Claude

Claudeの使用量の確認方法|設定画面・Claude Code・管理画面の見方

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • Claudeの使用量を確認できる場所の一覧(設定画面・Claude Code・管理画面・Console)
  • 設定の「使用量」画面の項目と、バーの読み方
  • Claude Codeの「/usage」「/statusline」などの使い分け
  • 使用量が多い原因を、内訳から探す手順
  • Team・Enterpriseの管理者が見られる分析画面と費用レポート
  • APIの使用量と費用を確認する方法と、数字がずれる理由
目次
  1. 使用量を確認できる場所
  2. 契約の種類で見る場所が変わる
  3. 設定の「使用量」画面を見られるプラン
  4. 設定画面で確認する
  5. 画面に出る項目
  6. バーの読み方
  7. 合算されるもの
  8. スマホアプリでの確認
  9. Claude Codeで確認する
  10. 「/usage」の画面
  11. コマンドの使い分け
  12. ステータスラインに常時表示する
  13. デスクトップアプリとVS Codeでの確認
  14. 使い方を振り返る「/insights」
  15. 使用量が多い原因を探す
  16. 症状から見る場所を決める
  17. 内訳の表示と、対応の目安
  18. 原因を絞る手順
  19. 会社・チームで確認する
  20. 見られる人と画面
  21. 費用レポート(CSV)の見方
  22. メンバー本人が見られるもの
  23. 費用の上限を決める
  24. 管理者が毎週確認する手順
  25. APIとConsoleで確認する
  26. UsageページとCostページ
  27. Usage and Cost API
  28. Claude CodeをConsoleで使うとき
  29. クラウド経由で使うとき
  30. 費用の目安
  31. 数字がずれる・見られないとき
  32. 数字を比べるときのチェック項目
  33. よくある質問
  34. まとめ

「Claudeを使っていたら、残りの使用量が分からないまま急に止まった」「使用量はどこで見られるのか」「Claude Codeでは何を見ればいいのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

Claudeの使用量を確認できる場所は、ひとつではありません。ふだんのチャットなら設定の「使用量」画面、Claude Codeなら「/usage」コマンド、会社で全員分を見たい管理者なら分析画面、APIで使っているならConsoleと、使い方によって見る場所が別です。どれを見ればよいか分からないまま、数字だけを眺めても判断はできません。

この記事では、使用量を確認できる場所を一覧にしたうえで、それぞれの画面の見方、使用量が多い原因の探し方、数字がずれて見える理由までを順に解説します。上限の仕組みや、達したときの対処法は「Claudeの制限」の記事で扱っているので、ここでは「どこで、どの数字を見ればよいか」に絞ります。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。画面の名前や仕組みは変わることがあるため、公式ページもあわせて確認してください。

使用量を確認できる場所

ノートPCに向かい、使用量の画面を見て残りを確かめる会社員

まず、確認できる場所を使い方ごとに整理します。自分がどれに当てはまるかを見つけて、該当する章に進んでください。

使い方確認する場所分かること
Claude(Web・デスクトップアプリ)でチャットや資料づくり「設定」→「使用量」(claude.ai/settings/usage)5時間の枠と週の上限の使用状況、リセットまでの時間、使用クレジット
Claude Code(ターミナル)「/usage」コマンド現在のセッションの使用量、プランの上限の使用状況、何に使ったかの内訳
Claude Code(デスクトップアプリ)モデル選択の横の使用量のリング会話の長さ(コンテキスト)と、プランの使用量
Claude Code(VS Codeの拡張機能)「/usage」で開く「Account & usage」ダイアログプランの上限のバー、内訳(日・週で切り替え)
画面に常時表示したい人Claude Codeのステータスライン5時間・週の使用率、会話の長さ、セッションの費用の目安
Team・Enterpriseの管理者管理者向けの分析画面と、費用レポート(CSV)メンバー別・モデル別の利用状況と、使用クレジットの費用
API(Claude Console)ConsoleのUsageページ・Costページ、Usage and Cost APIモデル・ワークスペース・APIキー別のトークン数と費用
Amazon Bedrockなどのクラウド経由利用しているクラウドの請求画面クラウド側の課金額

同じ「Claude」でも、サブスクリプション(月額のプラン)で使っているのか、API(使った分だけ払う)で使っているのかで、見る場所も数字の意味も変わります。まずここを確かめましょう。

契約の種類で見る場所が変わる

Claudeの使い方は、大きく分けて2つの契約があります。Claude Codeは、どちらの契約でもログインして使えます。

契約お金のかかり方使用量を見る場所
claude.aiのプラン(Pro・Max・Team・Enterprise)月額(または席ごとの料金)。決まった枠の中で使う設定の「使用量」画面、Claude Codeの「/usage」
Claude Console(API)使ったトークン数に応じた従量課金ConsoleのUsage・Costページ
Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryクラウドの請求に、トークン数に応じて加算各クラウドの請求画面

Claude Codeの公式ドキュメントでは、Claude Codeの料金はAPIのトークン消費量で計算されると説明されています。一方で、ProやMaxなどのサブスクリプションでは、使用量はプランに含まれます。ログインの方法によって、画面に出る数字の意味が変わる点に注意してください。

いまどのアカウントでログインしているかは、Claude Codeで「/status」を実行すると確認できます。公式のコマンド一覧では、バージョン、モデル、アカウント、接続状態が表示されると説明されています。

設定の「使用量」画面を見られるプラン

公式ヘルプ「Usage limit best practices」によると、「設定」→「使用量」の画面は、Pro、Max、Team、席ごとの契約のEnterpriseで利用できると説明されています。使った分だけ請求される「使用量ベース」のEnterpriseでは、固定の上限はなく、消費量が請求され、同じ画面で確認できるとされています。

無料プランで同じ画面が見られるかどうかは、確認した公式ヘルプには書かれていません。無料プランの方は、画面に項目が出なくても、使えないわけではない点だけ押さえておけば十分です。

設定画面で確認する

デスクトップアプリの設定から使用量の画面を開いて確かめる会社員

いちばん基本になるのが、claude.aiの「設定」にある「使用量」画面です。ブラウザでもデスクトップアプリでも、同じアカウントなら同じ数字が見られます。

  1. 設定を開くWebでは claude.ai/settings/usage を開くか、デスクトップアプリ・Webの「設定」を開いて「使用量」を選びます。
  2. プランの上限を見る画面の上部に、5時間の枠と週の上限が、進み具合のバーで表示されます。
  3. リセットまでの時間を確かめるそれぞれのバーの近くに、枠が戻るまでの時間が表示されます。戻る時刻を自分で決めつけず、画面の表示を見ます。
  4. 使用クレジットの状況を見る使用クレジットを使っている場合は、同じ画面の「Usage credits」の項目で、状況と設定を確認できます。

操作の名前(「設定」「使用量」)は、日本語の画面での呼び方を使っています。公式ヘルプは英語表記で書かれているため、画面によって文言が少し違うことがあります。

画面に出る項目

公式ヘルプに書かれている、「使用量」画面の項目を整理しました。

項目(英語表記)見られる内容見るタイミング
Plan usage limits5時間の枠と週の上限の進み具合を示すバー画面を開いて最初に見る
Current session5時間の枠のうち、どれだけ使ったか。枠が終わるまでの残り時間重い作業を始める前
Weekly limits週の上限がいつリセットされるか。全モデル分、Fableが含まれるプランではFable分も週の後半、上限が心配なとき
Usage credits使用クレジットの状況と、有効にするための設定上限を超えても作業を続けたいとき

画面にバーの長さ以外の細かい数字(パーセントやトークン数)が出るかどうかは、確認した公式ヘルプには書かれていません。そのため、この記事では「バーで進み具合を見る」と説明します。

バーの読み方

見るべきバーは、5時間の枠と週の上限の2つです。性質が違うので、読み方も分けて考えます。

バー戻り方読み方
Current session(5時間の枠)5時間ごとに戻る満杯に近くても、残り時間が短ければ待てば戻る。残り時間が長いときは、重い作業を別の時間に回す
Weekly limits(週の上限)アカウントごとに決まった時刻に週1回戻る週の前半で大きく進んでいる場合は、使い方を見直す合図。5時間の枠が戻っても、週の上限に達すれば使えない

たとえば、5時間の枠のバーがほぼ満杯で、残り時間が30分なら、30分待てば再開できます。一方、週のバーがほぼ満杯で、リセットまで3日ある場合は、待つだけでは仕事が止まります。この場合は、使用クレジットの利用、プランの見直し、作業の優先順位づけのどれかを考える段階です。対処法は「Claudeの制限」の記事で詳しく説明しています。

見るのは「重い作業の前」と「週の後半」

画面を毎回開く必要はありません。長い資料の読み込みやClaude Codeでの長い作業の前に、5時間の枠の残りを確認します。あわせて、週の後半(リセット前の2〜3日)に週の上限のバーを見ておくと、仕事が止まる前に手を打てます。

合算されるもの

公式ヘルプによると、claude.ai、Claude Code、Claude Desktopのすべてで使った量が、同じ上限から引かれます。そのため、設定の「使用量」画面には、チャットだけでなくClaude Codeで使った分も含まれた数字が出ます。

「チャットはあまり使っていないのに、バーが進んでいる」ときは、Claude Codeや別の端末での利用が反映されている可能性があります。どのアプリで使ったかの内訳は、この画面では確認できません。内訳を見たいときは、後の章で説明するClaude Codeの「/usage」を使います。

ただし、TeamとEnterpriseの席ごとの契約では、Claude Code、チャット、Coworkの使用量が同じ席の枠を共有します。部署のメンバーが長い作業を動かすと、その人のチャットの枠も減ります。

スマホアプリでの確認

スマホアプリで使用量を確認できる場所は、確認した公式ヘルプに書かれていません。スマホからは、ブラウザで claude.ai/settings/usage を開くのが確実です。ブラウザの「ホーム画面に追加」などで、このページへのショートカットを作っておくと、確認の手間が減ります。

あわせて読みたいClaudeの制限とは?5時間・週の使用量の上限と、達したときの対処法・節約のコツClaudeの制限は、5時間ごとの上限、週の上限、会話の長さの制限の3つです。プランごとの上限の大きさ、上限に達したときの対処(待つ・リセット・使用クレジット・プラン変更)、使用量を節約するコツ、Claude Codeの上限までを、2026年10月時点の公式情報でまとめました。

Claude Codeで確認する

ターミナルのコマンドで使用量を確かめるエンジニアを、斜め後ろから見た構図

Claude Codeには、使用量を確認する方法がいくつかあります。中心になるのは「/usage」コマンドです。ターミナルで、Claude Codeを起動して「/usage」と入力します。

「/usage」の画面

公式のコマンド一覧では、「/usage」はセッションの費用、プランの上限、活動の統計を表示するコマンドと説明されています。画面は、おおまかに次のブロックに分かれます。

ブロック見られる内容向いている人
Session現在のセッションのトークン数、費用の目安、実行時間、変更した行数、モデルごとの内訳APIで使っている人
プランの上限のバー5時間の枠・週の上限の使用状況と、リセットまでの時間サブスクリプションの人
Attribution(内訳)最近の使用量を、スキル・サブエージェント・プラグイン・MCPサーバーごとの割合で表示Pro・Max・Team・Enterpriseの人
Behavior flags長い会話(long context)やキャッシュの再読み込みなど、使用量の10%以上を占める行動に印をつける同上
Loops定期実行のタスクのうち、使用量の多いものを一覧で表示同上
使用クレジットの行使用クレジットを有効にしている場合、今月の支出と、設定した上限額に対する割合使用クレジットを使う人

内訳の画面では、「d」キーと「w」キーで、直近24時間と直近7日間を切り替えられます。画面に出る内訳の数字は、そのパソコンのセッション履歴から計算した概算で、ほかの端末やclaude.aiで使った分は含まれません。

プランの上限のバーを取得できなかったときは、直近60分以内に読み込んだ数字が「Showing last-known usage」という注記つきで表示されます。「r」キーで再取得できます。

サブスクの人は「Total cost」を請求額と考えない

「/usage」の上部に出るドル表示(Total cost)は、トークン数からClaude Codeが計算した目安で、APIで使う人向けの数字です。公式ドキュメントでも、ProやMaxの契約では使用量がプランに含まれるため、この費用の数字は請求の目安として意味がないと説明されています。請求額を確かめたいときは、Consoleの画面や契約している窓口を見てください。

このドル表示は、定価(list price)で計算した推定値です。組織が管理設定で契約料金を登録している場合は、その料金で計算されます。いずれにしても、請求書そのものではありません。

コマンドの使い分け

使用量に関係するコマンドは、いくつかあります。公式のコマンド一覧をもとに整理しました。

コマンド表示される内容使う場面
/usageセッションの費用、プランの上限、活動の統計。内訳つき使用量をまとめて確認したいとき
/cost「/usage」の別名「/usage」と同じ画面が開く
/stats「/usage」の別名。統計のタブで開く活動の統計を見たいとき
/statusバージョン、モデル、アカウント、接続状態どのアカウントで使っているかを確かめるとき
/context会話の中身が、どれだけ文脈(コンテキスト)を占めているかを色つきの格子で表示会話が長くなってきたとき
/usage-credits使用クレジットの設定画面を開く。権限のないTeam・Enterpriseの人は、管理者に追加を依頼する上限を超えて作業を続けたいとき
/insights最近のセッションを分析したHTMLのレポートを作る自分の使い方を振り返りたいとき

「/usage」と「/status」は、Claudeが回答している最中でも実行できます。作業を止めずに、残りを確かめられます。

ステータスラインに常時表示する

「/usage」を毎回打つのが面倒なら、ステータスラインに表示しておく方法があります。ステータスラインは、Claude Codeの画面の下に常に表示される情報の欄で、表示する内容を自分で決められます。

  1. 「/statusline」を実行するやりたいことを日本語か英語で添えます。たとえば「/statusline show model name and context percentage with a progress bar」のように、表示したい内容を書きます。
  2. 設定の変更を許可するClaude Codeがスクリプトのファイルを作り、設定を書き換えます。確認が出たら内容を見て許可します。
  3. 表示を確かめる最初のやり取りのあとから、画面の下に指定した内容が出ます。

表示に使えるおもな項目は、次のとおりです。公式ドキュメントに載っている項目名で示します。

項目内容出る条件
rate_limits.five_hour.used_percentage5時間の枠の使用率(0〜100)claude.aiのProまたはMaxの契約。セッションで最初の応答があったあと
rate_limits.seven_day.used_percentage週の上限の使用率(0〜100)同上
rate_limits.*.resets_atそれぞれの枠が戻る時刻同上
context_window.used_percentage会話の長さ(コンテキスト)の使用率セッション開始直後は空のことがある
cost.total_cost_usdセッションの費用の目安(ドル)APIで使う人向け。定価での推定

公式ドキュメントには、5時間と週の使用率を「5h: 23% 7d: 41%」のように表示するスクリプトの例が載っています。使用率が出る項目は、claude.aiのProまたはMaxの契約のときに限られます。TeamやEnterpriseでは、この項目が出るとは書かれていないため、確認した範囲では表示できると言えません。

デスクトップアプリとVS Codeでの確認

Claude Codeのデスクトップアプリでは、モデル選択の横にある使用量のリングをクリックすると、現在の会話の長さ(コンテキストの使用量)と、プランの使用量が確認できます。会話の長さはセッションごとの数字で、プランの使用量は、Claude Codeを使うすべての画面で共有される数字です。

VS Codeの拡張機能では、プロンプトの入力欄から「/usage」を実行すると、「Account & usage」というダイアログが開きます。claude.aiのプランで使っている場合は、現在のセッションと週のバーが表示され、それぞれリセットまでの時間が確認できます。内訳は「Day」「Week」の切り替えで見られます。サードパーティの提供元やAPIキーでログインしている場合は、プランの上限ではなく、そのセッションの費用とトークン数が表示されます。

あわせて読みたいClaude Code Desktopとは?入れ方・使い方・ターミナル版との違いClaude Code Desktopは、Claudeのデスクトップアプリの「Code」タブで使う、画面付きのClaude Codeです。できること、使えるプランと料金、インストール、基本の使い方、並行作業やスケジュール実行などの便利な機能、ターミナル版との違い、困ったときの対処までまとめました。

使い方を振り返る「/insights」

「/insights」は、使用量そのものではなく、どんな仕事に時間を使い、どこでつまずいたかをまとめたレポートを作るコマンドです。最近のセッションを分析して、HTMLのレポートを書き出します。公式ドキュメントによると、レポートは「~/.claude/usage-data/report.html」に保存され、1回の実行で最大200セッションを分析します。

注意点として、「/insights」の分析にもトークンが使われ、プランまたはAPIの使用量に数えられます。ほかの端末やclaude.aiのセッションは対象に含まれません。

使用量が多い原因を探す

内訳の一覧を見ながら、使用量が多い原因を探す会社員

使用量を見るのは、残りを知るためだけではありません。「いつもより早く上限に達する」ときに、何に多く使っているかを内訳から探すことで、使い方を変えるべき点が見えてきます。

症状から見る場所を決める

気になること見る場所分かること
今日だけ急に早く上限に達したClaude Codeの「/usage」で「d」キーの24時間表示最近の1日で、何が多くの割合を占めているか
今週は全体的に使用量が多い「/usage」で「w」キーの7日間表示1週間の内訳の変化
長い作業のあとでバーが大きく進んだ「/usage」のBehavior flags会話の長さやキャッシュの再読み込みの影響
定期実行のタスクを使っている「/usage」のLoops実行の頻度と、1回あたりのトークン数
特定のプラグインやMCPサーバーが怪しい「/usage」のAttributionそのプラグイン・MCPの割合
チャットの使用量が多い設定の「使用量」画面と、自分の使い方の振り返り画面には内訳の表示が書かれていない。会話の長さ・添付・機能から推測する

内訳の表示と、対応の目安

Claude Codeの「/usage」では、使用量の10%以上を占める行動に印がつき、それぞれ減らすための助言が表示されます。公式ドキュメントに載っている原因と、対応の目安を表にしました。

内訳に出るもの意味対応の目安
長い会話(long context)Claude Codeは、リクエストのたびに会話の全体を送るため、長い会話ほど1回の使用量が大きくなる別の作業に移るときは「/clear」で会話を空にする。長くなったら「/compact」で要約する
キャッシュの再読み込み(cache misses)休憩のあとの最初の1回は、キャッシュの有効期間を過ぎて、全体を読み直す。サブスクリプションでの有効期間は1時間長い休憩の前に会話を区切る。再開するときは、要点だけで新しい会話を始める
サブエージェントが多いサブエージェントは、それぞれ別のリクエストを送る単純な作業のサブエージェントは、小さなモデルを指定する
定期実行のタスクセッションが待機中でも、決めた間隔で動き、そのたびに全体の文脈を送る実行の間隔を空ける。不要なタスクは止める
エージェントチームチームの各メンバーが、それぞれの会話を持つ。通常のセッションの約7倍のトークンを使うことがある(プランモードの場合)チームを小さくし、作業が終わったメンバーは止める
特定のMCPサーバーそのサーバーのツールの結果を使ったリクエストが、割合として表示される。設定したサーバーのツール名なども文脈に入る「/mcp」で、使っていないサーバーを無効にする

これらの対応は、上限に達してから行うよりも、内訳の数字で原因を確かめてから行うほうが効果的です。たとえば、会話の長さが原因なのに、モデルだけを小さくしても、使用量はあまり変わりません。

原因を絞る手順

  1. どの期間かを決める「今日急に増えた」のか、「ここ1週間ずっと多い」のかを、「/usage」の24時間と7日間の表示で見比べます。
  2. 割合の大きいものを見るAttributionで、スキル・サブエージェント・プラグイン・MCPサーバーのうち、大きな割合を占めているものを探します。
  3. 印のついた行動を確かめるBehavior flagsに、長い会話やキャッシュの再読み込みが出ていないかを確認します。
  4. 1つだけ変えて、様子を見る原因と思われる点を1つだけ変えます。たとえば、作業の区切りで「/clear」を使う、といった変更です。数日後に、同じ画面で変化を見ます。

一度にいくつも変えない

原因を特定する前に、複数の設定を同時に変えると、どれが効いたのか分からなくなります。1つ変えて数日見る、という進め方のほうが、結果的に早く原因にたどり着きます。

なお、「/usage」の内訳の数字は概算で、端末の履歴から計算されています。ほかの端末で多く使っている場合は、この内訳には現れません。全体の進み具合は、設定の「使用量」画面のバーと見比べて判断します。

会社・チームで確認する

会議室で、管理画面の利用状況の一覧を見ながら相談する管理者と担当者

TeamやEnterpriseで全員分の使用量を確認するのは、管理者の役割です。公式ヘルプ「View usage analytics for Team and Enterprise plans」の内容をもとに、見られる画面と確認の手順を整理します。

見られる人と画面

分析画面を見られるのは、プランと役割によって決まっています。

プラン見られる役割注意点
TeamOwner、Primary Owner一般のメンバーは分析画面を見られない
EnterpriseOwner、Primary Owner、AdminAdminは、費用(Spend)以外を見られる

画面は、左下の自分のイニシャルをクリックして「Analytics」を選ぶと開けます(claude.ai/analytics/overview)。製品ごとのページがあり、公式ヘルプには次のものが挙げられています。

ページ主な内容
Overview(概要)週ごとのアクティブなメンバー数、誰がどう使っているか、成果、費用の概要
Claude Chatチャット、プロジェクト、アーティファクトの利用状況。日ごとの推移と、よく使うメンバー
Claude CodeProductivity、Usage、Valueの3つのタブ
Cowork1日あたりのセッション数、1回以上使ったメンバーの割合、アクティブなメンバー数

概要のページの費用に関する項目は「How much is Claude costing?」という名前で、使用量の上限、費用の集中度、期間ごとの合計費用、モデルごとの費用が確認できます。

あわせて読みたいClaude Teamプランとは?料金・標準席と上位席の違い・Proとの比較と導入手順Claude Team(チームプラン)は、2〜150人の会社やチーム向けの有料プランです。標準席と上位席の料金、人数別の費用の目安、Proとの違い、使える機能、使用量の上限と追加購入、データの扱い、申し込みと席の管理の手順までをまとめました。

費用レポート(CSV)の見方

メンバーごとの費用は、CSVで書き出して確認できます。場所は「Settings」→「Analytics」の「How much is Claude costing?」の項目です。公式ヘルプの内容は次のとおりです。

項目内容
期間今月(MTD)、先月、直近90日、期間の指定(最大90日前から、昨日まで)
行の形式1人・1モデルにつき1行。選んだ期間の合計
列メールアドレス、アカウントのID、製品、モデルとモデル系統、リクエスト数、入力トークン数、出力トークン数、費用(正味・総額、ドル)
更新1日1回。1日遅れで反映される

席の枠の中の使用は、金額に出ない

席ごとの契約のEnterpriseでは、費用レポートが出るのは使用クレジットを有効にした場合で、枠を超えた分の費用だけが対象です。席の枠の範囲内での使用は、金額として計測されません。「レポートの金額が少ないから、あまり使われていない」とは限らないので、利用状況はAnalyticsの利用者数やセッション数とあわせて判断します。

メンバー本人が見られるもの

メンバー本人は、自分のアカウントの「設定」→「使用量」画面で、自分の5時間の枠と週の上限を見られます。管理者に聞かなくても、自分の残りは確認できます。

また、使用量ベースのEnterpriseでは、メンバーが自分の分析を見られる設定(Member analytics)があります。この設定は、使用量ベースのEnterpriseだけが対象で、TeamやEnterpriseの席ごとの契約では使えないと、公式ヘルプに書かれています。

費用の上限を決める

確認だけでなく、上限を決めておくこともできます。Claude Codeの公式ドキュメントによると、使用クレジットを有効にしたTeamとEnterpriseでは、組織・グループ・個人のそれぞれの単位で、支出の上限を設定できます。上限に達した人が管理者へ追加を依頼する流れも用意されています。

Enterpriseでは、Analytics APIを使って、メンバーごとの利用状況と費用をプログラムから取得することもできます。キーを作れるのはPrimary Ownerだけで、公式ヘルプには、「read:analytics」の権限を持つキーを使うと書かれています。

管理者が毎週確認する手順

公式には「毎週何を見るか」という決まりは示されていません。ここでは、確認できる画面をもとにした進め方の例を紹介します。

  1. 利用者数を見るAnalyticsのOverviewで、週ごとのアクティブなメンバー数を確認します。席を買っているのに使っていない人がいないかを見ます。
  2. 製品ごとの使われ方を見るClaude Chat、Claude Code、Coworkのページで、どの機能がよく使われているかを確認します。
  3. 費用レポートを書き出す使用クレジットを有効にしている場合は、月に1回、CSVを書き出して、枠を超えた使用の多い人を確認します。
  4. 席の種類を見直す枠を超えることが多い人は、上位の席への変更や使用クレジットの利用を検討します。ほとんど使っていない人は、席の削減を検討します。

上位の席に変えるかどうかは、「使用量が上限に近いか」だけでなく、上限で作業が止まって、仕事に影響が出ているかで判断すると、無駄な契約を避けられます。

APIとConsoleで確認する

Consoleの利用状況のグラフを見ながら、費用の内訳を確かめる担当者

自社のシステムにClaudeを組み込んでいる場合や、Console(platform.claude.com)のアカウントでClaude Codeを使っている場合は、claude.aiの設定画面ではなく、Consoleで使用量と費用を確認します。

UsageページとCostページ

Consoleには、使用量を見る「Usage」ページ(platform.claude.com/usage)と、費用を見る「Cost」ページ(platform.claude.com/cost)があります。

ページ見られる内容
Usageトークンの使用量
Cost費用の内訳

公式ドキュメントでは、後で説明するUsage and Cost APIで取得できるデータは、これらのページの情報と似ていると説明されています。ワークスペースとは、プロジェクトや環境ごとに、APIキーや費用の上限を分けて管理する仕組みです。ワークスペースごとに月の支出の上限を決められます。

Usage and Cost API

Consoleの画面で見る代わりに、プログラムから使用量と費用を取得する「Usage and Cost API」もあります。社内の集計に組み込みたい場合に使います。公式ドキュメントの内容をまとめました。

項目内容
必要なものAdmin APIキー(または管理者の権限を持つトークン)。ワークスペース用のAPIキーでは使えない
使える人組織を作っている場合のみ。個人アカウントでは使えない
使用量のAPI1分・1時間・1日の単位で、トークン数を取得。モデル・ワークスペース・APIキーなどで絞り込みと集計ができる
費用のAPI1日単位。ワークスペースや内訳の説明ごとに、米ドルで取得
データの鮮度通常、リクエストの完了から5分以内に反映。遅れることもある

注意点もいくつかあります。Priority Tier(優先処理の契約)の費用は、費用のAPIには含まれず、使用量のAPIで確認します。ConsoleのPlaygroundでの利用は、APIキーに紐づかないため、APIキーごとの集計では「null」になります。標準のワークスペース(Default Workspace)の分も、ワークスペースのIDが「null」で返ります。

Claude Enterprise(claude.ai)の組織では、このAPIの代わりに、Analytics APIのキーを使うと、公式ドキュメントに書かれています。

Claude CodeをConsoleで使うとき

Consoleのアカウントで初めてClaude Codeにログインすると、「Claude Code」というワークスペースが自動で作られます。公式ドキュメントによると、このワークスペースでは、次の管理ができます。

  • Claude Code全体の支出の上限をワークスペース単位で設定する
  • メンバーごとの支出とコードの採用行数を、Consoleのダッシュボード(platform.claude.com/claude-code)で確認する
  • メンバーごとの毎月の支出の上限を設定する(この機能を使えるのは、Claude Codeのワークスペースだけ)
  • Claude Codeのリクエストの上限(毎分のトークン数など)を、ほかの用途と分けて設定する

メンバーごとの日別の数字をプログラムから取りたい場合は、Claude Code Analytics APIが用意されています。

クラウド経由で使うとき

Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundry経由でClaude Codeを使っている場合、課金はそのクラウドに対して行われ、使用量はクラウドの請求画面で確認します。公式ドキュメントでは、これらの利用状況はAnthropic側の分析画面には含まれないと説明されています。メンバーごとの内訳を取りたい場合は、OpenTelemetryというデータ送信の仕組みで、自社の監視システムに集める方法が案内されています。

費用の目安

APIでClaude Codeを使う場合の費用は、公式ドキュメントに、企業での導入全体の平均が載っています。

公式ドキュメントに載っている平均

企業での導入全体で、開発者1人あたりの平均費用は、利用した日に約13ドル、月に150〜250ドルです。利用した日の費用が30ドルを下回る人が、全体の90%とされています。ただし、費用は使うモデル、コードの規模、並行して動かす数などで大きく変わります。自社の目安は、少人数で試した結果をもとに決めるよう、公式ドキュメントでも案内されています。

この数字は、あくまでAPIで使う場合の平均です。ProやMaxなどのサブスクリプションで使う場合は、月額に含まれるため、この数字は当てはまりません。

数字がずれる・見られないとき

2つの画面の数字を見比べて、違いの理由を考える会社員

画面によって数字が違う、あるはずの項目が出ない、ということもよくあります。多くは、数字の計算の仕方や、対象の範囲が違うことが原因です。公式ドキュメントで確認できる範囲で、症状と原因を整理します。

症状考えられる原因対処
「/usage」の内訳が、実感より少ない内訳は、そのパソコンのセッション履歴から計算した概算。ほかの端末やclaude.aiの分は含まれない全体の進み具合は、設定の「使用量」画面のバーで見る
「Total cost」が請求額と違う定価からの推定値で、請求書ではない。サブスクの人にはそもそも請求額と関係がない請求額は、Consoleや契約の窓口で確認する
ステータスラインに5時間・週の使用率が出ないclaude.aiのProまたはMaxの契約のときだけ出る。セッションで最初の応答があるまで出ない1回やり取りしてから確認する。TeamやEnterpriseでは「/usage」を使う
「Showing last-known usage」と出る使用量の取得が一時的に制限され、直近60分以内の数字を表示している「r」キーで再取得する
管理画面の費用に、今日の分が出ない費用のデータは1日1回、1日遅れで更新される翌日以降に確認する
管理画面の費用が少ない席ごとのEnterpriseでは、枠を超えた使用クレジットの費用だけが対象利用者数やセッション数とあわせて判断する
APIキーで使うと、プランのバーが出ないAPIキーやクラウド経由のログインでは、プランの上限が適用されない。セッションの費用とトークン数が出るConsoleやクラウドの請求画面で確認する
Consoleの集計で、APIキーが「null」になるPlaygroundでの利用は、APIキーに紐づかないワークスペースや説明で絞り込んで確認する
分析画面が開けないTeamでは、OwnerとPrimary Ownerだけが見られる権限のある人に確認してもらう

数字が合わないときは、まず「どの範囲の数字か」を確かめます。1台のパソコンか、アカウント全体か、組織全体か。推定値か、請求額か。この2点を確認するだけで、多くのずれは説明がつきます。

数字を比べるときのチェック項目

2つの画面の数字を見比べるときは、次の点をそろえてから比較します。

  • 同じアカウントで見ているか(個人のアカウントと会社のアカウントを使い分けていないか)
  • 同じ期間か(5時間の枠、直近24時間、直近7日間、今月)
  • 同じ範囲か(1台の端末、アカウント全体、組織全体)
  • 推定値か、請求額か(「/usage」のドル表示は推定値)
  • 更新のタイミングが同じか(管理画面の費用は1日遅れ)

よくある質問

Claudeの使用量は、どこで確認できますか?

claude.aiの「設定」→「使用量」(claude.ai/settings/usage)で確認できます。5時間の枠と週の上限の進み具合、リセットまでの時間が表示されます。Claude Codeでは「/usage」でも確認できます。

無料プランでも使用量を確認できますか?

公式ヘルプで、使用量の画面を使えると説明されているのは、Pro、Max、Team、席ごとの契約のEnterpriseです。無料プランで同じ画面が見られるかは、確認した公式ヘルプには書かれていません。

スマホアプリで使用量を見ることはできますか?

スマホアプリでの確認場所は、確認した公式ヘルプに書かれていません。スマホのブラウザで claude.ai/settings/usage を開くのが確実です。

残りの使用量を、パーセントや回数で知りたいのですが。

設定の「使用量」画面は、バーで進み具合を表示します。パーセントや回数の表示があるかは、確認した公式ヘルプに書かれていません。なお、Claude Codeのステータスラインでは、5時間の枠と週の上限を0〜100の使用率として表示できます(ProまたはMaxの契約のみ)。

ClaudeとClaude Codeの使用量は、別々に見られますか?

上限は共有されるため、設定の「使用量」画面では合算した数字が出ます。Claude Codeの「/usage」では、スキルやプラグインなど、何に多く使ったかの内訳を見られます。

「/usage」のドル表示は、請求額ですか?

いいえ。トークン数から定価で計算した推定値です。ProやMaxの契約では、使用量がプランに含まれるため、請求額とは関係がありません。

ステータスラインに残りの使用量を出すには?

Claude Codeで「/statusline」を実行し、表示したい内容を伝えます。5時間と週の使用率が出るのは、claude.aiのProまたはMaxの契約で、セッションの最初の応答があったあとです。

チームのメンバーが、誰がどれだけ使っているかを見たいです。

管理者向けの分析画面(Analytics)と、費用レポートのCSVで確認できます。Teamでは、OwnerとPrimary Ownerが見られます。ただし、席の枠の中の使用は、金額としては計測されません。

管理画面の費用が、1日遅れで表示されます。

公式ヘルプによると、費用のデータは1日1回、1日遅れで更新されます。当日の分は、翌日以降に反映されます。

APIの費用は、どこで確認できますか?

ConsoleのUsageページとCostページで確認できます。プログラムから取得したい場合は、Admin APIキーを使うUsage and Cost APIがあります。個人アカウントでは、このAPIは使えません。

使用量を確認すると、使用量を消費しますか?

設定の「使用量」画面を開くことで消費する、という記載は確認した公式ヘルプにありません。Claude Codeの公式ドキュメントでは、「/usage」などの一部のコマンドが状態の確認のためにリクエストを出すことがあり、1セッションあたり0.04ドル未満のごく少量のトークンを使うと書かれています。気にするほどの量ではありません。

上限に達したときは、どうすればいいですか?

待つ、リセットを使う、使用クレジットを使う、プランを上げる、の選択肢があります。詳しくは「Claudeの制限」の記事で解説しています。

まとめ

この記事のまとめ

  • 使用量を確認する場所は、使い方で別。チャットは設定の「使用量」、Claude Codeは「/usage」、管理者は分析画面、APIはConsole
  • 設定の「使用量」画面では、5時間の枠と週の上限のバーと、リセットまでの時間を見る。重い作業の前と、週の後半に見る
  • Claude Codeでは「/usage」の内訳で、何に多く使ったかを確かめる。ステータスラインに出しておくと、常に残りが見える
  • 「/usage」のドル表示は定価からの推定値。ProやMaxの人は、請求額とは考えない
  • Team・Enterpriseの費用レポートは1日遅れで、席の枠の中の使用は金額に出ない
  • 数字がずれるときは、1台か全体か、推定か請求かの2点を確かめる

使用量は、止まってから見るより、止まる前に見ておくほうが手を打ちやすくなります。まずは、自分がどの契約で使っているかを確かめて、見る場所を1つ決めるところから始めてみてください。

社内の複数人が使い始める段階では、誰がどの画面を見るか、上限に達したときに誰へ連絡するか、使用クレジットの予算をどう決めるかといった運用が必要になります。INTERCREATE JAPANでは、Claude CodeやClaudeの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典