Claude Code

Claude CodeをGUIで使う|デスクトップ・VS Code・Web版の選び方

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • ターミナルを使わずにClaude Codeを使える3つの方法と、それぞれの違い
  • 手元のファイルを使うか、クラウドで動かすかという一番の分かれ目
  • デスクトップ版・VS Code拡張・Web版の入れ方と、最初の1回の流れ
  • 画面ごとの権限モードと、変更の確認のしかたの違い
  • 使えるプランと料金、使用量の考え方
  • 場面別の選び方と、画面を行き来する方法、会社で使うときの決めごと
目次
  1. GUIで使える3つの方法
  2. どれも中身は同じClaude Code
  3. ターミナルが要らないわけではない場面
  4. JetBrainsのIDEは少し事情が違う
  5. 使うには有料プランが必要
  6. 3つの違いを比べる
  7. 変更の確認のしかた
  8. 画面ごとの権限モード
  9. デスクトップ版の使い方
  10. できること
  11. 入れ方と最初の1回
  12. 環境の選択肢
  13. 最初に頼んでみること
  14. 向いている場面
  15. 使うときの注意
  16. VS Code拡張の使い方
  17. 必要なもの
  18. 入れ方と最初の1回
  19. プロンプト欄でできること
  20. 変更を戻す(チェックポイント)
  21. 複数の会話と履歴
  22. ターミナル版との違い
  23. 使うときの注意
  24. Web版の使い方
  25. 始める前に必要なもの
  26. 最初の1回の流れ
  27. 結果の確認とプルリクエスト
  28. 依頼の書き方のコツ
  29. Web版が向いている場面
  30. スマホから使う
  31. 料金と使えるプラン
  32. 使用量を確かめる方法
  33. どのプランから始めるか
  34. 場面別の選び方
  35. 画面を行き来する方法
  36. 組み合わせて使う例
  37. 迷ったときの始め方
  38. 会社で使うときに決めておくこと
  39. よくある質問
  40. まとめ

「Claude Codeはターミナル(黒い画面に文字を打ち込む道具)で使うものらしい。自分には難しそうで、手を出せずにいる」と感じている方は多いのではないでしょうか。

実は、Claude Codeはターミナルを開かなくても、ふつうのアプリやブラウザの画面から使えます。公式のドキュメントでは、Claude Codeは「ターミナル・IDE拡張・デスクトップアプリ・Web」の複数の場所で動き、どの場所も同じ仕組み(エンジン)につながっていると説明されています。ターミナルを使いたくない人向けの入口も、公式に用意されています。

ただし、画面から使える方法は1つではありません。デスクトップアプリの「Codeタブ」、VS Code(コードを書くためのエディタ)の拡張機能、ブラウザで開くWeb版の3つがあり、どれを選ぶかで、使えるファイルの場所や、パソコンを閉じたあとの動きが変わります。この記事では、3つの違いを比べたうえで、それぞれの入れ方と使い方、料金、場面別の選び方、画面を行き来する方法までを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式ドキュメントをもとにしています。画面の文言や提供状況は変わることがあるので、使う前に公式ページもあわせて確認してください。

GUIで使える3つの方法

ノートPCのアプリ画面を見ながら、AIに作業を頼もうとしている会社員

GUI(ジーユーアイ)は、ボタンやメニュー、色つきの表示などで操作する「画面で使う形」のことです。反対に、文字だけで操作する形をCUIやCLI(コマンドライン)と呼びます。Claude Codeを画面で使うときは、次の3つが選べます。

方法どこで動くか入口画面の特徴
デスクトップ版(Codeタブ)自分のパソコン(クラウドも選べる)Claudeのデスクトップアプリ変更箇所の色つき表示、複数作業の並行、アプリ内のプレビュー
VS Code拡張自分のパソコンVS Codeの中のClaude Codeパネルエディタの中で、開いているファイルを見ながら頼める
Web版クラウド(Anthropicが管理する仮想マシン)ブラウザで claude.ai/code を開く何も入れずに始められ、閉じても作業が続く

公式の比較ページでは、デスクトップ版は「視覚的な確認、並行作業、導入しやすさ」、VS Code拡張は「ターミナルに切り替えずにVS Codeの中で作業する」、Web版は「あまり手を入れなくてよい長い作業や、オフラインでも続けたい作業」に向いていると整理されています。

どれも中身は同じClaude Code

公式ドキュメントでは、Claude Codeはどの場所でも同じ仕組みで動き、場所ごとに得意な使い方が違うと説明されています。画面が違うだけで、Claudeがファイルを読み、必要な変更をして、結果を返すという動きは共通です。

パソコン上で動く画面(デスクトップ版・VS Code拡張・ターミナル版)の間では、設定、プロジェクトごとの指示書(CLAUDE.md)、外部ツールとの接続(MCP)が共有されます。たとえば、デスクトップ版で整えたCLAUDE.mdは、あとからVS Code拡張で開いても同じように読み込まれます。

ターミナルが要らないわけではない場面

画面で使う方法は便利ですが、ターミナル版にしかない機能もあります。公式の比較では、次のようなものはターミナル版(CLI)だけです。

  • プログラムから呼び出して自動で動かす使い方(--printやAgent SDK)
  • 権限モードのdontAsk

このほか、Amazon BedrockやMicrosoft Foundryなど、ほかの会社のAI基盤につなぐ使い方は、公式の比較ページでターミナル版かIDE拡張を使うよう案内されています。

夜間に自動でスクリプトを動かすような使い方を考えていなければ、ふだんの業務で困ることは多くありません。まずは画面で始め、必要になったらターミナル版を足す、という順番で問題ありません。

JetBrainsのIDEは少し事情が違う

IntelliJ IDEAやPyCharmなどのJetBrains製エディタ向けにも、Claude Codeのプラグインがあります。ただし公式ドキュメントによると、このプラグインはIDEの中のターミナルでclaudeコマンドを動かし、それに接続する仕組みです。Claude Code本体のCLIを別に入れる必要があり、チャット画面そのものが用意されるVS Code拡張とは性質が異なります。この記事の「ターミナルを使わずに」という趣旨からは外れるため、詳しくは扱いません。

使うには有料プランが必要

3つの方法のどれも、Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)が前提です。デスクトップ版の公式クイックスタートには「Claude CodeにはPro、Max、Team、Enterpriseのサブスクリプションが必要」と書かれています。料金の詳細は、あとの「料金と使えるプラン」で説明します。

アプリの3つのタブについて

公式ドキュメントでは、Claudeのデスクトップアプリには「Chat(会話)」「Cowork(仕事を任せる)」「Code(プログラムを扱う)」の3つのタブがあると説明されています。Coworkはチャットとの統合が進んでおり、お使いのアプリの表示は異なる場合があります。この記事で扱うのは、そのうちの「Code」タブです。

3つの違いを比べる

3枚の比較カードを並べて見比べる会社員と、横で説明する同僚

3つの方法を選ぶときに、一番大きな分かれ目になるのは「Claudeに触らせたいファイルが、どこにあるか」です。自分のパソコンの中にあるのか、GitHub(ソースコードを預けておくWebサービス)の中にあるのかで、選べる方法が変わります。

デスクトップ版VS Code拡張Web版
コードが動く場所自分のパソコン(Cloudを選べばクラウド)自分のパソコンクラウド
パソコンの中のファイル直接読み書きできる(Local選択時)直接読み書きできる使えない。GitHubのリポジトリを新しく取得する
インストールアプリを入れる(Node.jsは不要)VS Codeと拡張機能が必要不要(ブラウザだけ)
GitHubの連携なくても使えるなくても使える必要(ローカルのリポジトリを送る方法はある)
パソコンを閉じたあとLocalの作業は止まる止まる作業は続く
自分の設定(CLAUDE.mdなど)使える使えるリポジトリの中の分だけ
ログインに使うアカウントClaudeの有料プラン有料プラン、またはClaude Consoleのアカウントclaude.aiのアカウント(有料プラン)

公式の比較表でも、クラウドのセッションは「自分のローカルの設定を使うか」が「いいえ、リポジトリの分だけ」、ローカルのセッションは「はい」とされています。Web版は、手元のパソコンの環境に依存しない代わりに、手元の設定やツールは持ち込めません。

変更の確認のしかた

Claudeが直した内容を、どこでどう確かめるかも違います。

方法変更の見え方コメントの付け方
デスクトップ版「+12 -1」のような表示をクリックすると、左にファイル一覧、右に変更箇所が出る気になる行にコメントを書き、まとめて送る
VS Code拡張VS Codeの比較表示で、元の内容と変更後の内容を並べて開く変更ごとの「Accept this change」「Reject this change」で、1つずつ受け入れるか戻す(Claude Code v2.1.275以降の機能)
Web版セッションごとの「+42 -18」のような表示から、差分の画面を開く行を選んでコメントを書くと、次のメッセージと一緒に送られる。画面から「Create PR」でプルリクエストを作れる

どれも「Claudeに任せっぱなしにせず、人が変更を確かめる」ための仕組みです。画面で使うメリットの1つは、この確認が文字の羅列ではなく、色つきの差分として見られる点にあります。

画面ごとの権限モード

権限モードは、Claudeがファイルの変更やコマンドの実行を、どこまで確認なしに進めるかを決める設定です。選べるモードは画面によって違います。

モード動き方デスクトップ版VS Code拡張Web版
Manual編集やコマンドの前に確認を求める○○なし
Accept edits(Edit automatically)ファイルの編集は確認なしで進める○○○
Plan変更せずに、進め方の計画だけを示す○○○
Auto裏側のチェック機能が、依頼に沿っているかを確認しながら進める○(条件あり)○(条件あり)○(条件あり)
Bypass permissions確認なしで進める設定で有効にしたときだけ設定で有効にしたときだけなし

Web版では、ManualとBypass permissionsは選べず、公式のクイックスタートでは「Accept edits」「Plan」「Auto」の3つが案内されています。Autoは、組織の設定や使うモデルが条件を満たしたときにだけ表示されます。

最初の権限モードは画面で確かめる

公式ドキュメントによると、VS Code拡張では、新しいバージョン(v2.1.283以降)でAutoが最初のモードになります。初期値は設定で変えられます。AutoやEdit automaticallyのモードでは、作業フォルダのほとんどのファイルが、確認なしに編集されます。使い始めるときは、入力欄の下に表示されているモード名を見て、慎重に進めたいときはManualかPlanに切り替えてください。

デスクトップ版の使い方

ノートPCのデスクトップアプリでフォルダを選び、依頼を入力する会社員

デスクトップ版は、Claudeのデスクトップアプリ(Mac・Windows)に入っている「Codeタブ」を使う方法です。公式ドキュメントでは、アプリにClaude Codeが含まれているため、Node.jsやターミナル版を別に入れる必要はないとされています。3つの中では、最も「ふつうのアプリ」に近い使い心地です。

できること

  • パソコンの中のフォルダを選び、そのファイルを直接読み書きする
  • 変更した箇所を、ファイルごとの色つきの差分で確認し、行ごとにコメントして直してもらう
  • 作っているWebサイトやアプリを、アプリ内のブラウザ(Browserペイン)で開き、表示を確かめながら進める
  • 複数の作業を、別々のセッションで同時に進める
  • 決まった時間に、決まった作業を自動で始める(スケジュール実行)
  • 長い作業を、パソコンを閉じても続くクラウドで動かす

公式の説明では、Codeタブは「パソコンの中のファイルに直接触れられる、対話型のコーディングアシスタント」です。権限モードの設定によって、Claudeが変更を提案するたびに承認する使い方も、変更後にまとめて確認する使い方も選べます。

入れ方と最初の1回

アプリを入れてから、最初の依頼を送って結果を確認するまでの流れです。

  1. アプリをダウンロードする公式サイト(claude.com/download)から、お使いのOS用のインストーラーを入手します。Macは、IntelとApple Siliconの両方に対応した1つのインストーラーです。Windowsは通常のパソコン用(x64)のほかに、ARM64向けのインストーラーも用意されています。
  2. インストールしてサインインするインストーラーを実行し、Claudeを起動して、Anthropicのアカウントでサインインします。
  3. 「Code」タブを開く画面上部の中央にある「Code」をクリックします。有料プランへの切り替えを求められたら、契約を済ませます。ブラウザでのサインインを求められたら、完了してからアプリを再起動します。
  4. 環境とフォルダを選ぶ「Local」(このパソコンで動かす)を選び、「Select folder」から作業するフォルダを指定します。
  5. モデルを選ぶ送信ボタンの隣のプルダウンから、使うモデルを選びます。あとから変更できます。
  6. 依頼を書いて送る日本語で、やってほしいことを書いて送信します。
  7. 変更を確認する権限モードによって、承認を求められたり、変更後に「+12 -1」のような表示が出たりします。内容を見て、受け入れるか、直してもらいます。

最初のフォルダは、小さくて内容を知っているものを

公式のクイックスタートでも、小さなプロジェクトで、自分がよく知っているものから始めることがすすめられています。コピーを取ったフォルダや、小さなWebサイトのフォルダで試すと、Claudeの動き方がつかめます。

環境の選択肢

手順4で選ぶ「環境」には、次のような種類があります。公式ドキュメントの内容を整理しました。

環境どこで動くかファイルの扱い
Local自分のパソコンパソコンの中のファイルを直接読み書きする
CloudAnthropicが管理するクラウドアプリを閉じても作業が続く。パソコンの中のファイルは使えない
SSH自分で接続する別のコンピューター(サーバーなど)接続先のファイルを扱う。Browserペインの機能は使えない
WSL(Windows)パソコン内のWSL 2(Linuxの環境)Linux側のファイルと道具を使う。@でのファイル指定とプラグインは使えない

最初は「Local」だけ覚えておけば十分です。SSHやWSLは、サーバーの中のファイルや、WSLの中に置いたプロジェクトを扱いたくなったときに検討します。

最初に頼んでみること

公式のクイックスタートでは、最初の依頼として「TODOコメントを見つけて直して」「メイン関数のテストを追加して」「このコードベース用のCLAUDE.mdを作って」といった例が挙げられています。プログラムを書かない方は、次のような「読むだけ」の依頼から始めると、ファイルが変わる心配がありません。

  • 「このフォルダに何が入っているか、初めて見る人向けに説明して」
  • 「このWebサイトのトップページの構成を、見出しの一覧で教えて」
  • 「このフォルダの使い方を、README.mdにまとめて」(新しいファイルを作る依頼)

慣れてきたら、「会社の住所の表記を、全ページで新しいものに差し替えて」のように、複数のファイルにまたがる修正を頼めます。変更後に出る差分の表示で、どのファイルのどこが変わったかを確かめながら進めます。

向いている場面

こんな場面向いているか理由
パソコンの中のホームページのファイルを、文言だけ直したい向いているフォルダを選んで頼むだけで始められ、変更箇所を確かめられる
複数の案件を並行して進めたい向いているセッションごとに作業を分けられ、サイドバーで切り替えられる
作った画面をその場で確認したい向いているアプリ内のブラウザで、動いている画面を見ながら進められる
毎朝、同じ確認作業を自動で動かしたい条件つきで向いているローカルのスケジュールは、アプリが起動していて、パソコンがスリープしていない間だけ動く
夜間にスクリプトで自動実行したいターミナル版が向いているデスクトップ版には、プログラムから呼び出す手段がない

使うときの注意

  • Windowsでは、作業用コピー(worktree)を使うセッションにGitが必要です。公式ドキュメントによると、古い版のアプリは、使わない場合でもGitを求めることがあるため、更新してください
  • Cloudを選んだセッションは、パソコンの中のファイルを使えません。手元のファイルを直したいときは「Local」を選びます
  • 会社のパソコンでは、IT担当者がClaude Codeの機能を管理している場合があります。「Codeタブが出ない」ときは、まず社内の担当者に確認してください

デスクトップ版の入れ方や便利な機能は、「Claude Code Desktopとは」の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたいClaude Code Desktopとは?入れ方・使い方・ターミナル版との違いClaude Code Desktopは、Claudeのデスクトップアプリの「Code」タブで使う、画面付きのClaude Codeです。できること、使えるプランと料金、インストール、基本の使い方、並行作業やスケジュール実行などの便利な機能、ターミナル版との違い、困ったときの対処までまとめました。

VS Code拡張の使い方

VS Codeの右側にClaudeのパネルを開き、コードを選択して質問する担当者

VS Codeは、Microsoftが提供している、文章やコードを編集するためのエディタです。このエディタにClaude Codeの拡張機能を入れると、エディタの右側などにチャットのパネルが現れ、開いているファイルを見ながらClaudeに頼めます。公式ドキュメントでは、この拡張機能が「VS Code内でClaude Codeを使うための推奨の方法」と案内されています。

すでにHTMLや設定ファイルをVS Codeで編集している方、これからエディタを使い始める方に向いています。エディタとClaudeの画面が1つにまとまるので、ファイルを見る・直してもらう・自分でも手直しする、という流れが切り替えなしで進みます。

必要なもの

項目内容
VS Codeバージョン1.94.0以降
アカウントClaudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)、またはClaude Consoleのアカウント。APIキーは不要
Claude Code本体拡張機能に同梱されているため、チャットのパネルだけなら別の導入は不要
ターミナル版VS Codeのターミナルでclaudeと打つ使い方をするなら、別に入れる必要がある

公式ドキュメントには、拡張機能は自分専用のClaude Codeを同梱しているが、claudeコマンドをターミナルから使えるようにはしない、と書かれています。パネルで使うだけなら、ターミナル版の導入は要りません。

入れ方と最初の1回

  1. 拡張機能を入れるVS Codeで拡張機能の画面(WindowsはCtrl+Shift+X、MacはCmd+Shift+X)を開き、「Claude Code」で検索して「Install」を押します。入らない場合は、VS Codeを再起動するか、コマンドパレットから「Developer: Reload Window」を実行します。
  2. パネルを開くエディタ右上のツールバーにあるスパーク(火花)のアイコンを押します。ファイルを開いていないときは、画面右下の「✻ Claude Code」でも開けます。コマンドパレットで「Claude Code」と入力し、「Open in New Tab」を選ぶ方法もあります。
  3. サインインする初回は「Sign in」を押し、ブラウザで認証を完了します。
  4. 依頼を送るパネルの入力欄に、日本語でやってほしいことを書きます。ファイルの一部を選択すると、Claudeがその範囲を自動で見ます。
  5. 変更を確認するManualモードでは、Claudeがファイルを編集する前に、元と変更後を並べた画面が出て、受け入れるか、断るかを選べます。

サインインのあとには「Learn Claude Code」というチェックリストが表示されます。「Show me」を押しながら進めると、基本的な操作を一通り試せます。

プロンプト欄でできること

入力欄の周りには、次のような機能があります。公式ドキュメントに載っているものを、仕事で使いやすい順に紹介します。

機能使い方役立つ場面
選択範囲を渡すエディタで文字を選ぶだけ。Alt+K(MacはOption+K)で、ファイル名と行番号の参照(@app.ts#5-10のような形)を入力欄に入れられる「この段落を丁寧な言い方に変えて」など
@でファイルを指定する@に続けてファイル名やフォルダ名を入力し、候補から選ぶ(部分的な名前でも探せる)「@お知らせ.html の日付を直して」など
画像・ファイルを添付する画像は入力欄に貼り付ける。ファイルはShiftを押しながらドラッグして入れる画面のスクリーンショットを見せたいとき
権限モードを切り替える入力欄の下のモード表示をクリックする慎重に進めたいときはManualやPlanへ
モデルを切り替える入力欄の下のモデル名をクリックする途中で別のモデルを試したいとき
コマンドメニュー/を入力すると、使えるコマンドやスキル、MCPサーバーの管理などが出る設定や拡張を画面から確認したいとき
改行Shift+Enterで、送信せずに改行する長い依頼を書くとき

Planモードでは、Claudeが変更の計画をMarkdownの文書として開き、そこに直接コメントを書いて、実行前に方向を直せます。/planと入力しても、このモードに切り替わります。

変更を戻す(チェックポイント)

VS Code拡張には、Claudeが行ったファイルの編集を記録し、前の状態に戻せる「チェックポイント」があります。メッセージの上にカーソルを合わせると巻き戻しのボタンが出て、次の3つから選べます。

選択肢内容
Fork conversation from hereそのメッセージから会話を枝分かれさせる。変更されたファイルはそのまま
Rewind code to hereファイルの変更を、その時点まで戻す。会話の履歴は残る
Fork conversation and rewind code会話を枝分かれさせ、ファイルもその時点に戻す

「試しにやってもらったが、やはり元に戻したい」という場面で役立ちます。ただし、チェックポイントで戻せる範囲には制限があるため、大事なファイルは、Gitや別のフォルダにコピーを取ってから作業するのが安心です。

複数の会話と履歴

コマンドパレットの「Open in New Tab」または「Open in New Window」で、会話を増やせます。会話ごとに履歴と文脈が独立しているため、別々の作業を並行して進められます。タブのスパークのアイコンに小さな点が付き、青は「許可の確認待ち」、オレンジは「タブを閉じている間に作業が終わった」ことを示します。

過去の会話は、パネル上部の「Session history」から、キーワードや時期で探して再開できます。Claude.aiのアカウントでサインインしている場合、Web版で始めた作業を、ここから手元で続けることもできます(手元には会話のコピーが取得され、変更はWeb版には戻りません)。

ターミナル版との違い

機能ターミナル版(CLI)VS Code拡張
コマンドとスキルすべて一部(/で表示されるもの)
MCP(外部ツールとの接続)使える使える(/mcpで追加・管理)
チェックポイント使える使える
!でのBashショートカット使える使えない
Tabキーでの補完使える使えない

拡張機能とターミナル版は、会話の履歴を共有します。拡張機能で始めた会話を、ターミナルでclaude --resumeを実行して続けることもできます。

使うときの注意

  • 選択した文字と、開いているファイルの名前は、Claudeに渡ります。公式ドキュメントによると、開いているファイルは、選択がなくても名前が渡されます。.envのような機密ファイルは、Readの拒否ルールで渡さない設定ができます
  • 自動で編集する設定では、VS Codeの設定ファイルも書き換えられます。公式ドキュメントは、settings.jsonやtasks.jsonのように、VS Codeが自動で実行することがあるファイルを、Claudeが変更できると注意しています。信頼できないフォルダでは、VS Codeの制限モード(Restricted Mode)とManualモードを使います
  • パネルが表示されないときは、VS Codeの再起動か、「Developer: Reload Window」を試します
  • Cursorなど、VS Codeをもとにしたほかのエディタにも入れられます。入れられない場合は、ターミナル版を入れて、そのエディタのターミナルでclaudeを実行する方法があります

VS Code拡張のくわしい使い方は、「Claude CodeをVS Codeで使う方法」の記事でまとめています。

あわせて読みたいClaude CodeをVS Codeで使う方法|拡張機能のインストール・使い方・設定Claude CodeはVS Codeの拡張機能として使えます。必要なもの、インストールとログインの手順、ファイルの指定や変更の確認などの基本の使い方、計画モードやチェックポイントなどの便利な機能、ショートカット、うまく動かないときの対処までをまとめました。

Web版の使い方

ブラウザでClaude Codeの作業一覧を開き、完了した作業の差分を確認する担当者

Web版は、ブラウザでclaude.ai/codeを開いて使う方法です。公式ドキュメントでは「クラウドセッション」と呼ばれています。Claudeの作業は、パソコンではなく、Anthropicが管理するクラウド上の仮想マシンで進み、ブラウザやパソコンを閉じても、作業は続きます。

パソコンに何も入れずに始められる反面、パソコンの中のファイルは使えません。Claudeは毎回、GitHubのリポジトリ(ソースコードを預けた場所)を新しく取得して作業し、結果を「ブランチ」(元のファイルとは別の作業用の枝)に反映します。

始める前に必要なもの

項目内容
プランPro・Max・Teamのいずれか。Enterpriseは、プレミアムシートまたは「Chat + Claude Code」のシートの方
アカウントclaude.aiのアカウント(Anthropic Consoleのアカウントやサードパーティのプロバイダ経由では使えない)
GitHubGitHubのリポジトリが前提。連携の設定が必要
Claude GitHub App非公開(プライベート)のリポジトリで使うには、そのリポジトリにインストールが必要

TeamとEnterpriseでは、組織の「Owner」が、先に管理画面でGitHubのコネクタを有効にしておく必要があります。有効になっていないと、画面に「GitHub access is required for Claude Code cloud sessions」と表示されます。

最初の1回の流れ

  1. claude.ai/codeを開くclaude.aiのアカウントでサインインします。
  2. GitHubと連携する「Sign in with GitHub」の案内に従い、GitHubの認可画面で許可します。非公開のリポジトリを使う場合は、Claude GitHub Appを、そのリポジトリのあるアカウントや組織にインストールします。
  3. 環境を確認するProとMaxでは、「Default」という環境が自動で作られます。Teamなどでは「Create your first cloud environment」の画面が出るので、初期値のまま「Create & finish」を押します。
  4. リポジトリとブランチを選ぶ入力欄の下で、作業するリポジトリを選びます。複数のリポジトリを追加することもできます。
  5. 権限モードを選ぶAuto・Accept edits・Planの中から選びます。
  6. 依頼を書いて送るファイル名や、期待する動きを具体的に書きます。エラーの文面があれば貼り付けます。
  7. 結果を確認する作業が終わると、差分の表示が出ます。内容を確かめて、必要なら修正を頼み、「Create PR」でプルリクエスト(変更を取り込んでもらう依頼)を作ります。

1つの依頼ごとに、独立したセッションとブランチが作られます。1つが終わるのを待たずに、次の依頼を出せます。

結果の確認とプルリクエスト

作業が終わると、「+42 -18」のように、追加と削除の行数が表示されます。クリックすると、左にファイル一覧、右に変更箇所が出ます。行を選んでコメントを書くと、次のメッセージと一緒にClaudeに届き、「ここは直さないで」といった指示を、場所つきで伝えられます。

変更に納得したら、画面上部の「Create PR」から、通常のプルリクエスト、ドラフト、またはGitHubの作成画面への移動を選べます。PRを作ったあとも、同じ会話が続くので、CIの失敗やレビューのコメントを貼り付けて、直してもらえます。GitHubの変更を見張らせて、失敗やコメントに自動で対応させる「Auto-fix」を使うには、Claude GitHub Appのインストールが必要です。

依頼の書き方のコツ

Web版は、作業の途中で細かく口を出さずに、任せて待つ使い方が中心です。そのため、最初の依頼の書き方が結果を左右します。公式のクイックスタートでは、次の点が挙げられています。

  • ファイルや関数の名前を書く:「テストを直して」より、「tests/test_auth.pyの失敗しているテストを直して」のほうがよい
  • エラーの出力があれば貼り付ける
  • 症状だけでなく、期待する動きを書く

たとえば「お問い合わせページの送信ボタンを押しても、完了メッセージが出ない。送信後に『送信しました』と表示されるようにしてほしい」のように、現状と望む結果の両方を書くと、Claudeが作業の範囲を判断しやすくなります。

Web版が向いている場面

こんな場面向いているか理由
内容がはっきりした作業を任せて、あとで確認したい向いている閉じても作業が続き、終わったら差分を確かめるだけで済む
手元にないリポジトリを調べたい向いている毎回新しく取得するため、パソコンに置いておく必要がない
複数の独立した作業を同時に進めたい向いている作業ごとに別のセッションとブランチになる
パソコンの中の資料やフォルダを使いたい向いていないクラウドの仮想マシンから、パソコンの中は見えない
自分のパソコンの設定やツールが必要向いていないリポジトリの中の設定しか使えない
GitHubを使っていない向いていないクローンとPRの作成にGitHubが必要(GitLabなどは、ローカルのリポジトリを送る方法はあるが、結果を戻せない)

スマホから使う

Claudeのスマホアプリ(iOS・Android)の「Code」タブからも、Web版と同じクラウドのセッションを開始・確認できます。公式ドキュメントでは、スマホアプリは、Claude Codeが動く場所ではなく、クラウドのセッションや、自分のパソコンで動いているセッションを操作するための窓口と説明されています。外出中に作業の結果を確かめたり、短い指示を出したりする使い方に向いています。

制限が適用される組織があります

公式ドキュメントによると、Zero Data Retention(データを保持しない契約)が有効な組織や、HIPAA向けの設定をしている組織、お客様管理の暗号鍵(CMEK)を使う組織では、クラウドセッションは使えません。会社のアカウントで「Claude Codeが使えない」と表示されたら、管理者に確認してください。

Web版の詳しい使い方は、「Claude Code on the webとは」の記事で解説しています。

あわせて読みたいClaude Code on the webとは?使い方・料金・環境設定を解説Claude Code on the web(クラウドセッション)は、ブラウザやスマホから、クラウド上でClaude Codeに作業を任せる機能です。仕組み、使えるプランと料金、GitHubとの接続、始め方、ターミナルとの行き来、環境の設定、安全面の注意までを2026年10月時点の公式情報でまとめました。

料金と使えるプラン

料金プランのカードを見比べながら、担当者と上司が相談している

どの画面で使うかにかかわらず、Claude Codeを使う費用は、Claudeのプランの料金です。Web版も、公式のドキュメントでは「クラウドの仮想マシンに、別の料金はかからない」と説明されています。2026年10月時点の公式の料金ページに載っている価格は次のとおりです(米ドル表示)。

プランClaude Code料金向いている使い方
Free使えない0ドルチャットを試す
Pro使える月20ドル(年払いなら月17ドル相当)まず個人で試したい
Max使える月100ドルから毎日のように長い作業を任せたい
Team使える標準席が月25ドル(年払いなら月20ドル)、プレミアム席が月125ドル(年払いなら月100ドル)部署・会社で使い、管理機能がほしい
Enterprise使える席の料金(月20ドル、20席から)に、利用量に応じた従量課金SSOや監査などが必要な大きな組織

プランの内容や価格は、Anthropicの判断で変わることがあります。契約の前に、公式の料金ページで最新の内容を確認してください。

使用量の上限は、画面をまたいで共有されます

公式ドキュメントでは、クラウドのセッションの使用量は「Claudeとほかの使用と合わせて、プランの上限に数えられる」と説明されています。デスクトップ版・VS Code拡張・Web版のどれで使っても、同じプランの上限を消費します。Web版で複数の作業を同時に走らせると、そのぶん早く上限に近づくため、まずは1〜2件から始めてください。

使用量を確かめる方法

VS Code拡張では、入力欄に/usageと入力すると、アカウントと使用量のダイアログが開きます。claude.aiのプランでは、現在のセッションや週の上限に対する使用量のバーが表示されます。デスクトップ版では、モデルを選ぶ欄の隣にある「使用量のリング」から、コンテキストの使用状況とプランの使用量を確認できます。

ここで言う「コンテキスト」は、Claudeが一度に覚えておける量のことです。会話が長くなってコンテキストがいっぱいになると、Claudeは自動で会話を要約して続けます。早めに整理したいときは/compactと入力します。

どのプランから始めるか

こんな使い方ならおすすめ考え方
まず1人で、画面で試してみたいPro月20ドルで、3つの画面すべてを試せる。上限に当たったら、その日は待つか、頼み方を小さくする
毎日のように作業を頼み、待ち時間が仕事の遅れになるMax上限で止まるたびに作業が中断するなら、余裕のあるプランのほうが結果的に効率がよい
部署の数人で使い、設定をそろえたいTeam管理者がメンバーと利用範囲を管理できる
全社で使い、SSOや操作の記録も必要Enterprise管理設定の配布や、利用状況の把握などの機能を使う

会社の仕事で使う場合、社員が個人でProを契約して業務のファイルを扱うと、情報の管理が難しくなります。数人で試す段階から、TeamやEnterpriseにしておくと、あとで広げるときにも設定を引き継げます。

場面別の選び方

付せんを分かれ道に並べて、使う方法を決めている会社員

ここまでの内容を、場面別にまとめます。「迷ったらこれ」の目安として使ってください。

こんな場面おすすめ理由
ターミナルに慣れていない。まず画面で試したいデスクトップ版アプリを入れるだけで始められ、変更を目で確認できる
パソコンの中のホームページや資料のフォルダを直したいデスクトップ版Localを選べば、フォルダを直接読み書きできる
すでにVS Codeで編集しているVS Code拡張エディタの中で、開いているファイルを見ながら頼める
選択した範囲だけ、細かく直してもらいたいVS Code拡張選択した行がそのまま依頼の材料になる
GitHubで管理しているサイトの変更を、任せて待ちたいWeb版閉じても続き、終わったらPRで確認できる
出先から、作業の様子を確かめたいWeb版(スマホアプリ)どの端末からでも、同じセッションを開ける
パソコンのスリープや電源に左右されたくないWeb版作業がクラウドで動く
夜間にスクリプトで自動実行したいターミナル版画面版にはプログラムから呼び出す手段がない

画面を行き来する方法

1つに決める必要はありません。公式のドキュメントには、作業を別の画面に移す方法がいくつか載っています。

やりたいこと方法
ターミナルで始めた作業を、デスクトップ版で続けるターミナルで/desktopを実行する(MacとWindows x64、Claudeのサブスクリプションでログインしているとき)
ターミナルで始めた作業を、デスクトップ版の入力欄から再開するデスクトップ版の入力欄で/resumeと入力し、ターミナルで始めた会話を選ぶ
デスクトップ版のLocalの作業を、クラウドで続ける「Open in」メニューから「Cloud」を選ぶ(SSHとWSLのセッションは対象外)
Web版で始めた作業を、VS Codeで続ける「Session history」を開き、「Web」タブから選ぶ(会話のコピーが手元に取得される)
Web版で始めた作業を、ターミナルで続けるclaude --teleportを実行する(ターミナル版が必要)

公式ドキュメントでは、ターミナル版からWeb版(クラウド)へは、既存のセッションを移す方法はなく、claude --cloudで新しいセッションを作る形と説明されています。逆に、デスクトップ版は、Localのセッションをクラウドに送れます。

組み合わせて使う例

3つの方法は、1つの案件の中で組み合わせて使うこともできます。たとえば、次のような流れです。

工程使う画面やること
下調べデスクトップ版(Plan)手元のサイトのフォルダを読ませ、直す場所と進め方の計画だけを出してもらう
細かい修正VS Code拡張文面を選択して、「この段落を丁寧な言い方に」と頼む
定型の更新Web版GitHubに上げたサイトを対象に、「全ページのフッターの年を更新して」と任せ、完了後にPRで確認する
出先での確認スマホアプリWeb版の作業が終わったかを確かめ、短い指示を足す

画面が変わっても、同じリポジトリのCLAUDE.mdや設定が使われるため、「社名は正式名称で書く」「見出しは短くする」といった決めごとを1か所に書いておけば、どの画面でも同じ基準で動きます。ただしWeb版が読むのは、GitHubにあるリポジトリの中の分だけです。手元だけに置いた個人用の設定は、Web版には届きません。

迷ったときの始め方

  1. デスクトップ版を入れて、小さなフォルダで試すコピーを取ったフォルダに、「このフォルダに何が入っているか説明して」と頼みます。ファイルが変わらない「読むだけ」の依頼なので、安心して試せます。
  2. 変更を伴う依頼を、Manualモードで試す「この文言を直して」のような小さな依頼を出し、差分の表示と、受け入れ・断るの操作に慣れます。
  3. 使い方が見えてきたら、ほかの画面を足すエディタで編集する機会が多ければVS Code拡張、GitHubで管理している案件があればWeb版を足します。

会社で使うときに決めておくこと

画面で使えるようになると、ターミナルより敷居が下がり、使う人が増えやすくなります。そのぶん、次のような決めごとを先に用意しておくと、人によって扱いがばらつくのを防げます。

  • Claudeに触らせてよいフォルダと、触らせてはいけないフォルダ(顧客情報、契約書、人事資料など)
  • 使ってよい権限モード(最初はManualかPlanに限る、など)
  • 作業前のコピーの取り方(Gitで管理する、別のフォルダに複製する、など)
  • 変更を本番のサイトや共有フォルダに反映する前の、確認する人
  • どの画面から使ってよいか(個人のProの契約を業務で使わせない、など)

どの画面でも、Claudeが行えるのは「ファイルを書き換える」ことです。本番の環境に直接つながったフォルダを指定しない、変更を公開する前に人が内容を確認する、という基本は共通です。

よくある質問

ターミナルを一切使わずに、Claude Codeを使えますか?

使えます。デスクトップ版のCodeタブ、VS Code拡張のチャットパネル、Web版のいずれも、ターミナルを開かずに使えます。デスクトップ版は、Node.jsやターミナル版を別に入れる必要もありません。

無料プランでも画面から使えますか?

使えません。公式の料金ページでは、Claude Codeは無料プランでは「含まれない」とされています。デスクトップアプリ自体は入れられても、Codeタブを開くと、有料プランへの切り替えを求められます。

プログラミングの経験がなくても使えますか?

日本語で依頼を書けば動きます。ただし、Claudeはファイルを書き換える道具なので、何を頼んだか、どう変わったかを確かめる習慣は必要です。まずはコピーを取ったフォルダで、「読むだけ」の依頼から試すと安全です。

デスクトップ版とVS Code拡張は、どちらが使いやすいですか?

普段エディタを使っているかどうかで決まります。エディタを使っていなければ、アプリを入れるだけのデスクトップ版が始めやすいです。すでにVS Codeでファイルを編集しているなら、同じ画面で頼めるVS Code拡張が便利です。

両方を同時に入れて使っても大丈夫ですか?

問題ありません。公式ドキュメントでは、デスクトップ版とターミナル版を同じパソコン、同じプロジェクトで同時に使えると説明されています。設定やCLAUDE.mdは共有されます。同じ会話を2か所で同時に開くと、メッセージが混ざることがあるため、片方を閉じてから続けてください。

Web版は、パソコンの中のファイルを直せますか?

直せません。Web版はクラウド上で、GitHubのリポジトリを新しく取得して作業します。パソコンの中のファイルを直したいときは、デスクトップ版(Local)かVS Code拡張を使います。

GitHubを使っていない場合は、Web版は使えませんか?

公式のドキュメントでは、GitHubのリポジトリが前提とされています。claude --cloudを使うと、GitHubにつながっていないローカルのリポジトリをアップロードして実行できますが、これはターミナル版の操作です。対象は、コミットが1つ以上あるGitのリポジトリです。GitLabなど、GitHub以外のリポジトリを送った場合は、結果を元の場所に戻せません。

パソコンを閉じたら、作業は止まりますか?

デスクトップ版のLocalとVS Code拡張の作業は、パソコン上で動くため、スリープや終了で止まります。Web版(クラウド)の作業は、閉じても続きます。デスクトップ版でも、「Cloud」を選べば、同じようにクラウドで続きます。

スマホからClaude Codeを使えますか?

Claudeのスマホアプリ(iOS・Android)の「Code」タブから、クラウドのセッションを開始・確認できます。自分のパソコンで動いているセッションを、Remote Controlという仕組みで操作することもできます。スマホで直接コードが動くわけではなく、あくまで窓口です。

画面の表示が、この記事と違います。

Claudeのアプリや拡張機能は、頻繁に更新されます。タブの構成や、ボタンの名前、権限モードの表示などが変わることがあります。うまく見つからないときは、アプリや拡張機能を最新版に更新してから、公式のドキュメントで最新の表記を確認してください。

会社のパソコンで、Codeタブが表示されません。

会社が管理しているパソコンでは、IT担当者が、Claude Codeの機能を無効にしている場合があります。公式ドキュメントにも、組織の設定で機能の有効・無効を制御できると書かれています。まず社内の担当者に確認してください。

JetBrainsのエディタでも、画面から使えますか?

プラグインがありますが、IDEの中のターミナルでClaude Code本体を動かし、それに接続する仕組みです。Claude Code本体のCLIを別に入れる必要があります。ターミナルを使わずに始めたい場合は、デスクトップ版かVS Code拡張が近い使い方です。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude Codeは、ターミナルを使わずに、デスクトップ版(Codeタブ)・VS Code拡張・Web版の3つの画面から使える
  • 一番の分かれ目は、Claudeに触らせたいファイルの場所。パソコンの中ならデスクトップ版かVS Code拡張、GitHubの中ならWeb版が使える
  • デスクトップ版は、アプリを入れるだけで始められる。変更の確認、並行作業、プレビューが画面で行える
  • VS Code拡張は、エディタの中で、選択範囲を見せながら頼める。チェックポイントで変更を戻せる
  • Web版は、ブラウザだけで始められ、閉じても作業が続く。GitHubとの連携が必要で、パソコンの中のファイルは使えない
  • どの画面でも有料プランが必要。使用量は画面をまたいで同じ上限に数えられるため、まずはManualモードか小さな依頼から試す

画面で使えるようになると、ターミナルへの苦手意識がなくなる一方で、「どこまで任せてよいか」「どのフォルダを触らせてよいか」を決めずに使い始めてしまう場面が増えます。まずは小さなフォルダで、変更を確かめながら試し、業務に広げる段階でルールを整えていくのがおすすめです。

社内への導入では、どの画面を標準にするか、権限と渡してよいデータの線引きをどうするか、社員の方への使い方の説明をどう進めるかなど、決めることが一気に増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude Codeの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典