Claude GitHub連携の4つの方法|設定手順・注意点を解説
この記事でわかること
- ClaudeとGitHubの連携方法が何通りあり、どれを選べばよいか
- チャットにGitHubのコードを読ませる手順と、できないこと
- Claude Codeでコミット・プルリクエストを任せる方法
- クラウドセッションとGitHub Actionsの設定手順
- GitHub Appに与える権限と、費用・安全面の注意点
目次
- ClaudeとGitHubの連携の全体像
- どれを選べばいいか
- チャットでGitHubのコードを読ませる
- チャットに追加する手順
- プロジェクトに追加する手順
- 読み込まれる範囲と、できないこと
- 会社のGitHub(SSO)で表示されないとき
- Claude Codeでコミットやプルリクエストを任せる
- プルリクエストの作成を頼む
- あとから会話を探す
- コミットに付く表記を変える
- クラウドでGitHubのリポジトリを動かす
- 使えるプランと料金
- GitHubをつなぐ2つの方法
- ブラウザから始める手順
- Auto-fix:CIの失敗やレビューに自動で対応する
- Team・Enterpriseの場合
- GitHub Actionsで@claudeを使う
- 設定の手順
- 認証に使う情報
- 費用の考え方
- 誰が呼び出せるか
- Code Reviewでプルリクエストを自動レビューする
- 使えるプランと、課金のされ方
- 設定の手順(組織のオーナー)
- 指摘の見方と、ルールの伝え方
- 安全に使うための権限と設定
- Claude GitHub Appの権限
- 導入時の確認事項
- クラウドの接続を外すとき
- よくある質問
- まとめ
「GitHubにあるプログラムをClaudeに見せたい」「プルリクエストの作成やレビューをClaudeに任せたい」と考えて調べると、連携の方法がいくつも出てきて迷うことがあります。
実は、ClaudeとGitHubの連携は1種類ではありません。チャットに読ませる、Claude Codeで手元のgit操作を任せる、クラウドで動かす、GitHub Actionsで自動化するなど、目的によって使う仕組みも設定する場所も違います。Anthropicの公式ドキュメントでも、これらは別々のページで説明されています。
この記事では、連携の方法を4つに分けて整理し、それぞれの設定手順、使えるプラン、費用、権限の注意点を解説します。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。画面の表記や提供状況は変わることがあるため、設定の前に公式ページもあわせて確認してください。
ClaudeとGitHubの連携の全体像

GitHubは、プログラムやWebサイトのファイルを保管し、変更の履歴を管理するサービスです。ClaudeとGitHubをつなぐと、保管してあるコードをClaudeに読ませたり、変更の提案を出してもらったり、変更を自動で下書きしてもらったりできます。
連携の方法は、おもに次の4つに分けられます。
| 方法 | 何ができるか | GitHubのコードは変わるか | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| チャット・プロジェクトに追加 | リポジトリのファイルを読ませて、質問や相談をする | 変わらない(読み取りのみ) | コードの内容を知りたい非エンジニア、レビューの下調べをしたい人 |
| Claude Code(手元のパソコン) | コードの修正、コミット、プルリクエストの作成を任せる | 手元で変更し、依頼すればGitHubへ送る | 日常的に開発をしている人 |
| クラウドセッション | GitHubのリポジトリをクラウド上で動かし、ブランチとプルリクエストを作る | ブランチが作られる | パソコンを閉じても作業を進めたい人 |
| GitHub Actions・Code Review | GitHub上で「@claude」と呼び出す、プルリクエストを自動でレビューする | コメントやコミットが作られる | チームで開発の流れに組み込みたい人 |
上から順に、できることが増える代わりに、権限の設定と費用の管理が必要になります。まずは「読ませるだけ」から始め、必要になったら次の方法に進むのが安全です。
どれを選べばいいか
迷ったときは、やりたいことから選ぶと決めやすくなります。
| やりたいこと | 選ぶ方法 |
|---|---|
| コードの内容を日本語で説明してほしい | チャットにGitHubのファイルを追加する |
| バグの修正やコミット、プルリクエストを自分のパソコンで進めたい | Claude Code |
| 外出中や会議中にも作業を進めたい | クラウドセッション |
| Issueのコメントから修正案を作らせたい | GitHub Actions(@claude) |
| プルリクエストごとにレビューを受けたい | Code Review(Team・Enterprise) |
「Claude Code」と名前が付く別の仕組み
公式ドキュメントでは、「Claude Code GitHub Actions」「クラウドのClaude Code」「Code Review」などが別の製品として説明されています。名前は似ていますが、設定する場所と料金のかかり方が異なります。この記事では、それぞれを分けて説明します。
チャットでGitHubのコードを読ませる

いちばん手軽なのが、ClaudeのチャットやプロジェクトにGitHubのリポジトリを追加する方法です。コマンドもインストールも要りません。ブラウザやアプリの画面から、読ませたいファイルを選ぶだけです。
チャットに追加する手順
公式ヘルプの手順は次のとおりです。GitHubにまだログインしていない場合は、GitHubのログイン画面に移ります。
- チャットを開くClaudeで新しいチャットを開きます。
- 「Add from GitHub」を選ぶ入力欄の左下の「+」ボタンを押し、メニューから「Add from GitHub」を選びます。
- ファイルとフォルダを選ぶリポジトリのファイルブラウザが開くので、読ませたいファイルやフォルダを選びます。
- 質問を送るメッセージを送ると、Claudeが選んだファイルを読み込んで答えます。
プロジェクトに追加する手順
同じリポジトリについて何度も質問するなら、「プロジェクト」に追加しておくと便利です。プロジェクトの知識(ナレッジ)として保存されるので、毎回選び直す必要がありません。
- プロジェクトを開く対象のプロジェクトを開き、「プロジェクトの知識」欄の右上にある「+」を押します。
- 「GitHub」を選ぶメニューから「GitHub」を選びます。
- リポジトリを探すアクセスできるリポジトリを検索するか、リポジトリのURLを貼り付けます。
- ファイルを選んで追加するファイルブラウザで必要なファイルとフォルダを選ぶと、プロジェクトの知識に追加されます。
読み込まれる範囲と、できないこと
このGitHub連携で取り込まれるのは、指定したブランチにあるファイルの名前と内容だけです。コミットの履歴、プルリクエスト、Issueなどの情報は取得されません。また、チャットのこの連携から、GitHubのコードを書き換えることはありません。
| 項目 | 内容(公式ヘルプの説明) |
|---|---|
| 取り込まれるもの | 選んだブランチのファイル名と内容 |
| 取り込まれないもの | コミット履歴、プルリクエスト、その他のメタデータ |
| 複数のリポジトリ | 1つのプロジェクトやチャットに追加できる。ただしClaudeが一度に読める量(コンテキストウィンドウ)に収まる必要がある |
| 最新の状態にする | プロジェクトの「Sync」アイコンで更新する。対象ファイルを変えるときは「Configure files」 |
| 非公開リポジトリ | Claude GitHub Appへのアクセス許可が必要。管理者が許可するか、管理者に許可を依頼する |
ファイルは必要なものだけに絞る
公式ヘルプでも、トークン(読める量)の上限を超えないよう、重要なファイルだけを選ぶことを勧めています。リポジトリ全体を入れようとするのではなく、「この機能に関係するフォルダだけ」のように絞ると、回答の精度も上がります。コードを更新したあとは、Syncを忘れずに行ってください。
会社のGitHub(SSO)で表示されないとき
SSO(シングルサインオン)を使っている組織の非公開リポジトリは、連携が「接続済み」と表示されていても、一覧に出てこないことがあります。公式ヘルプでは、GitHubの「github.com/settings/applications」で「Claude」を開き、「Organization access」から該当する組織の「Grant」を押すよう案内されています。ボタンが「Request」と表示される場合は、組織の管理者の承認が必要です。
なお、このヘルプには、チャットの連携を使えるプランの記載がありません。コネクタ(外部サービスとのつなぎ込み)の画面から、自分のプランで利用できるかを確認してください。
Claude Codeでコミットやプルリクエストを任せる

コードを実際に書き換えたい場合は、Claude Codeを使います。Claude Codeは、パソコン上のプロジェクトのフォルダでClaudeに作業を任せるツールです。ファイルの修正からコミット(変更の記録)、プルリクエスト(変更をチームに確認してもらう依頼)まで、日本語で頼めます。
プルリクエストの作成を頼む
公式ドキュメントには、次のように書かれています。「create a pr for my changes」のように直接頼むか、変更内容の要約から順に進めることができます。
- 変更内容をまとめてもらう「認証まわりに加えた変更を要約して」のように頼みます。
- プルリクエストを作ってもらう「PRを作って」と頼みます。
- 説明文を整える「セキュリティの改善点がわかるように説明文を補って」のように、内容を直してもらいます。
プルリクエストの作成では、GitHubの公式コマンド「gh」が使われることがあります。公式ドキュメントも、Claudeがgh pr createで作ったプルリクエストと会話を紐づけると説明しています。事前にghを入れ、gh auth loginでログインしておくと、すぐに使えます。
作られたプルリクエストは必ず自分で確認する
公式ドキュメントでも、Claudeが作ったプルリクエストは送る前に確認し、リスクや注意点も挙げてもらうよう勧めています。説明文の内容と、実際の変更が合っているかは人が確かめてください。
あとから会話を探す
プルリクエストの指摘を直すときは、作成したときの会話に戻れると便利です。claude --from-pr 1234のように番号を指定すると、そのプルリクエストに紐づいた会話の一覧が開きます。
コミットに付く表記を変える
Claude Codeが作ったコミットやプルリクエストの説明には、Claudeが関わったことを示す表記が付きます。設定ファイルのattributionという項目で、この表記を変えたり、非表示にしたりできます。社内のルールで表記をそろえたいときは、設定を確認してください。
クラウドでGitHubのリポジトリを動かす

「クラウドセッション」は、Claude Codeの作業を手元のパソコンではなく、Anthropicが用意したクラウド上で動かす仕組みです。GitHubのリポジトリを読み込んで修正し、ブランチ(作業用の枝)を作ってGitHubに送ります。パソコンを閉じても作業が続き、スマホから確認することもできます。
使えるプランと料金
公式ドキュメントによると、クラウドセッションはPro・Max・Teamで使え、Enterpriseではプレミアム席などのユーザーが対象です。無料プランは対象外です。クラウドの仮想マシンに別途の料金はかからず、利用量は、ほかのClaudeやClaude Codeの利用と同じプランの上限に含まれます。
GitHubをつなぐ2つの方法
| 方法 | つなぎ方 | 読めるリポジトリ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| GitHub App | claude.ai/codeで画面に従ってGitHubを認証する | 公開リポジトリと、Claude GitHub Appを入れた非公開リポジトリ | ブラウザから始めたい人、Auto-fixを使いたいチーム |
| /web-setup | Claude Codeで/web-setupを実行し、手元のghのトークンを送る | ghのトークンでアクセスできるすべてのリポジトリ | すでにghを使っている開発者 |
非公開リポジトリを使うには、GitHubのアカウントか組織に「Claude GitHub App」を入れておく必要があります。組織のGitHubでは、オーナーの承認が必要なことがあります。
ブラウザから始める手順
- claude.ai/codeを開くClaudeのアカウントでログインします。
- GitHubにサインインする表示に従ってGitHubの認証画面で許可します。非公開リポジトリを使う場合は、Claude GitHub Appも入れます。
- 環境を作るProとMaxでは「Default」という環境が自動で作られます。TeamとEnterpriseでは、作成画面で「Create & finish」を押します。
- リポジトリを選んで依頼する入力欄の下でリポジトリとブランチを選び、やりたいことを具体的に書いて送ります。
- 差分を見てプルリクエストを作る変更を確認し、画面上部の「Create PR」でプルリクエストを作ります。
手元のターミナルからは、claude --cloud "認証のバグを直して"のように頼むこともできます。クラウドは、手元のフォルダではなくGitHubにあるリポジトリを取得して作業します。公式ドキュメントでも、手元にコミットがある場合は先にプッシュ(GitHubへの送信)しておくよう案内されています。
Auto-fix:CIの失敗やレビューに自動で対応する
クラウドセッションには、プルリクエストを見張って、テスト(CI)の失敗やレビューのコメントに自動で対応する「Auto-fix」があります。Claudeが原因を調べ、直し方が明確なら修正を送ります。解釈が分かれる指摘は、実行前に確認を求められます。
Auto-fixの前に、コメントで動く自動化を確認する
Auto-fixでは、Claudeがレビューのコメントへの返信を、自分のGitHubアカウントの名前で投稿することがあります。インフラの変更を実行するような、コメントをきっかけに動く自動化がある場合は、意図せず動いてしまう可能性があるため、公式ドキュメントも事前の確認を勧めています。
Team・Enterpriseの場合
TeamとEnterpriseでは、組織の管理画面の設定が先に必要です。「GitHubのコネクタ」をオーナーが有効にするまでは、利用者の画面に「GitHub access is required」と表示されます。さらに「Quick setup」という設定をオーナーが有効にすると、利用者は/web-setupを使えるようになります。社内のGitHub Enterprise Server(自社で運用するGitHub)も、TeamとEnterpriseで利用できます。
GitHub Actionsで@claudeを使う

GitHub Actionsは、GitHubの中で決まった処理を自動で動かす仕組みです。Claude Code GitHub Actionsを入れると、IssueやプルリクエストのコメントでClaudeを呼び出せるようになります。
たとえば「@claude このIssueの内容をもとに機能を実装して」とコメントすると、Claudeがコードを調べ、変更を作り、結果をコメントで知らせます。公式ドキュメントには、次の例が載っています。
@claude implement this feature based on the issue description
@claude how should I implement user authentication for this endpoint?
@claude fix the TypeError in the user dashboard component
設定の手順
設定には、リポジトリの管理者権限が必要です。方法は2通りあります。
| 方法 | やること | 向いている場合 |
|---|---|---|
| クイックセットアップ | Claude Codeで/install-github-appを実行し、案内に従う。アプリの導入、認証情報の登録、ワークフローの作成までを進めてくれる | github.comのリポジトリで、Claude Codeを手元で使っている |
| 手動セットアップ | Claude GitHub Appを入れ、認証情報を登録し、ワークフローのファイルをリポジトリに置く | Claude Codeを使っていない、コマンドが失敗した、細かく管理したい |
/install-github-appが使えるのは、github.comのリポジトリだけです。GitLabやBitbucketでは使えません。また、先にGitHub CLI(gh)を入れてgh auth loginでログインしておく必要があります。
認証に使う情報
ワークフローがClaudeを動かすために、次のどちらかをリポジトリの「シークレット」に登録します。
| シークレット名 | 中身 | 課金のされ方 |
|---|---|---|
| ANTHROPIC_API_KEY | Claude Consoleで発行するAPIキー | APIの従量課金 |
| CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN | claude setup-tokenで作るトークン(Pro・Max・Team・Enterprise) | Claudeの契約プランの利用枠を使う |
複数のリポジトリで共有するなら、公式ドキュメントはAPIキーを勧めています。OAuthトークンは、コマンドを実行した個人の契約に紐づくためです。
費用の考え方
1回の実行で、2種類の費用がかかります。ひとつはGitHubの実行環境を使うことで消費する「GitHub Actionsの分数」、もうひとつは「APIのトークン」(プロンプトと回答の長さ、作業の複雑さ、コードの量で変わる)です。OAuthトークンを使う場合は、APIの課金ではなく契約プランの利用枠を使います。
公式ドキュメントでは、費用を抑える方法として、次の点が挙げられています。
- 「@claude」への依頼を具体的に書く
- Issueのテンプレートで、必要な情報を最初にそろえる
CLAUDE.md(プロジェクトのルールを書くファイル)を簡潔にする。Claudeは毎回これを読む--max-turnsで作業の往復回数に上限を付ける- ワークフローにタイムアウトを設定し、同時実行を制限する
プロジェクトのルールはCLAUDE.mdに書く
コードの書き方、レビューの観点、避けたいパターンなどをCLAUDE.mdに書いておくと、Claudeはプルリクエストを作るときや依頼に答えるときにそれに従います。レビューの観点も、同じファイルにまとめておけます。
誰が呼び出せるか
公式ドキュメントによると、Claudeを起動できるのは、リポジトリへの書き込み権限を持つユーザーに限られます。また、ボットからの起動は、許可リスト(allowed_bots)に入れない限り拒否されます。ループを防ぐための仕組みです。
Code Reviewでプルリクエストを自動レビューする

Code Reviewは、GitHubのプルリクエストを、Anthropicのクラウド上で複数のエージェントが分担して調べ、問題のある行にコメントを付ける機能です。自分でワークフローを書く必要はありません。
使えるプランと、課金のされ方
公式ドキュメントでは、Code ReviewはTeamとEnterprise向けの研究プレビュー(試験的な提供)とされています。Zero Data Retention(データを保持しない契約)やHIPAAの設定を使っている組織では使えません。ほかのプランでは、手元で/code-reviewコマンドを使って差分を確認できます。
料金は、使ったトークンに応じた従量課金です。公式ドキュメントによると、1回のレビューの平均は15〜25ドルで、プルリクエストの大きさやコードの複雑さによって変わります。この費用は、プランに含まれる利用量とは別に「追加の使用量(usage credits)」から請求されます。
設定の手順(組織のオーナー)
- 管理画面を開くclaude.ai/admin-settings/claude-codeで、Code Reviewの項目を探します。Claude組織のオーナー権限と、GitHub組織にアプリを入れる権限が必要です。
- Claude GitHub Appを入れる「Setup」を押し、レビューしたいリポジトリを持つGitHub組織を選んでアプリを導入します。
- 対象のリポジトリを選ぶCode Reviewを有効にするリポジトリを選びます。あとから追加もできます。
- レビューのタイミングを決めるリポジトリごとに「Review Behavior」を選びます。
| レビューのタイミング | 動き方 | 費用の傾向 |
|---|---|---|
| Once after PR creation | プルリクエストを作った(またはレビュー可能にした)ときに1回 | 1件につき1回分 |
| After every push | プッシュのたびにレビューし、直された指摘は自動で解決済みにする | プッシュの回数分だけ増える |
| Manual | コメントで頼んだときだけ | 頼んだ分だけ |
Manualでは、プルリクエストに@claude reviewとコメントすると1回だけレビューが始まります。@claude review alwaysとすると、以降のプッシュでもレビューされます。月の支出に上限を設定することもできます。
指摘の見方と、ルールの伝え方
指摘には、重要度のマークが付きます。🔴は「マージ前に直すべき不具合」、🟡は「軽い指摘」、🟣は「このプルリクエストより前からある不具合」です。なお、Code Reviewのチェックは常に「中立」で完了し、マージを止めることはありません。
レビューの観点は、リポジトリに置くCLAUDE.mdとREVIEW.mdで調整できます。REVIEW.mdはレビュー専用の指示を書くファイルで、重要度の基準、指摘の数の上限、見なくてよいファイルなどを自由に書けます。
安全に使うための権限と設定

GitHubとつなぐということは、Claudeにリポジトリを読み書きできる権限を渡すということです。導入前に、次の点を確認しておきましょう。
Claude GitHub Appの権限
公式ドキュメントによると、Claude GitHub Appは、GitHubと連携するClaudeのすべての機能(GitHub Actions、Code Review、クラウドのAuto-fixなど)で共通です。そのため、導入時に次の権限をまとめて許可します。
| 権限 | アクセス |
|---|---|
| Contents(ファイルの中身) | 読み取りと書き込み |
| Issues | 読み取りと書き込み |
| Pull requests | 読み取りと書き込み |
| Checks / Discussions / Workflows / Actions / Repository hooks | 読み取りと書き込み |
| Administration / Members / Merge queues / Metadata / Statuses | 読み取り |
GitHubは、権限の一部だけを選んで許可する形をとれません。GitHub Actionsだけを使いたく、権限を最小限にしたい場合は、Contents・Issues・Pull requestsだけを持つ自社専用のGitHub Appを作る方法が案内されています。ただし、その場合はCode Reviewとクラウドのauto-fixは使えません。
導入時の確認事項
| 確認すること | 理由と対応 |
|---|---|
| 鍵やトークンをリポジトリに書かない | APIキーやOAuthトークンは、必ずGitHubのシークレットに保存する |
| 対象のリポジトリを絞る | アプリは全リポジトリではなく、必要なものだけに許可する |
| 変更はマージ前に人が確認する | Claudeが作ったプルリクエストは、担当者がレビューしてから取り込む |
| 使える人を限る | 書き込み権限を持つ人だけがClaudeを起動できる |
| 費用の上限を決める | APIの利用上限、--max-turns、Code Reviewの支出上限を設定する |
| 連携をやめるとき | ワークフローのファイル、シークレット、GitHub Appの順に削除する。キーを無効にするには、Claude Consoleでも削除する |
APIキーを削除しても、キー自体は有効なまま
公式ドキュメントでは、GitHubのシークレットを削除しても、そこに入っていた認証情報そのものは有効なままだと説明されています。連携をやめるときは、Claude Console側でAPIキーも削除してください。
クラウドの接続を外すとき
クラウドセッションのGitHub接続は、claude.ai/customize/connectorsで解除できます。解除すると、ブラウザで接続した場合も/web-setupで接続した場合も、クラウドからGitHubを使えなくなります。手元のghのログインは、そのまま残ります。トークン自体を無効にするには、GitHub側で取り消す必要があります。
社内で使うときは、どのリポジトリを連携してよいか、誰が管理者になるか、費用の上限をいくらにするかを先に決めておくと、あとで困りにくくなります。
よくある質問
ClaudeとGitHubの連携は無料で使えますか?
方法によって異なります。クラウドセッションとCode Reviewは有料プランが対象で、無料プランでは使えません。チャットのGitHub連携は、公式ヘルプに使えるプランの記載がないため、自分の画面で利用できるかを確認してください。
チャットにGitHubを連携すると、コードが書き換わりますか?
書き換わりません。チャットやプロジェクトの連携で取り込まれるのは、指定したブランチのファイル名と内容だけで、読み取りのみです。
Claude Codeのgit操作と、GitHub連携は別のものですか?
別の仕組みです。Claude Codeはパソコン上のgitやghを使ってコミットやプルリクエストを作ります。GitHub連携(GitHub Appなど)は、クラウドやGitHub Actions、Code Reviewが、GitHub上のリポジトリを読み書きするための仕組みです。
GitLabやBitbucketでも使えますか?
クラウドセッションでのリポジトリの取得とプルリクエストの作成はGitHubが前提です。GitLabなどのリポジトリを手元の内容としてクラウドに送ることはできますが、結果をそのリモートに戻すことはできません。/install-github-appもgithub.comのリポジトリのみが対象です。GitLabにはClaude Code用のCI/CDのページが別に用意されています。
会社のGitHub Enterprise Serverでも使えますか?
TeamとEnterpriseで使えます。クラウドセッションとCode Reviewが対象です。管理者が組織の設定でインスタンスをつなぎ、社内のGitHubがAnthropicのネットワークから到達できる必要があります。/install-github-appは使えず、GitHub Actionsは手動で設定します。
@claudeと書いても反応しません。
公式のトラブルシューティングでは、次を確認するよう案内されています。GitHub Appが入っているか、ワークフローが有効か、APIキーかトークンが登録されているか、コメントに「@claude」が単語として入っているか、コメントした人に書き込み権限があるか、の5点です。
Claudeが作ったコミットでテストが動きません。
GitHubは、標準のトークン(GITHUB_TOKEN)で作られたコミットでは、ほかのワークフローを起動しません。公式ドキュメントでは、そのトークンを指定している場合は外すか、独自のアプリのトークンを使うよう案内されています。
入力したコードは、AIの学習に使われますか?
プランによって扱いが異なります。会社のコードを連携する前に、契約しているプランの扱いと設定を確認してください。手順は「Claudeに学習させない設定」の記事で解説しています。
まとめ
この記事のまとめ
- ClaudeとGitHubの連携は、チャット、Claude Code、クラウド、GitHub Actions・Code Reviewの4つに分かれ、設定する場所も費用も異なる
- チャットへの追加は読み取りのみで、ファイル名と内容だけが取り込まれる。最新にするにはSyncを行う
- コミットやプルリクエストを任せるなら、Claude Codeを使い、作られた内容は人が確認する
- クラウドセッションはPro・Max・Team・Enterpriseの一部で使え、Claude GitHub Appか
/web-setupでつなぐ - GitHub Actionsは費用が「Actionsの分数」と「APIの利用量」の2種類。Code ReviewはTeam・Enterprise向けで、1回あたり15〜25ドルが目安
- GitHub Appは権限をまとめて許可するため、対象リポジトリ、使える人、費用の上限を先に決める
連携は、読ませるだけの段階から始め、効果を確かめながら範囲を広げるのが安全です。社内のGitHubとつなぐ場合は、権限の範囲や費用の上限、プルリクエストの確認の流れを先に決めておくと、安心して続けられます。
INTERCREATE JAPANでは、Claude CodeやGitHubとの連携を、社内で使い続けられる形で導入するところまでお手伝いしています。
参考・出典
- Using the GitHub integration(Anthropic ヘルプセンター)
- Claude Code GitHub Actions(Claude Code Docs)
- Use Claude Code in the cloud(Claude Code Docs)
- Get started with Claude Code in the cloud(Claude Code Docs)
- Code Review(Claude Code Docs)
- Common workflows(Claude Code Docs)
- Claude Code with GitHub Enterprise Server(Claude Code Docs)
INTERCREATE JAPAN