Claude

Claudeとは?読み方・できること・料金・使い方を初心者向けに解説

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • Claudeの読み方と、どんな会社が作っているAIか
  • チャット・ファイル作成・調べもの・作業の代行など、できること
  • Fable・Opus・Sonnet・Haikuなど、モデルの違い
  • 無料プランと有料プランの料金と違い
  • アカウントの作り方と、最初の使い方
  • 会社で使うときに確認しておきたいこと
目次
  1. Claudeとは
  2. 読み方は「クロード」
  3. 開発しているAnthropic社
  4. ChatGPT・Geminiとの位置づけ
  5. Claudeでできること
  6. 文章の作成・要約・翻訳
  7. ファイルを作る(Excel・資料・文書)
  8. 調べもの(Web検索・リサーチ)
  9. 仕事を任せる(旧Cowork)
  10. プログラミングの手伝い(Claude Code)
  11. ほかのツールとつなぐ(コネクタ)
  12. 苦手なこと・気をつけたいこと
  13. 製品・モデルの種類
  14. Claudeアプリ(Web・デスクトップ・スマホ)
  15. アプリで使える便利な機能
  16. Claude Code(プログラミング・業務ツールづくり)
  17. ブラウザやOfficeの中で使う
  18. 自社のシステムに組み込む(API)
  19. モデルの違い
  20. 料金とプラン
  21. 無料プランでできること
  22. Pro・Max(個人向け)
  23. Team・Enterprise(法人向け)
  24. 使用量の上限の仕組み
  25. Claudeの始め方
  26. 無料から有料に切り替える目安
  27. 最初に試したい頼みごと
  28. 指示の出し方のコツ
  29. 仕事での使い方の例
  30. 事務・総務
  31. 営業・販促
  32. 経理・集計
  33. Web・情報発信
  34. そのまま使える依頼文の例
  35. 会社で使う前に確認すること
  36. 入力したデータの学習設定
  37. 個人契約と法人契約のどちらにするか
  38. 回答をそのまま使わない
  39. 社内のルールを決める
  40. 社内に広げるときの進め方
  41. よくある質問
  42. まとめ

「Claudeという名前をよく聞くけれど、ChatGPTと何が違うのか分からない」「無料で使えるのか、仕事に使っても大丈夫なのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

Claude(クロード)は、米国のAnthropic(アンソロピック)社が開発している対話型のAIです。文章を書く、資料を要約する、表やスライドを作る、調べものをまとめるといった仕事を、日本語で頼めます。最近は質問に答えるだけでなく、ゴールを伝えると作業を最後まで進めてくれる機能も加わりました。

この記事では、Claudeの読み方と開発元、できること、製品とモデルの種類、料金プラン、始め方、仕事での使い方の例、会社で使う前に確認したいことを順に解説します。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。料金や機能は変わることがあるので、契約の前には公式ページもあわせて確認してください。

Claudeとは

ノートPCに向かってAIに質問を打ち込む会社員を、斜め後ろから見た様子

Claudeは、人と会話するように文章で指示を出すと、答えや成果物を返してくれる生成AIです。Webブラウザ、パソコンのアプリ、スマホのアプリから使え、日本語でそのまま質問できます。

読み方は「クロード」

Claudeは「クロード」と読みます。英語圏の人名と同じつづりで、Anthropicの日本語の料金ページなどでもカタカナで「クロード」と書かれることがあります。名前の由来について、公式にはっきりした説明は見当たりません。

開発しているAnthropic社

開発元のAnthropicは、米国のAI企業です。AIの安全性の研究に力を入れている会社として知られ、公益法人(Public Benefit Corporation)という形をとっています。日本では2025年10月に東京オフィスを開設したと発表しており、アジア太平洋で最初の拠点になりました。

ClaudeはAnthropicのWebサービス(claude.ai)やアプリで使えるほか、Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundryといったクラウドサービスからも呼び出せます。企業のシステムに組み込まれて、利用者が気づかないうちにClaudeが動いていることもあります。

ChatGPT・Geminiとの位置づけ

Claudeは、OpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiと同じ「対話型の生成AI」の仲間です。どれも文章で頼みごとをすると答えが返ってくる点は共通していて、細かな得意分野や料金、つなげられるツールに違いがあります。どれが一番かは用途によって変わるので、気になる方は比較の記事を参考にしてください。

あわせて読みたいChatGPTとClaudeの違いを比較|料金・機能・使い分けを公式情報で整理ChatGPTとClaudeの違いを、2026年10月時点の公式情報で比較しました。個人向けと法人向けの料金プラン、使用量の仕組み、調べもの・資料作成・画像生成・開発での機能の違い、データの扱い、仕事に合わせた選び方までまとめています。

Claudeの基本情報を表にまとめました。

項目内容
読み方クロード
開発元Anthropic(米国のAI企業)
使える場所Web(claude.ai)、デスクトップアプリ(Mac・Windows)、スマホアプリ(iPhone・Android)
無料プランあり(使えるモデルや機能に制限がある)
有料プラン個人向けのPro・Max、法人向けのTeam・Enterprise
日本語日本語で質問・依頼ができる
アカウント登録メールアドレスかGoogleアカウント。新規登録時は電話番号の確認が必要

Claudeでできること

会社員がPC画面に表示された資料のたたき台を確認している様子を、肩越しに見た構図

Claudeでできることを、仕事でよく使うものから順に紹介します。最初は「文章の相談相手」として使い始め、慣れてきたらファイル作成や作業の代行まで広げていく人が多い印象です。

文章の作成・要約・翻訳

もっとも基本的な使い方です。取引先へのお詫びメールの下書き、会議の録音を文字にしたものからの議事録づくり、数十ページあるPDFの要点整理、英文の契約書や海外のニュースの翻訳などを頼めます。

「です・ます調で」「A4で1枚に収まるくらい」「専門用語を使わずに」のように条件をつけると、そのとおりに書き直してくれます。一度出た答えに「もっと短く」「箇条書きにして」と続けて頼めるので、たたき台を何度も作り直す手間が減ります。

ファイルを作る(Excel・資料・文書)

Claudeには、ファイルを作る機能とプログラムを動かす機能(コード実行)があり、無料プランでも使えます。たとえば売上のCSVを渡して「月別に集計してグラフを入れたExcelにして」と頼むと、ダウンロードできるファイルが返ってきます。スライドや文書の形でまとめてもらうこともできます。

会話の中で、図や表、簡単な操作ができる画面(Artifacts)を作ってもらうことも可能です。作ったものは共有したり、あとから「ここを直して」と頼んで修正したりできます。

調べもの(Web検索・リサーチ)

Web検索を使うと、最新の情報を調べて答えてくれます。答えには参照したページへのリンクがつくので、元の情報を自分で確かめられます。有料プランでは「Research」という機能も使え、時間をかけて多くの情報源を調べ、報告書の形にまとめてもらえます。

仕事を任せる(旧Cowork)

「このフォルダの請求書PDFから一覧表を作って」のようにゴールを伝えると、Claudeが手順を考え、ファイルを開き、作業を進めてくれる機能があります。以前は「Claude Cowork」という別のモードでしたが、いまはPro・Maxから順にチャットと統合されています。公式の製品ページでも「Claude Coworkは、いまは単にClaudeになった」と案内されています。

プログラミングの手伝い(Claude Code)

Claude Codeは、プログラムを書かせたり直させたりするための製品です。エンジニア向けの道具ですが、社内の小さな業務ツールを作る、ホームページの一部を直すといった用途で、エンジニアでない人が使う例も増えています。無料プランでは使えず、Pro以上のプランに含まれます。

ほかのツールとつなぐ(コネクタ)

コネクタを使うと、ほかのアプリやデータとClaudeをつなげられます。つないだサービスのファイルやデータを読みながら答えてもらえるので、資料をいちいちコピーして貼り付ける手間が減ります。決まった作業の手順を覚えさせる「スキル」や、機能をまとめて追加する「プラグイン」もあります。

やりたいことと、使う機能、使えるプランの関係を表にまとめました。

やりたいこと使う機能使えるプラン
メールや文書の下書き、要約、翻訳チャット無料から
Excelや資料のファイルを作るファイル作成・コード実行無料から
最新の情報を調べるWeb検索無料から
時間をかけて詳しく調べるResearchPro以上
ゴールを伝えて作業を任せる、定期実行するタスクの委託とスケジュール設定(旧Cowork)Pro以上
プログラムを書く・直すClaude CodePro以上
ブラウザやExcelの中で使うClaude in Chrome、Claude for Microsoft 365Pro以上

苦手なこと・気をつけたいこと

Claudeは幅広い仕事に使えますが、苦手なことや、使う側が気をつけたいこともあります。あらかじめ知っておくと、思わぬ失敗を防げます。

気をつけたいことどういうことか対策
事実と違う答えもっともらしい文章で、間違った数字や存在しない情報を書くことがある数字・日付・制度の説明は、元の資料や公式の情報で確かめる
最新の情報モデルが学習した時期より後のことは、Web検索を使わないと答えられない新しい話題は「Webで調べて、出典もつけて」と頼む
社内だけの事情自社の決まりや取引先との経緯は、伝えない限り分からない前提となる資料や条件を一緒に渡す
1円単位の計算集計の考え方を読み違えると、表ごと間違うことがある合計を元のデータや会計ソフトと突き合わせる

画像を描く機能について

公式の製品ページで紹介されているのは、図や表、グラフ、スライドなどを作る機能です。写真やイラストのような画像そのものを描く機能は、製品ページの機能一覧には載っていません。イラストが必要な場合は、画像生成に対応した別のツールと組み合わせて使うのが現実的です。

製品・モデルの種類

デスクでブラウザ・デスクトップアプリ・スマホを並べて使い分けている担当者

「Claude」という名前は、アプリやサービス全体の名前でもあり、中で動いているAI(モデル)の名前でもあります。ここでは、製品の種類とモデルの種類を分けて整理します。

Claudeアプリ(Web・デスクトップ・スマホ)

多くの人が最初に使うのが、claude.aiのWeb版と、パソコン・スマホのアプリです。同じアカウントでログインすれば、会話の履歴はどの端末からでも見られます。デスクトップアプリ(Mac・Windows)は、パソコンの中のフォルダやアプリにもアクセスできる点がWeb版・スマホ版との違いです。

アプリで使える便利な機能

Claudeアプリには、質問して答えをもらう以外にも、仕事で役立つ機能がそろっています。無料プランでも使えるものが多いので、早めに試しておくと便利です。

  • メモリ:以前の会話で伝えた前提や好みを覚えておき、次の会話でも生かしてくれる
  • プロジェクト:関係する資料や指示を1か所にまとめ、その前提で会話できる(無料は5つまで)
  • 指示:「です・ます調で」など、すべての会話に共通する希望を登録しておける
  • 音声モード:文字を打たずに、話しかけて使える
  • シークレットチャット:履歴やメモリに残したくない会話に使う
  • スケジュール設定:決まった時間に同じ作業を動かす(Pro以上)

Claude Code(プログラミング・業務ツールづくり)

プログラムを扱う仕事向けの製品です。ターミナル(黒い画面)やエディタ、アプリから使い、ファイルを読み書きしながらプログラムを作ったり直したりします。

ブラウザやOfficeの中で使う

Claude in Chromeは、Chromeの拡張機能として入れて、Webサイトを開いたまま操作や調べものを頼めるものです。Claude for Microsoft 365は、ExcelなどのMicrosoft 365のアプリの中からClaudeを使えるようにするもので、Excelでは表を更新して変わったセルに印をつけてくれます。Slackの中でClaudeに声をかけて仕事を頼む機能も、TeamとEnterprise向けにベータ版として用意されています。

自社のシステムに組み込む(API)

API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)は、自社のシステムや業務ツールからClaudeを呼び出すための窓口です。問い合わせへの自動返信や、社内文書の検索などに組み込めます。月額ではなく、使った量に応じて料金がかかります。

製品何をするものか向いている人
Claudeアプリチャットで質問・依頼。ファイル作成や作業の代行もすべての人
Claude Codeプログラムを書く・直すエンジニア、社内ツールを作りたい人
Claude in Chromeブラウザの中で操作・調べものを頼むWebでの調べものや入力作業が多い人
Claude for Microsoft 365ExcelなどのOfficeアプリの中で使うExcelや資料作成が多い人
API自社のシステムからClaudeを呼び出すシステム開発の担当者

モデルの違い

Claudeの中で動くAIには、いくつかの種類(モデル)があります。2026年10月時点の主なモデルは、Fable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5の4つです。開発者向けの公式ドキュメントでは、迷ったらまずOpus 5.5、難しい推論や長い作業にはFable 5.1を使うよう案内されています。

モデル特徴速さ使えるプラン
Fable 5.1難しい推論や、長時間にわたる作業向け遅めProは使用クレジットで利用、Maxは週の上限の50%まで
Opus 5.5長い作業やプログラミング、知的な仕事向け。迷ったらこれ中くらいPro以上
Sonnet 5.5速さと賢さのバランスが良い速い無料から
Haiku 5.5大量の処理や、すぐ返事が欲しい用途向けもっとも速い無料から

4つのモデルはどれも、文章と画像を読み取れ、日本語を含む多くの言語に対応しています。1つの会話で扱える量(コンテキストウィンドウ)は、APIでは4つとも100万トークンです。公式の説明では、100万トークンは文字にしておよそ250万字にあたります。長い契約書や報告書を何本もまとめて読ませられるのは、この量の大きさのおかげです。ただし、アプリで扱える量はプランやモデルによって変わります。

製品ページのモデル一覧には、このほかにMythosも載っています。ふだんの仕事であれば、無料ならSonnet、有料ならOpusを基本にして、特に難しい仕事のときだけ上位のモデルを試す、という使い方で十分です。以前のモデル(Fable 5、Opus 5、Sonnet 5など)は旧モデルの扱いになっています。古い記事に出てくるモデル名は、いまの名前と違うことがあるので注意してください。

あわせて読みたいClaudeのモデル比較|Opus・Sonnet・Haiku・Fableの違いと選び方【2026年10月】Claudeのモデルを比較します。2026年10月時点の最新モデル(Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5)の性能・速さ・料金の違い、SonnetとOpusの使い分け、業務別の選び方、プランごとに使えるモデル、切り替え方までをまとめました。

料金とプラン

経営者と担当者がPCの料金表を見ながら相談している様子。PCは二人の方に向いている

Claudeには無料プランと、4種類の有料プランがあります。料金は米ドルで表示され、税は含まれていません。

無料プランでできること

無料プランでも、チャット、Web検索、ファイル作成、コード実行、会話をまたいだメモリ(記憶)、コネクタ、スキル、Artifactsなど、多くの機能を使えます。プロジェクト(関係する資料や指示をまとめておく場所)は5つまでです。使えるモデルはSonnetとHaikuで、Claude CodeやOpus、Researchは使えません。

Pro・Max(個人向け)

Proは月20ドル(年払いなら200ドル、月あたり17ドル相当)です。無料プランより多く使えるほか、Claude Code、Opus、Research、Claude in Chrome、Claude for Microsoft 365、作業の委託と定期実行などが加わります。

Maxは月100ドルからで、Proの5倍使える「Max 5x」と、20倍使える「Max 20x」があります。Claude Codeを毎日長い時間使う人や、作業の代行をたくさん頼む人向けのプランです。

Team・Enterprise(法人向け)

Teamは2〜150人で使う法人向けのプランです。標準の席は1人あたり月25ドル(年払いなら月20ドル)、多く使う人向けの上位の席は月125ドル(年払いなら月100ドル)です。管理者がメンバーをまとめて管理でき、請求も1つにまとまります。

Enterpriseは大きな組織向けで、年払いのみ、20席からです。1席あたり月20ドルに加えて、使った分をAPIの料金で支払う仕組みになっています。監査ログやデータの保存期間の設定など、管理の機能が増えます。

プラン月額(米ドル・税別)主な違い向いている人
Free0ドルSonnet・Haikuのみ。プロジェクト5つまでまず試したい人
Pro20ドル(年払いは月17ドル相当)Claude Code・Opus・Researchが使える一人で仕事に使う人
Max100ドル〜(Max 20xは200ドル)Proの5倍・20倍使える毎日たくさん使う人
Team1人25ドル〜(年払いは20ドル〜)2〜150人。管理機能・一括請求部署や会社で使う
Enterprise1席20ドル+使った分(年払いのみ)20席から。監査ログなど管理機能が充実大きな組織

使用量の上限の仕組み

Claudeはどのプランでも、使える量に上限があります。有料プランには、5時間ごとに戻る上限と、週ごとに戻る上限の2つがあります。上限は「何回まで」という回数ではなく、会話の長さ、添付したファイル、使う機能やモデルによって消費する量が変わる仕組みです。長い会話や、上位のモデル、Web検索やコネクタなどのツールは、多くの量を使います。

使用量は、チャット、Claude Code、デスクトップアプリで共通です。上限に達した場合は、戻るまで待つ、上のプランにする、使用クレジットを買って続ける、のどれかを選びます。使用クレジットを有効にしておくと、上限に達しても止まらずにクレジットで作業が続きます。

日本円での金額は為替と税で変わる

料金は米ドルで表示され、税は含まれていません。日本円で請求される金額は、為替や消費税によって変わります。契約の前に、公式の料金ページで最新の金額を確認してください。また、どのプランにも使用量の上限があり、有料プランには5時間ごとの上限と週ごとの上限があります。

あわせて読みたいClaudeの料金プランを比較|無料・Pro・Max・Team・Enterpriseの違いと選び方Claudeの料金プランを、2026年10月時点の公式情報でまとめました。Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの月額と使える機能、使用量の上限と使用クレジット、API料金、消費税や請求書の扱い、個人と会社それぞれの選び方まで解説します。

Claudeの始め方

会社員がPCでアカウント登録の画面を操作している様子を、肩越しに見た構図

Claudeは、アカウントを作ればすぐに無料で使い始められます。パソコンのブラウザから始める流れを紹介します。

  1. claude.aiを開くブラウザでclaude.aiにアクセスします。スマホの場合は、App StoreかGoogle Playから「Claude」アプリを入れても同じように始められます。
  2. メールアドレスかGoogleアカウントで登録するメールアドレスを入力すると、ログイン用のリンクがメールで届きます。Googleアカウントでログインすることもできます。Claudeではパスワードを設定せず、毎回メールのリンクかGoogleでログインします。
  3. 電話番号を確認する新しく登録する人は、電話番号の確認が必要で、この手順は省けません。SMSを受け取れる携帯電話の番号を入力し、届いた6桁のコードを入れます。固定電話やインターネット電話の番号は使えません。
  4. 最初の質問を送る入力欄に頼みたいことを書いて送ります。最初は失敗しても困らない、簡単な頼みごとから試すのがおすすめです。
  5. 必要ならアプリを入れるパソコンのファイルを使う作業を頼みたい場合は、公式サイトからデスクトップアプリ(Mac・Windows)を入れて、同じアカウントでログインします。

登録したメールアドレスは、あとから変更できないと公式ヘルプに書かれています。仕事で使うなら、長く使うメールアドレスで登録しておきましょう。会社で使う場合は、個人のアカウントを作る前に、会社としてTeamなどの契約をするかどうかを決めておくと、あとで移し替える手間がかかりません。

無料から有料に切り替える目安

無料プランで使い始めて、次のような場面が増えてきたら、Proへの切り替えを考える時期です。

  • 仕事の途中で上限に達して、待たされることが週に何度もある
  • 長い資料や難しい依頼で、Opusのような上位のモデルを使いたい
  • パソコンのファイルを使う作業や、定期実行を任せたい
  • Claude Codeで、社内の小さなツールづくりを試したい

最初に試したい頼みごと

使い始めは、結果がすぐ目に見える頼みごとから試すと、Claudeの得意なことがつかみやすくなります。

  • 「来週の打ち合わせを日程変更したい。取引先に送る丁寧なメールを書いて」
  • 「この議事メモを、決まったこと・宿題・次回の予定に分けて整理して」
  • 「このCSVを月別に集計して、前年との比較表をExcelで作って」

指示の出し方のコツ

思いどおりの答えをもらうには、目的・読む人・形式の3つを伝えるのが近道です。「新商品の説明文を書いて」だけでなく、「店頭のPOPに使う、60代のお客さま向けの、50字以内の説明文を3案」と伝えると、使える答えが返ってきやすくなります。

答えが期待と違ったときは、最初からやり直すより、「もっと具体的に」「数字を入れて」「やわらかい言い方に」のように、どこを直してほしいかを続けて伝える方が早く仕上がります。

毎回伝える前提はまとめて登録しておく

「会社名」「です・ます調で書く」「金額は税込で表示する」のように毎回伝えていることは、設定の「指示」や「プロジェクト」に書いておけます。プロジェクトに関係する資料を入れておけば、毎回同じ説明をしなくても、その前提で答えてくれます。

仕事での使い方の例

小さな事務所で、担当者がPCを使いながら同僚に結果を見せている様子

中小企業の仕事で、Claudeを使いやすい場面を部署ごとに紹介します。どの例でも、Claudeが作るのは「たたき台」で、最後の確認と判断は人が行う前提です。

事務・総務

社内のお知らせ文、就業規則の改定点のまとめ、業務マニュアルの整理などに向いています。バラバラに書かれたメモを渡して「新人向けの手順書に整えて」と頼むと、見出しと手順のついた文書にしてくれます。

営業・販促

提案書の構成案、商品説明文、展示会でのあいさつ文、お客さまへのお礼メールなどを頼めます。商談メモを渡して「次にやること」と「懸念点」を整理してもらう使い方も便利です。

経理・集計

売上や経費のデータを渡して集計表を作る、グラフを入れる、前月と比べて大きく変わった項目を探す、といった作業に使えます。ただし、1円単位の正確さが必要な最終的な数字は、会計ソフトや担当者の確認と突き合わせてください。

Web・情報発信

ホームページの会社紹介の文章、ブログ記事の構成、SNSの投稿文の案、よくある質問のページの原稿づくりなどに使えます。自社の強みを箇条書きで渡し、「初めて見る人に伝わる紹介文を3パターン」と頼むと、比べながら選べます。

部署頼めること頼み方の例
事務・総務お知らせ文、マニュアル整理「このメモを、新人向けの手順書に整えて。手順には番号をつけて」
営業・販促提案書の構成、商品説明文「この商品の特徴から、工務店向けの提案書の目次案を作って」
経理・集計集計表、グラフ、増減のチェック「このCSVを部門別に集計して、前月比が20%以上変わった項目に色をつけて」
Web・情報発信サイトの文章、ブログの構成「この強みをもとに、会社紹介の文章を200字で3パターン」
管理職会議資料の要点整理「この報告書を、役員会で使う3行の要約にして」

そのまま使える依頼文の例

部署ごとに、そのまま使える依頼文の例を紹介します。条件や数字は、自社に合わせて書き換えてください。

添付の議事メモを、社内共有用に整理してください。
・「決まったこと」「宿題(担当者と期限つき)」「次回までに確認すること」の3つに分ける
・です・ます調、A4で1枚以内
・発言者の名前は役職名に置き換える
当社の商品の特徴を下に書きます。初めて取引する工務店の社長に送る、提案のメール文を作ってください。売り込みが強すぎない文面で、300字程度、最後に打ち合わせの候補日を聞く一文を入れてください。

このように、何に使うのか・誰が読むのか・どんな形で欲しいのかが書いてあると、手直しの回数が減ります。

使い始めるときは、「毎週・毎月くり返している」「手順がだいたい決まっている」「コピーや貼り付け、体裁の調整に時間がかかっている」という仕事から選ぶと、効果が分かりやすく出ます。

会社で使う前に確認すること

会議室で担当者がPCの設定画面を確認しながら、上司と話している様子

Claudeを会社の仕事で使う場合は、便利さだけでなく、情報の扱いも先に決めておく必要があります。ここでは最低限確認しておきたい点をまとめます。

入力したデータの学習設定

個人向けのプラン(Free・Pro・Max)では、入力した内容をAIの改善(学習)に使ってよいかどうかを自分で選べます。設定の「プライバシー」にある項目で切り替えられます。一方、法人向けのプラン(Team・Enterprise)やAPIでは、利用者が明示的に許可しない限り、入力した内容は学習に使われないと案内されています。

社員が個人のアカウントで業務の情報を入力している場合、この設定がどうなっているかを会社として把握するのは難しくなります。業務で使うなら、設定をそろえるか、法人向けのプランにするのが安全です。

個人契約と法人契約のどちらにするか

一人で試す段階なら、個人のProでも問題ありません。ただし、複数の社員が使うようになったら、Teamを検討してください。Teamなら管理者がメンバーの追加や削除をまとめて行え、退職した人のアカウントを止めるのも簡単です。請求も1つにまとまるので、経費精算の手間も減ります。Teamでは、よく使う人だけ上位の席にするなど、席の種類を人ごとに選べます。最初は標準の席で始め、使い方が見えてから見直すと無駄がありません。

回答をそのまま使わない

Claudeの答えには、事実と違う内容が含まれることがあります。特に、数字・日付・法律や制度の説明・人名や会社名は、元の資料や公式の情報で確かめてから使ってください。社外に出す文書は、必ず担当者が中身を確認する流れにしておきましょう。

社内のルールを決める

使う人によって扱いがばらばらにならないよう、簡単なものでよいので社内のルールを決めておきます。

確認する項目決める内容
入れてよい情報顧客の個人情報、未公開の数字、取引先の機密を入れてよいか
使うプラン個人のProを認めるか、会社でTeamを契約するか
学習の設定個人向けプランを使う場合、学習に使わない設定にするか
使う目的文書の下書き、集計、調べものなど、どの仕事に使ってよいか
確認する人社外に出す文書や数字を、誰が確認してから出すか

社内に広げるときの進め方

いきなり全社で使い始めるより、次の順で進めると失敗が少なくなります。

  1. 試す人と仕事を決めるくり返しの多い仕事を持つ部署から、2〜3人に試してもらいます。任せる仕事も1つか2つに絞ります。
  2. ルールとプランを決める入れてよい情報や確認する人を決め、必要ならTeamを契約して管理者を決めます。
  3. 使い方をそろえるうまくいった依頼文を共有し、プロジェクトや指示に登録して、人による差を小さくします。
  4. 効果を確かめて広げる作業時間がどれだけ減ったかを振り返り、効果が見えた仕事から他の部署に広げます。

個人情報や社外秘を入れる前に確認する

顧客の名簿や見積もりの内訳など、外に出てはいけない情報をClaudeに入れる前に、使っているプランと学習の設定を確認してください。分からないときは、名前や金額を伏せた形にしてから頼むと安心です。

よくある質問

Claudeは無料で使えますか?

使えます。無料プランでも、チャット、Web検索、ファイル作成、メモリなどの機能を使えます。ただし使えるモデルはSonnetとHaikuで、Claude CodeやOpusは使えません。使える量にも上限があります。

日本語で使えますか?

日本語で質問や依頼ができ、日本語で答えが返ってきます。日本語の文書の要約や、日本語から英語への翻訳にも使えます。

ChatGPTとどちらを使えばいいですか?

どちらも文章作成や要約、調べものに使えるAIで、得意な分野や料金、つなげられるツールに違いがあります。両方の無料プランで、実際の仕事で使う頼みごとを試し、使いやすい方を選ぶのが確実です。

スマホでも使えますか?

iPhone・Android向けのアプリがあります。パソコンと同じアカウントでログインすれば、会話の履歴をどちらからでも見られます。パソコンの中のファイルを使う作業は、デスクトップアプリから頼む必要があります。

使える回数に上限はありますか?

どのプランにも使用量の上限があります。有料プランでは、5時間ごとに戻る上限と、週ごとに戻る上限があります。使用量は、チャット・Claude Code・デスクトップアプリで共通です。上限に達したら、戻るまで待つか、上のプランにするか、使用クレジットを買って続けることができます。

入力した内容は学習に使われますか?

個人向けプラン(Free・Pro・Max)では、設定の「プライバシー」で学習に使うかどうかを選べます。法人向けのTeam・EnterpriseやAPIでは、明示的に許可しない限り学習に使われないと案内されています。

登録に電話番号は必要ですか?

新しく登録する人は、電話番号の確認が必要で、省くことはできません。SMSを受け取れる番号が必要で、1つの番号で確認できるアカウントは3つまでです。

どのモデルを選べばいいですか?

公式の開発者向けドキュメントでは、迷ったらOpus 5.5から始め、難しい推論や長い作業にはFable 5.1を使うよう案内されています。無料プランではSonnetとHaikuが使え、ふだんの文章作成や要約ならSonnetで十分なことが多いです。

年払いにすると安くなりますか?

Proは年払いにすると200ドルで、月あたり17ドル相当になり、月払いの20ドルより安くなります。Teamの標準の席も、月払いの25ドルに対して年払いなら月20ドルです。Maxは月払いのみです。

Claude Codeは無料で使えますか?

無料プランでは使えません。Claude CodeはPro以上の有料プランに含まれていて、別料金はかかりません。使用量はチャットと共通なので、Claude Codeをたくさん使うとチャットで使える量も減ります。

会社のパソコンにアプリを入れられません。使えますか?

ブラウザでclaude.aiを開けば、アプリを入れなくても使えます。パソコンの中のフォルダを使う作業など、デスクトップアプリが必要な機能だけは使えません。会社のルールでAIの利用が決められている場合は、情報システムの担当者に確認してから使いましょう。

困ったときの問い合わせ先はありますか?

公式のヘルプセンター(support.claude.com)に使い方やトラブルの解説があります。問い合わせは、アプリのメニューにある「Get help」からサポートに文章で送る形で、返事はアカウントのメールアドレスにも届きます。電話での問い合わせや、その場でやりとりするライブチャットはありません。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude(クロード)は、米Anthropic社が開発した対話型のAIで、日本語で使える
  • 文章の作成・要約、Excelや資料の作成、Web検索での調べもの、作業の代行、プログラミングの手伝いができる
  • 2026年10月時点の主なモデルはFable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5。迷ったらOpus
  • 無料プランから使え、有料はPro(月20ドル)、Max(月100ドルから)、Team(1人月25ドルから)、Enterprise
  • 始めるにはメールアドレスかGoogleアカウントと、SMSを受け取れる電話番号が必要
  • 会社で使うなら、学習の設定、契約の形、入れてよい情報のルールを先に決めておく

Claudeは、無料プランでもすぐに試せます。まずはメールの下書きや議事メモの整理など、失敗しても困らない仕事から使ってみて、どこまで任せられるかを確かめていくのがおすすめです。

社内に広げる段階では、プランの選び方や社内ルールづくり、社員の方への使い方の説明など、決めることが増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude・Claude Codeの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典