Claude Code

Claude Codeのコマンド一覧|スラッシュコマンドの使い方と種類別の早見表

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • スラッシュコマンドとは何か、入力のしかたと決まりごと
  • 最初に覚えておきたいコマンドと、場面ごとの使い分け
  • 会話・設定・使用量・レビュー・並列実行・連携の種類別一覧
  • /clear・/compact・/rewindなど、紛らわしいコマンドの違い
  • 自分用のコマンド(スキル)の作り方
  • コマンドが出てこない・使えないときの確かめ方
目次
  1. スラッシュコマンドとは
  2. 入力するときの決まりごと
  3. 組み込みコマンドとスキル
  4. 最初に覚えるコマンド
  5. 消す・縮める・戻すの違い
  6. 新しい作業を始めるときの流れ
  7. コマンド一覧
  8. 会話の整理・戻す
  9. 設定・環境
  10. 使用量・アカウント
  11. 確認・レビュー
  12. 計画・並列・自動実行
  13. 連携・ほかの端末
  14. 困ったとき
  15. 調べもの・資料づくり
  16. 入力のしかたとショートカット
  17. 候補を絞り込んで選ぶ
  18. コマンドと一緒に使うキー操作
  19. 自分用のコマンドを作る
  20. スキルとコマンドの関係
  21. 最初の1つを作る
  22. 引数を受け取る
  23. 置き場所と共有
  24. 出てこない・使えないとき
  25. 出てこない主な理由
  26. 古い記事にあるコマンド
  27. よくある質問
  28. まとめ

Claude Codeの入力欄に「/」を打つと、たくさんのコマンドが並びます。名前だけ見ても、どれをいつ使えばよいのか分かりにくいものです。「/clearと/compactは何が違うのか」「使用量はどのコマンドで見るのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

Claude Codeのコマンドは、「/」から始めて入力する、Claude Code自体を操作するための指示です。会話を整理する、設定を変える、使用量を確かめる、作業を元に戻すといったことが、短い入力でできます。すべて覚える必要はなく、場面ごとに数個を知っておけば十分に使えます。

この記事では、公式のコマンド一覧で確かめられたものだけを、場面別・種類別の早見表にまとめました。入力のしかた、最初に覚えたいコマンド、自分用のコマンドの作り方、出てこないときの確かめ方も解説します。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。コマンドは追加や変更が続くため、最終的には画面に出る一覧が正しい情報です。

スラッシュコマンドとは

コマンドの候補が並んだ入力画面を見ながら、使うものを選ぶ会社員

スラッシュコマンドは、入力欄の先頭に/を付けて入力する指示です。Claudeに「こういう作業をして」と頼む文章とは違い、Claude Codeそのものの動きを切り替えるための入口として使います。

入力欄に/だけを打つと、使えるコマンドの一覧が表示されます。続けて文字を入力すると、名前で絞り込まれます。たとえば/coと打てば、/compactや/configなどが候補に残ります。

入力するときの決まりごと

公式の説明にある、基本の決まりごとは次のとおりです。

  • コマンドは、メッセージの先頭に書いたときだけ認識される
  • コマンド名のあとに書いた文字は、そのコマンドへの引数(追加の指定)になる
  • Claudeが回答している最中に送ると、コマンドは順番待ちになり、回答が終わってから実行される
  • ただし、/status・/tasks・/usageなど一部のコマンドは、回答を止めずにすぐ実行される

引数の例を挙げると、/compactのあとに「設計の決定事項を中心に」と添えれば、要約で重視してほしい点を伝えられます。/modelのあとにモデル名を付ければ、一覧から選ばずに切り替えられます。

組み込みコマンドとスキル

公式の一覧に載っているコマンドは、大きく2種類あります。

種類動き方例
組み込みコマンドClaude Codeのプログラムに組み込まれた、決まった処理がそのまま実行される/clear、/model、/usage
バンドルスキルClaudeへの詳しい指示書(プロンプト)が渡され、Claudeが道具を使いながら作業を進める/doctor、/code-review、/batch、/loop

使う側は、どちらも同じように/から始めて入力するだけです。違いは、バンドルスキルはClaudeが考えながら動くので、時間や使用量がかかりやすい点です。一覧では、バンドルスキルに「Skill」の印が付いています。

このほか、接続しているMCPサーバーが提供するプロンプトや、自分で作ったスキル、プラグインのスキルも、同じ/のメニューに並びます。自分用のコマンドの作り方は、後半で説明します。

あわせて読みたいClaude Code CLIの使い方|起動コマンド・スラッシュコマンド・オプション一覧Claude Code CLI(ターミナルで動かすClaude Code)の使い方を解説します。インストールと起動、画面の操作とショートカット、スラッシュコマンド、起動コマンドとオプション、権限モード、-pによる自動化まで、2026年10月時点の公式ドキュメントでまとめました。

最初に覚えるコマンド

付せんに書いた手順を見ながら、順番に画面を操作する会社員

数が多くて迷う場合は、まず次の10個から始めるのがおすすめです。作業の流れに沿って並べています。

コマンド使う場面できること
/init新しいフォルダで始めるときプロジェクトの説明書き(CLAUDE.md)のひな形を作る
/plan大きな変更の前いきなり変更せず、まず計画を立てるモードに入る
/modelモデルを変えたいとき使うモデルを切り替える。引数なしなら選択画面が開く
/context会話が長くなってきたときコンテキスト(会話の容量)の使用状況を色付きの図で確認する
/compact同じ作業を続けたいが容量を空けたいときこれまでの会話を要約して、容量を減らす
/clear別の作業に移るとき空の状態で新しい会話を始める
/resume前の作業の続きをしたいとき過去の会話を選んで再開する
/rewind間違った方向に進んだとき会話やコードを、以前の時点に戻す
/diff変更内容を確かめたいとき作業中のフォルダの変更点(Claudeが直した箇所を含む)を表示する
/usage使い過ぎが気になるとき費用、プランの使用量の上限、利用状況を表示する

さらに、迷ったときは/helpでヘルプとコマンドの一覧が見られます。環境の不具合を疑うときは/doctorを使います。

消す・縮める・戻すの違い

最も取り違えやすいのが、会話の整理に使う3つのコマンドです。

/clear/compact/rewind
何をするか新しい会話を始める同じ会話を要約して縮める以前の時点へ戻る
会話の中身空になる(前の会話は/resumeで戻れる)要約が残る選んだ時点まで巻き戻る
ファイルの変更そのまま残るそのまま残るコードも戻せる(選べる)
使う場面全く別の作業に移る同じ作業が長くなったやり直したい

/rewindで戻せないもの

公式のチェックポイント機能の説明によると、/rewindで戻せるのは、Claudeがファイル編集の機能で直した内容です。Bashコマンド(ファイルの削除・移動・コピーなど)で変わったファイルは、巻き戻しの対象になりません。大事なファイルを扱うときは、Gitなどの履歴管理も併用してください。

/rewindは、入力欄が空の状態でEscを2回押しても開けます。巻き戻しのメニューでは、「コードと会話の両方を戻す」「会話だけ戻す」「コードだけ戻す」「この時点から先を要約する」などを選べます。

新しい作業を始めるときの流れ

コマンドを組み合わせた、一日の使い方の例です。

  1. 前の作業を片付ける別の作業に移るときは/clearで会話を新しくします。名前を付けて/clear 請求書の整理のようにしておくと、あとで/resumeの一覧から探しやすくなります。
  2. 大きな変更は計画から/planに作業の説明を添えて送ると、実行前に進め方を確認できます。
  3. 途中で容量を確かめる回答が遅くなったり、前の内容を踏まえにくくなったと感じたら/contextで使用状況を見ます。多ければ/compactで縮めます。
  4. 結果を確認する/diffで変更点を見て、問題がなければ次に進みます。
  5. おかしければ戻す方向がずれたと感じたら/rewindで戻り、指示を直してやり直します。

コマンド一覧

種類ごとに分けられたカードを並べて、必要なものを探す会社員

公式の一覧にあるコマンドを、使う目的ごとに分けて紹介します。別名(エイリアス)がある場合は併記しました。全部を載せると長くなるため、仕事で使う場面が多いものを中心にしています。

一覧の見方

「Skill」はバンドルスキル、「Workflow」は多数のサブエージェントに作業を分けて、バックグラウンドで動かす仕組みです。プランや環境によっては、表のコマンドが画面に出ないことがあります。

会話の整理・戻す

コマンドできること
/clear新しい会話を始める。別名は/reset・/new
/compact会話を要約して容量を空ける。重視する点を引数で指定できる
/context容量の使い方と、改善の提案を表示する
/resume会話を選んで再開する。別名は/continue
/branch今の時点から会話を枝分かれさせ、別の方向を試す。元の会話は/resumeで戻れる
/fork会話のコピーを、別のバックグラウンドの作業として動かす。こちらの作業は続けられる
/subtask会話を引き継いだサブエージェントに、横の作業を任せる。結果はこの会話に戻る
/rewind会話やコードを以前の時点へ戻す。別名は/checkpoint・/undo
/rename会話に名前を付ける。名前を省くと、履歴から自動で付ける
/btw会話の履歴に残さずに、ちょっとした質問をする
/recapこれまでの会話を1行にまとめる
/export会話をテキストとして書き出す
/copyClaudeの直近の回答をクリップボードにコピーする。数字を付けると、その前の回答も選べる

設定・環境

コマンドできること
/configテーマやモデルなどの設定画面を開く。別名は/settings。/config theme=darkのように値を指定することもできる
/modelモデルを切り替え、新しい会話の標準にする。引数なしなら選択画面を開く
/effortClaudeが考える深さ(effort)をlowからmax、またはautoで指定する
/fast高速モードをオン・オフする
/permissions許可・確認・拒否のルールを一覧し、追加や削除をする。別名は/allowed-tools
/memoryCLAUDE.mdを編集する。自動メモリのオン・オフもここで行う
/initCLAUDE.mdのひな形を作る
/mcpMCPサーバーの接続や認証を管理する
/hooks設定済みのフックを確認する
/pluginプラグインの管理。引数なしならメニューが開く
/skills使えるスキルの一覧を表示する
/add-dirファイルを読み書きできるフォルダを、この会話の間だけ追加する
/cd会話を保ったまま、作業フォルダを移す
/sandboxサンドボックス(隔離実行)のオン・オフ。対応する環境のみ
/output-style回答の出力スタイルを一覧し、切り替える
/theme・/color画面の配色や、入力欄の色を変える
/statusline画面下のステータスラインを設定する
/keybindingsキーボードショートカットの設定ファイルを開く
/terminal-setup一部のエディタ内ターミナルで、Shift+Enterによる改行を使えるようにする
/agentsサブエージェントの作成・管理はClaudeに頼むよう案内する(古いバージョンでは専用画面が開く)
あわせて読みたいClaude Codeのフック(Hooks)とは?設定方法と使い方・例を解説Claude Codeのフック(Hooks)は、決まったタイミングで自動的にコマンドを動かす仕組みです。CLAUDE.mdとの違い、最初の設定手順、イベントと条件の指定、Windowsでの書き方、実用例、安全面の注意まで、2026年10月時点の公式ドキュメントで解説します。

使用量・アカウント

コマンドできること
/usageセッションの費用、プランの使用量の上限、利用状況を表示する。別名は/cost・/stats
/statusバージョン、モデル、アカウント、接続の状態を表示する
/login・/logoutAnthropicアカウントへのサインイン・サインアウト
/upgrade上位のプランに切り替えるページをブラウザで開く。Enterpriseでは表示されない
/usage-credits上限に達したときのために、使用量クレジットを設定する(管理者に申請する場合もある)
/rate-limit-options利用上限に達したときの選択肢(待つ・クレジットを足す・プランを上げる)を表示する
/privacy-settingsプライバシー設定を確認・変更する。ProとMaxの契約者のみ
/insights最近の利用状況を分析したHTMLのレポートを作る

/usageと/statusの使い分け

使用量を見るのは/usageです。/statusは、バージョン・モデル・アカウント・接続状態を確かめるためのもので、使用量の画面ではありません。「どのバージョンを使っているか」を知りたいときは/status、「あとどれくらい使えるか」を知りたいときは/usageと覚えておくと間違えません。

あわせて読みたいClaude Codeの使用量を確認する方法|/usage・ステータスラインClaude Codeの使用量は、「/usage」「/context」「ステータスライン」など、画面ごとに見える数字が違います。それぞれの読み方、キャッシュの見方、増えたときの調べ方、チームでの確認方法を2026年10月時点の公式情報でまとめました。

確認・レビュー

コマンドできること
/diff作業中のフォルダの変更内容を確認する
/code-reviewSkill。変更内容や、指定したPR・ブランチを、不具合の観点で確認する。lowからultraまでの深さを指定でき、--fixを付けると指摘の修正までさせる。別名は/review
/security-review今のブランチの変更について、セキュリティ上の問題がないかを確認する。リモートのoriginが必要
/simplifySkill。変更したコードを、再利用・簡素化・効率の面から見直して直す。不具合探しは対象外
/verifySkill。変更が意図どおりに動くか、アプリを実際に動かして確かめる
/runSkill。プロジェクトのアプリを起動して、変更が動くところを確認する
/debugSkill。デバッグログを有効にして、記録を読みながら問題を調べる
/autofix-prクラウド上のセッションに、PRのCIの失敗やレビューコメントへの対応をさせる。ghコマンドが必要

/ultrareviewという名前も公式の一覧にありますが、現在は/code-review ultraが推奨の呼び方で、前者は別名です。ProとMaxでは3回まで無料で、それ以降は使用量クレジットが必要と公式に書かれています。

計画・並列・自動実行

コマンドできること
/plan計画モードに入る。説明を添えると、そのまま計画づくりを始める
/goal終わりの条件を決めておくと、条件を満たすまでClaudeがターンをまたいで作業を続ける
/loopSkill。画面を開いている間、同じ指示を一定の間隔で繰り返す。例:/loop 5m デプロイが終わったか確認して
/scheduleクラウドで動く定期実行(ルーチン)を作成・確認する。別名は/routines
/background今の会話をバックグラウンドの作業として切り離し、端末を空ける。別名は/bg
/tasksこの会話のバックグラウンド作業を一覧し、管理する。別名は/bashes
/batchSkill。大きな変更を5〜30個の独立した作業に分け、計画を承認すると、それぞれを隔離した作業場所で並行して進める。Gitのリポジトリ(または作業場所を作るフック)が必要
/workflows動いている、または完了したワークフローの進み具合を見る
/advisor作業の節目で、別のモデルに助言を求める「アドバイザー」を有効・無効にする

連携・ほかの端末

コマンドできること
/ideエディタ(IDE)との連携を管理し、状態を表示する
/chromeClaude in Chromeの設定をする
/claude-in-chromeSkill。ブラウザの操作(ページの確認、フォーム入力など)をClaudeに任せる
/desktop今の会話を、デスクトップアプリで続ける。別名は/app。MacかWindows(x64)で、Claudeの契約が必要
/remote-controlこの会話を、claude.aiなど別の端末から続けられるようにする。別名は/rc
/teleportクラウドで動いている作業を、この端末に引き寄せる。別名は/tp
/mobileスマホアプリを入れるためのQRコードを表示する。別名は/ios・/android
/install-github-appClaudeのGitHubアプリを入れる。github.comのリポジトリのみ
/install-slack-appClaudeのSlackアプリを入れる
/importOpenAI Codex、Gemini CLI、Cursorの設定(指示ファイル、MCP、スキルなど)を取り込む。--dry-runで先に確認できる

困ったとき

コマンドできること
/helpヘルプと、使えるコマンドを表示する
/doctorSkill。インストール・設定・拡張・CLAUDE.mdの問題を診断し、確認のうえで修正する。別名は/checkup
/bug・/feedback不具合の報告やフィードバックを送る。送る前に、含める内容を確認する画面が出る
/release-notesバージョンごとの更新内容を見る
/powerupアニメーション付きの短いレッスンで、機能を学ぶ
/team-onboarding過去30日の利用履歴から、チームの新しいメンバー向けの手引きを作る
/heapdumpメモリ使用量が多いときの調査用の診断ファイルを書き出す。メニューには出ないので、名前を全部入力する。出力にはあなたの会話内容が含まれるため、そのまま他人に渡さない

調べもの・資料づくり

コマンドできること
/deep-researchWorkflow。Web検索を複数に分けて行い、出典を照らし合わせて、出典付きのレポートにまとめる
/slidesSkill。依頼内容から、スライドをアーティファクトとして作る
/designSkill。画面の案、ランディングページ、ポスターなどを1つのキャンバスに並べて作る
/datavizSkill。グラフやダッシュボードの作り方(形の選び方、配色、見やすさ)の指針を使って作る
/artifacts自分のアーティファクトや共有されたものを一覧し、開く

公式の一覧には、/stickers(ステッカーの注文)や/radio(Claude FMというローファイラジオをブラウザで開く)といった息抜き向けのコマンドもあります。/slidesや/designは、アーティファクトが使える環境と新しいバージョンが前提で、Amazon Bedrockなど一部の環境では使えません。

表以外の使い方

公式の一覧には、/claude-api(Claude APIを使うプロジェクト向けの資料を読み込む)、/update-config(設定の変更をClaudeに頼む)、/fewer-permission-prompts(許可の確認を減らす候補を作る)などのスキルもあります。自分の仕事に関係するものだけ、必要になったときに調べれば十分です。

入力のしかたとショートカット

キーボードの上に手を置き、ショートカットの一覧を見ながら入力する会社員

コマンドは、名前を全部打たなくても呼び出せます。入力の手間を減らす方法と、コマンドと一緒に覚えておきたいキー操作を紹介します。

候補を絞り込んで選ぶ

/を打って文字を続けると、候補が絞り込まれます。Tabキーで候補を入力でき、矢印キーとEnterで選べます。/adddirのように区切りの-を省いても、/add-dirが候補になります。

文章の途中でも、スペースのあとに/を打てば候補が出ます。ただし、コマンドとして実行されるのは、メッセージの先頭に書いたときだけです。

名前を打ち間違えたとき

名前を打ち間違えると、候補は表示されますが、どれも強調されません。そのままEnterを押すと、入力した文字がそのまま送られ、「Unknown command」と表示されます。候補はTabか矢印キーで選んでください。

コマンドと一緒に使うキー操作

操作できること
/コマンドやスキルを呼び出す(先頭に書く)
!先頭に付けると、シェルのコマンドをそのまま実行し、結果を会話に加える
@ファイルの名前を候補から選んで指定する
Esc回答の途中で止める。それまでの作業は残る
Escを2回入力欄に文字があればクリア、空なら巻き戻しのメニューを開く
Shift+Tab権限モードを順番に切り替える
Alt+P(MacはOption+P)入力中の文章を残したまま、モデルを切り替える
Ctrl+R過去の入力を検索する
Ctrl+O作業の詳しい記録(トランスクリプト)の表示を切り替える
Ctrl+B実行中のコマンドやエージェントをバックグラウンドに回す
?入力欄が空のときに押すと、ショートカットの一覧が出る

Windowsでは、環境によってShift+Tabの代わりにAlt+Mで権限モードを切り替えると公式に書かれています。画像をクリップボードから貼り付けるときは、WindowsではAlt+Vが使えます。

改行の入れ方は、使っているターミナルによって異なります。\を打ってからEnterを押す方法は、どの環境でも使えます。ターミナルごとの設定は、下の記事で解説しています。

あわせて読みたいClaude Codeの改行|Shift+Enterが効かないときの対処と入力方法Claude Codeで改行する方法をまとめました。Enterは送信になるため、Ctrl+Jや「\」+Enter、Shift+Enter、Option+Enterを使います。端末ごとの対応表、/terminal-setupでの設定、tmuxやVS Codeでの注意、キーの入れ替え方まで、2026年10月時点の公式ドキュメントで解説します。

自分用のコマンドを作る

よく使う依頼文をファイルに書き留めて、コマンドとして登録する会社員

「毎週同じ形式の報告書を作らせている」「いつも同じ注意事項を最初に伝えている」といった依頼は、自分用のコマンドにしておけます。公式では、自作のコマンドはスキルとして作ると説明されています。

スキルとコマンドの関係

以前は、.claude/commands/フォルダにMarkdownファイルを置いて、自作のコマンドを作っていました。いまは、この仕組みがスキルに統合されています。公式の説明では、.claude/commands/deploy.mdと.claude/skills/deploy/SKILL.mdは、どちらも/deployというコマンドになり、同じように動きます。

すでにある.claude/commands/のファイルも、そのまま使えます。新しく作るなら、補助ファイルを添えられるなど機能が多いスキルが推奨されています。

最初の1つを作る

個人用のスキルは、ユーザーフォルダの.claude/skills/の中に、スキル名のフォルダを作ってSKILL.mdを置きます。ここに置いたスキルは、すべてのプロジェクトで使えます。次は、週報の下書きを作らせる例です。

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description: 今週の作業メモから、週報の下書きを作る。週報を頼まれたときに使う。
---

次の形式で週報の下書きを作ってください。

1. 今週やったこと(箇条書き、最大5つ)
2. 来週やること
3. 困っていること

文体は「です・ます調」にしてください。

これを.claude/skills/weekly-report/SKILL.mdとして保存すると、/weekly-reportで呼び出せるようになります。フォルダの名前が、そのままコマンド名になります。

引数を受け取る

コマンドの後ろに書いた言葉を使いたいときは、本文に$ARGUMENTSと書いておきます。たとえばsummaryという名前のスキルの本文に「$ARGUMENTSの議事録を要約して」と書いておき、/summary 3月の定例会と呼び出すと、「3月の定例会の議事録を要約して」という指示に置き換わります。

置き場所と共有

置き場所使える範囲
ユーザーフォルダの.claude/skills/自分のすべてのプロジェクト
プロジェクトの.claude/skills/そのリポジトリ。コミットすれば、チームの全員が使える
プラグインプラグインを有効にした場所。/プラグイン名:スキル名の形で呼び出す

書き込みや送信など、勝手に実行されると困る作業のスキルには、disable-model-invocation: trueを指定します。こうすると、Claudeが自分の判断で実行することはなくなり、自分でコマンドを入力したときだけ動きます。

書き方の詳細、引数の渡し方、チームでの共有方法は、次の記事で説明しています。

あわせて読みたいClaude Code Skillsの使い方|呼び出し方・作り方・直し方を手順で解説Claude Code Skills(スキル)の使い方を、呼び出し方、自分用のスキルの作り方、SKILL.mdの書き方、効果の確かめ方、うまく動かないときの直し方まで手順で解説します。2026年10月時点の公式ドキュメントにもとづいています。

出てこない・使えないとき

画面に出たエラーメッセージを見て、原因を調べる会社員

記事やSNSで見たコマンドが、自分の画面に出てこないことがあります。主な原因と確かめ方を整理します。

出てこない主な理由

原因確かめ方・対処
バージョンが古いclaude -vか/statusでバージョンを確認し、claude updateで更新する。新しいコマンドには、必要なバージョンが決まっているものがある
プラン・契約が対象外/desktopや/teleportはClaudeの契約が必要。/upgradeはEnterpriseでは表示されない
環境が対象外Amazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundryなどでは、/slides・/design・/importなどが使えない
メニューに出ない設計/heapdumpなど一部は、名前を全部入力したときだけ実行できる
削除・名前変更済み下の表を参照
組織の設定で無効会社のアカウントでは、組織の方針で使えないコマンドがある。管理者に確認する

使えないコマンドは、メニューに表示されないのが基本です。何も一致しないと「No commands match」と出ます。コマンドの入力がそのまま送られた場合は、「Unknown command」と表示されます。

古い記事にあるコマンド

以前の記事や資料に書かれているコマンドの中には、すでに廃止されたものや、名前が変わったものがあります。公式の一覧では、次のように案内されています。

古い名前いまの扱い
/pr-commentsv2.1.91で削除。PRのコメントを見たいときは、Claudeに直接頼む
/vimv2.1.92で削除。/configの「Editor mode」でVimモードと通常モードを切り替える
/ultraplan削除。計画モード(/plan)を使う
/extra-usage/usage-creditsに名前が変わった
/review現在は/code-reviewの別名。以前は別の動きをするコマンドだった

迷ったら/doctorと/help

設定やインストールの不具合が疑われるときは、まず/doctorを試します。問題を診断し、修正案を示したうえで、確認してから直してくれます。コマンドそのものが分からないときは/helpか、公式のCommandsのページで最新の一覧を確かめてください。

よくある質問

コマンドは全部覚える必要がありますか?

覚える必要はありません。/を打てば一覧が出るので、名前の一部から探せます。日常の作業なら、/clear・/compact・/resume・/usageなど、5〜10個で足りることが多いです。

/clearと/compactは、どちらを使えばいいですか?

別の作業に移るなら/clear、同じ作業を続けたいが会話が長くなってきたなら/compactです。/clearした会話は、/resumeで戻れます。

使用量はどのコマンドで確認できますか?

/usageです。セッションの費用、プランの使用量の上限、利用状況が表示されます。/costと/statsは、/usageの別名です。

Claudeが回答している最中にコマンドを送れますか?

送れますが、多くのコマンドは回答が終わってから実行されます。/status・/tasks・/usageなどは、回答を止めずにすぐ実行されます。

コマンドの一覧が、公式のページより少ないのはなぜですか?

プラン、契約、環境、バージョンによって、表示されるコマンドが変わるためです。公式のページにも、すべてのユーザーに表示されるわけではないと書かれています。

作ったコマンドを、チームで共有できますか?

プロジェクトの.claude/skills/に置いてコミットすれば、そのリポジトリを使う全員が使えます。個人用のスキルは、自分のパソコンのユーザーフォルダに置かれるため、共有されません。

/rewindでは、どこまで前の状態に戻せますか?

公式の説明では、チェックポイントは直近100件までで、保存したファイルの記録は、既定では最後に保存してから約30日後に削除されます。古い時点には戻せないことがあります。また、Bashコマンドによる変更は戻せないため、大事なファイルはGitの履歴でも守っておくと安心です。

日本語でコマンドの意味を調べるには、どうすればいいですか?

この記事の一覧のほか、公式のCommandsのページ(英語)が最も正確です。画面で/helpと入力しても、使えるコマンドが確かめられます。

OpenAIのCodexにも、同じようなコマンドがありますか?

Codexにも/から始めるコマンドがありますが、種類や名前はClaude Codeとは異なります。Codexのコマンドは、別の記事で一覧にまとめています。

まとめ

この記事のまとめ

  • スラッシュコマンドは、Claude Code自体を操作する指示。メッセージの先頭に/を付けて入力する
  • 最初は/clear・/compact・/resume・/rewind・/usageなど、会話の整理と確認のコマンドから覚える
  • 別の作業なら/clear、同じ作業を続けるなら/compact、やり直したいなら/rewindを使う
  • 使用量は/usage、バージョンやアカウントは/statusで確かめる
  • 自分用のコマンドは、スキル(.claude/skills/)として作る。以前の.claude/commands/のファイルもそのまま使える
  • 画面に出ないコマンドは、バージョン・プラン・環境を確認する。古い記事には、削除されたコマンドも残っている

コマンドは、使う場面が決まっているものがほとんどです。まずは、作業の区切りで/clear、長くなったら/compact、確認に/diffと/usage、という使い方から始めてみてください。慣れてきたら、繰り返す依頼を自分用のコマンドにしていくと、毎回の指示の手間が減ります。

社内でClaude Codeを使うときは、コマンドの使い方に加えて、権限の設定やCLAUDE.mdの書き方、スキルの共有ルールなどを決めておくと、使う人による差が小さくなります。INTERCREATE JAPANでは、Claude Codeの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典