整理したうえで、公式プラグインがある言語、入れ方、動いているかの確認方法、うまくいかないときの対処、公式にない言語の足し方までを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式ドキュメントをもとにしています。Claude Codeは更新が早いため、設定の前には公式ページもあわせて確認してください。

Claude CodeのLSPとは

コードの修正結果とエラー表示をノートPCで確認するエンジニア

Claude Codeには、公式のコード解析用プラグイン(コードインテリジェンスプラグイン)があります。このプラグインは、言語ごとの言語サーバーとClaude Codeをつなぐ役割をします。公式ドキュメントでは、エディタが持つ診断と「定義へ移動」の機能をClaudeにも持たせるものと説明されています。

つなぐと、Claudeは大きく2つのことができるようになります。

編集のたびに、エラーを自動で受け取る

Claudeがファイルを編集するたびに、言語サーバーが見つけたエラーや警告がClaudeに届きます。型の間違い、読み込み(import)の抜け、文法の誤りを、ビルドやテストを実行しなくてもその場で知ることができます。公式ドキュメントでも、別のビルド工程なしで問題を直せると説明されています。

たとえば、関数の引数を1つ増やしたのに呼び出し側を直し忘れたとします。LSPがない状態では、テストや実行で初めて分かります。LSPがあれば、編集した直後にエラーがClaudeへ届くので、そのまま続けて修正できます。

文字の検索ではなく、シンボルで調べる

もうひとつは、Claudeが使えるLSPツールです。ふつうの検索(Grep)は文字列を探すだけですが、LSPツールは言語サーバーを通してシンボルそのものを調べます。公式ドキュメントでは、次の操作ができると書かれています。

できること使いどころの例
定義へ移動呼び出している関数の元の定義を開く
参照をすべて探す名前を変える前に、使っている場所を洗い出す
型の情報を得る変数や戻り値が何の型かを確かめる
ファイル内のシンボル一覧そのファイルにある関数やクラスを把握する
名前でシンボルを検索プロジェクト全体から、関数名を手がかりに探す
インターフェースの実装を探すある仕様を満たしているクラスをたどる
呼び出し階層をたどるどこから呼ばれ、どこを呼んでいるかを追う

このツールは読み取り専用で、ファイルを書き換えることはありません。公式のツール一覧でも、実行のたびの許可は不要なツールとして載っています。ただし、読み取りの権限ルール(Read(...))は、LSPツールにも適用されます。

LSPを入れなくても、Claude Codeは使える

LSPは必須の機能ではありません。入れなくても、Claude Codeは検索ツールでファイルを探して作業を進めます。大きなコードや、型のエラーが出やすい言語で、確認の手間を減らしたいときに入れる追加機能と考えてください。公式ドキュメントでも、大きなリポジトリでは「定義や使用箇所を探すのに多くのファイル読み込みが発生する」ので、LSPで減らせると説明されています。

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対応言語と必要な言語サーバー

プログラミング言語ごとのプラグインの一覧を見比べて選ぶ担当者

公式のマーケットプレイス(claude-plugins-official)には、次の言語のプラグインが用意されています。プラグインに言語サーバー本体は含まれていません。「どのコマンドで言語サーバーを起動するか」「どの拡張子を担当するか」を教えるだけなので、右端の言語サーバーは自分で入れる必要があります。

言語プラグイン必要な言語サーバー(実行ファイル)
C / C++clangd-lspclangd
C#csharp-lspcsharp-ls
Gogopls-lspgopls
Javajdtls-lspjdtls
Kotlinkotlin-lspkotlin-lsp
Liquidliquid-lspshopify(Shopify CLIに含まれる)
Lualua-lsplua-language-server
PHPphp-lspintelephense
Pythonpyright-lsppyright-langserver
Rubyruby-lspruby-lsp
Rustrust-analyzer-lsprust-analyzer
Swiftswift-lspsourcekit-lsp
TypeScript・JavaScripttypescript-lsptypescript-language-server

Anthropicが保守しているのは、liquid-lspを除くすべてのプラグインです。liquid-lspはShopifyが保守していて、公式マーケットプレイスに掲載されています。

言語サーバーの入れ方の例

言語サーバーの入れ方は、各プラグインのREADME(GitHubのclaude-plugins-official)に載っています。2026年10月に確認できた主な例を挙げます。READMEは更新されることがあるので、実際に入れるときはリンク先の最新の内容を確認してください。

言語READMEにある入れ方の例担当する拡張子
TypeScript・JavaScriptnpm install -g typescript-language-server typescript.ts .tsx .js .jsx .mts .cts .mjs .cjs
Pythonnpm install -g pyright、pip install pyright、pipx install pyright のいずれか.py .pyi
Gogo install golang.org/x/tools/gopls@latest($HOME/go/bin をPATHに入れる).go
Rustrustup component add rust-analyzer.rs
PHPnpm install -g intelephense.php
Rubygem install ruby-lsp(Ruby 3.0以降).rb .rake .gemspec .ru .erb
C#dotnet tool install --global csharp-ls(.NET SDK 6.0以降).cs
C / C++Windowsは winget install LLVM.LLVM、macOSは brew install llvm.c .h .cpp .cc .cxx .hpp .hxx
JavamacOSは brew install jdtls(Java 17以降のJDK).java
Kotlinbrew install JetBrains/utils/kotlin-lsp.kt .kts
SwiftSwiftのツールチェーン(Xcodeなど)に含まれる.swift
LuamacOSは brew install lua-language-server.lua

PythonのREADMEには入れ方が3通り載っていて、pipxでの導入が推奨と書かれています。公式の言語一覧の表にある実行ファイル名はpyright-langserverなので、入れたあとにPATHでこの名前が見つかることを確かめてください。Liquidについては、READMEの内容までは確認できていません。

設定の手順

ターミナルにコマンドを入力してプラグインを入れる手元

設定は、言語サーバー、プラグイン、確認の3つの順で進めます。ここではTypeScriptを例にします。

  1. 言語サーバーを入れる前章の表で、使っている言語の言語サーバーを入れます。TypeScriptならnpm install -g typescript-language-server typescriptです。
  2. PATHで見つかるか確認する入れた実行ファイルが、claudeを起動するシェルのPATHにあることを確かめます。which typescript-language-server(PowerShellではGet-Command typescript-language-server)で確認できます。
  3. プラグインを入れるターミナルでclaudeを起動し、/plugin install typescript-lsp@claude-plugins-officialを実行します。言語に合わせて、プラグイン名を表のものに変えてください。
  4. 有効にするインストールの完了メッセージに、すぐ使えるか、/reload-pluginsが必要かが書かれています。必要なら指示どおりに実行します。
  5. 動くか確かめる対象の言語のファイルをClaudeに編集してもらい、診断の表示が出るかを見ます(次の章で説明します)。

公式ドキュメントでは、/plugin installはセッション中に実行すると、すぐに入れるのではなくプラグインの詳細画面が開き、範囲(スコープ)を選んでから入れる流れになると説明されています。同じコマンドをシェルから実行するclaude plugin install <名前>@<マーケットプレイス名>の形も用意されています。

公式の手順に、LSPを有効にするための環境変数の設定は出てきません。以前のブログ記事などに環境変数が書かれていても、まず現在の公式ドキュメントの手順で試してください。

インストールの範囲(スコープ)を選ぶ

プラグインの入れ方には、3つの範囲があります。

範囲誰に効くか記録される場所
ユーザー自分の、このパソコンのすべてのプロジェクト~/.claude/settings.json
プロジェクトそのリポジトリで作業する全員.claude/settings.json(コミットして共有)
ローカル自分の、そのリポジトリだけ.claude/settings.local.json

まず自分だけで試すなら、ユーザーかローカルで十分です。チームで使うときの注意は、あとの章で説明します。

VS Codeやデスクトップアプリで使う場合

VS Code拡張機能とデスクトップアプリでは、ターミナルのコマンドではなく、画面からプラグインを入れます。公式ドキュメントでは、デスクトップアプリの場合、プロンプト欄の「+」から「Plugins」を選んで、プラグインの一覧から追加する手順が案内されています。ターミナル、デスクトップアプリのローカルセッション、VS Code拡張機能は、同じパソコン上では同じ設定ファイルを読むため、ユーザー範囲で入れたプラグインはどれでも使えます。JetBrainsのIDEでは、IDEのターミナルタブでClaude Codeを動かすので、ターミナルの手順で入れます。

あわせて読みたいClaude CodeをVS Codeで使う方法|拡張機能のインストール・使い方・設定Claude CodeはVS Codeの拡張機能として使えます。必要なもの、インストールとログインの手順、ファイルの指定や変更の確認などの基本の使い方、計画モードやチェックポイントなどの便利な機能、ショートカット、うまく動かないときの対処までをまとめました。

動いているかの確認と推薦ダイアログ

診断の件数が表示された画面をノートPCで確かめる開発者

言語サーバーは、対象の拡張子のファイルをClaudeが初めて編集したときに起動します。インストールしただけでは、まだ動いていません。

診断の表示で確かめる

確かめるには、Claudeにわざと型のエラーが出るような編集を頼み、そのあと直してもらいます。公式ドキュメントでは、編集の下に次のような行が出れば、言語サーバーが起動していると説明されています。

Found N new diagnostic issues in M files (ctrl+o to expand)

会話の画面には、この件数のまとめだけが表示されます。エラーの中身を読むには、Ctrl+Oを押します。

この行が出ないときは、/pluginを開いてErrorsタブを見ます。Executable not found in $PATH: "<実行ファイル名>"という行があれば、その名前の言語サーバーがPATHにありません。言語サーバーを入れたあと、次にClaudeが対象のファイルを編集したときに、Claude Codeが起動をやり直します。PATHに入っていないフォルダに入れた場合は、PATHが通っているシェルから新しくセッションを始めてください。

「LSP plugin recommendation」ダイアログ

言語サーバーがすでにPATH上にあり、対応するプラグインが未インストールのとき、Claude Codeは「LSP plugin recommendation」というダイアログでプラグインの導入を提案します。出る条件は公式ドキュメントで次のように決まっています。

  • 編集したファイルの拡張子に合うプラグインが、追加済みのマーケットプレイスにある
  • そのプラグインの言語サーバーが、すでにパソコンに入っている
  • 1つのセッションで、最初に当てはまったファイルの1回だけ表示される
  • クラウドのセッション(claude --cloudなど)では表示されない

ダイアログには4つの選択肢があります。

選択肢起きること
Yes, install自分のアカウント向けにプラグインを入れる。新しいセッションを始めると有効になる
No, not now閉じる。あとのセッションでまた提案される(Escでも同じ)
Never for this pluginそのプラグインだけ、今後出さない
Disable all LSP recommendationsすべての言語で、今後出さない

選ばずに30秒たつと、閉じられて「無視した」と数えられます。無視が5回たまると、「Disable all」を選んだのと同じ扱いになり、提案されなくなります。

提案を元に戻すには

提案を止めた設定は、Claude Code自身の設定ファイル~/.claude.jsonに残ります。もう一度出したいときは、lspRecommendationDisabledとlspRecommendationIgnoredCountのキーを消します。「Never for this plugin」を選んだプラグインは、同じファイルのlspRecommendationNeverPluginsの一覧から、その名前(プラグイン名@マーケットプレイス名)を消すと、また提案されます。

公式にない言語を足す

設定ファイルを書きながら言語サーバーの接続を試す開発者

表にない言語でも、言語サーバーがあれば自分でつなげます。公式ドキュメントの手順は、プラグインの中に.lsp.jsonというファイルを置き、そのプラグインを読み込むというものです。

.lsp.jsonの書き方

プラグインのフォルダ直下に.lsp.jsonを置きます。Goの言語サーバーを.goファイルに使う例が、公式ドキュメントに載っています。

{
  "gopls": {
    "command": "gopls",
    "args": ["serve"],
    "extensionToLanguage": { ".go": "go" }
  }
}

ファイルは、サーバー名をそのまま設定につなげる形で書きます。全体を包む入れ物は不要です。設定できる主な項目は次のとおりです。

項目必須内容
command必須言語サーバーの実行ファイル名。引数はargsに書く
extensionToLanguage必須拡張子と言語IDの対応。キーは.goのようにドットで始め、最低1件
args任意言語サーバーに渡す引数
env任意言語サーバーのプロセスに渡す環境変数
startupTimeout任意起動を待つ時間(ミリ秒)
restartOnCrash任意落ちたときに再起動するか。初期値は再起動する
diagnostics任意編集後に診断をClaudeへ渡すか。初期値は渡す

このほかにも、transport、initializationOptions、settings、workspaceFolder、shutdownTimeout、requestTimeout、maxRestartsがあります。詳しくは公式のプラグイン仕様(manifest reference)のlspServersの項を確認してください。

読み込み方と、つまずきやすい点

作ったプラグインは、claude --plugin-dir <フォルダ>で、そのセッションだけ読み込めます。プラグインを配るなら、マーケットプレイスに公開します。プラグインの設定ファイル(plugin.json)は任意とされていて、なくても標準の配置にあるファイルは読み込まれます。

  • 言語サーバーは別に入れる:プラグインは接続の設定だけを持ち、言語サーバー本体は入れません。見つからないと起動に失敗し、claude --debugにLSP server <名前> failed to startと記録されます
  • 1つの拡張子につき、使われるサーバーは1つ:同じ拡張子を担当するサーバーが2つ有効になっていると、先に登録された方が使われます。Errorsタブに「このサーバーは○○ファイルには使われない」という警告が出ます
  • 書式の間違いは、ファイルごと無視される:1件でも不正な項目があると、.lsp.json全体が読み込まれず、ErrorsタブにInvalid LSP server config for ".lsp.json"と出ます。claude plugin validateはこのファイルを検査しません

公式プラグインがある言語は、それを使う

公式ドキュメントも、すでに公式のコードインテリジェンスプラグインがある言語なら、自分で書かずにそれを入れるよう案内しています。.lsp.jsonを書くのは、表にない言語か、公式にはないサーバーを使いたいときだけにしましょう。

うまくいかないとき

エラー表示の原因を調べながらパソコンを操作する会社員

よくある状況を、症状と対処の表にまとめました。多くは言語サーバーが見つからないことが原因です。

症状確認すること対処
診断が一度も表示されない/pluginのErrorsタブExecutable not found in $PATHがあれば、その言語サーバーを入れる。入れたら新しいセッションを始める
入れたのに見つからないclaudeを起動したシェルのPATHwhich(PowerShellではGet-Command)で見つかるか確認し、見つからなければPATHを通してから起動し直す
理由が分からないclaude --debugのログLSP server <名前> failed to start: <理由>の行を探す
メモリを多く使う言語サーバーのプロセス/plugin disable <プラグイン名>で止め、Claudeの標準の検索ツールで作業する
存在するimportが「見つからない」と出るモノレポかどうか言語サーバーの側の設定の問題。Claude Code側で直すことはなく、編集は妨げられない
プラグインを入れたのに反映されないインストール完了時のメッセージ/reload-pluginsが必要と出ていれば実行する。反映されないままなら、新しいセッションを始める

メモリを多く使うとき

rust-analyzerやpyrightのような言語サーバーは、プロジェクト全体を読み込んで索引を作ります。そのため、プロジェクトが大きいと、起動後しばらくメモリの使用量が増えます。公式ドキュメントでは、重くて困るときは/plugin disable <プラグイン名>でそのプラグインを止め、Claudeの組み込みの検索ツールに頼るように案内しています。LSPがなくても、Claude Codeの基本の動作には影響しません。

モノレポで、存在するはずのimportが警告される

複数のパッケージを1つのリポジトリに入れている場合、言語サーバーがそのワークスペースの構成を知らないと、社内のパッケージを「見つからない」と報告することがあります。公式ドキュメントでは、これはClaude Code側で直すものではなく、診断が出ていてもClaudeのコード編集は止まらないと説明されています。警告が気になるときは、言語サーバー側のワークスペースの設定を見直してください。

チームや会社で使うときの注意

会議室でチームのメンバーが設定内容を画面で確かめ合う様子

1人で試す分には、ここまでの手順で足ります。複数人や社内で使うときは、次の点を決めておくと混乱を防げます。

全員に同じプラグインを使わせる

リポジトリのメンバー全員に同じプラグインを有効にしたいときは、プロジェクト範囲のプラグインにします。公式ドキュメントでは、.claude/settings.jsonのenabledPluginsに入れてコミットする方法が案内されています。

ただし、この設定を共有しても、メンバーのパソコンにプラグインが自動で入るわけではありません。各メンバーがclaude plugin install <名前>@<マーケットプレイス名> --scope projectを1回実行する必要があります。さらに、言語サーバーの実行ファイルも、各メンバーのパソコンにそれぞれ入れる必要があります。READMEやチームの手順書に、入れる言語サーバーとコマンドを書いておくと、新しく入った人も迷いません。

クラウドのセッションでは動かない

公式ドキュメントでは、Claude Codeのクラウドのセッション(Webなど)では、プラグインの言語サーバーは起動しないと明記されています。そのため、クラウドではLSPツールは使えず、診断やコードの移動の機能も得られません。ターミナルのセッションでだけ使える機能です。

権限とセキュリティ

LSPツールの読み取りは、Readの権限ルールの対象です。たとえば、Read(~/secrets/**)のような拒否ルールは、LSPツールにも効きます。ただし、プラグインが起動する言語サーバー自体は、Claudeのツール呼び出しではないため、Claude Codeの権限ルールやサンドボックスの対象外で、ユーザーの権限で動きます。

プラグインは、フックや言語サーバーなど、パソコン上でコードを動かせる部品を含められます。公式ドキュメントでも、導入前にプラグインの内容を確認するよう勧められています。公式マーケットプレイスのclaude-plugins-officialから入れる場合でも、詳細画面の「Will install」の欄で、何が追加されるかを見てから入れましょう。

ネットワークが制限された環境

公式マーケットプレイスは、GitHubで公開されています。社内のネットワークでGitHubに接続できない場合は、社内のGitサーバーやローカルのパスにマーケットプレイスを追加する方法が案内されています。

チームで広げる前に、1人で試す

いきなり全員に入れるより、まず1人が1つの言語で試して、診断が出るかと、メモリの使い方を確かめるのがおすすめです。重くなる場合は、プラグインを止められることも先に共有しておきましょう。

あわせて読みたいClaude CodeのMCPとは?設定方法・スコープ・認証・権限の管理を解説Claude CodeのMCPは、課題管理やデータベースなどの外部ツールにClaude Codeをつなぐ仕組みです。claude mcp addでの追加、スコープと.mcp.json、認証、権限と管理者の制限、うまくいかないときの対処を2026年10月時点の公式情報でまとめました。

よくある質問

LSPとは何の略ですか?

Language Server Protocolの略です。エディタとプログラミング言語ごとの言語サーバーが情報をやりとりするための共通の決まりで、Claude Codeもこの仕組みを使って言語サーバーにつながります。

LSPは無料で使えますか?

公式ドキュメントのLSPの説明に、追加料金の記載はありません。プラグインはAnthropicの公式マーケットプレイスから入れ、言語サーバーは各言語のツールを自分で入れる形です。言語サーバーの入手方法や条件は、各ツールの提供元の案内に従ってください。Claude Code自体の利用には、ご自身のプランの条件が適用されます。

LSPを入れないと、Claude Codeは使えませんか?

入れなくても使えます。LSPは追加の機能で、入れない場合は、Claudeが検索ツールでファイルを探して作業します。

どの言語でも使えますか?

公式のプラグインがあるのは、C・C++、C#、Go、Java、Kotlin、Liquid、Lua、PHP、Python、Ruby、Rust、Swift、TypeScript・JavaScriptです。それ以外の言語でも、言語サーバーがあれば.lsp.jsonを書いたプラグインでつなげます。

プラグインを入れたのに、診断が出ません

まず、対象の拡張子のファイルをClaudeが編集したかを確認してください。言語サーバーは、そのときに初めて起動します。それでも出ないときは、/pluginのErrorsタブでExecutable not found in $PATHが出ていないかを確認し、言語サーバーを入れて新しいセッションを始めます。

診断の内容はどこで見られますか?

会話の画面には「Found N new diagnostic issues」という件数のまとめだけが表示されます。内容を読むには、Ctrl+Oを押します。

LSPの提案が出なくなりました

「Disable all LSP recommendations」を選んだか、提案を5回無視した可能性があります。~/.claude.jsonのlspRecommendationDisabledとlspRecommendationIgnoredCountを消すと、また出るようになります。

Webやクラウドのセッションでも使えますか?

使えません。クラウドのセッションでは、Claude Codeはプラグインの言語サーバーを起動しないため、LSPツールは動かないと公式ドキュメントに書かれています。

動作が重くなりました。どうすればいいですか?

言語サーバーはプロジェクト全体を読み込むため、大きなプロジェクトではメモリを多く使います。/plugin disable <プラグイン名>で止めて、Claudeの標準の検索で作業できます。

LSPで、どのくらい精度が上がりますか?

公式ドキュメントには、精度や速度の向上を示す数値は載っていません。公式で説明されているのは、編集後に自動で診断が届くことと、シンボルでコードを調べられることです。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude CodeのLSPは、言語サーバーにつなぎ、編集後のエラーの自動受け取りと、シンボルでのコード検索を可能にする機能
  • 公式プラグインがあるのは、Python、TypeScript・JavaScript、Go、Rustなど13の言語。プラグインに言語サーバー本体は含まれない
  • 手順は、言語サーバーを入れる、PATHを確認する、/plugin installでプラグインを入れる、の順
  • 言語サーバーは、対象のファイルを初めて編集したときに起動する。診断の行が出なければ、/pluginのErrorsタブを見る
  • 公式にない言語は、.lsp.jsonを書いたプラグインで足せる。クラウドのセッションでは動かない
  • チームで使うときは、プラグインと言語サーバーを各自のパソコンに入れる必要がある

LSPは、Claude Codeが直したコードのエラーを、人が実行する前に見つけるための機能です。まずは使っている言語のプラグインを1つ入れ、診断が出るかを確かめるところから始めてみてください。

チームで使う設定のそろえ方や、社内の開発の進め方にClaude Codeを組み込む段階では、決めることが一気に増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude Code・Codexの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典