Claude

Claude Maxとは?料金・5xと20xの違い・使用量の上限と選び方を解説

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • Claude Max(5x・20x)の料金と、日本の消費税・月払いのみ・割引なしの扱い
  • Proとの違いと、Maxで使える機能(Claude Code・Cowork・Opus・Fableなど)
  • 5時間・週・Fable用の上限の仕組みと、上限に達したときの選択肢
  • 毎月のAPIクレジットと、使用クレジットの違い
  • 5xと20xの選び方と、会社で使うときの選択肢
  • 申し込み・切り替え・解約の手順
目次
  1. Claude Maxとは
  2. Proの上にある個人向けの上位プラン
  3. 5x・20xの2種類
  4. Pro・Maxの違いを3つに整理する
  5. こんな人が検討するプラン
  6. Claude Maxの料金
  7. 月払いのみで、年払いはない
  8. 1日あたりの金額で考える
  9. 日本では消費税10%が別にかかる
  10. スマホのアプリ経由だと価格が違うことがある
  11. 割引はない・支払い方法・領収書
  12. Claude Maxでできること
  13. 使用量と出力の上限が大きい
  14. Claude Codeを使える
  15. Opus・Fableのモデルを使える
  16. Coworkで仕事を任せる
  17. Chrome・Microsoft 365の中で使う
  18. 優先アクセス・新機能への早期アクセス
  19. そのほかに使える機能
  20. Maxに含まれないもの
  21. Maxを使う場面の例
  22. 使用量の上限の仕組み
  23. 5時間ごとの上限・週の上限
  24. チャット・Claude Code・Coworkは同じ枠を使う
  25. 使用量が増えやすい使い方
  26. Fableの枠の考え方
  27. 上限に近づいたとき・達したとき
  28. Claude Codeの「wrapping up」
  29. リミットのリセット
  30. 1週間の使い方を決めておく
  31. 使用量の確認方法
  32. 使用量を抑えるコツ
  33. APIクレジット・使用クレジット
  34. 毎月のAPIクレジットとは
  35. APIクレジットの使い道の例
  36. 受け取りの手順
  37. APIクレジットが切れたとき
  38. 使用クレジットの設定
  39. 日本では購入から6か月で失効する
  40. どちらを使えばよいか
  41. 5x・20xの選び方
  42. Proから上げる目安
  43. 5x・20xの分かれ目
  44. 契約して1か月たったら見直す
  45. API料金で使った場合と比べる
  46. 会社の仕事で使うときの選択肢
  47. 個人のMaxを仕事に使うときの注意
  48. 申し込みから解約まで
  49. 申し込みの手順
  50. Proから切り替えたときの請求
  51. Claude Codeで使う
  52. 解約するとき
  53. 解約の前に確認すること
  54. 返金について
  55. 支払いが失敗したとき
  56. よくある質問
  57. まとめ

「Proだと上限にすぐ当たってしまう」「Maxにすると何がどれだけ変わるのか分からない」「5xと20xのどちらを選べばいいのか」と迷っている方は多いと思います。

Claude Max(クロード マックス)は、Anthropic社のAI「Claude」の個人向けプランのうち、いちばん多く使えるプランです。料金は月100ドル(Max 5x)と月200ドル(Max 20x)の2種類で、使用量がProの5倍または20倍になります。月払いのみで、料金は税別です。

この記事では、Maxの料金、Proとの違い、Maxで使える機能、使用量の上限の仕組み、毎月付いてくるAPIクレジット、5xと20xの選び方、申し込みから解約までを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。料金やプランは変わることがあるので、契約の前には公式ページもあわせて確認してください。

Claude Maxとは

自宅の机でノートPCに向かい、プランの説明を読む会社員

Claude Maxは、claude.aiで契約する個人向けの有料プランのひとつです。個人向けには、無料のFree、月20ドルのPro、そしてMaxがあります。Maxは、Proの機能をすべて含んだうえで、使える量を大きく増やしたものです。

公式の料金ページでは、Maxは「一日中Claudeと仕事をする方へ」のプランと紹介されています。チャットで質問するだけでなく、Claude Codeでプログラムを書かせたり、Coworkで資料づくりを任せたりと、Claudeに頼む量が多い人が対象です。

Proの上にある個人向けの上位プラン

ProもMaxも、チャット・Claude Code・Coworkなどを同じアカウントで使えます。違いは、使える量の多さと、いくつかの上位の特典です。Proで「使い方は気に入ったが、量が足りない」と感じたときの次の選択肢がMaxです。

一方で、ProにあってMaxにない機能はありません。機能の面ではProの全部に加えて、後ほど説明するAPIクレジットや優先アクセスなどが付くという位置づけです。

5x・20xの2種類

Maxには、使用量の違いで2つの段階があります。「5x」「20x」は、Proの5時間ごとの使用量の枠に対する倍率です。

ProMax 5xMax 20x
月額(税別・月払い)20ドル100ドル200ドル
5時間ごとの使用量基準(Freeの5倍以上)Proの5倍Proの20倍
公式の説明(Claude Codeの製品ページ)小さなコードでの短い開発向け大きめのコードでの毎日の利用向けClaudeをいちばん多く使いたい上級者向け
毎月のAPIクレジットなし100ドル分200ドル分
年払いあり(月17ドル相当)なしなし

料金ページでは、Maxの料金は「100ドルから」と表記されています。5xが月100ドル、20xが月200ドルです。

Pro・Maxの違いを3つに整理する

ProとMaxの違いは、次の3つに絞って考えると分かりやすくなります。

  1. 使える量が多い5時間ごとの枠がProの5倍または20倍になります。これがMaxを選ぶ最大の理由です。
  2. Fableを追加料金なしで使える範囲があるProでは、Fableは使用クレジット(従量課金)で使います。Maxでは、週の上限の50%までは追加料金なしです。
  3. 毎月のAPIクレジットが付くMax 5xは月100ドル分、Max 20xは月200ドル分のAPI利用料を、自分で作るアプリやエージェントに使えます。Proには付きません。

反対に、使える機能の種類(Claude Code・Cowork・リサーチなど)は、ProとMaxで基本的に同じです。「Maxにしないと使えない機能」を探すより、「いまの使い方で、量が足りているか」で考えるのが分かりやすい見方です。

こんな人が検討するプラン

公式ヘルプは、Maxを「長い時間、途切れずにClaudeを使いたい人」向けと説明しています。具体的には、次のような状況の方が検討しています。

  • Proの5時間の上限に、1日のうちに何度も当たってしまう
  • Proの週の上限に、週の半ばで当たってしまう
  • Claude Codeを毎日使い、長い作業を何本も同時に進めたい
  • Coworkで資料づくりや集計を何件も任せたい
  • 仕事の中心にClaudeを置いていて、上限で止まる待ち時間が惜しい

反対に、週に数回チャットで質問する程度なら、Proでも使い切れないことがほとんどです。Maxに上げる前に、まずProの使用量の画面で、実際にどれくらい使っているかを確認することをおすすめします(確認方法は後ほど説明します)。

Maxは「個人」向けのプラン

Maxの申し込み方法を説明する公式ヘルプには、個人向けの記事であり、組織はTeamやEnterpriseの案内を見るように書かれています。複数人で使う、会社の管理機能が必要という場合は、Maxではなくチーム向けのプランが対象です。選択肢は、あとの「5xと20xの選び方」で整理しています。

Claude Maxの料金

料金プランのカードを見比べながらメモを取る会社員

Maxの料金は、公式の料金ページと、Maxの説明ヘルプに載っています。2026年10月時点の内容を表にまとめました。

プラン月額(月払い)年払い毎月のAPIクレジット
Max 5x100ドルなし100ドル分
Max 20x200ドルなし200ドル分

表示価格は米ドルで、税別です。支払いはクレジットカードかデビットカードです。

月払いのみで、年払いはない

Proには年払いがあり、月17ドル相当になります。Maxは月払いのみで、年払いは用意されていません。料金ページでも、Maxの支払いの周期は月払いのみと表で示されています。

そのため、Maxは「必要な月だけ契約する」という使い方ができます。たとえば、大きな案件の期間だけMaxにして、落ち着いたら解約する、という形です。解約のしかたは「申し込みから解約まで」で説明します。

1日あたりの金額で考える

月額を日割りで見ると、負担の大きさをつかみやすくなります。月100ドルを30日で割ると、1日あたり約3.3ドル。月200ドルなら、1日あたり約6.7ドルです(税別)。

Claudeに頼む作業で、1日に何時間かが短くなる、あるいは上限で止まる時間がなくなる、という効果が見込めるかどうかが判断のポイントです。使う日が月に数日しかない場合は、1日あたりの金額は大きくなります。月の中で、実際に使う日数も考えに入れてください。

日本では消費税10%が別にかかる

公式の案内では、2026年4月1日から、日本のお客様の請求に10%の消費税が加わります。請求の通貨は変わらず、消費税額が日本円で請求書に記載されます。したがって、月100ドルのMax 5xでも、実際の支払いは税込みで110ドル相当になる計算です。

プラン表示価格(税別)消費税10%を加えた額
Max 5x100ドル110ドル相当
Max 20x200ドル220ドル相当

円での請求額は、為替レートなどで変わるため、この記事には書いていません。実際の金額は、申し込みの画面や請求書で確認してください。

消費税を納める事業者は、Anthropicが発行する適格請求書(インボイス)で仕入税額控除を受けられると、公式の案内に書かれています。個人の方は控除を受けられず、税額は自己負担になります。

スマホのアプリ経由だと価格が違うことがある

Maxの公式ヘルプには、「表示の価格はWebで契約した場合のもので、モバイルの価格はアプリのプラットフォームによって異なる場合がある」と書かれています。iPhoneやAndroidのアプリから申し込むと、Apple・Googleの手数料などが上乗せされた価格になることがあります。

料金を抑えたい場合は、パソコンのブラウザでclaude.aiから申し込むのが確実です。また、アプリ経由で契約した場合は、解約や返金の手続きもApp StoreやGoogle Play側の手続きになります。

割引はない・支払い方法・領収書

公式ヘルプによると、Proを含む個人向けプランには、常設の割引はありません。期間限定のキャンペーンが公式の案内で出されることはありますが、サポートが個別に割引やクーポンを発行することはできないとされています。非営利団体向けの割引は、Teamなど法人向けのプランが対象です。

支払い方法は、Webで契約する場合、クレジットカードまたはデビットカードのみです。請求書や領収書は、「設定」→「請求(Billing)」の「請求書(Invoices)」から確認できます。「Your receipt from Anthropic」という件名のメールも、請求のたびに届きます。

古い料金の情報に注意

Maxについては、「月100ドルで使い放題」「Claude Codeが無制限になる」といった古い情報や不正確な説明を見かけます。Maxにも5時間の上限と週の上限があり、無制限ではありません。料金やプランの内容は、必ず公式の料金ページで確認してください。

Claude Maxでできること

ノートPCで資料づくりをClaudeに任せ、できあがりを確認する会社員

Maxで使える機能は、Proの機能に使用量と特典を足したものです。公式の料金ページの機能表をもとに、Free・Pro・Maxを比べると次のようになります。

項目FreeProMax
チャット(Web・デスクトップ・スマホ)○○○
Claude Codeなし○○
Opusモデルなし○○
Fableモデルなし使用クレジットで利用週の上限の50%まで追加料金なし
リサーチなし○○
Claude in Chrome・Microsoft 365連携なし○○
プロジェクト5つまで○○
使用クレジットなし○○
毎月のAPIクレジットなしなし100ドル/200ドル
高トラフィック時の優先アクセスなしなし(料金ページの表)○

以降で、Maxで実際に違いが出る部分を順に説明します。

使用量と出力の上限が大きい

Maxの中心は、使用量の多さです。5時間ごとの枠がProの5倍(5x)または20倍(20x)になります。日本語の料金ページには、このほかに「すべてのタスクで高い出力制限」という項目も載っています。長い文章やプログラムを一度に出力させるときの上限が、引き上げられているということです。

出力の上限について、具体的な数値は公式に案内されていません。長い文書を一気に書かせたい場合は、実際に試して確認する必要があります。

Claude Codeを使える

Claude Codeは、ターミナルやエディタからClaudeにプログラムを書かせたり直させたりする道具です。Pro以上のプランに含まれ、MaxならClaudeのチャットやCoworkと同じ使用量の枠の中で使います。

Claude Codeの製品ページでは、Maxを「大きなコードで毎日使う人向け」「Claudeのモデルをいちばん多く使いたい上級者向け」と説明しています。VS Code、Cursorなど(VS Codeをもとにしたエディタ)、JetBrainsのエディタの中でも、Pro・Maxの契約で使えると公式ヘルプに書かれています。Claude CodeをMaxで使う場合の詳しい話は、「Claude Code Maxプラン」の記事にまとめています。

Opus・Fableのモデルを使える

Maxでは、上位のモデルであるOpusを使えます。Claude Codeでは、Pro・Max・Team・Enterpriseの既定のモデルはOpus 5.5です(Claude Codeのドキュメントより)。

さらに、より高性能なFableモデル(Fable 5・Fable 5.1)も、Maxなら追加料金なしで使える範囲があります。ただし、その範囲は週の上限のうち50%までです。Fableの使用量は、ほかのモデルより早く上限を消費します。Fableの扱いについては、あとの「使用量の上限」で詳しく説明します。

Coworkで仕事を任せる

Coworkは、資料づくりや集計などの仕事をClaudeに任せて、ファイルができあがるところまで進めてもらう機能です。Maxでは、デスクトップアプリ、Web版、スマホアプリ、Chromeのサイドパネルで使えます。

注意したいのは、Coworkなど何段階もの作業は、ふつうのチャットの質問より多くの使用量を使うことです。公式ヘルプでも、複数段階の作業は短い質問より使用量を消費すると説明されています。確認なしで進める「自動モード」は、ほかの承認の方法よりさらに使用量が多いとされています。Maxの使用量の余裕は、こうした作業を安心して回せることに現れます。

あわせて読みたいClaude Coworkとは?チャットとの統合で変わったこと、できること・使い方を解説Claude Cowork(クロード コワーク)は、Claudeに仕事を任せて最後まで進めてもらう機能です。いまはチャットと統合され、入力欄の「Cowork」の切り替えはなくなりつつあります。統合で変わったこと、できること、料金とプラン、使い方、業務での活用例、安全に使うための設定までをまとめました。

Chrome・Microsoft 365の中で使う

Claude in Chromeは、Chromeのブラウザの中でClaudeに調べものや入力を手伝わせる機能で、Claude for Microsoft 365は、Microsoft 365のアプリの中でClaudeを使えるようにするものです。料金ページでは、どちらもPro以上のプランに含まれています。

これらの機能も、チャットやClaude Codeと同じ使用量の枠を使います。普段の仕事の中でClaudeを使う場面が増えるほど、使用量の枠が大きいMaxの価値も大きくなります。

優先アクセス・新機能への早期アクセス

Maxの日本語の料金ページには、「高度なClaude機能への早期アクセス」と「高トラフィック時の優先アクセス」が載っています。混み合う時間帯でも使いやすく、新しい機能やモデルを早く試せる、という意味合いです。

ただし、これらは使用量のように数字で測れるものではありません。「優先アクセス」の具体的な内容は、公式に細かくは案内されていません。Maxを選ぶ理由としては、使用量の多さを中心に考えるのが現実的です。

そのほかに使える機能

料金ページの機能表には、Free・Pro・Maxで共通して使える機能として、Web検索、アーティファクト、メモリ、スキル、コネクタ、Design・Slides・Docs、音声モード、シークレットチャットなどが載っています。これらはMaxだからできるわけではなく、使う量が増えたときにも同じように使える機能です。Pro以上では、Claude Science、Claude Dashboards(ベータ版)も表に載っています。

Maxに含まれないもの

Maxを契約しても、使えないものがあります。契約したあとで「思っていたのと違った」とならないよう、あらかじめ確認しておきましょう。

項目Maxでの扱い
API(Console)の利用プランとは別の請求。毎月のAPIクレジットの範囲を超えた分は、別にクレジットを購入する必要がある
プロジェクトの共有・共同編集料金ページの表では、Team以上の機能
SSO・管理者向けの請求管理・利用状況の分析Team以上の機能。個人向けのMaxにはない
入力内容を学習に使わない既定の設定個人向けプランは、設定で選ぶ形。Team・Enterpriseは既定で学習に使われない

1人で使う分には、Maxで足りないものはほとんどありません。複数人で共有したい、管理者が把握したい、という要望が出てきた段階で、Teamへの移行を考えます。

Maxを使う場面の例

使用量の多いMaxでは、次のような使い方が現実的になります。いずれも「ふつうのチャットで質問する」より多くの使用量を使う作業です。

場面頼むこと使用量が増える理由
社内ツールの開発(Claude Code)勤怠集計や見積書作成などの小さなツールを、数日かけて作らせる会話が長くなり、ファイルの読み書きも多い
月次資料の作成(Cowork)複数のCSVを集計して、Excelとスライドに仕上げる複数段階の作業で、ファイルを何度も読む
調査・リサーチ競合や市場について、Webを調べて報告書にまとめるWeb検索とリサーチの機能は使用量が多い
長い文書の処理契約書や規程のPDFを何本も読み込んで、違いを一覧にする添付ファイルが大きいほど、入力量が増える
難しい設計・分析(Fable)複雑な仕組みの設計や、大量のデータの分析を任せるFableは上限を早く消費する

Maxを契約しても、1つの作業が大きければ、その分だけ使用量は減っていきます。作業の大きさと量に合わせて、モデルを使い分けるのがうまく使うコツです。

使用量の上限の仕組み

自席で使用量の画面を、肩越しに確かめる担当者

Maxは「無制限」のプランではありません。5時間ごとの上限と、週の上限があります。Proより上限が大きいだけで、使い方によってはMaxでも上限に当たります。

5時間ごとの上限・週の上限

公式ヘルプによると、Maxの上限は次の2つです。

上限仕組み
セッションの上限5時間ごとにリセットされる。Max 5xはProの5倍、Max 20xはProの20倍(セッションあたり)
週の上限すべてのモデルに共通。リセットされる時刻は、アカウントごとに決まった時刻で、使い始めた日にかかわらず同じ
Fable用の上限Maxでは、週の上限の中で、Fableの使える割合に上限がある(週の上限の50%まで)

5時間の枠は、5時間ごとにリセットされ、また使えるようになります。週の上限は、5時間の枠とは別に、1週間の合計に対してかかります。次のリセットの時刻は、「設定」→「使用量(Usage)」で確認できます。

公式ヘルプには、このほかにAnthropicの裁量で、週や月の上限、特定のモデルや機能への上限を設けることがある、とも書かれています。

上限の具体的な数値は公式に案内がない

「Maxなら1日に何回送れる」「週に何時間使える」といった具体的な数値は、公式には案内されていません。ネットでは回数や時間の目安が語られていることがありますが、使い方やモデルによって変わるため、数字を当てにしないほうが安全です。この記事でも、数値は書いていません。

チャット・Claude Code・Coworkは同じ枠を使う

Maxの使用量は、claude.ai(チャット)、Claude Code、Claude Desktop、Coworkで共通です。公式ヘルプには「これらの上限はClaudeとClaude Codeで共有される」と書かれています。たとえば、午前中にClaude Codeで長い作業をすると、その分、午後にチャットで使える量が減ります。

Max 20xの契約だから安心、と考えて複数の作業を同時に走らせると、思ったより早く枠を使うことがあります。使用量の画面で、こまめに様子を見ておくとよいでしょう。

使用量が増えやすい使い方

どのくらいの量を使うかは、公式ヘルプによると、次のような要素で決まります。

  • 会話の長さ(会話が長いほど、毎回の入力が大きくなる)
  • 添付したファイルの大きさと、メッセージの長さ
  • 選んだモデルと、思考の深さ(努力レベル)
  • リサーチ、Web検索、アーティファクトの作成などの機能
  • コードの実行、ファイルの作成、Webサイトの閲覧といった複数段階の作業

特に影響が大きいのが、長く続けた会話です。Claude Codeでは、会話の全体が毎回送られるので、1日中開きっぱなしにしたセッションでは、短い質問でも多くの使用量を使います。作業の区切りで新しい会話に切り替えると、使用量を抑えられます。

Fableの枠の考え方

Fableは、難しい推論や長い作業向けのモデルで、Maxの契約に含まれています。公式ヘルプでは、Maxは週の上限のうち50%までをFableに、追加料金なしで使えると説明されています。

この50%は、「使用量が50%増える」という意味ではありません。もとの週の上限の中で、Fableが使える割合の上限が50%という意味です。ほかのモデルも同じ枠から使い、全体の上限を超えることはできません。Fableは使用量を早く消費するため、Fableを多く使うほど、ほかの作業に回せる分が減ります。

プランFableの扱い
Free使えない
Proプランの上限には含まれず、使用クレジットで利用する
Max 5x・20x週の上限の50%まで、追加料金なしで使える。そのあとは使用クレジットか、ほかのモデルに切り替える

Claude CodeでFable 5を使うには、バージョン2.1.170以降、Fable 5.1は2.1.255以降が必要です。Fableが選べないときは、有料プランであること、バージョンの条件、組織の設定でFableが有効になっていることを確認してください。

上限に近づいたとき・達したとき

上限に近づくと、画面に警告が出ます。上限に達したときの選択肢は、公式ヘルプでは次のようにまとめられています。

選択肢内容向いている場面
リセットを待つ5時間の上限なら、リセットされるまで待つ急ぎではないとき
Max 20xに上げる5xから20xに切り替える。すぐに反映される5xで上限に当たることが続くとき
使用クレジットを使う上限を超えた分を、API料金で支払って続けるこの日だけ、この週だけ足りないとき
Console(API)を使うAnthropicの開発者向けのConsoleでクレジットを買って使うプログラムから呼び出すとき
ほかのモデルに切り替えるFableの枠だけ使い切ったときは、OpusやSonnetに切り替えるFableが特に必要ないとき

使用クレジットの設定は、あとの章で説明します。なお、Maxに付いてくる毎月のAPIクレジットは、ClaudeアプリやClaude Codeの上限を超えた分には使えません(理由はあとで説明します)。

Claude Codeの「wrapping up」

Claude Codeで5時間の上限に達したとき、作業の途中の応答だけは最後まで終えられる場合があります。画面には「Usage limit reached · wrapping up」と出ます。公式ヘルプによると、これはすでに進行中の応答だけが対象で、新しく送ったメッセージには使えません。また、その分は週の上限にも数えられます。

Maxでは、5時間の上限に達するたびに(週の上限の範囲内で)使える可能性があると書かれています。ただし、この機能は順次提供されている段階です。

リミットのリセット

Anthropicは、対象のプランに「リミットのリセット」を、ときどき提供しています。使うと、5時間の上限か週の上限が満タンの状態に戻ります。「設定」→「使用量」の「Reset for free」から使います。

  • 提供されるのは「ときどき」で、いつでも使えると約束されているものではない
  • 使えるリセットには期限があり、期限は「設定」→「使用量」に表示される
  • プランを下げたり解約したりすると、使っていないリセットは使えなくなる
  • モバイルアプリやClaude Codeの画面にはボタンがないので、ブラウザかデスクトップアプリから使う

リセットを当てにして上限を使い切る、という使い方はおすすめできません。もらえたときに使う、というくらいに考えておきましょう。

1週間の使い方を決めておく

週の上限は1週間の合計に対してかかるため、月曜から飛ばして使うと、週の後半に足りなくなることがあります。上限に当たりやすい方は、使い方に次のような決まりを作っておくと、安定して使えます。

  • 設計や分析など、難しい作業にはFableやOpusを使い、日常の文章作成や整理にはSonnetなど軽いモデルを使う
  • 長く続けた会話は、区切りのよいところで新しい会話に切り替える
  • 使用量の画面で、週の半ばに残りを確認する
  • 急ぎでない大きな作業は、週の上限がリセットされる直前の枠に回す

上限のリセットの時刻は、アカウントごとに決まっています。曜日と時刻は、「設定」→「使用量」で確認できます。

使用量の確認方法

使用量は、次の場所で確認できます。

場所見られるもの
claude.aiの「設定」→「使用量」5時間と週の上限の使用状況、次のリセットの時刻、使用クレジットの状況
Claude Codeの/usageプランの使用量のバー、スキル・サブエージェント・MCPなどの使用量の内訳
Claude Codeの/status残りの使用量(Pro・Max向けのヘルプで案内されているコマンド)

Claude Codeの/usageには、「長い会話」や「キャッシュの再読み込み」など、使用量が増えている原因の目安も表示されます。上限に当たりやすいと感じたら、まずここを見て原因を探してみてください。

使用量を抑えるコツ

公式ヘルプでは、使用量を抑える方法として次のような点が紹介されています。

  • 関連する質問は、1つのメッセージにまとめる
  • メッセージには、目的や条件を具体的に書き、やり取りの回数を減らす
  • 前の会話の内容を繰り返さず、「先ほどの表」のように参照する
  • 同じ資料を何度も使うなら、プロジェクトに入れる(保存済みの内容は使用量が少なく数えられる)
  • 設定の「使用量」で、定期的に確認する

Claude Codeでは、さらに次の習慣が効きます。

  • 別の作業に移るときは/clearで会話をリセットする
  • 簡単な作業は、軽いモデル(Sonnetなど)に切り替える
  • 簡単な作業では、思考の深さ(/effort)を下げる
  • 使っていないMCPサーバーを止める
  • 依頼は「ログイン画面の入力チェックを追加して」のように、具体的に書く
あわせて読みたいClaudeの制限とは?5時間・週の使用量の上限と、達したときの対処法・節約のコツClaudeの制限は、5時間ごとの上限、週の上限、会話の長さの制限の3つです。プランごとの上限の大きさ、上限に達したときの対処(待つ・リセット・使用クレジット・プラン変更)、使用量を節約するコツ、Claude Codeの上限までを、2026年10月時点の公式情報でまとめました。

APIクレジット・使用クレジット

経理担当と開発担当が、PCで請求の画面を一緒に確認している

Maxには、名前が似た2つの「クレジット」があります。毎月付いてくるAPIクレジットと、自分で購入する使用クレジットです。用途がまったく違うので、混同しないようにしましょう。

毎月のAPIクレジット使用クレジット
どうやって手に入るかMaxの契約に毎月付いてくる(受け取りの手続きが必要)自分で入金して購入する
金額Max 5xは月100ドル、Max 20xは月200ドル自分で決める(月の上限額も決められる)
使い道Claude APIなど、自分でアプリやエージェントを作るときの利用料ClaudeアプリやClaude Codeで、プランの上限を超えたあとの利用料
Claude Codeで使えるか対話型のClaude Codeには使えない使える
期限毎月の請求サイクルの終わりに失効。繰り越しなし日本では購入から6か月(2026年9月10日以降の購入分)
設定する場所「設定」→「請求」の「APIクレジット」「設定」→「使用量」

毎月のAPIクレジットとは

APIは、プログラムからClaudeを呼び出すための仕組みです。自社のシステムにClaudeを組み込んだり、自分でAIエージェントを作ったりするときに使います。APIの利用料は、チャットのプランとは別に、使った分だけかかります。

Maxには、このAPIの利用料に使えるクレジットが、毎月付いてきます。公式ヘルプでは、次のものに使えるとされています。

  • Claude API(MessagesとMessage Batchesのエンドポイント)
  • Consoleのプレイグラウンド
  • Claude Managed Agents
  • Claude Agent SDK
  • claude -pなどで、リンクした組織のAPIキーを使った実行

自分でAIを組み込んだ社内ツールを作ってみたい、という方には、Maxの料金に試作の費用が含まれているようなものです。

APIクレジットの使い道の例

プログラミングの経験がない方には、APIクレジットはなじみがないかもしれません。たとえば、次のような使い道があります。

  • 問い合わせの内容を読み取って、担当部署ごとに仕分ける社内ツールを試作する
  • 議事録のテキストから、要点とやることを自動で抜き出す仕組みを作る
  • 見積依頼のメールを読んで、必要な項目を表に整理するエージェントを動かす

こうしたものは、Claude Codeに作ってもらうことができます。作ったあとで動かすときのAPIの利用料に、毎月のAPIクレジットを使うという関係です。Claude Codeで作る作業そのものには、プランの使用量を使い、APIクレジットは使いません。

受け取りの手順

毎月のAPIクレジットは、自動では使えるようになりません。Maxの契約者が、ConsoleのOrganizationをリンクして受け取ります。

  1. 7日たつまで待つMaxの契約から7日が過ぎている必要があります。契約してすぐには表示されません。
  2. 「設定」→「請求」を開くclaude.aiのWeb版で、Maxの契約者のアカウントから「設定」→「請求(Billing)」を開きます。スマホアプリで契約した場合も、ブラウザのclaude.aiから行います。
  3. 「APIクレジット」の「Link organization」を選ぶ既存のConsoleのOrganizationを選ぶか、新しく作ります。claude.aiとConsoleで同じメールアドレスを使うと、うまくいきやすいと案内されています。
  4. 利用規約を確認して、リンクする追加クレジットの規約を確認してリンクします。そのあと、Consoleの請求の設定でクレジットの金額と期限を確認できます。

リンクできるConsoleのOrganizationは1つだけです。リンク後に自分で変更することはできず、変更したいときはサポートに連絡する必要があります。

対話型のClaude Codeには使えない

よくある誤解が、「Maxの毎月のAPIクレジットで、Claude Codeを使い続けられる」というものです。公式ヘルプでは、ターミナル・IDE・デスクトップ・Webの対話型Claude Code、およびClaudeアプリや追加の利用(使用クレジット)には使えないと明記されています。Claude Codeの上限を超えた分には、使用クレジットか、Max 20xへの切り替えを使います。

APIクレジットが切れたとき

毎月のAPIクレジットを使い切ったとき、Organizationで別に購入したクレジットや自動補充があれば、そちらで続きます。何もなければ、次のクレジットが届くまでAPIのリクエストは止まります。Maxのプランの使用量や請求に、API分が自動で回ることはありません。

また、解約・プランの引き下げ・返金をすると、新しいクレジットは付与されなくなります。すでに受け取っているクレジットは、有効期限まで使えます。クレジットそのものは購入したものではないため、返金の対象にもなりません。

使用クレジットの設定

使用クレジットは、プランの上限を使い切ったあとも作業を続けるための仕組みです。Pro・Max 5x・Max 20xで使えます。設定したあとは、5時間の上限、週の上限、Fableの週の上限のどれかを使い切ると、自動で使用クレジットに切り替わって作業が止まらずに続きます。

  1. 「設定」→「使用量」を開くclaude.aiの「設定」から「使用量(Usage)」を開き、「使用クレジット」の欄を探します。
  2. 有効にする「Enable」を押し、支払い方法がなければ追加します。
  3. 月の上限額を決める1か月に使う金額の上限を設定します。上限なしにすることもできます。
  4. 入金する「Add funds」から金額を入れて購入します。残高が減ったら自動で買い足す「自動補充」も選べます。

使用クレジットは、API料金と同じレートで計算され、サブスクリプションとは別の請求として表示されます。予期しない出費を避けるために、月の上限額を必ず設定しておくのがおすすめです。Claude Codeからは、/usage-creditsで設定の画面を開けます。

日本では購入から6か月で失効する

使用クレジットは、日本では購入から6か月で有効期限が切れるという扱いに変わりました。公式ヘルプによると、2026年9月10日以降の購入分が対象で、失効の7日前にメールで通知され、期限は「使用量」のページに表示されます。ほかの地域では、一般的に期限はありません。

そのため、将来の分までまとめて入金するのではなく、必要な分だけ入金し、足りなくなったら自動補充にしておくほうが無駄がありません。

どちらを使えばよいか

やりたいこと使うもの
Claude Codeやチャットの上限を超えて続けたい使用クレジット(または20xに切り替え)
自社のアプリにClaudeを組み込んで試したい毎月のAPIクレジット
AIエージェントを自作して動かしたい毎月のAPIクレジット
毎月の費用の上限を決めておきたい使用クレジットの月の上限額

5x・20xの選び方

会議室で上司と担当者がノートPCの画面を見ながらプランを相談している

5xと20xの違いは、使用量が4倍になることです。料金は2倍になります。どちらを選ぶかは、上限に当たる頻度と、使い方で考えるとよいでしょう。

Proから上げる目安

次のようなことが続くなら、Maxを検討するタイミングです。

状況考え方
5時間の上限に、週に何度も当たるMax 5xに上げると、5時間の枠が5倍になる
週の上限に当たって、週の終わりに使えない日がある仕事が止まる日数が増えるなら、上げる価値がある
上限のたびに使用クレジットを買っている毎月の追加購入が数十ドルになるなら、Maxにしたほうが安いことがある
たまに当たるだけで、翌日には戻るProのまま、使用クレジットを必要なときだけ使う

Maxは月払いなので、まず1か月だけ試して、使用量の画面で実際の使い方を確認するという進め方もできます。合わなければ、期間の終わりまで使って解約すれば、次の月は請求されません。

5x・20xの分かれ目

公式のヘルプには、5xと20xをどう選ぶかの詳しい基準は書かれていません。製品ページの説明と、上限の仕組みから、次のように考えると整理しやすくなります。

使い方目安理由
1日数時間、Claude Codeやチャットで仕事をするMax 5x製品ページで「毎日の利用向け」と説明されている段階
Coworkで資料づくりを日に数件任せるMax 5x5xでも使用量は大きいため、まず5xで様子を見る
Claude Codeを複数のターミナルで同時に長時間動かすMax 20x使用量が早く消えるため、20xの余裕が必要になる
Fableを日常的に使うMax 20xFableは上限を早く消費するため、20xのほうが長く使える
仕事の大半をClaudeと進め、上限で止まるのが困るMax 20x止まる時間のぶん、仕事が遅れる

これは目安であり、公式が示した基準ではありません。迷ったときは、5xで始めて、上限に当たる頻度が高いようなら20xに上げるのが手堅い方法です。公式ヘルプでは、5xから20xへの切り替えは、残りの請求期間に対して日割りで請求されると説明されています。

一方で、20xから5xへ下げる手順は、確認した範囲の公式ヘルプには載っていませんでした。下げたいときは、「設定」→「請求」の画面を確認するか、サポートに問い合わせてください。

契約して1か月たったら見直す

Maxを契約したあとは、1か月ほどたったところで、次の点を見直します。

確認すること見る場所見直しの方向
5時間の上限に当たった回数「設定」→「使用量」、Claude Codeの/usage多いなら、使い方の見直しか20xを検討
週の上限に当たった日「設定」→「使用量」当たる日が続くなら20xを検討
使用クレジットを使った金額「設定」→「使用量」の月の合計多いなら、上のプランのほうが安い可能性
上限に一度も近づかなかった「設定」→「使用量」Proに戻して、必要なときだけ使用クレジットを使う
毎月のAPIクレジットの使い道Consoleの請求の画面使っていないなら、受け取りの手続きの有無を確認

契約中の月に、使い方を確認できれば、翌月の選択に迷いません。使わない月は、期間の終わりまで使って解約しておくという判断もできます。

API料金で使った場合と比べる

Claude Codeは、APIでも使えます。APIは使った分だけ課金されるので、Maxの定額と比べたくなる方もいるでしょう。

Claude Codeの公式ドキュメントには、企業で導入した場合の平均が、1人あたり1稼働日に約13ドル、月に150〜250ドル程度と書かれています。ただし、これはAPIの従量課金で使った場合の平均で、人によって大きく異なります。90%の利用者は、1稼働日あたり30ドル未満だとも書かれています。

この数字は、Maxの請求額と同じものではありません。「APIで同じ使い方をすると、おおむねこれくらいの金額になる」という目安です。毎日のように長く使う人ほど、定額のMaxのほうが予算を立てやすくなります。使う日が少ない人は、Proに使用クレジットを足すほうが安く収まることもあります。

会社の仕事で使うときの選択肢

会社の業務でClaudeを使うなら、個人のMaxだけでなく、チーム向けのプランも比べておきましょう。公式の情報をもとに、Max 20xとTeamの上位席(Premium)を比較しました。

Max 20x(個人)Team Premium席
月額(税別)200ドル125ドル(年払いなら100ドル)
使用量Proの20倍Proの6.25倍(標準席は1.25倍)
契約の単位個人のアカウント組織(2〜150人。席の種類を混ぜられる)
管理機能なし管理者による請求・利用範囲・利用額の管理、SSOなど
毎月のAPIクレジット200ドル上位席1つあたり100ドル(組織でまとめて最大月500ドル)
学習への利用個人向けの設定で選ぶ(オプトアウト)既定では学習に使われない

使用量だけを見ると、Max 20xのほうがTeamの上位席より多く使えます。一方、Teamには管理者が請求や利用範囲を管理できる機能や、社員の追加・削除のしやすさがあります。会社のデータを扱うなら、個人契約より管理しやすいのはTeamです。使用量がどうしても足りない社員だけ、Max(または上位席)に切り替える使い分けもできます。

あわせて読みたいClaude Teamプランとは?料金・標準席と上位席の違い・Proとの比較と導入手順Claude Team(チームプラン)は、2〜150人の会社やチーム向けの有料プランです。標準席と上位席の料金、人数別の費用の目安、Proとの違い、使える機能、使用量の上限と追加購入、データの扱い、申し込みと席の管理の手順までをまとめました。

個人のMaxを仕事に使うときの注意

経営者や個人事業主が、自分でMaxを契約して仕事に使うのは自然な使い方です。一方、社員が個人でMaxを契約し、会社の仕事に使う場合は、次の点を決めておきましょう。

  • 入力してよい情報の範囲(顧客の個人情報、未公開の数字、契約書など)
  • 入力した内容を学習に使わせない設定にするかどうか
  • 費用の精算のしかたと、インボイスの扱い(請求先の名義が個人になる)
  • 退職や異動のときに、会話やファイルを会社としてどう扱うか

個人向けプラン(Free・Pro・Max)では、入力内容を学習に使うかどうかを設定で選べる形になっています。会社のデータを入れる前に、設定を確認しておいてください。手順は「Claudeに学習させない設定」の記事で解説しています。

申し込みから解約まで

ノートPCの設定画面で、プランの申し込みの手続きをする手元

Maxの申し込み・切り替え・解約は、すべてclaude.aiの設定画面からできます。

申し込みの手順

すでにアカウントがある方は、Webのclaude.aiから次の順に進めます。

  1. claude.aiにログインするパソコンのブラウザで、使っているアカウントにログインします。スマホアプリからも申し込めますが、価格が違う場合があるため、ブラウザからが確実です。
  2. 「設定」→「請求」を開く画面の左下の名前をクリックして「設定」を開き、「請求(Billing)」を選びます。
  3. 「Upgrade to Max」を選ぶFreeの方もProの方も、ここから進みます。
  4. 5xか20xを選ぶ使いたい使用量の段階を選びます。迷ったら、まず5xで始める方法もあります。
  5. 支払い情報を入れて確定するFreeの方は、カードの情報を入力して確定します。Proの方は、すでに登録されている支払い方法が使われます。

新しくアカウントを作る場合は、claude.aiで登録し、はじめの案内の中でMaxと使用量の段階を選んで支払い情報を入れます。契約は、期間の終わりに自動で更新されます。

Proから切り替えたときの請求

ProからMaxへの切り替えは、すぐに反映されます。公式ヘルプによると、請求は次のように変わります。

  • 請求サイクルは、切り替えた日から新しく始まる
  • Maxの1か月分が請求され、Proの未使用の期間分が日割りで差し引かれる
  • 切り替えた直後から、Maxの上限が使える。Proの上限に当たっていても、続けて使える
  • 年払いのProから切り替える場合、Proの残りの金額がMaxの料金より大きいと、その差額が今後の請求に使えるクレジットになる

年払いのProから切り替えるときは、請求先の住所が、これまでの契約と同じである必要があります。住所を変えている場合は、先にProを解約して終了を待ってからMaxを契約する、と案内されています。Google Playで契約している場合は、新しいプランの全額が請求され、古いプランの未使用の分は日数として加算されます。

Claude Codeで使う

MaxでClaude Codeを使う手順は、Proと同じです。

  1. Claude Codeをインストールする公式の手順に従って、お使いのOS用のClaude Codeを入れます。
  2. 起動して、アカウントでログインする初回に表示される案内に従って、Maxの契約をしたアカウントでログインします。
  3. 使用量を確認する/usageや/statusで、使用量を確認します。

Console(API)のアカウントでログインしている場合は、Claude Codeで/loginと入力して、サブスクリプションのアカウントに切り替えます。

APIキーが設定されているとAPI課金になる

環境変数ANTHROPIC_API_KEYが設定されていると、Claude Codeは契約したMaxではなく、そのAPIキーで認証します。この場合、Maxの使用量ではなく、API料金が請求されます。Maxで使っているつもりなのに、Consoleに請求が出ている場合は、この環境変数を確認してください。

解約するとき

解約は、契約した場所によって手順が違います。

契約した場所手順
Web・デスクトップアプリ左下の名前から「設定」→「請求」を開き、「Cancel」を押す
iOS・Androidのアプリ右上のアイコンから「請求」→「Manage subscription」を選び、案内に従う
アプリを削除してしまったAppleまたはGoogle Playのサブスクリプション管理のページから解約する

解約すると、現在の請求期間の終わりに契約が終わり、それまではMaxのまま使えます。次の期間の請求を避けるには、次の請求日の24時間前までに解約が必要です。

期間が終わると、Freeに移ります。チャットやファイルは、アカウントに残ります。ただし、Claude CodeなどFreeでは使えない機能は使えなくなります。

解約の前に確認すること

Maxを解約する前に、次の点を確認しておくと、あとで困りません。

  • 解約しても、現在の請求期間の終わりまではMaxのまま使える。解約のタイミングは、期間の終わりの24時間前までに
  • 受け取り済みの毎月のAPIクレジットは、期限まで使える。新しい分は届かなくなる
  • 使用クレジットの残高が残っていないか。日本では購入から6か月で失効する
  • 使っていないリセットは、プランを下げると使えなくなる
  • Claude CodeやCoworkで続けている作業のうち、Freeでは使えないものがないか

解約したあとも、アカウントのチャットやファイルは残ります。再開したくなったら、同じアカウントで、また契約できます。

返金について

公式ヘルプでは、支払いは原則として返金できないとされています。法律や利用規約で返金が認められている場合に限り、申請できます。EEAと英国では、購入から14日以内の返金が案内されていますが、日本向けの記載は確認できませんでした。

申請は、「ヘルプ」→「メッセージを送る」から「Claude Refund Request」を選んで行います。iPhoneのアプリで契約した場合は、Appleに申請します。返金の申請は解約を意味しないため、解約は別に行う必要があります。

支払いが失敗したとき

カードの支払いが失敗すると、アカウントがダウングレードされることがあります。「設定」→「請求」で、支払いの状況を確認し、カードの情報を更新してください。請求日を変える方法は、公式には用意されていません。一度解約して、希望する日に契約し直すという方法が案内されています。

よくある質問

Claude Maxとは何ですか?

Claudeの個人向け有料プランのうち、使用量がいちばん多いプランです。Max 5xが月100ドル、Max 20xが月200ドルで、使用量がProの5倍または20倍になります。月払いのみで、料金は税別です。

Max 5xとMax 20xは何が違いますか?

5時間ごとの使用量が、Proの5倍か20倍かの違いです。機能は同じで、毎月付いてくるAPIクレジットが、5xは100ドル分、20xは200ドル分になります。

Maxは使い放題ですか?

使い放題ではありません。Maxにも、5時間ごとの上限と、週の上限があります。Proより大きいだけで、長く使えば上限に達します。

Maxの使用量は、具体的にどのくらいですか?

具体的な回数や時間は、公式には案内されていません。会話の長さ、選ぶモデル、使う機能によって変わります。使用量は「設定」→「使用量」で確認できます。

年払いはできますか?

できません。Maxは月払いのみです。年払いがあるのは、Proです。

Maxに無料体験はありますか?

確認した公式の料金ページと申し込みのヘルプには、Maxの無料体験の案内はありませんでした。最新の状況は、料金ページで確認してください。

ProからMaxに、すぐ切り替えられますか?

できます。「設定」→「請求」の「Upgrade to Max」から切り替えると、すぐに反映されます。請求サイクルは切り替えた日から始まり、Proの未使用分は日割りで差し引かれます。

MaxからProに戻せますか?

解約すれば、期間の終わりにFreeに戻り、そのあとでProを契約し直すことはできます。MaxからProへ直接切り替える手順は、確認した範囲の公式ヘルプには載っていませんでした。「設定」→「請求」の画面か、サポートで確認してください。

上限に達したらどうなりますか?

5時間の上限なら、リセットを待てば使えます。すぐに続けたいときは、Max 5xなら20xへの切り替え、または使用クレジットを使います。使用クレジットは、API料金と同じレートで課金されます。

毎月のAPIクレジットで、Claude Codeを使えますか?

使えません。対話型のClaude Codeには使えず、自分で作ったアプリやエージェントがClaude APIを呼び出すときの利用料に使います。

Fableは使えますか?

使えます。Maxでは、週の上限のうち50%までを、追加料金なしでFableに使えます。それを超えると、使用クレジットか、ほかのモデルに切り替えます。

入力した内容は、学習に使われますか?

個人向けのプラン(Free・Pro・Max)は、設定で選べる形になっています。会社のデータを扱う前に、設定を確認してください。TeamやEnterpriseでは、既定では学習に使われません。

スマホのアプリから契約してもよいですか?

契約はできますが、価格が異なる場合があります。また、解約や返金の手続きは、App StoreやGoogle Playで行うことになります。ブラウザからの契約のほうが、確認しやすく手続きも簡単です。

領収書や請求書はもらえますか?

「設定」→「請求」の「請求書」から確認できます。請求のたびに、「Your receipt from Anthropic」という件名のメールも届きます。支払った後の請求書は、あとから内容を変えることはできません。

会社の経費で払うとき、気をつけることはありますか?

請求先が個人名義になるため、精算のしかたを社内で決めておきましょう。日本では10%の消費税が加わり、適格請求書も発行されます。会社で複数人が使うなら、管理しやすいTeamも比べてください。

週の上限は、いつリセットされますか?

リセットの時刻は、アカウントごとに決まっています。使い始めた日にかかわらず、毎週同じ時刻です。次のリセットは、「設定」→「使用量」で確認できます。

Max 20xとTeamの上位席は、どちらが多く使えますか?

使用量はMax 20xのほうが大きく、Proの20倍です。Teamの上位席はProの6.25倍です。ただし、Teamには管理者による請求・利用範囲の管理があります。会社で使うなら、管理のしやすさも合わせて比べてください。

OpusはProでも使えますか?

使えます。料金ページの機能表では、Opusは有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)で使えます。Maxは、Opusを使う量を増やせるプランです。

使用クレジットは、Maxの上限を超えた分だけ請求されますか?

はい。プランの上限(5時間・週・Fable用)を使い切ったあとの利用分が、使用クレジットから差し引かれます。設定した月の上限額に達したときは、続けて使えなくなるため、あらかじめ金額を決めておくと安心です。

Coworkをよく使うと、使用量はどうなりますか?

Coworkのような複数段階の作業は、短い質問より多くの使用量を使います。公式ヘルプでも、作業のたびに使用量が増えると説明されています。確認なしで進める「自動モード」は、さらに多く使います。

Claude Codeだけを使うなら、Maxが必要ですか?

Claude CodeはProでも使えます。Maxは、Claude Codeを長時間使う、複数の作業を並行して回す、といった使用量が必要な場合に検討するプランです。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude Maxは、個人向けの最上位プラン。Max 5xが月100ドル、Max 20xが月200ドル(どちらも税別・月払いのみ)
  • 使用量がProの5倍・20倍になる。無制限ではなく、5時間ごとの上限と週の上限がある
  • チャット・Claude Code・Coworkで同じ枠を使う。Fableは週の上限の50%まで追加料金なしで使える
  • 毎月のAPIクレジット(100ドル・200ドル)は、自作のアプリやエージェント用で、対話型のClaude Codeには使えない
  • 上限を超えて続けるなら、使用クレジット(API料金・日本では6か月で失効)か、20xへの切り替え
  • 会社で使うなら、管理機能のあるTeamも比較する。個人のMaxで業務データを扱うときは、社内のルールと学習の設定を先に決める

Maxは、Claudeを仕事の中心で使う人のためのプランです。Proで上限に当たる回数と、止まったときの影響を見て、必要なぶんだけ上げるのが無駄のない選び方です。月払いなので、まず1か月試して、合うかどうかを確かめることもできます。

社内に広げる段階では、プランの選び方、入力してよい情報のルール、使い方の共有など、決めることが一気に増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude CodeやCoworkなどの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典