ClaudeとClaude Codeの違いとは?使い分けと料金をわかりやすく解説
この記事でわかること
- ClaudeとClaude Codeの役割の違いと、同じアカウント・同じ契約で使える関係
- それぞれでできること
- 使える場所(アプリ・ターミナル・Web・エディタ)の違い
- 料金と、使用量が共有される仕組み
- 仕事別の選び方と、Claude Coworkとの関係
- 会社で使うときに決めておく権限とデータの扱い
目次
- 違いをひとことで言うと
- 同じ会社・同じアカウント・同じ契約
- 「Claude」という言葉が指すもの
- 迷ったときの目安
- Claudeでできること
- ファイルを作れる
- モデルを選んで使える
- 頼み方のコツ
- チャットが得意でない作業
- Claude Codeでできること
- プログラミングを知らなくても関係する場面
- Claude Codeへの頼み方の例
- 「エージェント型」とは
- 便利な機能
- 任せない方がよい作業
- 使える場所と画面の違い
- デスクトップアプリの中に両方ある
- 黒い画面(ターミナル)が苦手なら
- ログインに使うアカウント
- 手元のPCで動かすか、クラウドで動かすか
- どこから始めるか
- 料金と使用量
- 使用量は共有される
- APIキーを設定していると、料金が変わる
- どのプランを選ぶか
- 上限に達したときの選択肢
- 仕事別の選び方
- 部署別の使い分けの例
- 迷いやすいケース
- Claude Coworkとの関係
- 判断のしかた
- よくある勘違い
- 組み合わせて使う流れの例
- 会社で使うときの注意点
- 権限モードを選ぶ
- 承認前の確認は利用者の責任
- 入力したデータの扱い
- クラウドで動かすときの仕組み
- 導入前のチェックリスト
- ほかのツールとつなぐときの注意
- 導入の進め方
- よくある質問
- まとめ
「Claudeは使っているが、Claude Codeという名前も目にする。同じものなのか、別のサービスなのか分からない」と感じている方は多いのではないでしょうか。名前がほとんど同じなので、別々に契約が必要なのか、社内ではどちらを入れるべきなのかも迷いやすいところです。
先に結論を書くと、Claudeは「会話で相談し、答えや文書を受け取る」ための道具、Claude Codeは「パソコンの中のファイルを読み、直し、動かしながら作業を進める」ための道具です。同じAnthropic社が提供していて、同じアカウントと同じ契約(有料プラン)で両方を使えます。
この記事では、2つの違いを整理したうえで、できること、使える場所、料金と使用量の関係、仕事別の選び方、会社で使うときの注意点までを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。機能や料金は変わることがあるので、契約の前には公式ページもあわせて確認してください。
違いをひとことで言うと

2つの違いは、「何を渡して、何を受け取るか」で考えると分かりやすくなります。Claudeには質問や相談、文書の素材を渡し、答えや下書き、ファイルを受け取ります。Claude Codeには作業フォルダを渡し、フォルダの中のファイルが直された状態や、新しく作られたファイルを受け取ります。
| Claude(チャット) | Claude Code | |
|---|---|---|
| 役割 | 会話で相談し、答えや文書を受け取る | ファイルを読み、直し、コマンドを実行して作業を進める |
| 頼み方 | 質問や依頼を書く。必要なら資料を添付する | 作業するフォルダを開き、やってほしいことを書く |
| 操作する場所 | アプリ(Web・デスクトップ・スマホ) | ターミナル・エディタ・デスクトップアプリ・Web・スマホ |
| おもに扱うもの | 文章・資料・表・画像の内容 | プログラム・設定ファイル・プロジェクトのフォルダ全体 |
| できあがるもの | 回答、下書き、Excel・スライド・文書などのファイル | 修正されたプログラム、新しい機能、作業の記録(変更点) |
| 向いている人 | 事務・企画・営業・経営など、幅広い職種 | エンジニア、社内ツールやWebサイトを作りたい人 |
| 無料プラン | 使える | 使えない(有料プランが必要) |
Claude Codeは、公式のドキュメントで「エージェント型のコーディングツール」と説明されています。コードベース(プログラムの集まり)を読み、ファイルを編集し、コマンドを実行し、開発ツールとつながって作業します。ふつうのチャットが「答えを返す」のに対して、実際に手を動かして、できあがりを残すところが大きな違いです。
同じ会社・同じアカウント・同じ契約
ClaudeもClaude Codeも、Anthropic社が提供しています。公式の製品ページでは、Claude Codeは既存のClaudeのアカウントでログインして使うと案内されていて、料金プランも共通です。ProまたはMaxを1つ契約すれば、Claudeのアプリと、ターミナルなどから使うClaude Codeの両方が使えると、ヘルプセンターに書かれています。
つまり、「Claude用の契約」と「Claude Code用の契約」を別々に結ぶ必要はありません。ログインするアカウントも同じで、使った量も合算で数えられます(詳しくは「料金と使用量」の章で説明します)。
「Claude」という言葉が指すもの
混乱しやすい理由のひとつは、「Claude」という名前が複数の意味で使われていることです。
- AIモデルの名前(Claude Opus、Claude Sonnet など)
- チャットで使うアプリやWebサービスの名前(claude.ai、Claudeアプリ)
- AnthropicのAI製品全体を指す呼び方
この記事では、アプリやWebでふつうに会話する使い方を「Claude」または「チャット」、プログラムや業務ファイルを扱う道具を「Claude Code」と書き分けます。Claude Codeの中で使われるAIモデルも、Opus 5.5など、Claudeと同じ名前のモデルです。
Claudeの周りには、名前が似た製品がほかにもあります。公式の製品概要ページに載っているものを、簡単に整理しておきます。
| 名前 | 何をするものか |
|---|---|
| Claude | 会話で使うAIアシスタント。Web・デスクトップ・スマホのアプリから使う |
| Claude Code | ソフトウェア開発向けの道具。ファイルを読み、直し、動かす |
| Claude Cowork | プログラミング以外の知的作業を任せる機能。いまはチャットと統合されつつある |
| Claude in Chrome | Chromeのブラウザの中で使う拡張機能 |
| Claude for Microsoft 365 | Microsoft 365のアプリの中で使う |
| API | 自社のシステムにClaudeを組み込むための窓口。従量課金 |
迷ったときの目安
どちらを使うか迷ったときは、次の3つで考えると、ほとんどの場合は決まります。
- 相談したい、文章を作りたい、資料を要約したい:Claude(チャット)
- 手元のプログラムやWebサイトのファイルを直したい、社内ツールを作りたい:Claude Code
- 資料づくりや集計など、プログラミング以外の作業を最後まで進めてほしい:チャットと統合された新しいClaude(旧Claude Cowork)。詳しくは「仕事別の選び方」の章で説明します
Claudeでできること

ここでは、アプリやWebで使う「Claude」でできることを整理します。ClaudeはWeb・デスクトップ・スマホのアプリから使えます。公式の料金ページでは、無料プランでもチャットやWeb検索、アーティファクト(Claudeが作った文書やアプリの画面を横に表示する機能)を使えるとされています。
| やりたいこと | 使う機能 | 頼み方の例 |
|---|---|---|
| 文章の作成・要約・翻訳 | チャット | 「取引先へのお詫びメールの下書きを作って。丁寧だが長くしすぎない」 |
| 資料の要点整理 | チャット+ファイル添付 | 「添付のPDFの契約書の要点を5つにまとめて」 |
| 最新の情報を調べる | Web検索 | 「競合3社の料金プランを調べて、表で比べて」 |
| Excel・スライド・文書を作る | ファイル作成 | 「この数字から、月ごとの推移がわかる表を作って」 |
| 同じテーマの資料をまとめて扱う | プロジェクト | 「採用」「月次報告」など、テーマごとに指示と資料を保存する |
| 社外のサービスの情報を使う | コネクタ | Microsoft 365などのサービスとつなぎ、そこにある資料を読ませる |
ファイルを作れる
チャットでも、Claudeに頼んでファイルを作らせることができます。公式ヘルプによると、作れるのはExcel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)、Word(.docx)、PDF、PNG画像(グラフなど)、Pythonのスクリプトです。無料・Pro・Maxでは、設定の「機能(Capabilities)」で「コード実行とファイル作成」が既定でオンになっています。
TeamとEnterpriseでも既定で有効ですが、オーナーが組織の設定で無効にできます。社内で「ファイルが作れない」と言われたら、まず組織の設定を確認してください。
モデルを選んで使える
Claudeには、用途に合わせた複数のモデルがあります。公式の製品概要ページには、Mythos・Fable・Opus・Sonnet・Haikuのモデルが載っています。料金ページでは、無料プランで使えるのはSonnetとHaikuで、Opusを使うにはPro以上のプランが必要とされています。
どのモデルを選ぶかは、頼む内容の難しさや、待てる時間で決めます。モデルの違いは「Claudeのモデル比較」の記事でも解説しています。
頼み方のコツ
チャットで思いどおりの答えを得るには、何のために使うのか、誰が読むのか、どんな形が欲しいのかを最初に伝えるのが近道です。「メールを書いて」とだけ頼むより、次のように条件を添えた方が、直しの回数が減ります。
取引先の担当者に送る、納期遅れのお詫びメールを書いてください。
・読む人は、購買部門の課長
・遅れは3日間。原因は部品の入荷遅れ
・お詫びと新しい納期を最初に書く。言い訳は書かない
・です・ます調で、10行以内
前提が毎回同じなら、プロジェクトや個人設定の「指示」に書いておくと、そのつど書かずに済みます。
チャットが得意でない作業
チャットは会話が中心なので、次のような作業は得意ではありません。
- 手元のプログラムを何十ファイルも読んで、まとめて直す
- 直したプログラムを自分で動かして、エラーが出たらまた直す
- 変更の履歴(いつ・何を直したか)をGitで残す
こうした「ファイルを実際に触って、動かして確かめる」作業を任せるのが、Claude Codeの役割です。
「資料づくりを任せたい」ならClaude Codeではない
Excelや資料づくりを最後まで進めてほしい場合は、Claude Codeではなく、チャットと統合された新しいClaude(旧Claude Cowork)が向いています。Claude Codeでも事務作業はできますが、公式ではソフトウェア開発向けの道具と位置づけられています。
Claude Codeでできること

Claude Codeは、パソコンの中のフォルダを開き、そこにあるファイルを読んで、直し、動かすところまで進める道具です。公式ドキュメントでは、次のような使い方が紹介されています。
| できること | 頼み方の例 | 人が確認すること |
|---|---|---|
| 機能を作る・不具合を直す | 「問い合わせフォームに、電話番号の入力欄を足して」 | 画面で動作を確かめる。変更された箇所を見る |
| プログラムの中身を説明する | 「このシステムは何をしているのか、ファイルごとに説明して」 | 説明が実際の業務と合っているか |
| テストを書いて動かす | 「このモジュールのテストを書いて、失敗したら直して」 | テストの内容が仕様に合っているか |
| 変更の保存・レビュー依頼 | 「変更をコミットして、プルリクエストを作って」 | 説明文と変更内容が一致しているか |
| ほかのツールとつなぐ | MCPでGoogleドライブ・Slack・Jiraなどと連携 | つなぐツールの範囲と権限 |
| 決まった作業を自動で回す | 毎朝の確認や、定期的な点検を定期実行にする | 実行結果の通知を誰が見るか |
公式ドキュメントには、やりたいことを普通の言葉で書けば、Claude Codeが進め方を考え、複数のファイルにまたがってコードを書き、動くことまで確かめると説明されています。不具合の場合は、エラーメッセージや症状を伝えると、原因をたどって修正までを進めます。
プログラミングを知らなくても関係する場面
「プログラムを書く道具なら、自分には関係ない」と思われがちですが、中小企業の担当者にも出番があります。
- 前任者が作った社内システムの中身を、日本語で説明してもらう
- Excelでやっていた集計を、ボタン1つで動くツールにしてもらう
- 自社サイトの文言や画像を、更新のたびに外注せずに直す
どれも「プログラムのファイルを実際に読み書きする」作業なので、チャットだけでは完結しません。Claude Codeに作業フォルダを渡すと、フォルダの中を読み、直し、動作まで確かめてくれます。
Claude Codeへの頼み方の例
Claude Codeでも、チャットと同じように「何をしたいか」を日本語で書きます。違いは、どのフォルダのどのファイルが対象かを伝えられることと、確かめ方まで頼めることです。
このフォルダは、自社サイトの問い合わせフォームのプログラムです。
・電話番号の入力欄を必須ではなく任意にしてください
・入力欄の下に「ハイフンなしで入力してください」という説明文を足してください
・変更したファイルの一覧と、変更内容の説明を、最後に日本語でまとめてください
最後の「変更内容の説明を日本語でまとめて」と頼んでおくと、プログラムが読めない担当者でも、何が変わったのかを把握しやすくなります。
「エージェント型」とは
Claude Codeを説明するときに出てくる「エージェント型」とは、AIが自分で手順を考えて、道具を使いながら作業を進めることを指します。ふつうのチャットは1回の質問に1回答えて終わりですが、Claude Codeは「ファイルを探す → 開いて読む → 直す → 動かして確かめる → 失敗したらまた直す」という流れを、1回の依頼の中で進めます。
そのぶん、実際にファイルを書き換えたり、コマンドを実行したりします。便利な反面、間違えたときの影響もチャットより大きくなります。権限の設定については、「会社で使うときの注意点」の章で説明します。
便利な機能
Claude Codeには、毎回同じ説明をしなくて済むようにするための仕組みもあります。
- CLAUDE.md:プロジェクトの決まりごとを書いておくファイル。Claude Codeは、セッションの最初にこれを読みます
- 自動メモリ:Claudeが作業の中で学んだことを、自分で書き留める仕組み
- スキル:繰り返す作業の手順をまとめたもの
- サブエージェント:作業を分けて、複数のClaudeに同時に進めさせる仕組み
応答の言葉は日本語にそろえられる
設定のlanguageに"japanese"のように言語名を書くと、Claude Codeは既定でその言語で応答します。公式ドキュメントに載っている設定です。毎回「日本語で答えて」と書かなくて済みます。
任せない方がよい作業
Claude Codeは便利ですが、次のような作業は人が行うか、人が確認してから進めるのが安全です。
- お客様のデータが入った本番のシステムを、確認なしで書き換える作業
- パスワードやAPIキーなどの認証情報を扱う作業
- 取り消しがきかない操作(削除・外部への送信・公開)の最終的な実行
使える場所と画面の違い

ClaudeもClaude Codeも、使える場所が複数あります。ここが分かりにくさの原因でもあるので、表にまとめます。
| 場所 | Claude(チャット) | Claude Code |
|---|---|---|
| Web(ブラウザ) | ○ claude.ai | ○ claude.ai/code |
| デスクトップアプリ(Mac・Windows) | ○ | ○(アプリの「Code」タブ) |
| スマホアプリ(iPhone・Android) | ○ | ○(アプリの「Code」タブ) |
| ターミナル(黒い画面) | - | ○ 機能が一番そろっている |
| VS Code・JetBrainsなどのエディタ | - | ○ 拡張機能・プラグイン |
| Slack | ベータ版(Claude Tag。Team・Enterprise向け) | ○ @Claudeに頼むとプルリクエストが返る |
| Chrome・Microsoft 365 | ○ Claude in Chrome・Claude for Microsoft 365 | - |
Claude Codeは、どの場所から使っても同じ仕組み(エンジン)につながっています。公式ドキュメントでは、プロジェクトのCLAUDE.mdや設定、MCPの接続は、ターミナルでもエディタでもデスクトップアプリでも共通で使えると説明されています。
デスクトップアプリの中に両方ある
混乱しやすいのが、同じ「Claudeのデスクトップアプリ」の中に、チャットとClaude Codeの両方が入っていることです。公式の開発者向けドキュメントでは、デスクトップアプリに「Chat」「Cowork」「Code」の3つのタブがあると説明されています。
ただし、Coworkはチャットとの統合が進んでいて、統合後の画面ではCoworkを選ぶ操作がありません。そのため、同じ会社の中でも人によってタブの見え方が違うことがあります。アプリには「Claude Codeを別にインストールする必要はない」と公式ドキュメントに書かれています。
黒い画面(ターミナル)が苦手なら
Claude Codeというと、黒い画面にコマンドを打つ印象がありますが、デスクトップアプリの「Code」タブやWeb版からなら、黒い画面を使わずに始められます。ターミナル版を入れる場合も、公式のインストールコマンドを1行貼り付けるだけです。
| 環境 | インストール(公式の案内) |
|---|---|
| Mac・Linux・WSL | curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash |
| Windows(PowerShell) | irm https://claude.ai/install.ps1 | iex |
| Windows(コマンドプロンプト) | curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd |
公式ドキュメントでは、Windowsでターミナル版を使う場合、Git for Windowsを入れておくことが推奨されています。なお、PowerShellとコマンドプロンプトでは使うコマンドが違うので、どちらの画面を開いているかを確かめてから貼り付けてください。
ログインに使うアカウント
Claude Codeにログインするときの方法は、大きく2つあります。公式ドキュメントでは、多くの使い方でClaudeの有料プラン(サブスクリプション)か、AnthropicのConsoleアカウントが必要とされています。
- Claudeのアカウント(サブスクリプション):ProやMax、Teamなど。チャットと同じアカウントで、使用量も共通
- Consoleのアカウント:APIの従量課金で使う。使った量に応じて請求される
ふつうに会社で使うなら、前者のサブスクリプションで始めるのが分かりやすい方法です。「ログインしたのに料金が想定と違う」ときは、どちらのアカウントでログインしているかを確かめてください。
手元のPCで動かすか、クラウドで動かすか
Claude Codeには、作業を動かす場所が2つあります。デスクトップアプリでは、セッションを始める前に「ローカル」か「クラウド」かを選びます。
| ローカル(手元のPC) | クラウド | |
|---|---|---|
| 動く場所 | 自分のパソコンの上 | Anthropicが管理するクラウド上の環境 |
| 手元のファイル | そのまま読み書きできる | GitHubのリポジトリを取り込んで作業する |
| パソコンを閉じたとき | 作業は止まる | 続く。スマホやブラウザから確認できる |
| 向いている作業 | 手元のフォルダをその場で直したい | 時間のかかる作業を任せて、あとで結果を見たい |
| 使用量 | プランの使用量に含まれる | プランの使用量に含まれる。クラウド環境の追加料金はない |
クラウドで動かすには、公式ドキュメントによるとPro・Max・Teamのプランが対象で、Enterpriseは一部の席が対象です。コードをGitHubから取り込んで作業するため、GitHubの連携が前提になります。GitLabなど別のサービスのリポジトリは、プルリクエストの作成までは対応していません。
画面が違っても、仕組みは同じ
「Webでやった作業と、ターミナルでやった作業が別物に見える」ことがありますが、同じClaude Codeです。ただし、クラウドで始めた作業はターミナルに引き継げる一方、ターミナルで動いている作業を、そのままクラウドに移すことはできません(ターミナルから新しいクラウドの作業を始めることはできます)。引き継ぎが必要になりそうな作業は、最初に動かす場所を決めてから始めてください。
どこから始めるか
プログラミングに慣れていない場合は、次の順番で始めると無理がありません。
- チャットで慣れるまずはClaudeのアプリかWebで、メールの下書きや資料の要約を頼んでみます。無料プランでも試せます。
- 有料プランにする手元のファイルを直す作業が出てきたら、Pro以上のプランにします。会社で使う場合は、最初からTeamも検討します。
- デスクトップアプリの「Code」タブを開く同じアカウントでログインし、作業するフォルダを選びます。最初は、コピーしたフォルダか、失敗しても困らないフォルダにします。
- 小さな依頼をする「このフォルダの中身を説明して」のような、ファイルを変更しない依頼から始めます。慣れたら、小さな修正を頼みます。
料金と使用量

料金は、結論から言うとClaudeとClaude Codeで別々ではなく、1つのプランに両方が含まれています。ただし、無料プランだけは違います。公式の料金ページでは、Freeプランは「Claude Code:なし」とされています。
| プラン | 料金(米ドル) | Claude(チャット) | Claude Code |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | ○(SonnetとHaiku) | × |
| Pro | 月20ドル(年払いなら月17ドル相当) | ○(Opusも使える) | ○ |
| Max 5x | 月100ドルから | ○ | ○ |
| Max 20x | 月200ドルから | ○ | ○ |
| Team 標準席 | 1席 月25ドル(年払いなら月20ドル) | ○ | ○ |
| Team プレミアム席 | 1席 月125ドル(年払いなら月100ドル) | ○ | ○(標準席の5倍の使用量) |
| Enterprise | 1席 月20ドル(年払い、20席から)+API料金での利用分 | ○ | ○ |
表示はドル建てです。日本円での請求額は、為替や税によって変わるため、円換算は書いていません。最新の金額は、公式の料金ページで確認してください。
使用量は共有される
一番大事な点は、ClaudeとClaude Codeの使用量は、同じ枠から引かれるということです。公式の料金ページには、Claude Codeはすべての有料プランでチャットと同じ使用量の枠を使うと書かれています。ヘルプセンターでも、ClaudeとClaude Codeの両方の利用が、同じ上限に対して数えられると説明されています。
| 上限の種類 | 内容 |
|---|---|
| 5時間のセッション枠 | すべてのプランにある、5時間ごとに入れ替わる枠。Claude Codeもチャットも同じ枠を使う |
| 週ごとの上限 | 有料プランにある。ProとMaxに共通で、Maxにはモデル(Fable)ごとの別の上限もある |
| Maxの使用量 | Max 5xはProの5倍、Max 20xはProの20倍のセッション使用量 |
たとえば、午前中にClaude Codeで長い作業をたくさん任せると、午後にチャットで使える量が減ります。逆に、チャットで大きなPDFを何度も読ませたときも、Claude Codeで使える量が減ります。公式の料金ページでは、Proは無料プランの5倍以上のセッション使用量とされていますが、具体的な回数やトークン数(文字量)は示されていません。
製品ページでは、Proプランは「小さなコードベースでの短い作業向け」と案内されています。毎日のように大きな作業を任せる場合は、Maxを検討することになります。
年払いを選ぶと、Proは月17ドル相当になりますが、料金ページでは年額200ドルを前払いする形と案内されています。まずは月払いで試し、使い続けると決めてから年払いにする方が、無駄が出にくくなります。
APIキーを設定していると、料金が変わる
見落としやすい点が1つあります。公式ヘルプによると、環境変数ANTHROPIC_API_KEYが設定されていると、Claude Codeは契約中のプランではなく、APIキーを優先して使い、API料金(従量課金)で請求されます。
すでに別のツールで開発用のAPIキーを使っているパソコンでは、気づかないうちにAPI課金になっていることがあります。プランの使用量の範囲で使いたいときは、/statusで利用状況を確認し、API課金への切り替えを促す表示が出ても承認しないようにしてください。
Maxに付くAPIクレジットは、Claude Codeでは使えない
Maxプランには、月ごとのAPIクレジットが含まれると料金ページに書かれていますが、公式ヘルプでは「このクレジットはClaude CodeやClaudeアプリでは使えない」と案内されています。Claude Codeの利用量は、Maxの使用量の枠から引かれます。
どのプランを選ぶか
使う人数と、Claude Codeに任せる作業の量で考えると決めやすくなります。
| こんな使い方なら | 候補 | 考え方 |
|---|---|---|
| まずClaudeを試したい | Free | チャットなら無料で試せる。Claude Codeは使えない |
| ClaudeとClaude Codeを、自分で試したい | Pro | 月20ドルで両方を使える。作業が大きくなると、上限に達しやすい |
| 毎日、大きな作業を任せたい | Max | Proの5倍または20倍の使用量。上限で止まる待ち時間を減らせる |
| 部署や会社で使いたい | Team | 2人から使えて、管理者が席を管理できる。会社のデータを扱うなら商用規約の対象になる |
| 全社で使い、操作の記録も残したい | Enterprise | 利用状況の分析や監査ログなど、管理機能が必要な大きな組織向け |
どのモデルが使われるかも気になるところです。公式ドキュメントによると、Claude Codeの既定のモデルは、Pro・Max・Team・Enterprise・APIでOpus 5.5です。最も高性能とされるFable 5.1は選べますが、どのプランでも既定にはなっておらず、プランや席の種類によっては、使用量クレジットから課金されます。
上限に達したときの選択肢
使用量の上限に達したときの選択肢は、公式ヘルプでは次のように整理されています。
- 上位のプランに切り替える(ProからMax 5x、Max 5xからMax 20x)
- 追加の使用量(使用量クレジット)を有効にして、API料金で上乗せして使う
- Consoleのアカウントに切り替えて、API従量課金で使う
- 枠が入れ替わるのを待つ
どの方法が合うかは、使う頻度によります。月に数回の利用ならProで足りますが、毎日使うなら、待ち時間で作業が止まる損失を考えて、上位のプランやTeamも候補になります。
仕事別の選び方

ここまでの内容を、実際の仕事に当てはめてみます。次の表を、社内で「この仕事はどちらに任せるか」を決めるときの目安にしてください。
| 仕事の例 | 向いている道具 | 理由 |
|---|---|---|
| 取引先へのメールの下書き | Claude(チャット) | 文章を作るだけで、ファイルを触る必要がない |
| 会議の録音から議事録を作る | Claude(チャット) | 文字起こしを貼り付けて要約させる使い方で足りる |
| 月次の売上CSVを集計して、報告スライドを作る | 新しいClaude(旧Cowork) | 複数のファイルを読み、Excelとスライドを作る作業を最後まで進める |
| フォルダの中の請求書PDFを一覧表にする | 新しいClaude(旧Cowork) | 手元のフォルダを読み書きして、表にまとめる事務作業 |
| 自社サイトの文言やデザインを直す | Claude Code | Webサイトのファイル(HTMLなど)を読み書きして、動作を確かめる |
| 在庫管理の社内ツールを作る | Claude Code | プログラムを作り、動かしながら直す必要がある |
| 引き継いだ社内システムの仕組みを知りたい | Claude Code | プロジェクトのフォルダ全体を読んで説明させられる |
| Excelの数式の意味を教えてほしい | Claude(チャット) | 数式を貼り付けて質問すれば足りる |
部署別の使い分けの例
| 部署 | チャット・統合後のClaude | Claude Code |
|---|---|---|
| 総務・人事 | 社内文書の下書き、就業規則の変更点の整理、お知らせ文の作成 | (ふつうは使わない) |
| 営業・営業企画 | 提案書のたたき台、商談メモの整理、競合の調査 | 見積書を自動で作る小さなツールを作る |
| 経理・管理 | 支店別データの突き合わせ、集計表の作成 | 毎月の集計を自動で回すスクリプトを作る |
| マーケティング | 広告文の案、アクセスデータの整理、記事の構成案 | 自社サイトの文言・画像の差し替え、フォームの修正 |
| 情報システム・開発 | 仕様の整理、障害の原因の相談 | 機能の追加、不具合の修正、テストの作成、システムの説明 |
経営者や担当者の方は、左の列(チャット・統合後のClaude)から使い始めるのが無理のない進め方です。右の列は、社内ツールやWebサイトなど、プログラムのファイルを扱う仕事が実際にあるときに検討します。
迷いやすいケース
どちらでもできそうで迷う仕事もあります。たとえば「毎月の売上データから、報告用のExcelを自動で作りたい」という場合です。
- 毎月、人が依頼して確認するなら、統合後のClaude(旧Cowork)で足ります。フォルダにデータを置いて依頼するだけです
- ボタン1つで動く専用のツールにしたい、社内の別の人にも使わせたいなら、Claude Codeでプログラムとして作る方が向いています
「1回きりの作業」か「繰り返し使う道具」かが、分かれ目です。最初は前者で試し、何度も使うようなら、道具として作ることを検討します。
Claude Coworkとの関係
Claude Codeと同じくらい混同されるのが、Claude Coworkです。公式の製品ページでは、Claude Codeは「ソフトウェア開発のための道具」、Coworkは「プログラミング以外の知的作業(調査・分析・資料作成など)のための道具」と説明されています。Coworkは、Claude Codeと同じエージェントの仕組みを使っています。
さらに、ProとMaxでは、Coworkはチャットと統合されつつあります。公式ヘルプには「Claude Coworkは、いまは単にClaudeになった」と書かれています。つまり、新しい画面では、Claudeに仕事を頼めば、すぐ答えるか、作業として進めるかをClaude自身が判断します。
| Claude(チャット) | Claude Cowork(統合後はClaudeの一部) | Claude Code | |
|---|---|---|---|
| 得意な仕事 | 相談・文章づくり・要約 | 資料づくり・集計・調べものなどの事務作業 | プログラムの作成・修正・調査 |
| 進め方 | 1回の依頼に1回答える | ゴールを渡すと、手順を考えて最後まで進める | ファイルを読み、直し、動かして確かめる |
| ファイルの扱い | 添付したファイルを読む | つないだフォルダを読み書きする | プロジェクトのフォルダを読み書きする |
| できあがるもの | 回答・下書き・ファイル | Excel・スライド・文書 | プログラム・設定ファイル |
| 向いている人 | 全職種 | 事務・企画・営業・管理部門 | エンジニア、社内ツールを作りたい人 |
統合の詳しい内容は、「Claude Coworkとは」の記事で解説しています。なお、公式ヘルプには、「新しい作業が手元のパソコンの上だけで動いてほしい場合は、デスクトップアプリのClaude Codeを使う」という案内もあります。
判断のしかた
迷ったときは、次の順に確認します。
- できあがるものを考えるプログラムや設定ファイル、Webサイトのファイルを直したい・作りたいなら、Claude Codeです。資料や表、文章なら、次に進みます。
- ファイルの量を考える1〜2個の資料を読ませて答えを受け取る程度なら、チャットで足ります。フォルダの中の複数のファイルを読み書きして仕上げる作業なら、統合後のClaude(旧Cowork)です。
- 繰り返すかどうかを考える毎週・毎月同じ形で作る資料は、定期実行を使えるClaude(旧Cowork)か、Claude Codeの定期実行(Routines)が候補です。
- 確認する人を決めるどの道具でも、できあがりを人が確認する前提です。確認できない作業は、任せる範囲を小さくします。
この順に確認しても決まらない仕事は、まず小さな範囲で両方を試して、できあがりの確認にかかる手間が少ない方を選ぶと、社内で使い分けのルールを作りやすくなります。
よくある勘違い
| よくある勘違い | 実際 |
|---|---|
| Claude Codeは別の会社のサービス | 同じAnthropic社のサービス。同じアカウントでログインできる |
| Claude Codeには別の契約が必要 | Pro・Max・Teamなど、Claudeの有料プランに含まれている |
| Claude Codeは別枠だから、いくら使ってもチャットに影響しない | 使用量は共有される。Claude Codeで多く使うと、チャットで使える量も減る |
| Claude Codeはエンジニアしか使えない | 黒い画面を使わなくても、アプリやWebから使える。ただし、結果を確認する知識は必要 |
| チャットのClaudeでも、手元のプログラムを直接直せる | チャットは、貼り付けたり添付したりしたコードに回答する形。手元のフォルダのファイルを直接書き換えて動かすのはClaude Codeの役割 |
組み合わせて使う流れの例
実際の仕事では、2つを組み合わせると効果的です。たとえば、社内の申込フォームを改善したいとき、次のように使い分けることができます。
- チャットで整理する「申込フォームで、問い合わせが減る原因を考えたい」と相談し、項目が多すぎる、電話番号が必須になっている、などの改善案を出します。
- Claude Codeで直す改善案をもとに、「電話番号を任意項目にして、入力欄の説明文を変えて」とClaude Codeに依頼します。変更箇所を確認して、動作を試します。
- チャットで周知文を作る変更内容を社内に知らせる文章や、お客様向けのお知らせの下書きを、チャットで作ります。
考える・書くはチャット、ファイルを触る・動かすはClaude Code、と役割を分けると、それぞれの得意な部分を使えます。
会社で使うときの注意点

ClaudeもClaude Codeも会社の仕事で使えますが、Claude Codeは実際にファイルを書き換え、コマンドを実行するぶん、チャットより注意が必要です。導入前に確認しておきたい点を整理します。
権限モードを選ぶ
Claude Codeには、どこまで確認なしに動かすかを決める「権限モード」があります。公式ドキュメントに載っている主なモードは次のとおりです。
| モード | 確認なしに動くこと | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Manual(手動) | ファイルを読むことだけ。編集やコマンドの実行は、そのつど確認される | 使い始め、大事なファイルを扱うとき |
| Accept edits | ファイルの編集と、フォルダ作成などの基本的な操作 | 変更内容を見ながら進めたいとき |
| Plan | 読むだけ。ファイルを編集せずに、進め方の案を出す | 変更の前に、方針を確認したいとき |
| Auto(自動) | 別のモデルが各操作を確認し、危険と判断したものを止める | 長い作業で、確認の手間を減らしたいとき |
| Bypass permissions | ほとんどすべて。確認なしで進む | 隔離した環境(コンテナや仮想マシン)だけ |
公式ドキュメントによると、新しいバージョンのターミナル版とVS Code版では、Autoが始めのモードになっています。Manualで始めたい場合は、設定やセッションの開始時に選びます。最初は、Manualか、変更前に計画を確認できるPlanから始めるのがおすすめです。
承認前の確認は利用者の責任
公式のセキュリティのページには、提案されたコードやコマンドが安全かどうかを承認の前に確認するのは利用者の責任だと明記されています。AIが出した変更をそのまま通すのではなく、必ず人が内容を見るという前提です。
また、公式ドキュメントは、信頼できない内容を直接Claude Codeに渡さないこと、重要なファイルの変更案は確認してから承認することを勧めています。外部から届いたファイルやWebページには、AIをだますための指示が仕込まれていることがあるためです。
入力したデータの扱い
データの扱いは、使っているプランによって違います。公式ドキュメントでは、次のように整理されています。
| プラン | 学習への利用 | 保存期間 |
|---|---|---|
| Free・Pro・Max | 設定で、学習に使うかどうかを選べる。Claude Codeを使った内容も、この設定の対象 | 学習に使うことを許可した場合は5年、許可しない場合は30日 |
| Team・Enterprise・API | 商用規約の対象。顧客が提供を選んだ場合を除き、Claude Codeに送るコードやプロンプトで学習しない | 標準で30日。Enterpriseの一部は、データを保存しない設定(Zero Data Retention)も利用できる |
つまり、会社の顧客情報や未公開の資料を扱うなら、個人契約のProではなく、TeamやEnterpriseなど法人向けのプランを検討する必要があります。学習の設定については、「Claudeに学習させない設定」の記事で手順を解説しています。
クラウドで動かすときの仕組み
クラウドでClaude Codeを動かす場合、公式ドキュメントでは、次の仕組みで安全性を保つと説明されています。
- 作業ごとに、Anthropicが管理する隔離された仮想マシンで動く
- ネットワークへのアクセスは、既定で制限されている
- GitHubの認証情報は暗号化されて保存され、作業環境の中には入らない
- クラウド上のすべての操作は、監査用に記録される
一方、手元のパソコンで動かす場合は、そのパソコンのファイルに直接触れます。作業するフォルダを、必要なものだけに絞って渡すことが大切です。
導入前のチェックリスト
| 確認する項目 | 決めること | 例 |
|---|---|---|
| 契約するプラン | 個人契約か、Team・Enterpriseか | 顧客情報を扱うなら法人向けプラン |
| 誰が使うか | ClaudeだけでよいのかClaude Codeも必要か | 事務は統合後のClaude、開発担当はClaude Code |
| 渡してよい情報 | 入力してはいけない情報の範囲 | 顧客の個人情報、未公開の財務数字、認証情報 |
| 使ってよい権限モード | 最初に使うモードと、変えてよい人 | 最初の1か月はManual、慣れたらAccept edits |
| 変更を確認する人 | Claude Codeが直した内容を見る担当 | 外部に公開する前に、担当者が必ず確認する |
| APIキーの扱い | 環境変数の設定を確認する | 意図せずAPI課金になっていないか |
ほかのツールとつなぐときの注意
Claude Codeは、MCPという共通の仕組みで、Googleドライブ・Slack・Jiraなどの外部のツールとつなげられます。便利ですが、つないだぶん、Claude Codeが触れる範囲も広がります。公式ドキュメントでは、自分で作ったMCPサーバーや、信頼できる提供元のものを使うよう勧められています。
Anthropicは、ディレクトリに載せるコネクタを審査していますが、MCPサーバーそのもののセキュリティ監査や管理はしていないと明記されています。つなぐツールは、社内で決めた範囲に絞りましょう。
導入の進め方
会社でClaude Codeを使い始めるときは、いきなり全社に広げるのではなく、次の順で進めると失敗が少なくなります。
- 試す人と作業を決めるプログラムやWebサイトのファイルを実際に扱う担当者2〜3人に、小さな作業を1つか2つ試してもらいます。
- ルールを決める渡してよい情報、使ってよい権限モード、変更を確認する人を決め、プランと設定を整えます。
- 結果を振り返る作業時間がどれだけ減ったか、確認の手間はどうだったか、使用量は足りたかを確かめます。
- 広げる効果が見えた仕事から、他の担当や部署に広げます。うまくいった依頼文やCLAUDE.mdの内容は共有します。
AIが出した変更は、人が確認してから使う
Claude Codeが直したプログラムは、動くように見えても、意図と違う作りになっていることがあります。お客様に影響するシステムやWebサイトでは、公開の前に、担当者が変更内容と動作を確認する手順を決めておいてください。
よくある質問
ClaudeとClaude Codeは、別々に契約が必要ですか?
必要ありません。Pro・Max・Teamなど、Claudeの有料プランに両方が含まれています。同じアカウントでログインして使えます。
Claude Codeは無料で使えますか?
公式の料金ページでは、FreeプランではClaude Codeは使えないとされています。試すなら、月20ドルのProプランからが現実的です。別の方法として、ConsoleのアカウントでAPIの従量課金で使うこともできます。
ClaudeとClaude Codeの使用量は、別々に数えられますか?
別々ではなく、共通の枠から引かれます。公式の料金ページとヘルプで、ClaudeとClaude Codeの両方が同じ使用量の上限に対して数えられると説明されています。
プログラミングができなくても、Claude Codeを使えますか?
使えます。やりたいことを普通の言葉で書けば、Claude Codeが進め方を考えて作業します。ただし、できあがったものが意図どおりに動いているかは、人が確かめる必要があります。事務作業が中心なら、統合後のClaude(旧Cowork)も候補になります。
日本語で指示できますか?
公式ドキュメントに、応答の言語を指定するlanguageの設定があり、例として"japanese"が載っています。この設定を入れておくと、既定で日本語で応答します。
黒い画面(ターミナル)は必ず使いますか?
必須ではありません。デスクトップアプリの「Code」タブや、Web版(claude.ai/code)、スマホアプリからも使えます。ターミナル版は機能が一番そろっていますが、最初はアプリから始めても構いません。
WindowsでもClaude Codeを使えますか?
使えます。PowerShellやコマンドプロンプトの1行のコマンドで入れられ、デスクトップアプリにもWindows版があります。ターミナル版を使う場合は、Git for Windowsを入れておくことが公式ドキュメントで推奨されています。
スマホからClaude Codeを使えますか?
使えます。ClaudeアプリのCodeタブから、クラウドで動く作業を始めたり、進み具合を確認したりできます。クラウドで作業するには、GitHubとの連携が必要です。
チャットで作ったコードを、Claude Codeに渡せますか?
渡せます。ただし特別な連携があるわけではなく、チャットで作った内容をフォルダにファイルとして保存し、Claude Codeにそのフォルダを開かせる形になります。最初からClaude Codeに頼んでしまう方が、手間は少なくなります。
入力した内容は、AIの学習に使われますか?
プランによって違います。Free・Pro・Maxでは、設定で学習に使うかどうかを選べます。Team・Enterprise・APIは商用規約の対象で、学習には使われません。会社のデータを扱う前に、プランの確認をおすすめします。
会社の仕事に、個人で契約したProを使ってもよいですか?
技術的には使えますが、おすすめしません。個人向けプランでは、入力した内容を学習に使うかどうかを利用者が設定で選ぶ形で、会社として管理しにくくなります。顧客や取引先の情報を扱うなら、TeamやEnterpriseを検討してください。
使用量の残りは、どこで確認できますか?
Claudeのアプリでは、「設定」の「使用量(Usage)」で確認できます。Claude Codeでは、/statusで状況を確認できると公式ヘルプに書かれています。上限に近づいているときは、大きな作業を後回しにするなどの調整ができます。
どのAIモデルが使われますか?
公式ドキュメントでは、Claude Codeの既定のモデルは、Pro・Max・Team・Enterprise・APIでOpus 5.5とされています。Fable 5.1なども選べますが、既定ではなく、使用量クレジットから課金される場合があります。
間違った変更をされたら、元に戻せますか?
Claude Codeは、Gitなどで変更の履歴を残しながら使うのが基本です。作業の前に変更を保存しておけば、問題があったときに前の状態へ戻せます。最初は、コピーしたフォルダで試すと安心です。
Claude Coworkとは何が違いますか?
Coworkは、プログラミング以外の資料づくりや集計などを任せる機能で、いまはチャットと統合されつつあります。Claude Codeは、ソフトウェア開発のための道具です。どちらも同じエージェントの仕組みを使っています。
どちらから始めればいいですか?
まずは、無料のチャットで文章づくりや要約を試して、使い方に慣れるのがおすすめです。そのうえで、手元のファイルを直す作業や社内ツールづくりが必要になったら、有料プランにしてClaude Codeを試す、という順番が自然です。
まとめ
この記事のまとめ
- Claudeは会話で相談して答えや文書を受け取る道具、Claude Codeはファイルを読み、直し、動かして作業を進める道具
- 同じAnthropic社の製品で、同じアカウント・同じ有料プランで両方を使える。FreeプランではClaude Codeは使えない
- 使用量はClaudeとClaude Codeで共通の枠から引かれる。APIキーを設定していると、API課金になる
- 相談・文章づくりはチャット、資料づくりや集計は統合後のClaude(旧Cowork)、プログラムやWebサイトのファイルを直すのはClaude Code
- Claude Codeは実際にファイルを書き換えるため、権限モードを選び、できあがりは人が確認する
- 会社の情報を扱うなら、学習への扱いが明確な法人向けプランを検討する
ClaudeとClaude Codeは、役割が違うだけで、どちらかを選ぶものではありません。まずは、自社の仕事のうち「相談・文章づくり」と「ファイルを触る作業」がどのくらいあるかを書き出して、使い分けを決めるところから始めるのがおすすめです。
社内に広げる段階では、プランの選び方、権限の設定、任せる仕事の選び方、使い方の説明など、決めることが一気に増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude Codeなどの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。
参考・出典
- Claude Code overview(Claude Code Docs)
- プランと料金(Anthropic)
- Using Claude Code with your Pro or Max plan(Anthropic ヘルプセンター)
- Claude Code 製品ページ(Anthropic)
- Claude 製品の概要(Anthropic)
- Use Claude Cowork on web, desktop, and mobile(Anthropic ヘルプセンター)
- Claude Cowork 製品ページ(Anthropic)
- Create and edit files with Claude(Anthropic ヘルプセンター)
- Claude Code desktop(Claude Code Docs)
- Use Claude Code in the cloud(Claude Code Docs)
- Choose a permission mode(Claude Code Docs)
- Security(Claude Code Docs)
- Data usage(Claude Code Docs)
- Model configuration(Claude Code Docs)
- Settings reference(Claude Code Docs)
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