Claudeの領収書・請求書の出し方|Pro・Team別の手順とインボイスの注意点
この記事でわかること
- Claudeの領収書(請求書)をどこで取れるか、契約の種類別の一覧
- Pro・Maxの請求書の開き方と、メールでの探し方
- Team・Enterprise・APIで請求書を取れる人と場所
- 宛名を会社名にする方法と、発行後は直せない点
- 日本のインボイス(適格請求書)の登録番号の確認方法
- 経理に渡すときの毎月の流れと、取れないときの確認先
目次
「Claudeの利用料を経費で精算したいが、領収書がどこにあるのか分からない」「会社名の宛名で出してほしい」「インボイスに対応しているのか知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
Claudeの有料プランでは、支払いのたびに請求書(Invoice)が発行されます。経理で求められる「領収書」の代わりに使うのは、この請求書や、メールで届く「Your receipt from Anthropic」です。ただし、契約した場所(Web・アプリ・チーム・API)によって、取れる場所も、取れる人も違います。また、いったん発行された請求書は、宛名や住所を直せません。
この記事では、契約の種類別に請求書の取り方を整理したうえで、宛名の変更、日本のインボイス(適格請求書)と消費税、経理に渡すときの毎月の流れ、取れないときの確認先を解説します。内容は2026年10月時点のAnthropic公式ヘルプと国税庁の案内をもとにしています。経費の処理や仕入税額控除といった税務上の扱いは、この記事では断定しません。顧問の税理士や国税庁の案内に確認してください。解約と返金の手続きは、別の記事「Claudeの解約方法」にまとめています。
領収書はどこで取れるか

先に結論をまとめます。Webやデスクトップアプリで契約したProとMaxは、設定の「Billing」から請求書を開けます。iPhoneやAndroidのアプリで契約した場合は、Anthropicは請求書を発行せず、AppleまたはGoogleが発行します。TeamやAPIは、管理者の権限を持つ人だけが取れます。
| 契約の種類 | 請求書を取れる場所 | 取れる人 |
|---|---|---|
| Pro・Max(Web・デスクトップ) | 設定の「Billing」にある「Invoices」。支払いのたびにメールも届く | 契約した本人 |
| Pro・Max(iPhone・Androidアプリ) | Anthropicは請求書を発行しない。App StoreまたはGoogle Playのアカウントで確認する | 契約した本人 |
| Team | 「Organization settings」の「Billing」にある「Invoices」。メールも届く | 組織のOwner |
| Enterprise(営業担当経由) | 月ごとの使用量の請求書と、年1回の席の請求書がメールで届く | 組織の請求担当者(billing contact) |
| Enterprise(セルフサービス) | 請求書の取り方は、確認した公式ヘルプに記載がない | 公式には案内なし |
| API(Console) | Consoleの「Settings」の「Billing」にある「Invoice history」。メールも届く | AdminまたはBillingの権限を持つ人 |
どの契約でも、メールの件名は共通で、「Your receipt from Anthropic」です。経理に渡すものを探すときは、請求先のメールボックスでこの件名を検索すると見つかります。
「領収書」と「請求書」の言葉
日本では、領収書は「代金を受け取った証明」、請求書は「支払いを求める書類」と使い分けるのが一般的です。一方でClaudeの公式ヘルプは、請求書(Invoice)と領収書(Receipt)を同じメールや書類として扱っていて、両者の違いを定義していません。メールの件名は「receipt」、画面の項目は「Invoices」です。
国税庁のインボイス制度の説明では、請求書に限らず、領収書や納品書であっても、所定の事項が記載されていればインボイスになる、とされています。書類の名称より、記載されている内容で判断される、という考え方です。経理から「領収書をください」と言われたときは、画面から開いたInvoiceかメールの内容を渡し、必要な項目が載っているかを確認してもらうのが現実的です。
なお、書類が日本語で発行されるのか、「領収書」という名称の書類が別に出るのかは、確認した公式ヘルプに記載がありません。実物を開いて確かめてください。
Pro・Maxの請求書の取り方

個人で契約するProとMaxは、Web版かデスクトップアプリで契約している場合に、次の手順で請求書を開けます。
- Claudeを開いてログインするブラウザでclaude.aiを開くか、デスクトップアプリを起動して、契約したアカウントでログインします。
- 左下の名前をクリックして「Settings」を開く自分のイニシャルまたは名前を押し、メニューから「Settings」(設定)を選びます。
- 「Billing」を開く日本語表示では「お支払い」と表記される場合があります。
- 「Invoices」の一覧から「View」を押す必要な支払いの請求書が開きます。
公式ヘルプには、請求書を開く手順は書かれていますが、ファイルとして保存する方法の説明はありません。経理にPDFで渡す場合は、開いた画面をブラウザの印刷機能でPDFにするなどの方法が考えられます。ただし、これはAnthropicが案内している方法ではないので、会社の保存ルールに合うかは経理の担当者に確認してください。
メールで探す
請求書は、支払いのたびに、請求先のメールアドレス宛に自動で送られます。メールボックスで「Your receipt from Anthropic」と検索すると、過去の分もまとめて見つかります。
メールが見つからないときは、次の点を確認します。
- 迷惑メールのフォルダに入っていないか
- ログインに使っているメールアドレスと、請求先のメールアドレスが別ではないか
- iPhoneやAndroidのアプリで契約していないか(この場合、Anthropicからは届かない)
ログイン用のメールアドレスは変更できません。公式ヘルプには「It's not possible to change the email address associated with your Claude account at this time.」と書かれています。請求先メールアドレスだけを、ProやMaxで別のものに変える方法は、確認した公式ヘルプに記載がありません。
請求書の種類
Pro・Maxの請求書には、次の種類があります。毎月の請求書だけでなく、プラン変更や使用量クレジットの購入でも、別の請求書が発行されます。
| 種類 | 発行されるとき |
|---|---|
| サブスクリプションの請求書 | 月払いなら毎月、年払いなら年1回の更新のたびに、解約するまで発行される |
| プラン変更の請求書 | 請求期間の途中でアップグレードしたとき、すぐに発行される。請求サイクルはそこから始まり直す |
| 使用量クレジットの領収書 | クレジットを購入するたびに1枚ずつ発行される。自動チャージや、まとめ買いの分も含む |
「今月は請求書が2枚ある」「サブスクの金額と合わない」という場合は、多くの場合、プラン変更かクレジットの購入が重なっています。それぞれの発行日と金額を見れば、見分けられます。
請求書の見方
請求書には、合計額のほかに「Applied balance」や「Amount due」といった項目が出ます。経理に渡す前に、実際に支払った額がどれかを確認しておきましょう。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| Invoice total | 調整前の全体の金額 |
| Applied balance | アカウントにあった残高(クレジット)が、支払いに充てられた分。新しい請求でも、値引きでもない |
| Amount due | 合計から、Applied balanceを引いた額。実際にカードなどから引き落とされる金額 |
| Tax | 支払い方法に登録した請求先住所をもとに計算される税 |
アップグレードの請求書では、新しいプランの1期間分から、古いプランの未使用分の日割りが引かれます。新しいプランの方が安い場合は、差額がアカウントの残高として残り、次の請求書に自動で充てられます。
経費に載せる金額は「Amount due」で確認する
請求書の合計欄と、カード明細の引き落とし額が違って見えるときは、Applied balanceが入っています。カード明細と突き合わせるときは、Amount dueを見ます。
Team・Enterprise・APIの請求書

会社で契約するTeamやEnterprise、開発者向けのAPIは、請求書を見られる人が決まっています。「経理の担当者が自分でダウンロードしたい」という場合は、先に権限を確認しておく必要があります。
| 契約 | 取る場所 | 必要な権限 | メールの送り先 |
|---|---|---|---|
| Team | Organization settings > Billing > Invoices | Owner | 組織の請求先メールアドレス |
| Enterprise(営業担当経由) | メールで届く請求書(セキュアな支払いリンク付き) | 組織の請求担当者 | 請求担当者 |
| API | Console > Settings > Billing > Invoice history | AdminまたはBilling | 登録した請求先メールアドレス |
Teamの場合
Teamでは、組織のOwnerが「Organization settings」の「Billing」を開き、「Invoices」の「View」を押します。Stripeの画面が別のタブで開き、そこから「Download invoice」で保存できます。公式ヘルプでは、請求書を開けるのはOwnerと案内されています。
経理の担当者にも請求書のメールを届けたい場合は、請求先メールアドレスを追加するよう、サポートに依頼します。公式ヘルプでは、承認されると、以降のすべての請求書が新しいアドレスにも送られると案内されています。追加の依頼には、アカウントのOwnerをCCに入れる必要があります。
Teamの請求書には、次の種類があります。
- サブスクリプションの請求書:請求サイクルの最初に、席数に応じて発行される
- 席の変更の請求書:請求期間の途中で席を増やした、またはプランを上げたときに、日割り分が発行される。メンバーを外したときは、請求書もクレジットも出ない
- 使用量クレジットの領収書:購入のたびに別に発行される
- クレジットノート:請求書の一部が返金されたときに発行される。税の免除が認められて、税額を取り消した場合などが例
請求書の金額は、月払いなら「月額の席の料金×席数」、年払いなら「月額の席の料金×12×席数」です。設定画面の「Projected total(予定の合計)」には税が含まれないため、請求書の合計より小さく表示されます。
Enterpriseの場合
営業担当を通じて契約したEnterpriseでは、使用量は月ごとに後払いで請求され、月次の請求書が、請求担当者に支払いリンクつきのメールで届きます。席の料金は年1回の請求で、席の請求書が月次の請求書と並んで送られます。請求書には、期間中のユーザーごとの使用量の内訳が載ります。
セルフサービスで契約したEnterpriseについては、請求書の取り方が、確認した公式ヘルプに記載されていません。請求書の質問や、請求担当者の変更は、営業経由の契約なら担当のアカウントマネージャーに相談します。
API(Console)の場合
APIには、2種類の請求書があります。事前にクレジットを購入する通常の形では、購入のたびに領収書が出ます。月次請求の契約をしている組織では、月末にまとめた使用量の請求書がStripeから届きます。
- Consoleの「Settings」の「Billing」にある「Invoice history」から、請求書をダウンロードするか、Stripeの画面で開く
- 見られるのは、AdminまたはBillingの権限を持つユーザー
- Consoleで見つからない古い請求書や領収書は、サポートに連絡する
- 0.50ドルに満たない請求は単独では請求されず、次の請求書に繰り越される
「Invoice history」には、期限が切れたクレジットも並びます。これは請求(支払い)ではないので、経費の書類には含めません。
宛名・住所・税IDの変え方

請求書の宛名は、個人名のままだと経費の書類として使いにくいことがあります。会社名にしたいときは、請求書が発行される前に設定を変えておきます。
発行済みの請求書は、直せない
公式ヘルプには、請求書の宛名・住所・税の情報の変更は、将来の請求書にだけ反映され、発行済みの請求書は編集も再発行もできないと書かれています。Anthropicの社内でも、支払い済みの請求書の変更や再発行はできないと説明されています。契約したら、最初の請求を待たずに、宛名と住所を確認しておきましょう。
宛名を会社名にする
請求書の宛名と住所は、発行の時点で、支払い方法に登録された名前と住所から作られます。会社名を載せたいときは、支払い方法の画面で、別名義にするチェックを入れます。
- 「Settings」の「Billing」を開く契約したアカウントでログインして、設定の「Billing」を開きます。
- 支払い方法の「Update」を押すカードの更新(または追加)の画面が開きます。
- 「Use a different name on invoices」にチェックを入れる表示される「Bill to」の欄に、請求書に載せたい会社名を入力します。
- 保存する保存したあとに発行される請求書から、この名前が使われます。
Teamの場合は、組織のOwnerが同じ操作を行います。個人が会社のために契約している場合でも、この方法で会社名を宛名にできると、公式ヘルプに案内があります。
住所と税の関係
請求書の税は、請求先住所をもとに計算されます。Pro・Max・セルフサービスのTeam・セルフサービスのEnterpriseでは、請求先住所は支払い方法のものと自動的に同じになります。住所を直すには、「Settings」の「Billing」で、支払い方法の「Update」から更新します。
公式ヘルプでは、請求先住所は「製品を受け取る主な事業所の所在地」を表すものとされています。カードの請求先住所と、会社の所在地が異なる場合は、カード側の住所を直すか、サポートに連絡して住所を固定します。固定には、事業所の所在地を示す書類が必要です。ヘルプには非米国の顧客の例として「VAT registration certificate(VATの登録証明書)」が挙げられていますが、日本の顧客の場合にどの書類が必要かは記載がありません。
| 契約 | 住所の直し方 |
|---|---|
| Pro・Max | Settings > Billing > 支払い方法の「Update」。住所は支払い方法に合わせて自動で決まる |
| Team・Enterprise(セルフサービス) | 同じく支払い方法の「Update」から |
| Team・Enterprise(営業担当経由) | Settings > Billing > Billing Addresses で編集。将来の請求書に、すぐ反映される |
| API(セルフサービス) | Console > Settings > Billing で、カード番号の横の鉛筆アイコンから |
税IDの欄
Pro・Maxの登録時と、登録後の支払い方法の更新画面には、「Tax or VAT ID」(税またはVATのID)を入れる欄が出る場合があります。住所が税の対象と判定されたときに表示される、任意の欄です。Teamも同じ流れで、APIの組織はConsoleの「Settings」の「Organization」から入力します。
ただし、公式ヘルプには、どの国のどの種類のIDが入力できるのか、一覧がありません。日本の登録番号(Tから始まる13桁の番号)を入れられるかどうかも、記載されていません。日本の事業者としての番号を請求書に載せたい場合は、サポートに確認してください。
請求先メールアドレスの変更
Teamの請求先メールアドレスの追加と変更は、サポートへの連絡が必要です。Pro・Maxで、請求先メールアドレスだけを変える方法は、公式ヘルプには記載がありません。ログイン用のメールアドレスも変更できないため、経理の共有アドレスに請求書を届けたい場合は、Teamで契約し、請求先メールアドレスを追加してもらうのが現実的な方法です。
日本のインボイスと消費税

2026年4月1日から、Anthropicは日本の利用者に対して、請求書に10%の消費税を別に加算しています。公式の案内で確認できる内容は、次のとおりです。
| 項目 | 公式の案内 |
|---|---|
| いつから | 2026年4月1日以降の請求書 |
| 税率 | 10%。プラン料金に、消費税が別に加算される |
| 請求書の形式 | 適格請求書(インボイス)として発行される |
| 登録番号 | T7700150134388(Anthropicの適格請求書発行事業者の登録番号) |
| 通貨 | 請求の通貨は変わらない。消費税の額は、日本円で請求書に表示される |
| 仕入税額控除 | 課税事業者の法人は、この請求書で控除を受けられると案内されている。個人の利用者は控除を受けられず、消費税を負担する |
請求書の消費税の扱いについて、公式の案内は、適格請求書に関する質問はAnthropicのサポート、消費税の取り扱いは、会社の税務担当者や会計士に確認するよう案内しています。
登録番号を確認する
登録番号は、国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で確認できます。手元の請求書に書かれた番号が、登録されているものかを、次の手順で調べられます。
- 公表サイトを開く国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」にアクセスします。
- 登録番号を入力する先頭の「T」を除いた13桁の数字を、半角で入力します。一度に10件まで検索できます。
- 検索して、表示された名称を確認する請求書の発行元と、登録されている事業者の名称が合っているかを確かめます。
番号が見つからないときは、入力に間違いがないかを確かめます。それでも見つからず、不審な請求書だと考えられる場合は、国税庁の案内に従って情報を提供できます。
請求書で見る項目
国税庁の説明では、インボイスに必要な記載事項として、次のものが挙げられています。実際の請求書で、これらが載っているかを経理で確かめておくと安心です。
| 国税庁が示す記載事項 | Claudeの請求書で確認する場所 |
|---|---|
| 交付を受ける相手の氏名または名称 | 宛名(Bill to)。会社名にしたいときは、前の章の手順で設定する |
| 発行する事業者の氏名または名称と登録番号 | 発行元の欄と、登録番号 |
| 取引の年月日 | 請求書の日付 |
| 取引の内容 | プラン名や期間などの明細 |
| 税率ごとの対価の総額と、適用税率 | 税込または税抜の金額と、税率(10%) |
| 税率ごとの消費税額 | 円で表示される消費税額 |
Anthropicは請求書を適格請求書の形式で発行すると案内していますが、個々の請求書が要件を満たしているかどうかの判断は、受け取る側の経理が行うものです。2026年3月以前の請求書の消費税の扱いについては、公式の案内に記載がありません。
税務上の扱いは、この記事では断定しません
仕入税額控除を受けられるか、どの勘定科目で処理するか、外国の事業者からのサービスをどう扱うかは、会社の状況によって変わります。顧問の税理士、または国税庁の案内で確認してください。この記事の内容は、Anthropicと国税庁が公開している情報の整理であり、税務の助言ではありません。
個人で使っている場合
個人の利用者は、公式の案内によると、仕入税額控除を受けられず、消費税を負担します。個人事業主として事業のために使う場合に、確定申告でどう扱うかは、税務署または税理士に確認してください。
経理に渡す実務

請求書の取り方が分かったら、毎月の流れを決めておくと、精算のたびに探す手間がなくなります。
毎月の流れ
- 請求書のメールを共有フォルダに保存する支払いのたびに届く「Your receipt from Anthropic」のメールを、決まったフォルダや共有のメールアドレスにまとめます。
- 金額と宛名を確かめるAmount dueがカード明細と合っているか、宛名と登録番号が正しいかを確認します。
- プラン変更や、クレジット購入の分を分ける同じ月に複数枚ある場合は、サブスクリプションと使用量クレジットを分けて経理に渡します。
- 経理に渡す会社の精算の手順に従い、請求書を提出します。勘定科目や処理の方法は、経理または税理士の判断に任せます。
支払い方法と明細
請求書は、支払い方法ごとに発行の仕組みが違います。Claudeの支払い方法は、契約の種類で決まります。
| 契約 | 使える支払い方法 |
|---|---|
| Pro・Max(Web) | クレジットカードまたはデビットカードのみ |
| Pro・Max(アプリ) | App StoreまたはGoogle Playが決める |
| Team | クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード。ACH(銀行振込)は現時点では不可 |
| Enterprise(セルフサービス) | クレジットカード、デビットカード、ACH(米ドル建てのみ) |
| Enterprise(営業担当経由) | 銀行振込(ACHまたは電信送金)かクレジットカード。5万ドル以上の請求書は銀行振込のみ |
| API | カード。月次請求の契約では、Stripeの請求書を銀行振込などで支払う |
カード明細に、どのような名前で引き落としが表示されるかは、公式ヘルプに記載がありません。明細の名前と請求書を結びつけたいときは、請求書の日付と金額、またはカード会社の明細の詳細で確認します。
使用量クレジットは別の領収書
ProやMaxで、上限を超えて使うために購入する「使用量クレジット」は、サブスクリプションとは別に請求されます。購入のたびに、別の領収書が発行されます。自動チャージを有効にしている場合は、残高が設定した額を下回るたびに購入と領収書が発生するので、月に何枚も増えることがあります。
日本では、2026年9月10日以降に購入したクレジットは、購入から6か月で期限が切れると案内されています。失効の7日前にメールが届き、期限は設定の「Usage」で確認できます。経費の管理では、購入日と期限をあわせて控えておくと、使い切れずに失効した分も把握できます。
個人契約を経費にするときの注意
社員が個人のProを契約して、経費で精算している会社もあります。この方法は、請求書を宛名つきで取れる点では手軽ですが、次の点を決めておく必要があります。
- 請求書のメールが、社員個人のメールアドレスに届く。担当者が変わったときに、過去の請求書を会社として確認しにくい
- 会社のデータが、個人のアカウントの中に入る。管理者が使い方を管理できない
- 請求書を取れるのは契約した本人だけ。退職や異動のとき、引き継ぐ手順が必要になる
会社で使うなら、Teamにまとめる方法がある
Teamなら、組織のOwnerが請求書をまとめて取れ、請求先メールアドレスも追加できます。メンバーの利用状況の管理も、管理者の画面から行えます。人数が増えるなら、個人契約の精算より、Teamにまとめた方が経理の手間は減ります。
取れないとき・困ったとき

請求書が見つからない、宛名が違っていた、というときの確認先を、困りごと別にまとめます。
| 困りごと | 考えられる原因 | 確認すること |
|---|---|---|
| 設定に「Invoices」の一覧がない | アプリ経由で契約している可能性がある | App StoreまたはGoogle Playの購入履歴。Anthropicは、アプリ経由の請求書を発行しない |
| メールが届かない | 請求先のメールアドレスが別、または迷惑メールに入っている | 迷惑メールのフォルダ、別のメールアドレス、「Billing」の「Invoices」 |
| 宛名が個人名になっている | 支払い方法の名前から作られている | 以降の請求書には、別名義の設定で会社名を載せられる。発行済みのものは直せない |
| Teamで請求書の画面が開けない | Owner以外のメンバーでログインしている | Ownerのアカウントでログインするか、Ownerに依頼する |
| 金額が、プランの料金と合わない | 日割り・残高の適用・使用量クレジットの購入・税 | 請求書のApplied balance、Amount due、税の行 |
| 古い請求書が見つからない | メールが削除されている、Consoleに表示されない | APIは、サポートに連絡する。Pro・Maxは、設定の「Invoices」を確認する |
アプリで契約している場合
iPhoneのアプリで契約している場合は、Appleから届くメールの件名に「receipt from Apple」や「invoice from Apple」が含まれます。Appleの案内では、このメールを検索して、どのApple Accountで購入したかを確認する方法が紹介されています。Androidの場合は、Google Playの注文履歴で確認でき、購入に使ったGoogleアカウント宛に、注文内容の確認メールが届きます。
App StoreやGoogle Play経由の領収書が、日本のインボイスの形式になっているかどうかは、Claudeの公式ヘルプからは確認できません。会社の経費で処理する必要がある場合は、Webでの契約にすると、宛名の設定や請求書の取り方が公式ヘルプに案内されているため、運用を決めやすくなります。切り替える場合は、アプリ側の契約が重複しないよう、期間を確認してください。
サポートに問い合わせる
請求書の再発行や、請求先メールアドレスの追加は、サポートへの連絡が必要です。公式ヘルプでは、サポートは電話ではなく、画面内のメッセンジャーとメールで対応するとされています。画面左下の自分の名前から「Get help」を開くと、問い合わせを始められます。日本語で対応してもらえるかどうかは、確認した公式ヘルプに記載がありません。
問い合わせるときは、次の情報を添えると、やり取りが早く済みます。
- 契約の種類(Pro・Max・Team・Enterprise・API)と、アカウントのメールアドレス
- 対象の請求書の日付と金額(メールの件名や、請求書の番号)
- 何がしたいか(請求先メールアドレスの追加、古い請求書の送付など)
英語での問い合わせ文の例を示します。
I would like to add accounting@example.co.jp as an additional recipient for invoices of our Team plan. I am the Owner of the organization (owner@example.co.jp, copied here).
請求書の宛名や住所を直してほしいという依頼は、発行済みのものには応じてもらえません。以降の請求書に向けて、自分で設定を変えます。
なお、解約した後に過去の請求書を見られるかは、公式ヘルプに記載がありません。会社の経費で必要な月の請求書は、解約する前に保存しておくのが確実です。
よくある質問
Claudeの領収書は、どこからダウンロードできますか?
Web・デスクトップアプリで契約したPro・Maxは、設定の「Billing」にある「Invoices」から「View」で開けます。Teamは、OwnerがOrganization settingsの「Billing」から開き、Stripeの画面の「Download invoice」で保存します。Pro・Maxの保存方法は、公式ヘルプに記載がありません。
領収書と請求書は、別のものですか?
公式ヘルプでは、請求書(Invoice)と領収書(Receipt)は同じ書類として扱われ、違いは説明されていません。メールの件名は「Your receipt from Anthropic」です。国税庁の説明では、書類の名称ではなく、記載されている事項でインボイスかどうかが決まります。
宛名を会社名にできますか?
できます。「Settings」の「Billing」で支払い方法の「Update」を押し、「Use a different name on invoices」にチェックを入れて、会社名を入力します。反映されるのは、保存後に発行される請求書からです。
発行済みの請求書の宛名を直せますか?
直せません。公式ヘルプでは、発行済みの請求書は編集も再発行もできないと案内されています。必要な宛名や住所は、最初の請求の前に設定しておきます。
Claudeの請求書は、インボイス(適格請求書)ですか?
Anthropicは、日本の利用者に対して、請求書を適格請求書として発行すると案内しています。登録番号は公式の案内にT7700150134388と記載されています。個々の請求書の内容は、手元で確認し、仕入税額控除などの扱いは税理士や国税庁に確認してください。
登録番号が本物かどうか、どう確認しますか?
国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で、Tを除いた13桁の数字を半角で入力して検索します。表示された名称が、請求書の発行元と合っているかを確かめます。
請求書は日本語で発行されますか?
確認した公式ヘルプには、請求書の言語についての記載がありません。実際の請求書を開いて、表示を確かめてください。請求の通貨も変わらず、消費税の額だけが日本円で表示されると案内されています。
使用量クレジットを買ったときも、請求書が出ますか?
購入のたびに、サブスクリプションとは別の領収書が発行されます。自動チャージの分も、1回ごとに発行されます。
経理の担当者に、請求書のメールが直接届くようにできますか?
Teamでは、サポートに依頼して、請求先メールアドレスを追加できます。Pro・Maxで請求先メールアドレスを別にする方法は、公式ヘルプに記載がありません。メールを転送してもらう運用も考えられます。
App StoreやGoogle Playで契約した場合の領収書はどうなりますか?
Anthropicは請求書を発行せず、AppleまたはGoogleが発行します。購入履歴やメールで確認します。インボイスの形式かどうかは、Claudeの公式ヘルプには記載がありません。
解約したあとでも、請求書は見られますか?
確認した公式ヘルプには、解約後に請求書を見られるかどうかの記載がありません。会社の経費で必要な分は、解約の前に保存しておくと確実です。
請求書の金額が、プランの料金と違います。
日割りの調整、アカウントの残高(Applied balance)の適用、使用量クレジットの購入、税が理由になっていることが多いです。請求書の各行と、カード明細のAmount dueを見比べて確認してください。
まとめ
この記事のまとめ
- Web・デスクトップで契約したPro・Maxの請求書は、設定の「Billing」の「Invoices」から開ける。メールの件名は「Your receipt from Anthropic」
- アプリで契約した場合は、Anthropicは請求書を発行せず、AppleまたはGoogleが発行する
- TeamはOwner、APIはAdminまたはBillingの権限を持つ人だけが請求書を取れる。請求先メールの追加は、サポートへの依頼が必要
- 宛名は「Use a different name on invoices」で会社名にできるが、発行済みの請求書は直せない。最初の請求の前に設定する
- 日本では2026年4月1日から10%の消費税が加算され、請求書は適格請求書の形式。登録番号は国税庁の公表サイトで確認できる
- 経費の処理や仕入税額控除の可否は、顧問の税理士や国税庁に確認する
請求書の取り方を決めておけば、月ごとの精算で迷うことは減ります。社員が個人で契約している場合は、請求書の管理や、データの扱いも含めて、Teamにまとめる方が運用しやすくなります。
INTERCREATE JAPANでは、ClaudeやClaude Codeの導入と、社内での使い方のルールづくりをお手伝いしています。契約の形や、社内での運用の決め方でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
参考・出典
- Paid plan billing FAQs(Anthropic ヘルプセンター)
- Understanding your Pro or Max plan invoices(Anthropic ヘルプセンター)
- Understanding your Team plan invoices(Anthropic ヘルプセンター)
- Team plan billing FAQs(Anthropic ヘルプセンター)
- Understanding your Claude API invoices(Anthropic ヘルプセンター)
- How do I pay for my Claude API usage?(Anthropic ヘルプセンター)
- How am I billed for my Enterprise plan?(Anthropic ヘルプセンター)
- Understanding your billing address and tax calculation(Anthropic ヘルプセンター)
- Add or update your paid Claude account's tax or VAT ID(Anthropic ヘルプセンター)
- Add or update your Team plan's tax or VAT ID(Anthropic ヘルプセンター)
- Add or update your Claude Console organization's tax or VAT ID(Anthropic ヘルプセンター)
- Notice regarding consumption tax (JCT) for Japanese customers(Anthropic ヘルプセンター)
- Manage usage credits for paid Claude plans(Anthropic ヘルプセンター)
- How do I change the email address associated with my account?(Anthropic ヘルプセンター)
- 適格請求書発行事業者公表サイト(国税庁)
- インボイス制度の概要(国税庁)
INTERCREATE JAPAN