Claude Code

Claude Codeは無料で使える?無料プランの範囲と、費用を抑えて使う方法

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • Claude Codeが無料プランで使えない理由と、使うのに必要なアカウント
  • Claudeの無料プランでできること・できないこと
  • 無料・少ない費用でClaude Codeを使う方法とその条件
  • API(従量課金)で使った場合の費用の目安と、使いすぎの防ぎ方
  • Proで始める手順と、費用を抑えて使うコツ
  • 「無料で使う方法」として紹介される方法の注意点
目次
  1. Claude Codeは無料で使える?
  2. 結論:無料プランでは使えない
  3. インストールは無料、ログインするアカウントが必要
  4. 「無料」の意味を3つに分けて考える
  5. どのアカウントで使うか
  6. 無料プランでできること
  7. 無料プランで試せること
  8. チャットとClaude Codeの違い
  9. 無料のチャットでClaude Codeの準備をする
  10. 無料のまま続けるか、Claude Codeにするかの目安
  11. 無料・少ない費用で使う方法
  12. Pro(いちばん安い定額プラン)
  13. Proの1か月で確かめたいこと
  14. APIの少額の無料クレジット
  15. Claude for Open Source
  16. 会社・学校の契約
  17. 他社の無料のコーディングAI
  18. API(従量課金)で使う場合の費用
  19. 仕組み
  20. 定額プランとAPIの違い
  21. Consoleで始める手順
  22. モデル別のAPI料金
  23. 費用の試算
  24. モデルによる費用の違い
  25. 公式が示す費用の目安
  26. 費用の確認
  27. 使いすぎを防ぐ設定
  28. Proで始める手順
  29. インストールのコマンド
  30. 動作環境
  31. ターミナルが苦手ならデスクトップアプリ
  32. 最初に試す依頼
  33. うまくいかないとき
  34. 費用を抑えて使うコツ
  35. 頼み方で変わる作業量
  36. 自分の使い方を見て減らす
  37. 上限に当たったとき
  38. 「無料で使う方法」の注意点
  39. 他社のモデルにつなぐ方法
  40. 「無料」の情報を見分けるチェック
  41. アカウントの共有・非公式の割引
  42. 入力したデータの扱い
  43. 会社で使うとき
  44. よくある質問
  45. まとめ

「Claude Codeを使ってみたいけれど、まずはお金をかけずに試せないか」「無料プランで使えるのか、無料の枠はあるのか」と調べている方も多いのではないでしょうか。

先に結論を書くと、Claudeの無料プラン(Free)では、Claude Codeは使えません。公式の料金ページでも、無料プランの機能一覧にClaude Codeは入っていません。Claude Codeのセットアップの案内にも、使うには有料プランかConsoleのアカウントなどが必要で、無料のclaude.aiのプランにはClaude Codeへのアクセスは含まれない、と書かれています。

ただし、まったく打つ手がないわけではありません。APIの新規ユーザー向けの少額の無料クレジット、オープンソースの開発者向けの6か月無料のプログラム、会社や学校の契約など、条件を満たせば費用をかけずに、または少ない費用で使える道はあります。この記事では、無料プランでできること、無料・低コストで使う方法とその条件、APIで使うときの費用の目安、Proで始める手順、費用を抑えるコツ、「無料で使える」と紹介される方法の注意点を順に解説します。

内容は2026年10月時点の公式情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、申し込みの前には公式ページもあわせて確認してください。

Claude Codeは無料で使える?

自宅でノートPCに向かい、料金のページを見ながら考える人

Claude Codeは、Claudeにプログラムを書かせたり直させたりするための道具です。ターミナル(黒い画面)やエディタ、デスクトップアプリから、自分のパソコンの中のフォルダを読み書きしながら作業を進めてもらえます。この「使うための費用」がどうなっているのかを、最初に整理します。

結論:無料プランでは使えない

Claudeの料金ページでは、個人向けの無料プラン(Free)は月0ドルで、Claude Codeは対象に含まれていません。Claude Codeが含まれるのは、Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プランです。

公式ドキュメント(Claude Codeのセットアップ)にも、「Claude Codeを使うにはPro・Max・Team・Enterprise、またはConsoleのアカウントが必要で、無料のclaude.aiのプランにはClaude Codeへのアクセスは含まれない」と書かれています。デスクトップアプリでも、無料のアカウントで「Code」のタブを開くと、有料プランへの切り替えを求められます。

プラン月額(税別)Claude Code
Free(無料)0ドル×(対象外)
Pro20ドル(年払いは年200ドル、月17ドル相当)○
Max 5x100ドル(月払いのみ)○
Max 20x200ドル(月払いのみ)○

インストールは無料、ログインするアカウントが必要

Claude Codeの本体は、公式の手順でパソコンに入れます。公式ドキュメントでは、Claude Codeの費用はモデルを使ったときのトークン(文字のかたまりの単位)の消費量に応じてかかると説明されており、ソフトそのものの購入代金やライセンス料は案内されていません。

ただし、入れただけでは使えません。最初に起動したときにログインを求められ、そこで使えるのは次のアカウントです。無料のclaude.aiのアカウントでログインしても、Claude Codeは使えません。

ログインできるアカウント料金の払い方おもな対象
Claude Pro・Max月額(個人の契約)個人・フリーランス
Claude Team・Enterprise席ごとの月額(Enterpriseは席の料金に加えて使った分をAPI料金で)会社・部署
Claude Console前払いのクレジットから、使った分が引かれる(従量課金)使う量が読めない人、自社のシステムに組み込む人
クラウド(Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry)各クラウドの請求すでにクラウドを契約している会社

このうち、個人が自分で用意する方法は、ProなどのプランかConsoleの従量課金のどちらかです。TeamやEnterpriseは会社が契約するもの、クラウドは会社のクラウドの契約があって使うものです。

「無料」の意味を3つに分けて考える

「Claude Code 無料」と検索して出てくる情報が食い違うのは、「無料」が指している範囲がまちまちだからです。次の3つに分けると、どの話なのかを見分けやすくなります。

見ているところ無料かどうか補足
ソフトを入れる購入代金やライセンス料は案内されていない公式の手順でインストールできる
ログインする無料のclaude.aiアカウントでは使えない有料プラン、Console、クラウドなどが必要
使うたびの費用定額プランの枠か、APIの従量課金のどちらかで払うClaude Codeの使用量は、モデルのトークンの消費量で決まる

つまり、「無料で使える」と書かれた情報は、多くの場合、ソフトが無料であることを指しているか、別の無料枠(APIの少額のクレジットなど)を指しています。常に無料のまま使い続けられる方法は、公式には案内されていません。

Claude Code単体の料金プランはない

Claude Codeには、専用の「Claude Code料金プラン」はありません。Claudeの有料プランに含まれている機能を使うか、Consoleのアカウントで使った分だけ払うかのどちらかです。プラン別の料金や上限の仕組みは、別の記事で詳しく説明しています。

どのアカウントで使うか

ログインできるアカウントが複数あるため、「自分はどれを選べばよいか」で迷う方も多いでしょう。使い方の状況別に、選び方を整理します。

状況選ぶアカウント理由
個人で、まず試したいPro(月払い)月20ドルで、Claudeのチャットも同じ契約で使える。続けるかどうかをあとから決められる
個人で、使う量が月によって大きく変わるConsole(API)使った分だけ払う。使わない月は費用がかからない
毎日、長時間使うMaxProの5倍または20倍の使用量。上限で作業が止まりにくい
会社の数人で使うTeam管理者がメンバーや利用額の上限を管理できる。初期設定で学習に使われない
操作の記録や細かい権限の管理が必要Enterprise席の料金に加えて、使った分をAPI料金で払う。20席から
すでにクラウドを契約しているAmazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry請求が各クラウドにまとまる。クラウド側の機能で費用を管理する

迷ったときは、個人ならPro、会社ならTeamから始めるのが分かりやすい選び方です。定額プランは、使い始めたあとで、MaxやAPIに切り替えることもできます。

無料プランでできること

カフェでノートPCを使い、チャットでプログラムの質問をする人

Claude Codeは使えなくても、Claudeの無料プランには、プログラミングの調べものや下書きに役立つ機能がそろっています。無料プランと、Claude Codeが使えるProの違いを表にまとめます。

項目無料(Free)Pro
月額(税別)0ドル20ドル(年払いは月17ドル相当)
使えるモデルSonnetとHaikuOpus・Sonnet・Haiku(Fableは使用クレジットで利用)
使用量5時間ごとにリセットされる枠5時間あたり、無料版の少なくとも5倍
チャット・Web検索・ファイル作成○○
Artifacts・Claude Design・Slides・Docs○○
プロジェクト5件まで無制限
Claude Code×○
使用クレジット(上限を超えて使い続ける)×○

無料プランでできることの詳しい内容と、5時間ごとの上限の考え方は、別の記事「Claudeは無料でどこまで使える?」にまとめています。ここでは、Claude Codeを試したい人の目線で、役に立つ範囲を整理します。

無料プランで試せること

無料プランのチャットでも、プログラムに関する次のような相談ができます。Claude Codeのように、自分のパソコンのファイルを直接書き換えることはできませんが、「どう書けばよいか」を聞く使い方なら、無料のまま十分に試せます。

  • エラーメッセージを貼って、意味と対処の候補を聞く
  • Excelの関数やマクロ、短いスクリプトを書いてもらう
  • 書いたプログラムを貼って、読み解き方や直し方を聞く
  • Webページの作り方や、HTMLとCSSの書き方を教えてもらう
  • Claude Codeに頼む依頼文の下書きを一緒に考えてもらう

また、無料プランでもファイルの読み込みと作成、コード実行ができます。たとえば、CSVを読み込ませて集計表のExcelを作る、といった使い方です。この処理はClaudeの作業環境の中で動くもので、自分のパソコンのフォルダを直接操作するわけではありません。

チャットとClaude Codeの違い

無料のチャットと、有料のClaude Codeの大きな違いは、自分のパソコンの中のファイルを、Claudeが直接読み書きできるかどうかです。公式ドキュメントでは、デスクトップアプリの「Chat」はファイルへのアクセスがない一般的な会話、「Code」は自分のパソコンのファイルに直接アクセスする作業用の画面と説明されています。

チャット(無料でも使える)Claude Code(有料プランなどが必要)
ファイルの扱い貼り付けや添付で渡す。パソコンの中のフォルダは直接読み書きしない指定したフォルダのファイルを、Claudeが直接読み書きする
返ってくるもの文章、コードの案、作成したファイル(ダウンロードして使う)ファイルの変更そのもの。変更の内容は差分で確認できる
作業の進め方1回質問して、1回答えが返るファイルを読む、直す、実行するといった作業を、何段階か続けて進める
確認の仕組み返ってきた内容を、自分でコピーして使うファイルの編集やコマンドの実行の前に、許可を求められる(権限モードで調整できる)
向いている場面調べもの、短いコードの下書き、エラーの意味を知りたいときプロジェクト全体にまたがる修正、複数のファイルの書き換え、テストの実行
あわせて読みたいClaudeは無料でどこまで使える?無料版の制限・できること・有料との違いClaudeは無料プランでも、チャット・Web検索・ファイル作成・Claude Designなどが使えます。2026年10月時点の公式情報をもとに、無料版でできること、5時間ごとの使用量の制限、使えるモデル、有料版(Pro)との違い、始め方、仕事で使うときの注意点まで解説します。

無料のチャットでClaude Codeの準備をする

Claude Codeは、頼み方が具体的なほど少ない作業量で終わります。有料プランに申し込む前に、無料のチャットで次のような準備をしておくと、使い始めてから無駄が出にくくなります。

  • 自分が直したいこと、作りたいものを、文章で書き出してみる
  • どのファイルが関係しそうか、見当をつけておく
  • 「完成した状態」を、確認できる形で書いておく(例:このボタンを押すと、一覧が並び替わる)
  • 公式ドキュメントの基本用語(ターミナル、コマンド、フォルダ)を、チャットで言い換えてもらう

なお、Claude Codeの基本を学ぶだけなら、公式が案内している無料の自習コースもあります。Claude Codeのクイックスタートでは、Claude Academyの「Claude Code 101」などの無料の自習コースが紹介されています。

無料のまま続けるか、Claude Codeにするかの目安

無料のチャットで足りるのか、Claude Codeが必要なのかは、「頼みたい作業が、パソコンの中のファイルにまたがるかどうか」で見分けられます。

やりたいこと無料のチャットで足りるか理由
エラーメッセージの意味を知りたい足りるメッセージを貼って聞くだけで済む
Excelの関数や、短いスクリプトを書いてほしい足りる返ってきたものをコピーして使える
1つのファイルの一部を直したい足りるファイルの内容を貼れば、直し方を返してくれる
複数のファイルにまたがって直したいClaude Codeが向いている貼り付けと反映の手間が大きくなる
修正して、動かして、結果を見て直す作業を続けたいClaude Codeが向いているファイルを読む、直す、実行するを、続けて任せられる
フォルダの中のファイルをまとめて処理したいClaude Codeが向いているチャットでは、フォルダを直接扱えない

最初は無料のチャットで始めて、「貼り付けて、直った内容をコピーして、また貼る」という往復が面倒になってきたら、Claude Codeを検討する時期です。

無料・少ない費用で使う方法

机の上のノートPCで、いくつかの選択肢を比べている人

無料プランでは使えないClaude Codeを、できるだけ費用をかけずに使う方法を整理します。公式の案内で確かめられたものだけを、条件つきで並べています。

方法費用おもな条件向いている人
Pro月20ドル(年払いなら月17ドル相当)Claudeのアカウントを作り、Proに申し込むまず1か月、定額で試したい個人
APIの少額の無料クレジット公式に金額の記載なし新規ユーザーが対象。Consoleのアカウントを作るほんの少し、動作を見てみたい人
Claude for Open Source6か月間、Max 20xが無料オープンソースの開発への貢献など、5つの条件のいずれかに当てはまるオープンソースの開発者
会社・学校の契約個人の負担なし(契約は会社・学校)会社がTeamなどを契約している、学校が全学向けのプランを契約している勤務先や学校で提供されている人

Pro(いちばん安い定額プラン)

個人がClaude Codeを使える、いちばん安い定額の選択肢はProです。月払いで月20ドル、年払いなら年200ドル(月17ドル相当)です。料金は税別のドル建てで、日本では消費税が別にかかります。

Claude Codeの製品ページでは、Proは「小さなコードベース(プログラム一式)での、短い作業向け」と説明されています。毎日長時間使う人はMaxが想定されていますが、まずClaude Codeで何ができるのかを確かめる段階なら、Proで足ります。

費用を最小にしたいときは、月払いで1か月だけ契約して、続けるかどうかを決める方法が確実です。解約は「設定」→「請求」から行えて、現在の請求期間の終わりまでは有料の機能を使えます。期間が終わると無料プランに戻ります。ただし、支払い済みの料金は原則として返金されないため、解約するなら期間の終わりの前に手続きしておきましょう。

Proの1か月で確かめたいこと

月払いで試す1か月は、続けるかどうかを決めるための期間です。次の点を確かめておくと、2か月目以降の判断がしやすくなります。

確かめること見る場所・方法
自分の仕事で、Claude Codeが役に立つか実際の作業を3〜5件頼んでみて、手作業との時間の差を比べる
上限に達する頻度止まった回数を記録する。1〜2週間続けると傾向が分かる
何に多く使っているかClaude Code内の /usage の内訳で、長い会話やキャッシュの読み直しなどを確認する
チャットの使用量との関係ProではチャットとClaude Codeが同じ枠。チャットをよく使う日は、Claude Codeに使える量が減る
APIで使った場合の費用との比較この記事の試算の考え方で、自分の依頼の回数に当てはめてみる

1か月使って、上限にほとんど達しないなら、Proのまま続けて問題ありません。毎週のように止まるなら、使い方の見直しか、MaxやAPIへの切り替えを考える材料になります。

APIの少額の無料クレジット

Claude Consoleで使うAPIの料金ページ(Claude Platformのドキュメント)には、「新しいユーザーは、APIを試すための少額の無料クレジットを受け取れる」という趣旨の記載があります。無料の枠は、これが公式で確かめられる範囲です。

一方で、次の点は公式の記載が見当たりません。

  • 無料クレジットの金額
  • 受け取るための条件(電話番号の確認が必要かなど)
  • 有効期限
  • そのクレジットをClaude Codeの利用に使えるかどうか

ネット上には「5ドルの無料クレジットがもらえる」と書いた記事もありますが、公式には金額が示されていないため、この記事では書きません。Consoleのアカウントを作ったら、請求の画面で残高を確認するのが確実です。残高があれば、Consoleのアカウントでログインして、Claude Codeを試せるかを確かめてみてください。

Enterpriseの評価用には別の案内がある

同じ公式ページには、会社が導入を検討するための、延長した試用の相談先(営業窓口)も案内されています。個人が申し込む無料枠とは別の話なので、会社で検討するときの選択肢として覚えておくとよいでしょう。

Claude for Open Source

Claude for Open Sourceは、オープンソースの開発に貢献している人向けのプログラムで、6か月間、Max 20xを無料で使えると案内されています。Max 20xは通常は月200ドルのプランで、Claude Codeを大量に使えるプランです。公式ページが挙げている対象は、次の5つです。

対象公式ページに書かれた条件
メンテナ・ライブラリの作者他の人が使うパッケージのメンテナで、依存しているリポジトリが500以上、依存しているパッケージが100以上、または月間ダウンロード数が合計20万以上
コアのコントリビューターCPython・Django・Linuxカーネルなど、認知された財団や言語プロジェクトのコミッターやメンテナ
活発なコントリビューター過去12か月に、自分のものではないリポジトリで100件以上のプルリクエストがマージされている
コミュニティを作っている人自分のリポジトリで、過去12か月に20人以上の外部のコントリビューターのプルリクエストがマージされている
重要なインフラ自分がメンテナンスしているリポジトリのOpenSSF Criticality Scoreが0.4以上

公式ページには、5つのうち複数を満たす必要があるとは書かれておらず、「はっきり当てはまらなくても申し込んでよい」という趣旨の案内もあります。期間が終わったあとは、以前に有料プランを契約していればそのプランと料金に戻り、契約していなければ無料プランに戻ると案内されています。終了前にはメールで連絡があります。

申し込みの審査の基準や、結果が出るまでの期間は、公式ページには書かれていません。条件に当てはまりそうな方は、公式ページで最新の内容を確認してください。

会社・学校の契約

勤務先や学校がClaudeの法人向けプランを契約していれば、個人で料金を払わずにClaude Codeを使える場合があります。TeamやEnterpriseでは、管理者が招待したclaude.aiのアカウントでログインして使います。標準席でも上位席でもClaude Codeを使えます。

会社の契約で使えるかどうかは、社内の情報システムの担当者や、Claudeの管理者に確認するのが早道です。社員が個人のProを契約して仕事に使うと、会社として利用状況や情報の扱いを把握しにくくなるため、先に会社の契約があるかを確かめておきましょう。

会社として新しく契約する場合は、2人から使えるTeamが、小さく始めやすい選択肢です。標準席は月払いで1人月25ドル(年払いは月20ドル)、上位席は月払いで1人月125ドル(年払いは月100ドル)で、どちらの席でもClaude Codeを使えます。

学校については、公式の高等教育向けのページに、大学全体向けのプランが案内されています。ただし、これは大学などの機関が契約するもので、個人が自分で申し込める学生向けの無料プランは、公式では確認できません。大学のプランでは、ターミナルやエディタで研究用のコードを書いたりデバッグしたりできると案内されていますが、使えるかどうかは学校の契約と窓口によります。

他社の無料のコーディングAI

Claude Codeそのものではありませんが、似た使い方ができる他社のサービスにも、無料で試せるものがあります。OpenAIの公式の料金ページによると、ChatGPTのFreeプランにも、プログラミング用の「Codex」が含まれています。内容は「短いプログラミング作業で、Codexの機能を試す」ためのもので、使えるモデルや機能は有料プランより限られます。

Claude Codeとは別の製品で、使い心地やできることも異なります。Codexの無料の範囲は、「Codexは無料で使える?」の記事で詳しく説明しています。この記事で確かめたのは、Claude CodeとCodexの2つの公式情報だけです。ほかのサービスの無料枠は確認していないため、使うときは各社の公式ページで内容を確かめてください。

常設の割引やクーポンはない

Anthropicの公式ヘルプでは、個人向けのProとMaxには、標準の割引価格はないと案内されています。サポート窓口でも、個別の割引やクーポンは発行できません。期間限定のキャンペーンが行われることはあり、その場合は公式の告知で案内されます。割引の対象になるのは、条件を満たした非営利団体のTeamとEnterpriseです。

API(従量課金)で使う場合の費用

開発担当がノートPCで料金の試算表を作っている

定額プランの代わりに、使った分だけ払うAPIの従量課金でClaude Codeを使う方法もあります。月に数回しか使わない人や、使う量が月によって大きく変わる人には、費用を抑えられる場合があります。ここでは、仕組み、料金の目安、費用の確認方法、使いすぎを防ぐ設定を順に説明します。

仕組み

APIで使うときは、Claude Consoleのアカウントを作り、前払いでクレジットを購入します。Claude Codeにログインするときにそのアカウントを選ぶと、使ったトークンの分だけ残高から引かれていきます。Consoleのアカウントで初めてログインすると、「Claude Code」という名前のワークスペース(利用をまとめる単位)が自動で作られ、Claude Codeの費用をまとめて確認できます。

定額プランのような5時間ごとの上限はありません。そのかわり、使えば使うほど費用が増えます。クレジットの買い方や、定額プランとの切り替えの手順は、別の記事「Claude Codeの従量課金」で詳しく説明しています。

定額プランとAPIの違い

同じClaude Codeでも、定額プランとAPIでは、お金の払い方も、止まり方も違います。

定額プラン(Pro・Max)API(Console)
料金の決まり方毎月決まった額使ったトークンの量に応じて
使える量の決まり5時間ごと・週ごとの上限がある残高と、自分で決めた支出の上限の範囲
上限に達したときリセットを待つか、使用クレジットで続ける残高を追加すれば続けられる
チャットのClaude同じ契約で使える(枠は共通)含まれない
請求の見通し立てやすい使い方で変わる。上限の設定が必要
向いている人毎日のように使う人、費用を一定にしたい人たまにしか使わない人、使う量に波がある人

Consoleで始める手順

APIで使い始めるまでの流れは、次のとおりです。クレジットを買う操作は、Consoleで管理者(Admin)または請求(Billing)の役割を持つ人だけができます。

  1. Consoleのアカウントを作るplatform.claude.com でアカウントを作り、組織を作成します。
  2. クレジットを購入する「Settings」→「Billing」で、支払い方法を登録してクレジットを購入します。購入したクレジットは返金されず、有効期限があります。
  3. 支出の上限を決める同じ画面で、1か月に使ってよい金額を設定します。使い始める前に決めておきます。
  4. Claude CodeでログインするClaude Codeを起動し、ログインの方法でConsoleのアカウントを選びます。すでに起動している場合は /login を入力します。
  5. ログインの状態を確かめる/status で、意図した方法でログインできているかを確認します。

公式ドキュメントによると、Consoleのアカウントでは、APIキーを作らずにサインインする方法も選べます(Claude Code v2.1.242以降)。キーを自分で管理したくない場合は、その方法が案内されています。

モデル別のAPI料金

APIの料金は、使うモデルと、送った量(入力)・返ってきた量(出力)で決まります。公式の料金ページに載っている、2026年10月時点の主なモデルの料金は次のとおりです(100万トークンあたり、米ドル)。

モデル入力出力キャッシュの読み込み
Fable 5.110ドル50ドル0.25ドル
Opus 5.54ドル20ドル0.20ドル
Sonnet 5.52ドル10ドル0.10ドル
Haiku 5.5(10万トークン以下)0.10ドル0.50ドル0.01ドル

キャッシュは、同じ内容を何度も読み込むときの一時保存で、2回目以降の読み込みが安くなります。Claude Codeは、このしくみを自動で使います。このほか、後からまとめて処理するバッチ処理は50%引きと案内されています。

Claude Codeの公式ドキュメントでは、Sonnetはほとんどのコーディング作業を十分にこなし、Opusより費用が低いとされています。Opusは、複雑な設計の判断や、手順の多い推論が必要な作業に使うように案内されています。モデルは、Claude Codeの中で /model と入力して切り替えられます。

費用の試算

実際の請求額がイメージしにくいので、公式の単価から簡単な試算をしてみます。次の条件は、説明のために置いた仮定であり、実測値ではありません。

  • 会話の履歴がすでに5万トークンある
  • 1回の依頼で、Claudeがファイルを読んだり直したりしながら、10回のやりとりをする(毎回5万トークンをキャッシュから読み込む。合計50万トークン)
  • 返答(出力)は合計5,000トークン
  • 新しく書き込まれる内容(読んだファイルや実行結果)は合計1万トークン(5分のキャッシュ)
モデル読み込み出力書き込み1回の依頼の合計
Fable 5.10.125ドル0.25ドル0.125ドル約0.50ドル
Opus 5.50.10ドル0.10ドル0.05ドル約0.25ドル
Sonnet 5.50.05ドル0.05ドル0.025ドル約0.13ドル
Haiku 5.50.005ドル0.0025ドル0.00125ドル約0.01ドル

この仮定のまま、1か月に何回依頼するかで月額を計算すると、次のようになります。

1か月の依頼の回数Sonnet 5.5Opus 5.5参考:Proの月額
20回(週に5回ほど)約2.5ドル約5ドル20ドル
60回約7.5ドル約15ドル20ドル
100回約12.5ドル約25ドル20ドル
160回約20ドル約40ドル20ドル

この仮定では、Sonnet 5.5を使って、月に160回ほどの依頼でProの月額と並ぶ計算になります。それより少ない使い方ならAPIの方が安く、多いなら定額プランの方が安い、という見方ができます。

ただし、これは単純な計算です。実際のトークン数は、プログラムの大きさ、頼む作業の内容、会話の長さで大きく変わります。たとえば、広い範囲を調べさせる依頼や、長い会話の続きでは、1回あたりの費用がこの何倍にもなります。定額プランには5時間・週ごとの上限があり、APIにはその上限がないという違いもあるため、単純な金額だけでは比べられません。

モデルによる費用の違い

料金表のとおり、モデルによって単価は大きく違います。Sonnet 5.5を基準にすると、入力と出力の単価は次の関係です。

モデルSonnet 5.5との比較向いている作業(公式ドキュメントの案内にもとづく)
Haiku 5.5約20分の1(10万トークン以下の場合)簡単な作業。サブエージェントの単純な作業に指定する使い方が紹介されている
Sonnet 5.5基準多くのコーディング作業
Opus 5.5約2倍複雑な設計の判断、手順の多い推論
Fable 5.1約5倍長時間かかる難しい作業

すべての作業を最上位のモデルで動かすのではなく、作業の難しさに合わせて選ぶことが、費用を抑えるいちばんの近道です。

公式が示す費用の目安

公式ドキュメントでは、企業での導入実績をもとにした目安が示されています。Claude Codeを使う開発者1人あたり、作業をした日の平均が約13ドル、1か月で150〜250ドルで、90%の人は1日30ドル未満に収まっているとされています。

これは企業で毎日使う開発者の平均で、個人が週に数回使う場合は、これより大幅に少なくなります。逆に、自動化や並行して動かす使い方では、これを超えることもあります。公式も、まず少人数で試して、実際の使用量を測るように案内しています。

また、Claude Codeは、作業をしていない間にも、少しだけトークンを使います。過去の会話を要約する処理などの裏側の処理で、1回の作業あたり通常0.04ドル未満とされています。

費用の確認

使った費用は、次の3か所で確認できます。

確認する場所何が分かるか注意点
Claude Code の /usageそのセッションのトークンの使用量と、料金の推定額公式の単価から計算した推定値。正式な請求額はConsoleで確認する。セッションを /clear すると合計は0に戻る
Consoleの使用量のページ組織全体の使用量と費用請求の確認はこちら
Consoleの「Claude Code」のワークスペースClaude Codeの費用をまとめた画面ここに支出の上限を設定できる

使いすぎを防ぐ設定

APIは使った分だけ請求されるため、上限を決めずに使い始めると、想定外の費用になることがあります。使い始める前に、次の設定をしておきましょう。

  1. 最初のクレジットは少額にする前払いのため、買った分以上は使われません。慣れるまでは少なめの金額にしておくと、使いすぎの歯止めになります。
  2. 自動チャージはオフにしておく自動で買い足す設定をオンにすると、残高が切れても作業が止まらず、そのぶん費用が積み上がります。慣れるまではオフのままにします。
  3. 「Claude Code」ワークスペースに支出の上限を設定するConsoleで、ワークスペースごとに月の支出の上限を決められます。
  4. モデルを安いものに切り替えるふだんの作業はSonnetで進め、難しい作業だけOpusを使います。
  5. こまめに会話を区切る関係のない作業に移るときは /clear で新しい会話にします。長い会話は、毎回それまでの内容を読み直すため、費用が増えます。

APIキーと定額プランの取り違えに注意

パソコンに ANTHROPIC_API_KEY という設定(環境変数)が残っていると、Claude Codeはそのキーを使い、定額プランではなくAPIの料金で請求されることがあります。以前にAPIを試したことがある人は、/status で、いまどの方法でログインしているかを確認してください。プランで使いたい場合は、この設定を外してから、プランのアカウントでログインし直します。

あわせて読みたいClaude Codeの料金プランを比較|Pro・Max・Team・APIの選び方Claude Codeの料金を、Pro・Max・Team・Enterpriseのプラン別と、API(従量課金)に分けて解説します。利用上限のしくみ、上限を超えたときの使用量クレジット、APIのモデル別料金、会社で使うときの費用の考え方、プランの選び方まで、2026年10月時点の公式情報でまとめました。

Proで始める手順

ノートPCでソフトをインストールしている手元

ここでは、いちばん安い定額プランのProで、Claude Codeを使い始めるまでの流れを説明します。Windows・Mac・Linuxで基本の流れは同じで、違うのはインストールのコマンドだけです。

  1. Claudeのアカウントを作るclaude.aiを開き、メールアドレスなどでアカウントを作ります。利用規約では、使えるのは18歳以上(または、その地域で同意できる年齢以上)の人とされています。
  2. Proに申し込む画面左下の名前から「設定」を開き、「請求」→「プランのアップグレード」を選びます。Proを選び、月払いか年払いを決めて、支払い情報を入力します。続けるか分からないうちは、月払いがおすすめです。
  3. Claude Codeをインストールするパソコンのターミナルを開き、次の表のコマンドを貼り付けて実行します。完了したら、新しいターミナルを開いて claude --version と入力し、バージョンが表示されれば成功です。
  4. 作業するフォルダで起動する練習用のフォルダに移動して claude と入力します。初回はブラウザが開くので、Proに申し込んだアカウントでログインします。
  5. 最初の依頼を送る入力欄に、やりたいことを日本語で書いて送ります。ファイルを書き換える前には、確認を求められます。
  6. 使用量を確認するClaude Codeの中で /usage と入力すると、プランの使用状況と、何に多く使ったかの内訳を確認できます。

インストールのコマンド

公式ドキュメントで案内されている方法は、次のとおりです。ターミナルの種類によってコマンドが違うので、プロンプトの表示で判断してください。PowerShellでは行頭に「PS」が表示され、コマンドプロンプト(CMD)では表示されません。

環境コマンドメモ
Mac・Linux・WSLcurl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash自動で更新される
Windows PowerShellirm https://claude.ai/install.ps1 | iex自動で更新される。管理者として実行する必要はない
Windows コマンドプロンプトcurl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmdPowerShellで実行するとエラーになる
Homebrew(Mac)brew install --cask claude-code自動では更新されない
WinGet(Windows)winget install Anthropic.ClaudeCode自動では更新されない

インストールの途中は、進み具合が表示されません。終わるまで少し待ってから、新しいターミナルで claude --version を実行してください。「claude が見つからない」と表示される場合は、パソコンの検索経路(PATH)に入っていないことが多く、公式のトラブルシューティングに対処が載っています。

あわせて読みたいClaude Codeのインストール方法|Mac・Windows・Linux別の手順とエラー対処Claude Codeのインストール方法を、Mac・Linux・Windows別に手順で解説します。公式のインストーラー・Homebrew・WinGet・npmの違い、必要なプランと動作環境、ログインと動作確認、アップデートとアンインストール、よくあるエラーの対処まで、2026年10月時点の公式ドキュメントでまとめました。

動作環境

公式ドキュメントに載っている動作環境は、次のとおりです。

項目内容
OSmacOS 13以降、Windows 10(1809以降)またはWindows Server 2019以降、Ubuntu 20.04以降、Debian 10以降、Alpine Linux 3.19以降
ハードウェアメモリ4GB以上、x64またはARM64のプロセッサ
ネットワークインターネットへの接続が必要
シェルBash、Zsh、PowerShell、CMDのいずれか
利用できる地域Anthropicが対応している国と地域

Windowsでは、Git for Windowsは必須ではありません。入れておくと、Claude CodeがGit Bashを使えます。入れていない場合は、PowerShellを使って作業します。

ターミナルが苦手ならデスクトップアプリ

黒い画面に抵抗がある場合は、Claudeのデスクトップアプリから使う方法もあります。公式ドキュメントでは、アプリの「Code」タブで、ターミナルを使わずにClaude Codeを使えると案内されています。アプリにClaude Codeが含まれているため、Node.jsや別のインストールは不要です。

  1. アプリをダウンロードする公式サイトから、MacまたはWindows用のClaudeのデスクトップアプリを入れ、アカウントでログインします。
  2. 「Code」タブを開く画面上部の「Code」を選びます。無料のアカウントでは、ここで有料プランへの切り替えを求められます。
  3. 環境とフォルダを選ぶ「Local」を選び、作業するフォルダを指定します。
  4. 依頼を書く入力欄に依頼を書きます。変更の前に確認する設定(Manual)にしておくと、内容を見てから反映できます。

デスクトップアプリでは、変更の内容が差分(変更前と変更後の比較)で表示され、承認か却下を選べます。ターミナルより、何が変わるのかを目で確かめやすいという利点があります。

最初に試す依頼

最初は、失敗しても困らない小さな作業から始めます。公式のクイックスタートでも、まずプロジェクトの説明を聞き、小さな変更を頼む流れが紹介されています。

順番頼むこと(日本語でも英語でもよい)確かめられること
1このフォルダは何をするものか、説明してClaudeがファイルを読み、全体を把握する様子
2使っている技術と、フォルダの構成を教えて読むだけの作業で、ファイルは変わらない
3メインのファイルに、動作確認用の小さな関数を追加して変更の前に確認が出る流れ、差分の見方
4いま変更したファイルを一覧にして変更の内容を、あとから確かめる方法

最初は練習用のフォルダで

本番のファイルがあるフォルダで始めるより、必要なファイルをコピーした練習用のフォルダで試す方が安全です。作業中に Shift と Tab を同時に押すと、確認の厳しさ(権限モード)を切り替えられます。慣れるまでは、ファイルの変更前に確認される設定のままにしておきましょう。

うまくいかないとき

最初のセットアップでつまずきやすい点を、症状別にまとめます。

症状考えられる原因対処
インストール後に「claudeが見つからない」と出るインストール先が、パソコンの検索経路(PATH)に入っていない新しいターミナルを開いて試す。直らなければ、公式のトラブルシューティングの手順で検索経路を確認する
PowerShellで「&&は使えない」と出るCMD用のコマンドをPowerShellで実行しているPowerShellでは irm https://claude.ai/install.ps1 | iex を使う
CMDで「irmが認識されない」と出るPowerShell用のコマンドをCMDで実行しているCMDでは、curl を使うコマンドを使う
ログインの画面が出ない・選べない以前のログインや、古いバージョンが残っている公式ヘルプでは、/logout、claude update、ターミナルの再起動、claude の順に試す
以前のAPIのログインのままConsoleでログインしているClaude Codeの中で /login を実行し、プランのアカウントに切り替える
デスクトップアプリで有料プランへの切り替えを求められる無料のアカウントでログインしている有料プランに申し込むか、有料のアカウントでログインし直す
状態をまとめて確認したい—claude doctor で、インストールと設定の診断結果を確認できる

費用を抑えて使うコツ

PCの前でメモを見ながら指示を整理する人

Claude Codeの使用量は、会話に含まれる内容の量で決まります。公式ドキュメントで案内されている方法を、効果が出やすい順に整理します。定額プランでは上限に達しにくくなり、APIでは請求額が下がります。

コツやり方効く理由
作業が変わったら会話を区切る/clear で新しい会話を始める。あとで戻りたいときは、先に /rename で名前を付けておき、/resume で戻る古い内容が残っていると、依頼のたびにそれも送り直されるため
モデルを作業に合わせるふだんはSonnet。難しい設計や推論だけOpus。/model で切り替えるモデルによって単価が違う。Sonnetは多くの作業を十分にこなす
考える深さを下げる/effort で設定を下げる思考の量も出力として数えられるため。簡単な作業では下げてよい
具体的に頼む「このコードを改善して」ではなく、「auth.tsのログイン処理に入力チェックを追加して」のように書くあいまいだと、広い範囲のファイルを読みに行くため
大きな作業は計画から始めるShift+Tab で計画モードにして、進め方を確認してから実行する方向違いのやり直しを防げるため
使わない接続は切る/mcp で、使っていない外部サービスとの接続を無効にする接続が多いほど、会話に入る情報が増えるため
CLAUDE.mdは短く毎回読み込まれる指示のファイルは、必要なことだけにする。目安は200行以内起動のたびに読み込まれ、使用量に含まれるため
/compactより/clear続ける必要がない会話は、要約せずに新しく始める要約のときに、会話全体を読み込むため
長い休憩のあとは新しく始める昼休みや会議のあとに大きな会話を再開するときは、要約から再開するか、新しい会話にする一時保存(キャッシュ)の期限が切れると、全体を読み直すため

公式ドキュメントでは、キャッシュの有効期間は、定額プランの枠内で使っている間は1時間、使用クレジットで払っている間やAPIの場合は標準で5分と案内されています。APIで使うときは、5分以上席を外す前に、会話を区切っておく方が安く済むことがあります。

頼み方で変わる作業量

同じ作業でも、頼み方によってClaudeが読むファイルの量が変わります。公式ドキュメントでは、あいまいな依頼は広い範囲の調査につながると説明されています。

作業量が増えやすい頼み方作業量を抑えやすい頼み方
このサイトを改善してお問い合わせページの、送信ボタンの色を青に変えて。変更したファイルを教えて
エラーを直して起動すると「ファイルが見つかりません」と出る。設定ファイルの読み込み部分を見て、原因の候補を3つ挙げて
全部まとめて作り直してまず、作り直す範囲と進め方を提案して。実行はそのあとで指示する
何度も少しずつ直させる直したい点を最初にまとめて書き、1回で伝える

完成したときの状態(どこを押すと何が起きるか)を書いておくと、Claudeが自分で確かめながら進められるため、やり直しも減ります。公式ドキュメントでも、テストの内容や期待する結果を依頼に含めることが勧められています。

自分の使い方を見て減らす

やみくもに節約するより、何に多く使っているかを見てから対策を選ぶ方が効果的です。Claude Codeの中で /usage を実行すると、Pro・Max・Team・Enterpriseでは、次の内訳が表示されます。

  • どのスキル、サブエージェント、プラグイン、外部サービスの接続に、どれだけ使ったか
  • 長い会話や、キャッシュの読み直しなど、全体の10%以上を占めている動き
  • 定期実行(ループ)のうち、多く使っているもの

キーボードの d と w で、直近24時間と直近7日間を切り替えられます。この内訳は、そのパソコンの記録から計算されるため、別のパソコンやチャットで使った分は含まれません。1〜2週間続けて見ると、自分の使い方の傾向がつかめます。

上限に当たったとき

Proでは、5時間ごとの上限と、週ごとの上限があります。具体的な量は公式に数字で示されておらず、チャットとClaude Codeで同じ枠を使います。上限に達したときの選択肢は、次のとおりです。

選択肢内容費用
リセットを待つ表示された時刻まで待つ。サブスクリプションでログインした対話形式のセッションでは、リセット後に作業を自動で続ける機能がある(セッションを開いたままにする)追加なし
使用クレジットを使う上限を超えた分を、APIの標準料金で払って続ける。月の上限額を決めてから使う使った分
MaxにするMax 5xはProの5倍、Max 20xは20倍の使用量月100ドル、または月200ドル
Consoleに切り替える集中して使う期間だけ、APIの従量課金で使う使った分

上限の仕組みや、止まらずに使うための設定は、別の記事「Claude Code Proの制限」で詳しく説明しています。使用クレジットは前払いで、日本では2026年9月10日以降に買ったものは購入から6か月で期限が切れます。必要な分だけ入れるようにしましょう。

「無料でたくさん」ではなく「少ない費用で無駄なく」

Claude Codeの費用は、プランの料金よりも、使い方で大きく変わります。会話を区切る、モデルを選ぶ、具体的に頼むという3つを守るだけでも、同じ作業にかかる量は大きく減らせます。

「無料で使う方法」の注意点

情報システム担当がPCで設定を確認しながら考えている

「Claude Codeを無料で使う方法」として、ネット上ではさまざまな情報が紹介されています。中には、公式が認めていない方法や、費用以外のリスクがある方法も含まれます。公式の情報で確かめられる範囲で、注意点を整理します。

他社のモデルにつなぐ方法

Claude Codeの接続先を、他社の安いモデルや、自分のパソコンで動かすモデルに切り替えて、無料に近い形で動かす方法が紹介されることがあります。公式ドキュメントでは、Claude Codeの接続先を切り替える仕組み(LLMゲートウェイ)について、AnthropicはClaude以外のモデルにつなぐことを、どのゲートウェイ経由でもサポートしないと明記しています。

この方法で動かした場合は、次のような点を自分で引き受けることになります。

  • 動かなくなったときに、公式のサポートを頼れない
  • Claude Codeの機能の一部が、期待どおりに動かないことがある
  • 回答の質や安全性は、つないだモデルの性能に左右される
  • 設定を間違えると、意図しない相手にコードや情報を送ってしまうおそれがある

非公式の方法については、公式の情報がありません。この記事では、手順は取り上げません。業務のコードや社外秘の情報を扱うなら、公式にサポートされた使い方を選ぶのが基本です。

「無料」の情報を見分けるチェック

検索すると、「無料」と書かれた記事や投稿がたくさん見つかります。次の表のように、公式で確かめられるかどうかを基準にすると、古い情報や根拠のない情報を見分けやすくなります。

よく見かける書き方公式で確かめられること
「無料プランでもClaude Codeが使える」料金ページで、無料プランはClaude Codeの対象外。セットアップの案内でも、無料のclaude.aiのプランには含まれないとされている
「APIの無料クレジットが5ドルもらえる」「少額の無料クレジット」とだけ書かれていて、金額は示されていない
「期間限定で無料トライアルがある」常設の無料トライアルは確認できない。期間限定の企画があれば、公式の告知で案内される
「学生は無料で使える」大学などが契約する全学向けのプランはある。個人が申し込める学生向けの無料プランは確認できない
「他社のモデルをつなげば無料で使える」Claude以外のモデルへの接続は、公式がサポートしていない
「安いアカウントや招待コードがある」アカウントの共有や、サービスの転売は、利用規約で禁止されている

見かけた情報の日付も確認しましょう。Claudeのプランや無料の範囲は、これまでに何度も変わっています。公式の料金ページとドキュメントで、いまの内容を確かめてから判断してください。

アカウントの共有・非公式の割引

費用を抑えたいあまり、他人とアカウントを共有したり、出どころの分からない割引のアカウントやキーを使ったりするのは避けましょう。Anthropicの利用規約(個人向け)には、次のように書かれています。

  • アカウントのログイン情報、APIキー、認証情報を、ほかの人と共有してはならない
  • 自分のアカウントを、ほかの人が使える状態にしてはならない
  • サービスを転売してはならない

公式の割引についても、前の章のとおり、個人向けのProとMaxに常設の割引はなく、サポート窓口も個別のクーポンを出せません。割引や無料の案内は、期間限定のキャンペーンも含めて、公式の告知で確かめてください。

共有アカウントは、費用以外のリスクが大きい

Claude Codeは、自分のパソコンのファイルを読み書きし、会話の内容がサービスに送られます。他人が管理するアカウントでログインすると、自分のプログラムや情報を、その人に見られるおそれがあります。規約に反するだけでなく、情報の面でも勧められません。

入力したデータの扱い

無料や安く使える方法を選ぶときは、入力した内容がどう扱われるかも確認しておきましょう。公式の料金ページとプライバシーセンターの内容を整理します。

使い方モデルの学習への利用
Free・Pro・Max(個人向け)料金ページでは「オプトアウト」(設定で選べる)。Claude Codeを使った作業もこの対象
Team・Enterprise初期設定では、会話の内容を学習に使わない
API(Consoleなどの商用製品)初期設定では、入力と出力を学習に使わない

個人向けプランでは、設定でモデルの改善への利用を許可した場合に、チャットやコーディングの作業が学習に使われることがあります。また、安全のために確認の対象とされた会話や、フィードバックとして送った内容が使われる場合もあると案内されています。仕事のコードを扱うなら、設定画面(プライバシーの設定)で現在の状態を確認しておくと安心です。

設定にかかわらず、パスワード、APIキー、顧客の個人情報などが書かれたファイルは、Claude Codeに読ませないようにしましょう。作業用のフォルダに、そうした情報を置かないことが基本です。

公式のクイックスタートでは、Claude Codeは必要に応じてプロジェクトのファイルを読むため、自分でファイルを一つずつ渡す必要はないと説明されています。便利な反面、フォルダの中にあるファイルは、読まれる可能性があるということです。作業を始める前に、指定するフォルダの中身を一度見渡しておくと安心です。

会社で使うとき

勤務先の仕事でClaude Codeを使う場合は、費用の安さだけで選ばないでください。次の点を、先に確かめておきましょう。

  • 会社がClaude Codeの利用を許可しているか(社内の規程や、情報システムの担当者に確認する)
  • 会社がTeamやEnterpriseを契約しているか(契約があるなら、個人で払う必要はない)
  • 個人のアカウントで、会社のコードや顧客の情報を扱ってよいか
  • 支出や利用状況を、会社として把握できる形になっているか

数人で試す段階でも、仕事で使うならTeamの契約にしておく方が、設定や管理を引き継ぎやすくなります。Teamは2〜150人向けで、管理者が利用額の上限や、メンバーごとの利用状況を管理できます。

「無料」より「何を無料にしたいか」を決める

試す期間の費用を抑えたいのか、長く使うときの月額を抑えたいのか、会社として払わずに済ませたいのかで、選ぶ方法が変わります。試すだけなら月払いのPro、使う量が少ないならAPI、対象になるなら会社の契約やオープンソース向けの枠、という順に考えると整理しやすくなります。

よくある質問

Claude Codeは無料プランで使えますか?

使えません。料金ページでは、無料プラン(Free)はClaude Codeの対象外です。使うには、Pro・Max・Team・Enterpriseのどれか、またはClaude Consoleのアカウントなどが必要です。

無料で試す方法はありますか?

公式で確かめられるのは、Consoleの新規ユーザー向けの少額の無料クレジット、オープンソースの開発者向けの6か月無料のMax 20x、勤務先や学校の契約の3つです。いずれも金額や条件があり、誰でも使えるわけではありません。

APIの無料クレジットは、いくらもらえますか?

公式のドキュメントには「少額」とだけ書かれていて、金額や条件は示されていません。ネット上の「5ドル」などの数字は、公式の情報ではありません。Consoleのアカウントを作って、請求の画面で確かめてください。

学生は無料で使えますか?

大学などが全学向けのプランを契約している場合は、学校の窓口を通じて使える可能性があります。ただし、個人が自分で申し込める学生向けの無料プランは、公式では確認できません。

ProとAPIのどちらが安いですか?

使う量によります。この記事の仮定では、Sonnet 5.5で月に160回ほどの依頼までならAPIの方が安く、それ以上ならProの方が安くなる計算です。ただし実際の量は作業で大きく変わるので、まずは少額で試して、使用量を測るのが確実です。

Proを1か月だけ使うことはできますか?

できます。月払いで契約して、「設定」→「請求」から解約すれば、現在の請求期間の終わりまで使えて、その後は無料プランに戻ります。ただし、支払い済みの料金は原則として返金されないため、解約の手続きは更新日の前にしておきましょう。

無料プランのチャットで、プログラムを書いてもらえますか?

書いてもらえます。無料プランでも、コードの下書きやエラーの意味の説明、ファイルの作成ができます。ただし、自分のパソコンのフォルダを直接読み書きするClaude Codeとは別の使い方で、返ってきた内容は自分でコピーして使います。

上限に達すると、自動で料金がかかりますか?

かかりません。使用クレジットを自分で有効にしない限り、上限に達したらリセットまで待つことになります。有効にした場合も、月の上限額を決めておけば、それ以上は使われません。ただし、ANTHROPIC_API_KEY が設定されていると、プランではなくAPI料金で請求されることがあります。

ターミナルを使わずに使えますか?

使えます。Claudeのデスクトップアプリの「Code」タブから、ターミナルなしでClaude Codeを使えます。ただし、無料のアカウントでは使えず、有料プランへの切り替えが必要です。

他社のモデルにつないで、無料で動かせますか?

公式は、Claude以外のモデルにつなぐことを、どのゲートウェイ経由でもサポートしないとしています。非公式の方法の情報はありますが、動作や安全性の保証はありません。この記事では手順を取り上げません。

Codexは無料で使えますか?

OpenAIの公式の料金ページでは、ChatGPTのFreeプランにCodexが含まれ、短いプログラミング作業を試せるとされています。Claude Codeとは別の製品なので、使えるモデルや機能は異なります。

無料プランの会話は、AIの学習に使われますか?

個人向けのFree・Pro・Maxは、料金ページでは「オプトアウト」とされていて、設定で選べます。安全のための確認の対象になった会話などが使われる場合もあります。仕事の情報を扱う前に、プライバシーの設定を確認してください。

APIキーを作らないと、Consoleでは使えませんか?

公式ドキュメントでは、Consoleのアカウントでキーを作らずにサインインする方法が案内されています(Claude Code v2.1.242以降)。環境によっては、キーが自動で作られる場合もあります。

Claude Codeは自動で更新されますか?

公式の手順(ネイティブのインストール)で入れた場合は、バックグラウンドで自動更新されます。HomebrewやWinGetで入れた場合は、自動では更新されないため、公式の案内のコマンドで更新します。

スマホやWebからも、Claude Codeを使えますか?

Claude Codeには、Webやスマホアプリから使うクラウドのセッションがあります。公式ドキュメントでは、Pro・Max・Teamで使えるとされており、無料プランでは使えません。クラウドのセッションも、プランの上限から引かれます。

チャットで使うと、Claude Codeの使用量も減りますか?

減ります。Pro・Maxでは、チャットのClaudeとClaude Codeが同じ上限を共有します。Claude Codeを多く使いたい日は、チャットでの長いやりとりに注意してください。

年払いと月払いのどちらがよいですか?

Proの年払いは年200ドル(月17ドル相当)で、月払い(月20ドル)より安くなります。ただし、まず試すなら月払いが安全です。使い続けると決めてから、年払いに切り替えてください。Maxは月払いのみです。

Claude Codeに、無料のお試し期間はありますか?

個人向けの常設の無料トライアルは、公式の料金ページやヘルプでは確認できません。期間限定のキャンペーンが行われる場合は、公式の告知で案内されます。まずは月払いのProを1か月使い、続けるかどうかを決める方法が確実です。

会社のパソコンに入れても大丈夫ですか?

会社のパソコンは、ソフトの追加や外部への通信が制限されていることがあります。入れる前に、情報システムの担当者に確認してください。Claude Codeは動作にインターネットへの接続が必要です。

日本円ではいくらですか?

公式の料金はドル建てで、税別です。日本円の金額は為替や税によって変わるため、この記事では書いていません。申し込み画面や請求書で確認してください。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude Codeは、Claudeの無料プランでは使えない。使うにはPro・Max・Team・Enterprise、またはConsoleのアカウントなどが必要
  • 無料プランのチャットでも、コードの下書きやエラーの意味の説明はできる。自分のパソコンのファイルを直接読み書きするのはClaude Codeだけ
  • 無料・低コストで使える道は、Proの月払い(月20ドル)、APIの少額の無料クレジット(金額は非公開)、オープンソース向けの6か月無料のMax 20x、会社・学校の契約
  • APIは使った分だけ払う。この記事の仮定では、Sonnet 5.5で月に160回ほどの依頼でProの月額と並ぶ。支出の上限は必ず決める
  • 会話を区切る、モデルを選ぶ、具体的に頼む、の3つで、同じ作業の使用量を減らせる
  • 他社のモデルにつなぐ方法や、アカウントの共有・非公式の割引は、公式のサポートや規約の面で勧められない

Claude Codeを無料のまま使い続ける方法は、公式には案内されていません。まずは月払いのProで1か月試し、自分の使い方でどれくらいの量を使うかを確かめてから、続けるかどうか、APIや上位のプランに切り替えるかを決めるのが、無駄の少ない進め方です。

会社で使う場合は、プランの選び方、触ってよいフォルダやデータの決まり、支出の上限など、決めることが増えます。INTERCREATE JAPANでは、Claude Codeの導入から、社内で使い続けられる仕組みづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典