Claude Code

Claude Codeのブラウザ操作|Chrome連携・Playwrightの設定と安全面

INTERCREATE JAPAN 編集部公開 2026.10.15

この記事でわかること

  • Claude Codeでブラウザを操作させる方法の違いと選び方
  • Claude in Chromeの前提条件と設定手順
  • Playwright MCPの追加方法とプロファイルの扱い
  • ブラウザ操作でできることと、頼み方の例
  • ログイン済みのブラウザを任せるときの具体的な注意点
  • 動かないときの原因と対処
目次
  1. ブラウザを操作させる4つの方法
  2. Claude in Chromeで操作する
  3. 使うための条件
  4. 設定の手順
  5. 毎回のオプションを省く設定
  6. Playwright MCPで操作する
  7. 追加するコマンド
  8. プロファイルの扱い
  9. ブラウザ操作でできること
  10. ファイルのアップロードで知っておくこと
  11. 向いていない使い方
  12. 安全に使うための注意
  13. 何が危ないのか
  14. 公式が避けるよう案内している使い方
  15. 認証情報・個人情報を守る具体的な対策
  16. 設定面の安全装置
  17. うまくいかないとき
  18. よくある質問
  19. まとめ

「Claude Codeにブラウザを操作させたい」と考えても、拡張機能を入れるのか、MCPサーバーを足すのか、どれが自分の用途に合うのか迷うところです。「ログインしたままのブラウザを動かして、本当に大丈夫なのか」と不安になる方もいるでしょう。

Claude Codeは、ブラウザでページを開く、クリックする、入力する、画面やコンソールのエラーを読むといった操作を、プログラムを書く作業と一続きで進められます。ただし、方法ごとにログイン状態を引き継ぐかどうかが違い、そこが安全面の分かれ目になります。

この記事では、方法の違いと選び方を最初に整理したうえで、Claude in ChromeとPlaywright MCPの設定手順、頼み方の例、ログイン済みのブラウザを任せるときの注意点、動かないときの対処までを解説します。内容は2026年10月時点の公式ドキュメントをもとにしています。更新が早い機能なので、設定の前には公式ページもあわせて確認してください。

ブラウザを操作させる4つの方法

ノートPCでブラウザの画面を見ながら、操作方法を選んでいる会社員

Claude Codeからブラウザを扱う方法は、大きく4つあります。公式ドキュメントでは、Claudeが作業に使う道具を選ぶ順番として、専用のMCPサーバー、シェルコマンド、Claude in Chrome、コンピューター操作の順に、より狭く正確なものを先に使うと説明されています。

方法ログイン状態主な使いどころ使える場所
Claude in Chromeふだんのブラウザのログイン状態を引き継ぐログインが必要なサービスの操作、作った画面の動作確認、フォーム入力CLI・VS Code。有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)
Playwright MCP専用のプロファイルを使う(初期設定では保存される)作った画面の自動確認、手順の再現、ログイン不要のサイトの操作Node.js 18以降があれば使える。アカウント不要
Desktopのブラウザ画面ふだんのブラウザとは別の、まっさらなプロファイル自分が作っているアプリの確認Claude CodeのDesktopアプリ
コンピューター操作画面全体を操作する。ブラウザは「見るだけ」ブラウザでは扱えないデスクトップアプリの操作CLIはmacOSのみ。WindowsはDesktopアプリ

迷ったときの選び方は次のとおりです。

  • ログイン済みのサービスを操作したい:Claude in Chrome
  • 自分が作っている画面を確認したい:Desktopのブラウザ画面か、Playwright MCP
  • ログイン情報を渡したくない:Desktopのブラウザ画面か、Playwright MCPに--isolatedを付ける
  • ブラウザの外のアプリを動かしたい:コンピューター操作(研究プレビューの機能)

この記事では、使う人の多いClaude in ChromeとPlaywright MCPを中心に説明します。Desktopのブラウザ画面は、Claude Codeが開発用サーバーを起動し、できあがった画面をアプリの中のブラウザで確認する機能です。公式ドキュメントでは、スクリーンショットの撮影、画面の構造(DOM)の確認、クリックやフォーム入力まで、Claudeが自分で行うと説明されています。

あわせて読みたいClaude Codeのデザイン活用|画面・LPの作り方とClaude Designとの使い分けClaude Codeで画面やLPを作り、見た目を確かめて直す流れを解説します。Claude Design・Figmaとの使い分け、画像やブラウザでの確認方法、会社のデザインルールの伝え方、公開前の注意点を、2026年10月時点の公式情報でまとめました。

Claude in Chromeで操作する

ノートPCのブラウザ画面を見ながら、拡張機能の接続状態を確認する担当者

Claude in Chromeは、ブラウザに入れる拡張機能です。Claude Codeとつなぐと、Claudeがブラウザに新しいタブを開き、ふだん使っているブラウザのログイン状態を引き継いで操作します。操作は画面に見える形で進み、ログイン画面やCAPTCHA(人間かどうかを確かめる画面)が出ると、Claudeは止まって手動での対応を求めます。

使うための条件

項目条件
ブラウザGoogle ChromeまたはMicrosoft Edge。Brave・Arc・Vivaldi・Operaなどのブラウザも検出される。WSL(WindowsのLinux環境)は非対応
拡張機能Claude in Chrome 1.0.36以降(Chromeウェブストアで配布)
Claude Code最新版にしておく
プランAnthropicの直接契約のPro・Max・Team・Enterprise
ログイン/loginでのサインインが必要

次の場合は使えません。APIキーやclaude setup-tokenで作った長期トークンで認証している場合、Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryなど外部のサービス経由でClaudeを使っている場合です。外部サービス経由のみの場合は、別途claude.aiのアカウントが必要と公式に書かれています。

対応ブラウザの記述が公式でそろっていません

Claude Codeのドキュメントは、ChromeとEdgeを対象とし、ほかのChromium系ブラウザも検出されると説明しています。一方、拡張機能のヘルプページには「Chromeのみ対応」と書かれています。確実に動かしたいときは、Chromeを使ってください。

設定の手順

  1. 拡張機能を入れるChromeウェブストアで「Claude」の拡張機能を追加し、claude.aiのアカウントでサインインします。Claude Codeと同じアカウント・同じ組織にします。
  2. Claude Codeを起動するターミナルでclaude --chromeを実行します。初回は、連携の説明と、サイトごとの許可の仕組みを示すダイアログが出るので、Enterで進みます。
  3. つながっているか確認するClaude Codeで/chromeを実行し、「Status: Enabled」「Extension: Installed」と表示されていれば接続できています。
  4. 依頼してみるたとえば「code.claude.com/docsを開き、検索ボックスに『hooks』と入力して、表示された結果を教えて」と頼みます。許可を求められたら、内容を見て承認します。

初めて連携を有効にすると、Claude Codeがブラウザとつなぐための設定ファイルを作ります。ブラウザはこれを起動時に読むので、拡張機能が検出されないときは、一度Chromeを再起動してください。拡張機能が未導入のまま依頼した場合は、Claude Codeが「Claude wants to use your browser」という案内を出し、導入の手順を案内します。

毎回のオプションを省く設定

/chromeを開いて「Enabled by default」を選ぶと、--chromeを付けなくても毎回つながります。VS Codeの拡張機能とも同じ設定を共有します。VS Codeでは、入力欄に@browserと書いても接続できます。

常時有効にすると、読み込み量が増えます

常時有効にすると、ブラウザ用のツールとその説明が毎回読み込まれ、コンテキスト(Claudeが一度に扱える情報量)を使います。公式ドキュメントも、消費が増えた場合は設定を外し、必要なときだけ--chromeや@browserで接続するよう案内しています。

あわせて読みたいClaude in Chromeとは?できること・使い方と安全な設定を解説Claude in Chromeは、ClaudeがChromeの画面を読み取り、クリックや入力まで代わりに進めてくれる拡張機能です。使えるプラン、インストール手順、できること、権限モードの選び方、禁止されている操作、会社で使うときの管理設定までを、2026年10月時点の公式情報で解説します。

Playwright MCPで操作する

ターミナルでコマンドを入力して、ブラウザ操作用のサーバーを追加するエンジニア

Playwright MCPは、Microsoftが公開しているブラウザ操作用のMCPサーバーです。MCPは、Claude Codeが外部の道具とつながるための共通の仕組みです。Claude in Chromeと違って拡張機能もAnthropicのアカウント契約も不要で、自分のパソコンの中で動きます。

追加するコマンド

動かすには、Node.js 18以降が必要です。ターミナルで次のコマンドを実行します。

claude mcp add playwright -- npx -y @playwright/mcp@latest

--より後ろが、サーバーを起動するコマンドです。追加後は、Claude Codeで/mcpを実行すると、つながっているかを確認できます。サーバーの追加と管理の基本は、「Claude CodeのMCP」の記事で解説しています。

プロファイルの扱い

Playwright MCPが使うブラウザには「プロファイル」(ログイン状態や設定の保存場所)があります。READMEでは、次のように説明されています。

設定動き使いどころ
初期設定プロファイルをディスクに保存する。ログイン状態が残る。同時に使えるのは1つのブラウザだけ同じサイトに何度もログインしたくないとき
--isolatedプロファイルをメモリ上にだけ置く。ブラウザを閉じると破棄されるログイン情報を残したくないとき
--extensionすでに開いているEdgeまたはChromeにつなぐ。専用の拡張機能が必要手元のブラウザの状態を使いたいとき
--headlessウィンドウを出さずに動かす(初期設定はウィンドウあり)画面を見る必要がないとき

これらのオプションは、追加コマンドのnpx -y @playwright/mcp@latestの後ろに付けます。ログイン不要のサイトの確認が中心なら、--isolatedを付けて、状態を残さない形で始めるのがおすすめです。

許可するサイトの指定は、安全の保証ではありません

READMEは、--allowed-originsで許可するサイトを絞れるとしつつ、これは「セキュリティの境界ではない」と明記しています。Playwright MCP自体も「セキュリティの境界ではない」と書かれています。Anthropicは、MCPサーバーの安全性を監査しているわけではないため、信頼できる提供元のものだけを入れてください。

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ブラウザ操作でできること

ブラウザに表示されたフォームの入力結果を、同僚と確認する担当者

次の表は、Claude in Chromeの公式ドキュメントに載っている例です。Playwright MCPでも、ページの操作や、画面の構造の読み取りはできます。ただし、GIFの記録やファイルのアップロードなど、同じ機能がそろっているかは、サーバーごとの説明で確かめてください。

できること頼み方の例
作った画面の動作確認「localhost:3000を開き、入力欄に間違った値を入れて送信して、エラーメッセージが出るか確認して」
コンソールのエラー確認「ダッシュボードを開いて、読み込み時のコンソールのエラーを確認して」
フォームへの入力「contacts.csvの各行について、CRMの『連絡先を追加』からフォームを埋めて」
ページからのデータ抽出「商品一覧ページから商品名・価格・在庫を集めて、CSVで保存して」
ファイルのアップロード「不具合報告のページを開き、logs/session.logを添付して」
操作の記録(GIF)「注文の流れを、カートに入れるところから完了画面まで、GIFで記録して」
スクリーンショットの保存「注文画面のスクリーンショットを撮って、ファイルに保存して」

コンソールのエラーを調べるときは、「どんなメッセージを探すか」を伝えるのがコツです。公式ドキュメントも、ログは長くなりやすいので、全部ではなく見たいパターンを指定するよう勧めています。

ファイルのアップロードで知っておくこと

Claude Code v2.1.211以降では、手元のファイルをページの入力欄に添付できます。公式ドキュメントに書かれている制限は次のとおりです。

  • 1回のアップロードは、合計10MBまで
  • Claudeが読む権限のないファイルは、アップロードもできない(Readを拒否する設定は、アップロードも止める)
  • 名前や置き場所が認証情報用のもの(.env、.pem・.keyのファイル、.sshの下など)は、Claudeが添付を拒否する(v2.1.293以降)

向いていない使い方

ブラウザ操作は便利ですが、確認の手間をなくすものではありません。次のような使い方は、避けるか、必ず人が確認してください。

  • 送信・購入・削除など、取り消せない操作を、確認なしで任せる
  • 取引先や社員の個人情報が並ぶ画面を、まとめて処理させる
  • 会計・給与など、金額の間違いが許されない処理を、結果を見ずに回す

安全に使うための注意

ブラウザのログイン済みの画面を確認しながら、操作の範囲を決める担当者

ここが、この記事でいちばん大切な部分です。Claude in Chromeはログイン済みのブラウザをそのまま操作できるため、便利な反面、扱いを間違えると影響が大きくなります。

何が危ないのか

公式のヘルプは、ブラウザを使うAIの最大のリスクを「プロンプトインジェクション」としています。これは、Webページの中に、AIへの命令を悪意をもって仕込んでおく手口です。Claudeがそのページを読むと、あなたの意図とは違う操作をしてしまうおそれがあります。Anthropicは分類器(内容を判定する仕組み)で防ごうとしていますが、ヘルプには「リスクはゼロではない」と書かれています。

もうひとつは、画面に映った内容そのものです。ヘルプでは、Claudeはアクティブなタブの画面を撮影し、見えている機密情報だけを除くことはできないと説明されています。

公式が避けるよう案内している使い方

ヘルプでは、次の用途でClaude in Chromeを使うことを避けるよう案内しています。

  • 金融口座や投資の管理
  • 法的な文書や契約書の扱い
  • 医療・健康に関する情報の処理
  • 機密性の高い社内情報が入った業務アカウントの操作
  • 他人の個人情報が載ったサイトの操作

なお、成人向けサイトや違法コピーのサイトには、Claudeはアクセスできません。金融系のサイトでは、アクセス前にClaudeが許可を求めます。

認証情報・個人情報を守る具体的な対策

次の対策を、導入の最初に決めておくことをおすすめします。

  1. 作業専用のブラウザ環境を用意するヘルプは、銀行・医療・行政のアカウントにアクセスできない、別のブラウザプロファイルを使うよう勧めています。拡張機能は、その専用プロファイルだけに入れ、必要なサービスだけにログインします。
  2. パスワード・APIキー・カード番号を、依頼文に書かないログイン画面で止まったら、画面上で自分で入力します。公式ドキュメントでも、ログインやCAPTCHAはClaudeが止まって人に任せる動きになっています。
  3. 許可のダイアログは、中身を読んで承認する確認の画面には、そのサイトでの操作をセッションの間すべて許可する選択肢があります。初めて開くサイトや、信頼できないサイトでは選ばないでください。
  4. 個人情報が映る画面を、開いたままにしない顧客名簿や給与の画面など、見えているだけで困るタブは、作業の前に閉じます。
  5. 最初は、信頼できるサイトと簡単な作業から始めるヘルプも、信頼できるサイトから始め、見慣れないサイトやユーザーが書き込める投稿ページは避けるよう案内しています。
  6. 不自然な動きがあれば、すぐ止める関係のない話をする、機密情報の入力を求めてくるなどは、インジェクションのサインかもしれません。そこで作業を止め、内容を確認します。
  7. GIFの記録は、共有前に見直す公式ドキュメントでは、記録にはログイン中のページのアカウント情報も映ると注意されています。社外へ出す前に、映り込みを確認してください。

設定面の安全装置

仕組み内容
サイトごとの許可どのサイトで、Claudeが閲覧・クリック・入力をしてよいかは、拡張機能の設定で管理する
操作の承認方法サイドパネルでは「自動で承認」が初期設定で、「手動で承認」にすると操作を1つずつ確認できる。ファイルのダウンロードや機密情報の入力など、リスクの高い操作は確認が入る
プロジェクト設定では有効にできないリポジトリ内の設定ファイルで連携を有効にしようとしても、Claude Codeは無視する。入手したリポジトリが、勝手にブラウザへつなぐことはできない
組織の管理(Team・Enterprise)管理者が、許可サイトと拒否サイトの一覧を設定できる。ヘルプは、機密データを扱う組織には厳しい許可リストを勧めている
HIPAA対応のEnterprise初期設定では無効。管理者が有効にでき、BAA(業務提携契約)は第三者サイトに送られるデータをカバーしない

自動モードでは、サイトごとの確認が省かれることがあります

Claude Codeの自動モード(auto mode)では、分類器がブラウザ操作を承認した場合、拡張機能側のサイトごとの確認を省略します。Claude in Chromeへサイトごとの拒否ルールを設定している場合を除きます。ログイン済みのブラウザを使うときは、権限モードの設定も合わせて確認してください。

うまくいかないとき

接続の状態を確認しながら、原因を探している担当者

つながらない、途中で止まるといったときの原因と対処を、公式ドキュメントの内容にもとづいて整理します。

症状原因対処
「Browser extension is not connected」と出る拡張機能が起動していない。または、拡張機能とClaude Codeでアカウント・組織が違う両方を同じアカウント・同じ組織でサインインし、ChromeとClaude Codeを再起動して/chromeで再接続する
/chromeで拡張機能が「Not detected」になる拡張機能が入っていない、または無効になっているchrome://extensionsで導入と有効化を確認する。初回は、Chromeの再起動も試す
しばらく使うと動かなくなる拡張機能の常駐処理が、長い待機で止まっている/chromeで「Reconnect extension」を選ぶ
操作が反応しないJavaScriptのアラートや確認ダイアログが、ページをふさいでいるダイアログを手で閉じてから、続きを頼む。それでも直らなければ、新しいタブを開かせる
「No tab available」と出るタブの準備ができる前に、操作しようとした新しいタブを作って、もう一度頼む
Windowsで接続が競合する(EADDRINUSE)別のプロセスが、同じ接続口を使っているClaude Codeを再起動し、Chromeを使っているほかのセッションを閉じる

複数の組織に所属している場合は、/statusで「Organization」の行を見て、拡張機能のサインイン先をそれに合わせます。なお、拡張機能からログアウトすると、そこに保存したショートカットや定期実行の設定が消えると公式に注意されています。ログアウトする前に、ほかの対処を試してください。

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よくある質問

無料プランでも、Claude Codeのブラウザ操作は使えますか?

Claude in Chromeは、Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プランが前提です。Playwright MCPは、Anthropicのアカウントがなくても動かせますが、Claude Code自体の利用条件は別に確認してください。

Windowsでも使えますか?

使えます。Claude in ChromeはWindowsのChromeでも動作します。ただし、WSL(WindowsのLinux環境)の中で動かす構成には対応していません。Playwright MCPは、Node.js 18以降が入っていれば動かせます。

Claude in ChromeとPlaywright MCPは、どちらを使えばいいですか?

ログイン済みのサービスを操作したいならClaude in Chrome、作った画面の確認やログイン不要のサイトの操作ならPlaywright MCPが向いています。ログイン情報を渡したくない場合は、Playwright MCPに--isolatedを付けるか、Desktopのブラウザ画面を使います。

Claudeがパスワードを入力してくれますか?

公式ドキュメントでは、ログイン画面やCAPTCHAが出ると、Claudeは止まって手動での対応を求めます。パスワードを依頼文に書くのは避け、画面上で自分で入力してください。

ブラウザ操作の画面は、見えるところで動きますか?

Claude in Chromeでは、操作は画面に見えるChromeのウィンドウで進みます。Claudeが開いたタブは、セッションに紐づいたタブグループにまとめられます。Playwright MCPは、初期設定ではウィンドウありで動き、--headlessを付けるとウィンドウなしになります。

会社のパソコンで使う前に、何を確認すればいいですか?

契約しているプランが対象かどうか、管理者が拡張機能やMCPサーバーを制限していないか、業務で使うブラウザの扱いを決めておくことです。HIPAAなど規制のあるデータを扱う場合は、公式のヘルプが避けるよう案内しています。

デスクトップアプリ(macOS)の操作もできますか?

コンピューター操作という別の機能で、できます。CLIではmacOSのみで、PCやMacの画面全体を操作するため、ブラウザより広い範囲に影響します。公式では研究プレビューの機能とされています。ブラウザで済む作業は、Claude in Chromeを先に使うのが公式の考え方です。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude Codeでブラウザを操作させる方法は、Claude in Chrome・Playwright MCP・Desktopのブラウザ画面・コンピューター操作の4つ
  • Claude in Chromeは、拡張機能を入れてclaude --chromeで起動し、/chromeで接続を確かめる。有料プランが前提
  • Playwright MCPは、claude mcp addで追加でき、ログイン状態を残したくなければ--isolatedを付ける
  • Claude in Chromeはログイン済みのブラウザを引き継ぐため、作業専用のプロファイルを用意し、パスワードは依頼文に書かない
  • 金融・契約・医療・社内の機密情報のサイトは、公式も避けるよう案内している。初めてのサイトでの許可は慎重に選ぶ
  • 動かないときは、アカウントと組織の一致、Chromeの再起動、/chromeでの再接続の順に確認する

ブラウザ操作は、画面の確認や入力作業を省力化できる一方で、権限と画面に映る情報の扱いを決めないと、思わぬ形で情報が外に出るおそれがあります。まずは信頼できるサイトの簡単な作業から試し、任せる範囲を少しずつ広げてください。

社内で使うときは、どのブラウザ・どのアカウントで動かすか、どの操作を人が確認するかといったルール作りも必要になります。INTERCREATE JAPANでは、Claude Codeの導入から、社内で安全に使い続けるための設定とルールづくりまでをお手伝いしています。

この記事を書いた人

INTERCREATE JAPAN 編集部

Web制作、業務システムの開発、Claude Code・Codex の導入支援を行う INTERCREATE JAPAN の編集部です。実際の制作や導入の現場で確かめた手順をもとに、AIツールの使い方やホームページの運用について解説しています。

参考・出典