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AIO対策とは?AI Overviewに引用されるページの直し方と確かめ方

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.18

この記事でわかること

  • AIO対策の意味と、LLMO・GEO・SEOとの関係
  • AI Overview・AIモードに出るための条件と、最初に確かめる設定
  • 質問に短く答える段落・表・FAQなど、ページの具体的な直し方
  • 構造化データ・著者・更新日・会社情報の整え方(JSON-LDの例つき)
  • Googleが「やらなくていい」と明言していること
  • Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでの確かめ方と、毎月の確認表
目次
  1. AIO対策とは
  2. LLMO・GEO・SEOとの関係
  3. Google公式の立場
  4. AI Overview・AIモードに出る条件
  5. AIの回答がリンクを選ぶ仕組み
  6. 表示されるための技術の条件
  7. 最初に確かめる設定
  8. 引用されやすいページの直し方
  9. どのページから直すか
  10. 質問に短く答える段落を、見出しの直後に置く
  11. 見出しを、検索する人の質問の形にする
  12. 比べる情報は表にする
  13. ページの中にFAQを置く
  14. 数字・日付・出どころをそろえる
  15. 自社にしか書けない情報を入れる
  16. 画像・動画も、テキストを補う形で置く
  17. 1ページを直す手順
  18. 構造化データ・著者・更新日・会社情報
  19. 記事ページ:Article
  20. 会社概要ページ:Organization
  21. FAQの構造化データの扱い
  22. 使われたくない部分の制限のしかた
  23. 著者と運営者をはっきりさせる
  24. 更新日は、本当に直したときだけ変える
  25. やらなくていいこと
  26. 言い回しごとのページを量産しない
  27. AIで一般論の記事を増やさない
  28. 「Googleの内部の数字が見える」ツールを信じない
  29. Search Consoleでの確かめ方
  30. 生成AIパフォーマンスレポートで分かること
  31. 通常の検索パフォーマンスレポートとの関係
  32. 毎月の確かめ方の手順
  33. 自社の名前が出るかを毎月確かめる
  34. 確かめる言葉の選び方
  35. 確かめるときの条件をそろえる
  36. 確認表のひな形
  37. 結果を見て、どこを直すか
  38. よくある質問
  39. まとめ

「検索するとAIの回答が一番上に出るようになり、自社のページがクリックされにくくなった気がする」「AIの回答の下に並ぶリンクに、うちの会社が入っていない」と感じている担当者の方は多いのではないでしょうか。

Googleの検索結果の上部に出る「AI Overview(日本語の画面では『AIによる概要』)」や、検索結果の「AIモード」のタブでは、AIが質問に答えたうえで、根拠にしたページへのリンクを添えます。
このリンクに自社のページが選ばれるように整える取り組みが、AIO対策です。
ただし、Googleは「AI機能に出るための特別な最適化は必要ない」とはっきり書いており、ネットで広まっている対策の中には、Googleが「やらなくていい」と名指ししているものもあります。

この記事では、Googleの公式ガイドとSearch Consoleのヘルプで確かめられることだけをもとに、AI Overviewに引用されやすいページの具体的な直し方、構造化データ・著者・更新日の整え方、やらなくていいこと、Search Consoleでの確かめ方、自社の名前が出るかを毎月確かめる表の作り方までを順に説明します。
内容は2026年10月時点の公式情報にもとづいています。

AIO対策とは

検索結果の上に出たAIの回答と下に並ぶリンクを、ノートPCで見比べる担当者

AIO対策の「AIO」には、使う人によって2つの意味があります。
1つはGoogleの「AI Overview」の頭文字で、AI Overviewに引用されるための対策という意味です。
もう1つは「AI Optimization(AI最適化)」の略で、ChatGPTやGeminiなども含めたAIの回答全般に、自社の情報が使われるようにする取り組みを指します。
検索で「AIO対策」と調べる人の多くは、Googleの検索結果に出るAIの回答を気にしているため、この記事では前者を中心に扱います。

LLMO・GEO・SEOとの関係

同じような言葉がいくつもあるので、整理しておきます。

言葉意味対象
AIO(AI Overview対策)GoogleのAI Overview・AIモードで引用されるように整えるGoogle検索のAI機能
AIO(AI最適化)AIの回答全般に自社の情報が使われるように整えるGoogle・ChatGPT・Gemini・Claudeなど
LLMO大規模言語モデル(ChatGPTなどの土台になっているAI)向けの最適化AIの回答全般
GEO生成エンジン最適化。AIが答えを作る検索に向けた最適化AIの回答全般
SEO検索エンジン最適化。検索結果に表示され、選ばれるように整えるGoogle検索全体(AI機能を含む)

Googleは、2026年5月に公開した生成AI向けの公式ガイドの中で、Google検索から見れば、生成AI検索に向けた最適化も検索体験の最適化であり、SEOに含まれるという立場をとっています。
AI Overview・AIモードは、Googleのふだんの検索順位と品質の仕組みの上に作られているためです。
つまり、Googleの検索結果に出るAIの回答を気にするなら、AIO対策は「SEOのうち、AIの回答に選ばれやすい形を意識した部分」と考えると実態に合います。

あわせて読みたいLLMO対策とは?AI検索に自社が出るための設定例・確かめ方・やることを解説LLMO(大規模言語モデル最適化)は、ChatGPTやGoogleのAI Overviewなど、AIの回答に自社の情報が正しく使われるようにする取り組みです。公式が言っていること、robots.txtでAIのクローラーを許可・拒否する書き方、構造化データやllms.txtの例、AIの回答に自社が出ているかを毎月確かめる手順までをまとめました。

Google公式の立場

Google検索セントラルの「AI機能とウェブサイト」というページには、AI Overview・AIモードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、特別な最適化も必要ないと書かれています。
さらに、AI機能のために新しいファイルやマークアップを作る必要はなく、特別なschema.org(構造化データの語彙)を追加する必要もない、とも書かれています。

そのため、AIO対策でやることは、次の3つに集約されます。

  • Googleがページを見つけて、検索結果に抜粋(スニペット)つきで出せる状態にしておく
  • 検索する人の質問に、ほかのページより具体的に、確かな根拠で答える
  • その答えが、ページの中で見つけやすく、読み取りやすい形になっている

この3つを、ページ単位で具体的に直していくのが、この記事でいうAIO対策です。

AI Overview・AIモードに出る条件

Search Consoleの設定画面をノートPCで開き、項目を一つずつ確かめる担当者

直し方の前に、AIの回答がどうやってリンク先を選んでいるのかを押さえておくと、何を直せばよいかの判断がぶれません。

AIの回答がリンクを選ぶ仕組み

Googleの公式ガイドでは、AI機能が使っている技術として2つが紹介されています。

仕組み公式の説明の要点ページ側への意味
RAG(グラウンディング)検索の順位の仕組みを使って、インデックスから関連する新しいページを取り出し、その内容を確かめながら回答を作る。回答には裏付けとなるページへのリンクを出すふだんの検索で関連ページとして取り出されないページは、AIの回答にも使われにくい
クエリファンアウトAIが元の質問に関連する複数の検索を同時に行い、追加の検索結果を集める。たとえば「雑草だらけの芝生の直し方」なら「芝生用の除草剤」「薬を使わない除草」なども調べる主キーワードだけでなく、そこから派生する質問にも答えているページは、拾われる機会が増える

AI Overviewは、通常の検索結果に加えて価値があるとシステムが判断した場合にだけ表示されるため、多くの検索では表示されません。
AIモードは、比較や調べものなど、何度も検索し直す必要があった複雑な質問に向いた機能です。
2つは使うモデルや手法が違うことがあるので、同じ質問でも、表示される回答やリンクが変わります。
AIモードは2025年9月から日本語でも提供されています。

表示されるための技術の条件

公式ページでは、AI Overview・AIモードでリンクとして表示されるには、ページがインデックスに登録されていて、Google検索でスニペットつきで表示できる状態であり、検索の技術要件を満たしている必要があるとしています。
これ以外の追加の技術要件はありません。

もう1つ、2026年8月31日から、Search Consoleに「検索の生成AI設定」という項目が全サイト向けに追加されました。
サイトのリンクとコンテンツを生成AI機能に「含める」か「除外する」かを選べる設定で、初期値は「含める」です。
公式ガイドには、技術要件に加えて、この設定でサイトが含まれていることが表示の条件だと書かれています。
誰かが過去に「除外する」を選んでいると、ほかに何をしてもAIの回答には出ません。

最初に確かめる設定

ページを書き直す前に、次の項目を確かめてください。
どれか1つでも引っかかっていると、文章をいくら直しても表示されません。

確かめること見る場所問題がある状態
生成AI機能に含める設定Search Console「設定」→「検索の生成AI」「除外する」になっている。子のプロパティだけ別の設定になっている
インデックス登録Search Consoleの「URL検査」「URLがGoogleに登録されていません」と出る
noindexページのHTML、URL検査の結果WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが残っている
スニペットの制限ページのHTMLのmetaタグnosnippet、max-snippet:0 が入っている。data-nosnippet が本文の大事な部分に付いている
クロールの許可robots.txt、CDN・サーバーの設定robots.txtでブロックしている。ファイアウォールやボット対策がGooglebotを止めている
大事な内容がテキストかページを開いて文字を選択してみる料金表や手順が画像だけで、文字として書かれていない
JavaScriptの表示URL検査の「クロール済みのページを表示」Googlebotが取得したHTMLに本文が入っていない

nosnippetなどは、AIの回答に使われたくない部分を制限するための仕組みとしてGoogleが案内しているものです。
制作会社に作ってもらったサイトでは、表示を整える目的で入れたまま忘れられていることがあるので、一度HTMLを確かめておくと安心です。

「除外する」は、他社の内容まで止めるわけではない

検索の生成AI設定で自社サイトを除外しても、他社のサイトの内容は引き続きAIの回答に使われます。
Search Consoleのヘルプにも、自社と似た内容が表示される場合があると書かれています。
除外を選ぶのは、AIの回答に使われること自体を避けたい明確な理由がある場合に限ったほうがよいでしょう。

引用されやすいページの直し方

印刷したページに赤ペンで書き込みながら、文章の順番を入れ替える担当者

技術の条件を満たしたら、次はページの中身です。
ここでは、中小企業のサービスページや解説記事で、そのまま手を動かせる直し方を順に説明します。

どのページから直すか

サイトのページを全部まとめて直そうとすると、手が止まります。
Search Consoleの通常の検索パフォーマンスレポートで、ページごとの表示回数と平均掲載順位を出し、次の順番で手を付けると効率が上がります。

優先度ページの状態理由
1問い合わせにつながるサービスページ・料金ページで、平均掲載順位が1〜15位すでに検索で取り出されているので、答えの段落や表を足すと、AIの回答の根拠に使われる見込みがある
2お客様の質問に答える解説記事で、表示回数が多いのにクリックが少ないAI Overviewが出る検索で、回答だけ読まれて終わっている可能性がある。自社にしか書けない情報で、クリックする理由を作る
3内容が古くなったページ(料金改定・制度変更の前の情報)古い数字がAIの回答に使われると、自社について誤った説明が広がる
4表示回数がほとんどないページ通常の検索で取り出されていないので、AIO対策より先に、検索の需要とページの役割を見直す

質問に短く答える段落を、見出しの直後に置く

AIの回答は、検索した人の質問に答える形で作られます。
その根拠に使われやすいのは、質問に対する答えが、前後の文脈がなくても意味が通る形で書かれている部分です。
もっとも効果が見込みやすい直し方は、見出しのすぐ下に、その見出しの問いに対する答えを2〜3文で書くことです。

たとえば、地方の工務店が「外壁塗装の費用」というページを持っている場合を考えます。
よくある書き方と、直したあとの書き方を並べます。

直す前直したあと
見出し費用について30坪の住宅の外壁塗装はいくらかかるか
見出し直後の文外壁塗装は、お住まいを長く守るために大切な工事です。当社では、お客様一人ひとりに合わせたご提案を心がけております。当社の施工では、30坪(外壁面積およそ120㎡)の住宅で、シリコン塗料の場合は税込90万〜120万円が中心です。足場代・高圧洗浄・下地補修を含みます。2025年4月〜2026年3月に当社が施工した住宅の見積もりから算出しています。
そのあと塗料の種類の説明が続く金額が上下する条件(塗料・劣化の程度・付帯部)を表で示し、見積もりの例を1件載せる

直したあとの文は、見出しの問いに最初の1文で答え、何が含まれるか、その数字がどこから来たかまで書いています。
こうしておくと「この段落を読めば質問の答えが分かる」状態になり、AIの回答の根拠として使いやすくなるうえ、人が読んでも分かりやすくなります。

答えの段落を書くときの3つの決まり

1つ目は、最初の1文で結論を言い切ることです。
2つ目は、「それ」「上記」のような指示語で前の段落に頼らないことです。
3つ目は、数字には条件(対象・時期・税込か税別か)と出どころを付けることです。
この3つを守ると、段落だけを切り出しても意味が通ります。

見出しを、検索する人の質問の形にする

「費用について」「特徴」「流れ」のような短い見出しは、何が書いてあるかは分かっても、どの質問に答えているかが分かりません。
見出しを「〇〇はいくらかかるか」「〇〇と△△の違い」「〇〇の申し込みに必要な書類」のように、検索する人が実際に打ち込みそうな問いの形にすると、ページの構造そのものが質問と答えの組み合わせになります。

ただし、すべての見出しを疑問文にする必要はありません。
Googleの公式ガイドは、読み手のために段落と見出しで整理することを勧めているだけで、決まった書き方を求めてはいません。
読み手が目次を見て、知りたいことの場所がすぐ分かるかどうかを基準にしてください。

比べる情報は表にする

料金プランの違い、工法ごとの耐用年数、申し込みの条件など、複数の項目を比べる情報は、文章で並べるより表にしたほうが正確に読み取られます。
AIモードは比較の質問に向いた機能なので、比較表があるページは使われる場面が増えます。
表を作るときは、画像ではなくHTMLの表(tableタグ)で書き、見出しの行と列に何を比べているかを明記します。

ページの中にFAQを置く

クエリファンアウトでは、AIが元の質問から派生する質問も調べます。
サービスページや解説記事の終わりに、お客様から実際によく聞かれる質問と答えを5〜8個置いておくと、派生する質問に答えられるページになります。

質問は、営業担当や電話受付の人に「この1か月でよく聞かれたこと」を聞いて集めるのが確実です。
答えは1〜3文で、最初の文で結論を言います。
「詳しくはお問い合わせください」だけで終わる答えは、AIの回答にも人にも役に立たないので避けます。

数字・日付・出どころをそろえる

AIの回答は、複数のページの情報を組み合わせて作られます。
数字や日付があいまいなページは、ほかのページの情報と食い違ったときに根拠として使いにくくなります。
料金、期間、件数、法令や制度の内容を書くときは、次の点をそろえておきます。

  • いつ時点の情報か(「2026年10月時点」など)
  • 税込か税別か、どの条件での金額か
  • 自社のデータなら集計した期間と対象、他社や公的機関のデータなら出典名とURL
  • 制度や料金が変わったら、本文と更新日を一緒に直す

自社にしか書けない情報を入れる

Googleの公式ガイドがもっとも重視しているのが、「コモディティではないコンテンツ」です。
コモディティなコンテンツとは、「初めて家を買う人への7つのヒント」のように、誰が書いても同じになる一般論のことで、AIでも簡単に作れます。
AIの回答は多くのページを読んで作られるので、どこにでもある一般論のページは、わざわざ根拠に選ばれる理由がありません。

中小企業が持っている「自社にしか書けない情報」は、思っているより多くあります。

種類例
自社の数字施工・納品の実際の価格帯、納期の実績、問い合わせから契約までの日数
現場での判断「この条件ならA工法より B工法を勧める理由」「見積もりで金額が大きく変わるポイント」
失敗と対処よくあるトラブルと、そのとき実際にどう対応したか
地域の事情地域の気候・条例・補助金で、全国向けの記事には書かれていないこと
写真・図自社で撮った作業の様子、手順の図、ビフォーアフター

一般論を削って、この表のような情報に置き換えるだけで、ページの価値は大きく変わります。
AIO対策の作業時間の大半は、ここに使うべきです。

画像・動画も、テキストを補う形で置く

Googleは、関連する高品質な画像や動画でテキストを補うことも勧めています。
AI機能でも画像や動画が表示されることがあるためです。
画像には、何が写っているかを説明する代替テキスト(alt)を付け、大事な情報は画像の中の文字だけにせず、本文にも書きます。

1ページを直す手順

ここまでの直し方を、1ページずつ進めるときの順番にまとめます。

  1. 質問を書き出すそのページで答えるべき質問を、営業・電話受付で聞かれることと、検索結果の「他の人はこちらも質問」などから10個ほど書き出します。
  2. 見出しを質問に合わせる書き出した質問のうち大事なものを見出しにし、残りはページ末尾のFAQに回します。
  3. 答えの段落を書く各見出しの直後に、結論から始まる2〜3文の答えを書きます。数字には条件と出どころを付けます。
  4. 表と自社のデータを足す比べる情報を表にし、自社の価格帯・実例・現場での判断を足します。一般論だけの段落は削ります。
  5. 著者と更新日をそろえる著者欄、構造化データ、本文の更新日を、直した内容に合わせてそろえます。
  6. 再クロールを頼むSearch ConsoleのURL検査で公開中のURLを調べ、インデックス登録をリクエストします。直した日を記録しておきます。

構造化データ・著者・更新日・会社情報

ノートPCで会社概要ページと記事の著者欄を並べて開き、内容を照らし合わせる担当者

構造化データは、ページの内容をGoogleに伝えるための決まった書式の情報です。
AIO対策の記事では「構造化データが必須」と書かれていることがありますが、Googleの公式ガイドは、生成AI検索に構造化データは必須ではなく、特別なschema.orgのマークアップも必要ないとしています。
一方で、検索全体のSEOの一部として使い続けるのはよい考えだ、とも書いています。

そのため、構造化データは「AIのための特別な作業」ではなく、「ページに書いてあることを、誤解なく機械にも伝えるための整理」として、必要なものだけを正しく入れるのが現実的です。
ここで大事なのは、構造化データとページに表示されている内容を一致させることです。
Googleの「AI機能とウェブサイト」のページでも、ベストプラクティスの1つとして挙げられています。

記事ページ:Article

解説記事やコラムには、Articleの構造化データを入れます。
Googleのドキュメントで推奨されている項目のうち、AIO対策の観点で特に整えたいのは、著者(author)、公開日(datePublished)、更新日(dateModified)です。
日付はタイムゾーンつきのISO 8601形式で書きます。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Article",
  "headline": "30坪の住宅の外壁塗装はいくらかかるか",
  "image": ["https://www.example.co.jp/images/gaiheki-16x9.jpg"],
  "datePublished": "2026-04-10T09:00:00+09:00",
  "dateModified": "2026-10-01T10:30:00+09:00",
  "author": [{
    "@type": "Person",
    "name": "山田 太郎",
    "url": "https://www.example.co.jp/staff/yamada"
  }],
  "publisher": {
    "@type": "Organization",
    "name": "株式会社〇〇工務店",
    "url": "https://www.example.co.jp/"
  }
}
</script>

Googleの著者の書き方のルールでは、author.name には名前だけを入れ、役職は jobTitle、会社名は publisher に分けます。
著者が複数いる場合は、1人ずつ別のauthorとして書きます。
author.url には、その人を紹介するページのURLを入れます。

会社概要ページ:Organization

会社の基本情報は、Organizationの構造化データで伝えます。
Googleのドキュメントでは、トップページか、会社を説明するページ(会社概要など)の1か所に入れればよく、全ページに入れる必要はないとされています。
必須の項目はなく、当てはまるものを入れます。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Organization",
  "name": "株式会社〇〇工務店",
  "url": "https://www.example.co.jp/",
  "logo": "https://www.example.co.jp/images/logo.png",
  "description": "〇〇市を中心に、外壁塗装と住宅リフォームを行う工務店です。",
  "telephone": "+81-83-000-0000",
  "address": {
    "@type": "PostalAddress",
    "postalCode": "750-0000",
    "addressRegion": "山口県",
    "addressLocality": "下関市",
    "streetAddress": "〇〇町1-2-3",
    "addressCountry": "JP"
  },
  "sameAs": ["https://www.instagram.com/example_koumuten/"]
}
</script>

ロゴは112×112ピクセル以上で、Googleがクロールできる画像を指定します。
sameAs には、自社が運営しているSNSなどの公式アカウントのURLを入れます。
ここに書く住所・電話番号は、会社概要ページに表示されている内容と同じにしてください。

FAQの構造化データの扱い

以前は、FAQページの構造化データ(FAQPage)を入れると、検索結果に質問と答えが折りたたみで表示されることがありました。
この「FAQのリッチリザルト」は、2023年に政府や健康分野の権威あるサイトに限定されたあと、2026年5月7日からGoogle検索に表示されなくなり、6月にはドキュメントも削除されました。

「AIO対策としてFAQの構造化データを入れましょう」という説明をいまも見かけますが、検索結果の見た目が変わる効果はもうありません。
すでに入っているマークアップを急いで外す必要はありませんが、新しく工数をかけて入れる理由も乏しくなっています。
大事なのはマークアップではなく、ページの中に読み手の役に立つ質問と答えが書かれていることです。

使われたくない部分の制限のしかた

反対に、AIの回答に使われたくない部分がある場合は、Googleが案内している制御の仕組みを使います。
たとえば、会員向けの価格表や、キャンペーンの細かい条件だけを抜粋に使われたくない場合です。

<!-- ページ全体で、抜粋(スニペット)を表示させない -->
<meta name="robots" content="nosnippet">

<!-- 抜粋の長さを最大50文字に制限する -->
<meta name="robots" content="max-snippet:50">

<!-- 特定の部分だけを抜粋の対象から外す -->
<div data-nosnippet>会員向け価格:…</div>

nosnippetをページ全体に付けると、そのページはAIの回答のリンクにも出なくなります。
抜粋に使われたくない部分だけに data-nosnippet を付ける方が、影響を小さく抑えられます。
設定したあとは、URL検査でGooglebotが取得したHTMLに反映されているかを確かめます。
反映には再クロールが必要で、数日から数か月かかることがあります。

著者と運営者をはっきりさせる

Googleの「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」というページでは、コンテンツを「誰が・どのように・なぜ」作ったかを考えるよう勧めています。
誰が書いたかは、読み手が知りたいと思う場面では署名(著者名)で示し、その人の経歴が分かるページへつなぐことが推奨されています。
架空の名前やAIで作った顔写真、偽の経歴を使うことは、低品質のページとみなされると明記されています。

整えるもの具体的な中身
記事の著者欄名前、担当業務、その分野の経験年数や資格。著者ページへのリンク
著者ページ経歴、担当している仕事、書いた記事の一覧。顔写真を載せる場合は本人の写真
監修者専門家に確認してもらった場合は、名前と資格、どこを確認したか
会社概要正式な会社名、所在地、電話番号、代表者、事業内容、設立年
作り方の説明AIを大きく使っている場合は、どの工程でどう使い、誰が確認したか

更新日は、本当に直したときだけ変える

更新日(dateModified)は、内容が新しいかどうかの手がかりになります。
ただし、句読点を直しただけで日付を新しくしたり、何も変えずに日付だけ毎月書き換えたりするのは、読み手にとって誤解のもとです。
料金や制度、手順などの中身を直したときに、本文の「更新日」の表示と構造化データの dateModified を同じ日時にそろえて変えます。
ページに「この記事は2026年10月の料金改定に合わせて更新しました」のように、何を直したかを一言書いておくと、読み手にも親切です。

あわせて、Googleビジネスプロフィールの営業時間・住所・電話番号・サービス内容も最新にしておきます。
公式ガイドでは、ビジネスプロフィールやMerchant Centerの情報を整えることが、AIの回答とふつうの検索結果の両方での表示に役立つと説明されています。

あわせて読みたいホームページ制作のSEO対策|制作前に決めること・制作中の設定・公開後の確認ホームページ制作でのSEO対策を、制作前に決めること、制作中に整える設定、読まれる内容の作り方、制作会社に頼むときの確認、リニューアルで順位を落とさない方法、公開後の確認まで、Google公式の情報にもとづき2026年10月時点で解説します。

やらなくていいこと

机の上の作業リストから不要な項目を線で消している担当者

AIO対策をめぐっては、根拠のはっきりしない「裏技」も多く出回っています。
Googleの公式ガイドには「Google検索では無視してよいこと」という項目があり、次のものが挙げられています。
予算や時間が限られている中小企業ほど、ここに手間をかけないことが大切です。

よく勧められることGoogleの公式ガイドの記述
llms.txt などのAI向けファイルを置くGoogle検索はこれらを使っていない。作っても検索での表示や順位にプラスにもマイナスにもならない。ほかのサービスのために置くのは構わない
文章をAI向けに細かく切り分ける(チャンク化)AIが理解しやすいように細切れにする必要はない。理想のページの長さもない
AI向けの書き方に全面的に書き直す生成AI検索のためだけに特別な書き方をする必要はない。AIは同義語や意味を理解する
ネット上で自社の言及を不自然に増やす本物ではない言及を集めても、思うほど役に立たない。スパムを防ぐ仕組みもある
構造化データにこだわりすぎる生成AI検索に構造化データは必須ではない。特別なマークアップもない

言い回しごとのページを量産しない

クエリファンアウトの話を聞くと、「派生する質問ごとに1ページずつ作ればよい」と考えたくなります。
Googleの公式ガイドは、検索のされ方の違いごとに別々のページを作ることを、主にランキングやAIの回答を操作する目的で行うと、大量生成コンテンツの不正使用というスパムポリシーに違反すると明記しています。
ページの数を増やしても、サイトの質や関連性が上がるわけではない、とも書いています。

「外壁塗装 費用」「外壁塗装 値段」「外壁塗装 相場」のように、同じことを聞いている言葉は1ページで答えます。
派生する質問は、同じページの見出しやFAQで扱います。

AIで一般論の記事を増やさない

AIの回答に出たいからといって、生成AIで関連する記事を大量に作るのも逆効果です。
Googleの生成AIコンテンツについてのガイダンスでは、生成AIは調べものや、オリジナルのコンテンツに構成を与えるときに役立つとしたうえで、ユーザーにとっての価値を加えずに大量のページを作ると、大量生成コンテンツの不正使用に当たる可能性があると書いています。
公開前に人が事実を確かめることも求めています。
AIを使うなら、下書きや構成の手伝いにとどめ、自社のデータと判断を加えてから公開してください。

「Googleの内部の数字が見える」ツールを信じない

Googleは、第三者のSEOツールやサービスについてのガイドも公開しています。
そこでは、AEOやGEOをうたうツールやサービスも含めて、Googleは第三者のサービスを評価していないこと、第三者のツールはGoogleの内部の順位データにアクセスできず、成果を約束できないことが書かれています。
「AIに引用される確率が分かる」「Google公認の手法」といった説明を受けたら、その根拠が公式の情報なのか、その会社の推測なのかを確かめてください。

ほかのAIのための対策は、分けて考える

llms.txtのように、Google検索では使われなくても、ほかのAIサービスで使われる可能性があるものもあります。
ChatGPTやClaudeなど、Google以外のAIでの見え方を考える場合は、それぞれの公式情報を確かめたうえで判断してください。
この記事では、Google検索のAI機能に絞って説明しています。

Search Consoleでの確かめ方

ノートPCでグラフと表のレポートを見ながら、数値をノートに書き写す担当者

直したページがAIの回答に使われているかどうかは、GoogleのSearch Consoleで確かめます。
2026年8月31日から、生成AI機能での表示を見るための専用のレポートが、全サイトで使えるようになりました。

生成AIパフォーマンスレポートで分かること

Search Consoleの「生成AIパフォーマンスレポート(検索)」では、AI Overview・AIモードでの表示回数(インプレッション)を確かめられます。
ここでいうインプレッションは、生成AI機能の中で、自社サイトへのリンクがユーザーに表示された回数です。
ヘルプに書かれている、このレポートで見られる内容は次のとおりです。

見られるもの使い方
表示回数の推移ページを直した日の前後で、AI機能での表示回数が増えたかを見る
ページごとの表示回数AI機能で表示されているページ、まったく表示されていないページを分ける
国・デバイスごとの表示回数スマホとパソコンで差があるか、日本以外での表示があるかを見る
検索タイプ文字で検索したもの(テキストベース)と、カメラや画像で検索したもの(マルチモーダル)を分けて見る

レポートが表示されない場合、多くはAI機能での表示回数がまだ十分にないことが原因だとヘルプに書かれています。
検索の生成AI設定で除外している場合も表示されません。
また、ヘルプに載っている分け方は、ページ・国・日付・デバイスで、どの検索語句で表示されたかを見る項目は載っていません。
どの言葉でAIの回答に出ているかは、次の章の確認表で補います。

通常の検索パフォーマンスレポートとの関係

AI Overview・AIモードでの表示とクリックは、通常の「検索パフォーマンス」レポートの「ウェブ」にも含まれています。
ヘルプでは、AI Overview・AIモードの中のリンクをクリックするとクリック1回として数えること、AI Overviewは検索結果の中で1つの掲載順位を占め、その中のリンクはすべて同じ掲載順位として扱われることが説明されています。
Search Labsの試験中の機能のデータは含まれません。

つまり、通常のレポートでは、AIの回答経由の数字と、ふつうの検索結果経由の数字が合算されています。
AIの回答経由の動きを知りたいときは、生成AIパフォーマンスレポートの表示回数と、通常のレポートのクリック数・掲載順位を、同じページ・同じ期間で並べて見るのが現実的です。

毎月の確かめ方の手順

  1. 設定を確かめるSearch Consoleの「設定」→「検索の生成AI」で、「含める」になっているかを確認します。子のプロパティで親と違う設定にしている場合は、トップレベルのドメインプロパティの設定画面に通知が出ます。
  2. 生成AIパフォーマンスレポートを開く期間を「過去3か月」にし、表示回数の推移を見ます。ページを直した日が分かるように、Search Consoleのアノテーション(メモ)機能で印を付けておくと比べやすくなります。
  3. ページ別に並べる表を「ページ」で並べ、表示回数が多いページと、主要なサービスページなのに出ていないページを書き出します。
  4. 通常のレポートと突き合わせる同じページについて、通常の検索パフォーマンスレポートのクリック数・掲載順位・検索語句を見ます。順位が低いページは、AIの回答にも使われにくいので、まず通常の検索での評価を上げる作業が先になります。
  5. 問い合わせにつながったかを見るGoogleアナリティクスなどで、検索から来た人の問い合わせ・資料請求の数を確かめます。Googleは、AI Overviewが出る検索結果からのクリックは、サイトに長く滞在する傾向があると説明しています。

表示回数の増減だけで判断しない

AI Overviewは、表示されるかどうか自体が検索ごとに変わります。
1か月の表示回数が減っても、AI Overviewが出る検索が減っただけかもしれません。
3か月程度の推移と、問い合わせの数をあわせて判断してください。

自社の名前が出るかを毎月確かめる

スマホとノートPCで同じ言葉を検索し、結果を表計算ソフトの表に記録する担当者

Search Consoleでは、どの言葉でAIの回答に出たのか、AIの回答の本文で自社の名前が挙がったのかまでは分かりません。
そこで、大事な言葉を決めて、実際に検索して記録する作業を毎月1回行います。

確かめる言葉の選び方

言葉は、次の3つの種類から合わせて15〜30個選びます。
毎月同じ言葉で確かめないと比べられないので、一度決めたら半年は変えないようにします。

種類例(山口県で外壁塗装をしている工務店の場合)何を見るか
会社名・サービス名「〇〇工務店 評判」「〇〇工務店 外壁塗装 料金」AIが自社について正しく答えているか。古い情報や誤りがないか
サービス名+地域「下関市 外壁塗装 おすすめ」「山口県 屋根塗装 業者 選び方」地域で探す人へのAIの回答に、自社が挙がるか
お客様の質問「外壁塗装 30坪 費用」「外壁塗装 何年ごと」「外壁塗装 助成金 下関」自社の解説ページが根拠として引用されるか

「お客様の質問」は、営業や電話受付でよく聞かれることから選ぶと、問い合わせにつながる言葉に絞れます。

確かめるときの条件をそろえる

AIの回答は、同じ言葉でも検索する人の場所や端末、時間によって変わることがあります。
毎月の結果を比べられるように、確かめる条件を決めておきます。

  • 端末は、お客様が多く使う方(多くの場合はスマホ)に決める
  • ブラウザのシークレットウィンドウなど、ふだんの検索履歴の影響が少ない状態で確かめる
  • 確かめる場所は、商圏の中(事務所など)に決める
  • 担当者を1人に決め、毎月同じ週に行う

確認表のひな形

表計算ソフトに、次の列を作って毎月記録します。
結果は検索する場所や時間、ログインしているかどうかで変わることがあるため、条件をそろえて確かめ、条件も一緒に記録します。

列書く内容記入例
確認日・条件日付、端末、ログインの有無10/5、スマホ、ログアウト
検索した言葉決めた言葉をそのまま外壁塗装 30坪 費用
AIによる概要出た/出なかった出た
自社へのリンクあり(どのページか)/なしあり(/price/gaiheki)
回答の本文に自社名あり/なしなし
AIモードの結果AIモードのタブで同じ言葉を検索した結果リンクあり、本文に自社名あり
引用された他社リンクされていたサイト名を上から3つA社、塗料メーカーB、比較サイトC
回答の誤り自社や業界について、事実と違う記述補助金の上限額が古い
次にやること直すページと内容費用ページに2026年度の補助金を追記

結果を見て、どこを直すか

記録がたまったら、結果の組み合わせごとに次の手を打ちます。

結果考えられること次にやること
AIによる概要が出ないその言葉では、Googleが通常の検索結果で十分と判断している通常の検索順位を上げる作業を優先する。言葉自体は記録を続ける
出るが、自社のリンクがない通常の検索での順位が低い、または答えの段落がない通常の掲載順位を確かめる。見出し直後の答えの段落、比較表、自社のデータを足す
引用された他社のページの方が具体的数字・条件・事例で負けている引用された他社のページにあって自社にない情報を書き出し、自社の一次情報で上回る
自社について誤った説明がある古いページや外部サイトの古い情報が使われている自社サイトの該当ページとビジネスプロフィールを最新にする。古いページは更新するか統合する
リンクはあるが問い合わせが増えない着地したページから問い合わせへの道筋が弱い引用されたページに、料金の目安・事例・問い合わせの導線を足す

ChatGPTやGeminiなど、Google以外のAIでも同じ言葉で聞いてみると、自社がどう説明されているかの参考になります。
ただし、仕組みはサービスごとに違うので、この表とは分けて記録してください。

あわせて読みたいGEO対策とは?生成エンジン最適化の意味と、論文で分かった文章の直し方GEO(生成エンジン最適化)は、ChatGPTやGoogleのAIモードなど、AIが作る回答の中で自社の情報が使われるようにする取り組みです。言葉のもとになった論文で何が効き何が効かなかったか、AIが答えを作る流れ、書き直しの前後の例、ページの種類ごとの直し方、4週間の進め方までをまとめました。

よくある質問

AIO対策をすれば、AI Overviewに必ず引用されますか?

引用されるかどうかは、検索ごとにGoogleのシステムが判断します。
決まった作業をすれば必ず引用される、という仕組みではありません。
やるべきことは、表示の条件を満たし、質問に具体的に答えるページを用意し、Search Consoleで結果を確かめながら直し続けることです。

AIO対策とSEO対策は、別々に予算を取る必要がありますか?

Google検索のAI機能に限れば、Googleは、生成AI検索の最適化もSEOに含まれるという立場です。
SEOの作業の中で、答えの段落・比較表・一次情報・著者情報を意識すれば足ります。
ChatGPTなどGoogle以外のAIでの見え方まで考える場合は、別の確認作業が加わります。

AI Overviewが出てからアクセスが減りました。
止める方法はありますか?

Search Consoleの検索の生成AI設定で、サイトを生成AI機能から除外できます。
ただし、除外すると自社のリンクがAIの回答に出なくなり、他社の内容は引き続き使われます。
特定の部分だけを使われたくない場合は、nosnippetやdata-nosnippetで制限する方法もあります。
まずは生成AIパフォーマンスレポートで、AI機能での表示がどれだけあるかを確かめてから判断してください。

llms.txtは置いたほうがいいですか?

Google検索については、公式ガイドに、Google検索はllms.txtを使っておらず、置いても表示や順位にプラスにもマイナスにもならないと明記されています。
ほかのAIサービスのために置くのは構わないとも書かれています。
Google検索のAI機能のためだけなら、優先度は低い作業です。

FAQの構造化データは外したほうがいいですか?

FAQのリッチリザルトは2026年5月7日からGoogle検索に表示されなくなりましたが、入っているマークアップが悪影響を与えるとは案内されていません。
急いで外す必要はありません。
新しく入れる手間をかけるより、ページの中の質問と答えの中身を充実させるほうが役に立ちます。

効果が出るまで、どのくらいかかりますか?

Googleがページを再びクロールして変更を反映するまでに、数日から数か月かかることがあると公式ページに書かれています。
ページを直したら、Search ConsoleのURL検査で再クロールをリクエストし、生成AIパフォーマンスレポートと確認表で3か月ほど推移を見るのが目安です。

まとめ

この記事のまとめ

  • AIO対策は、GoogleのAI Overview・AIモードで自社のページが引用されるように整える取り組みで、Googleは「特別な最適化は不要で、SEOの基本がそのまま有効」としている
  • 表示の条件は、インデックス登録・スニペット表示ができること、技術要件、Search Consoleの検索の生成AI設定で「含める」になっていること
  • ページは、見出し直後に答えの段落を置く、比べる情報は表にする、FAQ・数字の条件・出どころ・自社にしか書けない情報を足す、の順で直す
  • 構造化データは必須ではないが、Article・Organizationを表示内容と一致させて入れる。FAQのリッチリザルトは2026年5月に終了した
  • llms.txt・細切れ・AI向けの書き換え・言い回しごとのページ量産は、Google検索のためには不要
  • Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートと、毎月の確認表で結果を確かめながら直し続ける

AIO対策の中心は、一度設定して終わる作業ではなく、自社にしか書けない情報をページに足し、結果を見て直すことの繰り返しです。
当社では、オウンドメディアの記事づくりと運用、AI検索での見え方の確認と改善をお手伝いしていますので、自社だけで回すのが難しい場合はご相談ください。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典