Claude Code

Claude Codeを日本語で使う方法|日本語で返答させる設定と音声入力

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • 日本語で依頼するだけで使えるのか、設定が要るのはどんなときか
  • language設定で返答を日本語に固定する書き方と、書く場所
  • 日本語で音声入力する方法と、使えない条件
  • CLAUDE.mdに書く日本語のルールの例
  • 画面の日本語化について、公式で言えること・言えないこと
  • 英語で返ってくるときの確認の順番
目次
  1. 日本語で使えるのか
  2. 「日本語化」で期待されやすいこと
  3. 日本語で指示する
  4. そのまま日本語で書いて送る
  5. 具体的に書くほど、やり直しが減る
  6. 確かめ方も一緒に伝える
  7. 返答が長いときは、形式を指定する
  8. 依頼文の例
  9. 思った結果と違ったときのやり直し方
  10. 返答を日本語に固定する設定
  11. languageとは
  12. 設定のしかた
  13. どのファイルに書くか
  14. 起動時だけ指示を足す方法
  15. 日本語になる範囲・ならない範囲
  16. Claude Codeの画面の言語
  17. Claudeアプリには言語の設定がある
  18. 公式ドキュメントは日本語版がある
  19. 音声で日本語を入力する
  20. 始め方
  21. 日本語で聞き取らせる設定
  22. 使えない条件
  23. 話すときの操作
  24. CLAUDE.mdで日本語のルールを決める
  25. CLAUDE.mdとは
  26. 日本語のルールの書き方の例
  27. CLAUDE.mdで足りないとき
  28. チームで共有するときの運用
  29. 日本語がうまくいかないとき
  30. 返答が英語で返ってくる
  31. 一部のファイルや出力だけ英語になる
  32. 日本語の精度について
  33. よくある質問
  34. まとめ

「Claude Codeは日本語で使えるのか」「英語で返ってくるので、日本語に直したい」「画面ごと日本語化する方法はあるのか」と調べている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、Claude Codeには日本語で依頼を書き、日本語で返答させるための仕組みがあります。ふだんの依頼を日本語で書くだけでも使えますが、返答の言語を確実にそろえたいときは、設定ファイルにlanguageという項目を1行書いておくと安定します。音声で日本語を入力する機能や、日本語版の公式ドキュメントも用意されています。

一方で、メニューやメッセージなど画面そのものを日本語表示に切り替える設定は、公式の設定一覧では確認できませんでした。この記事では、公式ドキュメントで確かめられたことと、確かめられなかったことを分けて説明します。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。バージョンによって表示や項目が変わることがあるので、詳しくは公式ページもあわせて確認してください。

日本語で使えるのか

ノートPCに日本語で依頼を入力している会社員を、斜め後ろから見た様子

Claude Codeは、ターミナル(黒い画面)やアプリから、Claudeに作業を任せるための道具です。日本語で依頼を書けば、日本語の指示として受け取って作業を進めます。公式の多言語対応のページには、Claudeは会話の内容から返答の言語を推測すると書かれています。日本語で話しかければ、日本語で返ってくるのが基本の動きです。

ただし、推測に任せている間は、依頼の書き方や作業の内容によって返答の言語がぶれることがあります。日本語に固定したいときのために、公式には次のような方法が用意されています。

方法効く範囲手間向いている場面
日本語で依頼を書くその依頼なしまず試したいとき、ふだんの使い方
languageを設定する設定ファイルの置き場所による(自分の全プロジェクト、または1つのプロジェクト)設定ファイルに1行返答を日本語にそろえたいとき
CLAUDE.mdに書くそのプロジェクト、または自分の全プロジェクト文章を書くだけコミットメッセージや文書の書き方など、日本語のルールを細かく決めたいとき
起動時に指示を足すその1回の起動だけ起動のたびに指定一時的に別の言語で試したいとき

ふだんは1行目の「日本語で書く」だけで十分です。返答が英語に戻ってしまう、チームで返答の言語をそろえたいといった場合に、2行目以降を足していく順番がおすすめです。

「日本語化」で期待されやすいこと

「Claude Code 日本語化」と調べる方が知りたいことは、大きく3つに分かれます。

  • Claudeの返答を日本語にしたい:language設定やCLAUDE.mdで対応できます(この記事の中心です)
  • 日本語で話して入力したい:音声入力の機能があり、日本語に対応しています
  • メニューやエラー表示などの画面を日本語にしたい:公式の設定一覧に該当する項目は見当たらず、公式には案内がありません

3つ目については、後の章で確かめられた範囲をまとめます。

日本語で指示する

付箋に書いた依頼内容を見ながら、PCに日本語で指示を入力する会社員

設定を触る前に、日本語での依頼の書き方を整理しておきます。設定で返答の言語をそろえても、依頼があいまいなままでは、思った結果になりにくいためです。

そのまま日本語で書いて送る

Claude Codeを起動して入力欄に日本語で書き、Enterで送るだけで使えます。特別な言い方は要りません。「このフォルダにあるファイルの構成を説明して」「READMEを、プログラムを書かない同僚にも分かる言葉で書き直して」のように、人に頼むときと同じ書き方で大丈夫です。

ファイルを指定したいときは、入力欄で@に続けてファイル名を書きます。公式のベストプラクティスでは、場所を言葉で説明するより@でファイルを指定した方が、Claudeが先にそのファイルを読んでから答えるため良い、とされています。

具体的に書くほど、やり直しが減る

公式のベストプラクティスには、「指示が具体的であるほど、修正の回数が減る」という趣旨の説明があります。対象のファイル、状況、避けたいことを書くのがコツです。日本語でも同じです。

伝わりにくい頼み方伝わりやすい頼み方
ログインのバグを直して@src/login.js で、パスワードを間違えたときにエラー文が表示されない。表示されるように直して、直したあとに画面を開かなくても確認できるテストも書いて
お問い合わせフォームを良くして@contact.html のお問い合わせフォームで、メールアドレスが未入力のまま送信できてしまう。必須入力にして、未入力のときは赤字で「メールアドレスを入力してください」と表示して
READMEを書いてこのプロジェクトを初めて触る社内の担当者向けに、起動のしかたと、フォルダの役割をREADME.mdにまとめて。専門用語には一言の説明を付けて

右の頼み方に共通しているのは、対象・困っている状況・完成の形の3つが入っていることです。長く書く必要はなく、この3つが短くても入っていれば、結果が大きく変わります。

確かめ方も一緒に伝える

公式のベストプラクティスで最初に挙げられているのは、Claudeが自分で確認できる方法を渡すことです。テストを実行する、画面のスクリーンショットと見比べる、といった確認の手段があると、Claudeは作業を終えたあと、結果を確かめながら直していきます。

日本語の依頼でも、「直したら、テストを実行して結果を教えて」と一言添えるだけで十分です。返ってきた報告を読んで、確認の内容が自分の期待と合っているかを見る流れにすると、任せた作業の抜けに気づきやすくなります。

返答が長いときは、形式を指定する

「要点を3つの箇条書きで」「非エンジニアに分かる言葉で、500字以内で」のように、返答の長さや読み手を指定することもできます。たとえば次のように書きます。

このリポジトリの変更点を、営業担当者にも分かる言葉で、5行以内でまとめてください。専門用語は使わないでください。

毎回同じ書き方をするなら、後で説明するCLAUDE.mdに書いておくと、毎回の依頼で繰り返さずに済みます。

依頼文の例

プログラムを書かない方でも使いやすい、日本語の依頼文の例を紹介します。フォルダ名やファイル名は、自社のものに書き換えてください。

フォルダの中身を把握する

このフォルダにあるファイルを、種類ごとに分けて一覧にしてください。それぞれ、何のためのファイルなのかを一行ずつ説明してください。ファイルの変更や削除はしないでください。

文書を書き直す

@お知らせ.md を、取引先に送る文書として、丁寧な言葉づかいに書き直してください。元の内容は変えず、日付と金額はそのまま残してください。書き直した文書は、別のファイル名で保存してください。

データを整理する

@売上.csv の月ごとの合計を表にしてください。合計が前の月から10%以上減っている月があれば、その月だけ別にメモしてください。元のファイルは変更しないでください。

3つの例に共通しているのは、「変更しないでください」「別のファイル名で保存してください」と、触ってほしくない範囲を先に伝えている点です。作業を任せることに慣れるまでは、元のファイルを守る一文を入れておくと安心です。

思った結果と違ったときのやり直し方

日本語で頼んでも、意図と違う結果になることはあります。公式のベストプラクティスには、方向がずれたら早めに直す、という考え方が書かれています。次の操作を覚えておくと、慌てずに済みます。

やりたいこと操作
作業を途中で止めるEscキーを押す。会話の内容は残るので、そのまま続きの指示を出せる
変更を元に戻すEscを2回押すか、/rewindと入力して、戻したい時点を選ぶ
話題を切り替える/clearと入力して、会話を新しく始める

公式では、同じ点を2回直しても直らない場合は、/clearで会話を新しくして、そこまでで分かったことを入れた、より具体的な依頼を書き直す方が良い結果になりやすい、と案内されています。

返答を日本語に固定する設定

設定ファイルに日本語の指定を1行書き足している会社員

返答の言語をそろえる、いちばん手軽な方法がlanguageの設定です。公式の設定リファレンスでは、「英語以外の言語で返答させる」ための項目として説明されています。

languageとは

公式ドキュメントによると、languageに入れた値は、そのまま「常にその言語で返答する」という指示としてClaudeに渡されます。値の一覧は決まっておらず、Claudeが読める言語名であれば何でも指定できます。日本語なら"japanese"と書くのが、公式の例です。

項目内容(公式の説明)
項目名language
値言語名の文字列。"japanese"、"spanish"、"french"など
初期値未設定
書ける場所どの設定ファイルにも書ける
値のチェックされない。綴りを間違えても、エラーにならず、そのままClaudeに渡される
ほかに影響するもの音声入力の言語、自動で付くセッション名の言語

最後の行は見落としやすい点です。languageは返答だけでなく、音声入力で聞き取る言語と、自動で付けられるセッション(会話)の名前の言語にも使われます。未設定のときのセッション名は、会話の言語に合わせられます。

設定のしかた

設定ファイルを直接編集する方法で説明します。設定ファイルの場所や優先順位はClaude Codeの設定の記事で詳しく解説しているので、ここでは必要な部分だけ書きます。

  1. 設定ファイルを開く自分のすべてのプロジェクトに効かせるなら、ユーザー設定の~/.claude/settings.jsonを開きます。Windowsでは%USERPROFILE%\.claude\settings.jsonです。ファイルがなければ新しく作ります。
  2. languageを1行足す次のように"language": "japanese"を書きます。すでに別の項目が書いてあるときは、カンマの付け忘れに気をつけてください。
  3. 確かめるClaude Codeで新しい会話を始め、あえて英語で「Explain this project」のように話しかけます。日本語で返ってくれば設定が効いています。
{
  "language": "japanese"
}

ほかの項目と一緒に書くときは、次のようになります。modelは例です。

{
  "model": "sonnet",
  "language": "japanese"
}

メニューから変えたい場合は、Claude Codeの画面で/configを開く方法もあります。公式の音声入力のページに「言語は/configか設定ファイルで設定する」と案内があります。ただし、/configに並ぶ項目は設定ファイルの一部だけで、VS Code拡張とデスクトップアプリでは/configのメニューは開かず、設定ファイルかアプリの設定画面から変更する、と公式に書かれています。確実なのは、設定ファイルへの書き込みです。

どのファイルに書くか

設定ファイルは、書く場所によって効く範囲が変わります。languageは、公式でどの設定ファイルにも書ける項目とされています。

書く場所効く範囲使い分け
~/.claude/settings.json自分の、すべてのプロジェクト自分のパソコンでは、いつも日本語で返してほしいとき
.claude/settings.jsonそのプロジェクトで作業する全員(Gitで共有した場合)チームで返答の言語をそろえたいとき
.claude/settings.local.json自分の、そのプロジェクトだけそのプロジェクトだけ別の言語にしたいとき

同じ項目を複数の場所に書いたときの優先順位は、設定の記事で説明しています。基本は、より範囲の狭い場所に書いた値が優先されます。

綴りを間違えてもエラーにならない

公式ドキュメントに書かれているとおり、languageの値はチェックされません。"japanse"のように綴りを間違えても、エラーは出ず、そのままClaudeに渡されます。設定したのに日本語にならないときは、まず綴りを疑ってください。

あわせて読みたいClaude Codeの設定|settings.jsonの場所・優先順位・書き方Claude Codeの設定は、/configか設定ファイル(settings.json)で変えます。設定ファイルの場所、ユーザー・プロジェクト・ローカルの使い分け、優先順位、権限やモデルなどよく使う項目、反映されないときの確認方法を公式情報でまとめました。

起動時だけ指示を足す方法

設定ファイルを触らずに、起動するときだけ指示を足す方法もあります。公式の出力スタイルのページでは、起動時に渡す指示として--append-system-promptが紹介されています。たとえば次のように使います。

claude --append-system-prompt "日本語で返答してください"

この方法は、起動のたびに指定が必要です。ふだん使うならlanguageの設定、試すだけならこの方法、という使い分けになります。

日本語になる範囲・ならない範囲

PC画面の表示と、横に置いた日本語の資料を見比べて確認している会社員

「日本語化」と一口に言っても、どこまでが日本語になるのかは、場所によって違います。公式で確かめられた範囲を整理します。

対象日本語にできるか公式で確かめられたこと
Claudeの返答できるlanguage設定で、返答の言語を指定できる
音声入力できる対応言語に日本語(ja)がある
公式ドキュメント日本語版があるcode.claude.com/docs/ja/に日本語のページがある
Claudeアプリ(Web・デスクトップ)の画面できるプロフィールの言語設定で、日本語を含む複数の言語に変えられる
Claude Codeの画面(メニュー・メッセージ)公式には案内がない設定一覧に、画面の表示言語を切り替える項目は見当たらない

Claude Codeの画面の言語

Claude Codeの設定一覧(公式の「All settings」)を確認した範囲では、画面の表示言語を日本語に切り替える項目は見つかりませんでした。languageは、あくまでClaudeの返答の言語を指定する設定です。公式ドキュメントに載っているメッセージの表示例も、英語で書かれています。

そのため、「Claude Codeの画面全体を日本語表示にする」方法は、公式には案内がないと考えてください。非公式の方法は、公式で確かめられないため、この記事では扱いません。なお、バージョンの更新で項目が追加される可能性はあるので、気になる方は公式の「All settings」を確認してください。

Claudeアプリには言語の設定がある

Claudeのアプリ(WebとデスクトップのClaude)には、画面の表示言語を切り替える設定があります。Anthropicのヘルプセンターによると、手順は次のとおりです。

  1. プロフィールを開く画面の左下にあるプロフィールのアイコンを選びます。
  2. 言語を選ぶ「Language」の項目で、日本語を選びます。

選ぶと、画面の表示が切り替わります。ヘルプセンターには、表示言語を変えても、ほかの言語で会話できることも書かれています。この設定はClaudeアプリの案内です。Claude Codeの画面にも同じ設定が反映されるかは、公式の説明に書かれていないため、確認できていません。

公式ドキュメントは日本語版がある

Claude Codeの公式ドキュメントには、日本語版のページがあります。英語のページのURLにある/en/を/ja/に変えると、日本語版を開けます。

ページ英語版日本語版
設定ファイルと優先順位code.claude.com/docs/en/settingscode.claude.com/docs/ja/settings
音声入力code.claude.com/docs/en/voice-dictationcode.claude.com/docs/ja/voice-dictation
Claude Codeの記憶(CLAUDE.md)code.claude.com/docs/en/memorycode.claude.com/docs/ja/memory

日本語版では、画面に表示されるメッセージの例や、見出しの一部が英語のまま載っているページもあります。意味が分かりにくいときや、設定の細かい項目を確かめたいときは、英語版もあわせて開くと確認できます。

音声で日本語を入力する

ヘッドセットのマイクに向かって、PCに日本語で話しかける会社員

Claude Codeには、キーボードの代わりに話して入力する、音声入力の機能があります。公式のドキュメントで、日本語が対応言語に入っていることを確認できます。詳しい使い方は、Claude Codeの音声入力の記事で解説するので、ここでは日本語で使うときの要点に絞ります。

始め方

Claude Codeの画面で/voiceと入力すると、音声入力が有効になります。最初に、マイクが使えるかの確認が行われます。

コマンド動き
/voiceオンとオフを切り替える(モードはそのまま)
/voice holdキーを押している間だけ録音するモード(初期値)
/voice tap1回押して録音を始め、もう1回押して送るモード
/voice offオフにする

録音のキーは、初期値ではスペースキーです。話した内容は、入力欄にその場で文字として表示されます。

日本語で聞き取らせる設定

音声入力の言語は、返答の言語と同じlanguageの設定を使います。公式の説明では、この項目が空のとき、音声入力は英語になります。日本語で話すなら、前の章で設定した"language": "japanese"が、そのまま音声入力にも効きます。言語名のほか、言語コード(日本語ならja)でも指定できると公式に書かれています。

設定した言語が音声入力の対応言語にない場合、/voiceを有効にしたときに警告が出て、音声入力だけ英語になります。Claudeの返答は影響を受けません。

使えない条件

音声入力には条件があります。公式ドキュメントに書かれている主なものは次のとおりです。

  • Claude.aiのアカウントでのログインが必要:APIキーを直接使っている場合や、Amazon BedrockなどのプロバイダーをとおしてClaude Codeを使っている場合は、使えません
  • 手元のマイクが必要:クラウド上のセッションや、SSHでつないだ先のセッションでは使えません
  • 音声は文字起こしのためにAnthropicのサーバーへ送られる:パソコン上では処理されません。社内ルールで音声データの扱いが決まっている場合は、先に確認してください

文字起こしでは使用量(トークン)を消費せず、使用量の制限にも数えられないと、公式に書かれています。また、日本語は空白で区切らない言語のため、自動で送信するかどうかを決める「3語以上」の判定が、日本語でも働くと説明されています。

あわせて読みたいClaude Codeの音声入力のやり方|/voiceの設定・日本語・対処法Claude Codeの音声入力(/voice)の使い方をまとめました。使える条件、始め方、長押しとタップの違い、日本語で聞き取らせる設定、キーの変更、反応しないときの対処までを、2026年10月時点の公式ドキュメントで解説します。

話すときの操作

初期値の長押しモードでは、スペースキーを押している間だけ録音され、離すと文字が確定します。キーを離したあとは、Enterを押すまで送信されません。確定した文字は、カーソルの位置に入るので、キーボードで打った文章の途中に、話した内容を足すこともできます。

  • 録音をやめたいとき:EscまたはCtrl+Cを押すと、話した内容を破棄して、入力欄を録音前の状態に戻せます
  • 自動で止まる条件:タップモードでは、15秒間声がないときか、合計で2分たったときに録音が止まります
  • 話し終えたら自動で送りたいとき:voiceの設定に"autoSubmit": trueを書くと、キーを離したときに自動で送信されます。文字起こしが3語以上のときに限られます

音声入力が向いている場面

長めの依頼を考えながら話したいとき、キーボードで長文を打つのが大変なときに便利です。話した文字は入力欄に出るので、送る前に直せます。ただ、うまく聞き取れなかったときは、キーボードで直した方が早いこともあります。

CLAUDE.mdで日本語のルールを決める

プロジェクトのルールを書いた文書を、チームで画面を見ながら確認している様子

返答の言語はlanguageで決められますが、「コミットメッセージは日本語で書く」「文書は「です・ます」調にする」といった細かい決まりは、設定項目にはありません。こうしたルールを毎回の依頼に書く代わりに置いておけるのが、CLAUDE.mdです。

CLAUDE.mdとは

CLAUDE.mdは、Claudeに常に伝えておきたいことを書いておく、普通の文書ファイルです。公式ドキュメントによると、Claude Codeは会話を始めるたびにこのファイルを読み込みます。置き場所と使い分けは次のとおりです。

置き場所効く範囲書くことの例
./CLAUDE.mdまたは./.claude/CLAUDE.mdそのプロジェクト(Gitで共有するとチーム全員)プロジェクトの決まり、文章の書き方
~/.claude/CLAUDE.md自分の、すべてのプロジェクト自分の好み、いつも使いたい言い回し

書き方の詳しい解説はCLAUDE.mdの記事に任せます。新しく作るときは、Claude Codeで/initと入力すると、プロジェクトの内容を見て下書きを作ってくれます。

日本語のルールの書き方の例

日本語の運用で決めておくと便利な項目を、例として挙げます。そのまま貼り付けて、自社に合わせて直してください。

# 言葉づかいのルール
- 返答は日本語で書く
- 説明は、プログラムを書かない人にも分かる言葉で書く。専門用語は初めて出てきたときに一言で説明する
- 画面に表示する文言は、です・ます調にそろえる

# Gitのルール
- コミットメッセージは日本語で、何を変えたかを1行で書く
- 変更の理由は、本文に1〜2行で書く

# 文書のルール
- READMEや手順書は日本語で書く
- 金額は税込で表示する

ルールは具体的で短いほど、守られやすくなります。公式のベストプラクティスにも、各行について「消したら間違いが起きるか」を考え、そうでなければ削る、という趣旨の説明があります。1つのファイルは200行以内が目安と書かれており、長すぎると指示が守られにくくなります。

CLAUDE.mdで足りないとき

公式ドキュメントでは、CLAUDE.mdは「設定として強制されるものではなく、Claudeに渡される背景情報(コンテキスト)」と説明されています。書いておけば必ず守られる、というものではありません。具体的で短いほど守られやすくなりますが、毎回確実に実行させたいことは、別の仕組みで対処します。

やりたいこと向いている方法
返答を日本語にそろえたいlanguageの設定
文章の書き方やコミットメッセージの形をそろえたいCLAUDE.md
毎回、例外なく実行させたい(保存のたびの整形など)フック(公式が、確実に実行させたいときに案内している仕組み)

読み込まれたかどうかを確かめる

CLAUDE.mdを置いたのに効いていないと感じたら、Claude Codeで/contextと入力すると、読み込まれているファイルの一覧を確認できます。置き場所やファイル名の誤りは、ここで見つかります。

チームで共有するときの運用

プロジェクトのCLAUDE.mdをGitで管理すれば、チームの全員が同じルールで作業できます。公式ドキュメントでは、人によって違う好みや、共有したくない設定は、プロジェクトの直下にCLAUDE.local.mdというファイルを作って書き、.gitignoreに追加して共有しないようにする方法が紹介されています。

書く内容書く場所
チーム共通の言葉づかい、コミットメッセージの形プロジェクトのCLAUDE.md(Gitで共有)
自分だけの好み(返答を短めにしてほしい、など)~/.claude/CLAUDE.md(全プロジェクトで自分だけ)
そのプロジェクトで、自分だけが使うメモCLAUDE.local.md(Gitに入れない)

書いたあとは、実際の作業で意図どおりに効いているかを見て、効かないルールは言い方を具体的に直します。公式のベストプラクティスでも、CLAUDE.mdはコードと同じように、うまくいかないときに見直して、不要な行を削っていくものとされています。

あわせて読みたいCLAUDE.mdとは?Claude Codeに覚えさせる指示書の書き方・置き場所・例CLAUDE.md(クロード エムディー)は、Claude Codeが作業のたびに読み込む指示書のファイルです。置き場所と読み込まれる順番、/initでの作り方、書くべき内容とテンプレート、長くなったときの分け方、AGENTS.mdとの関係、効かないときの確認方法を公式ドキュメントをもとに解説します。

日本語がうまくいかないとき

画面の表示を指さしながら、同僚に設定を確認してもらっている会社員

返答が英語に戻る、音声入力が反応しないといったときは、次の順番で確認すると原因が絞れます。

返答が英語で返ってくる

  1. languageが設定されているか設定ファイル(~/.claude/settings.jsonなど)に"language": "japanese"があるか、綴りが合っているか、カンマや括弧の抜けがないかを見ます。
  2. 別のファイルで上書きされていないかプロジェクトの.claude/settings.jsonや.claude/settings.local.jsonに、別の値が書かれていると、そちらが優先されることがあります。
  3. CLAUDE.mdに別の言語の指示がないかプロジェクトのCLAUDE.mdに「英語で書く」などのルールがあると、返答に影響する可能性があります。/contextで、読み込まれているファイルを確認します。
  4. 設定の状態を確認するClaude Codeで/statusと入力すると、「Setting sources」の行で、読み込まれている設定ファイルを確認できます。

それでも直らないときは、依頼の中に「日本語で答えてください」と書き添えて、変わるかを見ます。設定の書き込み先や優先順位を整理したいときは、設定の記事の「設定が反映されないとき」が参考になります。

一部のファイルや出力だけ英語になる

返答は日本語でも、コード中のコメントや、コマンドの出力、エラーメッセージが英語になることがあります。コマンドが出す文字やエラーメッセージは、そのソフト自体の表示で、Claudeが書く返答とは別のものです。

コード中のコメントや、READMEなどの文書の言語は、指示の仕方に左右されます。「コメントは日本語で書く」「READMEは日本語で書く」と依頼するか、CLAUDE.mdに書いておくと、そろえやすくなります。

日本語の精度について

公式の多言語対応のページには、日本語を含む複数の言語での評価結果の表があります。ただし、掲載されているのは旧世代のモデルの結果で、いま使っているモデルでの日本語の精度を保証するものではありません。同じページには、言語によって性能が異なること、使いたい言語で自分の用途に合うかを試すことが書かれています。

そのため、業務で使う前に、自社の文書や用語を使った小さな作業で試して、結果を確認することをおすすめします。社名・人名・専門用語は、間違いがないか人が確認してください。

日本語入力(IME)の挙動について

ターミナルで日本語を入力するときの変換中の動きや文字の表示は、この記事の執筆時点で確認した公式ドキュメントの範囲では、案内が見つかりませんでした。入力が乱れる場合は、ターミナルのアプリを変えて試す、デスクトップアプリやVS Code拡張から使う、音声入力を使うといった方法があります。

よくある質問

Claude Codeは日本語で使えますか?

日本語で依頼を書けば、日本語で作業を進められます。返答の言語を日本語にそろえたいときは、設定ファイルに"language": "japanese"と書いておくと確実です。

日本語化の設定はどこで変えますか?

返答を日本語にする設定は、~/.claude/settings.jsonなどの設定ファイルにlanguageを書きます。/configから変える方法もあります。画面(メニュー)の表示言語を変える設定は、公式の設定一覧に見当たらず、公式には案内がありません。

languageに「ja」と書いても動きますか?

公式ドキュメントでは、値は言語名の文字列で、"japanese"が例として載っています。音声入力のページには、言語コードも言語名も使えると書かれていますが、返答の言語は値がそのまま指示として渡される仕組みなので、"japanese"と書くのが確実です。

languageの値は「日本語」と書いてもよいですか?

公式の説明では、値はそのままClaudeへの指示として渡され、Claudeが読める言語名ならどれでも使えるとされています。ただ、公式の例は英語名の"japanese"なので、迷ったら例のとおりに書くのが無難です。音声入力の言語としても使われるため、対応言語の名前やコードに合わせておくと安心です。

日本語で音声入力できますか?

できます。/voiceで有効にし、languageを日本語にしておくと、日本語で聞き取ります。Claude.aiのアカウントでのログイン、手元のマイクなどの条件があります。

VS Code拡張やデスクトップアプリでも日本語で使えますか?

設定ファイルのlanguageは、公式ではどの設定ファイルにも書ける項目とされています。VS Code拡張では、languageが空のとき、音声入力はVS Codeの音声の言語設定を使うと公式に書かれています。アプリの画面の表示言語については、公式に案内がありません。

チームで返答の言語をそろえるには?

プロジェクトの.claude/settings.jsonにlanguageを書いてGitで共有すれば、そのプロジェクトで作業する全員に効きます。言葉づかいや文書の書き方は、プロジェクトのCLAUDE.mdに書いて共有します。

日本語の依頼だと、英語より精度が落ちますか?

公式には、日本語での精度を保証する記載はありません。多言語対応のページには、言語によって性能が異なると書かれているため、自分の用途で試して確かめるのが確実です。

日本語のドキュメントはありますか?

公式ドキュメントに日本語版があります。英語のページのURLの/en/を/ja/に変えると開けます。一部、英語のまま載っている箇所があります。

Claudeアプリの言語を日本語にすれば、Claude Codeも日本語になりますか?

Claudeアプリの言語設定が、Claude Codeの画面や返答に反映されるという記載は、公式では確認できませんでした。Claude Codeの返答を日本語にするには、languageの設定を使います。

まとめ

この記事のまとめ

  • 日本語で依頼を書けば、日本語で作業を進められる。返答の言語は会話から推測されるため、固定したいときは設定する
  • 返答を日本語に固定するには、設定ファイルに"language": "japanese"と書く。綴りは検証されない
  • 音声入力は日本語に対応している。languageの設定が音声入力の言語にも使われる
  • コミットメッセージや文書の書き方などの日本語ルールは、CLAUDE.mdに書く。確実に実行させたいことはフックを使う
  • Claude Codeの画面(メニュー・メッセージ)の表示言語を切り替える設定は、公式では確認できなかった
  • 公式ドキュメントの日本語版は、URLの/en/を/ja/に変えて開ける

日本語で使えるようにする設定そのものは、数行で終わります。ただ、チームで使うときは、返答の言語、文書の書き方、読ませてよい情報の範囲など、決めておくことが増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude Codeの導入から、社内で使い続けられるルールづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典