Claude CodeのMacインストール手順|Homebrewとの違いとエラー対処
この記事でわかること
- Macで入れる前に確認すること(macOSのバージョン・プラン・方法の選び方)
- ターミナルを開いて、コマンドを1行貼り付けるだけの手順
- Homebrew・npm・デスクトップアプリで入れる場合の違い
- ログインと動作確認、Macのターミナルで押さえておく設定
- 「command not found: claude」などMacで起きやすいエラーの直し方
- 更新とアンインストールの方法
目次
- 入れる前に確認すること
- 動作環境
- macOSのバージョンの確かめ方
- 必要なプラン
- 入れ方の選び方
- ターミナルでのインストール手順
- ターミナルを開く
- 手順
- バージョンを指定して入れる
- Homebrew・npmで入れる場合
- Homebrewで入れる
- npmで入れる
- 複数の方法で入れてしまったとき
- デスクトップアプリで使う場合
- ログインと動作確認
- ログインする
- 動作確認の方法
- 最初の使い方
- Macのターミナルで押さえておく設定
- うまくいかないときの対処
- エラー別の早見表
- 「command not found: claude」が出るとき
- Bashを使っている場合
- 会社のネットワークで止まるとき
- ログインが毎回求められるとき
- アップデートとアンインストール
- 更新のしくみ
- 更新の頻度を変える
- アンインストールする
- 設定や会話の履歴も消す
- よくある質問
- まとめ
「Claude CodeをMacに入れたいけれど、ターミナルを開いたことがない」「Homebrewは必要なのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、Macでは、ターミナルにコマンドを1行貼り付けるだけで入れられます。Node.jsを先に入れる必要はなく、Homebrewも必須ではありません。Node.jsを先に入れる手順で紹介している記事もありますが、現在の公式ドキュメントでは、Node.jsは前提になっていません。最初に案内されているのは、この1行の方法です。
この記事では、入れる前に確認すること、ターミナルでの手順、Homebrewやnpm、デスクトップアプリで入れる場合、ログインと動作確認、Macで起きやすいエラーの直し方、更新とアンインストールまでを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式ドキュメントをもとにしています。コマンドは変わることがあるので、実行前に公式ドキュメントでも確かめてください。
入れる前に確認すること

Claude Codeは、Anthropic社のAI「Claude」に、パソコンの中のファイルを読ませたり、プログラムを書かせたりできる道具です。ターミナル(文字を入力して操作する画面)から使うのが基本です。入れる前に、次の3点を確かめておきましょう。
動作環境
公式ドキュメントに載っている動作環境のうち、Macに関わるものは次のとおりです。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| OS | macOS 13.0以降 |
| メモリ | 4GB以上 |
| プロセッサ | x64またはARM64(Intel Macも、Apple SiliconのMacも対象) |
| 通信 | インターネット接続が必要 |
| シェル | BashまたはZsh(macOSの標準はZsh) |
| 利用できる国・地域 | Anthropicが案内している対象国(公式の対象国一覧で確認) |
公式ドキュメントの動作環境に、Node.jsやGitは含まれていません。Node.jsが必要になるのは、npmで入れる場合だけです。
macOSのバージョンの確かめ方
画面の左上にあるAppleマークをクリックして、「このMacについて」を選ぶと、macOSのバージョンが表示されます。13.0より古い場合は、「ソフトウェアアップデート」でmacOSを更新してからインストールします。
古いmacOSのまま入れようとすると、dyld から始まるエラーで止まります。更新しないかぎり、別の入れ方でも直りません。詳しくは、後の「うまくいかないときの対処」で説明します。
必要なプラン
Claude Codeを使うには、Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)か、Claude Console(API)のアカウントが必要です。公式ドキュメントでは、無料のclaude.aiプランにはClaude Codeが含まれないと明記されています。Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryといったクラウドサービス経由で使う方法もあります。
インストール自体はアカウントがなくても進められますが、入れたあとのログインで有料プランのアカウントが必要になります。先に契約しておくと、そのまま使い始められます。
入れ方の選び方
Macで入れる方法は、大きく4つあります。迷ったら、一番上の「ターミナルのインストーラー」を選べば問題ありません。
| 方法 | 向いている人 | 自動更新 | おもな注意点 |
|---|---|---|---|
| ターミナルのインストーラー | ほとんどの人。公式のおすすめ | あり | ターミナルに1行貼り付ける |
| Homebrew | Homebrewでソフトを管理している人 | なし | 更新は brew upgrade を自分で実行する |
| npm | Node.js 22以降を使っていて、npmで管理したい人 | あり(npmのグローバルフォルダに書き込めない場合は更新できない) | sudo を付けて入れない |
| デスクトップアプリ | ターミナルを使いたくない人 | 公式の案内なし | ターミナルの claude コマンドは別に入れる |
デスクトップアプリは、Claudeのアプリの「Code」タブからClaude Codeを使う方法です。画面を見ながら操作でき、Node.jsやコマンドラインのClaude Codeを別に入れる必要はありません。この記事では、ターミナルで使う方法を中心に説明し、アプリについては後の章で触れます。
ターミナルを使うのが初めての方へ
黒い画面(または白い画面)にコマンドを打つ操作は、最初は緊張しますが、この記事の手順では「コマンドをコピーして貼り付け、Returnキーを押す」だけです。ファイルを消すような操作は含まれていません。うまくいかないときは、エラーの文字をこの記事の対処の表と見比べてください。
ターミナルでのインストール手順

公式が最初に案内している方法です。インストーラーが書き込むのは、自分のユーザーフォルダの中(~/.local や ~/.claude など)です。
ターミナルを開く
Macでは、Spotlight(検索)から開くのが簡単です。キーボードの Cmd を押しながら Space を押し、「Terminal」と入力して Return を押します。点滅するカーソルのあるウィンドウが開けば、それがターミナルです。公式の初心者向けガイドでも、この手順が案内されています。
ターミナルでは、コマンドの貼り付けに Cmd + V を使います。
手順
- ターミナルを開く
Cmd + Spaceで検索を開き、「Terminal」と入力してReturnを押します。 - コマンドを貼り付けて実行する下のコマンドをコピーし、ターミナルに
Cmd + Vで貼り付け、Returnを押します。 - 終わるまで待つインストール中は、進み具合が表示されません。画面が止まっているように見えても、閉じずに待ちます。終わると「Claude Code successfully installed!」と表示されます。
- 新しいウィンドウで確認するターミナルをいったん閉じて開き直し、
claude --versionと入力します。2.1.211 (Claude Code)のようにバージョンの番号が表示されれば成功です。 - 作業するフォルダで起動する
cdコマンドで作業したいフォルダに移動し、claudeと入力します。初回はブラウザでのログインに進みます。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
このコマンドの curl は、インストーラーのファイルを取ってくる命令です。それを bash に渡して実行します。インストールが終わると、Claude Code本体が ~/.local/bin/claude に置かれます。~ は自分のユーザーフォルダのことで、.local は、先頭にドットが付いた隠しフォルダです。
手順5の「フォルダに移動する」は、たとえば次のように入力します。フォルダ名は自分のものに置き換えてください。
cd ~/Documents/my-project
claude
「Setup notes」の表示を見落とさない
インストールの最後に Setup notes という表示が出て、~/.local/bin がPATH(コマンドを探す場所の一覧)に入っていないと知らされることがあります。インストーラーは、直し方を表示するだけで、PATHの設定は自動では書き換えません。この表示が出たら、後の「command not found: claude」の対処を実行してください。
バージョンを指定して入れる
通常は最新版が入りますが、安定版や特定のバージョンを指定することもできます。会社で全員の環境をそろえたいときなどに使います。コマンド末尾の bash のあとに、-s と入れたいものを付けます。
| 入れたいもの | コマンド |
|---|---|
| 最新版(既定) | curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash |
| 安定版(最新版より1週間ほど前のもの) | curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s stable |
| バージョンを指定(例:2.1.89) | curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s 2.1.89 |
入れたあとに claude --version を実行すると、指定したバージョンが表示されます。公式ドキュメントによると、入れるときに選んだ配信(stableまたはlatest)が、その後の自動更新の既定にもなります。
Homebrew・npmで入れる場合

ターミナルのインストーラーが使えない事情がある場合や、ソフトの管理をHomebrewなどに統一したい場合は、別の方法でも入れられます。どちらも、インストーラーで入れる方法より更新の手間が増えます。
Homebrewで入れる
Homebrewは、Macでソフトを入れたり更新したりするための道具です。すでに使っている方は、次のコマンドで入れられます。Homebrew自体の入れ方は、公式のClaude Codeドキュメントでは説明されていません。入れていない場合は、Homebrewの公式サイトを参照してください。
brew install --cask claude-code
Homebrewには、Claude Code用に2つの「cask」(Mac用のアプリを入れる仕組み)があります。どちらを入れるかで、受け取る版が変わります。
| caskの名前 | 受け取る版 | 入れるコマンド |
|---|---|---|
claude-code | 安定版。最新版より1週間ほど前で、大きな不具合のあった版を飛ばしたもの | brew install --cask claude-code |
claude-code@latest | 最新版。新しい版が出ると同時に受け取る | brew install --cask claude-code@latest |
Homebrewで入れたClaude Codeは、自動では更新されません。新しい機能や安全性の修正を受け取るには、入れたcaskに合わせて、次のどちらかを自分で実行します。
brew upgrade claude-code
brew upgrade claude-code@latest
環境変数 CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE を 1 にすると、新しい版が出たときにClaude Codeが裏でこの更新を実行してくれます。
Homebrewは、更新したあとも古い版をディスクに残します。空き容量を確保したいときは、ときどき brew cleanup を実行してください。
更新の通知が先に出ることがある
公式ドキュメントには、既知の問題として「更新の通知が出ても、Homebrewなどにはまだ新しい版が反映されていないことがある」と書かれています。更新に失敗したときは、しばらく待ってからもう一度実行してください。
npmで入れる
npmは、Node.jsというプログラムの実行環境に付いてくるソフトの管理道具です。すでにNode.jsを使っている開発者向けの方法で、Node.jsを持っていない方が、このためだけに入れる必要はありません。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
公式ドキュメントによると、npmで入れる場合はNode.js 22以降が必要です。古いバージョンでは「EBADENGINE」という警告が出ますが、インストールは完了し、claude も動きます。npmのパッケージは、インストーラーで入れるものと同じ実行ファイルを取り込むだけで、起動のときにNode.jsは使われないためです。Macには、Apple Silicon用(darwin-arm64)とIntel用(darwin-x64)の2種類が用意されています。
更新するときは、npm update -g ではなく、次のコマンドを使います。npm update -g では、最初に入れたときの範囲に縛られて、最新版にならないことがあるためです。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest
「sudo npm install -g」は使わない
公式ドキュメントは、sudo を付けてnpmでインストールしないよう警告しています。権限の問題や、安全上のリスクにつながるためです。npmの権限エラーが出たときは、npmを使わず、この記事のターミナルのインストーラーに切り替えるのが公式の案内です。
複数の方法で入れてしまったとき
ターミナルのインストーラーとHomebrew、npmの複数で入れると、どれが動いているのか分かりにくくなり、バージョンの食い違いが起きます。次のコマンドで、パスの通っている claude を一覧できます。
which -a claude
複数見つかった場合は、公式がおすすめしているインストーラーで入れたもの(~/.local/bin/claude)を残し、ほかを消します。Homebrewで入れたものは brew uninstall --cask claude-code(claude-code@latest を入れた場合はその名前)、npmで入れたものは npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code で消せます。
デスクトップアプリで使う場合

ターミナルを使うこと自体を避けたい方には、Claudeのデスクトップアプリがあります。公式ドキュメントでは、画面の操作だけでClaude Codeを使う方法として案内されています。
- アプリをダウンロードする公式ドキュメントのリンクから、Mac用のインストーラー(ディスクイメージ)をダウンロードします。IntelとApple Siliconの両方に対応した「ユニバーサルビルド」です。
- アプリを起動してサインインするインストーラーを実行し、アプリケーションフォルダからClaudeを起動して、Anthropicのアカウントでサインインします。
- 「Code」タブを開く画面の上部中央にある「Code」タブをクリックします。有料プランに入っていないと、アップグレードを促されます。
- フォルダを選んで頼む「Local」を選び、作業したいフォルダを指定して、やりたいことを書きます。
公式ドキュメントでは、デスクトップアプリにはClaude Codeが含まれているため、Node.jsやコマンドラインのClaude Codeを入れる必要はないとされています。一方で、ターミナルから claude と入力して使いたい場合は、このアプリとは別に、前の章の方法でインストールする必要があります。
アプリが求めるmacOSのバージョンについて
デスクトップアプリが動くmacOSのバージョンは、参照した公式ページでは確認できませんでした。この記事の「macOS 13.0以降」は、ターミナルで使うClaude Code本体の条件です。アプリを入れる前に、公式のダウンロードページで確認してください。
ログインと動作確認

インストールが終わったら、ログインして、正しく動いているかを確かめます。
ログインする
作業したいフォルダで claude と入力すると、初回はログインの画面になります。画面の案内に従うと、ブラウザが開くので、Claudeのアカウントでサインインします。
- claudeを起動するターミナルで作業するフォルダに移動し、
claudeと入力します。 - ブラウザでサインインする自動で開いたブラウザで、Claudeのアカウントを選んでサインインします。ブラウザが開かないときは、
cキーでURLをコピーして、手動でブラウザに貼り付けます。 - 「Login successful」を確認するターミナルに「Login successful」と表示されたら、
Returnキーを押して続けます。
Macでは、ログイン情報は暗号化されたmacOSの「キーチェーン」に保存されます。一度ログインすれば、次回からは再度のログインは要りません。アカウントを切り替えたいときや、ログインし直したいときは、Claude Codeの中で /login や /logout と入力します。
環境変数のAPIキーが優先されることがある
ANTHROPIC_API_KEY という環境変数が設定されていて、Claude Codeから確認されたときに使うと答えると、有料プランのログインではなく、そのキーが使われます。以前の仕事や別のサービスで設定したキーが残っていると、「組織が無効になっている」といったエラーの原因になります。ターミナルで unset ANTHROPIC_API_KEY を実行して外し、Claude Code内の /status でどのログイン方法が使われているかを確かめてください。unset が効くのは、今開いているウィンドウだけです。毎回外れるようにするには、~/.zshrc などに export ANTHROPIC_API_KEY=... の行がないかを確かめ、あれば削除します。
動作確認の方法
入れたあとは、次の2つで確かめられます。
| コマンド | 分かること |
|---|---|
claude --version | インストールされているバージョン。2.1.211 (Claude Code) のように番号が表示されれば、入っている |
claude doctor | インストールの状態、設定ファイルの誤り、直し方の提案など。セッションを始めずに診断できる |
claude doctor は、診断結果を表示するだけで、設定を書き換えることはありません。「入ったはずなのに何かおかしい」と感じたときに、まず実行してみるとよいでしょう。
最初の使い方
ログインできたら、聞きたいことをそのまま日本語で入力して、Return キーを押します。公式ドキュメントでは、プログラミングの経験がなくても使え、やりたいことを普通の言葉で伝えればよいと案内されています。最初は、次のような依頼から試すのがおすすめです。
- このフォルダにあるファイルの内容を、簡単に説明してください
- デスクトップにあるスクリーンショットを、画像の内容に合わせて名前を付け直してください
- 簡単な「Hello World」を表示するWebページを作ってください
Claudeがファイルの作成や変更の前に許可を求めてきたときは、内容を確認して、問題なければ Return キーで「Yes」を選びます。操作の覚え方として、次のキーを知っておくと便利です。
| 操作 | キー・コマンド |
|---|---|
| Claudeの作業を中断する | Esc キー |
| Claude Codeを終了する | exit と入力、または何も入力していない状態で Ctrl + D を2回 |
| 使えるコマンドの一覧を見る | /help |
| 前の会話の続きから始める | /resume、または起動時に claude -c |
ターミナルの画面では、マウスでクリックして操作することはできません。カーソルの移動には、矢印キーを使います。
Macのターミナルで押さえておく設定
Claude Codeは、設定をしなくてもMacのどのターミナルでも動きます。ただし、キーボード操作で次の点が変わることがあります。
| やりたいこと | 方法 |
|---|---|
| 送信せずに改行する | Ctrl + J、または \ を入力してから Return。どのターミナルでも設定なしで使える |
Shift + Return で改行する | Apple純正の「ターミナル」とiTerm2では、設定なしで使える。VS Codeの中のターミナルでは、/terminal-setup を一度実行する |
Option キーを使うショートカットを使う | Apple純正のターミナルでは、Settings → Profiles → Keyboard で「Use Option as Meta Key」にチェックする。iTerm2では、Settings → Profiles → Keys → General で、左右のOptionキーを「Esc+」にする |
| 作業が終わったときに通知を受け取る | 標準で通知が出るのは、Ghostty・Kitty・iTerm2。そのほかのターミナルでは、設定ファイルで preferredNotifChannel を terminal_bell にして、ベルを鳴らす |
Claude Codeの初回起動時に、ターミナルの設定を案内する表示が出て、それを受け入れた場合は、Apple純正のターミナルの Option キーの設定がすでに済んでいます。メニューの表記は、macOSのバージョンや表示言語によって異なることがあります。
うまくいかないときの対処

Macで起きやすいエラーを、画面に出る文言から探せるようにまとめました。公式のトラブルシューティングに載っているものだけを扱っています。
エラー別の早見表
| 画面に出る文言 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
zsh: command not found: claude | インストール先のフォルダがPATHに入っていない | 次の項目の手順でPATHに追加し、新しいウィンドウを開く |
zsh: permission denied: /Users/ユーザー名/.zshrc | 設定ファイルに書き込む権限がなく、PATHの設定が保存されていない | ls -l ~/.zshrc で持ち主を確かめる。別のユーザー(rootなど)なら sudo chown $(whoami) ~/.zshrc、自分なら chmod u+w ~/.zshrc を実行してから、PATHの手順をやり直す |
bash: line 1: syntax error near unexpected token '<' | インストールのURLから、インストーラーではなくWebページが返ってきた | 少し待ってやり直す。続くなら brew install --cask claude-code で入れる。「App unavailable in region」と出る場合は、利用できない国・地域 |
curl: (22) The requested URL returned error: 403 | プロキシなどが通信を止めているか、利用できない国・地域 | 後の「会社のネットワークで止まるとき」で通信を確かめる |
curl: (56) Failure writing output to destination | ダウンロードが途中で切れた、またはスクリプトを最後まで受け取れなかった | 通信を確かめてから、もう一度実行する。Homebrewなど別の方法に切り替えてもよい |
dyld: Symbol not found、dyld: cannot load、Abort trap: 6 | macOSのバージョンが、Claude Codeの対応より古い | macOSを13.0以降に更新する。Homebrewなど別の入れ方でも直らない |
Error: Cask 'claude-code' is unavailable: No Cask with this name exists | Homebrewの手元の一覧が古い | brew update を実行してから、もう一度入れる |
Error: Cask 'claude-code@latest' is not installed. | 入れているcaskと、更新に指定したcaskの名前が違う | brew list --cask | grep claude-code で入れている名前を確かめ、その名前で brew upgrade する |
curl: (35) TLS connect error | 通信の暗号化の確立に失敗している(会社のプロキシによる通信の検査が原因のことがある) | macOSを更新する。会社のネットワークの場合は、証明書の設定を情報システム部門に確認する |
エラーの文言は、シェルやmacOSのバージョンによって、細かい言い回しが変わることがあります。文言の一部が一致していれば、同じ原因の可能性が高いです。
「command not found: claude」が出るとき
インストールは終わっているのに、claude と入力すると見つからないと言われる場合は、インストール先のフォルダがPATHに入っていません。次の順で確かめます。
- ファイルがあるかを確かめる下の1つめのコマンドを実行します。ファイルの情報が表示されれば、Claude Codeは入っています。
No such file or directoryと出たら、インストールが終わっていないので、もう一度入れます。 - PATHに入っているかを確かめる下の2つめのコマンドを実行し、何も表示されなければPATHに入っていません。
- PATHに追加する下の3つめの2行を実行します。1行目で設定を保存し、2行目で今のウィンドウに反映します。1行目は成功すると何も表示しません。
- 確かめる新しいターミナルのウィンドウを開き、
claude --versionを実行します。
ls -la ~/.local/bin/claude
echo $PATH | tr ':' '\n' | grep -Fx "$HOME/.local/bin"
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
それでも見つからない場合は、次の3つが原因として考えられます。
- ウィンドウが古いすでに開いているウィンドウは、変更前のPATHのままです。新しいウィンドウを開きます。エディタ(VS Codeなど)の中のターミナルを使っている場合は、エディタを終了して開き直します。
- 設定が保存されていない
grep -n '.local/bin' ~/.zshrcを実行します。行が表示されなければ、3つめのコマンドをもう一度実行します。 - 別のシェルのファイルに書いた
echo $0で使っているシェルを確かめます。zshなら~/.zshrc、bashなら次の項目の手順です。
Bashを使っている場合
Macの標準はZshですが、Bashに切り替えて使っている方もいます。Bashの場合は、~/.zshrc ではなく ~/.bash_profile に書きます。MacのターミナルはBashを「ログインシェル」として起動し、~/.bashrc を読まないためです。
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile
すでに ~/.bash_login や ~/.profile があり、~/.bash_profile がない場合は、~/.bash_profile を新しく作らず、その既存のファイルに書きます。
会社のネットワークで止まるとき
会社のMacでは、ファイアウォールやプロキシが通信を制限していて、インストールや更新が止まることがあります。インストーラーは downloads.claude.ai からファイルを取得します。次のコマンドで、通信できるかを確かめられます。
curl -sI https://downloads.claude.ai/claude-code-releases/latest
1行目に HTTP/2 200 と出れば、通信はできています。403 は、プロキシなどが通信を止めているか、利用できない国・地域である場合に表示されます。5xx は、サービス側の一時的な問題のことが多く、数分待ってやり直します。何も表示されない、または「Could not resolve host」と出る場合は、ネットワークの設定で止められています。
| 状況 | 公式ドキュメントにある対処 |
|---|---|
| プロキシ経由でないと外部に出られない | インストールの前に、環境変数 HTTP_PROXY と HTTPS_PROXY にプロキシのアドレスを設定する(アドレスは情報システム部門に確認する) |
| 社内のプロキシがTLS検査をしていて、証明書のエラーが出る | インストールのときは curl --cacert 証明書のパス -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash を使う。インストール後のClaude Codeには、環境変数 NODE_EXTRA_CA_CERTS に証明書ファイルのパスを設定する |
| ダウンロードの途中で切れる | Claude Codeは、合計3回まで試行する。それでも切れる場合は、downloads.claude.ai の通信を許可してもらう |
ログインが毎回求められるとき
Macでは、ログイン情報をキーチェーンに保存します。キーチェーンが書き込みを拒否した場合(ロックされている、ログインパスワードとキーチェーンのパスワードが食い違っているなど)は、代わりに ~/.claude/.credentials.json に保存されます。次の順で戻せます。
- 診断する
claude doctorを実行します。「macOS Keychain is not writable」で始まる警告が出れば、これが原因です。 - キーチェーンのロックを解除するこの手順の下にあるコマンドを実行し、キーチェーンのパスワードを入力します。
- それでも直らなければ、パスワードを合わせ直す「キーチェーンアクセス」アプリで「login」のキーチェーンを選び、メニューの Edit → Change Password for Keychain "login" から、アカウントのパスワードと合わせます。
- ログインし直す
/logoutのあとに/loginを実行します。ログアウトすると、保存されているログイン情報がすべて消えるため、MCPサーバーのログインなども再設定が必要です。
security unlock-keychain ~/Library/Keychains/login.keychain-db
配布元を確かめたいとき
会社のセキュリティ担当者から「入れてよい実行ファイルか」と聞かれた場合のために、Mac版のClaude Codeの実行ファイルには、「Anthropic PBC」の署名が付いており、Appleによる公証(Notarization)も受けています。ダウンロードした claude ファイルのある場所で codesign --verify --verbose ./claude を実行すると、署名を確認できます。
アップデートとアンインストール

更新のしくみ
ターミナルのインストーラーで入れた場合は、Claude Codeが自分で更新します。起動したときと、動いている間の定期的なタイミングで新しい版を確認し、裏でダウンロードします。更新は、次にClaude Codeを起動したときから反映されます。
すぐに更新したいときは、次のコマンドを実行します。
claude update
更新できたときは「Successfully updated from 旧バージョン to version 新バージョン」、すでに最新のときは「Claude Code is up to date」と表示されます。Homebrewで入れた場合の表示は「Claude is up to date!」です。最後の更新の結果は、claude doctor で確認できます。
| 入れ方 | 更新の方法 |
|---|---|
| ターミナルのインストーラー | 自動。すぐ更新したいときは claude update |
| Homebrew | brew upgrade claude-code(claude-code@latest を入れた場合は、その名前で実行する) |
| npm | npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest を実行する |
更新の頻度を変える
自動更新で受け取る版は、設定で選べます。標準は「latest」で、新機能が出ると同時に反映されます。「stable」を選ぶと、最新版より1週間ほど前の、大きな不具合があった版を飛ばしたものを使います。会社で、新機能よりも安定を優先したい場合に向いています。
設定は、Claude Codeの中で /config を開き、「Auto-update channel」から変えられます。設定ファイル(~/.claude/settings.json)に "autoUpdatesChannel": "stable" と書く方法もあります。自動更新そのものを止めたい場合は、設定ファイルの env で DISABLE_AUTOUPDATER を "1" にします。ただし、これでも claude update の手動更新は使えます。
新しいモデルは「stable」では使えないことがある
公式ドキュメントには、発表されたばかりのモデルを使うには、stableの配信よりも新しいバージョンのClaude Codeが必要になる場合があり、そのときは「latest」に切り替える必要があると書かれています。
アンインストールする
入れ方によって、消し方が変わります。
| 入れ方 | 消すコマンド |
|---|---|
| ターミナルのインストーラー | rm -f ~/.local/bin/clauderm -rf ~/.local/share/claude |
| Homebrew | brew uninstall --cask claude-code(claude-code@latest を入れた場合は、その名前で実行する) |
| npm | npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code |
これで、Claude Code本体は消えます。それでも claude が動いてしまう場合は、別の方法で入れたものが残っています。which -a claude で場所を確かめて、そのものを消してください。古い版のClaude Codeが作った、シェルの設定ファイル内の claude の別名(エイリアス)が残っている場合もあります。
設定や会話の履歴も消す
上の手順では、設定や会話の履歴は残ります。これらも消したいときは、次のコマンドを実行します。
rm -rf ~/.claude
rm ~/.claude.json
消すと元に戻せない
この操作で、設定、許可したツール、MCPサーバーの設定、会話の履歴がすべて消えます。また、VS Codeの拡張機能、JetBrainsのプラグイン、デスクトップアプリも同じ ~/.claude フォルダを使うため、これらが残っていると、次に起動したときにフォルダが作り直されます。完全に消したい場合は、先にそれらをアンインストールしてください。
プロジェクトごとの設定を消すときは、そのプロジェクトのフォルダで、.claude フォルダと .mcp.json を削除します。
よくある質問
Homebrewは必要ですか?
必要ありません。ターミナルに1行貼り付けるインストーラーで入れられます。Homebrewを使っていて、ソフトをそこでまとめて管理したい場合の選択肢です。
Node.jsは必要ですか?
インストーラーやHomebrewで入れる場合は、必要ありません。Node.jsが必要なのは、npmで入れる場合(Node.js 22以降)だけです。デスクトップアプリも、Node.jsやコマンドラインのClaude Codeを別に入れる必要はないと案内されています。
Intel MacでもApple SiliconのMacでも使えますか?
どちらでも使えます。公式の動作環境は「x64またはARM64」で、インストーラーが自動で合う方を選びます。デスクトップアプリも、両方に対応したユニバーサルビルドです。
管理者のパスワードは必要ですか?
ターミナルのインストーラーでは、公式の手順に管理者のパスワードを入力する場面はありません。インストール先は、自分のユーザーフォルダの中です。ただし、書き込み権限の問題が起きた場合の対処として、公式のトラブルシューティングでは sudo を使う手順が案内されています。
Gitは入れる必要がありますか?
公式の動作環境に、Gitは含まれていません。インストール自体には要りません。コミットなど、Gitでの作業をClaudeに頼みたいときに使われる道具です。
無料のアカウントでも使えますか?
使えません。公式ドキュメントでは、無料のclaude.aiプランにはClaude Codeが含まれないとされています。Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれか、またはClaude Consoleのアカウントが必要です。
インストールにはどのくらい時間がかかりますか?
所要時間やダウンロードの容量は、公式ドキュメントに記載がありません。ただし、インストール中は進み具合が表示されないと案内されています。画面が止まって見えても、閉じずにしばらく待ってください。
会社のMacに入れても大丈夫ですか?
情報システム部門のルールによります。ソフトの追加が制限されている場合や、通信が制限されている場合は、先に担当者に相談してください。この記事の「会社のネットワークで止まるとき」の表が、相談の材料になります。
ターミナルを使わずに、Claude Codeを使えますか?
使えます。Claudeのデスクトップアプリ(Mac版)の「Code」タブから、画面の操作でClaude Codeを使えます。有料プランが必要です。
VS Codeの拡張機能を入れれば、claudeコマンドも使えますか?
使えません。公式ドキュメントによると、VS Codeの拡張機能は、自分専用のClaude Codeをその中に持っており、PATHには追加しません。ターミナルで claude を使いたい場合は、この記事の方法でインストールする必要があります。
インストールしたのに、バージョンが古いままです。
新しいウィンドウを開いて claude --version を実行してください。古いウィンドウでは、インストール前のPATHの状態が残っています。それでも古い場合は、which -a claude で、複数の方法で入れていないかを確かめます。Homebrewの claude-code は安定版のため、最新版より1週間ほど遅れる仕様です。
アカウントを切り替えるには?
Claude Codeの中で /logout でログアウトして、もう一度 claude を起動し、別のアカウントでサインインします。仕事用と個人用を同時に使い分けたい場合は、環境変数 CLAUDE_CONFIG_DIR でアカウントごとに設定フォルダを分ける方法があります。
まとめ
この記事のまとめ
- Macには、ターミナルに
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bashを貼り付けるだけで入れられる。Node.jsもHomebrewも要らない - 動作環境はmacOS 13.0以降。Intel MacとApple Siliconの両方が対象で、使うにはPro・Max・Team・EnterpriseかConsoleのアカウントが必要
- Homebrewには、安定版の
claude-codeと最新版のclaude-code@latestがある。どちらも自動更新されず、brew upgradeが要る - 入れたあとは
claudeを起動してブラウザでログインし、claude --versionとclaude doctorで確かめる - エラーは「command not found: claude」が多い。
~/.local/binをPATHに足し、新しいウィンドウを開く。zshは~/.zshrc、Bashは~/.bash_profile - ターミナルを使いたくなければ、デスクトップアプリの「Code」タブでも使える。会社のネットワークで止まる場合は、プロキシや証明書の設定を情報システム部門に確認する
Claude CodeのMacへのインストールは、手順としては1行のコマンドで済みますが、会社のMacでは、ネットワークの制限やセキュリティ対策のソフトで止まるなど、環境に固有の事情が出やすいところです。
INTERCREATE JAPANでは、Claude CodeやCodexの導入について、社内の環境に合わせた入れ方の整理から、使い方のルールづくりまでをお手伝いしています。社内で何人かに使ってもらう段階でつまずいている場合も、お気軽にご相談ください。
参考・出典
INTERCREATE JAPAN